SKE48

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SKE48
SKE48ロゴ.jpg
活動期間

2008年8月23日 -

チーム
事務所
レーベル

ピタゴラス・プロモーション (2008年夏 - )
Lantis (2009年6月 - 12月)
CROWN GOLD (2010年1月 - 2011年5月)
avex trax (2011年6月 - )

総合プロデューサー
劇場支配人

斉藤真木子(メンバー兼任)

公式サイト

「SKE48」(エスケーイー フォーティーエイト)は、愛知県名古屋市中区栄[注釈 1]を拠点に活動する、秋元康総合プロデュースの女性アイドルグループ。「AKB48」の姉妹グループの一つで、全国展開プロジェクト第1弾。

概要

  • 秋元康が総合プロデューサーを務め、「会いに行けるアイドル」をコンセプトにしている。AKB48プロジェクトの一つであり、AKB48の妹グループにあたる。
  • 集客が目的のパチンコ機器メーカー京楽産業と、AKB48方式のアイドルグループを全国展開させようとしていた秋元康が交渉、名古屋の栄にSKE48を誕生させた。
  • メンバーは愛知県出身者が6割で、他も三重県や岐阜県など、東海地方出身者が大半を占める。
  • 「チームS」「チームKII」「チームE」という3つのチームが存在する。
  • 正規メンバーの下には、昇格を目指す研究生がいる。このあたりの仕組みは、他の48グループと同一となっている。

