「AKB48」の版間の差分
細 (→総称としての「AKB48」: じゃんけん大会の本戦と予備選の参加範囲を補足(「AKB48」の説明に「AKB48」という語を用いるのはご法度では……????)) |
(現況に即した記述に修正、加筆(第6回総選挙に伴う加筆など)。) |
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:「メディア選抜」というのは、あくまでAKB48としての活動の話なので、歌手以外の「タレント」としての活動は、{{要出典|範囲=所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、メディア選抜ではないメンバーもタレントとしてTV出演する事は多い。}} | :「メディア選抜」というのは、あくまでAKB48としての活動の話なので、歌手以外の「タレント」としての活動は、{{要出典|範囲=所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、メディア選抜ではないメンバーもタレントとしてTV出演する事は多い。}} | ||
;選抜メンバー | ;選抜メンバー | ||
: | :AKB48としてリリースされるシングル曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい10~20名ほど。(夏歌を除く)総選挙では上位16名まで(第1回から第3回までは上位21名まで)に入った者が担当する。この「選抜入り」というのは、研究生も含めて300名以上在籍しているAKB48、[[SKE48]]、[[NMB48]]、[[HKT48]]、海外グループへの移籍メンバーの中から、上位1割未満の者しかなれない狭き門である。 | ||
:自分たちの冠番組ではコーナーに参加し、AKB48の中心的メンバーとして活動。一般的な知名度も高い。 | :自分たちの冠番組ではコーナーに参加し、AKB48の中心的メンバーとして活動。一般的な知名度も高い。 | ||
;[[アンダーガールズ]] | ;[[アンダーガールズ]] | ||
:選抜入りする事ができなかったメンバーは、[[アンダーガールズ]]というユニット名義で、シングルのカップリング曲を担当する。アンダーガールズができたのは13thシングルから。「アンダー」とは代役という意味で、選抜メンバーが別の仕事で出演出来ない場合は代わりを務める。シングルによっては、カップリング曲を期間限定のユニットなどが担当する事もあるため、全曲でアンダーガールズやシアターガールズが担当している訳ではない。 | :選抜入りする事ができなかったメンバーは、[[アンダーガールズ]]というユニット名義で、シングルのカップリング曲を担当する。アンダーガールズができたのは13thシングルから。「アンダー」とは代役という意味で、選抜メンバーが別の仕事で出演出来ない場合は代わりを務める。シングルによっては、カップリング曲を期間限定のユニットなどが担当する事もあるため、全曲でアンダーガールズやシアターガールズが担当している訳ではない。 | ||
:このクラスにいるメンバーは、自分たちの番組でもコーナーに参加する事は少なく、いわゆる雛壇を担当する事が多いが、選抜メンバーが別の仕事で揃わない場合は、彼女たちがコーナーに参加する事もある。 | :このクラスにいるメンバーは、自分たちの番組でもコーナーに参加する事は少なく、いわゆる雛壇を担当する事が多いが、選抜メンバーが別の仕事で揃わない場合は、彼女たちがコーナーに参加する事もある。 | ||
:選抜総選挙においては、ランクインはしたが、選抜順位に届かなかった次点メンバーによって結成されるユニットを指す。総選挙の回数を重ねる度に対象順位・人数は変動しており、[[第1回総選挙|第1回]]では「22位から30位」の9名、[[第2回総選挙|第2回]]・[[第3回総選挙|第3回]]では「22位から40位」の19名、[[第4回総選挙|第4回]]からは「17位から32位」の16名が相当する。[[米沢瑠美]](第1回)、[[多田愛佳]](第2回、現・HKT48)、[[梅田彩佳]](第3回、現・NMB48)、[[高城亜樹]](第4回)、[[柴田阿弥]](第5回、SKE48)、[[松村香織]](第6回、SKE48)がセンターを経験している。 | |||
;シアターガールズ | ;シアターガールズ | ||
:第3回総選挙まで存在した大所帯ユニット。アンダーガールズ入りする事ができなかったメンバーは、ユニット「シアターガールズ」名義でシングルの3曲目を担当する。シアターガールズができたのは14thシングルからで、「シアター」とはAKB48劇場を指し、つまり劇場[[公演]]を中心に活動するメンバーの事。 | :第3回総選挙まで存在した大所帯ユニット。アンダーガールズ入りする事ができなかったメンバーは、ユニット「シアターガールズ」名義でシングルの3曲目を担当する。シアターガールズができたのは14thシングルからで、「シアター」とはAKB48劇場を指し、つまり劇場[[公演]]を中心に活動するメンバーの事。 | ||
