AKBホラーナイト アドレナリンの夜

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AKBホラーナイト アドレナリンの夜」は、2015年10月8日(7日深夜)からテレビ朝日で放送された、また動画配信サイト「ビデオパス」および「テレ朝動画」で配信されている、AKB48グループのメンバーが出演するテレビドラマ(配信期限未定)。

概要

  • AKB48グループのメンバー41人 [1] [2]が、1人1話ずつ主演を務めるホラードラマ。秋元康原作の「アドレナリンの夜」をベースにオリジナルストーリーを加え、岡本貴也、川邊優子らの脚本で1話完結で映像化した[3] [4]
  • 当初はメンバー40人による全40話の予定だったが、第6回じゃんけん大会藤田奈那が優勝したことを受けて、藤田の出演回が急遽追加された[5]
  • 2015年9月16日に横浜アリーナで行われた第6回じゃんけん大会内のインフォメーションで放送を発表。同時に、朗読劇としての舞台化作品『リーディングシアター「アドレナリンの夜」』の開催も発表されている。
  • 毎週、テレビ朝日で奇数話を放送。放送終了後、奇数話と偶数話が有料動画配信サービスの「ビデオパス」および「テレ朝動画」で配信される[3] [4] [6]
  • 2016年秋に放送される連続ドラマのヒロインオーディションも兼ねており、審査員と一般視聴者の投票によって、連続ドラマの主演者を決定する。放送直後にもTwitterやFacebookで演技などの評価を投票できるようになっている[3] [4]
  • 最終回では、投票の結果、島崎遥香が1位となったことが発表された。2016年10月17日から始まる『警視庁 ナシゴレン課』(テレビ朝日)に、主人公・風早恭子役で出演する[7]

