「満席祭り希望 賛否両論」の版間の差分
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2014年3月31日 (月) 19:47時点における版
『満席祭り希望 賛否両論』(まんせきまつりきぼう さんぴりょうろん)は、2010年3月24日・25日に、横浜アリーナで開催されたAKB48のコンサート。AKB48だけではなく、姉妹グループのSKE48やSDN48も出演した。
第1公演
出演者
- チーム研究生
- チームS
- チームKII
セットリスト
- overture
- 初日-チームB
- AKB参上!-チームA
- 転がる石になれ-チームK
- 7時12分の初恋-多田・高城・仲谷・仲川・前田
- 残念少女-近野・宮崎・渡辺
- 制服レジスタンス-板野・小野・仁藤
- 恋愛禁止条例-岩佐・高橋・片山
- 心の端のソファー-梅田・大島・藤江
- 真夏のクリスマスローズ-篠田・中田・前田亜・松原(バックダンサー:植木・佐野・高松・中村・森・横山)
- 口移しのチョコレート-河西・柏木・北原
- ハート型ウイルス-小嶋・倉持・指原
- Bluerose-秋元・菊地・峯岸・宮澤
- 自分らしさ-小野・佐藤す・渡辺(バックコーラス:石黒・島崎・島田・高松・竹内・森・横山)
- Onlytoday-チームA
- Dearmyteacher-チームA
- RESET-チームK
- ウッホウッホホ-チームK
- ワッショイB!-チームB
- 白いシャツ-チームB
- 青空片想い-木下・松井珠・松井玲・矢神・小木曽・高柳・向田
- バンジー宣言-大矢・小野・桑原・須田・高田・平田・平松・石田・古川・松本
- 遠距離ポスター-チームPB(多田・高城・前田亜・仁藤・宮澤・柏木・宮崎)
- ロマンス、イラネ-岩佐・中田・仲谷・松原・梅田・田名部・中塚・野中・松井咲・米沢・小林・佐藤夏・鈴木・近野・増田・平嶋
- 言い訳Maybe-多田・倉持・小嶋・篠田・高橋・前田・秋元・板野・大島・小野・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・佐藤亜・宮崎・渡辺・松井珠・浦野・佐藤由
- RIVER-小嶋・篠田・高橋・前田・秋元・板野・大島・小野・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・宮崎・渡辺・松井珠
- 会いたかった-全員
- 涙サプライズ!-小嶋・指原・篠田・高橋・前田・板野・大島・小野・仁藤・藤江・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・小森・宮崎・渡辺・松井珠・松井玲
- 10年桜-全員
- 大声ダイヤモンド-全員
- 桜の栞-全員
- 君と虹と太陽と-全員
- 誰かのために-全員
- マジスカロックンロール-全員
第2公演
出演者
※旧チーム体制で披露。メンバー所属状況は組閣後の新体制で表記
- チームA
- チームK
- チームB
- チーム研究生
- チームS
- チームKII
セットリスト
- 檸檬の年頃-石黒・島崎・島田・竹内
- overture
- エンドロール-松原・大島・梅田・野呂
- 黒い天使-高城・前田・藤江
- パジャマドライブ-仲川・平嶋・渡辺
- MARIA-梅田・河西・増田
- 君はペガサス-秋元・宮澤・佐藤夏・野呂
- 背中から抱きしめて-倉持・指原・高城・高橋・仁藤・北原・佐藤亜
- 誘惑のガーター-小嶋・篠田・大島
- 抱きしめられたら-前田・板野・柏木
- Lie-ノースリーブス(小嶋・高橋・峯岸)
- 最終ベルが鳴る-旧チームK・菊地
- 草原の奇跡-旧チームK・菊地
- Dearmyteacher-旧チームA・岩佐・前田亜・野中
- ただいま恋愛中-旧チームA・岩佐・前田亜・野中
- ワッショイB!-旧チームB・内田・小森
- 水夫は嵐に夢を見る-旧チームB・内田・小森
- AKB参上!-旧チームA・野中・松井咲・佐藤す
- 転がる石になれ-旧チームK・菊地
- 初日-旧チームB・内田・小森
- 青空片想い-木下・松井珠・松井玲・矢神・小木曽・高柳・向田
