岩佐美咲

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AKB48
岩佐 美咲 いわさ みさき
2016年AKB48プロフィール 岩佐美咲.jpg
公式ニックネーム

わさみん

所属事務所

長良プロダクション

生年月日

1995年1月30日 (29歳)

出身地

千葉県

血液型

O型

身長

157cm[1]

合格期

7期生

選抜回数

0回

岩佐 美咲(いわさ みさき、1995年1月30日 - )は、AKB48および「渡り廊下走り隊7」の元メンバー。千葉県出身。長良プロダクション所属。

略歴

2008年
2009年
2010年
  • 3月25日、「満席祭り希望 賛否両論」において、プロダクション尾木への事務所移籍オファーがあったことが発表される。
  • 6月30日、「渡り廊下走り隊7」に加入。
  • 7月27日、チームAのメンバーとして活動開始(正規メンバーへ昇格)。
2011年
2012年
2013年
  • 1月9日、ソロとして2枚目のシングル『もしも私が空に住んでいたら』発売。同月21日付オリコン週間シングルチャートにおいて初登場5位を記録。
  • 6月8日、「第5回総選挙」では56位となり、フューチャーガールズに選出される[2]
2014年
2015年
2016年

人物

キャラクター

  • キャッチフレーズは、特に設定していない。
過去には「あなたの心に走り隊!!始発駅は?(無人駅!)」[8]昔は「元気いっぱい! 笑顔いっぱい!」[いつ?]を使用していた。
  • 公式ニックネームは、「わさみん」。
初期のニックネームとして「みっきー」というものもあったが、「私、初期のあだ名『みっきー』だったという黒歴史持ちだしね。二週間の命だったけどね。なんだったんだろうあの二週間」[9]とのこと。
  • 小柄ながら人一倍元気なダンスと伸びの良い歌声を放つ存在感は、なみいる先輩たちにも引けをとらない[10]。AKB48に入る前からダンスと歌の経験があり、高い実力を持つ[11]
劇場支配人(当時)の戸賀崎智信も、オーディションの印象で「歌がすごい上手かったです。公演の柱になると思いました」と語っている[12]
  • AKB48に加入してから、一度もシングル表題曲の選抜メンバーに入ったことがない。加入時からの非選抜期間約6年は現役メンバーの中では、同期の鈴木まりやと並び最長記録である。
  • その反面、ソロ活動としては、AKB48(グループ)としては初の演歌歌手として活動中。プロ野球の始球式では国歌斉唱も担当している[13]。また、派生ユニット「渡り廊下走り隊7」の一員としても活動していた。
  • 高橋みなみは「ダンスも綺麗に踊るし、振付も忠実で、パフォーマンスに関しては完璧主義者。一方、性格はふわっととしてて、少々おっちょこちょい。そのギャップがすごく可愛い! この子はAKBに入った時から今まで、いつもフレッシュでパワフル」[14]と語る。
  • しかし当の本人は、「最初は研究生だったから、ずっとピンチヒッターばかりやってたんですよ。もしもこれがずっと続くんだったら、歌手の夢は叶わないな…と思ってました」とか。[15]
  • 劇場支配人評
「『夢に向かってひたむきに頑張る』というAKBの基本コンセプトを実践している、まじめなコ。ただ人気があれば昇格できるわけじゃない。彼女のひたむきな努力が、今回のチーム入りにつながったのだと思います」(2010年・戸賀崎智信)[10]
「あの小さな体のどこから出るんだ?っていうほど彼女の歌はパワフル。思わず意識が持って行かれます(笑)。『AKBはいろんな才能を開花できる場所』という秋元さんの期待に応えられるよう、頑張ってほしいですね」(2011年・戸賀崎)[16]
「ソロ活動での移動は電車と徒歩だったそうです。送迎のあるAKBのありがたみがわかったようですね。忙しいなか、チームAのコンサートではやるべきことを復習してから臨む頑張り屋さん。ボイトレの成果も出ています」(2012年・戸賀崎)[17]
「歌唱力はもちろんですが、別の分野でも才能を発揮して、活躍の場を広げていってほしいです」(2013年)[8]
「最新(当時)ソロシングル『鞆の浦慕情』がオリコン1位を獲得するなど、今後の活躍が期待されるメンバーのひとりです」(2014年・湯浅洋[13]
「AKB唯一の演歌歌手として活躍。ソロデビューから3年、20歳になった大人の岩佐が見せる表現力に期待!」(2015年・茅野しのぶ[18]
  • 将来の目標は、ソロ歌手。[11]

AKB48加入前

  • 「祖父母と同居し、北島三郎さんや都はるみさんの演歌を聴いて育ちました。そのためか演歌は日本の歌の原点だと感じていたんです」[19]
  • 羽島ボーカルアカデミー出身[20]であり、玉置成実のバックダンサーを務めた経験もある[21]

AKB48として

2008年

  • 12月、AKB48の第7期研究生オーディションに合格、研究生として活動を開始。
  • 芸能界を目指したきっかけは、モーニング娘。に憧れたから。[11]「私は歌手になるのがずっと夢だったので、オーディション雑誌『デ☆ビュー』を見てたらAKB48の研究生のオーディションが出てて、毎日劇場で歌ったり踊ったりしてるって書いてあったんですよ。そんなに毎日歌えるんだったら幸せだな~と思って受けました。でもそのときはAKB48がどんなものなのかよくわかってなかったし、私はアイドルにはなれないと思っていたんですよ。私、自信がなかったし、自分を可愛いと思ってなかったから。アイドルって、かわいい子がなるものだと思ってたし、純粋に歌手になりたかったんですよ」[15]

2009年

  • 2月28日、チームB「アイドルの夜明け」公演のアンダーで劇場デビュー。「この日、愛ちゃんのアンダーでB公演に出ました~。ちなみにまだ全然今みたいに仲良くなかったよ!←ツンツン時代だよ! いやあ、緊張しまくってましたなあ。緊張しすぎて楽屋で涙するというフレッシュエピソードも。爆 もうねー元気とかいう問題じゃないくらい元気いっぱいに踊り狂ってましたwwみたことある方はわかると思いますww」[22]
  • 8月23日、『AKB104選抜メンバー組閣祭り』にて、新体制でのチームシャッフルが行われ、新しく入った8期生以外の研究生も大量に昇格する事が発表。岩佐の昇格先は新生チームAになる。「7期生でラッキーだなって思います。研究生の期間が一番短いし、先輩達のおかげでAKBが一番波に乗っている時にチームに入れた。ただ競争は激しいですよね」[23]
  • 10月30日 - 11月8日、ミュージカル「AKB歌劇団」(東京ドームシティ シアターGロッソ)に出演。本作品は、「サクラ大戦」でおなじみの広井王子構成・演出による、AKB48初のミュージカル[24]。『AKB歌劇団』では役名付きの上級生役に抜擢され、舞台にも挑戦。高い評価を受ける。[25]「ぶっちゃけ仕事が無かったから『AKB歌劇団』に呼ばれました。全然舞台好きじゃないし、正直イヤだったんです。朝から晩まで稽古して、休みないし、本当に辛くて。でも本番を終えた後に、秋元さんが『岩佐、良かった』と言ってくれて…。それから状況が好転して、舞台も二つやらせて貰いました。事務所に所属できたのも、プロダクション尾木の社長さんが見に来ていて、私を拾ってくれたから。その後、『AKB歌劇団』の広井王子監督が推薦してくれて、『渡り廊下走り隊7』にも入れたし…」[23]