放送日程

1 - 20話

話数(放送日) 『タイトル』 出演者:役名 - 役者名
第1話(10月8日) 『ハサミ』  出演者:一美 - 木﨑ゆりあ、かおり - 藤原希
一美は親友のかおりと二人で美容師になり、美容院を持つという夢を持っていたが、かおりは交通事故で急死してしまう。専門学校を辞めた一美は、かおりの母が置いていったかおりの形見である ハサミを見つめていた。ある日、一美が髪を洗っていると、手には大量の髪の毛が絡みつき・・・。
第2話(ネット配信のみ) 『スープ』  出演者:美樹 - 須田亜香里、店長・繁 - 篠田光亮
スープの味がうまいと評判の人気ラーメン店でアルバイトをしている美樹は、店長の繁を好きになっていった。ある晩、一緒に食事をした帰り、強引に彼の家に押しかけてみると、繁が自宅でスープを仕込んでいるのを知る。しかしそれには恐ろしい秘密があったのだ。鍋のそばには、前の彼女の携帯電話が・・・。
第3話(10月15日) 『預かりもの』  出演者:杏奈 - 山本彩、配達業者 - 大久保了、友人(声)- 山城屋理沙
ある日、留守だった隣家の荷物を預かることになった杏奈だが、深夜になると箱から音がしたり動く気配がする。隣人はなかなか帰宅せず、困った杏奈は処分を決断する。友人はどうせ捨てるのだからと、「ねえ、中、見てみれば」とけしかける。あまりにも不思議な箱の様子に、恐る恐る中をのぞいてみると・・・。
第4話(ネット配信のみ) 『間違い電話』  出演者:希 - 古畑奈和、男 - 石田剛太、女 - 松岡璃奈子
ある晩、一人暮らしの希のところに、知らない男から電話がかかってきた。男は死んだ妻が夢に出てきて、この電話にかけるよう頼むのだという。翌日もまた電話が鳴ったが、希は出ずに聞き耳を立てていると、なんと死んだはずの女が男と会話しているような様子が聞こえてきた。会話の主を確かめようと、電話のある部屋に行ってみるとそこには・・・。
第5話(10月22日) 『ドッペルゲンガー』  出演者:朱里 - 宮脇咲良、綾香 - 小野花梨
ある日、朱里は親友の綾香に「もう一人の自分を見た」という相談を受ける。どうもそれは「ドッペルゲンガー」と呼ばれるもので、それを見た者は必ず死ぬという。それから綾香の姿が見えなくなり、朱里がようやく見つけた時、「自分が死ななくてもいい方法を考えた」という。朱里はそれを信じて協力し、実行するのだが・・・。
第6話(ネット配信のみ) 『シミ』  出演者:明日香 - 大場美奈、ミカ - 森田望智
明日香は友人のミカの部屋の壁にある人の顔に似たシミを怖がっているのを笑い飛ばしてしまう。そして数日後、ミカの部屋からはシミは消えた。すると今度は、明日香が自分の部屋の壁にミカの部屋で見たようなシミがあるのに気付く。それはどんなに洗っても全く落ちることは無く、そしてだんだんと明日香の体に・・・。
第7話(10月29日) 『エレベーター』  出演者:真由美 - 渡辺麻友、サラリーマン - 龍坐
残業で帰宅が遅くなったOLの真由美が飛び乗ったエレベーターは突然停止してしまう。非常電話は応答がなく、携帯電話は圏外。閉じ込められた真由美はパニックに陥る。するとなぜか扉が開き、男が乗ってきた。再び扉が閉まると男は「佐久間と言います」と名乗り、「やっと二人きりになれましたね」と、非常電話に向かって叫ぶ真由美に、手を伸ばしながら近づいてくると・・・。
第8話(ネット配信のみ) 『花婿人形』  出演者:エリコ - 須藤凜々花、甲本 - 籾木芳仁、マミ(声) - 松村千絵
大学生のエリコは、結婚を考えている先輩の甲本を部屋に招いた。甲本は部屋に飾ってあった日本人形を気味悪がって捨てようと一体だけ持ち帰った。それはエリコが小学生の時に交通事故で死んだ、幼なじみの博之の形見で、花嫁と花婿が一対になった人形だった。その夜遅くエリコが目を覚ますと、友人から連絡があり、甲本が交通事故で死んだという。すると、玄関のチャイムが鳴って・・・。