: | :自分たちのレギュラー番組であっても、収録に呼ばれる事は少なく、メディア露出が少なければ、知名度や人気が上がらず、選挙での順位も伸びない。1回の劇場公演を見ることが出来るお客さんの数は250名と少ないため、AKB48の原点である劇場公演を頑張って支えているメンバーであっても、ファンの人気や知名度という意味では評価に繋がりにくい。さらに現在は劇場公演が少ない時は月1~2回しか行われないなど、活躍する機会はますます少なくなっている。実際に選抜総選挙は、運営や所属事務所がプッシュし、シングル曲を歌っているメンバーや、メディアに頻繁に出演しているメンバーが有利な結果になるなど、「不公平」という批判も多い。 | ||
:そしてこの様なファンからの不満や、メンバーのモチベーションも下がっているという報告を受けた秋元康が考え出した選抜方法が、「[[じゃんけん選抜]]」。秋元「一歩ずつしか進めない訳ですよ。まだ劇場の公演すら経験が少ないメンバーがどんなに頑張っても、総選挙で1位になれる訳がない。(現在シアターガールズにいるメンバーは)アンダーガールズに入って、選抜メンバーに入って、上位に入って、センターを目指す。という段階があります。でも今回だけは、研究生が突然、AKBのセンターに立つ事も十分ありえます」。<ref name="janken">『AKB48 [[じゃんけん選抜]] 公式ガイドブック』</ref> | :そしてこの様なファンからの不満や、メンバーのモチベーションも下がっているという報告を受けた秋元康が考え出した選抜方法が、「[[じゃんけん選抜]]」。秋元「一歩ずつしか進めない訳ですよ。まだ劇場の公演すら経験が少ないメンバーがどんなに頑張っても、総選挙で1位になれる訳がない。(現在シアターガールズにいるメンバーは)アンダーガールズに入って、選抜メンバーに入って、上位に入って、センターを目指す。という段階があります。でも今回だけは、研究生が突然、AKBのセンターに立つ事も十分ありえます」。<ref name="janken">『AKB48 [[じゃんけん選抜]] 公式ガイドブック』</ref>秋元の言うとおり、実際にじゃんけん大会を制し、センターになったのは、これまでシアターガールズだった[[内田眞由美]]であった(詳細は[[第1回じゃんけん大会]]を参照)。 | ||
:また、秋元は「綺麗事かもしれませんが」としながら、「やっぱり48人いてAKB48なんです。音楽番組に出ているメンバーがいて、その時間に劇場公演でステージを見せているメンバーがいる。それがAKBの楽しさ。何をしていれば上だという事はない」と、階級制度の様な説明には否定的な見解を示している。実際にカップリング曲を担当するユニット名は、通称、AKB48においては「DIVA」(派生ユニットとしての「[[DiVA]]」とは異なる)、SKE48や[[SDN48]]においては「アンダーガールズA・B」「白組・紅組」の様に、上下関係が分かり難い様な名前を使用する事が増えている。<!-- | :また、秋元は「綺麗事かもしれませんが」としながら、「やっぱり48人いてAKB48なんです。音楽番組に出ているメンバーがいて、その時間に劇場公演でステージを見せているメンバーがいる。それがAKBの楽しさ。何をしていれば上だという事はない」と、階級制度の様な説明には否定的な見解を示している。実際にカップリング曲を担当するユニット名は、通称、AKB48においては「DIVA」(派生ユニットとしての「[[DiVA]]」とは異なる)、SKE48や[[SDN48]]においては「アンダーガールズA・B」「白組・紅組」の様に、上下関係が分かり難い様な名前を使用する事が増えている。<!-- | ||
上記の正規メンバーの下には、[[研究生]]と呼ばれる正規メンバーへの昇格を目指す者達がいる。さらにこの研究生の下には、研究生候補と呼ばれる研究生を目指す者がいる。現在はAKB48のオーディションに合格すると、まずはこの研究生候補から始まり、そして[[セレクション審査]]に合格すれば研究生となり、さらに運営に実力を認められれば、晴れてAKB48の正規メンバーへと昇格できる。正規メンバーとなっても、上に描かれているピラミッドを登って行かなければ、「選抜メンバー」としてシングル曲を歌う事はできない。 --> | 上記の正規メンバーの下には、[[研究生]]と呼ばれる正規メンバーへの昇格を目指す者達がいる。さらにこの研究生の下には、研究生候補と呼ばれる研究生を目指す者がいる。現在はAKB48のオーディションに合格すると、まずはこの研究生候補から始まり、そして[[セレクション審査]]に合格すれば研究生となり、さらに運営に実力を認められれば、晴れてAKB48の正規メンバーへと昇格できる。正規メンバーとなっても、上に描かれているピラミッドを登って行かなければ、「選抜メンバー」としてシングル曲を歌う事はできない。 --> | ||
