板野友美

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AKB48
板野 友美 いたの ともみ
2013年AKB48プロフィール 板野友美.jpg
本名

高橋 友美

公式ニックネーム

ともちん

所属事務所

ホリプロ

生年月日

1991年7月3日 (32歳)

出身地

神奈川県

血液型

A型

身長

154cm

スリーサイズ

B75 W55 H78

合格期

1期生

選抜回数

33回(インディーズシングル含む)

センター回数

1回

板野 友美(いたの ともみ、1991年7月3日 - )は、AKB48の元メンバー。現姓:高橋[1]。神奈川県横浜市出身[2]。ホリプロ所属。

略歴

2005年
  • 10月30日、AKB48オープニングメンバーオーディションに合格(応募総数7,924名、最終合格者24名)。
  • 12月8日、劇場グランドオープンでデビューと(初代)チームAを結成。
2006年
  • 2月1日、AKB48のインディーズ1stシングル『桜の花びらたち』でシングル表題曲選抜メンバーに初めて選ばれる。
2007年
  • 5月、ホリプロへ移籍。
2009年
2010年
  • 3月12日、チームKのメンバーとしても活動開始。
  • 6月9日、第2回総選挙では4位。
2011年
  • 1月26日、『Dear J』でソロデビュー。
  • 6月9日、第3回総選挙では8位。
2013年

人物

キャラクター

  • AKB48の中心メンバーの一人であり、すべてのシングル曲で選抜メンバーに選ばれている(永遠プレッシャー以外のじゃんけん選抜は除く)。
  • キャッチフレーズは、昔はあったが今は無し。理由は「キャッチフレーズにとらわれたくない」から。[6]ちなみに昔使用していたのは「お耳がピョンピョン、元気なバンビ!」。
  • ニックネームは「ともちん」。2011年にソロデビューした時期は、(特に同期から)「DearJ」と呼ばれた。指原莉乃は「ちんさん」と呼ぶこともある。[7]
  • AKB48では珍しいギャル系のメンバー。「ファッションリーダー」や「おしゃれ番長」と呼ばれる[8]
  • 4歳年下の妹、板野成美(なるみ)も女優・タレントとして、2015年から本格的に活動開始[9][10]。姉の事を「ネネ」と呼んでいるらしいが、「(板野みたいには)なりたくない」と言われてしまったとか(2008年の話)[11]。2011年1月には、自身のツイッターで妹とのツーショット写真を公開している[12]
  • 将来の夢は、輝かしいアーティストになること。[13]

AKB48加入前

  • 1991年7月3日、銀行員の父と小学校教諭の母の長女として大阪で生まれる。[14]兄弟には、4つ下の妹がいる。[15]
  • 幼稚園時代は、とにかく人見知りで、おとなしい子供だった。「ママと離れるのがとにかく嫌で、話せる友達も一人しかいなかった。先生とも話せなくて、どうしようってママに泣いて相談してました(笑)」[16]
  • 幼稚園ごろは芸能界には興味がなかったが、その後SPEEDを好きになって、自分も歌手になりたいと思うようになった。[17]「毎日妹と一緒にSPEEDごっこをしてましたね。私がHIROさんで、妹が仁絵ちゃん(笑)」[16]
  • 小学校1年生の時、ダンススクールに通うようになり、そこで出来た友達といろいろ話すことで、性格も自然に明るくなり、小2の頃には活発な子になっていた。[16]
  • 小学校4年生の時に、神奈川県の横浜に引っ越す。元々は大阪生まれのため、関西人気質がベースにあると思いきや…。「全然ないです。家の中でもそんなに関西弁は喋ってなかったし、自分が関西人だなって思ったことはないですね。だから逆に神奈川に引っ越してきた時も、全く苦労せずに馴染めました」[16]
  • 神奈川では、アクターズスクール横浜校や、エイベックスのキッズクラブでダンスを学び、[16]EXILEのバックダンサーを務めた事もある。[18]
  • 2003年、EXILE『Choo Choo TRAIN』のバックダンサーとして、第54回NHK紅白歌合戦に出演。[19]ちなみに、AKB48が初めて紅白歌合戦に出場したのは、2007年。
  • 母親はかなり教育ママだったらしく、ダンス、水泳、英語、エレクトーンなど様々な習い事をやらされ、「1週間パンパンだった」。[19]
  • 小6の時、バレンタインデーにクラスの男の子にチョコを渡す。「好きな子がいて、実家から一番近い繁華街が横浜だったので、みなとみらいに行ってチョコを買いました。800~900円で高いと思ったけれど、おしゃれなのを買って、ママに見つかると冷やかされるから、ずっと部屋に隠してました。自分なりにラッピングしたり、手紙も親にばれないように書いたりして。そんなに頑張ったのに、緊張して学校では渡せなくて、放課後、その子の家まで行って渡しました」。―その子は板野さんから渡されて相当喜んだでしょう? 「3月11日を楽しみにしてたのに手紙も何も返って来なくて。だけど、半年以上たって中1の時にその子から告白されました」。―照れ屋だったのでしょうね。相手から逆告白された時、板野さんはもう冷めてた? 「いや冷めてないですよ」。―では、バレンタインデーの成功例ですね? 「そうですね」。[20]
  • 中学に入ると好きだったダンスも辞め、友達との遊びの方に夢中になる。「けっこう堅い家だったので、中学はとりあえず勉強を頑張りなさいということになったんです。で、頑張って勉強したら、1学期の成績が超良くて、通知表には5と4しかなくて。中学なんて楽勝じゃんって思って、2学期からは友達との遊びを優先させたんですね。そしたらそれが楽しくなっちゃって(笑)。同時に反抗期も来たりして、この時期はママを困らせてましたね。でも、今思い返すと、これが私の青春だったな。電車で10分くらいのところに海があって、友達と毎日遊びに行ってたなぁ。…青春っ言葉を聞くと、あの風景を思い出すんですよね」[16]
  • その年頃はちょうど反抗期という事もあり、部屋に鍵をかけ両親とは距離をとっていたが、ある日母親が妹の物を取りに部屋に入ろうとしたら入れず怒られる。それでも開けなかったため、帰ってきた父親がドアを壊して入ってきて、これでもかというほど怒られた。[15]

AKB48として

2005年

  • そんなすさんでいた板野を見かねた母は、オーディションを受けることをすすめた。色々なオーディションを受け、[21]その内のひとつ秋葉原48(AKB48)のオーディションに合格した。ちなみにその当時は、メッシュの入った髪形だった。[22]「パパにも怒られたし、遊んでばっかいてもつまらないなって。でも特にやりたいこともなくて…そしたらママが、もう一度芸能界に挑戦してみたらってAKB48のオーディションを勧めてくれたんです」「受かった時には、明日から私も芸能人だって思ってましたね(笑)」[16]
  • 11月、デビューに向けてのレッスンが開始。元々ダンス経験者だったが、チームA(当時はまだ結成されていないが)の特色は“王道アイドル系”。そのカラーの違いに苦しむ事に。「ずっとヒップホップ系のダンスを踊っていたから自身もあったんです。でも夏先生に『それはアイドルのダンスじゃないから』って言われて、いつも仲良くしていた子と立ち位置を変えられたんですよ。……ダンスは得意だったのに、どうしようって。辞めたいって何度も思いました。あの頃の事は、あんまり思い出したくないかも」[23]
「自分が頑張ってやっと手に入れたものを『必要ない』って言われて、AKBでどうすればいいのか分からなくなっちゃって…。メンバー同士でも、それぞれの立場で悩みが違うから相談も出来なくて…あの時期は辛かったんです」[16]
  • 現在は明るい髪の色が特徴だが、AKBデビュー当時は秋元康の命令で全員黒髪だった。オーディション時は茶髪だった者も、デビュー時は全員黒髪になっている。板野によると、「(オーディション)合格2日後には、全員一緒の黒髪おかっぱヘアに切られて、超ショックでした」。[24]
  • その後は、自分を変えようと髪を縛ってツインテールやポニーテールにしたり、キャッチフレーズで「ぴょんぴょん」と言ってみたり、本来の姿とは違い、清純派やロリ系という路線でしばらくは進んでいた。
  • 当時は「自分でアイドル像を作るべきか」を悩んでいた。「見かけだけでも、お客さんが求めるカワイイ板野友美にならなきゃいけない、と思ってました。どこかで自分を殺していたかもしれませんが、そのアイドル像をイヤイヤ作っていたのでなく、アイドルでいる自分も楽しい、と思ってました。そのうち、AKBは自分の個性を出していい場所で、自分を出してもアイドルでいられることがわかってきたんです。また、中学を卒業したことや、どんな友ちゃんも好き、とファンの方が言ってくれたことも、素直に自分を出す自信を持てたきっかけですね」。[22]
  • しかし晴れて芸能界入りを果たしたものの、土日も関係なく毎日レッスン漬けの日々。あまりの辛さに舞台裏で泣いてしまうこともあったという。[18]
  • 12月、AKBデビュー時は現在のような人気もなく、250人の劇場も埋まらない様な状況。「レッスンをしてみんなで頑張ったのに、幕が開けてみればお客さんが全然居なくて、それってすごい辛い事だったんですけど。やっぱり目標がみんなあるから、その夢を叶えようってたぶん必死だったと思う」[25]また、「人間、無理とあきらめた瞬間にそこで止まっちゃうけど、やればできるものだなって。いろんな経験があって今があるし、ちょっとのことでは落ち込まない。過去の下積みなしに今のAKBに入るよりはよかったと思う」とデビュー当時の思い出を語っている。[18]