第9話(11月5日) 『生中継』  出演者:美夕 - 渡辺美優紀、アナウンサー - 弘中綾香、リポーター - こにわ、すみれ - 岡田夏海
バラエティー番組の生放送に出演した癒し系タレントの美夕。本人が承知していない「突撃お部屋訪問」中継が始まり、部屋の中のものが映し出されると。美夕の顔から徐々に微笑みが消えていく。リポーターが寝室に入り、不思議なものを見つけた時、一旦CMに入った。すると美夕はスタジオを飛び出し、自宅に駆け戻ると、スタッフたちを強引に部屋から追い出そうとした。そしてクローゼットを開けると・・・。
第10話(ネット配信のみ) 『ドライブ』  出演者:由加理 - 田野優花、シンジ - 倉本発
デートで遅くなり、真っ暗になった帰り道を、カーナビに従って山道を走っていたシンジと由加理の車の前に、突然女が現れてはね飛ばされてしまう。車を降りて様子を見に行った由加理は、全く人の気配を感じない。ただ、頭上には誰かが首を吊ったようなロープが垂れ下がっていた。恐怖から逃げ出そうと走り続ける二人だったが、窓ガラスに血の跡が現れ、何かを引きずる音が聞こえ、いくら走っても周りの風景は変わらず、ついにタイヤがパンクして・・・。
第11話(11月12日) 『FAX』  出演者:智美 - 入山杏奈、あかり - 塚田帆南
女子大生の智美は一人暮らしで現在就職活動中。ある晩から自宅のFAXに知らない人物の死亡通知が来るようになる。友人のあかりに相談すると、「調べてみると良いのでは」というので、智美が検索してみると、通知に書かれた人物は、それが届いた時点ではまだ生きていることがわかる。そんな時、届いたFAXに書かれた名前を見た智美は、あかりに相談しようとするが・・・。
第12話(ネット配信のみ) 『おばあちゃん』  出演者:もえ - 大島涼花、おばあちゃん - 小貫加恵、母(声) - 野々目良子
おばあちゃん子のもえは、ここ数日電話に出ない祖母を心配して一人で家を訪ねる。祖母はそれほど変わってはいなかったが、今までと少し違う感じがした。その晩、祖母の家に泊まったもえは、夜中に悪夢で目をさましてしまう。トイレに行った帰り、祖母に「絶対に開けてはいけない」と言われていた扉がどうしても気になり、ついに開けてしまうと、そこには・・・。
第13話(11月19日) 『ドンドン』  出演者:佐奈 - 柏木由紀、みさと(声) - 笹川あさひ、容疑者 - 西海健二郎
新しい部屋に引っ越した夜中、佐奈はベランダのガラス扉を激しくたたく音とかすかに助けを求める声が聞こえる。恐る恐るカーテンを開けると、誰もいない、が地面には女性が倒れていた。夢だったのか佐奈が気づくと朝だった。友人のみさとに相談すると、その部屋の前の家主は通り魔に襲われて亡くなり、犯人もまだ捕まっていないという。その夜、再び「ドンドン」と激しく扉を叩く音がする。思い切ってカーテンを開けると、ガラス一面に血の手形がついており、外には血まみれの女性が倒れている。そこへ・・・。
第14話(ネット配信のみ) 『動画投稿』  出演者:園美 - 高柳明音、あき - 田中沙季
女子大生の園美は動画サイトに投稿して話題にしようと思った。そこで再生数を稼ぐために、事故物件に幽霊が出るのか検証するというヤラセ動画を考える。深夜にパート3を編集していると、誰かに見つめられている気配を感じる。翌日、友人に見せると、加工した覚えのない人の手が写っていた。その夜、本当に幽霊が出るところを生中継しようと企画するが・・・。
