「AKB48のオーディション」の版間の差分
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<!--//-秋元「オーディションに受かるポイントを紹介しよう。『タレントっぽく見えないこと』これに尽きる。僕たち審査員はスターの原石を探しているのだ。ヘアメークやファッションや言動が、すでにタレントっぽい子には興味を持たない。多少、寝ぐせがついていたり、あか抜けない洋服を着ていたり、言葉が訛っていたりする子を磨いたら、どれだけ輝くだろうというその可能性を見るのである。つまり親が『うちの子どもがスターになるわけがない』と思っているくらいの方が、“まさか”ということが起きるのだ」(日刊ゲンダイ 2009/04/03)より--> | <!--//-秋元「オーディションに受かるポイントを紹介しよう。『タレントっぽく見えないこと』これに尽きる。僕たち審査員はスターの原石を探しているのだ。ヘアメークやファッションや言動が、すでにタレントっぽい子には興味を持たない。多少、寝ぐせがついていたり、あか抜けない洋服を着ていたり、言葉が訛っていたりする子を磨いたら、どれだけ輝くだろうというその可能性を見るのである。つまり親が『うちの子どもがスターになるわけがない』と思っているくらいの方が、“まさか”ということが起きるのだ」(日刊ゲンダイ 2009/04/03)より--> | ||
<!--//-最終オーディションでは面接のほか、ダンス、歌唱力の審査が行われるが、「技術を求めて行う審査ではありません。自分自身のやる気をアピールしていただく場ですので、ご安心下さい」(担当者)--> | <!--//-最終オーディションでは面接のほか、ダンス、歌唱力の審査が行われるが、「技術を求めて行う審査ではありません。自分自身のやる気をアピールしていただく場ですので、ご安心下さい」(担当者)--> |
2014年7月7日 (月) 22:44時点における版
この項目では、AKB48のメンバーを選出するオーディションについて記述する。
1期生
- オーディション
- 第一次審査(書類選考):応募総数7,924名
- 第二次審査(面接):合格者45名
- 最終審査(歌唱力・ダンス審査)2005年10月30日:合格者24名
- 合格者
- 2005年12月8日デビュー
- 20名。板野友美、宇佐美友紀、浦野一美(SDN48へ移籍)、大江朝美、大島麻衣、折井あゆみ、川崎希、小嶋陽菜、駒谷仁美(卒業後、SDN48へ加入)、佐藤由加理(SDN48へ移籍)、高橋みなみ、戸島花(卒業後、SDN48へ加入)、中西里菜、成田梨紗、平嶋夏海、星野みちる、前田敦子、増山加弥乃、峯岸みなみ、渡辺志穂
- 主な不合格者
- 概説
- 選抜回数はダントツの1位。総選挙では全員が当選し、5人がトップ10入り。投票総数も桁違いという、圧倒的人気を誇るAKB48オープニングのメンバー。デビュー時は平均年齢16.4歳で、最年少(当時)は増山の11歳と若いメンバーが多かった。しかしAKB48もデビューから6年目に入り、現在の最年少は18歳(当時)。主要メンバーも2011年には揃って20歳を迎える。今や国民的アイドルとも呼ばれるAKB48だが、当時のAKBは人気も知名度もなく、彼女たちもAKBになりたくて入ったのではなく、「歌手」や「女優」などのそれぞれの夢を持って芸能界へと足を踏み入れた子ばかり。[1]現在は「正規メンバー」とも呼ばれるが、当時はあくまで「レッスン生」扱い。[2]AKBから卒業し、一人でデビューしてこそ一人前というシステムだった。しかし現在残る1期生と言うのは、選抜回数を見れば分かる通り、AKBの“中核”を担っているメンバー。であるが故に、なかなかそれぞれの目指す道へと進めないのも事実。秋元康は高橋みなみがキャプテン、前田敦子がエースというのがAKB48の図式と明言しており、「卒業はさせない」とまで言われていた[要出典]。2人の代わりを務められる者が現われなければ、それぞれの夢に向かって進む事は出来ない。また後輩の中に、いつまで経ってもこの初期のメンバーを超える逸材が現れないのも、AKB48というグループにとっては深刻な問題とされている。