AKB48との違い

  • 各チームにはメンバーをまとめる「リーダー」大組閣体制以降はリーダーを補佐する「副リーダー」が1人ずついる。
    • AKB48とは違い、チームについてはキャプテン」という呼称は使用していない。ただし、2013年4月の「組閣」から2014年の「大組閣」体制稼働開始までの期間は、SKE48全体を統括する立場として「SKE48 キャプテン」が設置されており、中西優香が就任していた。その後、約2年の空席期間を経て、2016年3月5日に、斉藤真木子がSKE48キャプテンに新たに就任した。
  • 設立からしばらくは、所属するメンバー・スタッフ全員がピタゴラス・プロモーションに所属していた。その後、ピタゴラス・プロモーションが2011年11月1日にAKB48を運営するAKSへ吸収合併されたことで、所属メンバー・スタッフとも、全員がAKSへ移籍した。
その後、2012年3月25日のAKB48のコンサート「業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」で、松井玲奈がGrick(グリック)、高柳明音がエイベックス・エンタテインメントへの事務所移籍オファーを受けたことが発表され、正式に所属契約を交わした[注釈 2]。「大組閣」体制以降、他グループから6名が移籍・兼任したことで、AKS以外の所属メンバーが増加している[注釈 3]
さらに、2019年3月1日より、株式会社KeyHolderがAKSからSKE48事業を譲受することに伴い設立した「株式会社SKE」[1]に運営を移管し、一部の外部事務所所属メンバー[注釈 4]を除き、スタッフも含め同社へ移籍した。なお、株式会社SKEは2019年7月1日付で株式会社ゼストに商号(社名)を変更する[2]
  • (2010年の時点で)オーディション合格後は、本契約の前に3ヶ月間の試用期間があることが、劇場支配人の湯浅洋によって、明らかにされている[3]。これはAKB48のセレクション審査に近い(合格後研究生候補となり、最初の審査に通過して初めて研究生になる)。
  • SNSとしては、他の48グループ同様にGoogle+、公式メールサイト(SKE48 Mail)、755(一部メンバーの任意利用)を利用しているほかに、SKE48公式サイト内に設けられた公式ブログがある。正規メンバーのみ個別ブログが開設されており、研究生においてはメンバー日替わり交代のブログとなっている。また、正規メンバーにおいては最新の投稿1件はPCの公式サイトから無料で閲覧できるが、過去のアーカイブに関してはSKE48 Mobile(有料)への加入が必須となっている(研究生、スタッフブログは過去のアーカイブも無料で閲覧可能)[4]。また、Twitterにおいては、長らくAKS以外の事務所所属メンバーのみアカウントを開設していたが、2016年1月から一部のAKS所属メンバーもアカウントを開設した。学生メンバーについては暫く解禁されていなかった[5]が、同年4月に解禁。2017年8月にかけて、利用解禁されていなかった中学生メンバー、研究生も含む所属メンバーの半数以上がTwitterの利用を開始。2019年7月現在、9期研究生を除く全メンバーがアカウントを開設している。
  • さらに、シングル楽曲の選抜メンバーに選出されると、各楽曲ごとにSKE48オフィシャルブログ powered by Ameba(アメーバブログ)に投稿することが可能となる(正規・研究生問わず)[注釈 5]。選抜メンバーから落選した場合は、次回楽曲のブログに切り替わる時点で、投稿期間終了となる。
    • ただし、全メンバー参加による27thシングル『恋落ちフラグ』のリリースに伴い全メンバーがブログの対象となったのを機に、28thシングル『あの頃の君を見つけた』以降も全メンバーを対象とする様改められた。
  • 権利関係に非常に厳しく、ブログなどに書く場合は、キャラクター名は「伏せ字」、画像を載せる場合は「モザイク」などの処理をしなければならない。同じく商品名なども画像処理される。[要出典]エイベックス移籍以降に制作されたミュージックビデオに関しては、CS放送などの音楽専門放送局で放送される際に初期の頃はフルバージョンの映像を流していたが、現在はショートバージョンの映像しか流していない。
  • 過去には専用劇場を持っておらず、多目的ステージを劇場として使用していた(後述)。
  • シングル曲の選抜メンバーは総合プロデューサー秋元康ではなく、SKE48の運営側が選んでいる(もちろん秋元の意見も取り入れられているが、秋元の独断で決まっている訳ではない)。2ndと3rdは7人と少ないが、これはフレームに収まるバランスが良い、少なければ名前を覚えて貰いやすいなどが理由。またこれは最初のフック(取っ掛かり)の為で、今後増やすと明言されており[3]、実際に4th以降は16人(以上の)選抜となっている。
  • メジャーシングル以来、長らくセンターが松井珠理奈松井玲奈に固定される傾向があったが、16thシングル『12月のカンガルー』ではW松井に代わり、北川綾巴(6期生)、宮前杏実(5期生)が初めて、センターに抜擢されている[注釈 6]
  • ダンス経験者が多いため、「ダンススキルはAKB48よりSKE48の方が上」とも言われている[6]
  • 名古屋のファンは、公演の最初にかかる『overture』でMIXを打たない[7]
  • 研究生公演ではアンケートをとっており、それをレッスン場に張り出している(2012年当時)[7]
  • メンバーが語る、AKB48やNMB48との違い[8][9]
    • 木﨑ゆりあ「AKBさんとNMBさんと西武ドームで共演させて頂いたんですけど、楽屋に戻ったら、他のグループの皆さんはすぐに汗を拭いて、お直しに入るんですよ。でもSKE48メンバーは、みんなまず水を飲んでいて(笑)」。
    • 高柳明音「もう、とりあえず顔は放置だよね」。
    • 須田亜香里「ライブの最後の方はスッピンに近いです。でも逆に、そこを見て下さいっていうくらい体育会系なんです」。
    • 平松可奈子「SKEは、どれだけ千切れそうになるくらい踊れるかを重要視しているグループだから、髪が乱れるなんて気にしない」。
    • 高柳「輝く力って、顔だけじゃなくて、全身から出るものだと思うんですよ。だから私たちは、水を飲んだら『よし行くぞ!』なんです!」
    • 松井珠理奈「SKE48は他の48グループより勝っているのは、“汗の量”だと思うんですね。ダンスの激しさだったり、汗をかいて顔がぐしゃぐしゃになっても気にしないところだったり(笑)。その方向をキープしながら、表現力を磨いたりすることで、全国の方にもっとアピールしたいですね」
  • 当時(2011年12月)劇場支配人であった湯浅洋が考える「SKE48の武器」とは、
「素朴さと純粋さ。東京の人とは、ちょっと違うと思うんですよ。みんな心が弱いんですよ。折れやすい。でも、逆にそれが武器なんだと思う。みんな優しいんです。だからどこの現場に行っても、『SKEさんって、ホントに素晴らしいね』って言ってくれるんです。僕は謙虚なSKEが大好きなんですよ。真面目にレッスンするし、何事もきちっとやってくれます」。―公演を観てても真面目なのは分かりますよね。統率が取れてますし、手を抜くメンバーはいないし。「正直言うと、今(2011年末)はどこにも負けないアイドルグループだと思ってます。ダンスをもっと上手くする事も出来ますよ。でもダンサーじゃないから、ここで止めてるんです」[10]と答えている。