第15話(11月26日) 『穴』  出演者:遥香 - 白間美瑠、母 - 長田奈麻、ミキオ - 亀井有馬
遥香はこのところ夜中に誰かが自分の傍で土を掘っているという同じ夢を何度も見ていた。二人暮らしの母親が旅行に出かけた日、友人たちを自宅に呼んで庭で遊んでいるとき、ふと庭の隅でいつも夢に見るのと同じ岩を見つけた。気になった遥香は友人たちを帰して、スコップで岩の下を掘り始めた。すると土の中から、恐ろしいものが・・・。
第16話(ネット配信のみ) 『ヒロイン』  出演者:亜津子 - 朝長美桜、部長 - 赤衛楚二、ユウコ - 金澤美穂
映画研究部員の亜津子が次回作のヒロインになって撮影をしているとき、カメラを壊してしまう。諦める部員たちだが、亜津子は部室から古いカメラを見つけ出してくる。そして撮影は再開されるが、カメラの映像を見てみると知らない女の子が写っていた。その子はかつては部員でヒロインだったが、撮影中に亡くなったのだった。すると部屋の明かりが消え、モニターには不思議な映像が映し出され・・・。
第17話(12月3日) 『ルームシェア』  出演者:彩織 - 兒玉遥、美由季 - 入山法子、彩織 - 護あさな、茜 - 指出瑞貴
上京した彩織は美由季たち3人が住むルームシェアの部屋に引っ越した。明るく楽しそうな生活が送れると期待した。するとルールがたくさん書かれたファイルを渡された。その晩の食事の時、彩織の携帯が鳴ると厳しく注意されたため気になり始めた。部屋でルールを読むと「外食禁止」、「テレビは3時間以内」、「異性と口を利くことは禁止」など、無理なことが書かれていた。翌日、美由季が茜の部屋を片付けていたが・・・。
第18話(ネット配信のみ) 『高額当選』  出演者:貴子 - 柴田阿弥、後輩OL - セーラ、警官 - 森山栄治
貴子はくじを買うのが唯一の娯楽である。ある晩、証券会社の男が株式投資への勧誘にくる。翌日、家を出ると、謎の女に寄付を迫られる。そして母親から電話があり、貴子がくじに当選したことを隠しているのではないかと疑うが当選した覚えのない貴子は否定する。会社にはまた証券会社の男が来たため、後輩OLは貴子が実は当選したのではないかと思い、金を借りようとする。更には不動産屋や高校の同級生からも電話が来る。帰宅すると例の女が寄付を迫ってきた。間一髪、家に逃げ込み、警官に助けられるが・・・。
第19話(12月10日) 『恩返し』  出演者:由紀 - 谷口めぐ、こずえ - 伊藤麻実子、勇斗 - 新川五朗、
親の夫婦げんかに嫌気がさして家を飛び出した女子高生の由紀は彼氏の勇斗に電話をかけると、「好きな子ができた」と振られてしまう。帰り道、由紀は立橋の上から飛び降りようとしていたこずえという女性を助けると「この恩は必ずお返しします」と感謝される。それから、バイト先では勇斗と仕事のシフトが一緒になったり、勇斗の彼女が事故で顔面に怪我を負ったり、と不幸なことが起こるたびに、背後にこずえが立っていて「チャンスですよ」とささやく。由紀に不幸が起きると、こずえが恩返しと称して復讐しているように感じ始めた。由紀は逃げるように帰宅すると、両親は旅に出るとメモを残して不在。そこにこずえが・・・。
第20話(ネット配信のみ) 『彼氏の実家』  出演者:菜々子 - 森保まどか、高志 - 福山翔大、高志の父 - 赤星昇一郎
菜々子は彼氏の高志と一緒に彼の実家を訪ねる。そこは朽ち果てた集合住宅で、汚れた部屋に汚い服を着た7人の弟妹が、臨月の母と待っていた。菜々子の持参した土産に群がる子供達。高志は濁ったお茶をすすって「実家は落ち着くな」とつぶやく。そこに、怪げな食材を持って父が帰宅する。食事の準備が始まると父は弟を連れて家を出る。その後、一家で夕食が始まると、菜々子は先の弟がいないことに気づく。すると高志の父は・・・。

