DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain
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『DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?』(ドキュメンタリー オブ エーケービーフォーティーエイト ノー フラワー ウィズアウト レイン しょうじょたちはなみだのあとになにをみる?)は、 2013年2月1日に劇場公開されたAKB48のドキュメンタリー映画作品[1][2]。
解説
AKB48の2012年の1年間に密着したドキュメンタリー映画の3作目。監督は前作に引き続き高橋栄樹[3]。女優の伊藤歩がナレーションを担当した[4]。主題歌「After rain」は、映画用の書き下ろしである。キャッチコピーは、ポスターの顔にもなっているAKB48グループ総監督高橋みなみの座右の銘である「努力は必ず報われる」を取り入れた「努力が報われるかどうかは、わからない。でも、努力しなければ何も始まらない。」。
「AKB不動のエース」と呼ばれた初期メンバー前田敦子の卒業と念願だった東京ドーム公演を軸に、渡辺麻友、松井珠理奈、島崎遥香の3人による前田敦子無き後の次期センター争い、そしてAKB48グループの不文律となっている恋愛禁止条例などをテーマに描く。
前田敦子と同じ初期メンバーだが恋愛禁止のルールを破ったためAKB48の活動を辞退した平嶋夏海、週刊誌に元ファンとの過去の交際を報じられ秋元康からHKT48への移籍を命じられた指原莉乃、AKB次期エース候補と注目されながらも学業優先を理由に卒業したNMB48チームMのセンター城恵理子のその後の様子、週刊誌に芸能人の自宅に泊まったと報じられAKB48の活動を辞退した増田有華などが描かれた。
映画のラスト近くのインタビュー中に、板野友美が2013年内に卒業することをサプライズで発表した[5][6]。このインタビューの内容は、公開直前までの試写では編集中という理由で伏せられていた[7]。
全国119スクリーンで公開され、初日3日間で興収8,780万3,600円、動員動員6万8,213人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第10位となった[8]。
スタッフ
- 監督:高橋栄樹
- 企画:秋元康
- 製作:窪田康志(AKS)、新坂純一(東宝)、秋元伸介(秋元康事務所)、北川謙二(ノース・リバー)、吉田立(NHKエンタープライズ)
- プロデューサー:古澤佳寛、磯野久美子(秋元康事務所)、松村匠(AKS)、牧野彰宏(AKS)、関山幹人
- スーパーバイジングプロデューサー:石原真
- ラインプロデューサー:篠田学(秋元康事務所)、橋本淳司
- 音楽:大坪弘人
- 主題歌:AKB48「After rain」
- 撮影:角田真一、村上拓、堂前徹之、阿部一孝、二階堂悠紀、眞田慧子、遠山雅之、森元敏博、黒木秀一朗、藪田健志、松本綾佳、服部将之、小林光、市川喬章、和田英理香
- 撮影&ステディカム:木村太郎
- 録音:久連石由文
- 編集:村上雅樹
- ナレーション:伊藤歩
- 製作協力:KRK PRODUCE、パイプライン
- 製作:AKS、東宝、秋元康事務所、ノース・リバー、NHKエンタープライズ
- 配給:東宝映像事業部
関連項目・作品
- 桜の花びらたち - 2006年2月1日にインディーズレーベルからリリースされたAKB48の1stシングルで、春定番となっている“桜ソング”の1作目。2008年2月27日にはリメーク版「桜の花びらたち2008」がメジャー8枚目のシングルとしてリリースされ、2012年8月15日リリースのアルバム「1830m」には卒業した前田敦子に贈られた「桜の花びら~前田敦子 solo ver.~」と改題したソロバージョンが収録された。映画では東京ドーム公演の舞台裏で前田敦子がしゃがみ込みながら「桜の花びら」を口ずさむ映像があり、特報にも使われた。
- UZA - 2012年10月31日にリリースされたAKB48メジャー28枚目のシングル。映画では渡辺麻友が当初センターだったことと、それを外された経緯が語られ、外された直後の渡辺麻友の茫然とした表情と、膝を抱えて悔し涙を流す姿の映像が公開された。
- DOCUMENTARY of AKB48 AKB48+10+1 - 映画公開前日の2013年1月31日深夜にNHK総合にて放映された、連動TVドキュメンタリー第3弾。前作「DOCUMENTARY of AKB48 AKB48+1」と同様、AtoZ形式で2012年の活動を振り返る構成。ナレーションも保村真が再登板。インフルエンザ予防接種では終始無表情の渡辺麻友や島崎遥香、余裕の笑顔の松井珠理奈、そして注射怖さに子供のように泣きじゃくる12期研究生の平田梨奈といったメンバー達の様々な表情が捉えられ、また、島崎遥香が“ぽんこつ”という項目でピックアップされるなどした。
出典
- ^ AKB48、ドキュメンタリー映画が公開決定! 前田卒業・熾烈なセンター争いに密着 - ORICON STYLE 2012年10月23日
- ^ たかみな総監督、峯岸に代わり騒動謝罪 登壇メンバー全員で頭下げる - ORICON STYLE 2013年2月1日
- ^ AKB48ドキュメンタリー映画、7パターンの特報映像&ポスタ―ビジュアルが解禁! - ORICON STYLE 2012年11月23日
- ^ 伊藤さとり『映画のもっと近くへ』 - ORICON STYLE 2013年1月30日
- ^ 板野友美、年内でAKB卒業 映画本編で発表「卒業への思いが強くなった」 - ORICON STYLE 2013年2月1日
- ^ 板野友美AKB卒業にメンバーがコメント 高橋みなみ総監督「みんなで背中押す」 - ORICON STYLE 2013年2月1日
- ^ 板野友美が、映画本編でAKB48卒業を発表!舞台挨拶でファンへ心境を語る - CINEMA TRIBUNE 2013年2月2日
- ^ R指定テディベア映画まさかの返り咲き!『テッド』が再びトップ!【映画週末興行成績】 - シネマトゥデイ 2013年2月5日
外部リンク
公式サイト- 映画『AKB48ドキュメンタリー』公式 (@AKB48_movie2016) - Twitter
- 映画『DOCUMENTARY of AKB48』 - Facebook
- 映画『DOCUMENTARY of AKB48』 - Google+
- YouTube
- 関係者のインタビュー
- AKB48も会社も、中間管理職が一番大変 高橋栄樹監督に聞く、AKBの組織論 - 東洋経済新報社
- AKB映画の監督・高橋栄樹インタビュー メンバーに語らせたスキャンダルの真相 - 日刊サイゾー
- 大島優子 SPECIAL INTERVIEW 悔しさも悲しさも寂しさも…いろいろな涙を見た - ORICON STYLE