2010年

  • 3月25日、コンサート「満席祭り希望 賛否両論」にて、プロダクション尾木から移籍の打診があった事が発表。のちにAKSから正式に移籍となる。
  • 5月18日から23日まで行われたチームIMAGINE特別公演『らめらめ』では、小原春香SDN48)、仁藤萌乃とともに主演を務めた。ちなみに3回目の舞台出演にして初の主演となる。
  • 7月27日、チームAの公演がはじまり、正式に正規メンバーへ昇格。
  • 9月、尾木プロ所属メンバーのみによる「TeamOgi祭り」では、おニャン子クラブから演歌歌手へと転向した城之内早苗の『あじさい橋』を本人と共に熱唱。
  • 10月、野外ライブ「東京秋祭り」のゆるゆるカラオケ大会では、『津軽海峡冬景色』を歌って優勝。ハワイ旅行をゲットした。
  • 12月11日、『Beginner』通常盤の全国握手会が味の素スタジアムで行われた。通常、全国握手会の場合は12名ほどが選抜されて行うのに対し、この日は28名とかなりの大人数が参加し、普段参加しないようなメンバーも握手要員として参加していた。しかしイベント終了後、岩佐は自身のブログで、「美咲とも握手してくれたら嬉しいです。かな~り悔しいです。美咲のこと見えていないんだろうか!? 異常なまでスルーされたよ。目から湧き水」と、悔し涙を流したと報告していた。
最近では、『週刊AKB』で大家志津香が「個別」握手会で悲しい思いをしたという事が特集されていたが、「全国」握手会の場合は2人1組でペアを組んで握手するため[26]、個人の人気が列の長さに「個別」の様に出ないが、反面、“目当てのメンバーとだけ握手して、ペアになっているメンバーは無視する”という事も起こってしまう。今回は岩佐以外に仲谷明香も似たような事を書いており[27]、過去にも渡辺麻友とペアを組んだ石田晴香が同じ様な境遇に遭ったと語っている。「国民的アイドル」と言われているAKBであるが、正規メンバーは大勢おり、人気の格差は大きい。[28]
  • 12月22日、同事務所所属の小森美果と共に、DVD『いわこも』をリリース。

2011年

  • 2月2日、ラジオ限定ユニットだった「渡り廊下走り隊7」名義でCDをリリース。
  • 3月29日、チームA公演にて、「4月1日から私はプロダクション尾木から、長良プロダクションに移籍することになりました。演歌を本気でやりたいという、夢に近づくための前向きな移籍なので、これからももっと前向きに頑張っていきたいと思います」と発表[29]。長良プロは、中村玉緒、グッチ裕三、安岡力也らが所属する芸能事務所で、山川豊や氷川きよしなどの演歌歌手も多数所属。今後は、AKB48としての活動を続けながら、本格的な演歌歌手としのデビューを目指すという[30]
移籍に伴い、プロダクション尾木モバイルサイトの岩佐関連コンテンツ(ブログも含む)は、4月いっぱいで終了となるが、[31]あくまで本人の意向を汲み取った結果であり、円満移籍。岩佐にとっては、演歌の大先輩に囲まれ、この上ない環境で演歌道に励んでいくことになる[32]
  • 5月2日、アメーバブログに「新すーぱー美咲タイム」というオフィシャルブログを開設した。
  • 9月20日、第2回じゃんけん大会では、去年と同じく初戦敗退。「去年は気持ちで負けたので、今年は強い気持ちで臨んだのに…。もう来年はじゃんけん大会、やめませんか?」[33]
  • 12月6日、演歌歌手として来年2月1日にソロデビューすることが発表された。発売は、所属事務所 長良プロダクションの大先輩である水森かおりが所属する徳間ジャパンコミュニケーションズ。