- 現実的に、前田、板野、1.5期生として加入した篠田といった選抜常連のメンバーも含めて相次いで卒業し、2014年6月現在で残る現役メンバーは小嶋、高橋、峯岸の3人のみとなった。
2期生
- オーディション
- 第一次審査(書類選考):応募総数11,892名、合格者131名
- 第二次審査(テレビ電話面接)2006年2月19日:合格者54名
- 最終審査(面接・ダンス・歌唱審査)2006年2月26日:合格者19名
- 合格者
- 2006年4月1日デビュー
- 17名。秋元才加、今井優、上村彩子、梅田彩佳、大島優子、大堀恵(SDN48へ移籍)、奥真奈美、小野恵令奈、河西智美、小林香菜、佐藤夏希、高田彩奈、野呂佳代(SDN48へ移籍)、早野薫、増田有華、松原夏海、宮澤佐江(SNH48へ移籍)
- 主な不合格者
- 概説
- チームKとしてデビューした2期生。実は正規メンバー数は全期の中で一番多く、人気のあるメンバーも揃っている。選抜回数、投票総数も1期生に迫るものがあるが、なんと言っても第2回総選挙で大島優子が、「絶対的エース」と呼ばれた前田敦子に競り勝った事が話題になった。
- 卒業による世代交代の流れもあり、2014年6月現在で残る現役メンバーは、小林のみ(梅田はNMB48へ移籍、宮澤はSNH48へ移籍かつSKE48兼任)となっている。
3期生
- オーディション
- 第一次審査(書類選考):応募総数12,828名、合格者134名[3]
- 第二次審査(テレビ電話面接)2006年11月23日:合格者72名
- 最終審査(面接・ダンス・歌唱審査)2006年12月3日:合格者20名[4]
- 合格者
- 2007年4月8日にデビュー
- 13名。井上奈瑠、多田愛佳(HKT48へ移籍)、柏木由紀、片山陽加、菊地彩香(解雇後、7期生として復帰)、早乙女美樹、田名部生来、仲川遥香(JKT48へ移籍)、仲谷明香、野口玲菜、松岡由紀、米沢瑠美、渡辺麻友
- 主な不合格者
- 概説
- チームBの中核となった3期生。総選挙での結果は悪くないものの、選抜回数は意外に少ない。しかも渡辺麻友と柏木由紀のほぼ2人で、回数を稼いでいる。エース格と言われていた菊地がルール違反で解雇されてしまったのも影響しており、現在はツートップ状態となっている。中期まではアンダーガールズ入りするメンバーも多く底力はあったが、しかし後輩が加入するにつれ、その重要性はグループ内で低下。ドラマ『マジすか学園2』では、完全に後輩に居場所を奪われたというネタキャラになるほど。その後、渡辺は第6回総選挙で1位を獲得した。
- こちらも卒業による世代交代が続いており、2014年6月現在で残る現役メンバーは、柏木、片山、田名部、渡辺の4名(菊地は7期扱い、多田はHKT48、仲川はJKT48へ移籍)となっている。
4期生
- オーディション
- 第一次審(書類審査):合格者約300名
- 第二次審査(面接)2007年5月20日
- 最終審査(ダンス・歌唱審査)2007年5月27日:合格者18名[5]
- 合格者
- 飯沼友里奈、瓜屋茜、大家志津香、金子智美、倉持明日香、小塚里菜、佐伯美香、佐藤亜美菜、鈴木菜絵、出口陽(卒業後、SKE48へ加入)、中田ちさと、中西優香(SKE48へ移籍)、成瀬理沙、藤江れいな、藤本紗羅(卒業後、9期生として復帰)、村中聡美(卒業後、8期生として復帰)、渡辺茉莉絵、吉岡沙葵
- 主な不合格者
- 概説
- 4期生からオーディション合格後すぐにAKBメンバーになる訳ではなく、研究生を経て正規メンバーに昇格していくようになる。メンバーの中で、研究生から正規メンバーへ昇格したのは、佐伯が一番最初(2008年2月3日、AKB48としても初の研究生からの昇格)で、倉持、成瀬、藤江、佐藤亜美菜、中田、大家の順に昇格を果たしている。特に大家は2010年のいわゆる「組閣祭り」により昇格になるまで、約3年2か月と最長の研究生在籍期間となった。
- 選抜回数は、5人合わせてもわずか17回(2013年10月現在)で、しかもそのうち5回(佐藤亜美菜の3回と倉持の2回)は総選挙での選抜入り。また、大家(2回)、中田(1回)はすべてじゃんけん選抜のみでシングル選抜入りを果たしている。シングル選抜に関しては運営からあまり優遇されてはいないが、倉持や大家、藤江はメディア露出は多く、活躍している。
