横山由依
元 AKB48 | |||||||||||
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元 NMB48 | |||||||||||
公式ニックネーム | ゆいはん | ||||||||||
所属事務所 | 太田プロダクション | ||||||||||
生年月日 | 1992年12月8日 (31歳) | ||||||||||
出身地 | 京都府 | ||||||||||
血液型 | B型 | ||||||||||
身長 | 159cm[1] | ||||||||||
スリーサイズ | B74 W58 H86[2] | ||||||||||
合格期 | AKB48 9期生 | ||||||||||
選抜回数 | AKB48 36回 | ||||||||||
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横山 由依(よこやま ゆい、1992年12月8日 - )は、AKB48およびNMB48の元メンバー、元AKB48グループ総監督(第2代)、元AKB48チームAキャプテン(第3代・第5代)、元AKB48チームKキャプテン(第4代)。京都府木津川市出身[3]。太田プロダクション所属。
略歴
- 2009年
- 9月20日、AKB48第9期研究生オーディションに合格。
- 11月15日、「RIVER」劇場盤購入者対象スペシャル公演」で行われた、「8期・9期研究生による「アイドルの夜明け」特別公演」で劇場公演デビュー。
- 11月30日、第3回セレクション審査に合格し研究生となる[4]。
- 2010年
- 2011年
- 1月21日、「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2011」において、大島優子・北原里英・指原莉乃とともに新ユニット「Not yet」を結成することが発表される。
- 3月16日、同ユニット、デビュー[6]。
- 5月25日、21stシングル『Everyday、カチューシャ』でシングル表題曲選抜メンバーに初めて選ばれる。
- 6月9日、第3回総選挙では第19位にランクインし、選抜メンバー入りをはたす。
- 2012年
- 6月6日、第4回総選挙では第15位。
- 8月24日、「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」において、篠田チームAへの異動およびNMB48兼任が発表される。
- 11月1日、篠田チームAとしての活動を開始。
- 11月2日、チームAウェイティング公演初日に出演。
- 11月7日、この日発売のNMB48の6thシングル「北川謙二」の選抜メンバーも入る。
- 12月19日、NMB48チームN公演に出演、(初代) チームN所属が発表される。
- 2013年
- 4月28日、「AKB48グループ臨時総会 ~白黒つけようじゃないか!~」において、NMB48チームN兼任終了が発表され、同日付で兼任終了。
- 5月20日、NMB48劇場で開催された「横山由依を送る会」をもってNMB48としての活動を終了。
- 6月8日、第5回総選挙では第13位。
- 7月22日、篠田麻里子の卒業に伴い、チームAキャプテンに就任。
- 2014年
- 2月24日、「AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!~」において、チームKへの異動と自身のキャプテン就任が発表される[7]。
- 4月21日、チームAウェイティング公演千秋楽。
- 5月7日、チームK 7th Stage「RESET」初日公演に出演[8]。
- 6月7日、第6回総選挙では第13位。
- 12月8日、AKB48劇場9周年特別記念公演において、AKB48からの卒業を発表した「AKB48グループ総監督」である高橋みなみから、「次期AKB48グループ総監督」に指名される。
- 2015年
- 3月26日、「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」での「春の人事異動」において、チームAへの異動と自身のキャプテン就任が発表される[9]。
- 6月6日、第7回総選挙では第10位。
- 8月26日、チームK 7th「RESET」千秋楽公演に出演。
- 10月12日、リーディングシアター「アドレナリンの夜」に出演。
- 11月8日、田中将大「僕がここにいる理由」初日公演に出演。
- 12月8日、「AKB48劇場10周年特別記念公演」で行われた「継承式」において、高橋みなみより「AKB48グループ総監督」を継承し、就任[10]。
- 2016年
- 1月1日、AKB48劇場元日公演 (2016年)に出演。
- 2月10日、チームA 7th Stage「M.T.に捧ぐ」初日公演に出演。
- 6月18日、第8回総選挙では第11位。
- 12月31日、第67回NHK紅白歌合戦「AKB48 夢の紅白選抜」で、第8位にランクイン。
- 2017年
- 6月17日、第9回総選挙では第7位となり、初の神7入りを果たす。
- 7月20日、井上ヨシマサ「神曲縛り」初日公演に出演[11]。
- 2018年
- 3月10日、AKB48グループ センター試験において第8位。
- 6月16日、第10回総選挙では第6位。
- 12月8日、AKB48劇場13周年特別記念公演において、「AKB48グループ総監督」を退任することを発表し、向井地美音を次期「AKB48グループ総監督」に指名する[12]。
- 2019年
- 3月31日、「AKB48グループ総監督」を退任[13]。
- 2020年
- 3月19日、YouTubeに自身のチャンネル「Yuihan Life」を開設した[14]。
- 2021年
- 9月12日、東京・日比谷野外音楽堂で行われた野外ライブ「MX夏まつり AKB48 2021年 最後のサマーパーティー!」で、AKB48からの卒業を発表[15]。
- 11月27日、パシフィコ横浜 国立大ホールにおいて『MXまつり「横山由依卒業コンサート~深夜バスに乗って~」supported by 17LIVE』を開催。
- 12月5日、最後の「オンラインお話会」に参加[16]。
- 12月9日、AKB48劇場で卒業公演を開催し、AKB48としての活動を終了[17][18]。
- 2024年
人物
キャラクター
- キャッチフレーズは2015年12月8日以降、「京都から来ました。金閣寺よりも輝きたい、AKB48総監督の横山由依(○歳)です」。研究生時代は「京都から来ました。横山由依17歳の高校3年生です」。
- 公式ニックネームは「ゆい」。
- しかし、「ゆいはん」または「ゆいちゃん」と呼ばれることが多い。横山を最初に「ゆいはん」と呼んだのは、8期生の佐野友里子[20]とされている。また北原里英、指原莉乃、大家志津香の地方組先輩は「横山」と呼ぶ。
- 本人は「好きな様に呼んでくれたら嬉しい」と語っているが[21]、実際は「ゆいはん」と呼ばれるのは慣れてないらしい(大島優子談)[22]。なお、横山本人が好きな呼ばれ方は「ゆいはん」、「ゆい」、「よこやん」[23]とのこと。年下や後輩は「横山さん」と呼ぶが一部の親しい後輩は、MCやラジオなどでは「キャップ」(小嶋真子など)と呼ぶ。
- 他には「よこはん」[24]、松井玲奈からは「はんさん」[25]、『ヨンパラ』でのある件がきっかけで「ニローニ」(後述)と呼ばれることもある。
- 自分からは、相手が年下であっても先輩であれば敬語を使う。
- チャームポイントは、笑った時の目の下のえくぼ。「ニャンちゅうに似てるって言われます」[26]
- メンバーの多いAKB48でも、唯一の京都府出身者(2011年10月当時)であった。後にチーム8に京都府出身の太田奈緒が加入している。
- 独特のイントネーションで変わった喋り方をするため、よくメンバーに真似をされる。「自分では京都弁やなくて関西弁のつもりなんです。でも東京の人には分かり難いですか?(笑)」[27]
- 京都出身となっているが、京都と奈良との県境の出身(木津川市出身)であるため、指原からは「奈良出身と名乗りやがれ」と言われている[28]。
- 他のメンバーに負けない自分のセールスポイントは、「夢が明確なこと」[29]
- 実はダンス以上に不得意なのがトークで、自分の気持ちを整理して言葉にする事が苦手。気心が知れたメンバーとのトークなどは大丈夫なのだが、劇場公演のMCや、インタビュー、対談、総選挙でのスピーチなどでは、喋れなくなってしまう事がある。大島と対談した時には全然受け答えが出てこずに注意された。また話がつまらないと評判で、スベリキャラ代表の高橋みなみにも認められるほど。「自分で言うのも何なんですけど、私、地元ではめっちゃ面白キャラだったんですからね! これホント、真剣に!」[20]。指原や北原によると、プライベートでは面白いらしく、それがまだ伝わっていないのだとか。[要出典]
- 自分を10段階で評価すると、4点。「もっと年を重ねていく毎に、10に近づいていったらいいかと思います」[30]
- 劇場支配人評。
「総監督として常に48グループを最優先してきた横山が自分に向き合う総選挙。彼女の追い風になることを願います」(2017年:細井孝宏、スタッフ)[31]
- 将来の夢は、歌手になること。目標は、一人の歌手として大阪城ホールでライブすること。[32]「私、歌唱力はないんですけど、高音が特徴的なので、声でスゴイって思わせたい。だから今の課題は、声量をつけること」。[20]10年後はどうなっていたいか。「夢を叶えて、ソロのアーティストになって歌っていたい。あと、占いで27歳で結婚するって言われたんです。もしからしたら、奥さんになっているかもしれないですね」[26]
- 血液型は2011年頃のプロフィールでは、「不明」や「O型」といった表記がみられたが、後の血液検査でB型と判明している[33][34]。
AKB48加入前
- 京都の南部、奈良県に近い田舎で生まれる。「由依」という名前は、「人と人を結ぶ」という「結(ゆい)」から名付けられた。「由」は姉の名前にも入っている。「依」はにんべんが付く珍しい方なので、雑誌などではよく「由衣」と間違えられる。ちなみに自分の名前は大好き。[35]
- 田舎育ちという事もあり、小さい頃はヤンチャで野生児。木登りしたり、ドッジボールをしたり、自転車で旅をしたり。いつも外で遊んでおり、真っ黒だった。[35]
- 芸能界に憧れ、SPEEDを好きになる。好きだったメンバーは今井絵理子。
- 幼稚園に通っていた頃から、3歳年上の姉と一緒に音楽教室に通う様になり、それで音楽が好きになった。[36]最初はエレクトーンだったが、小2の発表会の時に先生に「ドラムにしなさい」と言われ、そこからはずっとドラムをやっていた。[35]
- 小学校では、勉強はできる方だった。得意科目は体育と音楽。走るのが好きで、駅伝大会とか陸上大会のリレーによく出ていた。[35]
- 小4の時、たまたま当たったチケットで、大阪城ホールで行われたケミストリーのライブを見て、自分も将来は歌手になりたいと思うようになり、[32]、オーディションを受ける様になる。[36]
- 小学校高学年の時、男の子2人、女の子2人で交換日記を行う。「1日ずつ順番で回していくんですが、学校の休み時間に返事を書きました」[37]
- 小学6年生の時、ある事務所のレッスン生となる。夏休みや冬休みになると東京で1週間の合宿が行われたが、それにも一人で上京して参加していた。中学1年まで続けていたが、結局候補生のまま表に出る前に落とされた。さらに次に別の事務所にも入ったが、やはり表に出る前に落とされた。[38]
- 中学に入ってから勉強に興味がなくなり、アホになった。「めっちゃアホでしたね(笑)。全然勉強しなくて、昼休みに鬼ごっことかしていて、先生に『勉強しろ』って怒られたり」。[20]逆に部活に精を出し、バスケで青春を送る。[35]また反抗期も始まり、「メッチャしょーもない事でキレてましたね」[20]
- 中学2年生からボイストレーニングにも通うようになった。[36]そしていくつものオーディションを受け続けたが、希望通りの結果は得られなかった。受けたオーディションは100を超える。[38]
- 中学生の頃、好きだった男の子と交換日記をする。「手紙交換が流行っていて、いるも便せん代わりにメモ帳を持っていました。交換相手はバスケット部の先輩や同級生たち。手紙は封筒に入れるのではなくて、便せんをハートなどいろんな形に折ります。授業中に交換をしていて先生に見つかって、内容を読み上げられたこともありました。それで、友達と50音の暗号を決めて書くことにしました。『これなら先生も読めないね』という作戦です。それは、長くは続かなかったですけれど。
- この前、京都の実家に帰った時に、中学生の時に好きだった男の子と交換していた手紙が引き出しから出てきました。『習い事は何しているの』とか、『兄弟はいるの』とか、相手のプロフィルを聞いてばかりなんですが、懐かしかったですね。えっ、これってラブレターですか。そうかあ。ラブレターって告白じゃなくてもいいんですか……」[37]
- 2011年3月2日に放映された日本テレビ「AKBINGO!」の「語ルシス」で語ったところによると、中学生の頃、「死ね」と書かれた紙を机に入れられた事がある。先生には相談したが、親には言わないで欲しいと言っていた。しかしその夜、親に電話で学校でその様な事があったと報告されてしまった。それ以来、人に相談する事は意味がないと思い、相談する事自体やめた。
- 中学を卒業し、京都府立城南菱創高等学校[注釈 1]に進学。上京するまで通っていた[39]。
