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2005年12月8日のAKB48初回[[公演]]([[A1st「PARTYが始まるよ」]]公演)の観客72人のうち、関係者が65人、一般客が7人であった。このAKB48誕生の瞬間に立ち会った観客7人のことを「神の7人」または「神7」と呼ぶ。この7人は、[[A6th「目撃者」]]公演の楽曲「Pioneer」の中で「それでも7人だけが見守ってくれた」と歌われている。 | |||
== 特定のメンバー7人を指す用法 == | |||
[[第1回総選挙|2009年]]と[[第2回総選挙|2010年]]の2年連続[[選抜総選挙]]で上位7位以上に入っていたメンバー。 | [[第1回総選挙|2009年]]と[[第2回総選挙|2010年]]の2年連続[[選抜総選挙]]で上位7位以上に入っていたメンバー。 | ||
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*[[前田敦子]](2009年:1位、2010年:2位) | * [[前田敦子]](2009年:1位、2010年:2位) | ||
*[[篠田麻里子]](2009年:3位、2010年:3位) | * [[篠田麻里子]](2009年:3位、2010年:3位) | ||
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*[[渡辺麻友]](2009年:4位、2010年:5位) | * [[渡辺麻友]](2009年:4位、2010年:5位) | ||
*[[高橋みなみ]](2009年:5位、2010年:6位) | * [[高橋みなみ]](2009年:5位、2010年:6位) | ||
*[[小嶋陽菜]](2009年:6位、2010年:7位) | * [[小嶋陽菜]](2009年:6位、2010年:7位) | ||
この7人は、当時圧倒的なファン人気があり、全員ほとんど選抜落ちした事がないという、AKBの中心メンバーだった。しかし、1期生5人、2期生1人、3期生1人と、古いメンバーのみであり、新しい世代から人気メンバーが現れていないというデータの裏付けにもなってしまっていた。 | |||
元々は「黄金の7人」と呼ばれていたが、初回公演の観客を指す「神の7人」やインディーズ2nd「[[スカート、ひらり]]」の選抜メンバーに選ばれた[[板野友美]]・[[大島麻衣]]・[[小嶋陽菜]]・[[高橋みなみ]]・[[中西里菜]]・[[成田梨紗]]・[[前田敦子]]の7人を指す「スカひら7」との混同が起こり、マスコミに「神7」と略されたことで広まった。 | |||
===「神8」=== | |||
2011年の[[第3回総選挙]]ではこのメンバーが崩れた。板野がこの上位7人から落ちてしまい、代わりに[[柏木由紀]]が3位に躍進した。ちなみに「新勢力の台頭」という見出しで、まるで柏木を“ぽっと出”の様に扱っているメディアもあるが、実は3期生と古く、すでにAKBでも中心メンバーとして十分活動してきたメンバー。前年の選挙でも8位とこの7人に次ぐ順位につけている。 | |||
この第3回総選挙以降、板野を含む語として主にマスコミが「神8」という語を使用するようになった。<ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0038202</ref><ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000040-sanspo-ent</ref> | |||
== | == 総選挙の上位7人を指す用法 == | ||
[[第4回総選挙]]以降、総選挙の上位7人は固定されなくなり、「神7」という語は総選挙の上位7人を指す用語としても使用されるようになった。説明の都合上、この節では「神7」という語をこの用法ではなく、[[大島優子]]・[[前田敦子]]・[[篠田麻里子]]・[[板野友美]]・[[渡辺麻友]]・[[高橋みなみ]]・[[小嶋陽菜]]の7人を指すものとし、この用法での「神7」を「上位7人」と表記する。 | |||
* 2012年の[[第4回総選挙]]では、「神7」の一角であった前田が卒業のためエントリーせず。その代わりに前年まで上位7人圏外であった[[指原莉乃]]が第4位に食い込んだ。 | |||
* 立候補制が取られた2013年の[[第5回総選挙]]では、卒業した前田を除き、卒業を表明していた板野も含めた「神8」全員が立候補。指原莉乃が第1位となり、小嶋陽菜(第9位)と板野(第11位)が上位7人から陥落。第5位の篠田もスピーチで卒業を表明した。代わって、[[松井珠理奈]](第6位)、[[松井玲奈]](第7位)と初めて[[SKE48]]が上位7人以内に入り、世代交代を印象付けた。 | |||
