用語
目次 | ||||||||||
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あ | い | う | え | お | は | ひ | ふ | へ | ほ | |
か | き | く | け | こ | ま | み | む | め | も | |
さ | し | す | せ | そ | や | ゆ | よ | |||
た | ち | つ | て | と | ら | り | る | れ | ろ | |
な | に | ぬ | ね | の | わ | を | ||||
注釈 | 出典 |
あ
「アイドル戦国時代」
さまざまなアイドルグループが次々と誕生しては消えていく、現在のアイドル業界を戦国時代に例えて表現した言葉。詳細についてはアイドル戦国時代を参照。
「秋葉原48」
AKB48の企画段階から結成初期に、暫定的に使用されていたグループ(プロジェクト)の名前。一応「AKB」という名前も出てくる事はあったが、「秋葉原48」の方が使用頻度は高かった。併用されていたのは2006年5月頃までで、それからは「AKB48」が正式なグループ名となった。2006年12月頃のインタビューでメンバーが「未だに秋葉原48と呼ばれる」と答えているのもあるため、「AKB48」が完全に浸透したのは結構時間がかかっている。また「アキハバラ48」から「AKB48」になったため、「アキバ48」などと間違って呼ばれる原因にもなったと言われている。今現在、「akihabara48」という名前は、シアターや公式ブログなどにわずかにその名残を残す程度。
ちなみに「AKB48」のグループ名の由来は、「秋葉原」(Akihabara)から。だがその他にも様々な説もあり、「AK」が秋元康、「KB」が窪田康志、「48」が芝幸太郎を暗に示しているという都市伝説もある。AKB48の運営会社「AKS」の由来も3人の名前であるが、こちらは公言されている[1]。また「48」については、秋元がインタビューでこう答えている。「全然意味なかったんですよ。商品開発番号みたいなものを作って、無機質にしたわけです。僕もずっといろんなアイドルをやっていて、動物の名前とか花の名前とかあったのですが、それよりも無機質な方が面白いと。でも、それが結果的に海外で認知されやすいということになるんです。その時は何も考えていないですよ。「何でもいいんじゃないの」というようなことで、暫定的に秋葉原48と最初は言っていて、そのうちAKB48となりましたから。そのころからだんだんパッケージビジネスが厳しくなっていて、「秋元さん、ライブにいち早く目を付けましたね。さすがです」とか言われますが、そんなことまるで考えていないですからね」[2]
「アキバ枠」
2007年12月31日、「第58回NHK紅白歌合戦」に初出場した際に共演したリア・ディゾン、中川翔子とともに「当時のオタク文化を象徴するアーティストをカテゴライズした」枠として称されたもの[3]。この枠ではAKB48としての歌唱時間は90秒(1分30秒)少々しかなく、当時の地下アイドル時代を象徴する出来事でもある。
それから2年後、2009年「第60回NHK紅白歌合戦」にはAKB48単独として2度目の出場を果たすと、以降は2014年まで単独で連続出場継続中。国内姉妹グループもSKE48(2012年から2014年まで連続出場)、NMB48(2013年から連続出場)、HKT48(2014年のみ出場)が単独初出場を果たしている。しかし、2014年の「第65回NHK紅白歌合戦」では、AKB48と初出場となったHKT48は単独の枠が設けられたが、SKE48とNMB48は合同の出演枠に充てられたうえに、『イビサガール』を歌唱したNMB48に至っては、95秒(1分35秒)と全出演者中で最短の出番となってしまった[4]。2015年には、公式ライバルグループの乃木坂46が初出場となる一方で、SKE48、HKT48が落選している[5]。
「握手会」
新曲CDリリース時に行われるAKB48グループの定番イベント。詳細は握手会を参照。
「AX」
「アックス」と呼ぶ。かつて毎年1月に行われているライブ「リクエストアワー」の会場として、SHIBUYA-AXが使われていたことから、この略称が用いられることがあった。2012年から会場が東京ドームシティホールに変わったため、現在ではこの表現は使われなくなった。
「アンコール」
演奏者や歌手が予定のとおり終了し退場したあと、聴衆が拍手や掛け声で再演を望むこと。また、それにこたえて行う演奏や歌[6]。「再び、もう一度」を意味するフランス語「encore」が語源だが、フランスではラテン語由来の「Bis!」(ビス、「2回」の意)という掛け声が用いられる[7][8]。
48グループにおいては、劇場公演やコンサートにおいて、通常セットリスト終了後に行われる「特別のセットリスト」を表し、生誕祭や卒業セレモニーなどもアンコールの範囲に含まれる。その際、観衆は掛け声を挙げて、アンコールを促す(「アンコール発動」とも呼ばれる)のがお約束となっている[注釈 1]。これは、チームA 2nd Stage「会いたかった」公演にて「アンコールはセットリストの一部」として当たり前のように思っていたメンバーに対し、秋元康が「アンコールは、お客様のリクエストによって成立する御礼のパフォーマンスであること」を学ばせるために、演出チームのひとつの目安として用意したものであったという[10]。しかし、秋元の認識とは別に一部のファンには「コールをしなくてもアンコールは必ず行われる」という「暗黙の了解」があり、あえてアンコールをしない観客もいたため、アンコールがかからない事もしばしばあった。ちなみに、最初に「アンコール発動」を行う人は予め決まっているわけではなく、早いもの勝ちで発動できることになっている。しかし、新規ファンがやると罵声が飛んできてつぶされることがある模様。メンバーの生誕祭公演では生誕委員がメッセージを読み上げた後発動する。コールは「アンコール」、「チーム〇」、「名前」(生誕祭ではこれが多い)。
運営側と観客側との「アンコール」についての認識の相違が元で、トラブルに発展したケースもある。2008年8月13日のAKB48研究生19時公演(当日3回公演のうち、夜公演)において、ある観客によると「3回、合計10分近いアンコール」が行われたにもかかわらず、「観客からアンコールがかからなかった」と運営側が判断し、アンコールが行われないまま公演が打ち切られる事態が発生した。当時の研究生メンバーは舞台裏で泣き出し、運営側の「3分以内にアンコールがかからなければアンコールは行わないというルールを定めた」という旨の説明に対し納得しない観客からの怒号が飛び交う状況となり[11][12]、後日、オフィシャルブログに秋元康からの釈明メッセージが掲載される事態に至っている[10]。
「アンチ」
研究社「新英和中辞典」によると、名詞の頭に付いて「反対」「敵対」「対抗」「排斥」を表す言葉。大きく分けると、AKB48には2種類のアンチがいる。
- AKB48というグループそのものに存在するアンチ。これは、他のアイドルグループのファンであったり、そもそもアイドル自体が嫌いな人、AKB48グループのやり方が嫌いな者など。「AKB商法」と言ったり、メンバーのルックスに対するバッシングなど、そもそもが48グループの詳細内容まで詳しくないので、比較的分かりやすい。
- 48グループのファン内にいるアンチ。あるグループまたはメンバーのファンが、別のグループまたはメンバーをバッシングするというもの。48グループはメンバー数が多く、扱いにも大きな格差があるため、運営や所属事務所に推されているメンバーなど、優遇されている者ほどバッシングを受けやすい。裏を返せば、叩かれるのも人気メンバーの宿命。AKBは、他のアイドルグループよりファン同士の争いが非常に激しいという特徴[誰によって?]もあり、序列が同じぐらいだったり、キャラやポジションが似ていると、双方のファンが互いの推しメンを叩き合う。ファンであるが故に情報にも詳しく、嫌がらせや誹謗中傷の内容も酷くなってしまう場合も多い。AKB用語で使用する「アンチ」とは、大抵こちらを指す。特にこのようなアンチは、2ちゃんねる(地下アイドル板)などのネット上の掲示板を中心に、メンバー(関係者)そのものや各グループに対し、誹謗・中傷するスレッドを複数立ち上げて攻撃を行っていることが多く、掲示板の匿名性もあってか、特定のメンバーを継続的に集中して攻撃する傾向がみられる。
「アンダー」
劇場公演で諸事情により休演するメンバーの代わりに、そのポジションを務める代役メンバーの事。かつては正規メンバーのアンダーに研究生が割り当てられていた。2012年11月からの新体制では1チーム16人の体制が廃止され、同じチーム内で出演メンバーを入れ替えるようになった為、研究生アンダーは不要となった。2013年8月、アンダー制度が再び変更されるとの発表があり[13]、発表以降はチーム・研究生の垣根を飛び越えて、異なるチームのメンバーもアンダーで出演する様になった。稀に正規メンバーが研究生公演に出演することもある。ペナントレースの関係上、一時期、他チーム間アンダーは行われなくなったが、ペナントレースの中止に伴い、復活している。
ちなみに、英語で「代役」「代役をする」を意味する単語は「understudy」である[14]。
「アンダーガールズ」
初期の頃の、シングル曲のカップリング曲(B面)を歌うユニット(メンバー)の呼称。第1・2回の総選挙を例に挙げると、選抜メンバーとして上位21名(うち上位12名がメディア組・メディア選抜)が選ばれ、22位から30位までがアンダーガールとなる。詳細はアンダーガールズを参照。
