選抜

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48グループ、坂道シリーズにおける「選抜」(せんばつ)とは、シングル曲やカップリング曲の歌唱や、テレビ・ラジオ・イベント出演、写真集・雑誌のグラビア撮影等などに参加するメンバーが選ばれること、およびそのメンバーを指す。本項では主にシングル曲について記述する。

選抜メンバー

シングルの表題曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい16 - 20数名ほど(最少は「スカート、ひらり」「青空片想い」「ごめんね、SUMMER」の7名、最多は「真夏のSounds good !」「ラブラドール・レトリバー」の36名)。この「選抜入り」というのは、研究生も含めて数百名在籍している48グループのメンバーの中から、1割未満の者しかなれない狭き門である。

この「選抜」というのはあくまでグループのメンバーとしての立ち位置であり、グループ外の「タレント」としての活動は所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、選抜メンバー以外もタレントとしてTV出演する事が多い。[要出典]

メディア選抜

選抜メンバーの人数が多い場合、その中の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動する「メディア選抜」が選ばれる場合がある。現在までにメディア選抜が採用されたのは13回で、選抜総選挙でメンバーが選ばれた「言い訳Maybe」、「ヘビーローテーション」、「フライングゲット」(いずれも選抜メンバー21人中12人)、およびじゃんけん大会でメンバーが選ばれた「チャンスの順番」(選抜メンバー16人中12人)、「真夏のSounds good !」(選抜メンバー36人中22人)、「さよならクロール」(選抜メンバー32人中14人)、「ラブラドール・レトリバー」(選抜メンバー36人中16人)、「希望的リフレイン」、「僕たちは戦わない」、「翼はいらない」(いずれも選抜メンバー32人中16人)、「シュートサイン」(選抜メンバー32人中19人)、「願いごとの持ち腐れ」(選抜メンバー35人中22人)、「11月のアンクレット」(選抜メンバー28人中17人)である。

以前はAKB48の「顔」として、冠番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加するのはほとんどがメディア選抜や選抜メンバーであった。しかしこれらのメンバーのソロ活動が活発になると、単独での活動などが優先されることも多くなっている。

カップリング担当ユニット

インディーズ1st「桜の花びらたち」では、当時のメンバー20人全員が表題曲とカップリングを歌唱していたが、インディーズ2nd「スカート、ひらり」からは歌唱するメンバーが選抜されるようになった。それでも両方の楽曲に参加するメンバーもいたが、13th「言い訳Maybe」で初めて選抜メンバーとカップリング担当メンバーが完全に分けられ、カップリング担当メンバーは「アンダーガールズ」名義となった。

その後は同じ名義でもシングルによってその都度メンバーが選抜されており、異なる名義を使用することもある。カップリング曲が複数曲の場合、通常は曲ごとに複数のユニットが結成される。その他、派生ユニット企画ユニットがカップリング曲を歌唱することもある他、グループ名やチーム名名義の曲も収録されることも多くなっている。

ここでは、現在までに使用されたカップリング曲の名義を記載する。メンバーなどの詳細はシングルの個別記事を参照。

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AKB48のシングル

シアターガールズ

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アンダーガールズ入りする事ができなかったメンバーは、ユニット「シアターガールズ」名義でシングルの3曲目を担当する。シアターガールズができたのは14thシングルからで、「シアター」とはAKB48劇場を指し、つまり劇場公演を中心に活動するメンバーの事。

自分たちのレギュラー番組であっても、収録に呼ばれる事は少なく、メディア露出が少なければ、知名度や人気が上がらず、選挙での順位も伸びない。1回の劇場公演を見ることが出来るお客さんの数は250名と少ないため、AKB48の原点である劇場公演を頑張って支えているメンバーであっても、ファンの人気や知名度という意味では評価に繋がりにくい。さらに現在は劇場公演が少ない時は月1~2回しか行われないなど、活躍する機会はますます少なくなっている。実際に選抜総選挙は、運営や所属事務所がプッシュし、シングル曲を歌っているメンバーや、メディアに頻繁に出演しているメンバーが有利な結果になるなど、「不公平」という批判も多い。

