マジすか学園3
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「マジすか学園3」(マジすかがくえんスリー)は、2012年7月13日から10月5日までテレビ東京系で放送されたAKB48出演のテレビドラマ。2010年の「マジすか学園」、2011年の「マジすか学園2」に続くシリーズ第3弾。
概要
- 企画・原作は秋元康[1]。
- 今回は、AKB48だけでなくSKE48、HKT48メンバー他も多数出演予定[1]。
- 設定を今までのものと一新し、舞台はこれまで“学園”ではなく、“プリズン”(監獄)[1]。
あらすじ
- 第1話「ここにもマジはある」
- 20XX年。少年法が改正され、民間企業により運営される少年刑務所が誕生した。不良、落ちこぼれ、引きこもり…そこには世間、学校、さらには家族からも見捨てられた少女たちが集められている。収容期間は無期限。弱肉強食のバトルリング。それが「プリズン HOPE」――通称「マジすかプ リズン」だ!そんな「マジすかプリズン」に今日も一人の少女が収容された…。
- 第2話「仲間のシルシ」
- 「マジすかプリズン」に収容されたパル。パルが収容された監房のメンバーたちは「チームハブ」と呼ばれ、ダースとウルセーヨを中心にテッペン争いが繰り広げられていた。そんな中、部分的に過去を思い出せないパルは、自分がなぜ収容されたかを聞きショックを受ける…。
- 第3話「それがお前のマジなのか」
- パルは、パルの資料を見てしまったピースから、自分が犯した罪を知らされショックを受けていた。そんな中、チームハブと敵対しているチームマングースが、チームハブにパルが加わったことを聞きつけ、パルに近づこうとするが…。
- 第4話「1ダースの涙。」
- チームハブでは、頭だったノブナガが失踪して以来、ウルセーヨとダースの間でテッペン争いが繰り広げられていた。しかし、チームハブのメンバーが徐々にパルの方に傾き始めると、ダースは苛立ち、孤立を深めていく。ダースの過去を知る小耳は、そんな姿に心を痛めるが…。
- 第5話「私のダチに手を出すな」
- 「マジすかプリズン」に収容され、「チームハブ」と呼ばれるメンバーたちの監房に入れられたパル。初めは心を閉ざしていたが、メンバーたちとマジでぶつかり合う中、徐々に変化が起こり始めていた。そんな中、チームマングースのメンバーがパルを挑発してきたが。パルが挑発に乗らないとみるや、2人は名無しに目をつけて…。
- 第6話「ノブナガ登場!」
- パルが宿敵・チームマングースの挑発に乗ってしまったことで、チームハブとチームマングースが一触即発の事態に陥ってしまう。パルはマングースのメンバーの中に見覚えのある少女ミユがいるのを発見し、ミユに近づくのだが…。
- 第7話「プリズンの思惑」
- パルは圭太の幼なじみ・ミユから呼び出されたものの、何者かに襲撃されてしまい、意識を失う。目を覚ますと、そこにはチームハブの元テッペン・ノブナガの姿が。消えたはずのノブナガが、なぜパルの前に突然姿を現したのか? やがてノブナガは衝撃的な事実を語り始める。一方、プリズンではある異変が起きていた…。
- 第8話「さまよう拳」
- パルが無実の罪を着せられてプリズンに収容されてしまった理由がついに明らかになった。全てはプリズンが画策したことだったのだ。所長によって、突然、チームハブとチームマングースの選抜戦の開催が決まる。勝者は腕のリングを解除され、自由を得ることができるという。パルは、圭太を殺したミユと対決するが…。
- 第9話「テッペンの覚悟」
- ミユとパルの戦いに満足しなかった所長は、バトルに負ければ生きながらにして死が待っているという過酷な条件を明かす。チームハブのメンバーたちの運命を背負い、宿敵チームであるマングースのテッペン、アンニンと激突することになってしまったパル。しかし、その心には迷いが生じていて…。
- 第10話「決断!仲間とともに…」
- バトルに負ければ生きながらにして死が待っているという過酷な条件の下、ついに宿敵チームマングースのテッペン・アンニンと激突するこ とになっ たパル。チームハブのメンバーたちの運命を背負って必死に戦うパルだったが、前の戦いで負った傷のせいで、アンニンの猛攻撃を前に苦戦を強いられてしまう…。その頃ノブナガは、看守長の隙を突いて、独居房から脱走を図っていた…。
- 第11話「動機」
- 「これ以上、誰の命も自由にはさせない!」プリズンに対し、ついにパルが反旗を翻した! 集団監房に入れられていたチームマングースを助け出し、全員でプリズンから脱走することを決意したのだ!独居房から脱走してきたノブナガも合流し、ノブナガはプリズンの心臓部へ、ピースたちはプリズンの地図を手に入れようと行動を開始する。しかし、そんなパルたちを衝撃の展開が待ち受けていた!