- 2014年6月現在、現役メンバーは大家、倉持、中田の3名(藤江はNMB48へ移籍、佐藤は握手会以外、公演など主要な活動は終了している)。
5期生
- オーディション
- 合格者
- 主な不合格者
- 概説
- 選抜回数と得票数は4期生に比べ格段に多く、3期生に迫る勢い。その為この5期生が‘次世代エース’を担う世代とも呼ばれた。なお、小原は当時、劇場カフェスタッフとして働いていた。
- 2007年に研究生として加入し、当時はひまわり組公演が行われていたが、レッスンに参加していたのは、宮崎、近野、小原の3人だけだった。劇場デビューが最も早かったのも近野と小原。また近野は研究生時代に所属事務所が決まり移籍もしている。メンバーの中で、研究生から正規メンバーへ昇格したのは、2008年に入り宮崎が最速で、北原、指原、仁藤、小原、中塚、近野と続き、2010年のいわゆる「組閣祭り」による昇格で石田、内田が最後に昇格を果たした。
- 夏のコンサート「AKB48夏祭り」にて『ガラスの I LOVE YOU』を担当したのも北原、宮崎、指原、仁藤。これは歴代最強の『ガラス~』と呼ばれ、4人のファン人気があがる。続いて4人でラジオパーソナティのレギュラーが決定。推され路線が確定する。さらにここから、北原、宮崎、指原がシングル曲の選抜メンバー入り。しかし、この年に行われた総選挙では、指原のみ結果を残せず。以後の選抜からも外されるなど、エリートコースから脱落した。
- 2010年、2度目の総選挙では北原、宮崎ともに順位を落とし、期待されている“世代交代”は為し得なかった。だが、ここで5期生内にも大きな変化が起きる。4月に指原がブログを開始してブレイク。というのは表向きの話。もちろんそれも嘘ではないのだが、これにはもっと深い理由がある。ブログを開始したというのは、所属事務所に所属したということ。実はこの1ヶ月前に、指原と北原は太田プロダクションに移籍している。太田プロは、過去に総選挙で1位を獲得している前田敦子、大島優子のAKB48の元・二大エースを擁する芸能事務所。現在、もっとも“勝ち組”といわれている事務所[要出典]で、ここに移籍できれば相当有利に働く。指原は番組に引っ張りだことなり、バラエティ要員として不動の地位を確立した。また北原も単独番組レギュラーやドラマ出演など、AKB48本業以外のタレント活動も充実。
- 2011年現在も、指原がHKT48へ移籍したが、5期生ではこの太田プロ2名が最も活躍している。
- 2014年6月現在、現役メンバーは石田、内田、北原、宮崎の5名(指原はHKT48、近野はJKT48へ移籍)となっている。
6期生
- オーディション
- 合格者
- 主な不合格者(候補生合格者含む)
- 概説
- オーディション合格は4人。その中でも正規メンバーに昇格出来たのは高城と野中の2人と少なく、不作とも呼ばれてしまった6期生。野中が昇格したのはいわゆる「組閣」に伴う昇格で、2010年3月と遅く、6期生の選抜回数と投票総数は全て高城の記録。ちなみに高城は、公演デビューから昇格までの最速記録も持っている。現時点では、実質的に活躍しているのは高城1人とも言える。しかしその高城も、初めて選抜入りしたのは16thシングルの『ポニーテールとシュシュ』で、2010年5月。2008年12月の昇格からは、かなり時間がかかっている。5期生は昇格から2ヶ月ほどで初選抜されているので、6期生が運営に優遇されているとは言い難い。しかし、総選挙での第13位(2011年)は、1~3期のAKB初期メンバーを除くと最高位でもあり、ファンの人気は高いと言える。しかし、高城も2012年のいわゆる「第2次組閣」でJKT48へ移籍。翌2013年4月からはAKB・チームBも兼任する(大組閣体制以降はAKB48専任に戻る)形となったが、第5回総選挙で20位と順位を落とし、選抜から陥落した。
- 2014年6月現在、現役メンバーは高城のみ(9月卒業予定の野中は握手会以外、公演など主要な活動は終了している)。
7期生
