「神7」の版間の差分

提供:エケペディア
ナビゲーションに移動 検索に移動
(「古いメンバー」→「活動の長いメンバー」など微修正)
14行目: 14行目:
* [[小嶋陽菜]](2009年:6位、2010年:7位)
* [[小嶋陽菜]](2009年:6位、2010年:7位)


この7人は、当時圧倒的なファン人気があり、全員ほとんど選抜落ちした事がないという、AKBの中心メンバーだった。しかし、1期生5人、2期生1人、3期生1人と、古いメンバーのみであり、新しい世代から人気メンバーが現れていないというデータの裏付けにもなってしまっていた。
この7人は当時圧倒的なファン人気があり、全員ほとんど選抜落ちした事がないというAKB48の中心メンバーだった。しかし、1期生5人、2期生1人、3期生1人と、活動の長いメンバーのみであり、新しい世代から人気メンバーが現れていないというデータの裏付けにもなってしまっていた。


元々は「'''黄金の7人'''」と呼ばれていたが、初回公演の観客を指す「'''神の7人'''」やインディーズ2nd「[[スカート、ひらり]]」の選抜メンバーに選ばれた[[板野友美]]・[[大島麻衣]]・[[小嶋陽菜]]・[[高橋みなみ]]・[[中西里菜]]・[[成田梨紗]]・[[前田敦子]]の7人を指す「'''スカひら7'''」との混同が起こり、マスコミに「'''神7'''」と略されたことで広まった。
元々は「'''黄金の7人'''」と呼ばれていたが、初回公演の観客を指す「'''神の7人'''」やインディーズ2nd「[[スカート、ひらり]]」の選抜メンバー([[板野友美]]・[[大島麻衣]]・[[小嶋陽菜]]・[[高橋みなみ]]・[[中西里菜]]・[[成田梨紗]]・[[前田敦子]])を指す「'''スカひら7'''」との混同が起こり、さらにマスコミを中心に「'''神7'''」と略されたことで広まった。


===「神8」===
===「神8」===
2011年の[[第3回総選挙]]ではこのメンバーが崩れた。板野友美が8位に落ちてしまい、代わりに[[柏木由紀]]が3位に躍進した。ちなみに「新勢力の台頭」という見出しで、まるで柏木を“ぽっと出”の様に扱っているメディアもあったが、3期生としてすでに中心メンバーとして十分活動してきたメンバーであり、前年の選挙でも8位とこの7人に次ぐ順位につけていた。
2011年の[[第3回総選挙]]ではこのメンバーが崩れた。板野友美が8位に落ちてしまい、代わりに[[柏木由紀]]が3位に躍進した。ちなみに「新勢力の台頭」という見出しで、まるで柏木を“ぽっと出”の様に扱っているメディアもあったが、3期生としてすでに中心メンバーとして十分活動してきたメンバーであり、前年の選挙でも8位とこの7人に次ぐ順位につけていた。


この第3回総選挙以降、板野と柏木を含む語として主にマスコミが「'''神8'''」という語を使用するようになった。<ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0038202</ref><ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000040-sanspo-ent</ref>
この第3回総選挙以降、板野と柏木を含む語として主にマスコミが「'''神8'''」という語を使用するようになった。<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0038202 AKB48篠田麻里子、トップアイドルになって「忘れていたこと」とは?センターを務めたときの本音を吐露] - シネマトゥデイ 2012年1月2日</ref>


== 総選挙の上位7人を指す用法 ==
== 総選挙の上位7人を指す用法 ==
[[第4回総選挙]]以降、総選挙の上位7人は固定されなくなり、「神7」という語は'''総選挙の上位7人'''を指す用語としても使用されるようになった。説明の都合上、この節では「神7」という語をこの用法ではなく、[[大島優子]]・[[前田敦子]]・[[篠田麻里子]]・[[板野友美]]・[[渡辺麻友]]・[[高橋みなみ]]・[[小嶋陽菜]]の7人を指すものとし、この用法での「神7」を「7位以上」と表記する。
[[第4回総選挙]]以降、総選挙の上位7人は固定されなくなり、「神7」という語は'''総選挙の上位7人'''を指す用語としても使用されるようになった。説明の都合上、この節では「神7」という語を上述の「黄金の7人」を指すものとし、この用法での「神7」を「7位以上」と表記する。