;ネクストガールズ | ;ネクストガールズ | ||
: | :第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで33位から48位までのメンバー。いずれも第33位となった[[岩佐美咲]](第4回)、[[佐藤亜美菜]](第5回)、[[藤江れいな]](第6回、NMB48)がセンターを経験している。 | ||
;フューチャーガールズ | ;フューチャーガールズ | ||
: | :第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで49位から64位までのメンバー。いずれも第49位となった[[武藤十夢]](第4回)、[[薮下柊]](第5回、NMB48)、[[岩佐美咲]](第6回)がセンターを経験している。 | ||
;ウェイティングガールズ | ;ウェイティングガールズ | ||
: | :第4回総選挙のみの圏外ユニット。シアターガールズと同じ役割。100人以上で「あの日の風鈴」を歌唱。 | ||
;アップカミングガールズ | ;アップカミングガールズ | ||
: | :第6回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで65位から80位までのメンバー。第65位となった[[永尾まりや]](第6回)がセンターを経験している。 | ||
==合格期 == | ==合格期 == | ||
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*[[リクエストアワーセットリストベスト100 2011]] | *[[リクエストアワーセットリストベスト100 2011]] | ||
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*[[たかみなについて行きます]] | *[[たかみなについて行きます]](東日本大震災発生により中止) | ||
:<del>(3月25日・26日・27日、横浜アリーナ)</del> | :<del>(3月25日・26日・27日、横浜アリーナ)</del> | ||
*[[「見逃した君たちへ」~AKB48グループ全公演~]] | *[[「見逃した君たちへ」~AKB48グループ全公演~]] | ||
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:(1月27日、TOKYO DOME CITY HALL) | :(1月27日、TOKYO DOME CITY HALL) | ||
*[[AKB48単独&グループ 春コン in 国立競技場~思い出は全部ここに捨てていけ!~]] | *[[AKB48単独&グループ 春コン in 国立競技場~思い出は全部ここに捨てていけ!~]] | ||
:(3月29日・<del>30日</del> | :(3月29日・<del>30日</del>(荒天のため中止)、国立霞ヶ丘競技場) | ||
*[[大島優子卒業コンサート in 味の素スタジアム]]~6月8日の降水確率56%(5月16日現在)、てるてる坊主は本当に効果があるのか?~ | *[[大島優子卒業コンサート in 味の素スタジアム]]~6月8日の降水確率56%(5月16日現在)、てるてる坊主は本当に効果があるのか?~ | ||
:(6月8日、味の素スタジアム) | :(6月8日、味の素スタジアム) | ||
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==AKB48劇場 == | ==AKB48劇場 == | ||
*ドン・キホーテ秋葉原店の8階にある専用シアター「AKB48劇場」をホームグラウンドとして活動している。また5階にはDVDやグッズを販売する「AKB48 SHOP」がある。2009年6月からは東京ドームシティアトラクションズジオポリスシアターGロッソをセカンドグラウンドとして、不定期で公演を行っている。 | *ドン・キホーテ秋葉原店の8階にある専用シアター「AKB48劇場」をホームグラウンドとして活動している。また5階にはDVDやグッズを販売する「AKB48 SHOP」がある。2009年6月からは東京ドームシティアトラクションズジオポリスシアターGロッソをセカンドグラウンドとして、不定期で公演を行っている。 | ||
* | *公演は全てオリジナル曲で、2013年9月現在、姉妹ユニットを含むと1000曲を超えるオリジナル曲が発表されている。全ての作詞を、総合プロデューサーの秋元康が担当し、多数の作曲家により作曲されている。舞台監修と振り付けは、かつてモーニング娘を担当していた夏まゆみ(現在は48グループの仕事からは離れている)。 | ||