2006年

  • 2ndの頃に、秋元康に「その髪も飽きてきただろう」と言われ、3rd公演の途中で茶髪へと変えた。「なんか~、ちょっとキャラも変えちゃおうかなって、色も茶色にしたんですよ。思い切って」。[26]「中3の時のA3rd公演のレッスンがきつすぎて、下に発疹ができてご飯が食べられなくなったんですよ。毎日野菜ジュースで厳しいレッスンを続けてたら、丸い顔がすごい痩せちゃって、アイドルっぽくなっちゃった。ユニットでも小悪魔担当になったので、もう無理にアイドルを目指すのはやめて、自分らしくやっていこうと持ったんです。それでピアスも開けて、髪も染めた。自分独自のポジションを得るためにそうした訳じゃなくて、自分の好きなようにやろうって思っただけなんですけど、メンバーが真面目にアイドルやってるので、結果的に私が浮いちゃった(笑)。それを秋元さんが認めて下さって、同世代の子達が応援してくれたのは、すごく嬉しかったですね」[16]
  • 秋元が板野に許可を出したのは、「どのクラスにも、一人くらい例外が必要だから」。そのため、茶髪に関しては、唯一板野だけ認めた。そして板野は同じく中3の卒業式にピアスを初めて開けるなど、現在のギャル路線へと進んでいった。ちなみに「茶髪禁止」ルールは、既に撤廃されており現在は存在しない。[21]

2007年

2008年

  • 4月18日、ひまわり組千秋楽では、10カ月を振り返り、秋元に対して「近寄りがたかった」と爆弾発言をしながらも「ひまわりを通して大好きになりました」と告白。秋元がメンバーそれぞれにクッキーを焼いてきたことに対し板野は「一人一人にメッセージが書いてあって、感動したんですよ。みんな、手紙読んで、泣いてました」と絆を深めたようだった。[27]
  • 9月、『cawaii!』の専属としてモデルデビュー。その後は、AKB48の「ファッションリーダー」や「おしゃれ番長」と呼ばれるようになり、[8]

。女性ファッション誌でモデルを務めたり、「東京ガールズコレクション」にも出演したりもした。現在では、若い女性からの支持やファンが多いメンバーの一人となっている。[28]

しかしファッション関連が本線のようなイメージがあるが、本人はあくまで歌とダンスがメイン。特にダンスでは、誰にも負けたくないと思っている。[29]ダンスは元々得意だが、どちらかというとヒップホップ系のダンスが好きで、『RIVER[8]

Beginner[30]の様なカッコイイ曲を、好きな曲としてあげている。王道アイドルっぽい感じの曲の時には、あえてダラっと踊るのが特徴。[31]

2009年

  • 4月1日、ソロ写真集「T.O.M.O.rrow」を発売。
  • 7月8日の第1回選抜総選挙では7位。「結果は7位だったけど、この順位がすべてじゃないから、数字にはこだわっていません。だけどファンの皆さんが何千票も入れてくれたのは、本当にありがたい事だと思います。一人ずつにお礼を言いたいけど、それは無理だから、パフォーマンスを頑張って、皆さんにお返ししたいと思います」[8]
  • 7月9日、ホリプロの河西智美宮崎美穂と共に「ナットウエンジェル」を組む。
  • 7月28日、自身のブログに「最近。毎日楽しいんだけどね すごく辛いこともあるんです。友(板野の一人称)は本当にAKB48に必要な存在なんでしょうか? そんな事を考えます」と、自分の存在意義を問う悩みを告白した事がある。[32]
ちなみにその頃、板野にあった出来事と言えば選抜総選挙と、ユニット「ナットウエンジェル」。これは、AKB48内でホリプロ所属のメンバー3人が納豆普及を推進する『全国納豆協同組合連合会』からの仕事で組んだユニット名。あるファンによると「これがギャルのカリスマ的な路線を狙う板野の中では微妙だったようですね。しかもメンバーには、1号、2号、3号と番号が振り分けられているが、1号(センターポジション)を後輩で年下の宮崎美穂に奪われ、板野は2号だった。これも不本意だったようです。ホリプロとしては、AKB48から卒業してバラドル路線を開拓している大島麻衣に続いて、次に卒業を成功させたいのは板野。テレビ業界に強いホリプロだけに、バラエティ番組の仕事も持ってくるのですが、バラエティは彼女には向かないようで、事務所として彼女を持て余しているのが正直なところですね」。[31]
番組内では「ナットウエンジェル」について何度か話があがった事があるが、板野はやはり複雑な表情を浮かべていた。ちなみに2010年にも「ナットウエンジェルZ」というユニットが作られたが、板野は参加せず、別のホリプロ所属のメンバーが加入している。
板野のブログの内容を不安に思ったファンからは、4,000件以上の応援コメントが寄せられた。板野は「みなさんの期待を裏切らないように頑張りたいと思っています」と卒業はせず、今後もAKB48として活動していく事を宣言した。
  • 7月22日、ギャルちん a.k.a板野友美名義で、アルバム『スーパー★アニメ☆リミックス スーパー・ベスト』に参加。
  • 10月、『仮面ライダーW』にクイーン役で出演。