「アンダーメンバー」
AKB48において、一時期考えられていたポジション。だが、結局採用は見送られた。詳細はアンダーメンバーを参照。
「あん誰」
スマートフォン向けのメディアである「NOTTV」[注釈 2]で放送されている冠番組『AKB48のあんた、誰?』の略称。月曜日から金曜日までの17時00分から18時00分に、「AKB48 CAFE&SHOP」内の「シアターカフェ」から公開生放送されている、AKB48(グループ)メンバーが出演しているバラエティ番組。なお、NOTTVは2016年6月30日をもって放送を終了することが発表[15]されており、同番組が他のメディアに移動して放送されるかも含め、存続するかどうか明言されていない。
い
「IWA」
AKB48の元メンバー内田眞由美が経営する焼き肉店の名称。店名の由来などについては内田眞由美#人物を参照。
え
「AKS」
AKB48・SKE48・HKT48・NGT48およびSDN48(活動休止中)の運営会社。詳細はAKSを参照。
「AKB」
お金の単位で、「1AKB」=「1,000円」。デビューから2006年7月8日までチケット料金が1,000円だったためこう呼ばれていたが、値上げ後はほとんど使われなくなった[16]。現在の価格は公演を参照。
「AKB OFFICIAL NET」
2011年11月1日からサービスが開始された、AKB48[注釈 3]が運営するプロバイダ(インターネット接続サービス)。会員向けにいくつかコンテンツが用意されており、AKBのメンバーと自分の顔写真を合成することで、2人の間に生まれる赤ちゃんの写真を作成できる「AKBaby」などがある。
「AKB48 CAFE&SHOP」
2011年9月29日にJR秋葉原駅の高架下に開店した、株式会社AKSとフィールズ株式会社が運営する、AKB48グループにちなんだ飲食物やグッズを備えたカフェテリアとショップのこと。カフェテリアではメンバー考案のフードやスイーツメニュー、ショップではグッズの販売やテイクアウトコーナーもある。NOTTVで放映されている「AKB48のあんた、誰?」の生放送収録が行われており、このほか、メンバーや劇場スタッフが不定期に訪問したり、イベントも行ったりもする[18]。支店として、大阪・難波に「AKB48 CAFE&SHOP NAMBA」(2012年4月4日開店)[注釈 4]、福岡・博多に「AKB48 CAFE&SHOP HAKATA」(2012年3月20日開店)[注釈 5]の3店舗。また、名古屋・栄は株式会社AKSとサンシャイン栄が運営する「SKE48 CAFE&SHOP with AKB48」(2012年12月9日開店)がある[注釈 6]。
「AKB48グループ」「48グループ」
AKB48と姉妹グループ(SKE48・NMB48・HKT48や海外拠点のJKT48・SNH48)、派生ユニット、及びそれらの卒業メンバーの総称。
「AKB48劇場」
通称「シアター」。AKB48(SDN48)のホームグラウンドで、劇場公演を行っている場所。東京・秋葉原のドン・キホーテ8階にある。ちなみに昔は「秋葉原48劇場」だった。なお、AKB48以外の国内各48グループの劇場名称も「(グループ名)劇場」である。
- 劇場用語
- 主に劇場内で使用される用語一覧。
- 「キャン待ち」…キャンセル待ち。メール当選者のキャンセル分の人数が入場できる制度。
- 「指差し」…客席に向けて、指を差し出す振り付けのこと。
- 「指クル」…曲中に客席に向かって指をクルクル回すところで、自分に向かって指されること。
- 「0ズレ」…メンバーの真正面の位置のこと。「1ズレ」「2ズレ」はそこから1人2人と「ズレ」ることを意味する。
- 「~ポジ」…特定のメンバーが見やすい位置。
- 「出席確認」…メンバーに気付いてもらい、来ていたことを分かってもらうこと。
- 「脳内」…頭の中だけで思い浮かべること。
- 「連番」…隣同士で観覧すること。
- 「~巡」…抽選入場の際、呼ばれる順番のこと。1巡から25巡まである。
- 「0列」…2006年1月29日に試験的に導入された「最前列」。翌日には廃止されたが、7月に料金体系の改定とともに復活した。
- 「墓地」…下手花道前の立ち見スペースのこと。
- 「上手長屋」…
- 「下手墓地」…客席立ち席の最も下手の一帯のこと。入場抽選に恵まれなかった人々が多く集う。ゆえにヤケ気味であることが多く、異様な盛り上がりをみせることも。
- 「バミューダ」…客席最後方、下手側にある柵で三角形に囲まれた一帯のこと。通称「△」。
- 「チェキ男ゾーン」…
- 「運河」…
- 「立ち最」…立ち見の最前列のこと。
- 「お立ち台」…劇場内にある、登って観覧できる台のこと。
- 「要員」…本人の代わりに並んだりすること。
- 「干され」…入場時の抽選で運が悪く遅めに呼ばれること。「干され」も参照。
「AKB48公式モバイルサイト」
AKB48公式サイトのモバイル(フーチャーフォン、スマートフォン向け)サイトであるが、AKB48公式サイトのモバイル版とは異なり、有料であり、閲覧するには月額会員になる必要がある。会員は、条件によるが劇場公演やコンサートで優先予約ができるなどの特典が得られる。詳細:外部リンク公式モバイル
「AKB48 SHOP」
AKB48のグッズ直営販売店のこと。国内の店舗はドン・キホーテに併設されており、営業時間は併設されている店舗に合わせている。また、かつては東京・原宿に「AKB48オフィシャルショップ原宿」(2012年1月閉店)が存在していた。SKE48(前述の「SKE48 CAFE&SHOP with AKB48」)、NMB48(「NMB48 SHOP」)もまたグループ直営のグッズ販売店があるが、HKT48の直営のグッズ販売店はない。
「AKB48 Mail」
「AKB48 Mail」、「ユメモバ!」、「モバメ」、「AKS Mobile」はメンバーからメールが直接送られてくる有料サービス。返信はできない。詳しくは各項目を参照。
「エース」
AKB48メンバーのトップに立つ者。「AKB48の顔」となり活動している。詳細はエースを参照。
「SKEハウス」
表記は「SKE48ハウス」ではなく「SKEハウス」が正しい。SKE48に所属する地方出身メンバーのために運営が用意したマンション(寮)のこと。かつては「2LDK」[19]で相部屋となっており、過去のメンバーのブログやGoogle+の投稿によると、2部屋に4名が生活していた事が判明している。また、以下の表に挙げる以外の住人として小野晴香・矢方美紀(ともに大分県出身)などがいた。なお、2014年4月頃に居住していたメンバー全員が一度退居し、運営側が再度用意した部屋へ転居している。新しい「SKEハウス」は1人1部屋が与えられている[20]とのこと。この項目では、転居前の「SKEハウス」については「旧」を付記する。
- 旧SKEハウス
住人 | 出入りしていたメンバー | 過去の住人 |
---|---|---|
斉藤真木子(大阪)・青木詩織(静岡) | 佐藤聖羅(三重) | 東李苑(北海道) |
松村香織(埼玉)・金子栞(埼玉) | 出口陽(三重) |
旧SKEハウスでは、居住者の間ではローカルルールが定められており、食費雑費は月額会費制で徴収され、洗濯・掃除は各自で行っていた。食事作りの担当は松村で、ハヤシライス[21]などのメニューで腕を振るっている。余談であるが、松村は私物の「精米機」を持ち込んでおり、金子栞とともに玄米や7分づきで食べることが多かったという[22]。また、食器洗いは金子か出口陽と役割分担をしていた[22]。
出口は旧ハウスに居住はしていないが、「終電を逃して、自宅に帰れないこと」[23]もたびたびあり、頻繁に旧ハウスを利用していたため、松村から月1,000円の食費をしっかりと徴収されていた[24]。
旧ハウスでのエピソードとしては、グラタンを作ろうとした斉藤真木子が、ホワイトソースを電子レンジで加熱しすぎて爆発させ、あやうくボヤ騒ぎとなる事件を引き起こしている。すぐに消火したものの、煙が部屋に充満し、臭いが1週間くらい残った[25][26]という。
「MVP」
- 2005年12月29日に発表された「その日一番目立った来場者を“MVP”として称え、Tシャツをプレゼントする」という制度。しかし「応援の仕方は人それぞれ」や、目立つというのは、大声で叫ぶや、暴れるという行為にも近く、「なぜそんな人をMVPにするんだ?」という多くのファンの非難を浴び、次の日には戸賀崎智信(当時のAKB48劇場支配人)が「やっぱり止めます」と発表[27]。わずか1日で終了した。
- 2005年12月31日、上記の反省を踏まえ変更された「100回来場した人を“MVP”とする」という制度。かつては、シアターのインフォメーションから劇場への通路の右の壁には、歴代MVP認定者の名前が飾られていた(現在はオフィシャルサイト内のコンテンツに歴代MVPの名前が掲載されている)。その他に、予約した日の公演メンバー全員との記念撮影。全員のサイン入りTシャツ、最優先入場権(一部の公演は対象外)などの特典がある[16][28]。
- コンサートなどのイベントで、その日一番活躍(?)したメンバーを秋元康がMVPに認定するという制度。秋元の独断なので、どんな基準で選ばれているのかは誰にも分からない[29]。
「LOD」
「ライブ オンデマンド(LIVE!! ON DEMAND)」の短縮形で、DMM.comが有料で公演をネット配信するサービスの名称。2008年10月1日から開始された。専属のカメラマンが手持ちカメラで担当し、生誕祭のメンバーの追従や、多彩な角度からメンバーを撮影している。また、定点カメラもあり、ステージ全体を俯瞰することもでき、各メンバーの位置や動きがよくわかる。