グループの課題

SKE48は他の48グループと比べて、卒業するメンバーの数が大幅に増加しているという事象が見受けられる。特徴的なのは、毎年上半期(前年度末)にかけて大量に卒業メンバーが発生している状況であり、契機となった2013年は、年頭の公演で9名が同時に卒業発表を行ったことを皮切りに、5月6日に11名が一斉にSKE48としての活動を終了したことで、同時にグループとしての活動を終了するメンバーの最多記録を更新(39名全員卒業となったSDN48を除く)[注釈 7]。同年は最終的に16名が離脱した(兼任終了の北原里英を除く)。さらにこの流れは翌年以降も続き、2014年は4月29日に6名が一斉にSKE48としての活動を終了し、同年は最終的に18名が離脱した(AKB48へ移籍した木﨑ゆりあを除く)。2015年はグループの顔の一人であった松井玲奈を含め、12名がSKE48としての活動を終了(兼任終了者を除く)している。近年、グループ離脱者のペースが増加気味であり、その中には1期から3期の草創期を支えたメンバーも含まれるが、特に次世代を担う4期生以降の中堅、若手メンバーのグループ離脱が増加している現状である。また、第1回ドラフト会議で指名され加入したメンバーのうち、1巡目指名だった2人がグループを去ることとなった。このことは、グループの顔となっていたW松井(松井珠理奈、玲奈)に続く、グループ生え抜きのエース候補が未だに育っていないという課題(エース#SKE48の記事も参照)に加え、2015年の「春の人事異動」発表前は、他グループとの兼任メンバーが8名[注釈 8]と多い事情もあり、各チームの公演において正規メンバーの出演率が低下していたのに加え、劇場休館日の増加など公演のクオリティ維持にも影響が出始めていた。

2013年以降の元メンバー(2016年3月末まで。他グループ移籍、兼任終了は含まない)
活動終了日 氏名
2013年3月11日 宮脇理子(研究生)
2013年5月6日 桑原みずき高田志織平松可奈子矢神久美(以上、チームS)
赤枝里々奈小木曽汐莉秦佐和子(以上、チームKII)
上野圭澄原望奈美(以上、チームE)
藤本美月(新チームKII)[注釈 9]
小林絵未梨(研究生)
2013年5月9日 伊藤茜(研究生)
2013年6月1日 日置実希(研究生)
2013年11月22日 北原侑奈(研究生)
2013年11月30日 新土居沙也加(チームS)
2014年2月23日 菅なな子(チームE)
矢野杏月(研究生)
2014年2月27日 佐藤聖羅(チームS)
2014年3月22日 山本由香(研究生)
2014年3月23日 向田茉夏(チームS)
2014年4月29日 出口陽(チームS)
松本梨奈(チームKII)
井口栞里金子栞鬼頭桃菜(以上、チームE)
折戸愛彩(研究生)
2014年5月31日 空美夕日(研究生)
2014年7月29日 後藤真由子(研究生)
2014年7月30日 大脇有紗(チームE)
2014年9月29日 加藤智子(チームKII)
2014年11月27日 木下有希子(チームKII)
2014年12月31日 水埜帆乃香(チームKII)
山田澪花(チームE)
2015年2月28日 山田みずほ(チームKII)
岩永亞美(チームE)
佐々木柚香(研究生)
2015年3月31日 古川愛李(チームKII)
小林亜実(チームE)
荻野利沙(研究生)
2015年4月12日 佐藤実絵子中西優香(以上、チームS)
2015年4月30日 阿比留李帆(チームKII)
2015年8月31日 松井玲奈(チームE)
2015年11月19日 神門沙樹(チームKII)
2015年11月30日 辻のぞみ(研究生)
2016年1月31日 磯原杏華(チームE)
2016年3月21日 梅本まどか小石公美子(以上、チームE)
2016年3月31日 宮澤佐江(チームS)、山下ゆかり(チームKII)