2012年

  • 1月4日、クイーンズスクエア横浜で行われた「長良グループ新春演歌まつり」の告知イベントに出演。桜色の艶やかな着物姿で、初めて演歌のステージに立った。「期待してくれるファンの方に応えることができるように頑張ります」と挨拶。大人の失恋をテーマにした同曲をしっとりと歌い上げた。岩佐は「ド緊張で手が震えました」と告白し、「AKBのファンの方にも演歌を聴いてほしい」とアピール。「-新春演歌まつり」は2月25日に横浜アリーナなどで行われ、山川豊、氷川きよしら所属事務所の先輩歌手と共演する[34]
  • 1月30日、『ENTAME』インタビュー[35]
―ソロデビューおめでとうございます。演歌好きのオジ様層も巻き込んで、ファンが激増しような予感。
「増やしたいです。今、私の推しは3人くらいなんで(笑)」
―コラッ!そんなことないから。
「あはは。私、超ネガティブなんですよ~」
―そうなの? どんな性格?
「真面目で大人しいイメージが付いているんですけど、だいぶ違いますね。かなりおかしな人です。一言で言うと、「ブログのテンションがおかしい」、「楽屋ではうるさい」。あと、「オタク」ですかね。私、ステージだとけっこう真面目なことしか言わない、つまんない奴なんです(笑)。だけど、ブログと楽屋では割と面白いですよ。そのテンションさえステージにも持って行けたらいいな、と。まぁ一生無理な気がするけど」
―最後に“推し”の一言をどうぞ。
「たぶん周りの友達に「岩佐推し」って言ったら、「こいつコアだなぁ」とか「AKBのこと詳しいじゃん!」って“通”な目で見られますよ。そこだけはオススメですね」
―またネガティブに…。
「でも、私はまだまだこれからなので、推していて楽しいのは間違いないです、きっと」
  • 2月1日、『無人駅』でソロデビュー。初回盤のカップリングには、AKB48のシングル曲『ヘビーローテーション』の演歌バージョンが収録される。メンバーの中でも歌唱力が秀でていることで知られ、その力は秋元康も認める存在。「信じられないですよ。私にもやっと“チャンスの順番”が来たのかなって思いました」
幼い頃から歌手を目指し、AKB加入前からボーカルスクールに通っていた生粋の歌好きには、この上ないクリスマスプレゼント。「夢は大きく、紅白出場です」と目標をぶち上げた。岩佐は、今年4月に本格的に演歌歌手を目指し、山川豊、氷川きよしらが所属する「長良プロダクション」に移籍。レッスンを積み、デビューに備えてきた。来年は先輩に加わり、事務所の恒例公演「新春演歌まつり」に出演することも決定。「緊張しかしてない。完全アウェーですけど、曲やステージを汚さないように一生懸命歌いたい」としている[36]
  • 2月13日付オリコンランキングで、『無人駅』は初週で2万4千枚を売り上げ、週間ランキングで初登場5位を獲得した。演歌歌手のデビュー曲トップ10入りは『海雪』(ジェロ)以来3年9カ月ぶりで、女性歌手としては『あじさい橋』(城之内早苗-おニャン子クラブ)以来25年7カ月ぶり。岩佐は「ソロデビュー出来たことだけでも夢のようなことなのに、これだけ多くの方に聴いていただけて、本当に幸せです」とコメントした[37]
  • 3月10日、秋元康[38]「渡り廊下走り隊について。以前から、「渡り廊下走り隊は、今後、6人で活動するんでしょうか?」という質問をいただいていた。彼女が抜けたからと言って、すぐに誰かを新加入させるのは違うと思う。彼女がいてこその渡り廊下走り隊なのだ。僕は、ずっと6人でいいと考えていた。ところが、いろいろな事情で、やはり7人組にして欲しいと言う。渡り廊下走り隊7にしたいらしい。悩んだ。誰を新メンバーにするか? 決めた。まだ、プロダクションにもレコード会社にも言っていない。もちろん、渡り廊下走り隊のメンバーにも………」
「で、発表します。…………………渡り廊下走り隊7の新メンバーは…………………浦野一美。これなら、いいよね。異論は認める。でも、本気だよ。暫定的だけど。なんか、面白そうじゃないか。浦野、頑張れ!」[39]
  • 秋元「業務連絡。渡り廊下走り隊7のメンバーのみなさま。新メンバーを浦野一美にしようと思うんですが、どうですか?」[40]
  • 岩佐「渡り廊下爆走」[41]「楽しい´∨`*とおも」[42]「さてはて…どうなるんだろ´∨`?笑」[43]
  • 3月21日、『AKBINGO!』で行われたメンバーの中で誰が歌が上手いかを決める企画「DIVAチャン」で優勝。参加者は歌自慢の総勢12名で、トーナメント方式で行われた。岩佐は1回戦で市川美織と対戦し、『津軽海峡・冬景色』を歌唱。2回戦は増田有華と対戦し『Story』を歌いあげ、順調に勝ち上がった。そして、決勝ではトーナメントを勝ち抜いてきた中村麻里子、竹内美宥の3名で行われ、岩佐は松田聖子の『赤いスイートピー』を歌唱。審査員の平尾昌晃、高橋ジョージ、湯浅順司(キングレコード)らの賞賛を受け、見事に優勝を果たした。岩佐本人も、「正直、お客様の前で歌うよりも緊張してしまったのですが、大好きな歌を評価していただけたのがすごく嬉しいです! そして、改めてメンバーの歌を聴いて、とても良い刺激になりました。これからももっとたくさんの方に歌を届けられるように努力していきたいです!」と喜びのコメントを残した。
  • 4月、TBSラジオで初のレギュラー番組『岩佐美咲のこんばんわさみん』がスタート。この番組はTBSラジオで月曜日から金曜日の深夜3:00~4:00に放送されている「ミュージックナビ 昨日と今日の交差点」内のコーナーとなり、岩佐は火曜日を担当する[44]
  • 4月24日、今年2月、AKB48初の演歌歌手としてソロデビューした。楽曲は『無人駅』。着物の衣装は、すっかりトレードマークとなった。「演歌のイベントでいろいろな方との出会いがありました。握手会に来てくださるファンの方も増えてきたと思います」と手応えを感じている。過去3回の総選挙では40位以内に入れず、自分の順位が発表されなかった。「正直、今年が最大のチャンスだと思っています。目標は64位に入って、自分の順位を数字に表してもらうことです。圏外というレッテルをはがしたいです」[45]