「遠方枠」
国内各グループの劇場公演のチケット抽選の際、各グループの近辺の都道府県以外のファンのために設定された当選枠のこと。各グループの遠方枠対象(いずれも、通常公演)の定義は、
- AKB48 - 関東一都六県(東京および茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川)外の居住者
- SKE48 - 東海三県(愛知・岐阜・三重)外の居住者
- NMB48 - 近畿二府四県(大阪・京都および兵庫・和歌山・奈良・滋賀)外の居住者
- HKT48 - 九州三県(福岡・佐賀・熊本)外の居住者
となる。 なお、NGT48については「新潟県がエリア幅が横に長く、その距離は直線距離でおよそ250㎞」あり、このような特色もあって「遠方枠」の概念を持つことが難しいため、新潟県外居住者からの申し込みについては「県外枠」とし、併せて県内居住者のための「県内枠」が設けられている[30]。
また、海外居住者については、AKB48グループチケットセンターのAKB48グループIDが利用できないため、AKB48劇場のみ「スーパー遠方枠」という形で別途メールで申し込みが可能だが、「海外在住の方で最近1ヶ月以内に来日したことが証明できる方(パスポート確認)」「当日のチケット代金を日本円でお支払いできる方」「来日期間中もEメールにて連絡のやりとりが可能な方」と制限が多い[31]。
各グループごと、申し込みなどの相違点があるため、詳細はAKB48グループチケットセンター「よくある質問」を参照。
お
「OJS48」
「オージェイエス フォーティーエイト」と呼ぶ。グループ名の由来は「Ojisan(おじさん)」より。AKB48など48グループの握手会やコンサートなどの警備を行う、元刑事や警察官OBの16名で結成。詳細はOJS48を参照。
「Overture」
「オーバーチュア」と読む。英語で「序曲」「前奏曲」のこと[32]。アイドルグループの場合、劇場公演やコンサートなどのイベントで、一番最初に演奏される楽曲のことを指す。
48グループにおいては、各グループごとのヴァージョンがあるほか、グループ以外でも「Team Ogi 祭」の際に使用された「Team Ogi Ver.」、Not yetイベント時の「Not yet ver.」、テレビアニメ『AKB0048』で使用された「AKB0048 ver.」、高橋みなみプロデュース公演「愛しのにゃんにゃんお誕生日おめでとう公演」で使用された「こじはるおじさん ver.」などもある。原曲の作曲・編曲を尾澤拓実、歌をTAZ(DJ TAZ)が担当している。
公式に歌詞は設定されておらず、TAZが歌う英語の歌詞に、ファンは「MIX」や「コール」を曲中に入れて、盛り上げる[33]が、イベントによっては「MIX」やコールが通常の公演と違ったり、SKE48では「Overture」に「MIX」を打たない(SKE48#AKB48との違い参照)など、色々と流儀が異なる。
「大堀ゾーン」
初代チームKのメンバーだった大堀恵が、チームK公演で立っていた“3列目一番左端”というポジション。センターから最も遠い位置であり、照明すらほとんど当たらない真っ暗な場所[34]。
かつては指原莉乃(AKB48在籍時)も「最下手3列目は指原のものだ!」[35]と自虐ネタにしていたが、下手とは舞台(客)から見て左手を指すので、この表現は「大堀ゾーン」と同じ場所を意味している(ただし、当時の指原は、チーム公演での立ち位置ではなく、選抜メンバーによるシングル曲での話として使っていた)。
「送る会」
劇場公演において、他グループへ移籍するメンバーや、兼任が終了するメンバーの最終劇場出演当日に行われるセレモニー[36]。なお、卒業するメンバーについてはこの呼称は用いられない。
「推され」
運営側や所属事務所がプッシュしている(と思われる)メンバー。「運営推し」とも。最近では、選抜総選挙の結果や握手人気に見合わず推されているという(主観的な)意味で「ゴリ推し」という表現も使用される。⇔「干され」
「オサレカンパニー」
48グループの衣装制作、スタイリング、ヘアメイクなどを手掛ける会社で、AKSから分社化され、2013年3月1日設立。代表取締役は、内村和樹[37]。AKB48グループ劇場支配人で、チーフスタイリストの茅野しのぶ[注釈 7]のほか、茅野の755投稿などにも頻繁に登場する「まつ」こと松本沙也加などのデザイナー、スタイリストが在籍している。
「推しメン」
イチ推しメンバーの略。その人がグループの中で一番の好きなメンバー、応援しているメンバーのこと。詳細は推しメンを参照。
「オタ芸」
アイドルオタクがやる応援の仕方の一種。「MIX」「ケチャ」などがある。
「オタ芸師」
オタ芸を打つ人。「打ち師」ともいう。
「大人AKB48」
2014年、江崎グリコ「パピコ」のキャンペーンとタイアップして募集した、「30歳以上の女性対象の期間限定メンバー」オーディションの合格者。プロアマ、既婚未婚問わずの募集条件で、AKB48以外で芸能活動を行っている者も応募した。詳細は大人AKB48 オーディションを参照。
「お見送り」
公演終了後にメンバーが劇場入口の扉からカフェにいるお客さんに向かって挨拶をすること。2005年12月10日から行われていたが、客数が増えるにつれ場所取りが加熱するなど危険な状況が見受けられるようになったため、2006年4月28日をもって廃止。その後、ハイタッチを経て、現在はメンバーが劇場舞台から観客の退場を見送る方法に変えて、行われている。
「おやつ公演」
劇場公演を一日3回行っていた時期、昼(12時開演)、夜(19時開演)に対して、15時30分開演の公演をこう呼んだ。由来は「3時のおやつ」で、浦野一美がネーミングした[38]。
「オリメン」「初期メン」
それぞれ「オリジナルメンバー」「初期メンバー」の略。2005年夏、「秋葉原48プロジェクト」として最初に48人の募集があり、オーディションで7,924名の中から24名が合格した。そして2ヶ月のレッスン後、最終的に残り12月にAKB48の第1期生としてデビューした20人のメンバーのこと。大半が卒業し、現在(2014年2月)残っているのは、高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみの3名のみ。似たような用語に「初期メン」があるが、初期メンの場合には、篠田麻里子(1.5期)も含む。「オリメン」はファンが主に使い、「初期メン」はメンバーが使用する事が多い。
「オンデマ」
「ライブ オン デマンド(LIVE!! ON DEMAND)」、LODのこと。
か
「解雇」「活動辞退」「卒業」「辞退」「契約解除」「脱退」
グループからメンバーが離脱すること。詳細については卒業を参照。
「鍵開け」「鍵閉め」
「鍵開け」は、握手会でその日(その部)でメンバーと一番最初に握手すること。「鍵閉め」は、一番最後に握手すること。鍵閉めはファンにとってのステータスであり、人気メンバーの鍵締めを巡る牽制は熾烈。ファンの中には、資金力にモノを言わせる人も少なからずいるようだ[39]。ではなぜ「鍵閉め」を狙うのか。通常は握手券を複数枚持っていても、1度に出せる握手券の上限は限られているが、受付終了直前で制限が無くなり、数十枚や数百枚出すことも可能となり、長時間話せるようになる。
「影アナ」
劇場公演やコンサートの開演前や終了後に、注意事項や挨拶などをするアナウンスのこと。誰が担当するかはその時まで分からない。
「ガチンコ」「ガチ」
運営(秋元康)が掲げているコンセプトの一つ。元々は相撲用語で、八百長なしの真剣勝負を意味する言葉。「選抜総選挙」「リクエストアワー」「じゃんけん大会」などのイベントは、すべてやらせ無しが運営側の言い分。それに対し、第2回じゃんけん大会で篠田麻里子、第4回じゃんけん大会で松井珠理奈と、結果的に選抜常連クラスのメンバーが優勝したこともあってか、一部のファンの中には疑っている者もいる。
「カフェっ娘」
読み方は「カフェっこ」。AKB48劇場内にかつてあった「48's Cafe」(現在は営業終了)で働いていた女性店員のこと。一番最初のメンバーは、1期生オーディションに落ちた子に声をかけて働いてもらっていた。その時のメンバーが篠田麻里子と大堀恵。篠田は翌月にサプライズで電撃加入。大堀は翌々月に行われた2期生オーディションに合格し、AKB48の正式なメンバーとなった。他に5期生となった小原春香もカフェっ娘出身。 カフェっ娘だったメンバーがAKB48とは無関係に「A*JEWELS」という新アイドルグループを作ったこともある[40]。コンスタントなライブ活動やファン投票など、AKB48のようなコンセプトで活動していたが、2007年頃で活動は終了した模様[41][42][要高次出典]。
「ガチャ」
ロビーで販売されていた、当たり券入りのガチャガチャ。1回300円。主な当たりは、2ショットポラ権、ゲネプロ招待券、劇場優先入場権、1日劇場支配人権、メンバーと一緒に1階に降りる権など。中には、戸賀崎と居酒屋で語り合う権[43]など、微妙なものもあったが、今となってはとても豪華な景品だった。ガチャガチャは原価がほとんどかからず、当たり券もファンにとっては豪華だが、運営側にとってはお金がかからないものがほとんどだったため、お金に困る度にガチャガチャをやって社員に給料を払っていたのでは? というブラックジョークもファン内では囁かれた。
「神―」