- オーディション
- 第一次審査(書類選考)2008年11月
- 第二次審査(面接)
- 最終審査(ダンス・歌唱審査)2008年12月:合格者20名
- 合格者
- 主な不合格者(候補生合格者含む)
- 概説
- 研究生の時に選抜メンバーに選ばれた小森や、海外公演やメディア露出にも頻繁に呼ばれる前田亜美や佐藤すみれ。元3期生で旧チームBのエース格として活動していた菊地。篠田に次いで、サムデイへAKB48メンバーとしての事務所移籍を果たし、コンサートではソロピアノ演奏を任された松井咲子など、今後のAKBを担っていくであろう素材が揃っていると言われている。岩佐の言葉を借りるなら、「非常にラッキーだった」世代。『組閣祭り』が行われ、8期を除く4~7期研究生は正規チームに昇格。7期生は短期間で当時いた全員の昇格が決まるなど、まさにラッキー世代。
- ところが2012年1月、雑誌で7期生全員が集まり、「緊急サミット」を開催。本人たちによると、7期生にスポットライトが当たることは少なく、すでに崖っぷちだという。言い分は、4~6期研究生みたいに苦労をしていないと思われていること、『組閣祭り』というイベントで早い時期にラッキー昇格したと思われていること、後輩の9期生はデビュー後すぐにテレビ番組のレギュラーを持ち、あっさり自分たちを追い抜いて行ったことなど。松井「私たちの一般的な印象は、ゆとりで、後輩に先に行かれた…。まぁパッとしない存在というか…」。ちなみに9期には、佐藤「待遇良すぎ」。岩佐「『有吉』が始まったとき、観てられなかった…」とか。しかし、松井「誤解して欲しくないのは、9期の子はみんな良い子たちなんですよ。ただ…私達がちょうど谷間だったっていうか、パッとしない存在だったというか…」[9]そのような状況の中で、鈴木まりやが、2012年のいわゆる「第2次組閣」でSNH48へ移籍を発表、翌2013年4月にはAKB・チームA兼任となるものの海外へ新天地を求める動きもあった。
- 2014年6月現在、現役メンバーは岩佐、鈴木まりや、前田、松井の4名(鈴木紫帆里は11期扱い、佐藤はSKE48へ移籍、9月卒業予定の菊地は握手会以外、公演など主要な活動は終了している)。
8期生
- オーディション
- 第一次審査(書類選考)2009年4月12日
- 第二次審査(面接)2009年4月19日
- 最終審査(ダンス・歌唱力審査)
- 合格者
- 2009年5月発表。
- 15名。浅居円、石井彩夏、石部郁、今井悠理枝、植木あさ香、郭グレース、小水七海、小松瑞希、坂本莉央、佐野友里子、杉山未来、冨手麻妙、西川七海(解雇後、乃木坂46へ加入)、三木にこる、村中聡美(元・4期)
- 主な不合格者
- 概説
- 『組閣祭り』で10人以上一気に大量昇格したしわ寄せを、モロに受けてしまった不遇の世代。AKBは結成当初から定員48名というのは決まっていたが、多かったり少なかったりして最初はかなり緩かった。しかしじょじょに正規メンバーは全48名、各チーム16名というのが徹底され始め、なかなか昇格者が出なくなる。正規メンバーの卒業は、『組閣祭り』以後は出ていなかった。つまり、8期生は昇格する事も出来ず、研究生としてセレクション審査を受け続ける事になる。そして2009年12月の審査でいきなり10人が不合格となり、強制卒業。AKB48からこれほど大量に卒業生がでたのは初。その前に、8期生1人が「恋愛禁止」ルール違反で解雇されていた為、問題児が多かったのではという噂もあったが、運営に都合良く使われ、『AKB歌劇団』も終了して用が済んだため、使い捨てられたという意見もある。ファンの間では、どちらなのかと色々と話題にもなった。そのうちに、さらに2名が昇格を諦め、研究生を辞退してAKBから脱退。最後に佐野1人だけ残っていたが、次のセレクション審査には合格する事が出来ずに卒業。これで全滅し、8期生は一人も正規メンバーに昇格する事なく、全員AKB48から姿を消してしまった。