  • 5月2日、AKBの指原莉乃と、公式ライバル乃木坂46のCDが同時にリリース。「さっしー! ソロデビューおめでとうございます ことあるごとに無人駅をネタにしてくれて俺は嬉しいよ! お礼と応援の気持ちを込めて明日CDかいにいくよ!」「乃木坂なんぞねじ伏せてくれるわああああああ」「乃木坂はライバルだからね」「乃木坂は絶対に、買わない」「SKEやNMBやHKTに流れるのと、乃木坂に流れるのとは訳が違います」「可愛いけどもW」「可愛いからこその、ライバル視だよ」「勝ち負けどうなるか、わからないけども、さっしーすごいよね!?」「一日であの数」「私は3カ月たつ今地道な歌唱キャンペーンの末、やっと尻尾がみえてきた数字ですw」「あ」「凹んできたぞ?」[46]
  • 5月3日、所属する芸能プロダクション「長良グループ」会長の長良じゅん(本名・神林義忠)が、日本時間3日午前7時30分(現地時間2日午後0時30分)、ハワイのゴルフ場でカート運転中に事故死した[47]ことについてのコメント。
「長良会長がいなければ、演歌歌手としてデビューする事ができませんでした。感謝してもしきれません。」「一人前の演歌歌手になり、少しでも長良会長に恩返しをしていけるように神林社長のもと、これからも精一杯頑張りたいと思います」と恩人の死に胸を痛め、飛躍を誓った[48]
  • 5月16日、選挙インタビュー。「今年こそ自分が試される選挙。ソロデビューで、結果が出せなかったらどうしよう、と思っていましたが、ありがたいことにオリコン5位をいただきました。私がAKBで一番の奇跡なんです」。経験値が上がり、自信もみなぎってきたわさみん。番組で証明した歌唱力は、メンバーからも尊敬を集めている。彼女の夢はまだまだ続く、次こそ選抜入りだ![49]
  • 5月23日、第4回総選挙の速報結果が発表された。
「総選挙の速報発表で私の名前があって。私に投票して下さった皆さん、本当にありがとうございます! 速報だというのに、名前があるのが始めてなので信じられないです。笑 どれだけありがたいことなのか、わかっているつもりです。去年までのドキドキとは、全然違うドキドキです。わたしがなにもすることが出来ないのが毎年もどかしいですが、変わらず、目の前のこと一つ一つ一生懸命頑張っていきたいと思います。今年、皆から愛をたくさんたくさん感じたから、恩返ししたいな。皆さんに岩佐に投票してよかったと思っていただけますように」[50]
  • 6月5日、NOTTV「AKB48の“あんた、誰?”」に、仲川遥香、岩佐、小森美果宮崎美穂の4人が出演。「あん誰プロデューサー」の竹中祐介が、放送後のGoogle+投稿で明かしたところでは「チキチキさんと酒を飲みながら話しましたが…無茶苦茶でしたが新しい部分もいろいろあった今回、良かったのか悪かったのか我々にはわからなくなってしまいました」と言うほどの自由過ぎる内容となった。
「立ち位置を自覚しなさい」コーナー[注釈 1]では、1個目の質問は「このメンバーの中で常識があるのは?」という質問に対し、小森は堂々の「1番」と発表。理由を聞いたところが(竹中によると)意味不明の内容だった。この様では1番から4番まで揃うのは無理、と思っていたら次の質問の「ファンへのサービスが上手いのは?」という質問で「1番宮崎、2番岩佐、3番小森、4番仲川」となり成功、高級ケーキを獲得。竹中曰く「スイーツへの執念がここまでさせか…」と思わせるほどであった。しかし、横目で岩佐の答えを見た宮崎が、岩佐へ書き換えを指示しており完全にカンニングであったと、宮崎と岩佐に不正行為があったことを暴露した。
その他のコーナーの様子。「岩佐・小森しゃべれ!ロケトーク特訓」では、「渡り廊下走り隊7」の新曲宣伝で最近ロケバラエティーにも出ている岩佐、小森が「ほとんどしゃべっていない!」ということを重く見た「あん誰」が、AKB48カフェ内を仮想ロケ地とし一人でロケリポーターの練習をさせる企画。仲川がお手本を披露した後、岩佐、小森が挑戦したが、岩佐は「カメラに背中を向け続ける」「何人ものお客に同じ質問しかできない」「音効にからみ、勝手に『無人駅』(岩佐の持ち歌)をかける」、小森は「客を無視し、水曜日の『変態作家』にからむ」「壁にかかった写真にマイクを向ける」「助けるため仲川がフォローするも無視する」と散々な様子であった。
さらに「属性企画」の「マネージャー萌え属性」ではこのコーナーの序盤、出演した4人全員がカメラにも客にも背中を向け無法地帯となり…中でも仲川はドリブル始めてしまった。
「緊急企画 コモリンピック」と銘打たれた企画では、NOTTV端末を買ってくれた小森のために、すべて小森の仕切りでのコーナーを用意。小森がやりたいゲーム企画を3つ行ったが…竹中曰く「内容を書く気力がありません」とされるほどの放送事故が連発したとのこと。その中で、あまりに無茶な展開を見かねた仲川が…仕切り役を買って出で、ほかの3人のサポートをしながら進行。竹中曰く「こんな仲川さん、あん誰でも見たことがありません。新たな仲川さんの一面が見れて本当にうれしかったです。つまり…仲川さんが仕切らないといけない局面だったということです」[51]
岩佐スピーチ[52]

「わたしは33位という素晴らしい順位を、皆さんから頂きました。応援してくださった皆さん、いい結果が出る事を願って下さった皆さん、本当に本当にありがとうございます!! 今でも信じられないです。幸せですしありがたい。なんといったら気持ちが伝わるのか、わからなくてもどかしいです。私は今まで壇上に上がれたことがありませんでした。人それぞれのペースはあるし、応援してくださった皆さんがいることが嬉しい。その気持ちにもちろんウソはありませんでしたが、ふとしたときに思い出してしまったり。失敗をしてしまったときに限って、ああ、やっぱり私はってなってしまったり。今年こそは、皆さんに申し訳ない気持ちをもちたくなかった。皆さんにももってほしくなかった。メンバーが次々と壇上にあがるなか、もしかしたらまた呼ばれないんじゃないかって考えてしまった瞬間もありました。だけど、皆さんが背中を押してくれました。私は歌唱キャンペーンを通して、CD一枚一枚にどれだけ重みがあるか。そしてどれだけありがたいことなのかを、身をもって感じました。だから皆さんが私に托してくださった一票一票に真摯に応えていきたいですっ。ネクストガールズセンターとして、精一杯輝くことが皆さんへの恩返しになると思っています。今回の結果を受け止めて…皆さんを信じて!! 自信をもって!! 自分に厳しく!! がんばっていきたいです。ネット弁慶で、変人で、歌もまだまだで…まだまだな所だらけなわたしですが(笑)、これからも岩佐美咲の応援よろしくお願いいたします。ありがとうううううううううううううう」