ネット用語としての「神」は褒め言葉の一種であり、素晴らしい、優れていることなどを意味する修飾語。「ネ申」とも表記される。48グループ界隈においても、「神対応」「神7」「神推し」などのように用いられるほか、「神曲たち」というアルバムや「神公演予定」というコンサート、「ネ申テレビ」(ねもうすテレビ)というテレビ番組などのタイトルにも用いられている。
これに対し、キリスト教をベースとした教育環境で育った大矢真那は、「神イコールキリスト、ということじゃなく 私には軽々しくあてはめる言葉じゃない、と…。 」と苦言を呈していたが、「だんだん慣れてきて、今では割りきって耳に、目に入れられるようになりました」とも語っている[44]。
「神曲」
優れた詞や曲だけでなく、それを取り巻く背景、歌唱メンバーなどにも恵まれ、ファンの中でもとりわけ評判の良い楽曲のこと。公式にも使われており、アルバム「神曲たち」やSKE48のリクエストアワーのサブタイトルには数回「神曲」という言葉が用いられている。しかし、2013年のSKE48のリクエストアワーのサブタイトルには、「あなたの好きな曲を神曲と呼ぶ」とあり、運営側は神曲は人それぞれ違うという解釈であるといえる。神曲の代表格は「てもでもの涙」[45]で、そもそも楽曲自体の評判が良く、AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2009で3位に輝き、この曲を歌う佐伯美香が足の怪我で休養中だったにも関わらず椅子に座りながら歌唱したり、佐伯の卒業前最後のコンサートでは、同曲中にメンバーから花が渡されたり、バイトAKBとしてAKB48に戻ってきた佐伯が柏木由紀と再び同曲を歌唱したりといったストーリー性が、この曲を神曲にした。
「神対応」
握手会で、ジャンプで出迎える、ギリギリまで手を離さないなどの工夫により、ファンがメンバーを神様のように感じるほどの良い対応。また、そういった対応をするメンバーのことを指す。過去に神対応の一人として取り上げられたのが古畑奈和で、かつて日本テレビ系で放送されていた「ガチガセ」で、古畑の握手対応が取り上げられたことがある[46]。対義語は「塩対応」。
「上手」
「かみて」。客席から舞台を見た時の右側のこと。⇔「下手」
「神の7人」「神7」
神7を参照。かつては特定のメンバー達を指す表現であったが、卒業や選抜総選挙での下克上により、その語法が変化している。
き
「北川謙二」
- NMB48のシングル楽曲の一つ。詳細は当該記事を参照。
- AKB48のアシスタント・プロデューサー(1979年8月11日[47] - )で、イベントやコンサートのプロデュース業やロケバスなどの運送業などを営む、株式会社ノース・リバー代表取締役[48]。1.にある通り楽曲のタイトルになった人物でもある。元々は、AKSの関連会社でAKB48の映像部門を担当しているKRKプロデュースに所属し、2011年6月頃まで在籍していた。スタッフではあるが、小嶋陽菜とのデュエット曲『2人はデキテル』が『ラブラドール・レトリバー』に収録されたことで、2013年の第3回AKB48紅白対抗歌合戦に小嶋とともに出演したり、NGT48劇場グランドオープンに先んじて行われた「繋げ!AKB48劇場の魂を! NGT48今村の東京→新潟 日本縦断354km行脚!」では、今村悦朗NGT48劇場支配人にゴールまで同行するなど、イベントに登場する機会が多い。
「キャッチフレーズ」
自己紹介MCで使用するもの。「短時間で自分を知って貰えるように」という事で秋元康が考案。メンバーによって様々で、客が参加し掛け合いをするものなどもある。劇場公演はホームグラウンドだが、違う番組にゲスト出演した時にやらされる場合は、アウェーの空気でやらなければならないので辛い場合も。キャッチフレーズが無い者もおり、その場合は名前や年齢、出身地を言うだけの場合が多い。基本的に自分で考える場合が多いが、別のメンバーが考案したものもある。また何度か変ったメンバーもいる。
「キャプテン」
各グループの各チーム(NGT48においてはグループとしてのみ)に存在する、メンバーをまとめる役職のこと。ただし、SKE48のみ「リーダー」と呼ぶ。大組閣以降は、キャプテンの補佐する「副キャプテン」(SKE48のみ「副リーダー」)が新設されている。詳細はキャプテンを参照。
「キャメロン」
NMB48劇場支配人の金子剛のニックネーム。自身が歌唱する『キャメロンキャメロン』というテーマ曲(?)もあり、「NMB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2015」では第73位にランクインするという「リクアワ始まって以来の珍事」が起きている[49]。命名の経緯については本人記事を参照。
「キャラアニ」
正式名称は「キャラアニ.com」。KADOKAWA傘下のインターネット通販サイト。
ここで買えるのは、SKE48を除く[注釈 8]各48グループの「劇場盤」で、希望のメンバーと握手できる「個別握手会」に参加できる券が付いてくる。CD発売の1~2ヶ月前に事前予約が行われるので、その時に購入する。購入は先着ではなく抽選。握手会に参加できる人数は決まっているため、販売される枚数は限定。売り切れたら購入は不可。再生産、再入荷は無いが、キャンセルが大量に出た場合は再販される場合もある(通常、申し込み後のキャンセルは不可)。通販なので商品代金の他に送料、消費税、さらに代引き決済の場合は手数料がかかる。
AKB48劇場盤の販売方法の詳細については、購入ガイドを参照。
「91年組」
1991年4月~1992年3月に生まれた世代の事で、2010年にはAKB48の48名中15人がこの学年で、全体のほぼ3分の1を占めていた。結成初期からこの世代は注目されており、当時は「ゴールデンエイジ」とも呼ばれていた。AKB48においてこの年代の活躍は目覚ましく、当時在籍していた代表的なメンバーを挙げると、4月:高橋みなみ、6月:北原里英、7月:板野友美、柏木由紀、前田敦子、8月:増田有華、10月:高城亜樹、11月:河西智美、(1992年)2月:仲川遥香などがいる。SKE48でも7月:松井玲奈、10月:須田亜香里、11月:高柳明音、平松可奈子が91年度生まれ。宮澤佐江は「花の1991年」とも呼んでいるが、この世代は2011年に一斉に成人したため、20歳オーバーの中心メンバーが急増し、秋元才加もAKB48(グループ)の高齢化を危惧していた。既に前田、板野、河西、増田などは卒業しており、さらに2015年から16年にかけて、AKB48グループ総監督の高橋を筆頭に、松井、高城、仲川、小林香菜といったメンバーが卒業(発表)しており、48グループに在籍する「91年組」も残り僅かになっている。
「金魚」
2007年8月1日から、AKB48劇場のロビーで飼われていた金魚を指す。劇場で金魚を飼育し、その様子をホームページでライブ配信するという企画が運営によって発案されたが、たまにメンバーが登場してエサをあげるシーンを撮影していたものの、話題にもならず、批判すら来ず、いつの間にか終了した。この飼育企画は、2015年12月6日に行われた「AKB48劇場オープン10周年記念祭」のMCで発表された「AKB48運営 失敗の歴史ベスト5」で、並み居る「運営の黒歴史」の中から、第1位に選ばれた[50]。
当時、2匹いた金魚の名前は、「とまとちゃん」「かぶくん」で、最初は「出目ちゃん」(出目金?)もいた[51]。ちなみに、金魚の飼育係だったのが、当時、劇場スタッフで後にHKT48劇場支配人となった佐藤和也とSDN48に在籍していた芹那、それに「りんごちゃん」と呼ばれたスタッフであった[52][53]が、大島優子が「2回公演の間にエサあげてた」と言う様に、スタッフやメンバーに可愛がられた[50]という。
2匹の金魚は、2014年6月12日から13日にかけて「優子ちゃんの卒業と、麻友の選挙公約達成を見届けて安心したのか」(西山恭子談)、相次いで「大往生」を遂げている[51]。
く
「ぐぐたす」
SNS「Google+(グーグルプラス)」のこと。詳細はGoogle+を参照。
「糞運営」
運営方法が未成熟、曖昧なことから各方面でトラブルを頻発させている運営(特にAKB48の運営)のことを、批判する意味で揶揄する言葉。余りにも批判が続いていることを運営は逆手に取り、自虐的なネタとして運営自らがこの用語を使用することがある(例:「劇場公演やコンサートで連日の落選にもめげず応募し続けてくださっているファンのみなさま、『じゃんけん大会くらい当選させろ!』ですよね…。この糞運営がっ!!」[54])。
しかし、48グループが拡大していくにつれ、「今までは、このマイナスとか出来事を、ある種の、地下アイドルの延長線上としてシャレでやったところがある。それがだんだん、何をやってもシャレですまなくなってきた」(秋元康談)[55]こともあり、大組閣の様に、ファンからの根強い批判があるにもかかわらず強行したことや、ペナントレースや最近の握手会の対応などの様に、運営側の失策とも受れる対応が続出するなど、単に「糞運営」という言葉だけでは済まされないほど、ファンの運営に対する不信や批判はさらに強いものとなっている。
「クソガキ」「ksgk」
若い生意気なメンバーのこと。「ksgk」(kusogaki)とも。大島涼花、田野優花、高橋朱里、川栄李奈の4名がksgk選抜と呼ばれていた。
け
「契約解除」「卒業」「辞退」「活動辞退」「解雇」「脱退」
グループからメンバーが離脱すること。詳細については卒業を参照。
「劇場支配人」
「支配人」とも呼ばれる。「劇場の総責任者」「芸術監督」と言う意味も含まれるが、48グループにおいてはどちらかと言うと、各グループのマネージメントの仕事がメインとなっている。グループ・劇場の立ち上げから、人事・運営・メディア、ファン対応(握手会での支配人部屋)などその仕事の範疇は幅広い。草創期のAKB48劇場支配人であった戸賀崎智信は、かつて存在したガチャを手売りしていたこともあった[56]。