*セットリストは、''[[AKB48公演]]''を参照。 | *セットリストは、''[[AKB48公演]]''を参照。 | ||
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==外部リンク == | ==外部リンク == | ||
* [http://www.akb48.co.jp/ AKB48公式サイト] | * [http://www.akb48.co.jp/ AKB48公式サイト] | ||
* [http://ameblo.jp/akihabara48/ AKB48 Official Blog | * [http://ameblo.jp/akihabara48/ AKB48 Official Blog ~1830mから~(公式ブログ)] | ||
* [http://www.youtube.com/AKB48 YouTube (AKB48オフィシャルチャンネル)] | * [http://www.youtube.com/AKB48 YouTube (AKB48オフィシャルチャンネル)] | ||
* [http://www.kingrecords.co.jp/akb48/ キングレコード(所属レコード会社)] | * [http://www.kingrecords.co.jp/akb48/ キングレコード(所属レコード会社)] | ||
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* [http://www.akb48.com.hk/ AKB48 Offical Shop Hong Kong] | * [http://www.akb48.com.hk/ AKB48 Offical Shop Hong Kong] | ||
* [http://www.google.com/intl/ja/+/project48/ AKB48 Now on Google+] | * [http://www.google.com/intl/ja/+/project48/ AKB48 Now on Google+] | ||
**[https://plus.google.com/106758056094193397775/posts AKB48 部屋っ子] | **[https://plus.google.com/106758056094193397775/posts AKB48 部屋っ子] 48グループ18歳未満メンバーのGoogle+共有アカウント(現在は個人アカウントへ移行済) | ||
**[https://plus.google.com/117368443117982031627/posts AKB48 部屋っ子II] AKB48所属メンバーのうち、個人アカウントを保持していないメンバー(ドラフト生全員および[[達家真姫宝]])のGoogle+共有アカウント | |||
{{AKB48}} | {{AKB48}} |
2014年9月16日 (火) 22:47時点における版
AKB48 | |
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活動期間 | 2005年12月8日 - |
チーム | |
レーベル | AKS(2005年 - ) |
総合プロデューサー | |
公式サイト |
本項では、秋元康総合プロデュースの女性アイドルグループ『AKB48』(エーケービー フォーティーエイト)について記述する。
- AKB48の歴史については、「AKB48の歴史」を参照。
- AKB48のメンバー・元メンバーの一覧は、「AKB48メンバー一覧」を参照。
- AKB48のオーディションについては、「AKB48オーディション」を参照。
- AKB48の作品については、「AKB48ディスコグラフィー」を参照。
- AKB48の劇場公演については、「AKB48の劇場公演」を参照。
また、姉妹グループと呼ばれるSKE48・NMB48・HKT48や海外拠点のJKT48・SNH48を含めてAKB48と称する事もあるが、それらグループの個々の活動については、各ページを参照のこと。
概要
- コンセプトは「会いに行けるアイドル」[1]。秋葉原に専用劇場を持ち、そこで公演を行っている。これまでのアイドルとは違い、メディアを通した遠い存在だったアイドルを身近に感じる事が出来る。
- もう一つの特徴は、ほとんどのアイドルがデビュー前から厳しいレッスンを重ね、完璧な状態でデビューするのに対し、AKB48はその成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していくというアイドルプロジェクト。理由は、秋元が数々のスターが誕生していく瞬間を見て、ファンにも見て貰いたいと思ったから。メンバーは、まったく歌やダンスの経験がなくても、1~2ヶ月という短いレッスンでデビューする。既に完成されている場合だと、毎日公演を行うAKB48のようなグループの場合、すぐに飽きられてしまうが、AKBのメンバーは常に成長し、同じ演目であっても毎回違う公演を見せる事ができる。[2]