* 2012年の[[第4回総選挙]]では、「神7」の一角であった前田敦子が卒業のためエントリーせず。その代わりに前年まで7位未満であった[[指原莉乃]]が第4位に食い込んだ。
* 2012年の[[第4回総選挙]]では、「神7」の一角であった前田敦子が卒業のためエントリーせず。その代わりに前年まで7位未満であった[[指原莉乃]]が第4位に食い込んだ。
30行目: 30行目:
* さらに、2014年の[[第6回総選挙]]では、卒業を表明していた大島優子が立候補せず、48グループに在籍していたOGにも被選挙権が与えられなかった。渡辺麻友が初の第1位となり、新たに[[山本彩]](第6位)、[[島崎遥香]](第7位)が7位以上に進出。2人とも第1回総選挙に参加しておらず、また、島崎は第3回総選挙では圏外となっており、初の圏外経験者の7位以上進出となった。
* さらに、2014年の[[第6回総選挙]]では、卒業を表明していた大島優子が立候補せず、48グループに在籍していたOGにも被選挙権が与えられなかった。渡辺麻友が初の第1位となり、新たに[[山本彩]](第6位)、[[島崎遥香]](第7位)が7位以上に進出。2人とも第1回総選挙に参加しておらず、また、島崎は第3回総選挙では圏外となっており、初の圏外経験者の7位以上進出となった。
*2014年6月現在、「神7」のうち、4人が48グループを離れた(前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美)。
*2014年6月現在、「神7」のうち、4人が48グループを離れた(前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美)。
初めて7位以上に入った松井珠理奈・松井玲奈や山本彩などのことを「'''神7入り'''」<ref>http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/p-et-tp0-20130609-1140004.html</ref><ref>http://mdpr.jp/news/detail/1372835</ref>と表現したり、板野友美などが上位7人から脱落したことを、固定メンバーが崩れたという意味で「'''神7崩壊'''」<ref>http://www.excite.co.jp/News/product/20110612/Directvanqex_field_news_3zxEG6hb8.html</ref>と表現するなど、複数の用法があることによる混乱もある。
初めて7位以上に入ったメンバーを指す「'''神7入り'''」<ref name=w-matsui>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/p-et-tp0-20130609-1140004.html W松井が'''神7崩した'''/AKB総選挙] - 日刊スポーツ 2013年6月9日</ref><ref>[http://mdpr.jp/news/detail/1372835 NMB48山本彩、初の'''“神7”入り'''果たすも「すごく悔しい」] - モデルプレス 2014年6月7日</ref>、固定メンバーが崩れたことを指す「'''神7崩壊'''」<ref name=w-matsui /><ref>[http://www.excite.co.jp/News/product/20110612/Directvanqex_field_news_3zxEG6hb8.html AKB'''「神7」崩壊'''!ニューヒロイン柏木由紀誕生!!] - フィールドプロモーションニュース 2011年6月12日</ref>など、用語の混乱もみられる。


{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
83行目: 83行目:


== 類似の用語 ==
== 類似の用語 ==
公式ライバルグループである[[乃木坂46]]において、各シングル選抜メンバーのうち、運営委員会が選出するセンターメンバーに対して「'''乃木坂七福神'''」と称している。「神7」と異なる点としては、運営委員会が正式に発表している点、さらにメンバーもシングルのたびに変動するため、人数が固定されておらず、「五福神」(5人)、「八福神」(8人)、「八福神+1」(9人)、「十福神」(10人)と称されたこともある点である。詳細は[[乃木坂46#福神]]を参照。
公式ライバルグループである[[乃木坂46]]において、各シングル選抜メンバーのうち、運営委員会が選出するセンターメンバーに対して「'''乃木坂七福神'''」と称している。「神7」と異なる点としては、運営委員会が正式に発表している点、シングルにより人数が変動し「五福神」「八福神」「八福神+1」「十福神」とも称される点である。詳細は[[乃木坂46#福神]]を参照。


== 脚注・出典 ==
== 脚注・出典 ==

2015年2月23日 (月) 18:13時点における版

神7」(かみセブン)とは、AKB48のメンバー7人または劇場公演の観客7人を指す用語。主にマスコミによって使用され広まったが、様々な用法があり、混乱も見られる。

初回公演の観客を指す用法

2005年12月8日のAKB48初回公演A1st「PARTYが始まるよ」公演)の観客72人のうち、関係者が65人、一般客が7人であった。このAKB48誕生の瞬間に立ち会った観客7人のことを「神の7人」または「神7」と呼ぶ。この7人は、A6th「目撃者」公演の楽曲「Pioneer」の中で「それでも7人だけが見守ってくれた」と歌われている。