そしてこの様なファンからの不満や、メンバーのモチベーションも下がっているという報告を受けた秋元康が考え出した選抜方法が、「じゃんけん選抜」。秋元「一歩ずつしか進めない訳ですよ。まだ劇場の公演すら経験が少ないメンバーがどんなに頑張っても、総選挙で1位になれる訳がない。(現在シアターガールズにいるメンバーは)アンダーガールズに入って、選抜メンバーに入って、上位に入って、センターを目指す。という段階があります。でも今回だけは、研究生が突然、AKBのセンターに立つ事も十分ありえます」。[1]秋元の言うとおり、実際にじゃんけん大会を制し、センターになったのは、これまでシアターガールズだった内田眞由美であった(詳細は第1回じゃんけん大会を参照)。

また、秋元は「綺麗事かもしれませんが」としながら、「やっぱり48人いてAKB48なんです。音楽番組に出ているメンバーがいて、その時間に劇場公演でステージを見せているメンバーがいる。それがAKBの楽しさ。何をしていれば上だという事はない」と、階級制度の様な説明には否定的な見解を示している。実際にカップリング曲を担当するユニット名は、通称、AKB48においては「DIVA」(派生ユニットとしての「DiVA」とは異なる)、SKE48やSDN48においては「アンダーガールズA・B」「白組・紅組」の様に、上下関係が分かり難い様な名前を使用する事が増えている。

SKE48のシングル

  • 2曲目を担当
    チームB.L.T.
    2nd『青空片想い』で結成。
    アンダーガールズA
    アンダーガールズB
    3rd『ごめんね、SUMMER』Type-AとBでそれぞれ結成。
    紅組
    白組
    4th『1!2!3!4! ヨロシク!』以降、25th『FRUSTRATION』までに10回ずつ結成。当初は選抜メンバーも入っていたが、5thからは松井珠理奈松井玲奈以外の表題曲の選抜メンバーが除かれ、さらに9thから松井珠理奈、10thから松井玲奈がそれぞれ除かれて、10th以降は完全に表題曲の選抜に入らなかったメンバーで構成されている。14th以降は前述の通り、カップリング曲が主にチーム名義の曲となったため長い間結成されなかったが、25thで約5年8か月ぶりに結成されることになった。
  • 3曲目を担当
    シアターガールズ
    3rd『ごめんね、SUMMER』で結成。
    セレクション8
  • SKE48では、2ndシングルではチームB.L.T.がアンダーガールズ相当で、3rdシングルのみアンダーガールズ(AとBで分かれている)シアターガールズが結成されていたが、4thシングル以降はSKE48独自の「白組」「紅組」が結成されている。当初は選抜メンバーも「白組」「紅組」に入っていたが、5thからは松井珠理奈松井玲奈以外の表題曲の選抜メンバーが除かれ、さらに9thから松井珠理奈、10thから松井玲奈がそれぞれ除かれて、10th以降は完全に表題曲の選抜に入らなかったメンバーで構成されている。この「白組」「紅組」は後にNMB48のシングルにも踏襲されている。選抜と同様にメンバーはその都度選ばれ、人数も一定ではない。
  • また、通常盤が3タイプリリースされるようになった6thシングルからは、選抜よりも少人数の8人で構成される「セレクション8」が結成されている。8thシングルまではほとんど表題曲の選抜メンバーから選ばれていたが、9thは「歌唱力選抜」、12thは週刊プレイボーイのグラビア企画「出口陽セレクション8」、13thは2013年夏に研究生から昇格した8人のメンバーである。しかしながら、2014年以降は結成されなくなった。

