佐伯美香
佐伯 美香(さえき みか、1989年10月29日 - )は、AKB48およびバイトAKBの元メンバー。現在は運営スタッフ。栃木県出身。AKS(総務部[2])所属。
元 AKB48 | |
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公式ニックネーム | 美香ちぃ |
所属事務所 | |
生年月日 | 1989年10月29日 (34歳) |
出身地 | 栃木県 |
血液型 | O型[1] |
身長 | 163cm[1] |
スリーサイズ | B76 W58 H82[要出典] |
合格期 | 4期生 |
選抜回数 | 0回 |
略歴
- 2007年
- 5月27日、AKB48第1回研究生(4期生)オーディションに合格。
- 7月14日、ひまわり組 1st Stage「僕の太陽」公演で同期の藤江れいなと共にデビュー。
- 2008年
- 2月3日、正規メンバーへ昇格し、(初代)チームBに配属される(48グループ初の正規メンバー昇格)。
- 2009年
- 1月8日、足の怪我の治療により半年間休養することが発表。
- 7月28日、公演において卒業発表。
- 8月23日、日本武道館での「AKB104選抜メンバー組閣祭り」をもって、AKB48から卒業。
- 2014年
- 9月23日、バイトAKB オーディションに合格。
- 10月27日、バイトAKBとして加入したことが明らかになる。約5年2か月ぶりにAKB48へ復帰。
- 2015年
- 2月28日、「バイトAKB 素敵な思い出をありがとう公演」に出演。バイトAKBとしての活動が終了(雇用契約期間満了)。
人物
キャラクター
- 48グループを通じて、研究生から初めての正規メンバーへの昇格者。また卒業後はバイトAKBの活動を経て、運営スタッフへ転身した(公表されている)初のケース(後述)。
- バイトAKBにおいて、(プロフィール公開の段階では)千代田唯に次ぐ年長メンバー。
- 兄がいる[1]。
- 目標(バイトAKB当時)は、「劇場公演に出ること。素敵な女性になる!!」[1]
AKB48(初代チームB)として
2009年
- 1月9日、膝関節部分の棚障害により、半年間の休業がリリースされる[3]。2008年後半以降、怪我を理由に公演を休演することが増えていた。
- 「昨日1月8日の公演をもって、足の怪我の治療のため半年間(足が治るまで)公演をお休みすることになりました。膝にあるヒダが関節に挟まってしまい曲げ伸ばしができなくなる棚障害という怪我で、今はその症状はないものの膝をかばう筋肉がないため痛みが出てしまいます。膝にテーピングをして補強してましたが、なかなか全曲出演はできませんでした。ステージに一人いないだけで構成のバランスが崩れる・・・・これは私だけじゃなくてteamにまで迷惑をかけてること、そんな状況で4thのステージには立てないと自分で判断しました。不安や焦りもあり、この決断には凄く悩みましたが1日も早く完治させステージに戻ります!公演はお休みしますが足に負担のない活動は続けていきます。急な発表で驚かせてしまい申し訳ありません。絶対に帰ってくるので待ってて下さい!」
- 7月復帰予定になってもステージ復帰の目処が立たず、公演にはサプライズ出演として不定期出演となる状態が続く[4]。
- 7月28日、チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」公演において、卒業発表[4]。
- 「今日は私から皆さんに報告があります。私、佐伯美香はAKB48を卒業します。足の怪我で半年のお休みを頂き今月でその半年を向かえました。この半年の中、体調を崩してしまい思うように怪我の治療ができず、今後のことを考え治療に専念しようとと今回卒業を決めました。卒業するのは寂しいですが早く元気になって、また夢を叶えたいと思います。日本武道館でのコンサートが最後のステージになります。最後まで応援よろしくお願いします!皆さんと過ごした二年間私の宝物です。本当に感謝してます。ありがとうございました」
AKB48卒業後
- バイトAKBへ応募する前は、事務の仕事を経験[1]。