2010年

  • 1月、『AKBINGO!』のショージキ将棋で、バラエティ番組、特に罰ゲームなどで「パイ」や「粉」を被るという汚れ仕事を非常に嫌っている事が判明した。この質問が出た時は、メンバーもバッドボーイズも妙に納得していた。そして本人も「嫌です」とはっきり答えている。峯岸によると、板野は楽屋で一番最初に、粉を被るゲームに自分が参加するかどうかの確認をしているらしい。[33]
同じくショージキ将棋にて、『AKBINGO!』の収録が一番憂鬱だという結果が出た。[34]他にも「今、こんな事(AKBINGO!の収録)をしている暇があったら、ディズニーシーに行きたい」という質問でも針が動いてしまい、佐田に「バカタレ」と怒られている。
  • 1月27日、ステージでは衣装以外の私物のアクセサリーは禁止だが、板野は身に着けている。3月から異動するチームKのキャプテン秋元は、板野がアクセサリーを外してくれるか不安に思っており、どうするか「話し合お…いましょう」と言われた(年は秋元の方が上だが、板野の方が先輩)。[35]
  • 3月、フジテレビで不定期に放送されている『逃走中』にAKBメンバーとしては唯一出演。この番組は簡単に言うと、街や遊園地を借り切って行う鬼ごっこ。ハンターから捕まらないように逃げ1秒ごとに○00円加算され、指定時間まで逃げ切ると満額をもらうことができるというバラエティ番組。板野が参加したのは、ハウステンボス版で、時間は90分。1秒ごとに200円得られるため、成功すれば賞金が約100万円ほど貰えるのだが、途中でハンターに捕まってしまうと全て没収となってしまう。しかし自首という選択もありその場で自首することより、今まで加算された金額をもらいゲームから脱落することが可能。この番組が放送されると、板野のブログにはコメントが殺到。理由は、板野の番組に対する態度にあったようだ。板野はゲーム開始以後、自首地点でとどまって何もせず、80万円近くまで待機。出演者は色々と協力し、ミッションをクリアしていくのが醍醐味となっている番組だが、全員が所持している銅メダルも自首の際に必要だからと提供を拒否。もちろんルール上はまったく問題は無いのだが、あまりにも番組を盛り上げようとしない態度に、ブログには8000件を超えるコメントが殺到(現在は批判的なコメントは全て削除されたためもっと少ない)。結局捕まってしまい、賞金は手にする事が出来なかったが、もしそのまま逃げ切っていたらもっと荒れていただろう。[36]
  • 3月3日、現在はギャルっぽい格好をしているが、デビュー初期は黒髪ツインテールだった。2007年頃から茶髪にしたが、2008年の始め頃は一度黒髪に戻した。その頃を『AKBINGO!』のスペシャルで初回放送を振り返ったが、2010年現在とのあまりの変わりっぷりに、佐田に「板野2年であそこまで…」と驚かれ、「激変!」というテロップが出された。[37]
板野曰く「カラオケで『スカート、ひらり』が流れると、今のともだけを知る友達とかに、『え? どれ?』と言われるんですよ。で、私も『これ』とか言いにくいじゃないですか。だから『これだよ』って言うと、『すごいウケる』『かわいい~』って言われる。すごいみんなから評判酷いもん」。[15]
  • 3月よりチームKのメンバーとして活動を開始(チームA千秋楽はまだなので2チーム兼任)。当初はチームKへの移籍は不安視されていたが、「チームKはダンスナンバーが多いから楽しいですよ! メンバーは頑張り屋だし、それぞれライバル意識を持ちながら、揃えるところは揃えようっていう団結力もあって。運動部に入った気持ちで頑張っています(笑)」[8]「Kはカッコいい曲が多かったから、やってみたかったんですよね。ダンスも体育会系のあの感じは面白そうだなって。実際、入ってみたらすごく楽しかった。初期メンのみんなとは選抜の仕事であえるし、ホームが増えた感じですね」[16]
  • 秋元康は「新生チームKで評価を得たのも、意識の変化の現れだと思うんですよね。スキルは元々高いわけですから。最高時速280キロを誇るポルシェが今までそれをわざと出さなかった。ようやくアクセルを踏み出したという感じがします」と評価している[8]
  • 異動から1年半後の感想。「ずっといたメンバーと離れるのは寂しかったけど、友達同士でやってる訳じゃないし、仕方がないかなって」。Kメンとの関係は。「コンサートが終わって一緒にご飯を食べたりホテルに泊まって、Kのメンバーとすごい仲良しになりました。私、あまり人と話さないんですけど、普通に話すようになりましたね。それまで他のチームの子とはほとんど関わることが無かったから、チームが替わったお陰で色んなことを知れて良かったです」[38]
  • 3月31日、河西智美とQueen&Elizabeth名義で『Love Wars』をリリース。
  • 6月9日、第2回総選挙では、上位陣がほとんど動きが無い中、前回の7位から4位へとアップした。中間発表ではトップ3に入るなど、大きくファンを増やしたとされる。当選スピーチでは「総選挙が始まってから今日まで、すごい不安がいっぱいでした。でも握手会のときに、ファンのみなさんが『僕たちを信じて、ともちんはがんばってるから大丈夫だよ』って言ってくれて。それを信じ続けて、今日まで来ました。そんなファンのみなさんに恩返しできるようがんばります」と感謝の言葉を述べた。
  • 6月、イトーヨーカドーのCMで、初のソロCM出演。
  • 夏頃、ホリプロ所属のメンバーでは唯一、車での送迎がついたらしい。他事務所のAKBメンバーでも、送迎車があるのは篠田麻里子など極一部の人気メンバーのみで、その他のメンバーは電車やバスでの移動している。[39]
  • 7月9日、ライブ「サプライズはありません」初日、この日は前田敦子の誕生日であり、親友である板野が3段ケーキを運ぶ役目を担当したが、ケーキは台車から落下し無残な姿に。高橋みなみは「正直、想定外です」と大慌て、サプライズではなく本当のハプニングを起こしてしまった。それでも前田は「全然、大丈夫。幸せ者です」と笑顔で対応した。[40]
  • 7月23日、『ViVi』9月号から連載を開始。
  • 9月11日、『ランク王国 アイドル祭りSP!』の、渋谷の女性300人に聞いた「好きなアイドルTOP10」にて、前田敦子(2位)、大島優子(3位)、篠田麻里子(5位)を抑えて、板野が1位となった。やはり渋谷では、圧倒的支持を得ていた。[41]
  • 9月27日、ヤングマガジンDVD 板野友美 「TOMOMI ITANO」をリリース。
  • 10月5日、「ベストジーニスト2010」発表会が都内で行われ、AKB48の“おしゃれ番長”として、男性はもちろん女性からの支持も集める板野が、そのファッションセンスを評価され協議会選出部門で受賞。AKBは制服風衣装のイメージが強いが、『ヘビーローテーション』ではジーンズも採用されている。私生活でも「50本近く持っている」と語り、受賞に満面の笑みを見せた。 [42]
  • 10月6日、『女性自身』にて、板野と涌井秀章投手(24)との熱愛が報じられる。またその後も「熱愛報道で実家をファンが襲撃中!」など、度々週刊誌で取り上げられた。そして「スカパー!アワード 2010」記者発表会では報道陣から「気になる男性は?」と質問を受けるが、「いないです」と苦笑い。「報道された男性とは?」と畳み掛けられると、「まずはお仕事で」と仕事第一を強調し、涌井投手との熱愛報道を否定した。[43]また、運営からの処分も無し。
  • 10月18日、TOKYO FM系『SCHOOL OF LOCK!』内で「板野友美のGIRLS LOCKS!」を開始。毎月第3週目の月~木(22:15~22:25)を担当。
  • 10月28日、『いきなり!黄金伝説』に出演。48品のスイーツを食べ尽くすという伝説に挑戦したが、4品目から「お腹いっぱい」宣言。12品目のドーナツを食べきれずに、手に持っていたドーナツをこっそりと服に隠した。しかし大島にばっちり見られており、バラされてしまった。カンニング竹山には「タレントとして失格」と言われた。
  • 10月31日、『新堂本兄弟』に出演、「人生最大のイタズラは?」という質問で、4月1日の夜中に、秋元康に「板野友美。結婚します」というメールを送ったら、すぐに秋元から電話がかかってきて、「妊娠したのか?」と真剣に確認してきたらしい。メールではなく電話してきたことから、いかに焦っていたのかが分かる。慌てた板野は「すみません、今日はエイプリルフールなので…」と嘘だったと説明すると、秋元は安堵したように「そっか~…」と返事したのだとか。板野と言えば、AKBではギャル担当で、アンケートでは「結婚が早そうなメンバー」の第1位。[44]自分でも「小っちゃい頃は、20歳には結婚してると思っていた」[19]という人物。秋元も構成作家やコント作家も手がけた事のある人物だったが、あまりにも「ありそう」な話に、すっかり騙されてしまった。
  • 11月頃から一人暮しを始めている。[19]
  • 12月11日、『Beginner』の全国握手会にて、来年キングレコードからソロデビューする事を発表。キングは板野のソロデビューついて、「女性ファンが1番多い。ツンデレでかわいらしいキャラクターが受けている」と女性に絶大な支持を集めていることを挙げた。板野は「ソロにはプレッシャーもあるけど、一人のアーティストとしてデビューするのは、ずっと夢だった。それが叶えられるチャンスだと思うので、応援よろしくお願いします」と語った。今後は、AKB48に所属したままソロ活動を平行して行う。[45]
  • 12月20日、サマンサタバサとプロモーション契約を締結。これまでは、世界で注目されている数多くのセレブをミューズに迎えプロモーション活動を行ってきたが、この度、板野が持つ魅力と「ファッションと音楽」の融合というコラボレーションで、新たなステージに挑戦する。第1弾として、来年発売のソロデビューシングルのリリースと連動し、ジャケット写真・プロモーションビデオ・特典映像・店頭販促・WEB等、すべてを立体的にメディアミックスし、連動させたプロモーション企画を実施する。[46]