- 高校では軽音部に所属。バンドを組みボーカルを担当していた。[38]
- 高校生になってから携帯を持つことを両親に許可される。ただし料金は自分で払うこと。高校に入ってからバイトも始める。「バイト大好きです! 最初はファミレスのココス。それとずっとやりたかったマクドも掛け持ちしてました。バイト先には、同世代の子、大学生、主婦とかいろんな人がいて、学校とは違う世界が広がったのも良かった」。クリスマス時期には山崎製パンの工場、クリスマス後はお餅を袋に詰めるバイトも経験。「それがすごく私に向いてて(笑)。社員さんが工場に入らないかってスカウトされたんです」[20]
- 同じく高校生の頃、隣のクラスの男子生徒が電車にはねられて亡くなってしまう。「そんなに関わりはなかったのですけど、それでもかなりショックで…。前日にたまたま元気な姿を見ていたんです。なのに次の日、亡くなるなんて…。事故じゃないって話もあったけど、自殺だとは思えなかったし。そんなはずはない。だって、彼から以前、声優になりたいと聞いたことがあったから。将来の夢があったから…。理由も分からず、すごく悩みました。人の命ってなんだろう。どうしてもっと話さなかったんだろう。同級生のみんながそうでしたけど、私の心にもぽっかり穴が空きました。そして二つのことを決めたんです。一つは、例え冗談だとしても、人に『死ね』とは絶対に言わないようにしようという事と、私自身、後悔しないような生き方をしようって…」[38]
AKB48として
2009年
- 3月29日、名古屋で活動しているSKE48第2期生(チームKII)オーディションにも応募。[32]この日は最終審査日で、まずダンス審査を受けたが、張り出された合格者の番号に横山は入っておらず、SKE48のオーディションも不合格となった(SKE48はダンス審査通過者のみ、次の歌唱審査へと進める)。
- 4月、AKB48の「夢を持った人が集まる」「AKBは夢を叶えるための一つの通過点」[36]というコンセプトに惹かれ、第8期研究生オーディションに応募。だが、その時は体調がよくなくて、思ったように力を出せずに落選。[35]
- 9月20日、8期で落ちた悔しさと、体調管理できなかった自分にも腹が立ち、リベンジのために次の9期オーディションにも参加。やっと合格し、AKB48の研究生候補となる。
- 研究生候補当時は、まだ京都から東京へと通いながらレッスンを受けていた。[21]候補生は後に行われるセレクション審査に通過できないとすぐにそこでAKBを辞める事になるので、上京できなかった。「平日は学校とアルバイト、週末になると東京へ行ってレッスンを受けるという生活が始まったんです」。それも、新幹線代や飛行機代は高くつくため、安い夜行バスで通っていた。金曜の夜に京都を出発して、土曜の朝に東京に到着。レッスンの後はビジネスホテルに泊まり、日曜日のレッスンを受ける。終わった後は、再び夜行バスで京都へと帰っていった。その様な生活を研究生になるまでの3ヶ月ほど続ける。しかし他の交通機関に比べ安いとはいえ、それでもバス代は1万円程度。さらにホテル代も1万円かかる。バイト代だけでは到底足りず、両親に貸してもらいなんとか続けた。[38]
- 元々群れる性格ではない事もあり、他の候補生とはあまり交流は持たなかった。レッスンは思った通り厳しく、先生からも「8期生を抜かさないと公演に出られないよ! どっちかが消えると思ってやりなさい!」とまで言われた。「とにかくダンスが課題でした。未経験なのは言い訳にはなりません。当時18人くらい居た候補生の中で、確実に後ろから3番以内やったと思います。不安でいっぱい。でもダメはダメなりに、毎回新しい課題を持ち帰る事にして、それを次のレッスンまで絶対に克服してやろうと…。嫌だったんです。地方から来ているから出来ないとか、出来なくてもしょうがないとか思われたくなかった。負けるもんか。そういう気持ちもあって、がんばれた気がします」。あまりこういう事は言いたくないとしながら、「やめたい」という子が許せなかったという。「私は“夢を持った人が集まって、夢を叶えていく”というコンセプトに惹かれてAKBに入ったんですけど、やっぱり中にはそうじゃない人もいて…。それをどうこう言う資格はないんですけど、すぐに『やめたい』って言われるのはアカンかった。やりたくてやってるはずなのに、どうしてそんなことを言うんやろって…」[38]
- 最初の同期メンバーの印象。「最初に話したのは同い年の大場美奈。島田はスポーツ少女。永尾はかわいいギャルで、美宥はダンスも出来るし芸能界に慣れてるなって感じがしました。麻里子はいろいろオーディション受けてそう。鈴蘭は今はダンスが上手かったって分かるんですけど、当時はまだそんなに目立ってなくて…」[20]
- 11月15日、14thシングル『RIVER』劇場盤購入者から抽選で選ばれたファンのみが参加できるスペシャル公演で、劇場公演デビュー。その公演で「私は将来、誰からも愛されるような歌手になるのが夢」という目標を明かした。[40]
- 11月30日(発表は12月1日)、セレクション審査に合格し、正式なAKB48の研究生となる。後に上京。それからは一人暮らしをしているとのこと[21]。
- まず、初代チームBの公演では中塚智実のアンダーを担当し、公演で経験を積んでいく。しかし、B4th公演の時に、急にメンバーが出られなくなり、スタッフが横山に「お前、『天国野郎』やれるか?」と聞いた。その曲は前に一度だけやった事があったので、「出ます!」と即答した。「すごいチャンスを貰ったと思いました。与えて貰える事に必死だったというか、チャンスを頂いたのに断るという考えはまったくなかったですね」。ところが、公演では緊張で頭が真っ白になってしまい、歌詞も振り付けもすべて頭から飛んでしまった。当然、自分のパートを歌う事ができずボロボロな出来に。その失敗が、今でも一番悔しい思い出だとか。[38]
- 劇場公演では、オープニングから4曲を歌い、次に自己紹介MCが行われるが、その時点ですでに横山は汗だくになっている事で知られていた。そんな横山の必死さが運営から評価され、研究生による『恋愛禁止条例』公演では、1曲目の「長い光」の冒頭のソロパートを任された。これはチームA公演では、高橋みなみが担当したパートだった。[40]
2010年
- 1月、「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2010」では、9期生からは4人(石黒貴己・島田晴香・島崎遥香・竹内美宥)が『ガラスのI LOVE YOU』を担当したが、横山は入れなかった。さらに他の9期生も『タンポポの決心』には出してもらえた。だが、横山と永尾まりやはそこにも出られなかった。「レッスンスケジュール表に私の名前がなくて、私は別の日かな? って思っていたら、マネージャーさんから『次は頑張ろうね』ってメールが来て。悔しくて涙が出ました」。これを横山はAKB48に入って一番辛かったことに挙げている。[26]
- 研究生初期は本当に仕事がなく、暇だからという理由で1日に何回もお風呂に入っていたという[41]。
- 選挙前の戸賀崎智信(前劇場支配人)による評価。「地方から出て来た子はみんなガッツがある。横山は芯の強さがあるから、これからファンも増えるでしょう」[42]
- 6月、第2回総選挙が行われ、同期から28位に島崎遥香、36位に山内鈴蘭、40位に石黒貴己(その後、活動辞退)が入ったのに対して、横山は40位以下のランク圏外に終わった。[40]
- 研究生がレギュラー出演しているTBSテレビ「有吉AKB共和国』には、第6回からと少し出遅れて出演。最初はプロフィール紹介などもなかったが、石黒貴己がAKB48から離脱したため代わりに横山が掲載。番組にもほぼレギュラー出演している。出演回数では島田晴香、森杏奈、竹内美宥のミニスカート組に次ぐ回数だが、それでも実質的に番組の中心となるロケの参加回数は最多。企画には全力で取り組みながら、京都弁で場を和ませるというギャップにファンの人気を呼ぶ。特に温泉の回には2回とも出演し、じょじょにファン人気を獲得。
- 7月、A6thでは篠田麻里子のアンダーに。振り付けは、公演史上最難関と呼ばれており、ダンスが苦手な横山も苦労することに。大家志津香の家で泊まり込みで練習したが、疲れて寝てしまった。大家によると、横山は寝言でダンスのカウントを数えていた。翌日目が覚めると、なぜか踊れる様になっていた。[32]篠田本人はレッスンにほとんど参加する事出来ないため、別にレッスンを受けることなっていたが、篠田の希望は「プロのダンサーを付けて欲しい」。[38]しかし教えに来たのは、自分のアンダーである研究生の横山。それを知った瞬間の篠田は心境は不明だが、横山への評価は後に語られる。
- 8月、全国ツアー「AKBがやって来た!!」大阪・なんばHatch~目撃者公演~の一回目に、テレビ『PON!』出演の為、欠席した篠田のアンダーとして出演。戸賀崎は「研究生とは思えないダイナミックなパフォーマンスを披露してくれました」とコメントしている。[43]
- 9月に開催された握手会では、選抜総選挙で後塵を拝した島崎、山内を上回る、研究生最長の6時間半の時間が与えられた。
- 9月、雑誌『BOMB』で、AKB48研究生の連載がスタート。その第1弾に選ばれたのが横山。
- 10月10日、東京・葛西臨海公園での野外ライブ「東京秋祭り」の最後の曲の前に、高橋みなみはスタッフから急に紙を渡され、正規メンバーと研究生がステージに並ばされた。打ち合わせにはなかった出来事に不安がるメンバーをよそに、高橋は紙を読み上げた。「本日この場にて、AKB48チームK正規メンバーに昇格する研究生を発表いたします」。これは2週間前にチームKの小野恵令奈が卒業し、正規メンバーのポジションが一つ空席になっていたため。メンバーや観客がざわつく中、高橋が昇格者の名前を読み上げた。「9期研究生、横山由依!」。本人はもとよりメンバーにも一切知らされておらず、AKB48定番のサプライズ発表となった。昇格が発表されると観客からは「ゆい」コールが巻き起こり、横山は号泣しながら「びっくりしました。(まだ)分からないですけど、よろしくお願いします」と、言葉を詰まらせながら挨拶をした。[44]
- 直近では2010年7月に正規メンバーへの昇格者が出ているが、2009年8月に行われた「組閣」(チーム再編)によるものであり、研究生から正規メンバーへの昇格発表は実に1年2ヶ月ぶり。横山の1期先輩である8期生たちは、1人も昇格する事が出来ずにAKB48から離脱することにとなるなど、最近研究生は厳しい状況に置かれていたが、横山が9期生初の昇格者となった。
- 最初に研究生がチームKに昇格すると聞いた時の気持ちを、横山は「Kのレッスンに参加してたのは島田だけだったんです。だからみんな、昇格するんだったら島田だって思ってましたね」[20]と話している。
- 横山の正規メンバー昇格については、運営やメンバーからの横山の評価が高かったことも影響したようである。以下、運営の評価や主なメンバーから祝福のメッセージを記述する。
- 戸賀崎「物凄い努力家で、人一倍努力している姿をチームAのメンバーは6thのレッスンを通じて感じていたんですね。篠田からAKBの中で高橋みなみの次に尊敬していると、最大の賛辞を送られた横山。これからはチームkのメンバーとして、更にパワーアップして欲しいと思います」[45]「横山は努力の人です。群を抜いて何かが出来た訳じゃない。出来ない事に対しての気概を感じました。レッスンの量は人一倍だったし、リハーサルの30分前に来ていた。朝から晩までAKBの事を考えています。ちゃんとやれば評価されるんだっていう道筋を示しましたよね。真面目にやっている子からすれば、これ以上モチベーションが上がる事はないですよ。横山が昇格した事を誰も文句言えないと思います。彼女はその資格を持っていますよ」[38]
- 篠田麻里子「篠田のアンダーもやってくれて、大好きなゆいちゃんがチームK昇格しました。ゆいちゃんおめでとう。だけど正直ゆいちゃん…チームAに入ってほしいな~なんて思ってたから寂しい気もするけど。Kはビシビシしごいてくれて刺激をくれるメンバーがたくさんいるから、ゆいちゃんのチームKも楽しみです」[46]
- 平嶋夏海「…本当に誰も知らなかった【サプライズ】です。たかみなから研究生からの昇格と聞いて私は(もしかして……)とあるメンバーが思い浮かびました。そう!横山由依! ゆいは、まりちゃんも言ってたけど、たかみなにも負けず劣らずのかなりの努力家で、研究生のなかでも中心となって振りを揃えたりするメンバーの1人で、素直でかわいい後輩なんです。そして、私のことを『なっさん』と呼ぶ数少ない1人です。チームは違うけど、これから一緒にAKBをさらに盛り上げて行きたいです」[47]
- 北原里英「本日は何より…大好きな横山が! チームKに昇格したのです! 横山おめでとう。横山の努力ははんぱない!! だから本当に本当に嬉しかったよ。今度、昇格記念パーティーやらなきゃ」[48]
- 仲谷明香「本当に努力家だし良い子だから、嬉しかったです。でも仲谷も含めAメンみんなは…『嬉しいけどチームAに欲しかったわー』と連呼(笑) 由依ちゃん良い子だから欲しかった」[49]
- 横山は発表の翌日、「今もまだちゃんと実感がわかなくてなんて言ったらわからないんですが、めっちゃ嬉しいです! コンサートが終わってから沢山の人から温かい言葉をいただきました。皆さんがいて、私がいれるんだなって改めて思いました。本当にありがとうございます。これからは、この喜びをみなさんに返せるようにチームKで、歌手になる夢を叶えるためにやっていきたいと思います」と喜びを報告した。