  • 6月26日、NHKの大相撲中継に、AKB48が初登場することが分かった。名古屋場所(7月8日初日、愛知県体育館)を前にしたこの日、岩佐美咲が、名古屋市内の伊勢ノ海部屋宿舎で幕内・勢(いきおい、25)を取材。この模様が、場所中の幕内力士紹介コーナーで放送される予定だ。勢は歌手山本譲二のファンで知られ、演歌つながりで取材したとみられる。幕内力士紹介コーナーは女性タレントが多く起用され、先場所はマジシャンの小泉エリが幕内松鳳山をインタビューし、放送された。岩佐は今年総選挙で33位に入った。一方の勢は、日刊スポーツが独自に行ったネットアンケート「大相撲総選挙」で旭天鵬、高見盛の両ベテランと並んで16位にランクイン。独特のしこ名も話題となり、人気上昇中だ。旭天鵬の劇的な優勝で幕を閉じた夏場所千秋楽の大相撲中継の関東地区平均視聴率は20.4%だった。AKBと相撲という大胆な「コラボ」で、新しいファンを獲得できるか注目だ[53]
  • 7月17日、インタビュー[54]
今の夢は、8月24~26日に開催される東京ドーム公演で「無人駅」を歌うことだ。AKBの大規模な公演は過去、全体曲のほか、ユニット曲、ソロ曲、姉妹グループの曲などで構成されてきた。3月のさいたまスーパーアリーナ公演では岩佐も約2万5000人の前でソロ歌手として「無人駅」を披露している。「東京ドームで歌いたいなあ。演歌は1年新曲ですからね。本気で狙っていきます」。目を大きく開けて生き生きと語る姿から、大舞台に向けての熱い思いが伝わってくる。東京ドームでは、故美空ひばりさんが1988年4月、こけら落とし公演を行っている。岩佐は昨年11月、AKB選抜メンバーの一員として、美空ひばりの二十三回忌のメモリアル公演に参加し、ドームのステージを踏んだ。この時はメンバーと一緒に、「お祭りマンボ」を歌ったが「やっぱりでかいなと思った。どんだけ広いんじゃ!って」と振り返る。5万人以上の観客の前で1人、「無人駅」を歌ったらどうなるのか。「AKBとしてもめったに立てない場所だと思う。歌えたら本望です」。もちろん、そこが終着駅ではない。17歳の演歌歌手の前に線路がどこまでも続いている。
総選挙で自身のポスターに載せた言葉が「夢人駅」。過去3回はいずれも圏外で「64位以内に入りたい」という思いを込めた。開票前、所属するユニット「渡り廊下走り隊7」のメンバーのうちAKBに在籍していない浦野一美を除く6人全員のランクインを誓って本番へ。64位でいきなり小森美果が呼ばれ、40位までの時点で残っていたのは渡辺麻友と岩佐の2人だけだった。「4人入ってうれしいなと思ってたんです。でも、ちょっと待てよ…と。喜んだのはいいけど、私だけ入れなかったらどうしようって一瞬考えました」。実はその時、“最悪の結果”が頭をよぎっていたのだという。結果は33位で名前を呼ばれ、48~33位の16人による「ネクストガールズ」のセンターという“おまけ”もついた。「初めて笑顔で終われました」と、今後の活動に向けて大きな自信となった。「夢みたいな感じ。0番(センター)を踏むのは、まだ慣れない。これまでも一瞬はあったけど、3秒ぐらいだったので、曲のサビでセンターに立っているのはうれしいですよね。前に人がいないのは変な感じだけど(踊る時に)まず真ん中の子に目が行くので頑張らなきゃなと思います」。ネクストガールズは「一番面白いチームだと思う」と気に入っている。確かに、演歌の岩佐をはじめ、声優の仕事や著書「非選抜アイドル」のヒットで人気を高めた仲谷明香や、「Google+」の投稿動画でブレークしたSKE48研究生の松村香織らキャラが立つ人材が豊富だ。岩佐自身も「知れば知るほどはまる」と評するほどの個性派チームのセンターを獲得したのは、偶然ではなく、AKBの歴史の必然なのかもしれない。
素顔は「アニメとかアイドルソングとか好きなのでカラオケでよく歌う」という女子高生。特に、声優として初めて東京ドーム単独公演を行った水樹奈々が憧れの的で「AKBではアイドルな感じの曲を歌っているので、もっといろんな歌を歌ってみたい」と演歌とJ―POPの両立も視野に入れている。AKBグループのメンバーが参加する「Google+」では、ユニークな投稿でコメント欄を荒らすなど破天荒なキャラで存在感を放っている。しかし、ファンと接触する握手会ではこのキャラを十分に発揮できていないようで「握手会に来た人に“(期待していた分)なんかつまんない”って思われちゃってる部分もあるのかな。サイトでは荒ぶってるんですけどね…」と不安がる“ネット弁慶”ぶりも魅力のひとつだ。
  • 7月29日、千葉県のいすみ鉄道の無人駅・国吉駅で、ソロデビュー曲「無人駅」のヒット御礼イベントを行う。3年連続圏外だった選抜総選挙は今回、33位と大躍進。運良く「ネクストガールズ」のセンターも射止めた。「無人駅」でのソロデビューから約5カ月半。「岩佐号」が「夢人駅」に向けて走り始めた。6月の総選挙で33位になったことが追い風となり、実在の無人駅で「無人駅」を歌うという夢が29日に実現する。「曲をもらったときからずっと言ってたんですよ。無人駅で歌いたいって。その夢がかないました。しかも出身の千葉県でできるなんて」と開催が待ち遠しい様子だ。当日は、いすみ鉄道の国吉駅でミニコンサートと握手会を開くが、特別臨時列車「わさみん号」の1日車掌も務める。国吉駅から大原駅まで約20分間運行。抽選で決まったファン約40人を車内でもてなす予定だ。「“1日○○”って、芸能人っぽくて、憧れでした」と打ち明ける。このイベントが決まってからは、電車に乗った時、車掌の動作や車内アナウンスの様子を注意深く観察してきたという。インタビュー中、車掌の指さし確認の動きを再現しながら「“出発進行~!”ってやりますよ。ドア閉まりま~す、駆け込み乗車はおやめください」とアナウンスしてみせて得意げに笑った[54]
  • 8月10日、『日本レコード大賞』新人賞レースについて、憶測が飛び始めた。5月2日にハワイのゴルフ場で不慮の事故死を遂げた“演歌界のドン”こと「長良プロダクション」の故・長良じゅん会長の遺志を継いで、SプロやOプロといった芸能界の重鎮たちが、AKB48メンバーで演歌歌手の岩佐美咲を新人賞に推すという[55]。かつて所属していた「プロダクション尾木」の尾木徹社長は日本音楽事業者協会の理事長であるが、「演歌を歌いたい」という岩佐の希望で、昨年4月に山川豊や氷川きよしらが所属する長良プロに移籍した。その際、記者に「秋元康に『演歌は長良会長しかいない』といって、頼まれたんだ」とうれしそうに語り、「2012年のレコ大の新人賞を必ず獲る」と語った(詳細は出典の元記事を参照)。
  • 8月24日、東京ドームコンサート「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」初日、ラストに戸賀崎が登場し、AKB48全体の大幅な組織変更を発表。岩佐はチームBに異動することとなった。[56]
終了後のGoogle+。「わたくし、本日の組閣でteamBになりました。色々思うことは、もちろん、山ほどあります。が、なんとかかんとか前に進んでいきたいと思います。もう明日から、teamBの岩佐美咲ですって言わなきゃいけないのかな?笑」[57]
  • 9月30日、テレビ番組「淳の乾杯してみたっ!」で、モーニング娘のファンが「AKB48のメンバーはビジュアルがひどい」と指摘する一幕があった。AKBのファンとモーニング娘。のファンが飲み会を開き、それぞれのグループへの愛情などを熱く語り合うという企画で、「モー娘。とAKBのダメなところを言い合う」というお題が出された。そこで、モーニング娘。の女性ファンが、「女目線で言うと、(AKB内で)有名な子たちと比べて、中間以下の子たちのビジュアルがひどい。モーニング娘。はみんなかわいくて、みんなキラキラしてるから、びっくりした」と発言したのだ。これに対しAKBファンは、「擁護しときますと、あれだけいるとどんなにマイノリティーな人にも刺さるんですよ」とフォロー。モーニング娘。の男性ファンが「下手な鉄砲数打ちゃ当たる?」と言うと、「そうなんですよ!」と返した。何とも弱い「擁護」の仕方となってしまった。この番組放送中、岩佐はGoogle+に、「ビジュアルがひどい…」と投稿。自身を「中間以下」と思っての投稿だと思われる。その後、「生きててすみませんでした…」「凹むからみるのやめよう」と投稿。ファンから「わさみんは可愛いよ!ほんとうに!!」「わさみん綺麗になったよ!」などと励ましのコメントが寄せられると、「おっおうネタだから笑って!皆!」「禿げ増される(励まされる)と恥ずかしい」と、実は気にしていないと思わせる投稿をした。しかしその後、「渡り廊下での仕事で、自分だけブス過ぎて涙が溢れたあの日を思い出す…」と書き込んでおり、やはり「ビジュアルがひどい」発言に少なからずショックを受けたようだ。岩佐の投稿に対し、同じくメンバーの松井咲子(総選挙53位)も「わたしもみてたよ 生きる!!!」とコメントを寄せている。 AKBのビジュアルに関しては、バラエティー番組「なるほどハイスクール」(日本テレビ系)でミッツ・マングローブに「おブスちゃんが混ざっている」と言われたり、音楽番組「火曜曲!」(TBS系)で前田敦子が「秋元(康)さんは顔がきれいな子が好きじゃない」と発言したりと、自他ともに「そこまで良くない」という認識があるらしい。それでも改めて指摘されると、岩佐や松井のように傷付いてしまうメンバーもいるようだ。[58]
  • 10月3日、山川豊、水森かおり、氷川きよしら6組の歌手が、来年2月に開催する「長良グループ新春演歌まつり」のPRイベントに登場。同グループ所属歌手でバンドを組み、本番で演奏することを発表した。それぞれ楽器の経験はあるが、ほぼ全員がバンドは初挑戦。担当パートやバンド名、披露する楽曲などはこれから決めるという。山川は「あと4カ月あるし、みんなで相談して決めていきたい」としたが、バンドのセンターには岩佐を指名。岩佐も「ギターの経験はあるけどドラムをやってみたい」と意気込んだ。[59]
  • 10月、日本レコード大賞・新人賞についての続報として“AKB48での活動歴があるために、新人賞には該当しない”というレコ大運営サイドが結論付けたことが判明[60](詳細は出典の元記事を参照)。
  • 10月20日、アクアシティ・アクアアリーナで行われた「『無人駅』フォトコンテスト」表彰式に登場。「2月1日のことが昨日のことのようで、もう9カ月がたったのかなという気がします」とデビューの日を振り返った岩佐。「AKB48や、渡り廊下走り隊7の曲では、同じ曲を長く歌わないじゃないですか。でも、演歌だからこそ『無人駅』という一つの曲を長く歌って、皆さんにたくさん聴いていただけるのだなと思ったら、すごくすてきなことですし、まだ1年もたっていませんが、いままでの自分の人生の中で最も濃い9カ月だったなと思います」とニッコリ。さらに、来年1月に第2弾シングルが発売されることをサプライズで知らされた彼女は、目を丸くしながら大感激。「第2弾は一番頑張らなければいけないので、『無人駅』を超えるヒットにしたい」と意欲を燃やした。[61]
  • 11月1日、Google+で「日本有線大賞の新人賞とロングリクエスト賞を頂くことが決まりました!」と『第45回日本有線大賞』でW受賞したことを報告した。今年はAKB48が有線音楽優秀賞に選出されたが、さらにAKBメンバーから岩佐のW受賞となり、昨年に引き続きAKB48の活躍が目立った1年を象徴している。岩佐は受賞した心境を「嘘みたいです。本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます!」と綴ると、演歌歌手らしく「無人駅がたくさんの人に、長く、これからも愛してもらえるように頑張ります」と決意を示していた。[62]
  • 11月3日、チームBのメンバーとして活動を開始。