2011年

  • 1月26日、『Dear J』でソロデビュー。売上は初週だけで16万枚を突破。「スゴくうれしいけど、これは私にとってゴールじゃなく、1からのスタート。ライバルはメンバーじゃなく自分自身だし。将来は安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんのように、オーラを出せるアーティストになりたいです」。あくまで“AKB48のともちん”ではなく、一人の“アーティスト板野友美”を目指す。[22]
  • 2月5日、『チャンスの順番』個別握手会の第3部で体調不良を訴え、4部と5部は中止し都内の病院で検査を受けた。関係者によると、急性胃炎だという。最初は6部から再開とアナウンスされていたが、回復しなかったため6部も中止となった。[47]
  • 2月12日、「Dear J」発売記念イベント「CLUV Tomo.」を行い、4月27日に2ndシングルをリリースすることを発表した。板野は「最初はどんなグループかも分からなくて、AKB48を好きになれないこともあった。5年やってきて家族ではないけれど、自分の人生の中の半分であると思います」と語った。[48]
  • 3月18日、11日に発生した東北関東大震災の影響で、4月27日に発売予定だった2ndシングルが発売延期になることが発表。[49]
  • 4月14日、イー・アクセスの「EMOBILE通信サービス」の新キャラクターに起用される。広告は全国の販売店における店頭プロモーションから開始されし、今後はカタログ、WEB、雑誌、TVCMなども展開する。[50]
  • 5月、テレビ番組『スッキリ!!』に出演した、はるな愛の発言が波紋を呼んでいる。それは、板野がはるな愛の自宅に泊りに来る程の仲だといい、更には風呂上りの板野さんの髪の匂いをクンクン嗅ぎ、香りが良かったという爆弾発言したためだ。ジェラシーを感じたファンたちの中には、「ついにやってしまったか 」「これは選挙に大きく影響しそうだな」「マジかよ『Dear J』売ってくる」と言う衝撃的な発言まで見受けられた。しかし説明するまでもなく、はるな愛(本名:大西賢治)さんは、有名なニューハーフタレント。戸籍上は確かに男性ではあるが、心は女性。男性の家に泊まったというよりは、あくまで女友達の家に遊びに行った様なもので、恋愛感情とは無縁だろう。[51]
  • 5月25日、第3回総選挙の速報結果が発表。板野は第8位と出遅れる。
  • 6月9日、最終結果が発表されるが、速報と同じく8位に終わってしまう。過去2回の選挙では上位陣に人気が集まり易く、特に7位までは「神7」とも呼ばれていた。しかし今年、板野はここから唯一転落。早すぎる名前の登場に、会場からも「ええ~っ」というどよめきが巻き起こった。[52]当選挨拶では「応援したくれた皆さん、ありがとうございます」と、比較的冷静に語り始めたが、ランクがダウンしてしまった事をかみしめたのか、途中で涙し長い沈黙となった。「7位から昨年は4位になり、すごくうれしかった。今年は8位で、下がってしまいましたが、これまでつらい時も皆さんの応援でやってこられました。これからもAKBを愛して頑張っていきたい」とコメントした。イベント後のブログでは、「本当にありがとうございました。みんなの期待に応えられなかったかも。ごめんね。。」と、短くファンに報告した。[53]
  • 4位から8位と、大きく人気が転落したイメージもあるが、7位の高橋との差は2300票ほど、つまりあとこれだけの票があれば、上位7名から転落していたのは板野ではなく高橋になっていた。また、4位の篠田が6万票、8位の板野が5万票と、この周辺は5人がひしめく熾烈なデッドヒート状態であり、順位ではなく票数で見ると、実はそれほど差はない。板野のファン層はライトな若い女性層が多いとされ、コアなファンが頑張るこの様なイベントでは、票が伸びなかったとされている。だがそこが総選挙の恐ろしいところで、例え1票の差であろうと、勝ち負けははっきりする。毎年、わずかな票差に涙を流してきたメンバーは多いが、今年は板野が涙を流すことになった。
  • 本人もこの結果にショックを受けているのでは…と思いきや、実はそうではなかったという。『週刊文春』には板野の父親が登場し、「当日はショックだったとは思いますが、家に帰ってからは普段通りの娘でした」とコメントしている。さらに、記事によれば翌朝には"ケロッとした顔をして『いってきまーす』"と家を出たという。今回の総選挙の結果を受け、卒業かとの声も各メディアから沸いているが、これについても「そういうのはまったくないみたいです」と否定した。本人にいちばん近い家族の言葉であるだけに、信憑性は高いだろう。さらに、この結果にショックを受けることもなく、むしろ喜んでいるのは、板野が所属している事務所のホリプロだという。記事によれば、神7メンバーはAKBでの仕事に必ず参加しなければならないが、ホリプロ的にはAKBとしての仕事はうま味が少ないため、むしろソロでの活動に専念させたがっていたというのだ。AKBという鎖から解放されたことで、ソロ活動に専念できる時間が確保できた板野。順位は下がっても、おそらくソロでの躍進は続くことだろう。[54]
  • 後日のインタビューより。―率直な感想はを聞かせて下さい。「順位が落ちたのは残念ですけど、すごい手間をかけて応援してくれたことに感謝しています。気持ちに応えられなかったのは残念だけど、この結果が私の去年1年間の評価として、きちんと受け止めようと思います」。―ソロ活動も行っているが、AKBとのギャップに悩むことはないか? 「それはないです! ソロを始めた事で、もうAKBから離れちゃったんじゃないかって誤解されるんです…。そんなことないです! 卒業じゃないかって噂もありましたけど、まだまだAKB48にいます!」[55]
  • 7月27日、自身のブログで声帯結節(せいたいけっせつ)になったと告白した(投稿直後に該当記事は削除)。声帯結節とは、声帯の両側に小さな結節が生じている状態。一般には喉を酷使すると発症すると考えられており、歌手にとっては職業病の一種とも言える。手術を行う場合もあるが、声帯を安静にすることが有効だという。板野は「一カ月くらいずっと声がかれてるなと思っていたら、声帯結節になってました。早く治るか心配。とりあえず、安静にしたいと思います」としている。[56]
  • 9月4日、ナゴヤドームで行われた『フライングゲット』全国握手会にて、声帯結節及び急性声帯炎で歌手活動を休止することを発表した。「歌うことが当分できなくなりました。まずは治すことをしっかりとやりたいと思います」と説明。医師によると、手術の必要はなく全治3~4週間。のどを休めれば、回復するという。番組収録や撮影は通常通りにこなし、劇場公演や歌番組などの仕事は欠席する。[57]「歌手活動休止」とも報道されたが、「一部報道に出ているような歌手活動休止という事態はなく、本人も一日も早くベストコンディションで臨めるように頑張っておりますので、引き続き応援の程よろしくお願い致します」と否定、[58]14日には、じょじょに歌手活動を再開していくと発表した。[59]
  • 9月5日、第2回じゃんけん大会について。「対戦相手はきたりえですが、彼女はすごく努力家で大好きです。きたりえに一言? 特に無いです…」[60]
  • 10月16日、北海道で行われた『フライングゲット』の全国握手会を、体調不良により不参加に。だがツイッター上では、その板野が別の場所で買い物をしていたと書き込む者が現れ、板野らしき人物が写った写メもアップした。これに対し運営は、本人ではなく別人だとさぼり疑惑は否定した。[61]
  • この騒動は「東京スポーツ」の報道で沈静化した。実は目撃されたのは板野の「そっくりさん」女子大生・Kで、本人はブログで板野のファッションやメイクを研究していたという。そしてそれを裏付けるように「そっくりさん」の知人女性が「よく間違われているが、いつも『別人です』と説明している」ことを証言している。その後、「そっくりさん」はTwitter上で「迷惑をかけて申し訳ありません」と謝罪したとのこと。東スポの報道に加え、「そっくりさん」の謝罪で騒動は沈下したが、マスコミの間では「偽装工作では」との見方が強まっている。というのも、KのTwitterは非公開で、ブログも騒動後に即削除された。一部では「mixiにも謝罪文を掲載していた」という説も出ているが、こちらもすでに退会済みとのこと。(週刊誌記者)「すべてにおいて出来すぎているというか。まず、イオンで板野を目撃したのは数十人か、ともすれば100人以上いてもおかしくない。それなのにTwitter上で『似てるだけで別人だった』という証言は、確認できるかぎりは皆無です。また、証拠となるはずのTwitterやmixiにしても、具体的な書き込みの内容は不明のまま。その上、騒動が広まるとほぼ同時に東スポの火消し報道。まさに、何者かが描いた"絵"なのではないでしょうか」。AKBの不祥事は、付き合いのあるメディアは手を出しづらい。そこで東スポが敢えて先手を打つ形で報道し、事態の収束を図ったのでは…という意見も、ファンの間では少なからず飛びかっているようだ。(AKBファンサイト管理者)「AKBと東スポは決して仲良しではありませんが、インタビューにメンバーが登場することもあるし、批判記事もどこかしらグループへの愛情が感じられる。いわゆる『貸し借り』関係は上手にこなしていると思います。今回の東スポによる火消しは、AKB側が東スポに借りを作る形で実現した、というのが自分たちの結論です」。そしてこの東スポの記事を後追いしたのが、板野の大先輩である和田アキ子司会の『アッコにおまかせ!』。東スポ記事をベースに板野のそっくりさんだったことを説明した。今回の「そっくりさん事件」に関して、板野サイドからの見解の発表はない。唯一東スポの取材に「本人は自宅で療養していた」とのコメントが掲載されているのみだ。マスコミだけでなく、多くのファンが疑問を拭い去れない状態に陥ってしまった今回の事件。今からでも遅くはない、何らかの事務所からのコメント発表に期待したいところだ。[62]
  • 10月24日、インタビュー。―卒業を考える事はある? 「もともと3、4年ぐらいで卒業するのかなと考えていて、ここまで続くとは思わなかった(笑)。最近は後輩が増えてきたし、私も二十歳になったし、世代交代の時期なのかもって考えることはあります」。―今までたくさんの卒業を見てきたけど、理想の卒業は? 「メンバーから温かく見送られたい。できれば初期メンバーが残っている間がいいなあ。一番最後は嫌です(笑)。でもたかみなはずっと居てくれると思うから大丈夫かな(笑)」[38]
  • 10月30日、『風は吹いている』の個別握手会を体調不良によりすべて中止した。関係者によると、食あたりで嘔吐し、病院で診察を受けたところ急性腹痛と診断され、その後は自宅で静養したという。[63]
  • 11月23日、『笑っていいとも!』にゲスト出演。ところが番組途中で彼女が姿を見せずに一時騒然となった。共演していたレギュラーの指原も突然の出来事に顔を強張らせて心配していたのだ。板野は『もし(秘)ゲストが“アイドル”になったら 「夢の“もしドル”写真集」』に登場。その後、『テレフォンショッキング』を挟んで、次のコーナー『他では聞けない芸能ニュース 入江のイリスポ!』がCM明けに始まると、スタジオがザワついていたのだ。出演者が使う台がひとつ多いというのだが、やがて「あれ? 誰かいない」という声で板野友美の姿が無いことが分かったのである。爆笑問題やロッチが「ともちん?」、「板野ちゃんどこ?」、「帰ったの?」と騒ぎ出すと、指原は焦ったように「え? 楽屋にいるのかな?」と口にして責任を感じて呼びに行こうとした。太田光や千原ジュニアはとにかく笑いにしてしまおうと「帰って来~い、お父さんもう怒ってないから!」、「会いたかった~!」とギャグを飛ばしていると、観覧席の横から板野友美が走ってきたのだ。板野は「誰も呼びに来てくれなかった~」と照れ笑いしながらステージに上がって定位置に付くと、コーナーは1分ほど遅れて始まったのである。番組は何事も無かったように続いたので良かったが、一時は全員が『帰ったのでは?』という表情をしていた。指原に到っては、不安なあまりに怯えたような目をしていたほどだ。楽屋で待機していた板野友美はスタッフが出番を知らせに来ると思ったが、来なかったのが原因のようだ。同番組の進行手順がどうなっているかは不明だが今後の課題となりそうだ。[64]
  • 12月6日、宝島社「日本ファッションリーダーアワード2011」を受賞。「オシャレとかファッションが大好きなので、数ある賞からこの賞をいただけたことをうれしく思います」。[65]
  • 12月8日、『2011年 タレントCM起用社数ランキング』女性部門で、板野は16社起用の第3位。[66]

