「セレクション審査」の版間の差分
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*審査が行われる以前は、正規メンバーに昇格出来なくても本人が頑張り続ければ、いつまでも研究生で居続ける事ができた。その為、2~3年という長い期間研究生だった者もいる。しかし審査が始まった事により、運営側に「見込みがない」と判断されたり、また歌やダンスがいくら上手くても「AKB48には向いていない」と判断されれば、そこでAKBへの道は断たれてしまう。だがそれも、いつまでも芽が出ないメンバーに対する優しさの一つでもある。<ref name="fsmap">FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref> | *審査が行われる以前は、正規メンバーに昇格出来なくても本人が頑張り続ければ、いつまでも研究生で居続ける事ができた。その為、2~3年という長い期間研究生だった者もいる。しかし審査が始まった事により、運営側に「見込みがない」と判断されたり、また歌やダンスがいくら上手くても「AKB48には向いていない」と判断されれば、そこでAKBへの道は断たれてしまう。だがそれも、いつまでも芽が出ないメンバーに対する優しさの一つでもある。<ref name="fsmap">FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref> | ||
<!--//さらに現在は、正規メンバーの定員が居る状況なので、必然的に正規メンバー誰かが卒業しなければ、研究生からの昇格者はでない。つまり、上が詰まっている状態。逆に正規メンバーの立場からすれば、下からの突き上げが厳しく、優秀な研究生が出てくれば、「卒業」といった形で押し出されしまう。この様なシステムを、[[野呂佳代]]はしばしば「ところてん方式」とも呼んでいる。--> | <!--//さらに現在は、正規メンバーの定員が居る状況なので、必然的に正規メンバー誰かが卒業しなければ、研究生からの昇格者はでない。つまり、上が詰まっている状態。逆に正規メンバーの立場からすれば、下からの突き上げが厳しく、優秀な研究生が出てくれば、「卒業」といった形で押し出されしまう。この様なシステムを、[[野呂佳代]]はしばしば「ところてん方式」とも呼んでいる。--> | ||
*2014年1月現在、第6回(2012年)の開催以降はセレクションが行われた実績がない。2013年8月に[[チーム4]] | *2014年1月現在、第6回(2012年)の開催以降はセレクションが行われた実績がない。2013年8月に[[チーム4]]が再び編成されたことや、各チーム正規メンバーの定員が16名(各グループで48名)という概念がなくなったことも影響していると考えられる。事実、14期生についてはセレクションが実施されることなく、全員がチーム4へ昇格している。また、15期生についても、セレクションが実施されることなく、全員が[[大組閣]]によって正規メンバーへ昇格したため、研究生制度の導入後初めて'''「AKB48に研究生が1人も存在しない」'''ことになる。同様に[[SKE48]]・[[NMB48]]・[[HKT48]]の国内他グループにおいてはセレクション自体、導入していない。 | ||
*海外グループにおいては、[[SNH48]]がセレクション審査を行ったことがある。2013年4月、結成後半年を経過した1期生のセレクションが行われ、4人が不合格。また、2人は2か月後の再審査まで猶予期間が与えられたが不合格となった。同年9月にも2期生のセレクションが行われている<ref name="snh20130417">http://www.snh48.com/jp/html/zixun/2013/0417/83.html (原文中国語)</ref><ref name="snh20130905">http://www.snh48.com/html/zixun/2013/0905/276.html (原文中国語)</ref>。 | *海外グループにおいては、[[SNH48]]がセレクション審査を行ったことがある。2013年4月、結成後半年を経過した1期生のセレクションが行われ、4人が不合格。また、2人は2か月後の再審査まで猶予期間が与えられたが不合格となった。同年9月にも2期生のセレクションが行われている<ref name="snh20130417">http://www.snh48.com/jp/html/zixun/2013/0417/83.html (原文中国語)</ref><ref name="snh20130905">http://www.snh48.com/html/zixun/2013/0905/276.html (原文中国語)</ref>。 | ||
2014年3月3日 (月) 07:28時点における版
「セレクション審査」(セレクションしんさ)とは、2009年から行われている、AKB48の「研究生」と「研究生候補」を対象した審査の事である。「セレクション試験」や「チーム研究生オーディション」と呼ばれる事もある。
概要
- 開催される時期は不定期。一度合格しただけではダメで、研究生でいる以上、行われる度に合格しなければならない。
- 合格すれば「チーム研究生」に所属(グループに残留)、不合格となった者は、AKB48から強制的に卒業となる。
- しかし審査に不合格となり研究生を卒業しても、解雇された訳ではないので、再度オーディションを受ける事は可能で、その場合も「最終審査のみの参加」という特典がある。実際に一度審査に落ちた者が、再び研究生に戻ってきたという例もある(村中聡美・藤本紗羅など)。
- メンバーをAKBから強制的に卒業させるというこの審査が行われる様になったのは、夏まゆみ(AKB初期の振り付け担当)の「ちゃんと宣告することも優しさ」という言葉を元に、行う様になったもの。[1]