2013年

  • 1月9日、前年11月に放送された『AKBINGO!』でのインタビュー。[63]
―”DIVAチャン”2大会連続優勝という快挙を達成しました。
「AKB48には歌が巧い人がいっぱいいるので、その中で1位を頂けたのはもの凄く嬉しいです。まだまだだと思う所もありますけど、“AKB48で歌といえば岩佐”と言われるようになっていきたいと思います」。
―“第2回DIVAチャン”では体調不良を隠して参加して、一切の言い訳をしなかった精神を審査員から絶賛されました。例えば今年の春、Google+で秋元さんのコメント欄を荒らす快挙で話題を呼びましたが、岩佐さんは強いハートを持っていますよね。
「Google+の件については、バカなフリして書き込みました!(笑) ネットでは凄い強気なんですよ、ネット弁慶だから! ネット上ならば何でもできちゃうんですけど、実際に会うと「(小声で)お疲れ様です、今日はよろしくお願いします……」って(笑)。 私はラジオとかも得意なんですけど、テレビになるとダメなんですよ! 自分の顔が写っていることを意識しちゃうじゃないですか。自分の顔面が嫌いなのでよく考えるんですよ、「どうにか顔出し無しで歌うことはできないだろうか」って。いまさら遅いんですけど…」
―ただ、例えばイベントなどでも、岩佐さんは気合いの入ったイイ表情をしている時が多いですよね?
「私、普通に座ってても睨んでるって言われるんです、釣り目だから(笑)。総選挙の時とかも、メンバーのスピーチを真剣に聞いているだけだったのに、「わさみん、また睨んでる……」って。そんなつもりないのに!(笑) 私、本当は弱気ですよ…」
―過去3回の総選挙では圏外だったにも関わらず、今年は33位と一気に躍進を果たしました。
「やっぱり嬉しかったです。最初は「総選挙が全てじゃないし、その順位が今後に影響する訳じゃない」って気にしないようにしてたし、選抜に入れる気もしていなかったんです。でも、こうやって皆さんに選んで頂けたことで、もっと前に行けるように頑張ろうって思いました」
―現在80名を超えるメンバーが在籍するAKB48の中には、かつての岩佐さんと似た状況のメンバーがたくさんいますよね?
「……。」
―そうは感じない?
「だって、その方にも失礼じゃないですか? 当時の私は、ただ単にあんまりチャンスがなかった感じですし、目指すものが違えばやっている年数も違うから。同じ状況って書かないで欲しいです……。私は偉そうなことを言えないですし、私が他のメンバーと違う訳でもないです、同じように頑張っているので」
―総選挙の時は、ソロデビューを経験したことでCD1枚1枚の重みに身を持って気付けたとブログに綴っていましたよね。
「AKB48は全体での売上枚数だから、私一人のものではないですよね。だからどれだけの人が私と握手してくれても、どこかで実感が涌かない数字でもありました。「凄くありがたい」っていう、漠然とした気持ちだったんです。AKB48の握手会は、1枚に付き1回じゃないですか。…握手に来て下さることは凄く嬉しいんですけど、どこかでCDを買ってくれたことへの感謝ではなかったような気がするんです。上手く言えないんですけど。でも、「無人駅」のキャンペーンを回っていると、ファンの人がCDを買う姿を目の前で見る訳じゃないですか。私は握手会の時、本当に純粋にその人ともう一回お話ししたくて「今日、もう一回来てね! もう来ないの?」って言っちゃってたけど、目の前で買っている所を知ったことで、それだけたくさんの愛情をもらっていたんだなって改めて感じました」
―総選挙では大島優子さんが「票数は皆さんの愛です」と表現しました。岩佐さんが今、そういう形で表現するとしたら票数やCDは何だと思いますか?
「えー! 難しい! 私、そんなに良いこと言えないですよぉぉおおおお! 票数は皆さんの…、皆さんの…、えぇ!? 愛やん!(笑) 本当に愛だと思うんですよ」。
―大島さんの言葉に共感できる?
「はい! あ、でもでも、“票数が少ないから愛されていない”って訳ではないとも思うんですよ。例えば1票でも、その人の想いは全て詰まっている訳じゃないですか。1票入れた人でも100票入れた人でも、気持ちは同じじゃないですか、きっと。だから難しいですよね。気持ちが大事だと思います」
―2012年は1年を通して各地で「無人駅」のプロモーションを行ってきました。こうした活動も演歌ならではといえますよね。
「1曲を大切に歌える分、成長もできますね。曲と向き合える時間が長いし、同じ番組に同じ曲で2回3回と出させて頂けるのは、AKB48ではなかなかあり得ないですよね。それは凄く嬉しいです」
―しかも「無人駅」のイベントでは年配の方から小さいお子さんまでと、AKB48とはまた違った客層が集まっていた点も特徴的です。
「『俺のお母さんはAKB48のメンバーの名前を誰も知らないのに、わさみんだけは知ってるんだよ』って教えてくれるファンの方が凄く多いんですよ! お父さんお母さん世代の方々の中でのAKB48メンバーの認知度では、私はかなり高い自信があります(笑)。それは演歌を歌っている私だからかなって」。
―さらに「無人駅」では『第45回日本有線大賞』でロングリクエスト賞を、そして岩佐さん自身も新人賞というW受賞の快挙になりました。
「やっぱりAKB48としてではなく、岩佐美咲という名前で賞を頂けたのが凄く嬉しかったです。AKB48が授賞式に出ている時、例えば『輝く!日本レコード大賞』の時も、私は家で観ていたんです。…もちろん、自分もその中の一人として歌っていかなきゃなっていうのはありましたけど、やっぱりその場の感動とは違うなって」
―AKB48の快挙を、同じ一員として家で観ている。そこには寂しい気持ちもある?
「いや、そうじゃなくて「おぉ! 凄い!」って客観的に観ていたってことです。でも、「あ、そうだ私もAKB48だ」って(笑)」
―「私もいつかあの舞台に」という気持ちは?
「ん~…、私はAKB48で選抜に入るためにやっている訳じゃないというか…、何て言ったらいいのか分からないんです! 出たいなとは思いますけど…、ん~、どうしよう…」
―今の岩佐さんにとって、AKB48はどのような存在、場所なのでしょうか。
「やっぱり凄い安心できます! 一人って凄い緊張するんですよ。そういう時、メンバーに会うと安心するし、休日とかも一緒に遊んだりするし。やっぱり原点だなって思います」
―では、総選挙でより高い順位に、という気持ちは?
「もちろん、あります!」
―それを突き詰めていくと、総選挙で高順位を獲れれば選抜に入れる。そしてメディアへの露出もと、先ほどのレコ大の話に繋がっていきますよね。
もちろんそうなんですけど……、別にテレビを観ていて「私もいつかあそこに…」っていうのはないです。そうなると、自分と選抜の人たちとの距離を自分で作ることになるじゃないですか。嫌なんです。別に今回はこの選抜かもしれないけど、でも…」
―選抜だけがAKB48じゃない?
「そうです! 選抜も私たちがいるからテレビに出れたりするし、私たちも選抜メンバーがメディアで頑張っているから頑張れる。みんなAKB48で頑張っています!」
―メンバー間の差を題材に話されてしまうことに憤りを感じるんですね。
「…負けず嫌いなんですよね(苦笑)」
―AKB48には選抜入りを目標に掲げて自らを鼓舞させているメンバーが多いように思っていたので、今の岩佐さんの考え方ってとても新鮮です。
「もちろん私も選抜に入りたいとか、総選挙で上の順位にって気持ちはあります。でも、自分一人一人じゃないですか。誰々よりも上に行きたいとか、あのポジションの次は私だとか、そういう風には考えたくないです。自分が納得できて、ファンに恩返しできるように頑張りたいんです。…他人とあんまり比べたくないんです(苦笑)」
―では、例えばご自身のシングルの順位については気になりますか?
「もちろん少しでも上に行きたいですよ!」
―AKB48も超えたい?
「もちろん! 絶対いつか超えてやるって思ってます!」
―いいですね! そういえばかつて乃木坂46に対して表明していたライバル心も、清々しくて見事でしたよね。
「なつかしーー!! そうですよ! そうですよ!! ライバルって言ってるのに、なんでAKB48と共演してるの?って思ったり(笑)」
―信頼関係が築けている両者だからこそ、ライバルであることをしっかり楽しみたい?
「そうです! もちろん乃木坂46のメンバーにも仲が良い子はいるし、曲も大好き♪ でも、ライバルならライバルでちゃんとやろうぜ! って思ってます」
―1月9日には2ndシングル『もしも私が空に住んでいたら』がリリースとなりますが、1年ぶりのニューシングルということで、岩佐さんにとっても待望の1枚ですよね。
「そうですね! でも、演歌は1年に1枚となっているので。最初は「これで本当に決まりなの?」って思うくらいタイトルが長いと思ったんですけど(笑)、歌詞が「無人駅」より大人になってて。前作「無人駅」はまだ演歌を歌わせて頂く機会がない中でのレコーディングだったんですけど、この1年間、歌わせて頂いた中で“自分にとって演歌はどう歌うべきなのか”が分かってきて、もっと素直に歌えたと思います。前は頑張って演歌を歌おうと思ってしまっていた部分もあったと思うんですけど、自然に歌うことができました。“話すように歌う”ことを意識したし、秋元先生からは「声が伸びるようになった」と仰って頂いたので、その辺りも聴いて欲しいです」
―演歌歌手としての存在感が確立され始めていると感じる部分は?
「え、確立されてるんですか!?」
―され始めていると思いますよ?
「初めて知りました(笑)。まだもっと“岩佐演歌はこうだよね!”っていうのを見つけたいと思っています」
―確かにまだ、そこまで明確にはなっていないかもしれません。ただ、演歌界における希望の星だと思うんですよ。
「いやぁ…」
―今、ここまで広い層に演歌を聴かせることができる歌手は、なかなかいないと思います。日本独自の音楽文化である演歌を、今のリスナーにも響かせていくことができる。音楽シーンにおいても、岩佐さんの存在は非常に重要だと思っています。
「あ、そうなれたらいいなってデビューした時からずっと思ってます! AKB48を好きな方たちが演歌を聴くきっかけになれたらいいなって。逆に、演歌を聴いて下さるご年配の方々には、AKB48の曲に興味を持って頂くきっかけに。架け橋みたいな存在になれたらいいなって」
―日本オリジナルの音楽を蘇らせるためにも、やっぱり岩佐さんの存在は大きいですよ。
「名曲と呼ばれる歌は、やっぱりもの凄く良い曲ばかりじゃないですか。何となくサビは分かるけど……って曲はいっぱいあると思うので、そういう曲も自分が歌って、知ってもらえたらいいなって思います」
―そうした意識が、今作のカップリングに収められている「フライングゲット」の演歌バージョンや、「あじさい橋」「津軽海峡・冬景色」のカバーに表れてますよね。
「そうなんですよ! AKB48の曲も、しっかり聴いてみると「こんなことを言ってたんだ」とか「歌詞がしっかりしてるな~」とか思うじゃないですか。普段は早いテンポで大勢が躍っていますけど、この「フライングゲット」を聴いてもらえればおじいちゃんおばあちゃんにも気付いてもらえるかもしれないですよね。歌詞を噛み締めて欲しいです。それに「あじさい橋」も「津軽海峡・冬景色」も私が大好きな曲で、思い出もたくさんある曲なので嬉しかったです。ただ、たくさんの方に愛されている楽曲でもあるので、緊張はしました。光栄で嬉しいです。ファンの方々の中にも、この2曲をCDにして欲しいと仰っている人は多かったので、是非聴いてもらいたいです!」
―自信を持って紹介できる4曲なんですね!
「……はい!」
―ちょっと変な間がありましたね(笑)。やっぱり何処かでまだ自信を持ちきれない所もある?
「自分の歌は全然巧くないと思ってます。けど! もう自信を持って、ステージでは自信のあるフリをします!」。
―フリですか?(笑)
「ぬ~…、本当に自信はないんですけど、そういう状態でステージに上がったりCDを出したりするのは失礼なので、自信があります!!!!!!! ……と言っておきましょう(笑)」
―分かりました(笑)。では、最後に2013年の野望を!
「やっぱりこの1曲で、「無人駅」を超えていくぞー! …でお願いします」
―どう超えましょう?
「具体的にですか?(笑)」
―めんどうな質問ばかりですいません(笑)
「「無人駅」よりもたくさんの人に聴いてもらうってこともあるし、「無人駅」よりも成長したねって言われたいし、色んな意味で超えたいです! ……でも、「無人駅」も頑張りたいんですよね。私自身大好きな曲だし、自分で言っちゃダメですけど良い歌だと思うんですよ」
―うん、本当に良い曲ですよね。
「だから2曲とも頑張ります!!!!! お互いがお互いを超え合うような感じでいきたいです!!!!!!」