2015年前半まではAKB48もメンバーの卒業が続いていたものの、草創・躍動期を支えた1期生から7期生のメンバーが中心であり、次世代を担うとされる9期以降の若手メンバーの卒業は、さほど多くない状況であった[注釈 10]。また、HKT48に至っては2012年のグループ稼働以来、2015年末までに卒業したのは4名で、活動辞退となった5名を含めても、グループからの離脱者は非常に少ない状況であった。

SKE48では、研究生の正規メンバーへの昇格も「大組閣」以降は停滞していた状況であり、「大組閣」新体制発表の段階で12名が在籍していた研究生は2名(犬塚あさな野口由芽)が正規メンバーへ昇格したが、他は相次ぐグループ離脱により、2015年4月の段階で8名まで減少していた。これを象徴するような出来事としては、2015年2月4日、NMB48の大阪城ホールコンサートで、当時在籍していた研究生12名全員が正規メンバーへの昇格が発表されたのに対し、同日にSKE48劇場で行われた「アップカミング公演~冬~」では、2名(荻野利沙佐々木柚香)が卒業を発表するという明暗が分かれた事態に、ネット掲示板(2ちゃんねるなど)においては、このことを対比してSKE48の現況を揶揄するスレッドも複数立ち上がった。また、一部のネットメディアにおいては、あるメンバーのGoogle+投稿に見られる「運営に対するメンバーの不信感が原因ではないか」とする憶測も見られる[11][12]。その後、7期研究生の採用もあり、2015年3月31日に7期以外の研究生全員の正規メンバーへの昇格が発表された。

運営側も人材確保のため、2014年11月から「SKE48 7期オーディション」を第一興商「DAM★とも」とタイアップし、ファン参加型投票によるオーディションを実施しているが、最終審査に進出した35名のうち、8名が審査を辞退した[13][14]ものの、採用枠を拡大して15名を採用している。

2014年末から2015年初頭にかけて卒業発表が相次いだことに対し、当時のSKE48劇場支配人であった今村悦朗はGoogle+で以下のような異例の釈明を行い、ファンの懸念に対し沈静化に努めている状況であった。

「(前略)年末から相次ぐ卒業発表に、みなさまには、多大なご心配をおかけしております。申し訳ありません。
このメンバー達の卒業は、私にとってもとても残念でなりません。しかしながら、これだけは言わせてください。卒業は寂しく悲しいことではありますが、彼女達は、みんな明るく前を向いて次の人生に旅立っていきます。私と話し合い納得してSKEの活動をやりきって巣立っていきます。ですから私は、彼女達の次の人生を精一杯応援したいと思います。
みなさまに、先日の握手会でもお伝えしましたが、現在SKEは、もがいて崩壊していくように見えているかもしれません。しかし、決して断じてそのようなことはありません。現役メンバーは、毎日前を向いて全力で頑張っています。変革の時ではありますが、SKEは更に前を向いて全力で進もうとしています。そして今村も、残されたSKEの仕事を悔いなくやり切りたいと思っております。
どうかみなさま、これからもSKE48を温かく見守っていただければと、お願い申し上げます。よろしくお願いいたします」[15]

また、4月からSKE48劇場支配人に復帰した湯浅洋755のトークにおいて「もう卒業メンバーはいないと聞いています。 とにかく一緒に前へ!」[16]と投稿していた。

その後、7期生の加入、第7回総選挙では最多の27名がランクインし、第2回ドラフト会議で指名したメンバー全員が加入[17]。「7期生」と「ドラフト2期生」をあわせて7D2とファンから呼ばれるなど、将来的にも嘱望されるメンバーの登場で明るい兆しも見られ、2016年に入ると新たに8期生を19人採用するなど一時期の人材不足から回復しつつある。

その反面、長らくSKE48の顔としてグループを牽引してきた松井玲奈が2015年8月末をもって卒業。その後、松井珠理奈はAKB48の兼任を終了し、SKE48の活動に専念することになったが、珠理奈に続く新たなエースの育成が今まで以上に急務となっている。