- 開始時のプロジェクト名は「秋葉原48(あきはばらフォーティエイト)」。現在のグループ名「AKB」の由来は、秋葉原(Akihabara)から。
- AKB48では、グループが大人数であること、通常はそれぞれのチームに分かれて公演を行っていることなどから、シングルをリリースする際、または写真集・雑誌のグラビア写真等には一部のメンバーが選抜され、レコーディング、CDジャケット、PV、プロモーション活動には選抜されたメンバーが起用される。
- ステージ衣装の殆どは、秋元康が教授を務めている京都造形芸術大学の学生がデザインしている[3]。
総称としての「AKB48」
「AKB48」という語にはいくつかの意味がある。3.・4.・5.の用法の場合には、「AKB48グループ」「48グループ」「AKBグループ」(AKB48G、48G、AKBG)などと呼ばれることも多い。
- AKB48に所属するチームA・チームK・チームBの正規メンバーのみを指す最も狭義の用法。かつては「16名×3チーム=48名」を基本とした体制を取っていたため、研究生を除く約48人のみを「AKB48」と称したり、欠員が生じた場合は研究生を補充して48人ぴったりで「AKB48」としてメディアに出演することもあった。現在は定員という概念はなく、チーム数も増えたためこの用法はほとんど用いられないが、じゃんけん大会は増設されたチーム4を含むこれらのメンバーが本戦に直接出場できる。
- AKB48に所属する全メンバーを指す用法。1.に加えて研究生や増設されたチーム4、また、通常の活動内容や採用形態が異なるチーム8、大人AKB48、バイトAKBも含める。例えば「AKB48とSKE48」のように、姉妹グループと併記されて用いられる場合はこの用法である。
- 2.に加えて、日本国内の姉妹グループ(SKE48・NMB48・HKT48および現在活動休止中のSDN48)も含めて指す用法。姉妹グループからAKB48の選抜メンバーに選ばれることもあり、選抜総選挙やじゃんけん大会の予備選はSDN48を除いたこの括りで開催される。
- 3.に加えて、日本国外のJKT48、SNH48、活動開始前のTPE48も含めた全ての姉妹グループを指す用法。
- 3.や4.に加え、警察官OBらで結成されたOJS48、公式ライバルグループの乃木坂46を含めた最広義の用法。この用法で含めるグループは文脈によって異なるうえに、前述の用法と比べると大きく趣旨が離れることもあってか、ほとんど用いられない。
チーム
正規メンバーは、下記のいずれかのチームに所属している。詳細はそれぞれの項目を参照。
また、正規メンバーではないメンバーは「研究生」と呼ばれている。詳細は研究生を参照。
かつて存在したチーム
一軍、二軍編成
(2005年12月~2006年3月) 一軍、二軍それぞれ24名。2006年1月24日から2月28日まで実際に第1回ファン投票が行われたが、翌3月に制度の見直しを発表。実際にはチーム分けは行われなかった。
カラー分け
(2006年2月~3月) デビューシングル『桜の花びらたち』発売記念イベントで編成された、色によるチーム分け。各チーム毎に全国のCDショップ等でインストアイベント、握手会、ミニライブを行った。本格的な活動はないが、メンバーをチームによって分けるという先駆けとなった。
- レッドチーム
- 川崎希、中西里菜、大島麻衣、増山加弥乃
- オレンジチーム
- 高橋みなみ、佐藤由加理、渡辺志穂、板野友美
- ピンクチーム
- 駒谷仁美、成田梨紗、浦野一美、星野みちる、篠田麻里子
- グリーンチーム
- 戸島花、小嶋陽菜、平嶋夏海、宇佐美友紀
- ブルーチーム
- 峯岸みなみ、前田敦子、折井あゆみ、大江朝美
ばら組・ゆり組
(2006年11月)詳細はばら組・ゆり組を参照。
ひまわり組
(2007年7月~2008年4月)詳細はひまわり組を参照。
役割
AKB48はシングルをリリースする毎に、その役割を大きく分けるといくつかのグループに分ける事が出来る。これらはピラミッドの様な構造になっており、上が序列が高く、下にいくほど低くなっている。所属するメンバーはシングル曲を発売する毎に変わり、決めるのはもちろん秋元康を中心とするAKB48運営陣。メンバーは毎回多少入れ替わるが、大幅に変更される事は少なく、大抵のメンバーはほぼ固定されている。
ちなみに、これをファンの人気投票によって決めようというのが選抜総選挙。選挙で決まる人数は各回によって変動し、2014年の第6回総選挙では16人ずつ80位までが発表、選抜される。
- メディア選抜