- 10月28日、正規メンバーに昇格後、はじめて「有吉AKB共和国に出演。昇格した横山への「お祝い」と称して、新キャッチフレーズ「おい!そこの研究生ジュース買ってこい チームKの横山由依です」
- 11月21日、この日は先輩・指原莉乃の誕生日であったが、地方組5人のうち、北原里英と大家志津香が海外公演のためにロシアのモスクワに行っていた為、残った指原・横山・小森美果の3人で遊ぶ約束を前日にしていた。ところが、指原は小森に連絡するように言っていたが、小森が忘れてしまい、横山だけ除け者にされてしまった。その後、指原から電話が掛かってきたが、その日は合流する事もなく一人で過ごしたという[50]。
- 12月8日、「AKB48劇場5周年特別記念公演」にて、在籍していた9期生全員の正規メンバーへの昇格が発表された。ただし、横山と異なり、当時のチーム定員の空きがなかったこともあり、「所属先チーム未定」とされた。
- 12月26日、ファミリー劇場「ネ申テレビ」SPの企画で、マカオにある世界最高の233メートルからのバンジージャンプに挑戦。このロケには7名が参加したが、なぜか横山が大事な最後のジャンパーを任される。6名のうち3名(山内、仁藤、北原)は何とか飛んだが、3名(峯岸、宮崎、秋元)が失敗してしまった。ちなみにこの3人は普通のジェットコースターですら泣き叫ぶ程の絶叫系を苦手とするメンバー。とても233メートルのバンジーなどできるとは思えない。というか最初から“飛べないメンバー”として集められた模様。この企画は元々、メンバーの名前が取られてしまい、それを取り戻すという体だった為、横山は急にスタッフに対して「自分が飛べたら、失敗した3名の名前も返して欲しい」と直訴、スタッフ側は即答し、その条件を呑む代わりに、「もし飛べなかったら、飛んだ(成功した)子の分も没収する」というペナルティ加えた。つまり横山が、全員の合否を背負ってバンジーに挑戦する事に。あまりにも出来過ぎた展開に、「全部台本」という感想も一部ではささやかれたが、横山が美味しいポジションを与えられ、いかに推され始めているかがよく分かる。何はともあれ横山はジャンプを成功させ、全員の名前を取り戻した。地上に降りると、横山は涙ながらに語った。「怖くないって言ってたけど、ほんまは怖かった。みんなの為にするのは初めてやったから、どうしたらいいか分からへんかった。私が今ここにいるのも、峯岸さんとか宮崎さんとか秋元さんがAKBを今までやってきてくれたからやから、私も何かで返さなあかんと思って飛びました」[51]
- 正規メンバーに昇格してからは、「有吉AKB共和国」へのレギュラー出演はなくなったが、かわりにTBSテレビ「CDTVスペシャル年越しプレミアライブ2010→2011」などの音楽番組、旅行会社「H.I.S」のCM、「インセプションアワード2010」、「スカパー!アワード2010」の授賞式、またAKBの選抜されたメンバーのみが参加する全国握手会にもほぼ呼ばれているなど、昇格したばかりの若手には珍しく中心メンバーとして活動している。
2011年
- 1月、長かった髪をバッサリとカットしたが、これは秋元康からのアドバイスから。「秋元康先生が切ったほうがいいかもしれないとアドバイスして下さった。みんなが憧れるものを作り出している秋元先生は、本当に素敵だと思います。頭の中がどうなっているのか、気になりますよね」[36]
- 1月21日、「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2011」では、卒業した小野恵令奈の代わりに、チームKの全体曲やユニット曲など、多数に出演。さらに2日目。アンコールの3曲目でAKB48から新ユニット「Not yet」が誕生した事が発表された。メンバーは大島優子、北原里英、指原莉乃という太田プロダクション所属の3人。さらにそこに横山も加わる事が発表された。早くも3月にはデビュー曲が発売されるとアナウンスされたが、事務所の移籍などについては語られなかった。秋元康は「AKB48“期待のエース”を加入させる事にしました」と、横山にかなりの期待を寄せている様子。横山も「今は実感が出てきてわくわくしています」と喜びを語った。[52]去年のAXではまったく出番の無かった横山が、1年と経たずにまったく違う扱いになっていた。
- 1月22日に公開された「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」では、全メンバー中15名のみ密着撮影が行われているが、横山もその一人に選ばれている。
- 1月25日に放送された『さしこのくせに』での話。「Not yet」では大島に次ぐ2番手のポジション。バラエティ番組の発言なので本当かは不明だが、実際に譜割りでは指原のパートだった部分が横山に変更されたらしい。[53]
- 2月3日、『AKBINGO!』SPの運勢ランキングでは第2位。将来性が良く、努力する事で成功が約束される「将来のAKB48エース候補」。やはり今年は横山を推していくつもりらしい。ちなみに、エロ線(魅力とセンスがある)という手相も持っているとか。[54]
- 2月16日、『AKBINGO!』の『桜の木になろう』のスタジオライブでは、前田敦子のアンダーとしてセンターを務める。
- 2月23日発売のサーターアンダギーの新曲『卒業』のPVに、ヒロイン役で出演。
- 2月25日、スペシャルウィークの『AKB48のオールナイトニッポン』で初出演。初なのに、いきなりラジオ王を決めるという企画に呼ばれた。指原・大家という仲の良い地方組と一緒だったが、2人がうるさすぎて、終始影は薄め。深夜2時頃になると、テンションが変わり、キンキン声になったり、指原の事を「りの」(実は指原には「莉乃」という可愛いらしい名前がある)と呼ぶらしいが、そのキャラは出なかった。というか今回は、見学者も多く、即興でラップを披露したりと、デビュー戦にしては難易度が高めで、横山以外のメンバーも、手が震えていたり、顔がテカテカになっていたらしい。スベらないトークというコーナーでは、横山は見事なまでにスベり、高橋に「逸材を見つけた。1ヶ月前の自分を見ている感じ」と言われ、スベリキャラの仲間入りをした。本人曰く、「関西人は面白い」という固定観念は無くして欲しいらしい。[28]
- 3月10日、雑誌『ヤングジャンプ』とAKB48のコラボユニット「YJ7」のメンバーに選ばれる。
- 4月1日発売の雑誌インタビュー。「(昇格)発表を聞いた時は頭が真っ白になって、何も分からなかったんですけど、1週間くらい実感が湧かなくて、『ALIVE』(チャンスの順番収録のチームK曲)のPV撮影に出させてもらった時に『あー、Kに昇格したんや』って思いました。正式メンバーになって良かったのは、セレクション審査が無くなった事かな。研究生はみんな怖いと思ってるんですけど、私の場合、AKB48が無くなったら京都に帰らないといけないじゃないですか。その不安が無くなったのは大きいですね」。[29]
- 昇格、ユニットデビューなど一気に推され始め、これだけ露出も増えると、ファンは増えるがそれに比例してアンチも増える。大活躍の一方でAKBファンから風当たりも強くなった。「私としては、ずっと研究生としてアンダーもやってきてるし、ちゃんと段階を踏んできてるつもりでしたから」[20]「私、嫌な事があっても、一日で忘れるようにしているんですよ。応援してくれる皆さんもいるんですけど…私をよく思わない人がいても当然だって分かっているんですよね。顔とかも、それぞれの好みやと思うし、性格が嫌いっていうのもあると思うんですけど…。けど、今はまだ…途中だから。だから、今は目の前にある事を一歩一歩、感謝して頑張るしかないと思うから…。今は、自分に実力がないって事も分かっています。だから将来、そういう方々にも納得してもらえるような生き方をしたいんです。その為にも、もっと頑張って、ソロの歌手という夢を叶えたい…。今は嫌いでも、『嫌い』からいつか『好き』って言われるように頑張りたいですね。『嫌い』が『好き』になってくれたら、ずっと『好き』なままやと思うんですよ!」[55]
- 4月8日、「先日、1年ぶりに京都へ帰る機会があり、上京するまで通っていた高校をフラッと訪ねてみました。旧友たちに会いたかったし、ついでに、当時の担任だった女性の先生にも挨拶しておこうと思ったんです。職員室の先生に声をかけると、驚かれたあと、怖い顔をして言われたんです。「横山。AKBの衣装さんに、ネクタイきちっと絞めさせるよう言っといて。スカートも長くしてって!」。「なんでですか!?」。「先生、わかったんや。ウチの生徒がだらしないんは、AKBをマネてるせいや」。んなアホな(笑い)。相変わらずおもろい先生。先生と雑談してるうちに、肝心の旧友と話す時間がなくなってしまいました(笑い)。1年半前。高校2年の冬。AKBのオーディションに合格した私は、次の関門である研究生セレクションを通過するため、高校に通いながら、週末は高速バスで東京へ行き、レッスンを受けるという生活を3ヶ月続けていました。正式に合格するまでは、家族以外の誰にもそのことを話してはいけない。友達にも言ったらアカン。それが条件でした。なので、突然、週末の遊びを断るようになった私に、不信感を抱いていた友人も少なくなかったと思います。平日もまっすぐ帰宅して、ダンスの自主練習をしていました。ただ、先生にだけは、AKBという名を伏せて、もし次の関門を突破できたら、すぐに転向しなくてはいけないことを伝えました。先生は、「わかった。横山は、とにかくレッスンを頑張りな」と言ってくれ、頼んでもいないのに、芸能活動をしながら通える学校を調べて、資料まで取り寄せてくれたんです。しかもギリギリの段階で、私が転校先の学校を変更したときも、文句ひとつ言わず、たった1日ですべての手続きを済ませてくれました…。念願の合格を果たし、上京を翌日に控えた日。期待に胸を躍らせている私に、先生が静かに言いました。「まだ、みんなに言ってないんやろ?」。今日のホームルームは横山にあげるから、みんなにちゃんと説明したらどうかと提案してくれたのです。「残したくないやろ。…モヤモヤ」。そうです。上京の準備で時間はない、でも簡単に説明したら誤解が残るかもしれない。そんな思いから、親友をのぞいては、このまま黙って去るしかないとあきらめていた。でも、心のどこかでモヤモヤしていたんです。そのことに、先生は気付いてくれていた。ホームルームの時間、私はみんなの前ですべてを話しました。月曜に遅刻していたのは、日曜の夜に深夜バスで戻ってきていたからだったことも。そして誰にも言えず、聞かれてもはぐらかしていたことを詫びました。私の思いを添えて。「夢を叶えるために、一歩を踏み出します。信じれば、きっと叶うと思います。みんなも頑張って下さい」。これで、心おきなく羽ばたける。東へと向かう新幹線の中、私のためにここまで気遣ってくれた先生に感謝し、また同時に、感動したことを覚えています。先生はホンマの、プロの教師なんやなあ…。私の夢はソロの歌手です。教師と歌手、分野は違うけど、先生のようなプロになりたい。先生のように、人に夢を与えられる歌手になりたいと思っています」[56]
- 4月15日、ドラマ『マジすか学園2』にラッパッパ部長「おたべ」役で出演。―出ると聞いてどう思った? 「自分にヤンキー役ができるんかなと思いました」。―前作で先輩たちの演技を見て、どう感じていた? 「優子さんを見て、キレイなヤンキーもいるんやなぁと(笑)。私も、ちょっとだけヤンキーに興味はあったので、特効服は着てみたいと思ってました」。―ドラマでの演技は初挑戦です。「本格的にはそうですね。前回は最終回にちょっと出ただけだったので。自分がその時に感じたままを演じているので、それが皆さんにどう伝わるか分からないですけど…自分なりの演技というか、とにかく精一杯やろうと思っています」。―ヤンキーに見えるように心がけている事は? 「どちらかというと目つき悪い系なので(笑)、存分に活かせたらいいんじゃないかと」[57]
- 4月16日、大阪で行われた『桜の木になろう』全国握手会にて、21枚目のシングル『Everyday、カチューシャ』の選抜メンバー26名が発表。横山も選ばれ、初の選抜入りとなった。
- 4月20日、卒業した『有吉AKB共和国』に正規メンバーとして初めて出演。しかし自己紹介時に、共和国で貰った「おい、そこの研究生ジュース~」というキャッチフレーズを使用していない事を指摘される。
- 5月13日、3回目(横山が参加するのは2回目)の総選挙が今年も行われる。『マジすか学園2』でもフィーチャーされている横山が、どこまで躍進できるのか。秋元康がインタビューに答えた。「横山は昨年は圏外でしたからね。まだ上位には入ってこないとは思います。珠理奈にしても横山にしても、今現在見た時に、フィーチャーされすぎだと思われるかもしれません。ですが、球団を預かる監督としては、チームの数年後のことも考えなくてはいけない。それが珠理奈のスター性や横山の可能性への期待となっている。今はまだ2人とも、相当なアンチに批判されながら、それに耐えていると思う。とくに横山は。でもその試練を乗り越えて行かなければいけません。AKBを代表して高橋が受けてきた試練、エースとして前田が受けてきた試練を…」[58]
- 6月9日、開票イベントが開催。速報では17位と発表されていたが、最終結果は19位。名前を呼ばれると、左手で顔を覆いながらフラフラと壇上へ。マイクの前では「AKB48の…」と、自己紹介すらできない状態だった。スタンドマイクにしがみついていなければ、立っている事も出来ず、「ほんとに、ああ~、うう~、ほんとに投票してくださったみなさん、ほんとにありがとうございます。私は去年の総選挙は研究生として参加させてもらって圏外だったんです。ほんとに、ほんとに…ほんとに言葉では伝えきれないくらいにうれしくて、ありがとうございます」となんとか声を絞り出したが、[59]過呼吸気味でスピーチが揺れてしまい、MCの徳光和夫が彼女を支え、代わりに思いを通訳する場面もあった。[60]途中で歯をマイクにぶつけてしまうなど、その初々しい後輩の姿に、メンバーの緊張も少し解けたようで、毎年異様な緊張感となる会場が笑顔に包まれた。[61]