かつての課題として、運営の要となる劇場支配人も短期間での異動を繰り返すなど、固定されていない状況であった。2013年の人事異動で湯浅洋から芝智也に交代して以降、2014年の大組閣では今村(劇場支配人候補生)と芝(劇場支配人研究生)の事実上の2名体制となり、さらに、2015年4月には今村のNGT48劇場支配人への異動に伴い、AKB48から再び湯浅が復帰。AKB48劇場支配人への異動が発表されていた芝もAKB48劇場支配人就任を辞退してSKE48へ残留することを明らかにし、湯浅をサポートする「SKE48劇場副支配人」に就任することとなり、2名体制を継続していた。その後、芝は2017年5月にHKT48の運営スタッフへ配置転換となり、これ以降は湯浅が単独で劇場支配人を務める体制に戻った。

前述のとおり、かつては卒業するメンバー数の大幅増加が見られたが、2023年9月18日の東京スポーツ記事によれば、2023年秋には、メンバー数がAKB48を抜いて48グループトップになる見込みであることが伝えられている[18]。10月1日、12期生11名がお披露目された。これにより、メンバーは総勢65人となり、AKB48の63人を抜いて48グループ最多人数となった。48グループで、AKB48以外のグループがメンバー最多となるのは初めて[19]

歴史

SKE48の歴史

メンバー

SKE48メンバー一覧

降格者

正規メンバーから研究生へと降格したメンバーの一覧。SKE48は非常にシビアで、昇格後も力が無いと判断されれば、降格させられ再び研究生からやり直さなければならないとされている[20]
詳細は、研究生#正規メンバーから研究生への降格者を参照のこと。

チーム

正規メンバーは下記のいずれかのチームに所属している。詳細はそれぞれの項目を参照。

ユニット

同好会

同じ趣味を持つ者同士の集まり。20以上あるとされているが、正確な数はメンバーにも分からない。他の48グループメンバーが加入しているユニットもある。

オーディション

SKE48のオーディション

ディスコグラフィー

SKE48のディスコグラフィー

コンサート

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

SKE48劇場

  • 設立当初のシアターは、パチンコ店などがある商業ビル「SUNSHINE SAKAE(サンシャイン栄)」の2階にある「SUNSHINE STUDIO(サンシャイン・スタジオ)」を使用。ビルの持ち主は京楽産業.で、「Bar&Lounge CANARIA」内に併設されている。最新鋭の音響設備と照明設備を完全装備し、名古屋のエンタメ情報発信基地として、食事を楽しみながら、LIVEからファッションショー、パブリックビューイング、結婚式二次会まで対応可能なマルチコンプレックススタジオ[22]
  • 当時は専用劇場(SKE48の公演だけを行う場所)ではないため、AKB48やNMB48よりも公演を行える回数が少なかった[23]。このため、4月14日・15日に開催されたコンサートは「SKE専用劇場は秋までにできるのか?」と、専用劇場がないことを自虐的にとらえたタイトルが銘打たれている。
  • 当時の(2012年5月)劇場支配人・湯浅洋は、インタビューで「僕は長い間、専用劇場を作って欲しいといろんな形でお願いしてきました。具体的な図面を引いたりもしています。(でも)SUNSHINE SAKAEから動くことは考えていません。あそこはSKE48の聖地ですから」と答えている[7]
  • 当時のステージはAKB48劇場よりさらに横幅が狭く、1人に割り当てられた立ち位置の幅がAKB48は90cmなのに対し、SKE48は60cmしかない[24]。また、AKB48劇場のロビーに当たる部分はない。地下1階のグランドキャニオン広場には、モニター観戦する事ができる大型スクリーンがある。
  • 当選倍率は2010年の春で3~4倍。2011年1月現在は平均10倍程度[24]
  • 最高倍率(2011年1月現在)は、2011年の正月公演[24]
  • 2012年7月27日、9月から「SUNSHINE STUDIO」をSKE48の専用劇場にする改修工事を開始すると発表[25]
  • 3か月かけてリニューアル工事を行い、同年12月10日、「SKE48 THEATER(シアター)」が落成し、こけら落とし興行を行った。これにより、48グループでは唯一、専用劇場を持っていなかったSKE48にとって真の聖地が誕生した。生まれ変わったSKE48シアターは客席数225席、立見エリアを含めると299人を収容。可動ステージ、花道、大型の16面マルチモニターなどを新設、せり上がりなど旧劇場ではできなかった演出も可能となり、グループ随一とも言われる激しいダンスの躍動感を存分に堪能できる劇場に生まれ変わった[26]
  • 2016年3月10日より、SKE48劇場において、当日劇場公演に入場した人限定で、その日に出演したメンバー集合写真の販売を開始している(1枚・300円、日付と公演名入り)[27]