2012年

  • 1月6日、『中居正広の金曜日のスマたちへ』では、AKB48の1期生にスポットが当てられ、6年の歴史が語られた。板野は、AKB48で活動することを仲の良かった友人らに理解されないばかりか、無視されたり辛辣な言葉を浴びせられたりした。それでも歯を食いしばって頑張り続けたが、なかなか結果が出ない日々。突然、奇声をあげるなど、精神的に 相当まいっていたという。そしてとうとう泣いて、秋元康に「辞めたい」と訴えたことなどが再現VTRで流された。この番組を見ていたという志村けんは、「泣きました」と自身のブログで感想を述べている。特に1月10日放送の『志村けんのバカ殿様』にゲスト出演している板野のことが気になったらしく、彼女が学校でツライ経験をしてきたことにも触れている。そしてブログの最後には、「私もまだまだですかね」と締めくくっている。[67]
  • 1月25日、年明けの年賀メールが2人からしか来なかったことを自身のブログで打ち明けると、「AKB板野友美は友達が少ない?」とYahooのトップニュースになる。[68]
  • 2月1日、クルマ情報誌「GOO」の新イメージキャラクターに起用される。
  • 2月14日、―ソロ第3弾の進捗状況は? 「曲は頂いて聴きました。歌詞はまだですけど、ダンスナンバーじゃない感じなので、たぶん恋の歌になるんじゃないかな」。―どんな歌詞が良いですか? 「恋愛の切ない感じが合う気がします」。―では、作詞する秋元さんにひと言! 「早く書いて!」。―前の「ふいに」から長くかかってますものね? 「だいぶ長いです(苦笑)。私が病気になったり、AKBも忙しいので、待たされている感じはないですけど、早く出したいとは思います」[69]
  • 3月9日、今後の目指すべき姿とは。「私がSPEEDさんに憧れたように、若い子に憧れられる存在になりたいです。私がそういう風になれば、AKB48の幅ももっと広がると思うんですよ。アイドルでいながらも、それにとらわれない自分らしい板野友美でありたいです」[16]
  • 3月25日、コンサート「業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」で、前田敦子がAKB48から卒業することを発表。終演後の板野ブログ。「言いたいことはたくさんあるのに、気持ちに整理がつかなくて、モヤモヤがたくさんで言葉にできないのでちょっと待ってて下さい」[70]
  • 3月28日、「ちょっと整理がついたので友の想いを書きます。敦子の卒業。寂しくないと言ったら嘘になるけど、友は嬉しいです。それは、たくさんたくさん悩んで敦子が出した答えだと思うから、友は全力で応援します。友にもAKBの先に夢があります。自分の夢にむかって決断できるって凄い事、素敵な事ですよね。友もいつかその夢を叶えられるように今日も頑張ります。敦子には絶対敦子の夢を叶えてほしい。後輩や今AKBにいる子が自分の夢を叶えられるように道をつくっていってもらいたい。そう思います。敦子がんばれ! 皆さん、これからもAKBそして敦子の応援よろしくお願いします。卒業してもずっと大切な仲間です」[71]
  • 3月29日、EXILE TAKAHIROと2度目の熱愛報道(詳細は/ノートを参照)。
  • 4月5日から6日にかけて、Twitterで「昨日予防接種した左肩が痛いよ。なんか熱っぽいし。。予防接種ってこんな症状になるのかな?」「熱でた。辛い」「病院行って取材と収録」などとツイート。[72]
  • 4月7日、体調不良により『GIVE ME FIVE!』個別握手会を中止。翌日は4部から参加とアナウンスされたが、体調は回復せず、結局この日も中止となった。
  • 4月9日、ブログにて病状を報告。「6日から熱がでて病院で点滴をして薬をもらったんだけど、扁桃腺が腫れちゃってあまり効かず高熱つづきで、3日間お休みをいただきました。やっと熱が下がりました。でも口内炎?みたいなものが喉にも口にもできて、今は食事をとるのも飲み物飲むのも痛くて、自分と闘ってます。迷惑をかけてしまってごめんなさい」[72]
  • 4月9日、『週刊大衆』が、事務所の先輩・和田アキ子が、板野の携帯を真っ二つにしたという事件を報じた。同誌によると、業界関係者が語るという形でその様子が書かれている。3月下旬にホリプロ主催のパーティが行われていたが、「ともちんはパーティーの最中、ズッと携帯を見ていました。そこに、遅れて事務所の大御所・和田アキ子さんが来たんですが、アッコさんが、挨拶もせずに携帯をイジっている、ともちんにブチ切れ。“挨拶ぐらいせんかい!!”と、ともちんの携帯を真っ二つに折ったんです」。ネットでは、「携帯真っ二つはやりすぎだ」という声と、マナー違反の板野友美を責める声が、半々という感じであろうか。意外に板野アンチも多いようである。[73]
  • 板野の携帯を大御所・和田アキ子がヘシ折り、板野が号泣したという事件。ネット上を中心に話題となっているが、その裏には和田なりの愛情があったようだ。和田は、『多くの先輩たちもいるパーティー会場で、友達とメールするなどして遊んでいるとは何事か』と激怒したようだが、実はこれは勘違い。板野が携帯で見ていたのは近く行われるAKB48のコンサートの振り付けで、忙しくてあまり確認ができなかったため、時間ができたタイミングでもう一度……といった場面で和田に見つかり、怒られてしまったようだ。しかし、和田が厳しい態度に出たのにも理由があるという。事務所関係者「和田さんは、伸びる後輩に目を付けてかわいがる人です。自分も年なので、後輩たちの中からホリプロを支えてくれる人材が多く出てきてほしいと考え、後輩への教育を積極的に行っている人でした。AKB48の中では板野さんに注目し、常に目をかけていました。いずれホリプロの中核になってもらいたい、と考えていたようですね」。そんな期待もあって、和田は何かあると楽屋に板野を呼んでは指導していたそうだが、なかなか板野の態度が改められることはなかったという。「パーティー会場とはいえ、立派な現場。板野が携帯をいじっている姿を見た時に、自分の指導が足りていない、熱意が伝わっていなかったと考え、けじめをつける意味で携帯を折るという実力行使に至ったのだそうです」(同)。ちなみに、後に和田の勘違いであることが判明し、現在ふたりは和解しているという。板野も反省し、自身の態度を改めるべく努力しているようだが、すべてはホリプロの将来を気にかけた和田の“愛のムチ”だったようだ。[74]
  • 4月18日、選挙前インタビュー。昨年の総選挙、躍進が期待されながら、結果は8位。昨年はソロデビュー、ドラマでの活躍など、活動も順調だっただけに、意外な結末だった。「結構、自身があったんですよ。第変なことを乗り越えたなって。それを認めて貰えなかったと思うと、ショックでしたね」。今までの板野なら心が折れていたのかもしれない。「今まではAKBに甘えているところがありました。でも今年は20歳の年だし、いろいろ考えて活動しました」。自身のシングルでは、カップリングの策士、衣装デザイン、MVの演出にも関わった。すべて、自分の意志だ。「私似も卒業する日が来る。ソロ(歌手)でやるという夢のために努力したい。自分のプロデュースを自分でするのが好きなんです」。4回目の選挙を前に力は抜けている。「目標は特にないです(笑)。もう争いとは思ってないし、楽しめれば。でも、後輩に道を譲るつもりはないです。何もしないのに、いきなり譲るって訳分からないじゃないですか」。目指すのは、順位でも票数でもない。“なりたい自分”を見せることだ。[75]
  • 4月19日、第4回総選挙に向けての心境をブログにつづった。「たくさん後輩も増えたので新しく選抜になれる子がたくさん出てくるといいなと思います!!」と、AKB48の今後を揺るがすような新たな展開に期待を寄せた。また総選挙に向けての自身の心境については、「友のことを応援してくれるファンの方がいる限り友も頑張りますよ、それがファンの方への恩返しだと思うので・・・」と意欲。一方で「いろんな情報が行き交う世の中で便利な半面、言ってもないようなことを書かれてしまったり、おもしろおかしく書かれてしまったり、誤解されてしまったり、正直悔しいなショックだなと思うことがあります」と日頃の悲痛な想いを明かし、「でもこうして、ファンの方に直接想いを伝えることのできるこの場所があってよかったです!」と改めて総選挙へ向けての決意を新たにした。ファンからは、「どんなウワサが立っても、どんな悪い記事書かれても、ともちん信じて応援し続けます!一生ともちん推し」「色々なことがこの先もあると思いますがファンがついてます、一緒に頑張っていきましょ~」など、板野友美を応援する声が殺到している。[76]
  • 4月20日、板野・指原対談。―最近はAKBの仕事よりもソロの方が楽しい? 板「待って、これは言えない。両方楽しいもん。ただ、ソロの方が…楽で(苦笑)。でも、それで○を挙げたら、きっと秋元さんが怒るもん」
―後輩について。板「最近は研究生たちがすごく可愛くて、私はもうアイドルじゃないかもって」。指「1月のリクエストアワーの映像を見ると、同じ曲でもフレッシュさが凄くて」。板「私がいることで、上に上がれない個がいるかもしれないし、そこにいる私がアイドルを追求できているのかと悩む。ファンも、フレッシュなアイドルが見たいんじゃないかと」。指「ちょっと~辞めそうじゃ~ん。辞めないで下さいよ(泣)。ファンの人は、ともちんさんが踊っているだけで、アイドルって思ってるんですから! 確かに『Beginner』の後にNMBが出てくると、『若っ!』って思いますけど…」。板「NMBの後にチームKで出ると、フレッシュさ、まったく無いよ…」。指「確かに。姉さんですね…。でも大丈夫。『オーマイガー!』歌わせて貰えれば、私たちもまだまだイケますって」。板「…それも嫌なんだけど(苦笑)」
―Qお互いに尊敬する部分があるか? 板「私はさっしーが先輩には必ず敬語で挨拶しているところを尊敬しちゃう。みんないつの間にか、素通りしたり、言わなくなるもん。でもメークルームで目が合わなくても、絶対言ってくれる。どれだけ仲良くなっても、礼儀を忘れない」