また、現役メンバーが劇場支配人を務める例があり、HKT48の指原莉乃(現役メンバー兼任)に加え、JKT48のメロディー・ヌランダニ・ラクサニが、8月1日から稼働する新体制で劇場支配人(現役メンバー兼任、組閣#JKT48を参照)[57]となった。
その劇場支配人をさらに統括する役職は「AKB48グループ総支配人」であり、初代の戸賀崎を経て、2015年11月時点で茅野しのぶが当職を務めている。なお、「劇場支配人候補生」(今村悦朗)、「劇場支配人研究生」(湯浅洋、芝智也)という役職も過去に存在していた。
「劇場盤」
特典(個別握手券や生写真など)付きのもの。昔は劇場で売っていたので劇場盤と呼ばれる。現在は、SKE48を除いて「キャラアニ」のネット販売のみで販売されている。限定品なので抽選に申し込み、当選した場合は購入できる。類語:「通常盤」。
「ケチャ」
ヲタ芸の一種。アイドルに向けて両手を差し出す動き。曲の後半のドラムがブレイクするパートで使われる。最前列で行う「走り込みケチャ」など種類はいろいろある。
「ゲネプロ」
通し稽古。本番通りの衣装・進行で行われる最終リハーサルのこと。関係者向けのお披露目的な意味合いもある。一般のファンは通常は観る事が出来ないが、「100発100中券」などを持っていれば観ることも出来る。
「限定公演」
ほぼ月に一度(最近では不定期)、入場対象者を限定した「女性限定公演」、「シニアの方限定公演」が行われ、入場倍率が若干緩和される。また「〇月生まれお客様生誕祭」、「お子様デー」なども実施している。公演内容(セットリスト)に変わりはないが、抽選会やプレゼントがもらえる。
「兼任」
メンバーが、あるグループ(チーム)と他のグループ(チーム)の両方に所属すること。詳細は兼任を参照。
こ
「合意解約書」
AKB48のメンバーは卒業時に、「AKB48のイメージを傷つけるような仕事を3年間は行わない」という旨の誓約書に署名、捺印させられていた事が、中西里菜(現芸名・やまぐちりこ)のヌード写真集、アダルトビデオ出演時の出版差し止め訴訟で判明した[58]。
「古参」
古くからのAKB48のファンの事。どこまでを古参と定義するかは諸説あり、2005年12月の立ち上げ直後に来ていないとその資格が無いとする強硬派もいる[16]。昔はAKBのファン自体が少なかったので、当然絶対数も少ない。「AKBが売れる前から応援していた」という一種のステータスでもあり、自慢にも使える。そのため自称・古参も多い。対義語は「新規」「PD」(ぽっと出)など。
「コール」
オタ芸の一種。メンバーの名前を呼ぶこと。コールの種類やタイミングは様々で、「らぶらぶらぶらぶ、らぶたーん」(多田愛佳のコール)の様に、リズムをつけて叫ぶこともある。コールの大きさ(しているファンの人数)は、現場人気のバロメーターの一つとも言える。
「小林よしのり」
1953年8月31日生まれの漫画家、評論家。政治的に過激な論調で発言する。愛称は「よしりん」。AKB48関連以外の人物詳細に関してはWikipediaの記事を参照のこと。AKB48ファンを自認しており、自身のブログでは「姉妹グループの研究生にまで言及するなど、今やその知識量は論客のなかでも一、二を争うほど」[59]造詣が深く、また「AKB48紅白対抗歌合戦」の審査員を務めたり、様々なメディアでAKB48やそのメンバーについての主張を展開している。
指原莉乃について「アンチ」であることを公言したり[60]、2015年に行われた「第7回総選挙」後の白夜書房『BUBKA』(2015年8月号)のインタビューでは、開票結果発表で冗長なスピーチを続けた横山由依に対して「これから総監督になるっていうのに......。もうね、辞退してほしい!」[61]と切り捨てたり、自身のブログでは「高橋みなみの『リーダー論』を推薦する」[62]など、様々な発言をしている。2015年12月頃から「多忙」を理由に、AKB48に関する発言が減少している[63]。
さ
「最後の挨拶」
劇場公演の終演時に行われる挨拶。メンバーの一人が「最後の挨拶をしましょう」と掛け声をかけ、横一列になったメンバーが互いに手をつないで、「せーの」の合図で頭を下げたまま、一旦後ろに下がり、再度「せーの」の合図で再びステージ最前に出てきて両手を頭上にあげて、観客に感謝する。一種の儀式のようなもの。また、この挨拶の途中にメンバーが「ちょっと待った」と言って中断し、その後「生誕祭」や「卒業発表」などのサプライズを行うことがある。そのためメンバーもファンも緊張する一瞬でもある。また、この挨拶時のサプライズを強調するために、いつ誰が始めたかは定かではないが、影アナやMC中に「(誰の)生誕祭」という文言は避けて比喩(誰々の大切な・素敵な日)を用いる傾向にあり[64]、時にば言葉に詰まる場面が見受けられる。また状況の異なる他グループからの兼任メンバーは戸惑ったり、言ってしまうこともある[65]。最近では緩和する雰囲気も見られる。ただし、チーム8の公演では、挨拶の前に生誕祭の開始を告げて行う。中断したケースで多いのは、全国ツアーの開催地などの発表である。
「サイリウム」「ペンライト」
いずれもアイドルのコンサートなどでファンが手に持って振るアイドルグッズの一つ。光る仕組みによって区別される。
「ケミカルライト」は化学発光によって光るもの。ある程度折り曲げると、パキッっと仕切りが割れ、中の2つの液体が混ざり合うことで化学反応を起こし蛍光色に光る。「サイリューム」(Cyalume)はオムニグロー社が開発した世界初のケミカルライトの商品名であるが、ケミカルライト全般を指すこともあり、商標権侵害を避けるために「サイリウム」と表記することもある。日本のメーカーだと「ルミカライト」(Lumica)が有名。値段は通常のもので100~300円程度。安い物は、100円ショップなどでも売っている。持続時間が短かったりするが、それほど長いコンサートでなければ大抵はもつ。
「ペンライト」は電池式になっており、電気エネルギーを使って光る。値段はまちまちだが、「サイリウム」よりは高い。AKB48公式グッズでの値段は1500円。使い捨てではないため長期的に考えるとお得。ゴミも出ない。ちなみに自作した物を使用する者もいるが、高温になっていて火傷したという話や、電池が破裂したという話もあって危険な物もある。あまりにも光を強くし過ぎると周りのファンにも迷惑であり、運営から禁止される場合もある(NMB48はルミカの大閃光なども禁止している)。
厳密に「サイリューム」と名乗れるのは、前述のようにオムニグロー社のケミカルライトだけだが、オムニグロー社もLEDのペンライトを「サイリュームクラシック」として発売している。現在では、他社製品やペンライトもすべて含めた一般的な総称として「サイリウム」と呼ばれることもある。
応援グッズとして、ライブ会場などで比較的よく見られるものであるが、2014年以降、48グループ以外のライブ会場において、一部市販品のケミカルライト(液体式サイリウム)が破裂する事故が頻発しており、2014年11月18日、HKT48の博多コンサートでもサイリウムが破裂する事故が発生[66]。これを受けて、運営内でも応援グッズの持ち込みについての検討が行われることとなり、2015年2月1日以降の48グループすべての公演・コンサート・イベントにおいては、ケミカルライト(液体式サイリウム)の一切の持ち込みが禁止されることになった[67]。また、物販で販売されている48グループ公式ペンライトであっても、全国握手会傷害事件の影響で警備体制が強化されたことで、イベント入場の際にペンライトの中身を確認したり[68]、ペンライト自体の持ち込みが禁止される場合もある[69]。
「サプライズ」
48グループの基本コンセプトの一つ。予定調和を嫌う秋元康によってたびたび仕掛けられる。結成時からよく行われており、篠田麻里子の加入や、バレンタインデーにおけるチョコレートの配布、高橋みなみのチームK公演出演、研究生の正規メンバーへの昇格発表など多岐にわたる。「サプライズ」という単語も、CDのタイトルや歌詞などにもよく登場し、コンサート「サプライズはありません」は、その名前とは逆に数多くのサプライズが発表されるなど、完全にフリになっていた。
発表方法は、茅野しのぶ、戸賀崎のほか各劇場の支配人(HKT48の場合、劇場支配人兼務の指原莉乃が登場したこともある)、スタッフ(湯浅順司など)が登場する、スタッフからメンバーに手紙が渡される、突如VTRが流れ出すなどのパターンがある。また、NMB48ではサプライズ発表前に効果音が流れるため、それを擬音化して「ジャジャーン」と呼ばれることもある[70]。ファンやメンバーにとって良いサプライズもあれば、突如発表される卒業など、素直に喜べないものもある。卒業発表の場合は、メンバー本人が行う場合が多いため、劇場公演の最後の挨拶時に、突然「ちょっといいですか―」などと、打ち合わせのない事を言い出し中断すると、勘の良いメンバーやファンは「まさか」と思いドキッとする。また、運営側にとっても、予期せぬトラブルなどがあった場合も「サプライズでした」で済ます事が出来るので、非常に便利な言葉でもある。
戸賀崎によると、「高橋みなみなんて、僕が出て行くと必ず泣くんですよ(笑)」「いい知らせを伝えることもあるんだから、何も話してないうちから泣くのはやめてほしいんですが(笑)。そういう場合は、メンバーはもちろん、僕自身も直前まで何を伝えるのか知らされていない。決まってるのは“最後は高橋がシメる”ってことだけなんです。あのリアクションは完全にアドリブなんですけど、ホントにいいことを言うんですよ、いつも。そう考えるとすごいですよね。あれだけの責任を背負うと、人はこうなっちゃうのかって思います」と語っている[71]。