公演

チームS

チームKII

チームE

研究生

その他

特別公演

複数年にわたって開催されたことがあるもの

その他

  • 2010年7月21日、まるナツ2010スペシャルライブ
  • 2012年8月29日、旧・劇場の最終特別公演
  • 2012年12月9日、「SKE48専用劇場オープン」初日特別公演

SKEハウス

SKEハウスを参照

運営スタッフ

48グループ全体に関与するスタッフについては、AKB48#現在の48グループスタッフを参照。
講談社「AKB48総選挙公式ガイドブック2015」に記載されているスタッフは以下の通り(抜粋)。
  • SKE48劇場支配人:湯浅洋
  • SKE48劇場副支配人:芝智也
  • マネージャー:後藤保弘、井戸直也、工藤淳一、新美昌也、諏訪寛、井山慎也、宮城彰太、田村謙典、八木結紀、伊地知恭子、山田真弥、早川麻依子、栗原健
  • SKE48劇場スタッフ:石谷靖彦、川瀬直也、井上翔

注釈

  1. ^ ただし、SKE48劇場が入居する「SUNSINE SAKAE」の住所は「名古屋市中区錦」である。
  2. ^ 同時に矢神久美もワタナベエンターテインメントへの事務所移籍オファーを受けたが、その後、正式な所属リリースはなく卒業した。
  3. ^ 宮澤佐江(当時、SNH48兼任→SKE48千年、フレイヴ エンターテインメント所属)、山内鈴蘭佐藤すみれ(ホリプロ所属、佐藤は在籍当時)、渡辺美優紀山田菜々(当時、両名ともNMB48兼任、KYORAKU吉本.ホールディングス所属、2015年にそれぞれSKE48との兼任終了)、大場美奈(元ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属)。
  4. ^ 松井珠理奈(アービング所属)、高柳明音(エイベックス・マネジメント所属)、須田亜香里(TWIN PLANET所属)、大場美奈(元ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属)、山内鈴蘭(ホリプロ所属)、谷真理佳(ワタナベエンターテインメント 名古屋事業本部所属)。
  5. ^ 2015年11月に発売される『コップの中の木漏れ日』については、ユニット「ラブ・クレッシェンド」での発売名義であるため、表題曲ユニットの「ラブ・クレッシェンド」の7名のほか、カップリング収録ユニットの「キャラメルキャッツ」(5名)「トランジットガールズ」(6名)「フルマリオン」(2名)「デッドストックダイヤモンド」(4名)の計24名による投稿となっている。
  6. ^ NMB48でも、長らくセンターが山本彩渡辺美優紀山田菜々)に固定されていたが、ほぼ同時期にリリースされた10thシングル『らしくない』では、白間美瑠矢倉楓子がセンターに抜擢されている。
  7. ^ 2008年11月23日に卒業したAKB48大江朝美駒谷仁美戸島花中西里菜成田梨紗)、2012年8月18日に活動を辞退したHKT48古森結衣菅本裕子谷口愛理江藤彩也香仲西彩佳)のそれぞれ5名が過去最大の同時グループ離脱であった。
  8. ^ 田中菜津美(SKE48兼任終了)、松井珠理奈(AKB48チームK)、宮澤佐江(SNH48チームSII)、渡辺美優紀(SKE48兼任終了)、高柳明音(NMB48兼任終了)、古畑奈和(AKB48兼任終了)、山田菜々(SKE48兼任終了)、松井玲奈(乃木坂46兼任終了)。
  9. ^ 組閣による、新体制チーム配属前に活動を辞退。
  10. ^ その後、2015年後半以降はAKB48でもメンバーの卒業が相次いでおり、特に3月に発表された「春の人事異動」体制でのチームBは、新体制発表の時点で兼任を含め22名となっていたが、相次ぐ卒業(発表)により兼任を含め15名まで激減する見通しである。
  11. ^ ソロコンサートではあるが、末永桜花のほかに惣田紗莉渚谷真理佳が出演[21]
  12. ^ 2022年1月15日に10期生全員が正規メンバーへ昇格されたが、公演自体は継続。
  13. ^ SKE劇場改修のため、Zepp Nagoyaにて開催。
  14. ^ 2日間にわたり特別公演を開催。