- このAKBの問題の8期生に関し、のちに戸賀崎が語っている。「僕の中では、研究生って頑張る事が前提なんです。ところが8期は違った。ファッションでやっているというか。『私、AKB48の研究生なんだよね』みたいな。夢に向かって真っ直ぐな気持ちが無かった。忙しいて言ってレッスンに来なかったり…もうめちゃくちゃでしたよ。もちろん、なかには頑張ってる子もいたんですけど、なかなか芽が出なかった。変な影響が9期以降に及んでしまうと感じたので、延焼する前に鎮火させたんです。AKBイズムを継承しないといけませんから。いくら人気が出ようが、そういう子は必要ないですね」。[10]結局、使い捨て説や、何も考えずに研究生を大量に昇格させてしまったという運営側の問題などではなく、あくまで8期生側の態度に問題があったと強調した。全員、悪かったとは言っていないが、やはり同じ8期生をAKBには一人たりとも残しておく事は出来ず、全員クビにしたのだという。
- それに対し石井は、2012年1月28日に「みなさんの誤解をとく!!!!」というブログを投稿。「わたしがAKBだったころ、まじで男の子と連絡とか遊びとか一切してなかった」。また、「8期生は態度が悪かった」と説明するAKBサイドやメディアに対し「あたし一切そんなことしてなかった」と反論。遅刻もほとんどせず、学校生活よりもAKBの活動を重視するほど頑張っていたが、上手くいかなかったという。AKBを辞めさせられた当時は、「AKBから離れて痩せたわけよ、ショックなあまり 学校も行けなくなった。逆にね 私の生きがいは、AKBの頑張りの一つしかなかったわけよ、なのにこの仕打ち 恐ろしいものですわ…」と振り返った。さらに、「てかさ… あたし完璧に秋元さんに嫌われてるのかな?AKB去った後もさ…何回かお会いしたんだが…あんまりイマイチだったわけよ…」と、秋元がメンバーに対して好き嫌いを露わにしていたしていたことも暴露した。[11][12]
- 前述の通り、全員がAKB48を離脱したが、佐野は「愛乙女★DOLL」の一員として、また、浅居、坂本、冨手などの様にソロで芸能活動を続けている者もいる。
9期生
- オーディション
- 応募期間:2009年9月7日
- 第一次審査(書類選考)
- 第二次審査(面接)
- 最終審査(面接・歌唱審査(ダンス審査はなし))2009年9月20日
- 合格者
- 主な不合格者
- 概説
- 9期生は2010年3月に始まった『有吉AKB共和国』というTV番組でいきなり地上派にレギュラー出演。人気と知名度はを上げ、研究生でありながら第2回総選挙では3人がトップ40入りを果たした。これは7期生の2人を超え、得票数もほぼ同数を集めている。9期が入った時期が、丁度AKB48の人気に火が付きだした頃。オリコン1位を取るようになり、TVのレギュラーや、企業とのコラボレーションも増えだした頃。9期生は研究生でありながら、雑誌表紙、CM出演、テレビやラジオのレギュラーなどで大抜擢され、総選挙では、デビューして1年も経っていないにも関わらず、いきなり3人もランクインした。これまでのどの先輩たちと比べても、破格ともいえる恵まれた環境でスタートした。島田晴香「恵まれてますよね。『有吉AKB共和国』にレギュラー出演してイジって頂いたり、ユニットで活動させて頂けたりもして」。[13]番組では「ゴールデンエイジ」(昔、91年生まれの世代をこう呼んだ)の再来として持ち上げ、AKBの将来を担う新世代になると思われていた。
- 2010年9月、チームKの小野恵令奈が卒業し、翌10月に横山由依の昇格が発表。研究生の昇格発表は『組閣祭り』以来、1年2ヶ月ぶりだった。そして12月8日、AKB48の5周年記念公演にて、残っていた8名全員の昇格が発表された。これほど一斉に昇格したのも、『組閣祭り』以来となる。しかし通常、“昇格”とは、A・K・Bのいずれかのチームに所属するということで、同時に配属されるチームも発表される。しかしこの時の昇格発表は、単に「昇格」とだけ発表されただけで、昇格する「チーム」の発表はされなかった。翌1月には、公式ブログで、9期生は「まだ研究生」と発表。昇格は内定しているが、立場は研究生という中途半端なポジションに置かれる。8期生以来、正規チームに空き枠は無く、研究生は昇格できないという問題は、実はまったく解決していなかった。9期生はこの状態を、半年以上も続けることになる。そして2011年6月、運営側が出した苦肉の策は、新チームの創設。9期生と10期生の昇格内定2名を合わせた計10名で、(旧)「チーム4」を結成すると発表。これには、(最初は)メンバーやファンをおおい失望させた。しかしすぐにメンバーは気持ちを切り替え、新たな目標へと進み出した。