―生まれ変わったら何になりたい? 板「私は外国人か男になりたい」。指「私は生まれ変わったら、ノンビリと田舎で暮らしたい。今の生活もいいけど、ゆっくりしたい」。板「ヤバイ、ストレス溜まってるの? だってアイドル好きが売れっ子アイドルになって、超夢叶ってるじゃん!」。指「でもこれは生まれ持ったものだから。例えば去年の総選挙で先輩方を差し置いて9位になっても、自分の力じゃないとか…」。板「えっ、8位でしょ?」。指「なに言ってるんですか、8位はともちんさんですよ(笑)。その気にしてなさ過ぎるスタンスが、素敵です」[77]
  • 4月25日、ソロ第3弾シングル『10年後の君へ』を発売。収録曲『lose-lose(ルーズルーズ)』では、自身が作詞に挑戦した。[78]
  • 5月16日、第1回の7位から第2回は4位にランクアップ。第3回でも順位が上がることは間違いない、それどころか1位も夢ではないのではないか? そんな声さえ上がる中で、よもやの8位…。残酷な結果に、壇上では涙で言葉を詰まらせた。「自分的には、一昨年よりも去年の方が頑張ったと思っていたから。『マジすか学園2』とかめっちゃ頑張ったし、『桜からの手紙』もハードだったけど乗り越えた。ソロデビューもできた。すごくステップアップできたっていう自信があったんです。そんな中でのランクダウンだったから、悔しいっていうか、よくわからないという気持ちでした」。頑張りと結果が比例しなかったことを今ではどう考えているのか。「やっぱり認めて欲しかったです。ソロをやることで、逆にファンの方は私が遠くに行ってしまったと思ったのかな。ショックでした。じゃあ、どう頑張ればいいのかなって。切なかったです」。
前田が卒業する。相談を受けていたという板野は、前向きに考えていた。「敦子の気持ちはすごく分かるんです。私もそう思うことがあるから。自分の夢を叶えるために卒業することは素敵なことです。私もいつか力が付いたら…って思うことがあります」
AKBの将来にも不安を感じている。「リクエストアワーの映像を見て思ったんです。SKEやNMBのフレッシュさがすごいなって(笑)。私、NMBが大好きなんですよ。曲自体が好きなのもあるけど、ダンスが揃ってる。すごく練習してるんだと思います。表情がセクシーで魅力的だなって。正直、今の選抜は負けてると思う。ダンスの揃い具合とか迫力だったら、SKEとかNMBの方が凄いと思います。見ていて元気を貰えるんです。気持ちが強いんですよ。チームで頑張ろうって気持ちが。AKBの後輩メンバーたちは、みんな危機感を持って、もっとグイグイいかないと、世代交代は難しいですよ。分かっているメンバーもいるとは思うけど…」。こんな苦言を呈するにも、AKBが好きだから。将来のAKBを背負う人は、AKBの中から出て来て欲しい。それが初期メンバーの偽らざる気持ちだ。板野を脅かすような後輩は、総選挙で現れるのだろうか?[79]
  • 6月6日、第4回総選挙では8位にランクイン。「選挙スピーチでも言ったのですが、友は、これからも友らしく我が道を進んでいきます。皆さんには、愛と夢と自信をもらいました。8位という順位は2年連続ですが、去年は悔しい8位でした。でも今年の8位は幸せな8位でした。それは一年間かけて皆さんが教えてくれたことです。なんか、8位が好きになったよ。本当にありがとうございました!! 友は元気だよ」[80]
  • 8月1日、選挙後のインタビュー。―他のメンバーの発表で、何度も泣いていましたよね。「私、涙もろいんですよ(笑)。それにいつも一緒にいるから、みんなの嬉しい気持ちや悔しい気持ちが分かるんです。でも今回一番嬉しかったのは、とも~みです。仲良いし」。―これからの1年は? 「後輩が成長するのと同じように、自分も成長しなきゃって思います。そしてソロで音楽活動をするには、まだ自信がないから、もっとスキルアップしなきゃですね」。―ファンに向けてメッセージを。「自分をつくるのが苦手で、ワガママばかりの私です(笑)。でもファンの方がいるからこそ、出来ることがたくさんあって、すごく感謝しています。だからこれからも友に付いて着て下さったら嬉しいです」[81]
  • 8月27日、前田敦子が最後の劇場公演を行い、AKBを卒業した。板野は、卒業1カ月前に親友の前田とケンカしたことを悔やんだ。同い年、同期、星座も一緒と仲のいい2人だが、「ささいなことでケンカをしてしまって、敦子がAKBでいれる時間はもう限られてるのに…。一緒にいる時間を大切にすればよかった」と号泣。念願だった東京ドーム公演を機に無事、仲直りしたといい、「これからもずっと友達として仲良くしたいので、これからもよろしくお願いします。敦子は夢をかなえると思うので、女優として頑張って下さい」とエールを送った。[82]
  • 9月3日、板野がMCを務める冠番組「板野友美のいいね JAPAN」が、テレビ朝日動画配信サイト「テレ朝動画」で配信される。「『勝手に』ニッポン応援バラエティ」をコンセプトに、最新のジャパニーズカルチャーや流行グッズなどを取り上げ、アジアを中心とした海外の人たちに日本の魅力をアピールする情報エンタテインメント。9月4日、5日には、台湾の日本語チャンネル「緯来日本台」でも放送される。その他、海外各種WEB媒体での無料配信も随時予定している。[83]
  • 9月21日、『第25回東京国際映画祭』にて、前田敦子“初の公の場”が霞んでしまう事件が発生した。記者席に板野友美が現れ、取材に訪れたメディア関係者が騒然としたのだ。さらに翌日、『東京スポーツ』はこの件を一面で報じた。それによると、あの板野は偽者のソックリさんで、狙いはある媒体の「前田敦子を騙せるか?」というドッキリ企画だったという。これは国際映画祭事務局にも許可を得ずに敢行され、また一部メディアは板野がニセモノだと気付かず「あっちゃんをお忍び応援」と報じてしまい、所属事務所からのクレームですぐさま記事を削除する羽目になった。「板野所属のホリプロには、スポーツ紙だけでなくテレビ局からも問い合わせが相次いでしまったそう。結局すぐに本人ではないという確認は取れましたが、板野やホリプロからすればいい迷惑ですよ」(スポーツ紙記者)。さらに現場記者からは、ニセ板野と一緒にいたという男性にも非難の声が上がっている。「この男性はスタジオカメラマンなのですが、こうした記者会見やイベントの場で度々目撃されています。一応撮影は行っていますが、いつも関係者ではない若い女性をはべらせていて、遊び感覚で現場に来ているのは明白。周りの取材陣からも評判はよくないです」(同)。東スポの記事を信じるのであれば、この男性も某媒体が企画したドッキリの参加者ということになるが、これについても疑問視されているという。「主催者側にアポなしでドッキリなんて、普通の媒体がやるはずない。ただでさえ東スポは過去、このニセ板野が『地方のデパートにマスク姿で現れた』と一面で報じたこともある。彼女はモノマネ番組に出演したこともあるだけに、東スポは彼女のプロモーションに一枚噛んでいる可能性も考えられますね」(別の芸能ライター)。こうした東スポ犯人説もささやかれる中、国際映画祭は完全にダシに使われてしまったことになる。事務局に話を聞くと、「その女性はライターの名刺で受け付けをされて、案内を送った媒体の関係者という確認が取れたので入場していただきました。まさかこうした内容で記事が出てしまうなんて思ってもいませんでしたが……」と困惑しきりの様子だった。仮に今後、ニセ板野が芸能界デビューを飾る展開になったとしても、板野の所属事務所、また各メディア関係者も前向きには捉えられないだろう。再びニセ板野がマスコミの前に姿を現すことはあるのか、波紋を巻き起こすことがないよう祈りたい。[84]
  • 10月8日、テレビ東京系でスタートするアニメ番組『データカードダス アイカツ!』のCMキャラクターに決定。[85]
  • 10月13日、今年も残すところあと2カ月半。Amazonでのカレンダー売れ行きランキングでは、2013年度版も相変わらずAKB48がダントツの人気だ。このカレンダーに登場する“カレンダー選抜”の面々からいろいろと来年の動きを予想する声も多く出ている。計12人が表紙を飾ることになるのだが、今回は板野がいない。また、12位の河西智美と、11位の宮澤、10位の松井玲も不在で、総選挙12位以内の4名が外れた。代わりに19位の渡辺美、23位の島崎、圏外だった川栄と加藤が入った格好だ。この“カレンダー選抜”に違和感を覚えたファンは少なくなく、一部では板野友美が来年早々に卒業を発表するのではないかとも言われている。「10位~12位の三人が外れて、運営側が押したい新鋭をねじ込むのは、世代交代を標榜している今、当然の流れだとは思います。しかし固定ファンがついていて人気の衰えない板野を外すのは意外で、何か理由があるのではとファンが邪推するのも無理はない。実際、板野は前田よりも昔から『早く卒業して安室奈美恵のようなソロアーティストになりたい』と訴えていたので、前田が無事卒業できた今、次は板野の番と考えていいでしょうね。年内はもう握手会とチームごとの全国ツアーくらいしかイベントがないので、年明けのリクエストアワーで早速卒業発表、という可能性もあります」(週刊誌AKB担当記者)。板野はソロでシングルを3枚出しているが、リリースペースは速くなく、また作詞を担当する秋元康も現在は新劇場公演の準備に追われていて派生ユニットやソロ用の作業に手が回らない状況だという。前田のように女優業を望んでいるわけでもないため、焦って卒業しても仕事がないという悲惨な状態になってしまうかもしれない。「卒業後は、秋元康の手も離れて、別のプロデューサーについてもらって歌手活動をするようですよ。しかし今や、握手会商法のAKBとジャニーズ関連グループ以外はとにかくCDが売れない時代なので、AKBという看板をなくして独り立ちしても、やっていけるかどうかはわからない。本人もそのへんは不安に思っているはずです。それでも、AKBにいるよりは、ソロで自分の力を試してみたいんでしょう。卒業すれば恋愛も解禁になりますしね」(前同)[86]