21 - 42話

話数(放送日) 『タイトル』 出演者:役名 - 役者名
第21話(12月17日) 『おねえちゃん』  出演者:育子 - 向井地美音、母 - 中島ひろ子、父 - 桜井聖、マナ - 山岡愛姫
平和な毎日が続いていた育子だが、ある朝突然に体調が悪くなる。しかし、妹のマナと両親は覚めた目つきで育子を見つめる。夕食後、入浴しようとした育子は体のいたるところにあざができているのに気が付き、その夜は驚いて早く寝る。うなされて目が覚めると、枕元にはマナが注射器を持って立っていた。身の危険を感じた育子は家から逃げ出そうと考え、階下に降りていくと、家族の恐ろしい会話が耳に入ってしまう。そして・・・。
第22話(ネット配信のみ) 『先生、嫌い』  出演者:楓 - 小嶋陽菜、勇気 - 大村一真、楓の上司 - 小路さとし、ニュースの声 - 藤田みずき
雨の日、教室で園児たちと楽しく遊んでいた保育士の楓は、一人無表情で座っている園児に気づく。勇気だった。様子がおかしいので家に電話をかけようとすると、勇気は「先生、嫌い」と言って走り去ってしまう。給食の時間、勇気が楓に向かって再び「先生、嫌い」と言い始めると、周りの子たちも奇声を上げ始め、食事を投げ出した。昼寝の時間、いつしか眠ってしまった楓の周りを園児たちが取り囲み・・・。
第23話(12月24日) 『もうひとり、いる』  出演者:翔子 - 加藤玲奈、父 - 西沢仁太、賢 - 佐伯亮、兄 - 笹井雄吾
大学生の翔子は一人暮らしを始めたが、脱いだ靴がそろえてあったり、脱いだパジャマがたたんであることに恐怖を感じ、先輩の賢を招いて相談する。すると数日後、翔子と賢が二人で部屋にいる写真が郵便受けに入っていた。父に相談しようと電話をすると、それは父にも送られてきていた。室内で異臭を感じた賢が押入れを開けると、ものを食べた後がある。そして兄に電話をすると、聞き覚えのある着信音が部屋の奥の方から・・・。
第24話(ネット配信のみ) 『オルゴール』  出演者:麻里子 - 島崎遥香、恵子 - 大後寿々花 、骨董品店主 - 大山うさぎ
大学生の麻里子はふらりと入った骨董品店で「願いが叶うオルゴール」を見つける。親友の恵子にその話をした夜、麻里子の好きな小宮山先輩と二人でスキーに泊まりがけで行くと電話で聞かされる。麻里子は嫉妬心を抱きながら、オルゴールのネジを巻いた。その時首に痛みを感じた。翌日、恵子からスキーが突然中止になったと聞く。麻里子は安堵した。その夜、発表会のことを考えながら、ネジを巻くと、さらに強い痛みが走り、首が・・・。
第25話(2016年1月7日) 『8』  出演者:瞳 - 高橋みなみ
瞳が目を覚ますと、真っ白で何もない奇妙な部屋にいた。両手足は鎖で繋がれ、顔は透明なビニールで覆われていた。やっとの思いでビニールを外し、呼吸ができるようになってあたりを見回すと、床に「1」と書かれたカードを見つける。瞳はもがいて鎖を外そうとし、そして助けを求めて叫ぶ。だが何の反応もなかった。そして次にに「2」というカードがあるのに気づく。すると壁からガスが噴き出してきて・・・。
第26話(ネット配信のみ) 『友のために』  出演者:晴子 - 小嶋真子、奈緒美 - 石崎なつみ、医師 - 森田ガンツ、看護師 - 石浜美希
晴子と泊まりがけの旅行に出かけていた親友の奈緒美は、突然、体調を崩し、地元の病院に運ばれる。すると奈緒美はさらに容態が悪化し、晴子は医師からすぐに手術が必要だと告げられる。そして手術に必要な奈緒美の血液はA型のRHマイナスで、偶然にも晴子と同じだった。医師に血液の提供を求められ、戸惑う晴子だったが、廊下で看護師たちの会話が耳に入り、病院をネットで検索すると意外な事実が・・・。
第27話(1月14日) 『死舞』  出演者:優子 - 藤田奈那、清二 - 今野誠二郎
優子は通りがかった路地裏から聞こえてくる笛の音に足を止める。少し開いた日本舞踊の教室の窓から、清二が優雅に日舞を舞う姿を目にする。そして優子はその教室に通い初め、やがて二人は恋仲になる。しかし、親友のマキは優子がだんだんやつれていくのに気がついた。優子は突然、真夜中にもかかわらず、清二に会いに行くと家を飛び出し・・・。