しかし、最近ではコンサートなどのイベントで必ずといっていいほどサプライズ発表が行われることに対して「純粋にコンサートを楽しめない」ことなどに対し、ネット上の掲示板を中心に批判が出ている。
「サポーター」
結成以前からデビュー初期まで、運営が「ファン」を指す言葉として使用していた言葉。あまり浸透せず、その後は普通に「ファン」と呼ぶようになった。
「サポーターズカード」
2006年2月14日から4月18日まで使用されていたカード。磁気カードの一種で、入場チケットや会員証、ポイントカードなどの機能を併せ持ち[72]以外にもメンバーの人気投票にも利用された。しかし、「発券の際に時間がかかってしまう」ことで不評を買い、さらに「現在、人気投票に使用することしか出来ない」「初めて劇場にいらっしゃる方に対して敷居が高いと感じさせてしまう」ことなどを理由に、たった2ヶ月で廃止された[73]。
「サルオバサン」「サルオバ」
AKB48運営スタッフの一人で、広報の西山恭子のニックネーム。現在は主にチーム8のコンサートやイベントに帯同することが多い[74]。詳細は西山恭子を参照。
「三銃士」
AKB48の14期生、岡田奈々、小嶋真子、西野未姫の3名のこと。研究生の出演頻度が高かったTBSテレビ「有吉AKB共和国」で使用され始めたのが初出と言ってよい。「新生チーム4」(2013年11月当時、大組閣前)の主軸メンバーとして活躍をしていた3人。今後のAKB48を背負って立つ3人だと、ファンだけでなく、AKB48に関わる関係者、マスコミも注目をしていた[75]。別名「なまこ姫」[76](岡田奈々の「な」、小嶋真子の「まこ」、西野未姫の「姫」)。現在は、あまり使用されない。
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「シアターガールズ」
昔、3曲目を歌っていたユニット名。あくまでユニット名なので、メンバーは曲によって異なる。実質的には、選抜メンバーの下のアンダーガールズのさらに下のメンバーだったとされる(もちろん公式でその様な説明はしていない)。「メディアに出られないメンバーが劇場公演を担当している」「シアター=干され」という悪いイメージが広まったためか、16thシングルを最後に結成されなくなり、以後は別のユニット名を使用する様になった。カップリング曲を担当するユニットについては、選抜を参照。
「シアターGロッソ」
東京都文京区にある東京ドームシティ内の戦隊ヒーローショー準専用劇場。AKB48もかつて第2の劇場として、劇場公演(2009年5月29日~6月3日)や舞台などで使用していた。キャパは700~1000人程度で、舞台は下段・中段・上段の3層式。AKB48は現在は使用していないが、2010年には当時の劇場支配人であった戸賀崎智信が「現在、劇場公演の応募数が1万人を超える事が多くなっています。少しでも多くの方に公演をご覧になって頂けるよう、Gロッソ公演の復活を目指して、スケジュールなどを調整しております。Gロッソ公演が復活すれば1日900名の方にAKB48の公演をご覧になって頂けるようになりますので、今しばらくお待ちください」[73]と回答。2015年現在も特に新しい動きはないものの、東京ドームシティに隣接するTDCホール(東京ドームシティホール)で、各グループのリバイバル公演が行われることもあった。
「CG」
「シージー」。「コンピュータグラフィックス」の略称。
48グループとしては、かつて渡辺麻友が揶揄されていた別称のことを指す。2010年当時の渡辺はその容姿と完璧なアイドル性を持ちながら、ほとんど感情を表に出さず、動かず喋らない所から呼ばれるようになった(詳細・出典は渡辺麻友#キャラクターを参照)。
また、メンバーの顔をCGで合成した架空のメンバー・江口愛実も存在する。
「塩」「塩対応」
握手会での、塩のようなしょっぱい対応、すなわち冷たくて愛想のない、素っ気ない対応のこと。また、そういった対応をするメンバーのことを指す。塩対応の代表格は、島崎遥香で、「めちゃ2イケてるッ!」(フジテレビ系列)では、ファンサービスが苦手で、握手会での対応が塩対応といわれている島崎をアイドルらしく育てるという企画が実施された[77]。元々は、そういった対応や対応するメンバーを蔑む意味が込められていたが、1つのキャラクターとして認められている傾向がある。「2014年ユーキャン新語・流行語大賞」の候補語に選出され、握手会以外でのしょっぱい対応においても、「塩対応」が使われることが多くなった[78]。対義語は「神対応」。
「次世代エース」
AKB48メンバーのトップに立つ「エース」に代わる次の世代の者と言われている者。詳細はエースを参照。
「辞退」「卒業」「活動辞退」「解雇」「契約解除」「脱退」
グループからメンバーが離脱すること。詳細については卒業を参照。
「支店」
AKB48を指す「本店」に対して、全国各地にあるSKE48、NMB48、HKT48などの姉妹グループを指す言葉。元々は姉妹グループを軽視するニュアンスが含まれていたが、ファン・コミュニティ上で便利な表現として広まった事もあり、うっかり「本店」「支店」と発言してしまうメンバーもいる。
「しのぶ」
AKB48グループ総支配人兼衣装チーフ・スタイリストの茅野(かやの)しのぶの事。詳細は本人記事を参照。
「支配人部屋」
- 握手会などにおいて設置されていた、ファンが48グループ総支配人・劇場支配人に直接、意見や要望などを伝えたり、写真撮影をしたりするスペースのこと。参加には事前にメールでの申し込みが必要だった。全国握手会傷害事件の影響で警備体制の見直しが必要となり、現在は常設されていないが、ゲリラ的にインフォメーションなどで「緊急支配人部屋」が行われることがある[79]。
- 48グループの総支配人、劇場支配人の公式SNSをまとめたサイトのこと。各支配人のGoogle+、茅野しのぶのアメーバブログにアクセス可能であった。2015年3月のAKB48オフィシャルサイトリニューアルに伴い、廃止。
「下手」
「しもて」。客席から舞台を見た時の左側のこと。⇔「上手」
「写真厨」
写真を異常に集めている人。
「初期メン」
「女工哀史」
『女工哀史』(じょこうあいし)とは、1925年(大正14年)に刊行された細井和喜蔵のルポルタージュ。紡績工場で働く女性労働者たちの過酷な生活が克明に記録されている。
またこれによって世に知られるようになった「過酷な労働」それ自体についても『女工哀史』が用いられている。AKB48においても、メンバーの給料、待遇面についての問題を指す。
「週刊文春」2010年5月6日・13日号に掲載された記事[注釈 9]では現役メンバーの身内の証言として、「朝、始発で出かけて終電で帰って来る毎日。休みは月に1、2日もあればいいほう」「給料は月給約10万円。契約にあるCDの印税、写真やグッズなどの売上げの歩合収入は加算されない」「親同士で話してみると、それなりの額をもらっている人は選抜組でも3、4人だけ」「ギャラはもっと低い。グッズ売上の歩合収入がときどき千円単位であった程度」「最初は遅くなると送りの車があったが、途中から終電で帰らされるようになった(元メンバーの身内の証言)」「うちの娘は1円ももらっていない。交通費の実費精算があっただけ(元研究生の母の証言)」など、過酷な給料体系が曝露された。
秋元康は「直接関わっていないのでわかりませんが、劇場運営には莫大なお金がかかり、まだ利益は出ていないでしょう。僕自身、印税以外、受け取っていません」とコメントしている。
「新規」
- 何かのイベント・出来事をきっかけとして、新しくAKB48グループのファンになった人を呼ぶ時に用いる語。この語が使われ始めたのは、チームBがデビューした頃。
- 48グループのファンになったきっかけや時期を示すために、「○○新規」のように用いることもある。例えば「マジすか新規」であれば、テレビドラマの『マジすか学園』をきっかけにファンになったということである。
対義語は「古参」。類義語は「PD」(ぽっと出)。
「人事異動」
48グループに所属するメンバーや「劇場支配人」などの「運営」に所属する人物の役職が変更されること。基本的に「組閣」の様な大規模なチーム再編にならない、メンバーの他グループとの兼任(解除)や新たな役職の追加(例:2013年4月の指原莉乃の「HKT48劇場支配人」兼任など)で用いられていたが、2015年3月の「春の人事異動」では「AKB48のチーム再編」がメイン事項であったことから、実質的な「組閣」と変わらない内容でも、この用語が使用される場合もある。
発表は、コンサートなどの「サプライズ」発表で行われることが多い。
す
「スタベン」
「スターティング・ベンチ」の略(とされる)。「スタメン(スターティング・メンバー)」の対義語。「スタメン」は、2012年11月以降のAKB48新チーム体制で、ウェイティング公演初日の出演(予定)メンバーとなったメンバーを指し、「スタベン」は、それ以外のメンバーを指す。具体的には、
- チームA:伊豆田莉奈・小林茉里奈・
佐藤夏希・中塚智実・仲俣汐里・森川彩香 - チームK:内田眞由美・小林香菜・
佐藤亜美菜・近野莉菜・松原夏海・宮崎美穂 - チームB:大家志津香・小嶋菜月・
小森美果・田名部生来・中村麻里子・名取稚菜・野中美郷
が該当する(打ち消し線は、公演期間中に卒業)。その後、チーム・メンバーの卒業や研究生の昇格によりメンバー構成が変動し、公演内容にも変更が加えられた為、別の基準をスタベンと称する場合もある。
「スタベン制度」