2011年
- 1月22日、ライブ「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2011」にて、佐伯と柏木由紀のユニット曲『てもでもの涙』が今年もランクインした為、オリジナルのメンバーで同曲を披露した。またMCでは、卒業してから一度も髪を切っていない事を明かした。
AKB48(バイトAKB)として
2014年
- 9月23日、バイトAKB オーディションに合格。
- 志望動機。「以前、AKB48(チームB)に所属していたのですが、足のケガで卒業しました。ずっと悔やんでいるなら、もう一度挑戦しようと思い応募しました」[1]
- 10月27日、バイトAKBメンバーと正規メンバーが出演する「バイトル」のCMが放映開始され、バイトAKBメンバーとして加入したことが明らかになる。(非正規かつ有期雇用契約とはいえ)AKB48へは約5年2か月ぶりの復帰となる。バイトルCMの撮影現場では、同じチームであった渡辺麻友と再会し、旧交を温めていた[5]。
- 11月3日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで行われたDVD/Blu-ray『大島優子卒業コンサート in 味の素スタジアム』発売記念イベントに、他のバイトAKBメンバー15名とともに参加。久々にファンの前に登場した。バイトAKBへの応募は「5年前にひざのけがであきらめた夢の続きを、今からかなえようと思った」といい、バイトから“正規メンバー”になりたい気持ちを問われると「あります!」と即答した。佐伯は、当時同じ(初代)チームBだった柏木由紀とともにユニット曲「てもでもの涙」を歌った初代メンバーだが、今後は「ぜひ歌いたい。やらせてほしいです!」と気合十分。柏木とはまだ再会していないといい、「これからお会いすることになると思います」とファン待望のユニット復活を期待した。AKB48時代の思い出について、「『僕とジュリエットとジェットコースター』という曲があるのですが、私が初めて立ったステージの曲。当時、大島優子さんに『一緒に練習しませんか』と言い出せなかったのですが、大島さんから『一緒に練習しよう!』と言ってくれた」と懐かしそうに振り返り、「あの頃の経験を生かして、バイトでしかできないことを何ができたら」と意気込んだ[6]。
- 11月21日、チームA 5th Stage「恋愛禁止条例」リバイバル公演において、他のバイトAKBメンバーとともにバックダンサーと出演(他のメンバーは尾形穂奈美、小泉里奈、柴田優衣、千代田唯、藤江桃子)[7]。劇場公演には2010年12月8日(劇場5周年記念特別公演)以来、約4年ぶりの出演。
- 12月12日、チームB 6th Stage「パジャマドライブ」公演に、他のバイトAKBメンバーとともに前座ガールズとして初出演し、『ミニスカートの妖精』を披露(他のメンバーは上谷沙弥、川村真穂)。
- 12月16日、東京・TDCホールで行われた第4回AKB48紅白対抗歌合戦に、バイトAKBとして唯一の本編ユニット出演(他メンバーは前座として出演)。佐伯は紅組の2番手として柏木由紀とともに『てもでもの涙』を歌唱、人気曲のオリジナルユニットが復活した。初代チームB初のオリジナル公演「パジャマドライブ」のユニット曲で、当初は2人が歌っていたが、佐伯が足のけがで卒業したため、幻のペアと呼ばれていた。佐伯がバイトAKBとして活動を再開し、ファンの間ではコンビ復活へ待望論も出ていた。2011年1月の「リクエストアワー セットリストベスト100」以来、3年ぶりに柏木と歌った佐伯は「すごく緊張したけど、柏木さんの姿を見て、当時の気持ちに戻れました」と感無量の表情を見せた。司会の堺正章から「AKBに戻りたいの?」と聞かれると、「戻れるのであれば…」と本音を明かし、ファンからどよめきが起きた[8]。
2015年
- 2月28日、AKB48劇場でのバイトAKBのみによる特別公演「バイトAKB 素敵な思い出をありがとう公演 ~最後の本気バイト、劇場で見てください!!~」をもって活動終了。バイトAKBメンバー全員が、契約更新、本採用には至らなかった。佐伯は、柏木とかつてユニットを組んでいた『てもでもの涙』を菊地智美とともに披露。MCで佐伯は「中学生メンバーのご両親の年齢のほうが近かった」と語った。