- 当初は、非常に恵まれていたと言われた9期であるが、実は明暗はくっきりと分かれた。最初は全然出番の無かった横山は、既存チームに昇格したあとは、選抜入りやユニットデビュー、総選挙での躍進など華々しい道を登り続け、独り勝ちとなった。残された9期生のうち、総選挙でランクインしたのは大場の1名のみ。去年3名がランクインしていた事を考えると、厳しい結果となった。そして9期生には、さらに波乱の展開が待っていた。それが男性スキャンダル。キャプテンに就任したばかりの大場は、活動の謹慎とキャプテン辞任へ。森杏奈は、卒業へと追い込まれた(表向きは怪我が理由)。運営側は、研究生を引き締めるためにやったという、8期生の“粛清”。それを目前で見ていたはずの9期生であったが、残念ながらその効果はまったく無かった。
- 2011年10月、9期が中心となったチーム4が劇場公演を開始。センターは島崎が担当。またドラマ・CM・バラエティ番組なども選抜メンバーを一緒にこなすなど、一時期干されていた島崎が再び推されポジションへ。その後、2012年のいわゆる「第2次組閣」でチーム4が解体され、それぞれA・K・Bの3チームへ再編されている。島崎はその後第3回じゃんけん大会で優勝し、センターポジションを獲得している。
- 2012年6月、第4回総選挙では、昨年35位だった大場が57位と大幅ダウン。替わりに圏外だった島崎が23位と再アップ。しかし、A・K・Bの正規チームに比べると、ランクイン数、獲得票数ともに大きく引き離されている。しかし関係者は「今回で足がかりはつくった。次の選挙が勝負」とコメント。[14]また戸賀崎は「私の個人的な考えでは、次期エース候補は9期生以降のメンバーの中にいる。8期生までがAKBのファーストシーズンで、9期生からセカンドシーズンが始まる」。[14]
- 組閣を経て、島崎が『第3回じゃんけん大会』で優勝しセンターを獲得、横山由依が篠田卒業後のチームA(大組閣体制後はチームK)キャプテンに就任、大場もSKE48・チームKIIと兼任(大組閣体制後は完全移籍、チームKII副キャプテン)になるなど多方面で露出が増え、AKB48の中でも中軸を担いつつある世代となっている。
- 2014年6月現在、現役メンバーは島崎、島田、竹内、永尾、中村、横山の6名(大場、山内はSKE48へ移籍)。
10期生
- オーディション
- 応募期間:~2010年3月1日
- 第一次審査(書類選考)
- 第二次審査(面接)2010年3月7日
- 最終審査(ダンス・歌唱審査)2010年3月21日[15]
- 合格者
- 主な不合格者
- 概説
- 2010年6月のセレクション審査に通過しAKB48の研究生となった世代。最速の昇格となったのが仲俣、続いて市川、入山、阿部、加藤の順に昇格し(旧)チーム4の一員になった。その後、伊豆田、小林茉里奈、藤田が最後に昇格を果たすが、正式にチームに配属されたのは2012年のいわゆる「第2次組閣」時で、それまでは「チーム未定」とされた。
- この中では、入山、加藤がユニット「アンリレ」の一員に抜擢され、また、市川は「めちゃ×2イケてるッ!」の出演やNMB48・チームNと兼任(大組閣体制後はチームBIIへ完全移籍)などで知名度を挙げている。
- 2014年6月現在、現役メンバーは阿部、藤田、入山、伊豆田、加藤、小林の6名(市川はNMB48へ移籍)。
11期生
- オーディション
- 応募期間:2010年7月1~10日
- 第一次審査(書類)2010年7月13日
- 第二次審査(面接)2010年7月18日
- 最終審査(面接・ダンス・歌唱審査)2010年7月24日
- 合格者
- 主な不合格者
- 概説
- 2010年9月29・30日のセレクション審査に合格した10名が、10月10日の野外ライブ「東京秋祭り」にてお披露目された。その内の一人は元7期生の鈴木紫帆里で、約1年ぶりに研究生へと復帰した。2011年6月の時点ではデビューから数ヶ月しか経っていないが、既に5人が辞退を発表し、11期生の半分がAKB48を去っているなど、これまた波乱の世代となっている。