AKB48卒業後

2016年

  • 3月9日、43rdシングル『君はメロディー』でシングル表題曲選抜メンバーにAKB48卒業メンバー枠で選ばれる。

2021年

  • 1月5日、東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手と結婚したことが報じられた。東京ヤクルトスワローズの高津臣吾監督とAKBのプロデューサー、秋元康が証人の欄にサインした婚姻届を同日東京都内の区役所に2人で提出した。複数の関係者の話を総合すると、夫妻は2019年春に共通の友人を介して出会い、交際1年半でゴールインした[87]。この報道を受けて、板野も自身のオフィシャルサイトとInstagramで高橋と結婚したことを報告した[88][89]
  • 5月10日、この日放送された日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」において、第一子妊娠を報告[90]
  • 10月10日、第一子となる女児を出産したことを、事務所をとおして公表[91]

交友関係

  • 仲の良いメンバーは、河西智美前田敦子。「あとはチームAの初期メンバー(1期生)とはすごく仲が良いデスよ」。[92]「初期メンバーは強いですよ」という言葉には、ただならぬ“重み”を感じる。「私もそうだけど、みんな卒業を考えたり、辞めたいと思ったことは、絶対あると思うんですよ。それだけ辛いこともあったから…。それでも残ってやってこれたのはプライドだったり、楽しかったことと比べたり、なによりAKB48が好きだったからだ、と思うんですよ」。[22]
  • 推しメンは、前田亜美奥真奈美[92]
  • ―最近は後輩も増えてますが、ともちんに憧れている子も多いですよ。「本当に嬉しいです! でも直接言われることが無いから、もっと話しかけて欲しいですね。そうしたら、私も可愛がっちゃいますよ(笑)」[38]
  • 高橋みなみ曰く、楽屋には全員分の椅子が用意されているわけではなく、どうしても座れない人がいる。そういう場合は基本的に早い者勝ちで、先に来た人が椅子にバッグなどを置いて席を取っているのだという。しかし板野はそれを気にせず、椅子の上に置いてある荷物をどかして何食わぬ顔で座り、数に限りがあるコンセントも誰かが使用しているのにもかかわらず差し替えて使うという。[93]
  • 秋元康曰く、メンバーの中で一番メールをしているのが板野。[94]
  • チームKキャプテン秋元才加に一言。「さやか、ウッホホ」[92]
  • 秋元とはあまりにもタイプが違い、反りが合わないのではと「不仲説」もファンの間では以前から流れていたが、これに対し、板野は「さやかと仲良しだからね 不仲説は否定しときます(笑)」とツーショット写真を投稿した。[95]
  • 尊敬する人は、安室奈美恵[15]、BoA。[96]BoAはファンクラブにも加入しており、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』で共演した際には、収録後に2ショット写真を撮ってもらった。
  • オフの日はAKBメンバーよりも地元の友達や他のタレントとつるんでいることが多く、キャバ嬢向けファッション誌「小悪魔ageha」出身のギャルモデルでアパレルブランドも展開する武藤静香や、トリンドル玲奈とのツーショット写真をブログで公開している。[97]