1チームに16名より多くの正規メンバーが所属し、チーム内で出演メンバーを入れ替えながら劇場公演を行っている2012年11月の組閣以後の体制のこと。当初は、アンダー制度を廃止してメンバーを入れ替えながらの公演となると説明されたが、新チーム体制での初日公演直後より「スタメン」「スタベン」という言葉が使用されるようになり、格差を生み出すこのシステムを「スタベン制度」と呼ぶようになった。なお、一度廃止されたアンダー制度は、2013年8月に所属チーム間を越えたアンダー制度として復活している。大概の場合、「スタベン制度」という言葉は運営批判とセットであり、うれしくない制度という意味で使用される。
2013年11月の時点では、国内の48グループで1チーム17名以上が所属するのはAKB48の3チームのみだったが、ドラフト会議の開催に際して、「(姉妹グループでも)今後は「16」という定数に捕われず随時、正規メンバーとしてチーム入り昇格をすることが出来ます」という見解が示され[80]、大組閣体制以降、他の48グループ全チームが17名以上の体制となった。
「STK」
ストーカー(stalker)のこと。俗に言うアイドルファンの「追っかけ」の一種だが、「出待ち」「入り待ち」といったオーソドックスなものより、身元(住所や家族構成、学校、交友関係など)や、使用している路線や最寄り駅を割り出して待ち伏せしたり、学校行事を観に行く行為を指す場合が多い。ジャニーズファンで言う「ヤラカシ」に近い。当然のことながら、メンバーまたは関係者に対するストーキング行為は、ストーカー規制法により、警告や接近禁止命令、刑事処罰の対象となる。
2009年12月には、SKE48の公式サイトに「最近、ストーカー行為などメンバーの安全を損なう常識を外れた行動をとられる一部の方がいらっしゃいます。そのような方に対しては弊社内だけの対応だけではなく、しかるべき対応をとらせて頂きます。一部の良識のない方のために本告知にて大多数のファンの皆様には不快にさせてしまい、申し訳ありません。深くお詫び申し上げます。」[81]とのお願いが掲載された。このニュースをめぐり、あるファンは「AKB48、SKE48は人数が多いこともあり、メンバーは一定の場所まで車で移動し、以降は電車移動。なので、正直"隙だらけ"らしいです。(中略)特にSKE48の名古屋は、大都市の割に遊ぶ場所が少なく、『どこに行っても誰かと会う』『知り合い二人を辿れば、誰とでも繋がる』と評されているほどなので、メンバーの住所を把握するのも楽勝らしく、大型掲示板にはメンバーの通う学校などがまとまっているスレッドもあるほどです。痛いヲタが『公演は金がかかるけど、STKならタダでずっと見てられる』なんて言っているのを聞いたことがあるので、正直、自重してほしいですね」と明かしている[82]。
「~ずな」
伊豆田莉奈(いずたりな)の発言で、自身の名前の略称を混ぜて使う造語。他のメンバーにも使われている。例えば「うれしい」、「ばいばい」→(例)「うれずな」、「ばいずな」、「おめでとう」、「おつかれ」→(例) 「おめずな」、「おつずな」。
せ
「成人式」
「こどもから一人前のおとなに移行する際、その境界に設けられた文化的規定のこと」[83]で、「成年式」「成年の儀」[84]とも呼ばれる。
48グループにおいては例年、成人の日に「前年の4月2日からその年の4月1日に成人する(いわゆる学齢方式)メンバー」が集まって行われる。なお、姉妹グループも含めて新成人は「強制参加」であることが、2016年に成人式を迎えた山下ゆかり(SKE48)によって明かされている[85]。成人式を迎えるメンバーは晴れ着を着用し、AKB48劇場の近隣にある神田明神で祈祷を受け、記念撮影を行い、マスコミからの取材を受ける。また、ファンも横断幕などを持って早朝から境内に集まり、メンバーの成人を祝福する。
2011年以降、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48とグループが増加するとともに、成人を迎えるメンバーも増加。2016年の成人式ではグループ過去最多の32名[注釈 10]が参加した[86]。
なお、乃木坂46においても成人式は行われており、グループ名の由来である「乃木坂」の近隣にある、乃木神社で行われる[87]。欅坂46は2016年は行われなかった。
「生誕祭」
一部では「聖誕祭」とも表記する場合がある。劇場で行われるメンバーの誕生日を祝うイベント。詳細は生誕祭を参照。
「誓約書問題」
「週刊文春」2010年5月6日・13日号に掲載された記事(前述の「女工哀史」関連と同一)で触れられているもので、同誌の記事によると、2009年6月、全メンバーの保護者に対しAKSから突如「誓約書」にサインをするようにとの要請があった。その内容は「公序良俗に反することのないよう心がける、事務所およびAKSからの指示を遵守、個人的な芸能活動は禁止、違反した場合はいかなる処罰にも従う、未成年・就学中のメンバーは保護者が全責任を負う」というものだった。これに対し保護者側からは「自分の娘は何も問題を起こしてないのに、他のメンバーのせいで、このような紙に署名掠印しなければならないのか」と親同士で話し合いをもったという。
「センター」
複数の人間がステージに立ったりカメラに映ったりする場合、立ち位置には良い場所と悪い場所がある。例えば、後列より前列の方が良く、左端や右端より中心に近い方が良いとされる。最良のポジションが「前列中央」であり、これを「センター」と呼ぶ。
劇場公演の場合、各チーム公演毎のセンター、さらにユニット曲にもセンターがいる。劇場用語で言うと、「0」に立つ者がセンター。そこから左右に「1」「2」と増えていき、シアターの場合は「6」まである。もっと大人数が出演するコンサートの場合は、「20」や「30」などもある。
これまでにAKB48のシングル曲でセンターに立ったのは前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、松井珠理奈、大島優子、内田眞由美、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、島崎遥香、柏木由紀、指原莉乃、宮脇咲良、向井地美音と、グループ全体の人数と比較すると限られている。他の姉妹グループのシングル楽曲でのセンター経験者でも、SKE48では松井珠理奈、松井玲奈、北川綾巴、宮前杏実、NMB48では山本彩、渡辺美優紀、山田菜々、白間美瑠、矢倉楓子、須藤凜々花、HKT48では田島芽瑠、朝長美桜、兒玉遥、宮脇咲良とこちらも限られている。
乃木坂46のシングル曲でも、48グループと同様の意味合いを持っており、メジャーデビュー以降センターは生駒里奈に固定されていたが、最近のリリースでは生駒のほか、白石麻衣、堀未央奈、西野七瀬、生田絵梨花、深川麻衣とセンターは固定されない傾向がある。欅坂46では、メジャーデビュー作については平手友梨奈がセンターを務めている。
「1830m」
秋葉原にあるAKB48劇場から東京ドームまでの直線距離[88]。
東京ドームでコンサートを行うまでの道のりを例えた比喩であり、実際に2012年8月に東京ドーム公演が実現した際のタイトル『AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~』として使用されたほか、AKB48の4thアルバムのタイトルも『1830m』となった。また、目標であった東京ドーム公演を成し遂げたことから、2012年8月30日より、AKB48オフィシャルブログのサブタイトルが「~TOKYO DOMEまでの軌跡~」から「~1830mから~」に変更されている[89]。
「選抜」
人数が多いAKB48では、シングル曲やカップリング曲の歌唱や、テレビ・ラジオ・イベント出演、写真集・雑誌のグラビア撮影等など、ほとんどの仕事でメンバーが“選抜”される。よほど大きなイベントではない限り、全員参加のイベントは行われない。
シングル曲を歌うメンバーは、通常は秋元康を中心としたスタッフが選んでいるが、これにはファンからの反感が大きかったため、ファン投票(選抜総選挙)やじゃんけん大会によって選ばれる曲もある。
「選抜常連組」「選抜固定」
文字通り、「シングルCDの選抜メンバーによく選ばれる者」の事。具体的なボーダーラインは定義されていないが、一度も選抜落ちした事が無いメンバーと、1~2回ほどしか落ちていないメンバーは「選抜常連組」と言われている。具体的には、じゃんけん選抜を除き一度も選抜から外れていない小嶋陽菜、大島優子、高橋みなみ、渡辺麻友、松井珠理奈(SKE48)らを指す。選抜定員数は曲ごとに異なるが、通常10数名ほどで、そのほとんどの席を前述の「選抜常連組」によって埋められる。つまり「選抜メンバーは固定されている」。そのため、その様な状況に否定的な意味を込めて「選抜固定」とも呼ぶ。
「千秋楽」
(せんしゅうらく)。元々の意味は、芝居・相撲などの興行の最後の日。法会などの最後に演奏された雅楽の曲名が由来とされている。48グループでは、劇場公演の最終日のことを指す。
そ
「総監督」
正式名称は、「AKB48グループ総監督」。本来の意は「個々の監督者・責任者の上にいて、全体を取り締まる役。また、その人」(大辞林第三版より)であるが、48グループにおいては、グループに所属する全メンバーを統括する立場であり、いわば「プレーイングマネージャー」。メンバーに対する指導はもちろん、運営に対しても忌憚ない意見を挙げ、記者会見などにおいても常にコメントが求められる立場である。2012年8月の東京ドームコンサートで発表された(第2次)組閣において設置された役職で、高橋みなみが就任。このことから、高橋は「総ちゃん」と呼ばれることがある(本人記事参照)。