- 終演後の囲み取材では、NGT48第1期生や第2回ドラフト会議候補生のオーディションに受験する意思があるメンバーがいる一方で、佐伯は「メンバーに頼ってもらうことが多かった」ことにやりがいを感じ、「支えてくださる現場のスタッフさんの大切さを知って、スタッフ側のお仕事にもチャレンジしてみたいと思いました。メンバーとしてやってきたことを生かせたら。マネジャーとかやってみたいです!」とマネージャーなどスタッフ業務への転向を目指す意思を見せている[9][10]。
AKB48(バイトAKB)活動終了後
2015年
- 5月15日の東京スポーツの記事によると、佐伯はバイトAKB契約満了後、運営スタッフとして活動を開始したことが明らかになる。某アイドル誌の編集者の話として、5月10日に行われた第2回ドラフト会議では「舞台裏で、運営スタッフとして候補生たちを真剣な表情で見ていました」とのことで、「今はまだスタッフとしての“研修”段階。マネジャーはしていないようですが、彼女ならメンバー、バイトAKBなど様々な経験を話せる。メンバーを陰からフォローしていく重要な存在になっていくと思う」と前出の編集者は記事で話している[11]。
- 7月10日、秋元康による「ハロウィン・ナイト」スタッフ選抜[12]「第3位[注釈 1] 佐伯美香(AKS総務部)」[2]と発表され、AKSの運営スタッフとして総務部に所属していることが明らかになる。秋元の一連の投稿は「ハロウィン・ナイト」のプロモーションのため、スタッフによるミュージックビデオ(MV)へ出演するメンバーを選出したものである[15]。
交友関係
性格・趣味
ギャラリー
参加曲
シングルCD選抜曲
- 「Baby! Baby! Baby!」に収録
- 初日
- 「大声ダイヤモンド」に収録
- 大声ダイヤモンド(Team B ver.)
- 「涙サプライズ!」に収録
- 初日 - Team B名義
出演番組
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s マジで前代未聞? 時給1000円のAKB48メンバー、バイトAKBの直筆履歴書を独占公開! - 週プレNEWS 2015年2月10日
- ^ a b 秋元康のトーク - 755 2015年7月10日
- ^ 佐伯からのメッセージ - AKB48オフィシャルブログ 2009年1月9日
- ^ a b 佐伯卒業 - AKB48オフィシャルブログ 2009年7月28日
- ^ 元AKB佐伯美香が「バイト」で職場復帰 - 日刊スポーツ 2014年10月27日
- ^ “バイトAKB”佐伯美香、正規メンバー復帰に意欲 柏木由紀と「歌いたい」 - ORICON STYLE 2014年11月3日
- ^ バイトAKB バックダンサー出演 - AKB48オフィシャルブログ 2009年7月28日
- ^ バイトAKB佐伯「幻のペア」復活で本音 - 日刊スポーツ 2014年12月16日
- ^ バイトAKB最初で最後の劇場公演! ドラフト挑戦、スタッフ転向と選ぶ道は様々 - ORICON STYLE 2015年3月1日
- ^ バイトAKB佐伯美香 今後は「マネジャーになりたい!」 - 東京スポーツ 2015年2月28日
- ^ AKBドラフトの舞台裏で運営側として奮闘した“7人目”の元バイトAKB - 東スポWeb 2015年5月15日
- ^ 秋元康のトーク - 755 2015年7月10日
- ^ 秋元康のトーク - 755 2015年7月11日
- ^ 秋元康のトーク - 755 2015年7月11日
- ^ スタッフによるミュージックビデオを制作のため高橋みなみも立候補、AKBスタッフ“選抜総選挙” - 日刊スポーツ 2015年7月8日
- ^ ポーセライツってなーに? - 日本ヴォーグ社HPより。
外部リンク
AKB48公式プロフィール(バイトAKBとしてのプロフィール)ツイッターアカウント