第28話(ネット配信のみ) 『心霊スポット』  出演者:莉乃 - 武藤十夢
大学に泊まって合宿をしていた莉乃たち男女数名の学生の一人が、「うちの大学で飛び降り自殺をした女子学生の霊が現れる」と言い出す。すると皆で行ってみることになり、現場の4号館の屋上へ向かう。莉乃は乗り気ではなかったが、仕方なく後をついていった。いよいよ4号館の入口についた一行。流石に莉乃は一人残ったのだが、孤独の恐怖に耐えかね、階段を昇っていくと・・・。
第29話(1月21日) 『胎教』  出演者:中田美月 - 北原里英、宏也 - 日向寺雅人
美月は恋人の宏也の子供を妊娠したことを喜ぶが、宏也は気乗りしない様子で徐々時に美月から遠ざかっていく。しかし美月は子供は生むつもりでおり、友人から胎教について教わると、お腹の子に本を読んだり、話しかけるようになる。そんな日々が続いたある日、美月は赤ん坊の声が話しかけてくるような気がして・・・。
第30話(ネット配信のみ) 『同窓会』  出演者:篠崎みのり - 宮崎美穂
5年ぶりに同窓会のために地元を訪れたみのりは、高校生時代いじめの中心的な存在だったエリカが首をつって死んだことを知らされる。当時、みのりには友だちの珠美がいたが、珠美がエリカ達にいじめられるとその場から逃げ去ってしまった。その後、珠美は学校に来なくなり、みのりは親の都合で転校することになる。みのりはそのことを珠美に謝ろうと、5年前と変わらぬたたずまいの家を訪れたが・・・。
第31話(1月28日) 『もう一人の面会人』  出演者:さやか - 指原莉乃、ナミ - 江口のりこ
刑事のさやかは、最近起きる連続通り魔殺人事件の手口が、2年前に死刑囚として収監され、服役中のナミと同じであるため、面会にきていた。ナミはその事件のことはすでに知っており、「もう一人の面会者」から聞いたと言う。さらに2年前の事件も「運命」であり、自分がやったのではないと言い張る。さやかはよく理解できないまま帰路につくが、途中、黒い帽子で黒いコートを着た女の犯行を目撃する。後を追って正体を確かめると・・・。
第32話(ネット配信のみ) 『顔認証』  出演者:理沙 - 薮下柊、成美 - 鈴木りんだ
公園の池のほとりで記念写真を撮ろうとした理沙は、ゆうじを除く2人の顔に自動焦点が当たらないのが気になった。更に試すと池の水面に多数の認証フレーム[注釈 1]が現れたので、気味が悪くなって撮影を止めてしまった。帰宅後、成美と電話で話をしたのだが、深夜にゆうじから連絡があり、成美が死んだという。焦点が当たらなかった子だ。理沙は急いで、もう一人焦点の当たっていなかったこうたに電話をすると、何かに襲われて電話が切れた。不安になった理沙はデジカメを調べると・・・。
第33話(2月4日) 『トンネル』  出演者:れいな - 松井珠理奈、広美 - 森迫永依、赤ん坊を抱く女 - 播田美保
帰りが遅くなったれいなと広美は、近道をするためトンネルを通ることにした。広美が聞いた噂ではこのトンネルに、「この子をお願いします」と赤ん坊を抱いて預けようと寄ってくる女がいるという。れいなは怖がる広美をからかいながら歩いていくが、途中老婆や車とすれ違うが、いくら歩いても出口が見えてこない。するとどこからともなく赤ん坊の泣き声が聞こえ、背後からヒールの足音が・・・。
第34話(ネット配信のみ) 『帰り道』  出演者:里香 - 岡田奈々、大家 - 越村公一、コートを着た女 - イチキ游子
ある日里香はアパートへの帰り道、髪の長いコートを着た女が少し先を自分と同じ方向に向かって歩いていくのが気になった。しかも同じアパートに住んでいるようだった。次の日、また同じ女が自分の目の前を歩いているのに気づく。不審に思った里香は曲がり角で、女を先に行かせようと、立ち止まって時間をつぶした。そして角を曲がってみると、女はまだ前方を歩いていた。そして女は里香のアパートまで・・・。
第35話(2月11日) 『クレーム』  出演者:京子 - 峯岸みなみ
深夜の仕事を終え、やっと止まったタクシーに乗った京子は、その運転手が不愛想で、更に道を何度も間違え、遠回りをするので、だんだん苛立ってきた。すると運転手は無言でスピードを出し始める。恐怖を感じて、降りようと考えた時、以前にも同じようなことがあって、タクシー会社に電話して、運転手を辞めさせるよう、クレームを入れたことを思い出す。そして運転手のネームプレートに目をやると・・・。