- 後日、あらためて総選挙と振り返って。「第2回の総選挙は圏外やったんですけど、そのあとチームKに昇格さして貰ったり、Not yetに入れて頂いたりとか、チャンスを頂いてですね、今回はなんと19位にランクインする事ができました。みなさんのお陰だと思っています。あの皆さんもしかしたら、心配して下さった方もいるかもしれないんですけど、あの時はですね、発表を受けて、私は過呼吸の様な状態になってしまいまして、上手く皆さんに感謝の気持ちも伝えられずに、なんか心配だけをかけたかも知れないんですけれども、本当に19位という順位を頂けて嬉しくて、あとは…なんでああなったのか自分でもちょっと分かんないんですけど(笑)。でも19位という順位は嬉しいし、これからもっと19位より上を目指して頑張りたいなという気持ちも生まれました」[62]また、指原莉乃と同じく、AKB・SKE・NMBの各モバイルサイトに登録し、計3票を自分に登録していた事を明かした。ちなみに指原が秋元康に聞いて、メンバーが自分に投票しても選挙違反ではないという確認はとってある。[63]
- 雑誌インタビュー。―過呼吸のシーンはテレビで何度も見ました。「選挙の後、ファンの方がお手紙で『ユニットに入ったり、昇格したりしてプレッシャーがあったから過呼吸になったんじゃないか』って言うんですけど、ただ普通に嬉しかっただけやので、もし勘違いされていたら嫌ですね」「プレッシャーなんて感じていません!」。―『マジすか学園2』ではアタマを演じましたが、いずれAKBのトップになりたい? 「センターじゃなくていいです(笑)。でも、いずれはAKBの力になれたらいいなと思います」。―来年への目標は? 「選挙がもしあるなら、やっぱり順位があるものなので、上がれたら良いなと思いますけど、順位に見合うような自分になっていたいですね。まずは…痩せたいです(笑)」[64]
- 6月下旬から放送されている「ワンダ」のCMでは、メインに抜擢。前田から「缶コーヒー期待の新人です」と紹介されるというもの。「当日行ってみたら新CMと言われ、しかも私がメインと知らされました。だけど不思議と驚くこともなく、緊張もしないで撮影に挑めました。私は話題になったCG(※江口愛実を参照)じゃないので、どうぞよろしくお願いします(笑)」[65]
- 9月5日、第2回じゃんけん大会に向けて。「今回のじゃんけん大会は、Not yetの4人で選抜に入りたいねっていう話をしていました。でもトーナメントを観たら同じブロックになっちゃったじゃないですか。だから4人全員の選抜入りは不可能になってしまったんですけど、1人でも多く選抜に入れるように私も頑張りたいです。最大の関門は初戦かもしれません。桑原さんの勢いに乗っかって勝ち進みます!」[66]
- 10月9日、TBSテレビ系でNot yetの冠バラエティ番組『ヨンパラ』の放送開始。
- 12月26日、今年の重大ニュースは?「Not yetのデビューですね! 楽屋も楽しいし、優子さんは大先輩やけど、そんなそぶりも見せない優しい人です」[67]
2012年
- 1月2日、野呂佳代曰く、AKB48の社長が「横山は天才だ」「一番すごいのは横山だ」とベタ褒めしていたらしい。横山「お会いした時に、『ホンマヤンやってよ』みたいな。なんか、『ほんとにそうなの?』とか言ってきて、(横山に)『ホンマヤン』って言わせたい、そういう(ノリ)をやって下さって。すごく気に入って、『一番好き』って言って下さった」[68]
- 1月6日、ラジオ『AKB48のオールナイトニッポン』で、7回目にして初めての仕切りを任される。この日の競演者は、梅田彩佳と菊地あやか。どちらの先輩であり、自由なキャラのため、まとめるのに四苦八苦。また、今年成人式を迎えるメンバー15人の名前を発表する際には、先輩の仲谷明香(なかや さやか)を「あすか」と間違えてしまうミスも。
- この日の放送は新年1発目ということで、メールテーマは「2012年AKB48はこうなる」。リスナーから送られてきたのは、故郷に新グループが結成されたため、梅田はHKTへ、横山はNMBへレンタル移籍するというもの。これに対し、梅田は、「私は東京で夢を追うって決めたから、東京から出ない」。横山「ここだけの話なんですけどね。NMBが出来るって発表されたコンサート(※サプライズはありません)があったじゃないですか。その時、本当に不安で。不安ていうのは、NMBに行く(と言われる)んじゃないかなと思ってたんですけど、自分はやっぱ東京に来たくて来てるから、AKBにまあその時は入りたくて入ってるし、AKBのコンセプトが良いと思って入ってるんですけど、東京に来たのに、もう1回地元に戻る意味が分からないんですよね。だからNMBに行きたくないんじゃなくて、東京で頑張りたいというのはあります」。梅田「行きだけの切符で良いんでしょ。帰りの切符は欲しくないんですよね」。横山「そうなんです。欲しくないんです。頑張りたいんです東京で」[69]
- 1月22日放送分、『ヨンパラ』で切り絵に挑戦。漢字で「二〇一二(2012)」と切ったところ、「ニローニって何?」と全員ツッコまれる。さらに宮澤佐江から、Google+で散々イジられること[70]になり、他のメンバーからも使われ始める。
- 3月25日、コンサート「業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」最終日に、横山が太田プロに移籍することが発表された。終了後のGoogle+。「私横山由依は、太田プロダクションに所属させていただくことになりました!! Not yetに入れていただいてから一年、移籍させていただけて嬉しいです。まだまだな私ですが、夢に向かって一歩ずつ進んでいきたいです。これからもよろしくお願いします! その日が来るまで、たくさんのことを学び続けたいです」[71]
- 3月26日、(太田プロの先輩)野呂「ゆいはん、太田プロダクション所属決定おめでとうございます」。横山「ありがとうございます」。野呂「まぁまぁまぁ、AKBチームこの中に入れば“出世コース”は間違いないです。私はちょっと別の班なんで漏れてしまいまして…」。横山「別の班なんですよね、どうやら」。野呂「そうなんですよ。デスクが違うだけでこんなに違うのかなって…」。全員「(苦笑)」。
- 野呂「所属先の事務所が発表された時、どんな気持ちでしたか?」。横山「1年前からNot yetというユニットに入れて頂いてて、ファンの方には、もう太田プロなんじゃないかってずっと言われてたんですけど」。野呂「そうだよね。一人だけ(事務所)違うもんね」。横山「私自身もずっとAKSなんで、どうしていいか分かんなかったんですけど、今回、胸を張って『太田プロダクションだ』と言えるようになったので、よろしくお願いします」[72]
- 4月1日、AKB48の新番組「AKB48のあんた、誰?」(月曜~金曜、17:00)を放送するスマートフォン向け放送局「NOTTV」の開局記念セレモニーに出席。横山は「グループの名前は知ってもらえるようになったけど、メンバーについてはまだまだ知られていない。個々の魅力を見てもらって、AKB48をさらに好きになってほしい」。また、「自分をどのようにアピールしたい?」と聞かれると、「私は京都出身なので、京都の観光スポットなどを紹介して京都の良さをPRしたい。いずれは京都の親善大使になれたらうれしい」と夢を明かした。[73]
- 5月16日、今でも楽屋のトイレ掃除は欠かさないという。「一番になれることを探したら、早く着替えることと、トイレ掃除だったんです。歌もダンスも上手い子はいっぱいいますから。それに、チームKでは後輩ですし」。最近では、後輩の憧れの対象にもなっている。夢である「大阪城ホールでのコンサート」を実現させたい想いが強くなってきた。そのために、「ボイトレにも通っています」と勉強も忘れない。「これからは行動に出ます!」[74]
- 5月16日、昇格以降、大役を与え続けられた。しかしそんな躍進を「実力以上」と揶揄するファンも現れた。そんな中、総選挙では19位で選抜入り。「名前が呼ばれた後の出来事はほとんど覚えていないんですよね」。壇上では過呼吸を起こし、立っていられない状態になった彼女。純粋すぎる姿はファンの心を打った。「握手会で『昔は大嫌いだった』とおっしゃる方が何人かいます。でも握手会でわざわざ私に会いに来て下さるって、すごいことですよね!」。今年の目標については、「目標は高く、10位以内です。自分で希望順位を言えるようになったのは、成長と言えますよね(笑)」[74]
- 5月、戸賀崎「不器用を自覚しているので、すごく努力します。MCを仕切らせると、とんでもなく盛り上がるんです。ハマったら神です。先輩メンバーからも可愛がられているから、地が出せるようになったという事でしょうね」[74]
- 5月27日、インタビュー。2010年秋に研究生から正規メンバーに昇格、昨年は初めて選抜メンバーにも選ばれるなど、成長著しい19歳。「『Not yet』は素になれる場所」と話す横山に、AKB48や「Not yet」についてはもちろん、プライベートや恋愛観などについても聞いた。今回の新曲は、「『Not yet』らしいアップテンポで、キラキラしていて、夏にぴったりの曲」だといい、歌詞には「久しぶりの帰郷」「田舎道」「僕たちの中学」といった、郷愁を誘うフレーズも登場する。メンバー4人は、京都府出身の横山だけでなく、大島優子が栃木県、北原里英が愛知県、指原莉乃が大分県といずれも地方出身者。横山は、プロデューサーの秋元康から「地元の歯医者と結婚しそう」などと指摘されたと笑顔で明かす。今回、ソロ曲「May」を収録したバージョンも発売される。「歌手志望なので、すごくいいチャンスをいただいた」と声を弾ませ、「自分の声の性質上、一本調子になってしまうかなと思ったんですけど、(声に)幅が出ているところもあったりしたので、よかったかな」と仕上がりにも自信を見せる。AKB48のメンバーからソロデビューも続いているが、自身のソロデビューについては、「目指したいですね。頑張ります」と意気込んだ。昨年は横山にとっても“飛躍の年”だったが、「普段の自分が出せた年かなと思う。『Not yet』の活動が始まってから、もっと自分の素を出していいかなと心境の変化もあった」と振り返る。今年12月で20歳になるが、「小さいころ、近所の20歳のお姉さんを見ていたときはすごく大人だと思っていたけど、全然そんなことないですね。実感はあまりないです」とはにかんだ。「Not yet」のメンバー、北原とはプライベートでも仲がよく、互いの自宅を訪れることもしばしば。現在は京都から上京し1人暮らしする中で、料理もするといい、「以前作ったものを公開したら評判悪くて…。でも、この間、カルボナーラとアボカドとトマトとチーズのサラダを作ったんです。北原もおいしいって。だからブログにアップしたんですよ」とうれしそうに明かす。テレビ番組などでは、私服を“いじられる”こともあるが、「あまり服に興味がなくて…。衣装で可愛い服を着させていただくのはすごく楽しいですけど、私服はチョイスがへた。分からないんですよ。それで、『ださい』みたいなことをいわれるので…。服って難しい」と苦笑いする。
- 「恋愛禁止」のAKB48だが、横山は「マンガもあまり読まないタイプだったんですけど、この前、恋愛マンガ『君に届け』を大人買いして読みました。面白かったけど、あんなさわやかな人はいないだろうということで終わりました」とカラリと笑う。理想のタイプは「夢を持っている人。小さい夢でもいいから、夢を持っている人がいいかな」と明かし、「地元の歯医者はない?」と聞くと、「そうですね。いや、分からないですよ」といたずらっ子のように笑った。
- 「Not yet」結成から、すでに1年以上がたったが、「普段の『Not yet』の感じがみんなに見ていただけたかなという気がします。メンバー同士の関係はすごくいいと思う。『Not yet』こそ素でいられる。AKBでいるときが素でいられないわけではなくて、『Not yet』の活動が始まってから、もっと自分の素を出していいかなという心境の変化もあった」と明かし、ユニット名が「まだまだこれから」を意味するとおり、「まだまだの部分を自分で出しても、『まだ成長できるからいいか』とポジティブに考えられる。だから素でいられる場所という気がします」と笑顔で話す。「3枚目から少し間が開いてしまったので、みなさん、もしかしたら待ってくださっていたかもしれないんですけど、本当に夏にぴったりな曲ですし、ドライブに行ったりするときに聴いてほしいですね。これからも『Not yet』よろしくお願いします!」と笑顔でメッセージを送った。[75]