特定のメンバー7人を指す用法

2009年2010年の2年連続選抜総選挙で上位7位以上に入っていたメンバー。

この7人は当時圧倒的なファン人気があり、全員ほとんど選抜落ちした事がないというAKB48の中心メンバーだった。しかし、1期生5人、2期生1人、3期生1人と、活動の長いメンバーのみであり、新しい世代から人気メンバーが現れていないというデータの裏付けにもなってしまっていた。

元々は「黄金の7人」と呼ばれていたが、初回公演の観客を指す「神の7人」やインディーズ2nd「スカート、ひらり」の選抜メンバー(板野友美大島麻衣小嶋陽菜高橋みなみ中西里菜成田梨紗前田敦子)を指す「スカひら7」との混同が起こり、さらにマスコミを中心に「神7」と略されたことで広まった。

「神8」

2011年の第3回総選挙ではこのメンバーが崩れた。板野友美が8位に落ちてしまい、代わりに柏木由紀が3位に躍進した。ちなみに「新勢力の台頭」という見出しで、まるで柏木を“ぽっと出”の様に扱っているメディアもあったが、3期生としてすでに中心メンバーとして十分活動してきたメンバーであり、前年の選挙でも8位とこの7人に次ぐ順位につけていた。

この第3回総選挙以降、板野と柏木を含む語として主にマスコミが「神8」という語を使用するようになった。[1]

総選挙の上位7人を指す用法

第4回総選挙以降、総選挙の上位7人は固定されなくなり、「神7」という語は総選挙の上位7人を指す用語としても使用されるようになった。説明の都合上、この節では「神7」という語を上述の「黄金の7人」を指すものとし、この用法での「神7」を「7位以上」と表記する。

  • 2012年の第4回総選挙では、「神7」の一角であった前田敦子が卒業のためエントリーせず。その代わりに前年まで7位未満であった指原莉乃が第4位に食い込んだ。
  • 立候補制が取られた2013年の第5回総選挙では、卒業した前田敦子を除き、卒業を表明していた板野友美を含めた「神8」全員が立候補。指原莉乃が第1位となり、高橋みなみ(第8位)、小嶋陽菜(第9位)、板野友美(第11位)が7位未満へ陥落。第5位の篠田もスピーチで卒業を表明した。代わって、松井珠理奈(第6位)、松井玲奈(第7位)と初めてSKE48のメンバーが7位以上に入り、世代交代を印象付けた。
  • さらに、2014年の第6回総選挙では、卒業を表明していた大島優子が立候補せず、48グループに在籍していたOGにも被選挙権が与えられなかった。渡辺麻友が初の第1位となり、新たに山本彩(第6位)、島崎遥香(第7位)が7位以上に進出。2人とも第1回総選挙に参加しておらず、また、島崎は第3回総選挙では圏外となっており、初の圏外経験者の7位以上進出となった。
  • 2014年6月現在、「神7」のうち、4人が48グループを離れた(前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美)。

初めて7位以上に入ったメンバーを指す「神7入り[2][3]、固定メンバーが崩れたことを指す「神7崩壊[2][4]など、用語の混乱もみられる。

総選挙で7位以内に入ったことのあるメンバー(参考)
名前 第1回
2009年
第2回
2010年
第3回
2011年
第4回
2012年
第5回
2013年
第6回
2014年
渡辺麻友 4位 5位 5位 2位 3位 1位
指原莉乃 27位 19位 9位 4位 1位 2位
柏木由紀 9位 8位 3位 3位 4位 3位
松井珠理奈 19位 10位 14位 9位 6位 4位
松井玲奈 29位 11位 10位 10位 7位 5位
山本彩 加入前 加入前 28位 18位 14位 6位
島崎遥香 加入前 28位 圏外 23位 12位 7位
小嶋陽菜 6位 7位 6位 7位 9位 8位
高橋みなみ 5位 6位 7位 6位 8位 9位
大島優子 2位 1位 2位 1位 2位 不参加
篠田麻里子 3位 3位 4位 5位 5位 卒業
板野友美 7位 4位 8位 8位 11位 卒業
前田敦子 1位 2位 1位 不参加 卒業 卒業

類似の用語

公式ライバルグループである乃木坂46において、各シングル選抜メンバーのうち、運営委員会が選出するセンターメンバーに対して「乃木坂七福神」と称している。「神7」と異なる点としては、運営委員会が正式に発表している点、シングルにより人数が変動し「五福神」「八福神」「八福神+1」「十福神」とも称される点である。詳細は乃木坂46#福神を参照。

脚注・出典