- 第3回総選挙まで存在した呼称。シングル曲の選抜メンバーであるのはもちろん、AKB48の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動するメンバー。第1位から第12位までの上位12名が担当する(第4回総選挙より、選抜メンバーが16名まで削減される一方で、全員がメディア選抜となったため、呼称廃止)。
- これまではAKB48の「顔」として、AKB48自身の番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加。しかし近年は、このクラスにいる人気メンバーはソロ活動も活発になり、単独でのレギュラー番組やドラマ出演、事務所のユニット活動などが優先されるため、最近は自分たちが出演する番組であっても欠席が場合も多い。
- 「メディア選抜」というのは、あくまでAKB48としての活動の話なので、歌手以外の「タレント」としての活動は、所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、メディア選抜ではないメンバーもタレントとしてTV出演する事は多い。[要出典]
- 選抜メンバー
- AKB48としてリリースされるシングル曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい10~20名ほど。(夏歌を除く)総選挙では上位16名まで(第1回から第3回までは上位21名まで)に入った者が担当する。この「選抜入り」というのは、研究生も含めて300名以上在籍しているAKB48、SKE48、NMB48、HKT48、海外グループへの移籍メンバーの中から、上位1割未満の者しかなれない狭き門である。
- 自分たちの冠番組ではコーナーに参加し、AKB48の中心的メンバーとして活動。一般的な知名度も高い。
- アンダーガールズ
- 選抜入りする事ができなかったメンバーは、アンダーガールズというユニット名義で、シングルのカップリング曲を担当する。アンダーガールズができたのは13thシングルから。「アンダー」とは代役という意味で、選抜メンバーが別の仕事で出演出来ない場合は代わりを務める。シングルによっては、カップリング曲を期間限定のユニットなどが担当する事もあるため、全曲でアンダーガールズやシアターガールズが担当している訳ではない。
- このクラスにいるメンバーは、自分たちの番組でもコーナーに参加する事は少なく、いわゆる雛壇を担当する事が多いが、選抜メンバーが別の仕事で揃わない場合は、彼女たちがコーナーに参加する事もある。
- 選抜総選挙においては、ランクインはしたが、選抜順位に届かなかった次点メンバーによって結成されるユニットを指す。総選挙の回数を重ねる度に対象順位・人数は変動しており、第1回では「22位から30位」の9名、第2回・第3回では「22位から40位」の19名、第4回からは「17位から32位」の16名が相当する。米沢瑠美(第1回)、多田愛佳(第2回、現・HKT48)、梅田彩佳(第3回、現・NMB48)、高城亜樹(第4回)、柴田阿弥(第5回、SKE48)、松村香織(第6回、SKE48)がセンターを経験している。
- シアターガールズ
- 第3回総選挙まで存在した大所帯ユニット。アンダーガールズ入りする事ができなかったメンバーは、ユニット「シアターガールズ」名義でシングルの3曲目を担当する。シアターガールズができたのは14thシングルからで、「シアター」とはAKB48劇場を指し、つまり劇場公演を中心に活動するメンバーの事。
- 自分たちのレギュラー番組であっても、収録に呼ばれる事は少なく、メディア露出が少なければ、知名度や人気が上がらず、選挙での順位も伸びない。1回の劇場公演を見ることが出来るお客さんの数は250名と少ないため、AKB48の原点である劇場公演を頑張って支えているメンバーであっても、ファンの人気や知名度という意味では評価に繋がりにくい。さらに現在は劇場公演が少ない時は月1~2回しか行われないなど、活躍する機会はますます少なくなっている。実際に選抜総選挙は、運営や所属事務所がプッシュし、シングル曲を歌っているメンバーや、メディアに頻繁に出演しているメンバーが有利な結果になるなど、「不公平」という批判も多い。
- そしてこの様なファンからの不満や、メンバーのモチベーションも下がっているという報告を受けた秋元康が考え出した選抜方法が、「じゃんけん選抜」。秋元「一歩ずつしか進めない訳ですよ。まだ劇場の公演すら経験が少ないメンバーがどんなに頑張っても、総選挙で1位になれる訳がない。(現在シアターガールズにいるメンバーは)アンダーガールズに入って、選抜メンバーに入って、上位に入って、センターを目指す。という段階があります。でも今回だけは、研究生が突然、AKBのセンターに立つ事も十分ありえます」。[4]秋元の言うとおり、実際にじゃんけん大会を制し、センターになったのは、これまでシアターガールズだった内田眞由美であった(詳細は第1回じゃんけん大会を参照)。