- 5月29日、インタビュー。4月末に新曲のカップリングについてスタッフから「ソロ曲になるかもしれないよ」と告げられた。プロの歌手になることを夢見て京都から上京。うれしくないはずはなかったが、その時はまだ半信半疑だった。「“なるかもしれない”ということだったので、ならんかった時のショックをずっと考えていたんですよ。実際に“なるよ”って言われてから、お母さんに報告しました」。味方が敵につかまって窮地に陥ると「絶対ウソやろ~…ってホンマヤン!」と驚くキャラクター「疑心暗鬼戦士ホンマヤン」のようだった。曲のタイトルは『May』。Not yetが元気でノリノリな楽曲が多いのとは対照的に、ミドルテンポの歌謡曲風になっている。「ミステリアスで今までにない新しい感じの曲だなって。雰囲気が出ていますよね。私のキャラクターが投影されている?そうかもしれない(笑)」。秋元康の歌詞には「May」という名の女性と別れた男性の切ない心情がつづられている。「大人な印象。こんな別れを経験したことがないから、最初はどうしようかと思った」。恋愛禁止のため、もちろん経験したことのない世界だ。想像力を働かせながら詞の世界観を理解しようと努めた。「分からない部分が多いから、この気持ちが分かってきたら将来もっと歌がしっくりくるのかな。深みがありそうな曲なので、自分がもっと成長したら曲も成長していくのかな…」。これまで劇場公演を含め、1人で歌ったことはほとんどなかった。「公演で柏木さんのソロ曲を1回だけ歌わせてもらったことがある。その1回だけです。私は声がキンキンしていて、Not yetの曲を歌う時には、4人の声が中和されていいかなと思ってます。でも、今回は強弱をつけているからあまりキンキンしてない感じになってます」[76]
- 横山がプロの歌手を志したきっかけは小学生の時に見たCHEMISTRYのコンサート。「こんなに歌がうまい人がいるんだ」と衝撃を受け、何度もコンサートに行くうちに「どんどん成長しているのが格好良く見えて、歌手になりたいと思ったんです」と振り返る。09年9月にAKB48のオーディションに合格した直後のレッスン生時代には夜行バスで京都と東京を往復する日々を過ごした。転機は2度。最初は正規メンバー昇格、そして2度目がNot yet発足だ。「人前で話すことが苦手だったんだけど、周りに話す人が多いので慣れてきた。私が話せないのを分かっていて、他の3人が話を振ってくれる。特に優子さんはまとめるの上手だし、教わる部分が多い」。昨年の総選挙は19位で選抜入りを果たし「ホンマヤン」で新たなファン層も開拓した。「小さい子がホンマヤンを本当の戦隊モノだと思って握手会に来てくれるようになったんです。素の部分を見られるようになったとファンの方から言われるようにもなりました」。今一番実現したい目標は、Not yetとして単独コンサートを開催することだという。「渋谷AXがユニットのお披露目だったので、そこでできたらいいなと思っています」。「ソロデビューしたい気持ちはある」と言いながらも、時期尚早だと理解している。だからこそ、劇場公演やNot yetの活動に全力を注ぐ。「今は自分に納得できていない状態。だから、1人になるというのは望んでいない。もっといろいろな準備ができてからにしたいんです。人に夢を与えられる歌手になるために自分も夢がなきゃだめ。小さい夢であれ、常に持っているようにしたい」。この情熱を持って走り続けた後に夢の実現の時が訪れる。[77]
- 5月30日、Not yetの4thシングル『西瓜BABY』のカップリング曲に、横山のソロ曲が収録。「夢に向かって、これからも進んでいきたいなと思います」[78]
- 6月1日、2年前は圏外だったが、昨年19位にジャンプアップし壇上で号泣した。「素晴らしい順位をいただき、選抜に入れてもらうことも増えました。皆さんからチャンスをいただきました」と、しみじみ振り返る。京都府出身らしい紫の浴衣姿が風流だ。だが一部のファンから「本当は奈良県民でしょ」と言われるらしく…「幼稚園から高校まで京都やし、家の住所も京都やし大丈夫ですよ! 習い事は…奈良でしたけど」と苦笑する。この親しみやすさも魅力なのだろう。「目標は高く、10位以内です。やっぱり選抜には入りたいし、歌手という夢に向かってスキルアップもしていきたい。私服がダサいと言われるので、10位に入ったらオシャレ計画を始めます! 私服で浴衣も着てみたいですね」。23日発表の速報では12位。癒し系「京娘」の躍進はまだまだ止まらない。[79]
- 6月6日、第4回総選挙では15位で選抜入り。横山はうれしさのあまり号泣し、壇上に上がっても、涙、涙で声にならず。あとはハァハァ、ヒーヒーと言葉にならない声を発するばかり。「去年ここに19位という順位で立たせて頂いたんですけど、本当になんか…本当に嬉しくて、今年こそはみなさんに、感謝の気持を伝えなきゃなって思っていたですけど…、本当にこうやって15位という順位を頂けて…」。スピーチの途中だが、横山が今年も倒れそうになりながらマイクにしがみついていたため、去年と同じく司会者席から徳光が横山を支えようと駆けつけると、「今年は徳光さんの腕は借りません」とキッパリ。そして「本当に本当にもうたくさんたくさん伝えたいこともあったんですけど、これから15位として、みなさんにもっともっと認めていただけますように、この1年もみなさんの支えをお借りして、いつもがむしゃらに取り組んで頂けたらと思いますので、本当に本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。[80]
- 6月8日、全国ツアー「野中美郷、動く。~47都道府県で会いましょう~」のチームK栃木公演が行われた。横山は、昨年と同じように、まるで“生まれたての子鹿”のように体を震わせるスピーチを振り返り、「あれはデジャビュでありませんでして…。去年のVTR流したわけじゃないんです…。今日は、ああならないと思うので、よろしくお願いします」と照れまくっていた。[81]
- 6月12日、総選挙後初の『火曜曲』。江角マキコ「大躍進、横山さん」。中居正広(SMAP)「どんな気持ち?」。横山「すごい嬉しかったですね。去年もすごい嬉しかったんですけど」。(中居が横山のスピーチのマネを披露)。一同「(笑)」。江角「アレは何なの? ああいうイメージなの?」。中居「わざとだろアレ」。横山「わざとじゃないですよ」。江角「でもさ、去年ああなったんだから、今年はちゃんとしようとか、そういう気持ちは…」。横山「そういう気持ちあって、みんながコメントを言ってる時も、ああ今年はこういう風に言うんや、と考えてたこともあったんですけど…」。中居「絶対ウソだよ。狙ってるよ」。高橋みなみ「私たち、何かの間違いで、前の映像流れてるのかと思いましたもん。まったく同じポージングだったから」。江角「感動したら、ああなっちゃうんだ?」。高橋「たぶん、そうなんだと思いますね。そうなっちゃう人なんだなと」[82]
- 6月16日、先日の騒動の責任を取る形で、親しかった指原莉乃がHKT48へ移籍することが発表された。「なにの説明もうけてなくてわかりません。ただ、指原さんは研究生のときから地方出身という同じ立場として地方組に入れてくれたり、アンダーで出演した時も優しくしてくれていました。地方組ラップ、ローソクがなくて綿棒で代用したコンビニのケーキでの誕生日、昔のレッスンのDVDを見たり、、たくさんの思い出、、というのには早すぎるかもしれません。AKB48で出会えた地方組のみんなで日常のささやかな幸せを共有できました。心の中に残ってることは誰がなんと言おうと消えないし、消せないと思います。指原さんの支えには程遠いけど、グループメール連投が愛おしくなったらその期待には答えたいと思います」[83]「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる。中学の国語の先生が言ってて、私も好きな言葉です。何においてもその通りやと思います」[84]
- 6月23日、インタビュー。―何か自分を変えてみよう、あるいは変わったな、なんて思うところはありますか。「話をまとめられるようになりました。一時期、研究生から昇格したくらいの頃、MCやインタビューで全然喋れんようになって。でもNot yetに入って、私が喋りが下手なのを分かってて、他のメンバーが話すチャンスを回して下さったりしてくれたので、だんだんと話せるようになったんです」。その甲斐あって、最初はミステリアスな印象だった横山さんも、今はいろんなキャラクターが出てきてますよね。『びみょ~』にでてくる“ホンマヤン”も好評ですし。「ホンマヤンは何にも考えずにやって、アレやったんです。自分がコントするとは思ってなかったし、NGを出したりすると、スタッフさんやメンバーに迷惑かけてしまって…と、最初はあまり前向きじゃなかったんですよ。でも放送された後の握手会で、皆さんが『面白い』って言って下さって! それから前向きに楽しくやれるようになったんです」。他にも“ニローニ”とか、変な私服とか色んなネタがあって、最近はすっかり面白い人扱いになってきました。「やっぱり関西人なんですかね~」。前は、“関西人だから面白いって思わないでください”って言ってたのに(笑)。でも本来の夢の歌手としても、『西瓜BABY』にはファン待望のソロ曲が収録されています。「ハモリも自分でやったので、そこにも注目して聴いて欲しいですね。いつかNot yetでコンサートして、『May』も皆さんの前で歌えたらいいなと思います!」[85]
- 7月、BSフジと関西テレビで放送される『横山由依がはんなり巡る 京都・美の音色』で、初の冠番組を持つ。AKBのメンバーが単独で冠番組を持つのは、昨年放送されていた『さしこのくせに』の指原莉乃以来2人目。同番組は、京都出身の横山が故郷が誇る美しい伝統文化、芸能や風習に迫る情報番組。横山は京町家の路地を巡り、伝統的な西陣織を身にまとったり、代々伝わる京料理を堪能するなど、京の雅に直に触れ合う。横山は「初めてのレギュラー番組、そして一人でのロケなので、どうなるか少し不安ですが、地元京都の知らない歴史をいっぱい勉強できるのがすごく楽しみです! この番組を通してもっと京都について詳しくなれたらいいなと思います」とコメント。7月から関西テレビで先行放送し、BSフジでは8月18日。月1回土曜午後1時からとなる。[86]
- 7月10日、『有吉AKB共和国』で行われた“メンバーの噂を検証する”という企画。有吉弘行「“横山の総選挙での号泣は嘘泣き”」。小嶋陽菜「あぁ、あれね」。有吉「“あの泣きじゃくり方は異常”“涙が出ていなかった”などの反応があったと」。横山「涙は確かに出てなかったのは、自分でもわかってるんですけど、でも体は、すっごい泣いたら震えが止まらなくなっちゃうタイプの人っていうのがわかって。だから、涙が出ているか・出ていないかじゃないと思うんですよね」。有吉「(笑)。心が泣くと、体も震えるのね?」。横山「そういうことです」。有「だって去年さんざん笑われたでしょ? で、みんなからもイジられたでしょ?」。大家志津香「直前にも言ったんですけど、『今日プルプルすんなよ』って」。一同「(笑)」。小嶋「私も言ったよね?」。横山「小嶋さんにも『由依、今年もあれやるの?』って言われたんですよ」。有吉「『お馴染みのアレやるの』って(笑)?」。大家「でも『しない』って言ってたから」。有吉「じゃあ、(噂は)ホントなのね?」。横山「涙は出てなかったのはホントだと思います」[87]
- 7月27日、秋元才加の生誕祭が行われたチームK公演を休演。プライベートを優先したのではないかとして、一部ネットメディアで記事となる(詳細は/ノート)を参照。
- 8月1日、選挙後のインタビュー。―率直な感想は? 「今年の15位はとっても貴重なもので。皆さんにAKBの選抜として認めていただけたんやなと」。昨年から選抜メンバーとして定着してますよね。「そうですね。去年は一度に昇格とか初選抜とか、いろいろなことがドッときて。今思えば、やっぱりプレッシャーを感じていたのかも…。なぜか昇格してから、自分の言葉で話せなくなってしまって。でも今年はMCが苦手やって知った先輩たちが、あえて私に話を振ってくださったり、失敗した時はフォローしてくださって。おかげで自分の思ってることを話せるようになりました。あと、徳光(和夫)さんから『毎日感じたことをメモして、自己分析しなさい』とアドバイスを受けて実践したのもよかったです。って言いながら、上手くスピーチ出来ませんでしたけど(笑)」。―今年は「今年は徳光さんの手は借りません!」という名言も出ました。「嬉しいとああなっちゃうみたいです(笑)。今年も徳光さんの手を借りる訳にはいかない!と、優しさを受けつつ、一人で頑張りました(笑)」。―来年の課題は?「今年は映画やドラマなど演技にも挑戦して、みなさんに言いニュースを届けたい!」[88]
- 8月24日、東京ドームコンサート「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」初日、ラストに戸賀崎が登場し、AKB48全体の大幅な組織変更を発表。横山はチームA&NMB48兼任することとなった。[89]終了後のGoogle+。「わたし横山由依はNMB48さんとAKB48チームA兼任になりました。兼任については何もわからないのですが、よろしくお願いします」[90]
- 9月4日、NMB48劇場での公演でサプライズ挨拶を行った。兼任が発表された直後は「何もわからないのですが」と戸惑いを隠せなかった横山だが、この日夜にGoogle+を更新すると、「いろんなこと学べたらいいな!!」と兼任に意欲的なところを見せた。先日には、次期エース候補といわれていた城恵理子が突然卒業を発表し、激震が走ったNMB48。まだ兼任開始時期などは明かされていないものの、横山の加入でAKB48に負けないグループに成長することが期待される。[91]
- 9月18日、第3回じゃんけん大会で勝ち上がり、29枚目のシングルで選抜入りが決定。「じゃんけん大会三位でした!! 戦ったメンバー、応援してくださったみなさんの気持ちを大切に29枚目歌わせていただきます! ぱるるセンターおめでとう」[92]
- 10月8日、大阪・NMB48劇場で2周年記念公演が行われ、11月1日からの兼任という形での加入が決まっている横山もサプライズで出演した。[93]
- 11月2日、チームAのメンバーとして活動を開始。