- バンジー宣言-大矢・小野・桑原・須田・高田・平田・平松・石田・古川・松本
- Chooseme!-チームYJ(倉持・指原・仲川・菊地・峯岸・河西・北原)
- ロマンス、イラネ-岩佐・中田・仲谷・松原・梅田・田名部・中塚・野中・松井咲・米沢・小林・佐藤夏・鈴木・近野・増田・平嶋
- 言い訳Maybe-多田・倉持・小嶋・篠田・高橋・前田・秋元・板野・大島・小野・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・佐藤亜・宮崎・渡辺・浦野・佐藤由・松井珠
- RIVER-小嶋・篠田・高橋・前田・秋元・板野・大島・小野・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・宮崎・渡辺・松井珠
- 会いたかった-全員
- 涙サプライズ!-小嶋・指原・篠田・高橋・前田・板野・大島・小野・仁藤・藤江・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・小森・宮崎・渡辺・松井珠・松井玲
- 10年桜-全員
- 大声ダイヤモンド-全員
- 桜の栞-全員
- BINGO!-全員
- ひこうき雲-全員
- マジスカロックンロール-全員
第3公演
※M2-M13は、ドラマ『マジすか学園』の役で披露。
出演者
- チーム研究生
- チームS
- チームKII
- 1期生
- 穐田和恵、伊藤花菜、今吉めぐみ、梅田悠、浦野一美、大河内美紗、大堀恵、加藤雅美、河内麻沙美、近藤さや香、佐藤由加理、芹那、チェン・チュー、西国原礼子、野呂佳代、畠山智妃、三ツ井裕美、甲斐田樹里、小原春香、手束真知子、なちゅ
- 2期生
- 相川友希、亜希子、伊東愛、大山愛未、木本夕貴、KONAN、たかはしゆい、谷咲伴美、津田麻莉奈、奈津子、二宮悠嘉、福田朱子、福山咲良、藤社優美、細田海友、松島瑠美
セットリスト
- overture
- マジスカロックンロール-全員
- 僕の太陽-全員
- スカート、ひらり-全員
- 鏡の中のジャンヌ・ダルク-チームホルモン(指原・高城・仁藤・北原・小森)
- Confession-ラッパッパ1年(片山・仲谷・田名部・米沢)
- 春が来るまで-歌舞伎シスターズ(倉持・河西)
- 初恋泥棒-山椒姉妹(多田・奥・宮崎)
- ハート型ウイルス-チョウコク・学ラン・ネズミ(秋元・宮澤・渡辺)
- ごめんねジュエル-みなみ・エレナ・峯岸・珠理奈(高橋・小野・峯岸・松井珠)
- クラスメイト-ラッパッパ四天王(小嶋・板野・柏木・松井玲)
- てもでもの涙-サド・優子先輩(篠田・大島)
- 禁じられた2人-前田・だるま(前田・なちゅ)
- アッカンベー橋-渡り廊下走り隊(多田・仲川・菊地・平嶋・渡辺)
- 青空片想い-木下・松井珠・松井玲・矢神・小木曽・高柳・向田
- バンジー宣言-大矢・小野・桑原・須田・高田・平田・平松・石田・古川・松本
- 夢を死なせるわけにいかない-全員
- RUNRUNRUN-全員
- 孤独なランナー-SDN48
- 君のことが好きだから-2代目アンダーガールズ(多田・片山・倉持・指原・高城・仲川・前田亜・菊地・仁藤・藤江・石田・奥・小森・佐藤亜・佐藤す・松井玲)
- ロマンス、イラネ-岩佐・中田・仲谷・松原・梅田・田名部・中塚・野中・松井・米沢・小林・佐藤夏・鈴木・近野・増田・平嶋
- 言い訳Maybe-多田・倉持・小嶋・篠田・高橋・前田・秋元・板野・大島・小野・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・佐藤亜・宮崎・渡辺・浦野・佐藤由・松井珠
- RIVER-小嶋・篠田・高橋・前田・秋元・板野・大島・小野・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・宮崎・渡辺・松井珠
- 会いたかった-全員
- 涙サプライズ!-小嶋・指原・篠田・高橋・前田・板野・大島・小野・仁藤・藤江・峯岸・宮澤・河西・柏木・北原・小森・宮崎・渡辺・松井珠・松井玲
- 10年桜-全員
- 大声ダイヤモンド-全員
- 桜の栞-全員
- 君と虹と太陽と-チームA・K・B・松井珠・松井玲
- BINGO!-全員