第36話(ネット配信のみ) 『占い』  出演者:千紘 - 中野郁海
千紘が学校へ出かけようとすると、占い好きの母親が「今日のラッキーアイテムは…」と千紘のカバンにお守りを付けた。帰宅途中友人と歩いていると、そのお守りが落ちて、二人が立ち止まった瞬間、欄干から鉄パイプが落下してきた。間一髪で難を逃れた千紘は、帰宅してそのことを母に報告した。翌日から母はますます激しく占い通りに行動するようになり、生の食材を食事に出したり、知人にも頻繁に安否を気遣う電話をするようになり・・・。
第37話(2月18日) 『SNS』  出演者:友里 - 矢倉楓子
友里はSNSに自分の事を投稿し、他のユーザーからの"グッジョブ!"[注釈 2]が付くのを楽しんでいた。自撮りやバイトや別れた彼氏との写真まで投稿し、"グッジョブ!"が増えるのを喜んでいると、「この勘違い女に制裁を加えたいと思います」という自分の顔写真のついたメッセージが送られてくる。それには、そのコメントへの"グッジョブ!"の数が増えると実行されると書いてあり、見ている間に数を超えてしまう。そして家を出た友里は、自分の自転車が破壊されて・・・。
第38話(ネット配信のみ) 『見知らぬ家族』  出演者:真子 - 大和田南那
真子が両親に食事を勧められた瞬間、不思議な記憶が襲ってきた。それは本当の両親が、眼前にいる偽物の両親に毒殺される場景だった。真子も毒殺されるのではないかと思い、食事を拒否する。すると次に入浴を勧められる。真子の脳裏には風呂で溺れれる様子が思い浮かぶ。再び拒否すると、偽の親に何かの液体を飲まされて眠ってしまう。目が覚めると、偽の両親の他に3人の白衣の男が来て。真子を連れていこうと・・・。
第39話(2月25日) 『かくれんぼ』  出演者:由美 - 高橋朱里
由美は就職活動を終えて帰宅する途中、公園で面接結果の電話を受けた。その時、トイレの壁に子供が書いたような、「みぎ」「うえ」「すべりだい」という落書きを見つけた。文字を辿っていくと、鉄棒に「かくれんぼしよ、おねえちゃん」と書かれていた。急ぐ用事もないので、かくれんぼに付き合ってみたが、結局子供を見つけることはできず、帰ることにした。家に向かう途中、由美は携帯を無くしたことに気づいて、日が沈み暗闇が迫る中、先ほどの公園に戻ってみると・・・。
第40話(ネット配信のみ) 『人形の家』  出演者:葵 - 坂口渚沙
念願の一軒家に引っ越してきた葵一家だったが、葵は自分の部屋で誰かの視線を感じた。外を見ると隣の家の窓からマネキンが自分の方を向いているように見える。母に相談し、その夜はカーテンを付けて眠ったが、翌朝カーテンが少し開いていて、マネキンがこちらを見ている。学校から帰ると、玄関に「葵ちゃんへ」と書かれた紙包みが置いてあり、開けてみると、中はあのマネキンが着ていたワンピースだった。次の日、マネキンは葵の制服を着ていた。さすがに怖くなった葵は両親に相談しようとするが、二人ともベッドで寝たまま動く様子が無く・・・。
第41話(3月3日) 『リメイク』  出演者:法子 - 横山由依、 高橋 - 遠藤要、法子 - 松尾薫
脚本家の法子はプロデューサーの高橋からドラマのリメイクを頼まれ、『アドレナリンの夜』という一冊の古い台本を渡される。調べてみると、10年前、この作品の撮影中に主演女優が自殺したため未完成になったものらしい。深夜、作業を進めていると、プロデューサーから「急いで台本を燃やせ」という連絡が入り・・・。
第42話(ネット配信のみ) 『リメイク~Another~』  出演者:法子 - 横山由依 [8] 、高橋 - 遠藤要、法子 - 松尾薫
脚本家の法子はプロデューサーの高橋からドラマのリメイクを頼まれ、『アドレナリンの夜』という一冊の古い台本を渡される。調べてみると、10年前、この作品の撮影中に主演女優が自殺したため未完成になったものらしい。深夜、一人で作業を進めていると、法子の部屋で何かが・・・。
視聴者投票 中間発表!(3月10日、発表結果は後述)
最終回『結果発表SP』(3月17日、発表結果は後述)