- 鈴木が早々に昇格しチームBへ加入。次いで、川栄が(旧)チーム4へ加わり、小嶋菜月、名取、森川が最後に昇格。
- この中では、川栄が「めちゃ×2イケてるッ!」での学力テストで「センターバカ」となったことを契機に、「バイキング」などの出演で知名度を挙げている。
- 2014年6月現在、現役メンバーは川栄、小嶋、鈴木、名取、森川の5名。
12期生
- オーディション
- 応募期間:~2011年2月3日
- 第一次審査(書類審査):応募者約10,000名、合格者約200名[16]
- 第二次審査(面接)201年2月13日:合格者39名[10]
最終第三次審査(面接・ダンス・歌唱力審査)2011年2月20日:21名が仮合格として最終選考までのレッスンを受ける。[10]- 最終審査:3月5・6・13日に19名が最終審査に臨み、13日に合格者が決まる予定だったが、3月11日に起きた東日本大震災の影響で延期。[10]
- 合格者
- 主な不合格者
- 概説
- 東日本大震災の影響もあり合格発表が延期されたが、合格者の中に被災地である宮城県仙台市出身の岩田が含まれており、注目を集める。最速の昇格は岩田、高橋朱里、田野の3人で同時にチーム4へ昇格。続いて、武藤が2012年のいわゆる「第2次組閣」で昇格。大森、佐々木、平田が最後の昇格となった。
- 2014年6月現在、現役メンバーは岩田、大森、佐々木、高橋、田野、平田、武藤の7名。
13期生
- オーディション
- 応募期間:~2011年7月15日
- 第一次審査(書類審査):約600名が合格。[18]
- 第二次審査(面接):初めて全国9ヶ所で行われた。
- ①7月30日<東京>②7月31日<福岡>③8月 3日<高知>④8月11日<宮城>⑤8月16日<広島>⑥8月18日<新潟>⑦8月20日<北海道>⑧8月26日<愛知>⑨9月 1日<兵庫>
- 通過者:61名→57名が最終審査へ。[19]
- 最終審査(ダンス・歌唱力審査)2011年9月24日:33人が仮合格。[19]
- 合格者
- 最終セレクションに合格し、研究生となった者16名。
- 相笠萌、雨宮舞夏、岩立沙穂、梅田綾乃、大島涼花、岡田彩花、北汐莉、北澤早紀、篠崎彩奈、髙島祐利奈、長谷川晴奈、光宗薫、村山彩希、茂木忍、森山さくら、渡邊寧々
- 初お披露目:2011年12月8日 AKB48 6周年記念公演
- 主な不合格者(候補生合格者含む)
- 概説
- 13期の中で異色の存在となったのが、神戸コレクションのグランプリ受賞者でもある光宗で、ドラマ出演など研究生として異例の抜擢を受けた。最速の昇格は2012年のいわゆる「第2次組閣」での光宗(チームK)と大島(チームA)であったが、光宗は新体制稼働前に体調不良により活動を辞退した。
- 2013年、新生「チーム4」が結成され、最後まで残っていた13期全員が昇格を果たした。
- 2014年6月現在、現役メンバーは相笠、岩立、梅田、大島、岡田、北澤、篠崎、髙島、村山、茂木の10名。
14期生
- オーディション
- 応募期間:2012年4月18日~2012年4月30日[20]
- 第一次審査(書類審査):
- 第二次審査(面接):5月4日
- 最終審査(歌唱力・ダンス審査):5月13日[21]
- 最終セレクション:6月15~17日頃[22]
- 合格者
- 主な不合格者
- 概説
- この中では岡田、小嶋、西野の3名が「三銃士」と呼ばれ、研究生ユニット「てんとうむChu!」のメンバーに抜擢される。
- 2013年、新生「チーム4」が結成され、全員が昇格を果たす。
- 2014年6月現在、全員が現役メンバー。
15期生
- オーディション
- 一次審査:2012年12月20日-2013年1月6日
- 二次審査:2013年1月12日
- 最終審査:2013年1月19日
- 最終セレクション
- 合格者(8名)
- 概説