- ひこうき雲-全員
- マジスカロックンロール-全員
発表されたこと(サプライズ)
3月24日発表分
- チームB4th「アイドルの夜明け」が4月16日に千秋楽、B5thが5月21日に初日。
- チームA5th「恋愛禁止条例」が5月27日に千秋楽、A6thが6月19日に初日。
- タイ・バンコクでの公演開催発表。
- 7月10・11日に、代々木第一体育館でのコンサート開催。
- 8月17日~31日、新チームでの全国ツアー(地方公演)。
3月25日発表分
- 16thシングル『ポニーテールとシュシュ』が5月26日に発売。
- 17thシングルが8月発売。選抜メンバーをファン投票で選ぶという「第2回総選挙」の開催発表。発表後、会場外では既にスポーツ紙の号外が作られており、配られた。
- メンバー22名の所属事務所移籍。
- 太田プロ
- 野呂佳代
- 北原里英
- 指原莉乃
- ホリプロ
- 仁藤萌乃
- 石田晴香
- 大堀恵
- プロダクション尾木
- 岩佐美咲
- 松原夏海
- 野中美郷
- 小森美果
- ワタナベエンターテイメント
- 大家志津香
- 倉持明日香
- 佐藤夏希
- サムデイ
- 松井咲子
- アトリエダンカン
- 片山陽加
- 佐藤亜美菜
- アーティストハウス・ピラミッド
- 米沢瑠美
- ドレスコード
- 中塚智実
- 鈴木まりや
- フロスツゥー
- 前田亜美
- ムーサ
- 内田眞由美
- 田名部生来
- チームをシャッフルした前回の「組閣祭り」や、この次に行われた「サプライズはありません」に比べると、それほど大きな発表は無かったとする意見もあるが、[1]別の意見もある。それは事務所移籍の件で、これまでAKBは前田、大島、渡辺、柏木などの一部メンバーは大手芸能事務所に所属していたが、あくまで「預かって貰っている」という状態。スケジュールなどの主導権はAKS(AKBの運営会社)側が握っていた。しかし今回の発表で、研究生以外の正規メンバーは全員他事務所へ移籍。運営も、今後はその様な方針で行くと発表し、大きく方向転換した訳だが、実はその理由は、先月2月に一部週刊誌でAKSの社長が一部メンバーと不適切な関係を持っていると報じられた件が原因。これまで芸能プロダクション側は、メンバーが社長に誘われると、例えプライベートな用事であっても諦めるしかなかった。しかし徐々に社長の職権乱用は悪化し、さらにそれが報道されてしまった。事実かどうかはさておき、大きくイメージダウンにはなった事は間違いなく、芸能事務所側も激怒。広告代理店関係者の話によると、バーニング(実名で報道されたメンバーの所属する事務所の親会社)の幹部が、秋元康に「この様な状態が続くなら、AKB48メンバーは預けられない」と直談判。長年業界にいる秋元もバーニングを敵に回せないのは知っており、社長と話し合った結果、メンバー管理の主導権を所属事務所側に渡した。代わりにAKS側は、人気のあまりないメンバーも含め全員を芸能事務所で預かって貰う事で手を打ったという。[2]
ゴシップ雑誌の話なので、この様な話が本当にあったのかどうかは読んだ人それぞれが判断する事だが、実際にこのコンサート以後、メンバーが収録の途中で別のユニット仕事のため抜けたり、劇場公演を休演し、ユニットの新曲のプロモーション活動を行って非難を浴びるなど、明らかに仕事の主導権は事務所側に移っていると思われる点も多々ある。また運営の序列とは別に、芸能事務所による序列もでき、メンバー格差は大きくなった。それまであまり日の目を見ることのなかったメンバーが、大手事務所に所属した途端、いきなり番組で大々的に特集されたりした。このコンサートの後、選抜総選挙を経てAKBはブレイクしたが、やはり芸能事務所のプロモーション力が、ブレイクするキッカケの一つになった事も否定は出来ない。AKBメンバーの仕事は増えたが、個人個人のタレントの仕事が優先され、人気メンバーが集まるのは、月1の撮影や特番ぐらいとなってしまった。この様な状況を、あるメンバーは「AKBがバラバラになってしまった」とも言っている。あまりサプライズはなかったとされる同コンサートではあるが、そういう意味で、AKBにとって一つのターニングポイントになったコンサートであるとも言える。
脚注・出典