2014年

  • 1月7日、発売に先立ち、東京都内で行われた『鞆の浦慕情』初披露イベントにおいて、曲の舞台となった広島県福山市から「福山・鞆の浦応援特別大使」に任命された。これに対して岩佐もサプライズで、同市のイメージキャラクター「ローラ」を「わさみん鞆の浦慕情応援隊長」に任命した[64]
  • 1月8日、ソロとして3枚目のシングル『鞆の浦慕情』リリース。同月20日付オリコン週間シングルチャートでは初登場1位を記録、演歌歌手としては、氷川きよしの『ときめきのルンバ』以来約4年5か月ぶり、10代の演歌歌手に限ると「城之内早苗」『あじさい橋』以来約27年7か月ぶりの同チャート1位獲得を記録。演歌・歌謡ソロアーティストによるデビューから3作連続でのトップ10入りは約39年3か月ぶり、女性演歌歌手としては1973年2月に「森昌子」が『中学三年生』で達成して以来、約41年ぶりとなる[65]
  • 4月11日、MAZDAスタジアム広島で開催されたプロ野球・広島東洋カープ対中日ドラゴンズ第4回戦で国歌独唱と始球式を行う[66][67]

2015年

  • 3月26日、さいたまスーパーアリーナにて、「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」において、人事異動がサプライズ発表され、岩佐はチームBへ異動することが発表される[4]
  • 3月31日、約1年間務めた「福山・鞆の浦応援特別大使」を退任した。[68]
  • 7月29日、ニコニコ生放送の「NAGARA"N"チャンネル  生放送!! はじめての女子会」に出演[69]
  • 8月16日、ニコニコ生放送の「NAGARA"N"チャンネル 生放送!! 真夏の怪談スペシャル!!!」に出演[70]
  • 9月4日、ニコニコ生放送の「NAGARA"N"チャンネル  生放送!! はじめての女子会 vol.2」」に出演[70]
  • 9月13日、ニコニコ生放送の公開生放送「カラオケパーティー」+「超スーパーウルトライントロクイズ!!」のMCに出演[70]
  • 10月4日、ニコニコ生放送の「わさみんの なんかやります!!」に出演。
  • 10月23日、ニコニコ生放送の「NAGARA"N"チャンネル 生放送!! 「はじめての女子会」 vol.3」で、2016年1月6日に新曲リリースを発表。タイトル曲は未定でカップリング曲が、「ハロウィン・ナイト」演歌版、「一歩目音頭」(限定版)、「川の流れのように」(通常版)となる[70][71]

2016年

  • 1月30日、21歳の誕生日に、東京・浅草公会堂において初のソロコンサート「岩佐美咲ファーストコンサート~無人駅から 新たなる出発の刻~」が行われ、『鞆の浦慕情』など18曲を披露。アンコールの途中、AKB48からの卒業を発表した。
(最初の挨拶)「いよいよ、できました! 初めてのソロコンサートです!! すごくうれしくて…(感極まって涙ぐむ)」
(アンコール~『ごめんね東京』など3曲~間のMC)「自分に厳しくいきたいということで、私、岩佐美咲はAKB48を卒業します。AKB48だから応援してくださる方も多いのは分かってしますし、厳しい状況になるのは分かっているんですけど、演歌の道一本でやっていきたいとい気持ちが強くなって。演歌、歌謡曲への愛が、日に日に強まって行く中で、こういう決断をしました。ぜひ、これからも応援してくださったらうれしいです」
終盤には、同期の松井咲子がバースデーケーキとともに登場し、岩佐の誕生日を祝福。後、松井のピアノ伴奏で『履物と傘の物語』と『翼をください』の2曲を歌った。

本編終了後、アンコールで3曲を披露したが、曲間のMCで観客に感謝するとともに卒業を発表。ソロデビュー曲『無人駅』の熱唱で幕を閉じた[72]

  • 3月14日、チームB 7th Stage「ただいま恋愛中」公演で卒業公演を行った。お色直しの後、深紅の着物とドレスをアレンジした衣装で登場。ソロデビュー曲『無人駅』を披露。
「ありがとうございます。私の演歌歌手としてのデビュー曲「無人駅」を歌わせていただきました。卒業公演に歌う曲じゃなかったですね。皆さん、私がいなくなっても気づいてくださいね」(はーい)「ということでですね、もう1曲ここで歌わせていただきたい曲があります」。そこに同期の鈴木まりや佐藤すみれ(SKE48)が登場『Seventeen』を披露。
前田亜美は仕事で来られず、当日は休演だった小林香菜が登場し、花束を無言で手渡すと、客席から笑い声。「無言?」と会場に問いかけると尋ねると「おめでとう」の声と笑い声。
小林香菜「ひと言。わさみんはカラオケ大会で自分でチャンスの切符を掴み取って。チャンスって自分で作って掴みに行けるものなんだなって、そう私自身も感じました。だから、ここにいるみんなも何がチャンスに繋がるかわからないし、自分の手でわさみんのように掴み取って欲しいなって思って。本当に凄い後輩だと思います。卒業おめでとう」
大島涼花ゆりあさんと作りました。チームBみんなからのメッセージが入ってるので(と、アルバムをプレゼント)」

続いて前田亜美からのビデオメッセージを上映。

どうも~。AKB48のチームA、あーみんこと前田亜美です。

美咲! 卒業おめでとう。

今回は、同期で7期なので、もうほんとは現場に行ってちゃんと卒業のお祝いとかしたかったんですけど、お仕事の関係で現場に行けなくてこんな形で映像でお伝えするんですけども。

やっぱり同期、どんどんほんとに少なくなっていくし、美咲はやっぱ歳も近かったし、初めて会った時も私の中では遠い存在というか、ダンスも上手くて歌も上手くてデビューも早くて、届かない存在で、憧れの存在で、チームAで同じチームになって話すようにもなったし、やっぱり同期の星というか、ソロデビューしたりとか、美咲のお芝居とかも知ってたから、そう考えるとほんとに美咲って凄い存在だったなって私の中では思って。

やっぱ卒業するってなった時に凄い刺激も受けたし、私ももっと頑張んなきゃなって凄い思ったし、だからもっとね、卒業して美咲の憧れるものに、演歌歌手というものにもっと目指して頑張って欲しいなって思うし。

私が見た美咲はいい意味でアイドルらしくないなって凄く思うので。それをいいように今後も活かせるんじゃないかなって思うし、同期の、7期の星なんでもっともっと頑張って欲しいなって思うし、私ももっともっと頑張ろうかなって思うし。なのでみんなで、7期は悔しい思いをたくさんしてるから、みんなでもっともっと頑張っていきたいなって思うので、是非その道を開いて欲しいなって思います。

美咲、頑張ってね。応援してます。卒業おめでとう。

そして宮崎美穂からの手紙を田名部生来が代読。

わさみんへ

ついに来てしまったわさみんの卒業公演。どうしても行きたかったけど、ベッケンバウワーで行けそうになかったので僭越ながらお手紙を書かせていただきます。

わさみんとはほんとに色んな思い出があります。昔はなんと言うか、近くて遠い存在だったなって。でも一緒にニューヨークにも行ったし、シアターGロッソ公演で「となりのバナナ」を2人でやったりもしたね。

本格的に仲良くなれたのは横山チームKで同じチームになれたのがきっかけだったと思ってます。本当にこんなに仲良くなれるとは思ってなかったし、わさみんのこと知るたびに好きになって、尊敬する気持ちが大きくなっていきました。

こんなに夢に真正面から向き合っていって、自分で夢をつかみに行くわさみんを尊敬するようになりました。

小さい頃からの歌手になるという夢をAKBを通して演歌歌手になって、立派なソロ歌手として卒業して行く姿は本当にかっこいいです。わさみんはメンバーの鏡です。色んなことを教えてくれてありがとう。

ソロコンサートを観に行かせてもらった時にファンの方の温かさと愛情を間近で見てほんとに驚いたよ。こんなに素晴らしいファンの方が支えてくれているから絶対に大丈夫。もし寂しくて辛くなった時は私たちが支えるよ。いつでも頼ってください。