NMB48のシングル

  • 紅組
    白組
    1st『絶滅黒髪少女』から9th『高嶺の林檎』まで、9回ずつ結成。白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。
    アンダーガールズ
    3rd『純情U-19』、4th『ナギイチ』、19th『僕だって泣いちゃうよ』、27th『好きだ虫』のそれぞれで結成。
    NMBセブン
    難波鉄砲隊其之壱、難波鉄砲隊其之弐、…
    5th『ヴァージニティー』から24th『恋なんかNo thank you!』まで、9回結成。
  • NMB48では、SKE48のシステムを踏襲した「白組」「紅組」が結成され、白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。表題曲の選抜に入らなかったメンバー全員によるアンダーガールズが結成されていたが、3rdシングルと4thシングルの2回のみで5thシングル以降長い間結成されなかったが、19thシングルで表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成された。
  • なお、「白組」「紅組」は選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部の計12名で結成されており、事実上選抜に準じたメンバー構成となっている。なお、4thシングルまでは選抜メンバーは全員がどちらかに参加していたが、5thシングルからは各4名ずつ、8thシングルからは各2名ずつの参加となっている。
  • また、通常盤が3タイプリリースされるようになった2ndシングルから4thシングルまでは、SKE48の「セレクション8」と同様に選抜よりも少人数の7人で構成される「NMBセブン」が結成され、Type-Cのカップリング曲を担当している。5thシングルより「難波鉄砲隊」が結成されており、「白組」「紅組」同様、選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成されており、後ろに「其之○」、と連番を付けられている。「NMBセブン」に代わってType-Cのカップリング曲を担当していたが、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となってからは、11thは限定盤と劇場盤、12thは劇場盤のカップリング曲、22ndは共通カップリング曲と収録形態は異なっている(10th、13thから21stは結成されていない)。
  • AKB48やSKE48と違い、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「白組」「紅組」「難波鉄砲隊」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「さや姉」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。

HKT48のシングル

  • あまくち姫
    うまくち姫
    1st『スキ!スキ!スキップ!』と2nd『メロンジュース』で2回ずつ結成。あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。
    プラチナガールズ
    ダイヤモンドガールズ
    7th『74億分の1の君へ』から10th『キスは待つしかないのでしょうか?』までに3回ずつ結成。プラチナガールズは7th、9thはTYPE-B、10thはTYPE-Aの、ダイヤモンドガールズは7thは劇場盤、9thはTYPE-C、10thはTYPE-Bのカップリング曲を担当している。
    幸せDAパンケーキ
    やっぱりみたらし団子
    11th『早送りカレンダー』で結成。
    8%
    10%
    12th『意志』で結成。
  • HKT48では、SKE48やNMB48の「白組」「紅組」の初期体制と同様に、選抜メンバーの約半数と選抜入りしなかったメンバーによって「あまくち姫」「うまくち姫」が結成され、あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。3期生が初めてCDに参加した3rdシングル以降は、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となったため結成されなくなった。その後「アンダーガールズ」「シアターガールズ」に相当する「プラチナガールズ」「ダイヤモンドガールズ」が結成されている。
  • NMB48同様、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「あまくち姫」「うまくち姫」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「キレイごとでもいいじゃないか?」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。

選抜総選挙における区分

選抜総選挙で選ばれたメンバーが参加したシングルでは通常とは異なり、総選挙の順位によって歌唱メンバーが決められる。

選抜区分の一覧
年・回 シングル 選抜
メンバー
アンダー
ガールズ
ネクスト
ガールズ
フューチャー
ガールズ
アップカミング
ガールズ
その他
2009年(第1回) 言い訳Maybe 1 - 21位 22 - 30位 - - - メディア選抜:1 - 12位
2010年(第2回) ヘビーローテーション 22 - 40位
2011年(第3回) フライングゲット
2012年(第4回) ギンガムチェック 1 - 16位 17 - 32位 33 - 48位 49 - 64位 - ウェイティングガールズ:圏外メンバー全員
2013年(第5回) 恋するフォーチュンクッキー
2014年(第6回) 心のプラカード 65 - 80位
2015年(第7回) ハロウィン・ナイト
2016年(第8回) LOVE TRIP/しあわせを分けなさい
2017年(第9回) #好きなんだ
2018年(第10回) センチメンタルトレイン 第10回世界選抜総選挙記念枠:81位 - 100位