- 12月19日、NMB48劇場での公演に初めてフル出演し、正式にチームNに加入することも発表された。これまでスポットで劇場の舞台に立ったことはあるが、最初はやはり緊張気味。「お客さんのノリが良さそうなので、安心してはっちゃけられると思います」と開き直ると、シングル「北川謙二」などを元気に歌い上げた。Nの正式なメンバーにもなり、「これからは公演にいっぱい出たいし、チームとしての活動にも参加していきたい」と、意気込みを見せた。[94]
2013年
- 1月1日、AKB48がCMキャラクターを務めるユーキャンの企画で、資格取得に挑戦。横山が挑戦する資格は「調剤事務管理士(調剤薬局事務)」で、調剤報酬請求業務(レセプト作成)を中心に、事務作業全般を行う仕事をするためのもの。職場となる調剤薬局は全国にあり、「残業なし」や「午前中だけ」という働き方も選べる女性に人気の資格。[95]
- 4月28日、「AKB48グループ臨時総会 ~白黒つけようじゃないか!~」最終日公演において人事異動が発表され、NMB48チームNの兼任解除が発表される(同日付で兼任終了)。
- Google+「武道館コンサート終わりました!私はNMB48との兼任がなくなると発表がありました。兼任してから、NMB48のメンバー、グループの魅力を知って好きになり、活動を重ねるごとにその好きが大好きになりどんどんNMB48を思う気持ちが大きくなりました。NMB48のこれからの夢をいっこづつ一緒に叶えていきたい。そう思わせてくれたのはNMB48のメンバーのみんなやスタッフのみなさんです。AKB48からの兼任は初めてで、右も左もわからないけど自分に出来ることをひとつひとつやってきました。新しく覚えることがあったり、新幹線での移動が多かったり、リハーサルに出れないで本番に出るなんていうこともありました。もちろん、たくさんの人の支えがなければできなかったことやし、全部が上手くいった訳じゃなくて、体力に自信のある私でも少し体調を崩してしまったこともありました。それでも、やっぱりステージに立ったり一緒にいると楽しいから自分の限界の限界に挑戦できたし、こんな素敵なグループをもっといっぱいの人に知ってもらって好きになってほしいなって思いました!私が兼任して具体的な何かを伝えられたかはわかんないけど、少しでも力になれてたら嬉しいな。NMB48のみんな、ありがとう。ほんまにほんまに大好き!!!そして、応援してくださってるみなさん。いつもありがとうございます。NMB48がてっぺんとるところ一緒に見届けましょう!!心残りは、その時にNMB48のメンバーとして一緒にいられないことです。。ただ、いつまでかわからないのでそれまでは全力で兼任させてください!!!(後略)」[96]
- 5月20日、NMB48劇場でのチームN公演でNMB48として最終出演となり、「横山由依を送る会」が行われる。横山は、前半の自己紹介からすでに涙。満席の客席を見渡して「初めてこの劇場から見たときと同じ景色なんですけど、そのときよりも、もっと、もっと、みんなあったかい…」と、昨年8月の兼任発表から同解除までの8カ月を振り返った。山本彩が「今日は、リハーサルから(横山が)泣いていた。『メンバーが視界に入ると泣いちゃう』って言ってたから、いっぱい視界に入る」と宣言すると、横山の涙腺はさらに緩んだ。アンコール後のあいさつでは、山本からの手紙を受け取り、さらに涙があふれた。感極まりすぎて「ほんとに私、こういうの下手で、下手で」と、ファンにお詫びしながらも、NMB48が今年の目標を単独での紅白歌合戦出場に定め、2月に初アルバム「てっぺん、とったんで!」を発売。NMB48メンバーと心をともにしていただけに「てっぺん、とったんで(紅白出場)も、かなり(実現しても自分はメンバーではなく)つらい状態になったのもつらい」と、素直に心情を吐露した[97]
- 6月8日、第5回総選挙開票。横山は第13位となり、3回連続で選抜メンバーに選出。過去2回、緊張と喜びで震えて立てなくなってしまった経験がある。昨年の15位から順位を上げた横山は、自分の席からセンターマイクまで付き添われて「上がらないようにしようと思ったんですけど、震えが止まらなくて…。もう何か…」とおえつ。しかし、「ちょっと落ち着いて来ました、徳光(和夫)さん」と笑わせ、「たくさんの経験をさせていただいて、大きかったのはNMB48との兼任です。チーム替えがあって、すごく大きく成長できた。これからのAKB48グループがもっともっとたくさんの人に愛されるようにしたい」としっかりあいさつした[98]。
- 6月16日、元日からスタートした資格挑戦プロジェクト『AKBチャレンジユーキャン!』の企画で、資格取得に挑戦していた調剤事務管理士資格に合格。千葉・幕張メッセで行われた握手会イベントでファンが見守るなか合否通知が入った封筒を自ら開封した横山は「あ~!受かりました~!」と満面の笑みで絶叫。ファンと万歳三唱し、喜びを分かち合った。昨年11月から今年5月までNMB48との兼任で多忙を極め「なかなか時間がとれない日があって、空いてる日や新幹線での車内でやったり、まとめて最後のほうにラストスパートをかけた感じ」と苦戦したことを吐露。しみじみと認定合格証を眺め「AKBのメンバーでも資格が取れるっていうのを証明できてうれしい」と喜びを爆発させていた。発表に同席した高橋みなみは「試験が終わった日に“おいしいものが食べたい”と言っていたので、すき焼きを食べに行った。それがムダにならなくてよかった」とホッと一安心。大島優子も「しっかりと実を結んでるので、努力家というのは知っていたけど、尊敬するに値する」と称賛し、同期の島崎遥香も「自分のことのようにうれしい」と大喜びだった[99]。
- 7月3日、東京渋谷区・NHKホールで行われた、NMB48東日本ツアー2013最終日公演に兼任終了後、サプライズ出演。山本彩、山田菜々とのトリオで「太宰治を読んだか」のほか数曲に参加した[100]
- 7月21日、福岡ヤフオク!ドームでの「AKB48 2013真夏のドームツアー ~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」2日目公演において、篠田麻里子の卒業セレモニー。横山は篠田からチームAキャプテンの後継に指名される。「自分で決めたことなのに、みんなと楽しい時間を過ごしていたら、まだこの場所にいたいと思っちゃいました。私は私らしく卒業したいと思っています。私は後に続く後輩たちにどういう形でバトンタッチするかが重要だと思っています。私は篠田麻里子としてみんなの目標になれるようこれから頑張ります。AKB48はまだまだ上を目指せる最高のアイドルグループだと思っています。私はチームAのキャプテンとして私の想いを継承するために私から次期キャプテンを指名させてもらいたいと思います。チームA新キャプテンは横山由依。由依ならできると思います。私は本当に幸せでした。私を産んでくれた両親、支えてくれた家族、友達、そしてメンバー、スタッフ、私を7年半育ててくれたファンのみなさん、本当にありがとうございました。私は生まれ変わってもAKB48を選びます」[101]
- 7月23日、前日に篠田が卒業し、横山チームAとして稼働開始を迎える。新キャプテン・横山は劇場での公演開始前に所信を表明。「きょうからチームAのキャプテンをやらせていただきます横山由依です。昨日卒業されました篠田麻里子さんが福岡ドームでキャプテンに指名してくださり、私がチームAのキャプテンをさせていただくことになりました」と舞台に並ぶメンバー一同と共に、ファンの前で改めて自己紹介。これまでの人生でキャプテン経験がないという横山は「前のチームKの秋元キャプテン、もちろん篠田キャプテン、そして兼任していたNMB48では山本キャプテンと、たくさんのキャプテンを見てきたので、いいところをどんどん盗んで、チームAの先輩や後輩も居心地のよい、みんなで助け合って、楽しいこともつらいことも悲しいときもみんなで一緒に乗り越えていけたらいいなと思います」と新しいチーム作りへの意気込みを語った。また、「今までのキャプテンのように背中で見せることはできないかもしれませんが」と不安をのぞかせるながらも「みんなと一緒の目線でいろんな感情、喜怒哀楽を共にしていきたいと思います。それには、皆様の声援や優しい拍手がとてもありがたく感じることになると思います」と呼びかけ「きょうからスタートなので未熟かどうかもわからないのですが、温かく見守っていただけたらいいなと思います。チームA のみんなもよろしくお願いします」と力強く語った。最後は「話をまとめるのがものすごく下手なので、そこは成長していきたいなと思います」と自身の目標も掲げ、「きょうから始まります!横山チームA、どうぞよろしくお願いいたします!」と力を込めた[102]。
2014年
- 2月24日、大組閣において、横山はチームKへの異動とキャプテンへの就任が発表される。
- Google+「チームKキャプテンになりました!いろいろなことがありますが、目の前のことをひとつひとつ乗り越えた先にはまた新しい道が開けるはず。横山チームAでいられる時間を大切にしたいと思います」[103]
- 6月7日、第6回総選挙開票。昨年と同じ第13位となり、選抜入り。今年は過呼吸はなかったものの、スタッフに手を取られ壇上に上がった。過去に2度過呼吸となった横山だが、今年のアピールコメント動画では「総選挙といえば、皆さんがいつも心配してくださるんですけれども、今年もステージに上がらせていただけるならば、自分の足でしっかりと歩いてステージに上がりたいと思います」と宣言。その言葉通り、今年は「涙もなし、徳光さん私、成長したでしょ?」と声をかけると「大成長だね!」と徳光和夫も喜んだ[104]
- Google+「選抜総選挙13位。本当にありがとうございます!去年も13位、今年も13位。時間が流れても変わらないものも大切ですが、、目標ができました。それは、選抜曲でソロパートを歌うこと!将来歌手になりたいので、まずはAKBの楽曲でソロパートをいただけるように。それを今の目標にします(^-^)/」[103]
- 12月8日、AKB48劇場で行われた「劇場9周年特別公演」で高橋みなみが卒業発表。日程は未定だが、「2015年12月8日をメドにAKB48を卒業します」と宣言。また次期総監督には、この日22歳の誕生日を迎えた横山由依を指名した[105]
- 翌9日のGoogle+では、公演を振り返るとともに総監督後継指名を受けての投稿。
- 「AKB48、昨日で9周年を迎えました。9期生で、思い出のほとんどをみゆのピアノで披露しました。この間の組閣でみなと鈴蘭がSKEに移籍したけど、離れていても一緒だよという意味で選曲しました。それぞれが違うチームでやるべきことをやろうとしてるということが自分への刺激になっています。9期生として入れてみんなと会えてよかったと思っています。
- そしてたかみなさんの卒業発表。少し前にたかみなさん本人から聞きました。たかみなさんはAKBにずっといてくれるんじゃないかな?って思う自分がいたので少し戸惑いました。でもたかみなさんがAKBを愛し、グループのメンバーのことを考えていることはその表情や顔からひしひしと伝わりました。そして、今こそ私たちがたかみなさんの夢に向かう背中を押す時なんだな。と。たかみなさんは私たちに1年という時間をくれました。次期総監督に私を指名するのも負担になるんじゃないかと相当悩んでくれてのことです。
- 総監督。
- これはたかみなさんという人が作り上げたポジションです。私は入った当初からたかみなさんに憧れて、時には助けてもらい、時間が経つにつれてたかみなさんの負担が少しでも減るように手助けできないかな、この大好きなたかみなさんを支えれるようになりたいなと思うようになりました。私の気持ちを動かしてくれたのはたかみなさんの存在、そして先輩たちが作り上げてくださったこのAKB48です。後から入った私ですが、本当にAKB48が大好きで、メンバーと歌って踊って話してることが幸せです。このAKB48は先輩たちが9年かけて作ってくださったものです。これから先の10年をかけてみんなと素敵な景色を見る、そんな気持ちじゃないとだめだなと思っています。先輩たちがいるあいだにたくさんのことを学び力を借りながら、後輩たちに支えてもらいながら自分にできること自分の総監督の形をこの一年探したいと思います。至らないところはいっぱいありますが、ファンのみなさんの応援がそれを乗り越える力になります。一人一人の夢がいっぱい叶いますように。これからもAKB48グループをよろしくお願いします」[106]
- 横山の次期総監督指名を受けての反応。盟友ともいえる山本彩は、NMB48劇場での「NMB48×Bijoude CM&コラボレーションジュエリー発表記者会見」で触れ、「次期総監督に横山由依ちゃんが指名されたので、私は、ゆいはん(横山)を支えて、引っ張っていく(横山の)隣にいられるようなメンバーになりたい。たかみなさんが卒業するまでに、頑張ってそういう存在になりたいと思います」と、横山がかつてNMB48を兼任していた時代に“横山本”と称された“相方”を気遣った。横山とは何か話したかという問いには「とりあえず、まだ1年あるし。これはまだ言ってないんですけど、“次は私がゆいはんの荷物を持つ番やな”と、言おうかと考えています。あまりくさい様でしたら(言うのは)やめておこうかと思います(笑)」と、盟友・横山のサポートを誓った[107]。
2015年
- 2月5日、ファースト写真集『ゆいはん』を学研マーケティングから発売。
- 3月26日、さいたまスーパーアリーナにて、「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」において、人事異動がサプライズ発表され、横山はチームA異動とともにキャプテンへ就任することが発表される[9]。