- 戸賀崎は「どんな状況でも全力を尽くすAKBらしさを研究生のうちから培う為です。どのような結果が出ようとも、全てそれは自分自身の成長につながる事だと思います」。[2]「やる気はあるけど、なかなかファンがついてこないとか、ファンはいるんだけど大事な資質が抜け落ちているとか、そういう矛盾を埋める判断をしているんです」とコメントしている。[1]
- 審査基準は、舞台上のパフォーマンスだけではなく、集合時間や提出物への意識、AKB48研究生としてのふさわしい行動なども加味される。[2]オーディション二次審査で行われる面接は一人わずか5分。ほとんど受験者の自己PRの時間であり、なかなか人間性などは細かくチェックできない。そのため研究生候補として(仮)合格させ、実際にどの様な人物なのかを判断する。
- 審査方法は、1~2曲の公演曲が課題曲として受験者に与えられ、それを披露する。審査員は、タスクに対しどう取り組んでいるかを見る。他にスタッフがメンバーに対して付ける5段階の通信簿。ファンの人気なども考慮される。こうしたデータを元に、AKBのメンバーとして相応しいかどうかを評価する。[1]
- 審査が行われる以前は、正規メンバーに昇格出来なくても本人が頑張り続ければ、いつまでも研究生で居続ける事ができた。その為、2~3年という長い期間研究生だった者もいる。しかし審査が始まった事により、運営側に「見込みがない」と判断されたり、また歌やダンスがいくら上手くても「AKB48には向いていない」と判断されれば、そこでAKBへの道は断たれてしまう。だがそれも、いつまでも芽が出ないメンバーに対する優しさの一つでもある。[1]
- 2014年1月現在、第6回(2012年)の開催以降はセレクションが行われた実績がない。2013年8月にチーム4が再び編成されたことや、各チーム正規メンバーの定員が16名(各グループで48名)という概念がなくなったことも影響していると考えられる。事実、14期生についてはセレクションが実施されることなく、全員がチーム4へ昇格している。また、15期生についても、セレクションが実施されることなく、全員が大組閣によって正規メンバーへ昇格したため、研究生制度の導入後初めて「AKB48に研究生が1人も存在しない」ことになる。同様にSKE48・NMB48・HKT48の国内他グループにおいてはセレクション自体、導入していない。
- 海外グループにおいては、SNH48がセレクション審査を行ったことがある。2013年4月、結成後半年を経過した1期生のセレクションが行われ、4人が不合格。また、2人は2か月後の再審査まで猶予期間が与えられたが不合格となった。同年9月にも2期生のセレクションが行われている[3][4]。
セレクション審査
※第○回というのは公式の呼び方ではなく、分かりやすく区別するために便宜的に付けたもの。
第1回
- 開催日:2009年1月
- 参加者:4~7期研究生
- 目的:オーディションに合格したものの、正規メンバーへ昇格していないメンバーを対象に「チーム研究生」を結成する為のオーディション。オーディションに落選したメンバーは卒業となるが、もし次回行われるオーディションを受ける場合には最終審査から参加できる。
- 不合格者:6人。
第2回
- 開催日:2009年5月
- 参加者:4~7期研究生および8期研究生候補
- 不合格者:
第3回
- 開催日:2009年11月30日
- 参加者:8期研究生および9期研究生候補(全27名)
- 目的:AKB48研究生を選出する為のオーディション。不合格者は12月4日の研究生公演をもってAKBから卒業。
- 合格者:17名(2009年12月1日発表)
- 不合格者:10名
- 備考:前回までは行われていなかった、不合格者の最後のメッセージがAKB48公式ブログにて紹介されるようになる。[5]|
第4回
- 開催日:2010年6月12日
- 参加者:8~9期研究生
- 目的:「チーム研究生」メンバー選出の為のオーディション。
- 不合格者(6月20日発表):3名が不合格。1名が自ら辞退。[6]
第5回
- 開催日:2010年9月29・30日
- 参加者:8~10期研究生および11期研究生候補。
- 不合格者(10月5日発表):2名。
第6回
- 開催日:2012年8月4日[7]
- 参加者:12~13期研究生の21名(※10~11期研究生は6月に昇格(チームは未定)が決定しているため除外。7月にデビューしたばかりの14期研究生も免除)
- 合格者(8月5日発表):16名。[8]
- 不合格者:5名。
脚注・出典
- ^ a b c d FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』
- ^ a b http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10560278273.html
- ^ http://www.snh48.com/jp/html/zixun/2013/0417/83.html (原文中国語)
- ^ http://www.snh48.com/html/zixun/2013/0905/276.html (原文中国語)
- ^ 8期生の最後のコメント。http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10403762478.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10568657846.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11319282960.html
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11321058511.html