- また、秋元は「綺麗事かもしれませんが」としながら、「やっぱり48人いてAKB48なんです。音楽番組に出ているメンバーがいて、その時間に劇場公演でステージを見せているメンバーがいる。それがAKBの楽しさ。何をしていれば上だという事はない」と、階級制度の様な説明には否定的な見解を示している。実際にカップリング曲を担当するユニット名は、通称、AKB48においては「DIVA」(派生ユニットとしての「DiVA」とは異なる)、SKE48やSDN48においては「アンダーガールズA・B」「白組・紅組」の様に、上下関係が分かり難い様な名前を使用する事が増えている。
- ネクストガールズ
- 第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで33位から48位までのメンバー。いずれも第33位となった岩佐美咲(第4回)、佐藤亜美菜(第5回)、藤江れいな(第6回、NMB48)がセンターを経験している。
- フューチャーガールズ
- 第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで49位から64位までのメンバー。いずれも第49位となった武藤十夢(第4回)、薮下柊(第5回、NMB48)、岩佐美咲(第6回)がセンターを経験している。
- ウェイティングガールズ
- 第4回総選挙のみの圏外ユニット。シアターガールズと同じ役割。100人以上で「あの日の風鈴」を歌唱。
- アップカミングガールズ
- 第6回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで65位から80位までのメンバー。第65位となった永尾まりや(第6回)がセンターを経験している。
合格期
メンバーは他グループ(SKE48、NMB48、HKT48、JKT48)からの兼任・移籍メンバー、ドラフト生、チーム8、大人AKB48および2人の例外[5]を除き、合格したオーディションによって1期生から15期生まで存在する。姉妹ユニットも含めた合格順についてはオーディションを参照。
コンサート
2006年
- (11月3日・4日、日本青年館)
2007年
- (3月10日~4月1日、東京厚生年金会館・愛知厚生年金会館・福岡国際会議場・NHK大阪ホール)
2008年
- (1月21日~24日、SHIBUYA-AX)
- (8月23日、日比谷野外音楽堂)
- (11月23日、NHKホール)
- (12月20日、JCBホール)
2009年
- (1月18日~21日、SHIBUYA-AX)
- (4月25日・26日、NHKホール)
- (2009年8月11日・12日・15日・22日・23日、なんばHatch・ZeppNagoya・ZeppFukuoka・日本武道館)
- (9月13日、サウンドコニファー229)
2010年
- (1月21日~24日、SHIBUYA-AX)
- (3月24日・25日、横浜アリーナ)
- (7月10日・11日、代々木体育館)
- (8月17日・18日・19日・23日・25日・27日・30日・31日)
- (9月26日、薬師寺)
- (10月9日・10日、葛西臨海公園)
2011年
- (1月20日~23日、SHIBUYA-AX)
- たかみなについて行きます(東日本大震災発生により中止)
(3月25日・26日・27日、横浜アリーナ)
- (5月24日~6月12日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (7月22・23・24日、西武ドーム)
- (8月1日~31日)
- (12月20日、TOKYO DOME CITY HALL)
2012年
- (1月19日~22日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (1月23日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (3月23日~25日、さいたまスーパーアリーナ)
- (4月6日~2013年4月3日)
- (5月3日~24日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (8月24・25・26日、東京ドーム)
- (12月17日、TOKYO DOME CITY HALL)
2013年
- (1月23日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (1月24日~27日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (AKB48単独:4月27日、48グループ総出演:4月28日、日本武道館)
- (5月2日~25日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (6月5日、日本武道館)
- (6月8日、日産スタジアム)