審査員・視聴者投票

審査員と一般視聴者の投票によって、2016年秋に放送される連続ドラマの主演者が決定される[9]

視聴者投票 中間発表(3月10日放送)

  • 第1位:島崎遥香 #24『オルゴール』
  • 第2位:山本彩 #3『預かりもの』
  • 第3位:渡辺麻友 #7『エレベーター』
  • 第4位:松井珠理奈 #33『トンネル』
  • 第5位:須田亜香里 #2『スープ』
  • 第6位:宮脇咲良 #5『ドッペルゲンガー』
  • 第7位:指原莉乃 #31『もう一人の面会人』
  • 第8位:横山由依 #41『リメイク』・#42『リメイク~Another~』
  • 第9位:渡辺美優紀 #9『生中継』
  • 第10位:兒玉遥 #17『ルームシェア』

最終結果(3月17日放送『結果発表SP』)

  • 第1位:島崎遥香 #24『オルゴール』 :主演決定
  • 第2位:渡辺麻友 #7『エレベーター』
  • 第3位:松井珠理奈 #33『トンネル』
  • 第4位:宮脇咲良 #5『ドッペルゲンガー』
  • 第5位:横山由依 #41『リメイク』・#42『リメイク~Another~』
  • 第6位:山本彩 #3『預かりもの』
  • 第7位:北原里英 #29『胎教』
  • 第8位:須田亜香里 #2『スープ』
  • 第9位:柏木由紀 #13『ドンドン』
  • 第10位:矢倉楓子# 37『SNS』
  • 第11位:指原莉乃 #31『もう一人の面会人』
  • 第12位:向井地美音 #21『おねえちゃん』
  • 第13位:渡辺美優紀 #9『生中継』
  • 第14位:兒玉遥 #17『ルームシェア』
  • 第15位:木﨑ゆりあ #1『ハサミ』
  • 第16位:古畑奈和 #4『間違い電話』
  • 第17位:白間美瑠 #15『穴』
  • 第18位:田野優花 #10『ドライブ』
  • 第19位:大場美奈 #6『シミ』
  • 第20位:薮下柊 #32『顔認証』

審査員

  • 内山聖子(テレビ朝日 制作2部 ゼネラルプロデューサー)
  • 清水崇(映画監督、映画『呪怨』シリーズなど)
  • 白倉伸一郎(東映株式会社 取締役)
  • 田村直己(株式会社テレビ朝日 制作2部 ディレクター)
  • 堤幸彦(演出家・映画監督、『TRICK』シリーズなど)
  • 長坂信人(株式会社オフィスクレッシェンド代表取締役)
  • 中園ミホ(脚本家、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』など)
  • 山内章弘(東宝株式会社 映画企画部部長)
  • 吉田繁暁(松竹株式会社 映像本部映像企画部 映画企画室長 プロデューサー)

スタッフ

  • 企画・原案:秋元康『アドレナリンの夜』(竹書房)
  • 案内人:ミッツ・マングローブ
  • 脚本:岡本貴也、川邊優子 ほか
  • 監督:二宮崇(オフィスクレッシェンド)ほか
  • プロデューサー:杉山登(テレビ朝日)、鈴木さちひろ(テレビ朝日)、松瀬俊一郎(テレビ朝日)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
  • 制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
  • 制作:テレビ朝日

注釈

  1. ^ カメラが自動的に被写体の中から「顔」を検出した時に現れる枠。
  2. ^ 閲覧者が投稿を評価して、良い時(good job!)に加えるポイント。他に「いいね!」や「+1」などがある。

出典

外部リンク