- 5月14日、舞台「マジすか学園」~京都・血風修学旅行~(AiiA Theater Tokyo)におたべ役で出演(同月19日まで)[108]。
- 6月6日、第7回総選挙開票。横山は第10位(獲得票数:63,414票)にランクインし、選抜メンバーに選出。
- 次期総監督の横山由依が10位。これまでの総選挙、感情いっぱいで立てなくなるほどのスピーチで有名になった。この日も「分かんないなあ…。どうしよう…。うーーーーーん」と言葉に詰まってしまった。司会の徳光和夫が「大丈夫?」と近くに寄り質問して落ち着かせた。速報は20位で「情けない」と思っていたそうだが、川栄李奈、入山杏奈らが励ましの連絡をくれたという。「ファンの人が『まだ入れてないから大丈夫』って言ってくれたり、こんなに支えられてるんだなと感じられるイベントだとすごく思いました」。しっかりスピーチしていたが、「この先100年、AKB48が愛されるように…何言ってんですかね、私?」と言ったところで、徳光に「ありがとうございました!」と強制終了された[109]。
- 12月8日、AKB48劇場の「10周年特別記念公演」の中で、高橋みなみから「AKB48グループ総監督」を継承するセレモニーが行われ、二代目総監督となった横山は次のように語った[110][111]。
本日より、AKB48グループ総監督になりました横山由依です。一昨日、AKB48劇場オープン10周年記念祭がありました。 そこには、AKB48の未来を信じて応援してくださったレジェンドのファンの皆様がたくさん来てくださいました。 駆けつけてくれた卒業したメンバーの方もとても輝いていましたし、私の憧れのAKB48がそこにはあって、本当に夢のような時間でした。 キラキラ輝く先輩たちを見て、ファンの皆様が心からの笑顔で応援してくださっているのを見て、 あらためてAKB48は先輩メンバーとファンの方々が作り上げてくれたものなんだなと感じました。 そこで私が思ったことがあります。AKB48のライバルは、AKB48です。 私たちが今最も越えなければいけない目の前にある大きな壁は、今までのAKB48なんじゃないかなと、その時思いました。 劇場がオープンして10年というこの日に、グループの総監督を継承させていただくことになりました。 本当は、うまくしゃべれるタイプではないし、ここに立っているだけで、どうしようもないくらい不安なんですけれども、今ここで宣言させてください。 たかみなさんたち初期のメンバーの方たちが作ってくださったAKB48の歴史に負けないくらい、 もっとすごい新しいAKB48をメンバーと一緒に作っていきたいなと思います。 自分たちはまだまだだなと思うことが多くて、でも、ここで皆さんと約束をしたら、それに向かって頑張れるのかなと思うので、約束をさせてください。 これから10年後、皆さんがこのグループを応援してよかったなと思っていただけるようなグループで居られるように、 私たちメンバーみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。だから皆さんにお願いします。 これからもAKB48グループの応援をしてください。皆さん、私たちのことを支えてください。 そして、私たちのレジェンドファンになってください。私たちは本当にまだまだ未熟で、先輩たちの力を借りてしか歩むことはできませんが、 ファンの皆さんと一緒なら、この先10年また夢を見続けていられるのかなと思うので、これからも48グループの応援をよろしくお願いします。
- 12月9日、田中将大「僕がここにいる理由」公演の自己紹介では「・・・金閣寺よりも耀きたい、"AKB48グループ総監督23歳"横山由依・・・」と名乗った。MC中、武藤十夢の印象に残るCMの話題になり、武藤が「パーリーピーポー」を実演させられた後、武藤に「横山さんのバンバンみたいなやつも!」に対し、周囲の「見たい!」声援に押され、台詞は忘れたといいながら、思い切り「バンバン!」と実演した。
2016年
- 1月30日、北原里英らと出演した、「国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」とAKB48グループとのコラボレーション企画であるオムニバス短編映画『9つの窓』の舞台あいさつを横浜市内で行った。「(この作品を通して)AKB48のことをもっと好きになってもらえるはず。いろいろなAKBを見てほしい」と観客に呼び掛けた[112][113]。
- 2月6日、AKB ShortShrots project『9つの窓』の全9作品の1つとして、横山由依主演作品「漁船の光」(廣瀬陽監督、大野拓朗ほか出演)が全国公開[114]。
- 2月10日、チームA 7th Stage「M.T.に捧ぐ」初日公演では、オープニングで(演出ではあろうが)5年半の新公演開始の遅延を「運営の怠慢」と明言した。また、ユニットはソロ曲『月と水鏡』で、素足で歌った。
- 3月16日、日本マクドナルドが実施する「クルーになろう。キャンペーン」の特設サイトで公開されるアニメーション『未来のワタシ』で、チーム8メンバーと声優に挑戦した。『未来のワタシ』は、スタジオコロリドが監修し、新人クルーが成長する姿を描いた作品で、横山が先輩役を、岡部麟が新人クルー役を務めている。今後、他のチーム8メンバーが担当して、ご当地バージョン(東北-佐藤七海、関西-山田菜々美、四国-行天優莉奈、北海道、中部・北陸、中国、九州)が順次公開される[115]。
- 3月17日、オムニバステレビドラマ「AKBホラーナイト アドレナリンの夜」で実施されていた主演投票の結果、第5位となった。
- 3月21日、AKB48の44thシングル(曲名未定)で、シングル選抜に選出されたことが発表される[116]。
2017年
- 8月29日、「豆腐プロレスThe REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール」(後楽園ホール)と題した、実際のプロレスイベントに、ロングスピーチ横山役で参加[117][118]。
2018年
- 2月23日、「豆腐プロレスThe REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館」(愛知県体育館)と題した、実際のプロレスイベント第2弾に、ロングスピーチ横山役で参加[119]。
- 本人のコメント「ドラマ版から“エロ先生”というあだ名で呼ばれる先生役をやらせて頂いているんですけど、ドラマではウィッグでしたけど、舞台では地毛のロングヘアを出して。この中でも色気を……普段はないかもしれないですが、ここでは出せたらと思います」[120][121]。
2021年
- 4月12日、この日深夜に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!』(テレビ朝日)で、お笑いコンビ「ラフレクラン」[注釈 2]の改名後のコンビ名「コットン」の名付け親となった[122]。
- 9月12日、自身で監督したMV作品である横山由依卒業ソング『君がいなくなる12月』が公開された。AKB48の48枚目シングル『根も葉もRumor』のTypeCカップリング曲として収録される[123]。
- 12月26日、この日の放送をもってフジテレビ系「ミライモンスター」を卒業となり[124]、「今日の放送をもって、3年半出演させていただいたミライモンスターを卒業しました とてもあたたかい現場で毎回の収録が本当に楽しかったです!関根さん、石田さん、磯村くん、りんちゃん、スタッフの皆様ありがとうございました!!」[125]とツイートした。
交友関係
- 一番、尊敬しているメンバーは高橋みなみ[126]。
- 仲の良いメンバーは、北原里英[30]。「北原さんとは2人で遊ぶと、公演でブランコに載ったり、散歩したり」[26]。その北原に宮澤佐江を加えたメンバーを「サンモン会」と称し、食事会など開いている[127]。
- 同期メンバーとの関係。「仲間でありライバルです」[128]
- 島崎遥香とは「ゆいぱる」を称している。「ゆいぱるはお互いに親友やとおもってたことが発覚した(=^x^=)!!一週間前ぐらいの話。(笑)」[129]。「真剣な将来の話から他愛ないことまでいろいろ話します」[130]「自分と正反対やけど、さばさばしてるとこは似てるし、物事への考え方が重なる時もあって一緒にいたら成長できそうやし、気持ちが楽!ぱるる好き!!」[131]「近すぎず遠くない存在です。楽屋でもあまり一緒にいなかったり、プライベートでもたまにご飯行くぐらい。でも大事なことはメールとか文で伝えます。キャプテンになった時はホテルが一緒で、枕元に手紙が置いてありました」[132]。
- 大場美奈とは、「同い年やし同期やし、いい仲間」[130]
- 永尾まりやとは、「私が昇格したとき1番におめでとうメールをくれました」[26]「嬉しいときも悲しいときもどんなときも一緒に過ごしてきたなかまです」[133]
- 研究生当時は、同期4人で「チームまゆな」というのを組んでいた。「まゆな」とは、永尾まりやの「ま」、横山由依の「ゆ」、大場美奈、森杏奈の「な」から取られている[134]。
- 地方出身の研究生という事で、「地方組」にも参加。メンバーは、大家志津香、北原里英、指原莉乃、小森美果[21]。「指原さん、北原さん、大家さん、小森さんです! 地方組☆」[128]
- チームAに異動したことがきっかけで、他の後輩メンバーとの交流も多い。
- NMB48兼任をきっかけに仲が良くなったのは、山本彩。山本とのコンビを「横山本」と称している。「(さや姉とは)根本的に気が合う、考えが熱いところ、おもしろい」[132]。また、同じ京都府出身の小谷里歩とも仲が良く、「はんなりーず」を称している[138]。
- 推しメンはなし。「推しメンはいません。推しメンってどうやって決めましたか~?」[128]
- SKE48のモバイルサイトに登録する際、推しメンには高柳明音を選んだらしい。[63]ちなみに、SKE2期生オーディションでは一緒だった。高柳は合格し、横山は途中で落ちたので、当時面識があったのかは不明。
- 生まれ変わったらなりたいメンバーは、大島優子。「優子さんは、女の子として完璧やと思うので、完璧な女の子になってみたいですね」[30]
性格・趣味
- 性格は、「人生で1回も悩んだ事がなくて、あとはなんやろ、負けず嫌いかな」[139]
- はんなり(落ち着いたはなやかさを持つさま。上品に明るいさま)に見えて、実はとてもストイックな体育会系。[42]かなり男らしい性格。[32]
- 大場美奈からは「腹黒」と言われている。大場「そこまで腹黒くはなかったかな。多少はね。そりゃ人間ですものね」[140]
- 長所は、ポジティブ。[66]
- 短所は、短気。[66]
- 一人暮らしだが、もともと一人でいるのが嫌いではないので、そんなに寂しくはない。[36]
- 9期の同期からは、「声が特徴的」と言われている。[141]
- 自分では9期生の中で一番おもしろいと思っているが、みんなからは「おもんない」と言われている。[141]
- 口癖は、(悩むときに時間を稼ぐための)「あ~」「え~」「う~ん」「なんやろな〜」。[30]
- 誕生日は12月8日で、AKB48シアターのグランドオープン日(AKB48のデビュー日)と一緒。メンバーだと多田愛佳、山内鈴蘭が同じ誕生日で、横山の母親も同一日。[21]
- 趣味は、カラオケ。東京探索。[66]音楽鑑賞。[30]
- 特技は、ドラム。[30]側転、逆立ちなどの器械体操。習っていた訳ではないが、友達が習っていて、格好良いと思い真似したら出来た。[21]鏡文字を書けること。[142]
- アウトドア派。[30]
- AKB48に入っていなかったら、「音大に行きたかったので、音大生だったかも」[26]
- 自分を動物に例えると、ネコ。[30]
- 自身に似ているというキャラクター・ニャンちゅうのぬいぐるみを可愛がっている。[40]
- 吊り目が特徴だが、よく“睨んでいる”と思われる。視力はあまり良くなく、「B」。[35]
- 筋肉質で、腕や足は太い。でも、細い手首はお気に入り。大場美奈には「美脚」と言われているが、絶対ウソだと思っている。[35]
- 公称バストサイズは74で、決して大きくはないが、「私そういうのなんかね、気にしない系なんですよ。なんやろ、どうでもいいっていうか(笑)」[35]
- ウエストは60。「研究生公演が続いている時に、一時すごい痩せて細くなったので、そのくびれを大切にしたいと思います」[35]
- 好きな食べ物は、ぶどう、スンドゥブ、餃子。[30]焼き肉、牛丼。子供の頃に両親が肉を全然食べない子だと勝手に思い込んでいたらしく、ほとんど食べてこなかったが、肉うどんを食べた後、肉食系に目覚めた。[141]
- 嫌いな食べ物は、グリンピース。[30]
- 得意料理は、ハンバーグ。餃子。[30]
- 牛丼は好きだが、店で一人で食べる勇気はまだない。いつもテイクアウト。[36]
- 実は大食い。「食べる時はめっちゃ食べます」[143]
- 研究生時代に雑誌の撮影で、渋谷ハチ公前で牛丼を食べさせられた。「これって罰ゲームですか(笑)」[144]「あ、でも楽しかったですよ。撮影じゃないと体験できないじゃないですか(笑)」[139]
- 好きな飲み物は、オレンジジュース。アイスティー。タピオカ。[144]
- 成人後は酒を嗜んでいる。「梅酒とかレゲエパンチを飲みます」[145]
- 好きなブランドは、アースミュージック&エコロジー。[26]one spo、LOWRYS FARM。[30]