- 最終話「ぽんこつブルース」
- ついにプリズンとの全面戦争に乗り出したパル。しかし、パルを慕っていたはずのピースが、実はプリズン側の人間だったことが明らかとなった! 一方、所長室で所長と対峙していたノブナガは、目の前で所長にメッシの毒入り腕輪 のシステム作動ボタンを押されてしまう!圧倒的に不利な状況に追い込まれてしまったパルたち。果たして彼女たちを待ち受ける運命とは…!?
用語・舞台設定
- プリズン「HOPE」
- 通称「マジすかプリズン」。法改正後、一番最初に作られた少年刑務所(鑑別所)。運営は民間企業が行っており、建物は閉鎖された学園を改装して使用している。収容されている少女は321名。収容期間は無期限で、退所の判断はプリズン側が行っている。
- 腕輪
- 受刑者の脱走を防ぐための装置。境界線を越えると猛毒が注射される仕組みになっている。
- チーム
- マジすかプリズン内に存在し、弱肉強食のバトルを繰り広げているグループ。パルの所属する「チーム ハブ」のほか、「チーム スパイダー」「チーム シャーク」「チーム ヤンバルクイナ」などがある。
登場人物
マジすかプリズン
チーム ハブ
主人公が所属するチーム。メンバーは8人から構成されており、トレードマークは「はぶ」(クサリヘビ科の毒蛇)。現時点で無敗を誇るチームの一つ。元々のテッペンはノブナガだったが突如消息不明となり、テッペンを巡って内部分裂していた。
- パル/島崎遥香
- C-0321。今作の主人公。寡黙な性格だが、マジな強さを秘めた少女。殺人罪で服役することになったが、本人はその時の記憶が曖昧で、なぜ自分がここにいるのか分からない。ノブナガの代わりに「ハブ」に入ったが、チーム内のテッペンを巡って争っていたウルセーヨとダースを倒したことで、ハブの新たなテッペンとなった。プリズン内で恋人殺しの真犯人を探し始めると、何者かに拉致されノブナガと対面。パルがプリズンに来る羽目になったのはプリズンが仕組んだことであり、真の目的はクリーナーと呼ばれる暗殺者を作り出すことだと聞かされる。
- C-301。痴漢を攻撃しすぎて、過剰防衛でプリズンに送られてきた。チームの明るい調達係で、頼まれれば大抵の物は用意できる。パルに接近し、世話を焼こうとする。
- ダース/大場美奈
- C-0203。熱いヤンキーソウルの持ち主。裏切った自分の仲間12人をまとめて病院送りにして、プリズン送りになった。そのためあだ名が「ダース」(12の意)。チームハブのテッペンだったノブナガの失踪後、自分がハブのテッペンだと思い込み、ウルセーヨとは対立。新入りのパルが加入し、ウルセーヨを倒したためパルと決着を付けることに。そしてパルの力を認め、ハブのテッペンだと認めた。
- 小耳(こみみ)/矢神久美(SKE48)
- C-240。情報屋。イジメられっ子で、「万引きしてこい」と命令され、犯罪を重ねる内に収監される。一応ダースに付いているが、強い方について行くのが処世術。「強い者にはすぐ寝返るっていわれるけど、世渡りがちょっとだけうまいだけですよ」。読唇術(相手の唇の動きや形を見て、発せられた言葉を読みとる技術)が出来る。
- なんてね/木本花音(SKE48)
- C-0262。いつも腹話術の人形「サリー」を持っており、自分は喋らずに代わりにサリーに喋らせる。本人の口癖が「なんてね」。
- 名無し(ななし)/川栄李奈
- C-0220。パシリ係。名前も呼んでもらえないくらい下っ端だから名無し[2]。なんてねとは仲が良い。手紙を書くのが趣味でいつも両親に手紙を送っているが、実はヤミ金に殺されており既にこの世にはいない。
- ウルセーヨ/島田晴香
- C-0207。筋トレが好き。同じチームメンバーだが、ダース・小耳・なんてね・名無しの4人とは対立している。小耳「ちょーっと見かけたんですけど~、自分の筋肉みてうっとりしてるんですよ~ きもっ!ダースと何かと言えばぶつかってるんですけど、内心ハブのテッペンは自分だと思ってるんですよ~。付いてくるのはテツヲだけなんですけどね~。」