* さらに、2014年3月には大島優子も卒業予定で、「神7」のうち4人がグループを卒業することとなった。 | |||
指原莉乃や松井珠理奈・松井玲奈のことを(上位7人という意味で)「神7入り」と表現したり、板野友美や小嶋陽菜が上位7人から脱落したことを(固定メンバーが崩れたという意味の)「神7崩壊」と表現されるなど、複数の用法があることによる混乱もある。 | |||
==脚注・出典 == | == 脚注・出典 == | ||
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2014年3月28日 (金) 18:30時点における版
「神7」(かみセブン)とは、AKB48のメンバー7人または劇場公演の観客7人を指す用語。主にマスコミによって使用され広まったが、様々な用法があり、混乱も見られる。
公演の観客を指す用法
2005年12月8日のAKB48初回公演(A1st「PARTYが始まるよ」公演)の観客72人のうち、関係者が65人、一般客が7人であった。このAKB48誕生の瞬間に立ち会った観客7人のことを「神の7人」または「神7」と呼ぶ。この7人は、A6th「目撃者」公演の楽曲「Pioneer」の中で「それでも7人だけが見守ってくれた」と歌われている。
特定のメンバー7人を指す用法
2009年と2010年の2年連続選抜総選挙で上位7位以上に入っていたメンバー。
- 大島優子(2009年:2位、2010年:1位)
- 前田敦子(2009年:1位、2010年:2位)
- 篠田麻里子(2009年:3位、2010年:3位)
- 板野友美(2009年:7位、2010年:4位)
- 渡辺麻友(2009年:4位、2010年:5位)
- 高橋みなみ(2009年:5位、2010年:6位)
- 小嶋陽菜(2009年:6位、2010年:7位)
この7人は、当時圧倒的なファン人気があり、全員ほとんど選抜落ちした事がないという、AKBの中心メンバーだった。しかし、1期生5人、2期生1人、3期生1人と、古いメンバーのみであり、新しい世代から人気メンバーが現れていないというデータの裏付けにもなってしまっていた。
元々は「黄金の7人」と呼ばれていたが、初回公演の観客を指す「神の7人」やインディーズ2nd「スカート、ひらり」の選抜メンバーに選ばれた板野友美・大島麻衣・小嶋陽菜・高橋みなみ・中西里菜・成田梨紗・前田敦子の7人を指す「スカひら7」との混同が起こり、マスコミに「神7」と略されたことで広まった。
「神8」
2011年の第3回総選挙ではこのメンバーが崩れた。板野がこの上位7人から落ちてしまい、代わりに柏木由紀が3位に躍進した。ちなみに「新勢力の台頭」という見出しで、まるで柏木を“ぽっと出”の様に扱っているメディアもあるが、実は3期生と古く、すでにAKBでも中心メンバーとして十分活動してきたメンバー。前年の選挙でも8位とこの7人に次ぐ順位につけている。
この第3回総選挙以降、板野を含む語として主にマスコミが「神8」という語を使用するようになった。[1][2]
総選挙の上位7人を指す用法
第4回総選挙以降、総選挙の上位7人は固定されなくなり、「神7」という語は総選挙の上位7人を指す用語としても使用されるようになった。説明の都合上、この節では「神7」という語をこの用法ではなく、大島優子・前田敦子・篠田麻里子・板野友美・渡辺麻友・高橋みなみ・小嶋陽菜の7人を指すものとし、この用法での「神7」を「上位7人」と表記する。
- 2012年の第4回総選挙では、「神7」の一角であった前田が卒業のためエントリーせず。その代わりに前年まで上位7人圏外であった指原莉乃が第4位に食い込んだ。
- 立候補制が取られた2013年の第5回総選挙では、卒業した前田を除き、卒業を表明していた板野も含めた「神8」全員が立候補。指原莉乃が第1位となり、小嶋陽菜(第9位)と板野(第11位)が上位7人から陥落。第5位の篠田もスピーチで卒業を表明した。代わって、松井珠理奈(第6位)、松井玲奈(第7位)と初めてSKE48が上位7人以内に入り、世代交代を印象付けた。
- さらに、2014年3月には大島優子も卒業予定で、「神7」のうち4人がグループを卒業することとなった。
指原莉乃や松井珠理奈・松井玲奈のことを(上位7人という意味で)「神7入り」と表現したり、板野友美や小嶋陽菜が上位7人から脱落したことを(固定メンバーが崩れたという意味の)「神7崩壊」と表現されるなど、複数の用法があることによる混乱もある。
脚注・出典