性格・趣味

  • 感情をあまり表に出さないが、[8]性格はサバサバしている。[98]ラジオの企画ではスタッフに向かって「おもしろくない」と平然と言ってのける。[15]
  • 負けず嫌いな性格で、期待されてたら、「裏切りたくない」「格好良い自分を見せたい」「完璧にならないと自分が満足いかない」。[29]
  • 戸賀崎によると「実はアツい。涙もろかったりするから、実は優しいんだと思いますよ」。指原莉乃は「強めで冷たい人かと思ってたけど、優しい人。板野さんから話しかけてきてくれて、嬉しかった」と語っている。[8]
  • 一人称は「友(とも)」。
  • 長所は、素直なところ。[21]
  • 短所は、マイペースなところ。[21]
  • 趣味は、ショッピングと、小物をスワロフスキーでキラキラにすること。[13]人間観察。美容研究。[15]自分磨き。[60]
  • 特技は、ダンス、エレクトーン、水泳、一輪車、耳を動かすこと。
  • 苦手なことは、早起き。[16]
  • 好きな言葉は、「自由」[16]
  • チャームポイントは八重歯。昔はコンプレックスだったが、みんなに「それがいいんじゃん!」と言われ、チャームポイントだと思うようになった。[99]
  • よく小悪魔フェイスや、犬顔と言われる。共演者のバッドボーイズ清人も犬顔であり、清人とコンビを組んだ時には「チーム犬顔」だった。
  • テレビカメラで下から撮られるアングルが嫌い。大島優子によるとメンバー同士で写メを撮っても、板野の写真チェックは厳しく、変な顔の写真はブログやモバメなどでアップされないように消去されるとか。[100]
  • 好きな食べ物は、生肉、焼きそば、餃子、タン塩。[13]『AKB600sec.』ではオヤジ趣向と呼ばれた。
  • 料理は得意。「毎日、料理しますもん」[16]
  • 得意料理は、モツ煮込み、餃子。焼きそば。[16]
  • 番組で出されたどんな珍メニューも「美味しい」と感じる味覚音痴。[101]大島も板野は「何を食べても美味しいと言う」とコメントしている。[102]そのため番組では「友美シュラン」という企画も行われ、「日本一不味いラーメン屋」と言われている彦龍のラーメンを食べたが、板野はやはり「美味しい」とコメントした。
  • しかし、3つほど嫌いな食べ物もある。メンマとセロリ。あと一つは「食わず嫌い王」に出たいため、内緒なのだとか。[102]また、海外の料理も苦手としており、日本食が好き。[34]
  • 好きなマンガは、『ワンピース』[16]
  • 得意科目は、体育、図工。[16]
  • 髪。「前髪は作らないというのがポリシーです。いろんなアレンジができるし、おでこがチャームポイントだと自分で思っているので。髪質は細くて猫っ毛。すごく痛みやすいです」[16]
  • 耳。「耳たぶが超厚い。福耳なんですよ。しかも、ちょっと上がってる。みんなに『良い耳してるね』って言われます。ピアスの穴は4つ。最初は、中学の卒業の時。小中一緒だった友達みんなで、高校に行ったら離ればなれになっちゃうから、友達の証に開けました」[16]
  • 目。「アイメイクにはこだわりがあります。でも最近目が悪くなっちゃって。よく番組中でもメガネをかけてます。モニターが見えないから、メガネがないと目つきが悪くなっちゃうんですよね」[16]
  • 鼻。「ママ似です。花粉症でもないし、形的にも特に気にしてないですね」
  • 口。「好きでも嫌いでもないです。よくアヒル口して下さいって言われるんですけど、別に意識してやってる訳じゃないので、困っちゃいます。単に口角が上がってるだけなんで」[16]
  • バスト。「大きすぎるのは嫌なんですよ。服が似合わなくなっちゃうから。だから、そんな巨乳になりたいとは思わないかも」[16]
  • ウエスト。「細いんですけど、胃下垂なので、その下の部分が食べると出ちゃう。でも食べても太らないですね」[16]
  • ヒップ。「お尻は小さいですね。メンバーには『プリケツ』って言われます(笑)。ずっとダンスをやってたから、形は綺麗だと思いますよ」[16]
  • 脚。「意外に筋肉質なんですよ。だから、モデルさんの筋肉が全然ない脚には憧れますね」[16]
  • 好きな男性のタイプは、気持ちに余裕がある人。大人な人。[15]腕と胸板が厚いマッチョ。[102]ギャップがある人。思いやりのある人。[103]
  • 好きな男性有名人は、EXILEのTAKAHIRO。[15]漫画『ワンピース』のキャラクターでいうと、サンジよりゾロ派。[104]
  • 恋愛観について。「何よりも良い恋愛をしたいですね。例えば仕事でストレスがあったとしても、恋愛でそれを忘れさせてくれるような。マイナスな恋愛をしたら仕事にも影響出ちゃうだろうし、プラスになるような恋愛がしたいです」[38]
  • 男として好きな芸人は、第1位DonDokoDon山口、第2位ダウンタウン浜田、バナナマン設楽。[105]
  • 小学校5年生ぐらいのバレンタインデーに、初恋の男の子に告白した。その時は返事を貰えなかったが、中学生になった時に、「俺も好き」という返事をされた。[106]
  • 理想のデートは、「海外に行きたい! ハワイやグアムは撮影で行ったことがあるから、オーストラリアとかヨーロッパとか連れて行ってもらいたいな」[38]
  • こういう男性には引くというのは、「束縛する人」[16]
  • 待ち合わせで待てる時間は、「5分。すぐ帰る。だってとも~みやあっちゃんだったら、絶対寝てるもん」[16]
  • 前田敦子秋元才加曰く、板野は「M」。からかうと、嫌がりながらも顔が笑っているらしい。[107]
  • 「Coco」というトイプードルを飼っている。[13]
  • AKBINGO!』の本当にあったほっこりする話というコーナーで、宮澤佐江がイジメに遭っていたという話をした際、板野も泣きだし、自分も小学校4年生で転校した時にイジメに遭っていたと語った。
  • 飛行機が苦手で、乗るとお腹が痛くなる体質。[108]
  • ディズニーが好き。理想のプロポーズのシチュエーションは「ミッキー」の目の前でされることと語っている[109]

ギャラリー

AKB48

ソロシングル

参加曲

シングルCD選抜曲

配信限定シングル曲

派生ユニットシングル曲

ほね組 from AKB48

  • ほねほねワルツ
    • くじらのバス

ナットウエンジェル

  • ナットウエンジェル

Queen & Elizabeth

  • Love♡Wars
    • Love♡Wars (ACO Edit.)

AKBアイドリング!!!

チームドラゴン from AKB48

チームサプライズ

  • 「重力シンパシー」公演
    • 重力シンパシー
    • そのままで(センター)
    • 1994年の雷鳴
    • 旅立ちのとき
    • AKBフェスティバル
    • キミが思ってるより…
    • 女神はどこで微笑む?
  • 「バラの儀式」公演
    • 未来が目にしみる
    • 夢を見るなら
    • 誰が2人を出会わせたのか?(センター)
    • バラの儀式

ソロシングル曲

  • Dear J
    (2011年1月26日、週間最高:2位、年間:27位、売上枚数:21.7万枚[110]
    • TUNNEL
    • Sta by my side
    • Thank you
    • ツンデレ!
  • ふいに
    (2011年7月13日[注 1]、週間最高:1位、年間59位、売上枚数:9.0万枚[110]
    • Come on!
    • 僕のせい
    • Don’t miss it!
    • 月の祈り
    • Dark side
  • 10年後の君へ
    (2012年4月25日、週間最高:2位、年間:85位、売上枚数:7.3万枚[111]
    • Clone
    • deal feat.NO-FACE
    • Always I need you
    • lose-lose
    • 制服レジスタンス(板野ソロver.)
  • 1%
    (2013年6月12日、週間最高:4位)
    • For you, For me
    • 白黒
    • Sister
    • 8 years
    • 少女A

(※卒業後に発表された「little」以降の作品については記載しない)

アルバムCD選抜曲

  • 神曲たち」に収録
    • Baby! Baby! Baby! Baby!
    • 君と虹と太陽と
  • ここにいたこと」に収録
    • 少女たちよ
    • 僕にできること - Team K名義
    • 君と僕の関係
    • ここにいたこと - AKB48+SKE48+SDN48+NMB48名義
  • 1830m」に収録
    • ファースト・ラビット
    • 家出の夜 - Team K名義(大島優子とのWセンター)
    • 僕たちは今 話し合うべきなんだ
    • 大事な時間
    • 行ってらっしゃい
    • 青空よ 寂しくないか? - AKB48+SKE48+NMB48+HKT48名義
  • 次の足跡」に収録
    • After rain

その他の参加楽曲

  • Sugar Rush
    映画『シュガー・ラッシュ』のサウンドトラックに収録。

出演番組

Wikipediaを参照。

脚注

注釈

  1. ^ 東日本大震災の影響で延期された。

出典

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  3. ^ AKB48・板野友美 卒業発表「インタビュー中に卒業への想いが強くなった」 - OKmusic 2013年2月2日
  4. ^ 河西智美も登場!AKB48板野友美、卒業公演で誓いの一歩 - 音楽ナタリー 2013年8月28日
  5. ^ 板野友美 卒業公演 (2013/08/27、チームK) - AKB48@メモリスト 2013年8月30日
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  10. ^ 元AKB48・板野友美の実妹、成美がCMデビュー - ORICON STYLE 2015年3月27日
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  12. ^ 本人ツイート
  13. ^ a b c d 第2回 選抜総選挙 アピールコメントより。
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  15. ^ a b c d e f g h 『ともとものヤギさん、おいで~♪』
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  88. ^ いつも応援してくれるファンの皆さまへ大切なお知らせがあります - 板野友美オフィシャルサイト(News) 2021年1月5日
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  91. ^ 板野友美が第1子女児出産でメロメロ「いとしさがとまりません」 - 日刊スポーツ 2021年10月10日
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外部リンク