- テツヲ/阿部マリア
- C-0226。心は男の、優しい女。ウルセーヨとはいつもつるんでおり、必要以上に仲が良い。
チーム マングース
無敗を誇る2チームの内の一つ。チームハブの天敵。
- アンニン/入山杏奈
- E-0210。マングースのテッペンで、絶対的なリーダー。あまり他人には興味がないが、かなり冷静で怖い性格。ハブの前テッペンであるノブナガとは拳を交えたこともあるが、ノブナガの意向で決着はついていない。
- ミユ/竹内美宥
- E-0267。言葉も少なく、存在感の薄いパシリ。かなりのお金持ちの家のお嬢さまで、代々木圭太の幼馴染だった。プリズン内でパルから、圭太が殺されていることを聞かされる。実は所長の下についているというプリズン側のスパイであり、圭太を殺した真犯人。これまで手先となってこれまで色々と働いてきたが、パルを覚醒させるためのエサにされる。
- メッシ/高橋朱里
- E-0288。元・天才少女のなれの果て。ものすごい犯罪を犯しプリズン送りとなった。彼女にかかれば解読できないシステムはない。
- ヤギ/永尾まりや
- E-0248。凶暴で凶悪。人を傷つけるのが喜び。メッシに首輪を付けられている。
- バンカー/山内鈴蘭
- E-0244。マングースの特攻隊長。ゴルフは抜群に上手いという噂で、会話の中でもしばしばゴルフ用語を使う。
- E-0295。興奮するとロシア語が出るが、国籍は不明。元はスパイだったとも。
- すだち/市川美織
- E-0234。ショッカクの姉。姉妹が捕まった原因は「すだち」らしいが、本人は悪くないと思っている。
- ショッカク/加藤玲奈
- E-0235。すだちの妹。すだちのミスでうっかりで一緒にプリズンへ送られて来た。仲が良いのか悪いのかわからないが、すだちはショッカクに気をつかっている。すだちを恨んでるんでいるかは不明。
その他の囚人
- ノブナガ/松井珠理奈
- C-0117。チームハブの元・テッペン。桁違いの強さを誇り、ピースによると、ハブが勝ち残ったのはノブナガのお陰。パルが来る数日前に忽然と姿を消して消息不明となっている。
- 実はプリズンに目を付けられ「クリーナー(暗殺者)になれ」と命じられたが、これを受け入れなかったため、監禁のような扱いになっている。パルと対面し、プリズンの秘密を話した。
関係者
- 所長/洞口依子
- マジすかプリズンの謎の所長。その眼差しは、氷のように冷たい。絶対権力者らしいがまだ上がいるらしく、誰かに相談している。囚人を“商品”と呼び、どこかへ出荷している。
- 看守長/木村靖司
- マジすかプリズンの看守長。威張りん坊の嫌な奴。ウルセーヨに好意を抱いている。
その他の登場人物
- 代々木圭太(よよぎ けいた)/福山一樹
- 故人。元々は相当強いヤンキーだった。あるケンカでパルと出会い、彼女の最愛の人となるも、パルに刺され殺害されたとされる。
放送日・サブタイトル
放送日 | サブタイトル | |
---|---|---|
第01話 | 2012年07月13日 | ここにもマジはある |
第02話 | 2012年07月20日 | 仲間のシルシ |
第03話 | 2012年07月27日 | それがお前のマジなのか |
第04話 | 2012年08月10日 | 1ダースの涙。 |
第05話 | 2012年08月17日 | 私のダチに手を出すな |
第06話 | 2012年08月24日 | ノブナガ登場! |
第07話 | 2012年08月31日 | プリズンの思惑 |
第08話 | 2012年09月07日 | さまよう拳 |
第09話 | 2012年09月14日 | テッペンの覚悟 |
第10話 | 2012年09月21日 | 決断!仲間とともに… |
第11話 | 2012年09月27日 | 動機 |
第12話 | 2012年10月05日 | ぽんこつブルース |
音楽
- オープニング曲
- 「ぽんこつブルース」
- エンディング曲
- 「動機」
関連項目
脚注・出典
外部リンク