坂道シリーズにおける選抜発表の扱い

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シングルの表題曲を歌うメンバーであること、定員数は曲ごとに異なる点については48グループとは変わらない。ただしメンバー選出については、各グループの「運営委員会」が選出する。選出方法については、人気度、実力などを総合的に判断する。選抜メンバーについては各グループの「選抜メンバーの一覧」の項目を参照。

  • 乃木坂46:1stシングルより選抜制度を導入。独自に「福神」制度がある。
  • 欅坂46:1stシングルより8thシングルまでは全員選抜[注釈 1]でフォーメーションを発表していたが、9thシングルで選抜制度を導入[注釈 2]
  • 櫻坂46:1stシングルより表題曲メンバー(選抜制度ではない)を発表。独自に「櫻エイト」制度がある(5thシングルまで)。7thシングルより選抜制度を導入。
  • 日向坂46:1stシングルより10thシングルまでは全員選抜でフォーメーションを発表していたが、11thシングルで選抜制度を導入。

選抜発表については主に各グループの冠番組である『乃木坂って、どこ?[注釈 3]、『乃木坂工事中』、『欅って、書けない?』、『そこ曲がったら、櫻坂?[注釈 4]、『ひらがな推し[注釈 5]、『日向坂で会いましょう』で発表されるが、ファンの間には、放送前日などに行われる「握手会」などで発表されることが多い。

秋元康が語る「乃木坂46の選抜&センターの決め方」

秋元康は、2021年1月11日放送の『今日は一日"乃木坂46"三昧』(NHK-FM)に電話で出演し、乃木坂46メンバーから「選抜メンバーやセンターの決め方」の質問をされた際、

どういうポジションとか、誰をセンターにとか昔は僕がかなり意見を言ってましたけど(中略)今は全部を見られる訳ではないので、現場のマネージャーであるとかそういうスタッフからの提案で、僕が『良いんじゃないですか』って形の方が多いですね。[2]

と明かし、さらに

ポジションとか、あるいはなんで選抜になれないんだろうっていうのがあると思うんですけど、きっとそれは(オーディションで)選んでくれた人が良いと思った何かがまだ足りてないんじゃないかなって気がしてる。[2]

と持論、

今は僕は選抜をスタッフに全部任せてるけれども[2]、僕が選抜を決めてたときは選抜会議みたいなのをやった時に(あるメンバーを)推すマネジャーだったり『○○が明るくて』『○○がチームをまとめてるんですよ』とか、そういうプレゼンテーションがあったんですよ。

それがファンの皆さんと同じ気持ち。『なんで自分の推しの子が選抜に入らないんだろう。ポジションが悪いんだろう』って一生懸命応援してくれる。そばで見てる人もそうだと思うんですよね。[3]

と語り、過去の選抜メンバーの決め方の詳細を明かした。

脚注

注釈

  1. ^ 1stシングルでの「けやき坂46」として加入した長濱ねるを除く。
  2. ^ 2019年9月8日放送の『欅って、書けない』で発表されたが、同年12月8日、発売日の見直しが発表された。2020年になり、メンバーの突然の脱退や卒業、改名して再出発することなどが相次いで発表され、幻のシングルとなった。
  3. ^ 6thシングルで選出された斉藤優里については、当日ラジオの生放送があり、TV収録を欠席。番組間での電話のやりとりでフライング発表された(『乃木坂って、どこ?』2013年4月21日放送、および、『The Nutty Radio Show おに魂』2013年4月8日放送。詳細は斉藤優里#キャラクターの項を参照)。
  4. ^ 初回放送で櫻坂46の1stシングル「Nobody's fault」の歌唱メンバーを発表。なお初回放送時は番組タイトルが決定しておらず、番組内でタイトルを発表。
  5. ^ けやき坂46時期で単独シングル発売はなかったが、「ハッピーオーラ」と「君に話しておきたいこと」のフォーメーション発表がある。また日向坂46の1stシングル「キュン」の選抜発表も当番組で行われた。

出典