- 上記の合格者のほか「15期オーディション時に、研究生としては合格出来ないけれども、レッスンをすれば、将来活躍できるかもしれないメンバーを(湯浅 Google+より)」仮研究生という形で採用しており、レッスンを積んだ大川莉央、達家真姫宝の2名が2013年10月28日に、飯野雅、谷口めぐの2名が2014年4月14日に、それぞれ研究生へ昇格を果たしている。
- 大組閣で10名全員の昇格が発表され、これにより新体制後AKB48に所属する研究生は、大組閣後に研究生に昇格した飯野と谷口の2名のみとなった。
- 2014年6月現在、全員が現役メンバー。
ドラフト生
- 詳細はドラフト会議を参照。
- 契約:6名
チーム8
- 詳細はAKB48 Team8 全国一斉オーディションを参照。
- メンバーはチーム8を参照。
大人AKB48
- 詳細は大人AKB48 オーディションを参照。
- 塚本まり子(2014年8月31日までの期間限定活動予定)
脚注・出典
- ^ http://npn.co.jp/article/detail/03847129/
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10011565302.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10020523930.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10021141148.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10036877782.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10048028666.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10049911065.html
- ^ a b c http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10085258890.html
- ^ 『プレイボーイ』 2012年1月23日号
- ^ a b c d FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』
- ^ http://news.livedoor.com/article/detail/6368474/
- ^ http://www.j-cast.com/2012/03/15125589.html?p=all
- ^ 『UP to boy』 Vol.205
- ^ a b http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120607-00000072-spnannex-ent
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10475234080.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10804222503.html
- ^ http://twitter.com/tgsk48/status/54198768387620864
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11004821655.html
- ^ a b http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/09/25/0004497884.shtml
- ^ 戸賀崎智信 投稿 - Google+ 2012年4月18日 ArKaiBu Gugutas
- ^ 戸賀崎智信 投稿 - Google+ 2012年5月13日 ArKaiBu Gugutas
- ^ 戸賀崎智信 投稿 - Google+ 2012年6月13日 ArKaiBu Gugutas
- ^ Kyoko Nishiyama 投稿 - Google+ 2012年7月10日 ArKaiBu Gugutas