- (7月20日~8月25日、福岡 ヤフオク!ドーム・札幌ドーム・京セラドーム大阪・ナゴヤドーム・東京ドーム)
- (12月17日、TOKYO DOME CITY HALL)
2014年
- (1月23日~26日・4月6日、TOKYO DOME CITY HALL・さいたまスーパーアリーナ)
- (1月27日、TOKYO DOME CITY HALL)
- (3月29日・
30日(荒天のため中止)、国立霞ヶ丘競技場)
- 大島優子卒業コンサート in 味の素スタジアム~6月8日の降水確率56%(5月16日現在)、てるてる坊主は本当に効果があるのか?~
- (6月8日、味の素スタジアム)
- (6月22日~12月27日(予定))
- (8月18日~20日、東京ドーム)
AKB48劇場
- ドン・キホーテ秋葉原店の8階にある専用シアター「AKB48劇場」をホームグラウンドとして活動している。また5階にはDVDやグッズを販売する「AKB48 SHOP」がある。2009年6月からは東京ドームシティアトラクションズジオポリスシアターGロッソをセカンドグラウンドとして、不定期で公演を行っている。
- 公演は全てオリジナル曲で、2013年9月現在、姉妹ユニットを含むと1000曲を超えるオリジナル曲が発表されている。全ての作詞を、総合プロデューサーの秋元康が担当し、多数の作曲家により作曲されている。舞台監修と振り付けは、かつてモーニング娘を担当していた夏まゆみ(現在は48グループの仕事からは離れている)。
- セットリストは、AKB48公演を参照。
運営スタッフ
現在の48グループスタッフ
- 大組閣において発表された人事は、AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!~#スタッフ人事を参照。
- 総合プロデューサー:秋元康
- エグゼクティブプロデューサー:窪田康志
- プロデューサー:松村匠、細井孝宏、牧野彰宏、阿比留一彦、藤田浩幸、磯野久美子
- アシスタントプロデューサー:熊谷隆宏、木島森、松下大亮、北川謙二、宮原健治、松本伸夫
- スケジュールマネージメント:鈴木紀子、佐藤学、小澤なほ
AKB48スタッフ
- 『AKB48総選挙公式ガイドブック2014』に記載されているスタッフは以下の通り(抜粋)。
- AKB48劇場支配人:湯浅洋
- マネージャー:伊達明子、佐々木慎、寺門朝広、赤平琢磨、中川ひさ子、渡辺丈紘、米田真二、須藤ミシェール、網野文博、前田和哉/土澤ちひろ
- AKB48劇場マネージメント:箱崎秀夫、牧野雄飛
- AKB48劇場スタッフ:吉田竜央、郡司善孝、上條邦幸、熊田大智、片山匡和
- 広報:西山恭子、眞鍋佑華、菅野康司、坂本綾子
姉妹グループ
- SKE48/地域密着型第1弾。名古屋市の栄を拠点に活動。
- SDN48/姉グループ。2013年3月で活動休止。
- NMB48/地域密着型第2弾。大阪市の難波を拠点に活動。
- OJS48/弟グループ。主にイベントでの警備を行う。
- HKT48/地域密着型第3弾。福岡市の博多を拠点に活動。
- 乃木坂46/公式ライバルグループ。
- JKT48/海外進出第1弾。インドネシアのジャカルタを拠点に活動。
- TPE48/海外進出第2弾。台湾の台北を拠点に活動予定。
- SNH48/海外進出第3弾。中国の上海を拠点に活動。
TV出演
現在放送中の冠番組
- AKBINGO!(2008年10月1日 - 日本テレビ)
- AKBと××!(2010年7月13日 - 読売テレビ)
- 有吉AKB共和国(2010年3月29日 - 2012年9月18日・11月12日 - TBS)
- AKB48ネ申テレビ(2008年7月13日 - ファミリー劇場)
- AKB観光大使(2013年5月23日 - 、フジテレビONE)
- AKB48のあんた、誰?(2012年4月2日 - NOTTV)
- AKB48 SHOW!(2013年10月5日 - NHK・BSプレミアム)
- AKB48の牛舌GIRLS(2014年4月6日 - フジテレビ系列仙台放送)
- AKBでアルバイト(2014年7月1日 - フジテレビ)
過去のレギュラー番組
Wikipediaを参照。
脚注・出典
外部リンク
- AKB48公式サイト
- AKB48 Official Blog ~1830mから~(公式ブログ)
- YouTube (AKB48オフィシャルチャンネル)
- キングレコード(所属レコード会社)
- デフスターレコーズ(かつての所属レコード会社)
- AKB48 Offical Shop Hong Kong
- AKB48 Now on Google+
- AKB48 部屋っ子 48グループ18歳未満メンバーのGoogle+共有アカウント(現在は個人アカウントへ移行済)
- AKB48 部屋っ子II AKB48所属メンバーのうち、個人アカウントを保持していないメンバー(ドラフト生全員および達家真姫宝)のGoogle+共有アカウント