本当に卒業おめでとう。お疲れ様でした。

ずっこけ3M'sの宮崎美穂より

岩佐から「では、チームBのみんなと同期ともう1曲歌わせてください」『タンポポの決心』岩佐・鈴木・佐藤・小林+出演メンバー(梅田綾乃・大島涼花・柏木由紀・加藤玲奈・木崎ゆりあ・後藤萌咲・竹内美宥・達家真姫宝・田名部生来・福岡聖菜・横島亜衿・渡辺麻友・高橋希良・西川怜・山邊歩夢)

挨拶後のBGMは「ドレミファ音痴」

AKB48卒業後

2016年

  • 6月29日、DVD・Bru-ray『岩佐美咲ファーストコンサート~無人駅から新たなる出発の刻~』(徳間ジャパン、以下同じ)リリース。
  • 11月30日、CDアルバム『美咲めぐり~第1章~』リリース。オリコン最高順位31位(2016年12月12日付)[73]

2017年

  • 1月10日CDシングル『鯖街道』リリース。
  • 1月29日、浅草公会堂にて「岩佐美咲コンサート ~熱唱!時代を結ぶ 演歌への道~」開催。
  • 10月25日、DVD・Blu-ray『3rdコンサート ~笑顔・心・感謝で繋ぐ…至福の2日間~』リリース。

2018年

  • SHOWROOM配信、『岩佐美咲の何かやるでshow!(仮)』、ほぼ月1度の定例化。(以前のタイトル『わさみんの何かやるでshow!(仮)』)
  • 2月27日、CDシングル『佐渡の鬼太鼓』リリース。
  • 5月23日、DVD・Blu-ray『岩佐美咲コンサート2018~演歌で伝える未来のカタチ~』リリース。

2019年

  • 2月13日、CDシングル『恋の終わり三軒茶屋』リリース。
  • 4月22日、東京お台場・大江戸温泉物語にて、コンサート『大江戸うたの物語』出演[74]
  • 5月29日、DVD・Blu-ray『岩佐美咲コンサート2019~世代を超えて受け継がれる音楽の力~』リリース。
  • 9月7日、『大江戸うたの物語』出演。
  • 11月06日、CDアルバム『美咲めぐり~第2章~』リリース。
  • 11月11日、東京国際フォーラムにて「令和・歌の祭典2019」出演。
  • 12月16日、『大江戸うたの物語』開催[75]

2021年

  • 1月15日、新型コロナウイルスに感染することを、所属する長良プロダクションが発表[76]

交友関係

性格・趣味

  • 長所は、何事も全力で頑張る。[23]マジメ。[33]
  • 短所は、うっかり。[23]変なところでマジメ。[33]
  • 趣味は、ダンス。漫画。ゲーム[11]、ダジャレ。[80]動画サイト。[81]
  • 特技は、歌とダンス。[80]
  • 好きな事は、動画サイトを見ること。[80]
  • 好きな男性のタイプは、面白い人。[33]
  • 犬3匹とウサギを飼っている。[81]

ギャラリー

AKB48

渡り廊下走り隊7

ソロ

参加曲

シングルCD選抜曲

派生ユニットシングル曲

渡り廊下走り隊7

ソロシングル曲

(※全て徳間ジャパンよりリリース[82]

  • 無人駅
    (2012年2月1日リリース)
    • ヘビーローテーション〈演歌バージョン〉
    • 帰郷〈岩佐美咲バージョン〉
    • 翼をください
    • 瀬戸の花嫁
  • もしも私が空に住んでいたら
    (2013年1月9日リリース)
    • フライングゲット〈演歌バージョン〉
    • あじさい橋
    • 津軽海峡・冬景色
  • 鞆の浦慕情
    (2014年1月8日リリース)
    • 恋するフォーチュンクッキー〈演歌バージョン〉
    • 異邦人
    • 赤いスイートピー
  • 初酒
    (2015年4月29日リリース)
    • 履物と傘の物語〈岩佐美咲バージョン〉
    • 20歳のめぐり逢い
    • レット・イット・ゴー~ありのままで~ 〈演歌バージョン〉
  • ごめんね東京
    (2016年1月6日リリース)
    • ハロウィン・ナイト〈演歌バージョン〉
    • 一歩目音頭
    • 川の流れのように
  • 鯖街道
    (2017年1月10日リリース)
    • ふたり酒
    • 石狩挽歌
    • なごり雪
    (特別盤、2017年8月23日リリース)
    • 若狭の宿
    • 木綿のハンカチーフ(ライブ・バージョン)
    • 糸(ライブ・バージョン)
  • 佐渡の鬼太鼓
    (2018年2月6日リリース)
    • 下町の太陽
    • 夢芝居
    • 空港
    (特別盤、2018年8月8日リリース)
    • 旅愁
    • 手紙
    • 大阪ラプソディー
    • 風の盆恋歌
  • 恋の終わり三軒茶屋
    (2019年2月27日リリース)
    • あなた
    • 別れの予感
    • 恋の奴隷
    • お久しぶりね
    (特別盤、2019年8月6日リリース)
    • 遣らずの雨
    • 飛んでイスタンブール
    • 冬のリヴィエラ
  • 右手と左手のブルース
    (2020年4月22日リリース)
    • 元気を出して
    • 虹をわたって
    • 年下の男の子
    • ふたりの海物語(岩佐美咲バージョン)
    • ルージュの伝言
    (特別盤、2020年10月21日リリース)
    • ETERNAL BLAZE
    • M

アルバムCD選抜曲

AKB48

  • 神曲たち」に収録
    • 君と虹と太陽と
  • ここにいたこと」に収録
    • Overtake - Team A名義
    • ここにいたこと - AKB48+SKE48+SDN48+NMB48名義
  • 1830m」に収録
    • Hate - Team A名義
    • ぐ~ぐ~おなか
    • 青空よ 寂しくないか? - AKB48+SKE48+NMB48+HKT48名義
  • 次の足跡」に収録
    • 悲しき近距離恋愛 - Team B名義
  • ここがロドスだ、ここで跳べ!」に収録
    • Conveyor - Team K名義
  • 0と1の間」に収録
    • ミュージックジャンキー - Team B名義

渡り廊下走り隊

ソロアルバム

(括弧内はオリジナルのアーティスト)
  • 「リクエスト・カバーズ」に収録
    (2013年11月6日リリース)
    • 越冬つばめ(森昌子)
    • つぐない(テレサ・テン)
    • 北の宿から(都はるみ)
    • ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
    • ハナミズキ(一青窈)
    • なごり雪(イルカ)
    • 愛のままで…(秋元順子)
    • 待つわ(あみん)
    • 涙そうそう(夏川りみ)
    • ラヴ・イズ・オーヴァー(欧陽菲菲)
    • 時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)
    • 赤いスイートピー(松田聖子)
  • 「美咲めぐり 〜第1章〜」に収録(新録曲のみ)
    (2016年11月30日リリース)
    • 潮来花嫁さん(花村菊江)
    • 学生時代(ペギー葉山)
    • リンゴの唄(並木路子)
    • 北の螢(森進一)
    • なみだの桟橋(森昌子)
    • 東京のバスガール(初代コロムビア・ローズ)
    • 涙そうそう(アコースティック・バージョン)
  • 「美咲めぐり 〜第2章〜」に収録(新録曲のみ)
    (2019年11月6日リリース)
    • 雨(森高千里)
    • 秋桜(山口百恵)
    • 魂のルフラン(高橋洋子)
    • まちぶせ(三木聖子)
    • わたしの彼は左きき(麻丘めぐみ)
    • 千本桜(初音ミク)

その他の参加楽曲

劇場公演ユニット曲

チームBウェイティング公演

  • 思い出以上
  • ごめんね、ジュエル

チームK 7th Stage「RESET」公演

  • 明日のためにキスを

チームB 7th Stage「ただいま恋愛中」公演

  • 純愛のクレッシェンド

出演番組

Wikipediaを参照。

注釈

  1. ^ 質問に対し、自分が4人の中で何番目かを発表し、それに関するトークをする企画。きれいに1番から4番にバラバラに揃ったら成功となり、ご褒美で高級スイーツが貰えるもの。

出典

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  82. ^ リリース情報 - 徳間ジャパン

外部リンク