出典

  1. ^ (経過事項)株式会社AKSとのSKE48事業における事業譲渡契約の締結及び新規事業の開始に関するお知らせ - 株式会社KeyHolder 2018年12月27日
  2. ^ 当社連結子会社の商号変更に関するお知らせ - 株式会社KeyHolder(プレスリリース)2019年6月6日(PDF文書)
  3. ^ a b 白夜書房「BUBKA」 2010年8月号 「SKE48劇場支配人・湯浅洋が激白」より[要ページ範囲]
  4. ^ SKE48公式サイト 各コンテンツ紹介
  5. ^ 神様、仏様、皆様。木本花音|SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba
  6. ^ 得票数が昨年の10倍!SKE48、研究生も躍進!! 総選挙結果にみるAKB48の未来像 - ORICON STYLE 2010年6月11日
  7. ^ a b c 集英社「SKE48×プレイボーイ2012」より。[要ページ範囲]
  8. ^ 「月刊ENTAME」 2011年10月号より。
  9. ^ KADOKAWA「Gザ・テレビジョン」 Vol.20より。
  10. ^ 白夜書房「BUBKA」 2012年3月号より。[要ページ範囲]
  11. ^ 午前4時の事務所批判──「上の大人がダメって」SKE48都築里佳が声優への思いを切実吐露 日刊サイゾー 2013年2月18日
  12. ^ “昨年18人”に続き、また辞退者2名! SKE48の止まらぬ卒業ラッシュに臆測「不穏な空気の正体は……」 日刊サイゾー 2015年1月8日
  13. ^ SKE48第7期生オーディション最終審査に関して SKE48ニュース 2014年12月17日
  14. ^ SKE48第7期生オーディション最終審査 SKE48ニュース 2015年1月8日
  15. ^ 今村悦朗 投稿 - Google+ 2015年2月7日 ArKaiBu Gugutas
  16. ^ 2015年2月6日のトークより。
  17. ^ SKEドラフト生全員加入内定 今週にもお披露目 - 日刊スポーツ 2015年6月10日
  18. ^ 「48グループ」に異変 SKE48が今秋にもAKB48抜いてメンバー数トップに - 東京スポーツ 2023年9月18日
  19. ^ SKE48の12期生11人がお披露目 斉藤真木子「これからの未来がすごく明るく感じた」 - 東京スポーツ 2023年10月1日
  20. ^ 講談社「AKB48総選挙公式ガイドブック」P100より。
  21. ^ 2020年1月TOKYO DOME CITY HALLイベント/チケット一般最終発売のご案内 - AKB48 Official Blog 2020年1月14日
  22. ^ [1] ‐ サンシャインサカエオフィシャルサイトより(現在はSKE48劇場の記述に変更されている)。
  23. ^ 読売テレビ「AKBと××!」 2011年9月15日放送分より。
  24. ^ a b c 「BUBKA」 2011年3月号より。
  25. ^ SKE48劇場改修のお知らせ - SKE48オフィシャルサイト(ニュース) 2012年7月27日
  26. ^ SKE48、念願の専用劇場で初公演 珠理奈「専用劇場でも無理せんよう…」 - ORICON STYLE 2012年12月10日
  27. ^ 劇場限定公演撮って出し生写真販売のお知らせ - SKE48オフィシャルサイト 2016年3月9日

外部リンク