- 大家志津香によると、いらない服をあげると横山はどんな服でも喜んでもらってくれる。[146]指原莉乃や高橋みなみというAKBのダサキャラから貰う事も多く、「私服コレクション2011」では、ワースト1に選ばれてしまった。島田晴香「入った当初は、大丈夫かってぐらいおブスファッションだった」。河西智美「由依が可愛い格好してるの見たことない…」[147]島崎遥香「おブスっていうより、地味なんだと思います。だいたいジーパンにTシャツですから。でもダサいダサいって言われすぎて、ちょっと可哀想…」[20]
- 北原里英がブログに掲載した横山の私服姿もかなりのもの。北原「来たときの格好のインパクトがはんぱなかった…! き も す ぎ る なんかきもちわるい!」[148]この画像はファン上でも話題になり、すっかりネタ画像として使われる羽目に。だがこれに対して怒りの反論。「あれはレッスン着ですから! ミッキーのカチューシャも前の日に友達とTDLに遊びに行った時に買ったもので、レッスンの後にあれを付けて洗顔をしていただけ。ちなみに、手に持ってた八つ橋は、友達がお土産に持ってきてくれたものです」。普段はこの時の様な格好で外を出歩く事はないそうだ。[20]
- ファッションのこだわりは、「セーラーカラーがついていたり、マリンっぽい服が好き」[26]島田曰く、最近はずいぶんまともになってきた方で、高橋みなみや柏木由紀によく相談しているとか(だが、どちらもダサいと言われている人たち)。地方組には聞かないらしく、理由を尋ねると、苦笑しながらその場を立ち去った。[20]
- 好きな街は、吉祥寺。[30]
- 家の中で好きな場所は、トイレ。[30]
- (2011年7月現在の)マイブームは、香りの良い入浴剤を集めること。[26]
- 好きな季節は、冬。理由は、自分が生まれた季節だから。[30]
- 好きなアニメは、『メジャー』[128]
- 好きなマンガは、『名探偵コナン』[30]
- 好きなドラマは『ホタルノヒカリ』。「あ、干物女だ」。 [36]
- 好きな映画は、『名探偵コナン』[128]『E.T』[30]
- 好きな作家は、東野圭吾、山田悠介。[128]
- 好きな京都弁は、「~はる」[128]
- AKBで好きな曲は『夕陽を見ているか?』。[42]
- カラオケの十八番は、いきものがかりの『さくら』[26]『帰りたくなったよ』[30]
- 好きな音楽は、J-POP。洋楽はあまり聴かない。[128]
- 好きな自分の顔のパーツは、猫のえくぼ。[144]
- 好きな自分の身体のパーツは、手。[144]
- 好きな男性のタイプは、スポーツできる人。夢を持っている人。いい声の人。[144]ゲームができる人(クレーンゲームとかでも可)。[149]「夢があって人生を楽しんでる人」[150]私より頭が良い人。[30]
- 「恋愛にはもともとあんまり興味が…、ない」[36]でも大島優子の暴露によると、「すんげえイケメン好き」らしい。[151]
- 小学校の時に、友達と好きな男の子と4人で交換日記をしていた。「(好きだって)気持ちをアピールしたりはできなかったけど」[143]
- 理想の彼氏は、「誰に対しても態度が変わらない人!」[150]
- 理想のデートは、ゲームデート。[149]
- 声フェチ。「芸能人とかで特にこの人!っていうのはいないけど、自分が良い声やなって思う人が好き。低くても高くてもよくて、どっちかというと声質の問題…? あと、歌が上手い人も好きです」[143]
- ツンデレかデレデレかでいうと、ツンツン派。「デレの要素が見あたらないからツンツン!」[143]
- 入浴時間は、長いときは2時間、短いときは10分。[30]
- お風呂で最初に洗う所は、顔。[30]
- 結婚願望は今のところなし。[152]
- 好きなスポーツは、バスケ、テニス、陸上。[144]テニス。「実は小5と小6の時テニス習ってました!」[145]
- 楽器は、ドラムとピアノが弾ける。[153]
- 好きなお笑い芸人は、「昔からチュートリアルです。以前は、彼らの漫才を全部再現できました」[152]
- 好きな動物は、鳥、犬、猫、チーター。[128]
- 好きなペットは、鳥(オカメインコ、コザクラインコ)。[144]実家では鳥を飼っていた。SKE48の高柳明音が大の鳥好きとして有名で、2010年の紅白(?)か何かで会った時に、話をする機会があり、仲良くなったとか。[154]
- 上京後は猫を飼っている。名前は「ビス」(2012年8月9日生)[155]で、他のメンバーのGoogle+にも頻繁に登場している[145]。「(ビスは)昼間はいつも寝てます。名前をよんだら振り向きます。お利口さんです!」[145]
- 好きな海外の国は、アメリカ。[144]
- 好きな色は、紫、白、黒、ピンク。[144]
- 好きな数字は、「1」「12」「8」。[144]
- 好きな言葉は、「挑戦」。[144]
- よく見るサイトは、地元の友達のブログ。「大学生活を頑張ってるなーって。特にコメントはしないんですけど(笑)」[26]
- 3歳上の姉がいる。[36]
ギャラリー
AKB48
NMB48
Not yet
参加曲
シングルCD選抜曲
AKB48
- 「ポニーテールとシュシュ」に収録
- 僕のYELL - シアターガールズ名義
- 「チャンスの順番」に収録
- ALIVE - Team K名義
- 「桜の木になろう」に収録
- 偶然の十字路 - アンダーガールズ名義(木本花音とのWセンター)
- Everyday、カチューシャ
- これからWonderland
- ヤンキーソウル
- フライングゲット
- 青春と気づかないまま
- 野菜占い - 野菜シスターズ名義
- 風は吹いている
- 「上からマリコ」に収録
- ノエルの夜
- ゼロサム太陽 - Team K名義
- GIVE ME FIVE!
- 真夏のSounds good !
- ぐぐたすの空
- 君のために僕は…
- ギンガムチェック
- UZA
- 孤独な星空 - Team A名義
- 永遠プレッシャー
- とっておきクリスマス
- HA! - NMB48名義
- So long !
- Ruby - Team A名義
- さよならクロール
- イキルコト - Team A名義
- 恋するフォーチュンクッキー
- 最後のドア
- 涙のせいじゃない
- ハート・エレキ
- キスまでカウントダウン - Team A名義
- 「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」に収録
- Mosh&Dive
- Party is over
- 前しか向かねえ
- ラブラドール・レトリバー
- 今日までのメロディー
- 愛しきライバル - Team K名義
- 心のプラカード
- セーラーゾンビ - ミルクプラネット名義
- 希望的リフレイン
- 初めてのドライブ - Team K名義
- Green Flash
- マジすかFight
- 春の光 近づいた夏
- 履物と傘の物語
- 僕たちは戦わない
- バレバレ節 - WONDA選抜名義
- 君の第二章
- 出逢いの日、別れの日 - ゲンソー&ジキソー名義
- ハロウィン・ナイト
- 一歩目音頭
- ヤンキーマシンガン
- 群像
- 唇にBe My Baby
- 365日の紙飛行機
- やさしい place - Team A名義
- 背中言葉
- 君はメロディー
- 混ざり合うもの - 乃木坂AKB名義
- M.T.に捧ぐ - Team A名義(小嶋陽菜とのWセンター)
- 翼はいらない
- Set me free - Team A名義
- LOVE TRIP/しあわせを分けなさい
- 光と影の日々(山本彩とのWセンター)
- BLACK FLOWER
- ハイテンション
- Better
- シュートサイン
- 願いごとの持ち腐れ
- あの頃の五百円玉
- #好きなんだ
- ギブアップはしない
- 11月のアンクレット
- 予想外のストーリー - ボーカル選抜名義
- ジャーバージャ
- Teacher Teacher
- 君は僕の風 - AKB48グループ センター試験選抜名義
- ロマンティック準備中 - Team A名義
- センチメンタルトレイン
- 百合を咲かせるか?
- NO WAY MAN
- ジワるDAYS
- 必然性 - IZ4648名義
- サステナブル
- 失恋、ありがとう
- 愛する人
- 根も葉もRumor
- 君がいなくなる12月(ソロ楽曲)
NMB48
配信限定シングル曲
AKB48
派生ユニットシングル曲
Not yet
- 週末Not yet
- ひらひら
- 素直になりたい
- 笑うがいい
- 泣きながら微笑んで(Not yet ver.)
- 波乗りかき氷
- フェルメールの手紙
- ハグ友
- ギリシャの貨物船
- 僕たちのオフショア
- ペラペラペラオ
- 海鳴りよ
- 元カレが結婚する時
- 風車が見える街
- 味方
- 西瓜BABY
- 希望の花
- 不毛な夜
- guilty love
- May(ソロ楽曲)
- アイサレルトイウコト(Not yet ver.)
- ヒリヒリの花
- 次のピアス
- もしも、手を繋いでいたら
- 爆発プロフェッサー
- ささやかな僕の抵抗
- 見えない空はいつでも青い - Yui Yokoyama with friends(from AKB48)名義(センター)
チームサプライズ
- 「重力シンパシー」公演
- 重力シンパシー
- そのままで
- 素敵な三角関係
- 旅立ちのとき
- AKBフェスティバル
- キミが思ってるより…
- ハートのベクトル
- 「バラの儀式」公演
- 未来が目にしみる
- 愛しさを丸めて
- 誰が2人を出会わせたのか?
- バラの儀式
アルバムCD選抜曲
AKB48
- 「ここにいたこと」に収録
- 少女たちよ
- 僕にできること - Team K名義
- 人魚のバカンス
- ここにいたこと - AKB48+SKE48+SDN48+NMB48名義
- 「1830m」に収録
- ファースト・ラビット
- 家出の夜 - Team K名義
- やさしさの地図
- 行ってらっしゃい
- 青空よ 寂しくないか? - AKB48+SKE48+NMB48+HKT48名義
- 「次の足跡」に収録
- After rain
- 10クローネとパン
- 確信がもてるもの - Team A名義
- 僕は頑張る
- 「ここがロドスだ、ここで跳べ!」に収録
- 愛の存在
- Conveyor - Team K名義
- 友達でいられるなら
- 「0と1の間」に収録
- あの頃、好きだった人
- Clap - Team A名義
- 「サムネイル」に収録
- あの日の自分(センター)
- ひび割れた鏡
- 「僕たちは、あの日の夜明けを知っている」に収録
- 靴紐の結び方
- クサイモノだらけ
NMB48
- 「てっぺんとったんで!」に収録
- てっぺんとったんで!
- 12月31日
- Lily - Team N名義
- 太宰治を読んだか?
Not yet
- 「already」に収録
- 世界の風を僕らは受けて
- Already
- あれからアールグレイを飲んでいない
その他の参加楽曲
劇場公演ユニット曲
チーム研究生「アイドルの夜明け」公演
- 残念少女
チーム研究生「恋愛禁止条例」公演
- 恋愛禁止条例
チームA 5th「恋愛禁止条例」公演
- 恋愛禁止条例
チーム研究生「シアターの女神」公演
- キャンディー
- 夜風の仕業
チームB 5th「シアターの女神」公演
- (前座ガールズ) ロマンスかくれんぼ
- キャンディー
チームA 6th「目撃者」公演
- (前座ガールズ) ミニスカートの妖精
- サボテンとゴールドラッシュ
チームK 6th「RESET」公演
- (前座ガールズ) 檸檬の年頃
- 制服レジスタンス
チームN 1st「誰かのために」リバイバル公演
- ライダー
チームK 7th「RESET」公演
- 明日のためにキスを
田中将大「僕がここにいる理由」公演
- 虫のバラード
チームA 7th Stage「M.T.に捧ぐ」公演
- 月と水鏡
高橋みなみプロデュース「お蔵入り公演」
- 愛の色
- 恋のPLAN
「サムネイル」公演
- 過ち
出演番組
Wikipediaを参照。
テレビドラマ
- 2016年3月3日、テレビドラマ『AKBホラーナイト アドレナリンの夜』第41話(テレビ朝日)、第42話(ビデオパス、テレ朝動画)に主演・法子 役で出演[156]。
注釈
- ^ wikipediaの記事によると、横山が入学したのは合併前の西宇治高等学校で、その後統廃合により誕生した城南菱創高等学校に通っていたとされている。
- ^ 西村真二、きょんの漫才コンビ。二人とも吉本坂46のメンバーでもある
出典
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- ^ フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」2014年5月31日放送分
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外部リンク
- 公式サイト
AKB48公式プロフィール- 太田プロダクション プロフィール
Google+アカウント- 横山由依 (@Yui_Yoko1208) - Twitter
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横山由依卒業メモリアルブック【公式】 (@yuihan_kobunsha) - TwitterWeiboアカウント (@5536924142) - 新浪微博(中国語)
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