2014年12月のAKB48劇場9周年公演において、高橋が翌2015年の卒業を発表したことにより、次期総監督に横山由依を指名している。このことから横山は「ジキソー」(「次期総監督」の略)、高橋は「ゲンソー」(「現・総監督」の略)と呼ばれたこともある。2015年の春コンタイトルは「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」となっている。なお、秋元康は755でのトークで「横山に『総監督の任期は5年だよ』という話をしました」と発言し[90]、本人も意気込んでいたが、これはスタッフの冗談であり、任期は決まっていないことが判明した[91]。
2015年12月8日の「AKB48劇場10周年特別記念公演」において、総監督の職は高橋から横山へ引き継がれた。その際、「総監督継承調印書」なる文書に双方が署名し、高橋から「総監督の象徴」とも言われている「メガホン(集音マイク)」が引き継がれた[92]。
「組閣」
現存するチームを解体し、新しいメンバーで新しいチームを編成すること。今までにAKB48では3回、SKE48、JKT48では1回行われた。類似表現として「クラス替え」(HKT48の場合)がある。2014年2月24日にはグループ全体に及ぶ「大組閣」を実施した。
詳細については組閣・大組閣を参照。
「卒業」「辞退」「活動辞退」「解雇」「契約解除」「脱退」
グループからメンバーが離脱すること。詳細については卒業を参照。
た
「タコ焼き」
NMB48のみで用いられる言葉で、「タコ焼き焼けた」とはオリコンCDランキング1位、「焼けなかった」はそれ以外の順位を示す。デビューシングル『絶滅黒髪少女』で、1位を獲得できなかったら「ブルマ公演」という罰ゲーム企画があり、デイリーやウィークリーが発表される度に報告を行っていた。公約通りオリコン1位となり罰ゲームは回避したが、チームNの公演で「御礼」の意味で1回だけメンバーがブルマ姿で同曲を演じたことで、逆に運営はファンからの批判を招いた(チームNの記事も参照)。今では罰ゲームは行われていないが、新曲を発売するたびに順位を発表するという風習のみ残っている。
「誰かのためにプロジェクト」
2011年の東日本大震災発生を受けて、48グループ全体で展開している慈善活動プロジェクトの事。
詳細については誰かのためにプロジェクトを参照。
「脱退」「卒業」「辞退」「活動辞退」「解雇」「契約解除」
グループからメンバーが離脱すること。詳細については卒業を参照。
ち
「チーム」
AKB48の正規メンバーは、「チームA」「チームK」「チームB」「チーム4」「チーム8」のいずれかに所属している。また、正規メンバー以外の研究生で構成される「チーム研究生」もある。原則として劇場公演はチーム単位で行われている。
- 最初はオーディションに合格した順番に、1期生はチームA、2期生はチームK、3期生はチームBと作っていた。
- 4期生以降は研究生となり、適宜正規メンバーに昇格していずれかのチームに所属することになった。
- 2009年8月の日本武道館公演「AKB104選抜メンバー組閣祭り」にて組閣(チームのメンバーの組み替え)が発表され、それ以降は合格期に関係ないチーム編成となった。
- 2011年6月、チーム4が結成。所属チーム未定のまま昇格したメンバー10人が所属することとなった。
- 2012年8月の東京ドーム公演「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」にて再び組閣。チーム4を解体し、3チーム体制となった。
- その後、2013年8月にチーム4が再結成され、研究生から昇格した16人が所属している。
- 2013年11月以降、研究生以外を募集する特殊形式でのオーディション(ドラフト生やチーム8など)も行われている。
また、SKE48などの姉妹グループでもこれに倣いチーム制および研究生システムを導入している。現在48グループに存在するチームは以下の通り。
- AKB48 - チームA・チームK・チームB・チーム4・チーム8
- SKE48 - チームS・チームKII・チームE
- NMB48 - チームN・チームM・チームBII
- HKT48 - チームH・チームKIV
- JKT48 - チームJ・チームKIII・チームT
- SNH48 - チームSII・チームNII・チームHII・チームX
チーム名は原則として、グループ名から1文字ずつ取っているが、同じ文字が含まれる場合はチームK、チームKII、チームKIII、チームKIVのようにローマ数字を付けて区別する(例外として、SNH48の4チーム目は「チームX」を名乗っている)。
ちなみに、48グループ内でもSDN48ではチーム制、研究生ともに存在しない[注釈 11]。公式ライバルグループの乃木坂46ではチーム制は無いが、研究生は存在していた(2015年2月に在籍していた研究生全員が昇格している)。
「チーム4」「チーム8」
チームA・チームK・チームBと出来た後に、作ろうかという案があったチーム。当時は、予算制約もあって、4期生以降は「研究生」になり、3つのチームに所属するようなシステムになった[1]。
その後、「チーム4」については、2011年6月に結成され(「大場チーム4」)、2012年10月からの中断期間を挟んだ後、2013年8月に再結成が発表された(「峯岸チーム4」)。
「チーム8」については、2012年の「業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」において、研究生5名がチーム4へ昇格したが、昇格できない研究生もいたことから、秋元康がGoogle+において言及。「昇格できなかった研究生たちを心配する声が大きいので、…………………もっと先に発表する予定だったことをお話しますね。もうおわかりだと思いますが、チーム8を作ります。そこを目指して欲しいですね。」[93]
しかし、同年8月の「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」において、チーム再編(組閣)が行われてチーム4が解消。残された各チームの正規メンバー定員を16名に固定しない方針となったことから、チーム8構想は事実上頓挫していた。
その後、2014年1月23日、「チーム8」が誕生することが発表された。トヨタ自動車のスポンサードを受け、従来のチームとは全く異なる方式で全国47都道府県から1人ずつ選び、全国公演を中心とする「会いに行くアイドル」として活動している。
「チーム」「ユニット」「グループ」「コンビ」「同好会」「同盟」
「チームA」などの正式な物ではなく、共通の趣味や仲の良いメンバーが集まり名乗っているチームについては非公式ユニットを参照。
「チケットセンター」
略称は「チケセン」。国内48グループの劇場公演、劇場以外のコンサート、メンバーが出演するTV番組の観覧などの申し込みや当落結果が確認できる総合チケッティングサイト。以前はチケット購入には各グループごとの劇場サイトでの登録が必要であったが、1回の登録で発行される「AKB48グループID」(ID取得は無料)により、1つのサイトで国内すべてのグループの申し込みが可能となっている。詳細などはAKB48グループチケットセンター「よくある質問」などを参照。
つ
「通常盤」
全国のCDショップで買えるもの。全国握手会イベントに参加できる券が付いていたり、イベントの投票券が付属する場合が多い。類語:「劇場盤」。
「釣り」
ファンがメンバーに釣られてしまうこと。他メンの積極的なレスで、そのメンバーに夢中になってしまうこと等を指す。昔は劇場公演内で行われていたが、現在では公演をほとんど観られないことや、メンバーのその他の場所での活動が増えたため、もっと広義の意味で使われており、テレビや握手会、ブログなどでもファンを取り込む様な行いの事を「釣り」と呼んでいる。
ただし、魚釣りが趣味の門脇佳奈子[94]や加藤るみ[95]の場合に用いられる語法は意味合いが全く異なり、「(ファンではなく)魚を釣る」という本来の語法が主である。
「釣り師」
「釣り」が上手いと言われるメンバー。ファンの中で一般的によく名前が挙がるのが、山内鈴蘭、須田亜香里、渡辺美優紀の3人[96]や古畑奈和[46]など。
て
「TO」
「ティー・オー」。トップオタの略で、48グループメンバーから一番気入られているヲタの事[97]最近はAKB48の人気があがり、この様なTOと呼ばれるファンがTVに出演する事も多い。代表的なところでは、AKB48一番最初の公演の7人の客の内の一人「お兄ちゅん(板野友美推し)」や、CDを数百枚単位で購入し、AKBに2000万以上注ぎ込んだという「かちょす(峯岸みなみ推し)」などがTOとしてテレビで紹介された[98]。
転じて、メンバーが別のメンバーを一番に推していることも、「TO」と称することもある(例:「入山杏奈が白間美瑠のTO」[99])など。
「定員」
元々の概念として、グループの人数は「48人」とされていた。しかし、AKB48(グループ)が変化し続ける中で、設定やルールも度々変更されたため、現在「定員」という概念はない。
秋葉原48時代の1期生オーディションの段階から、募集人数は「48名」とはっきり明記されている[100]。実際には採用されなかったが、本来は一軍、二軍制度で、それぞれ定員は24名の計48名体制というのが、デビュー前の初期のアイデアだった[101]。1期生合格後、2期生の募集が始まったが、やはり合計して48人になるように設定していた。後の雑誌インタビューで、いきさつについて戸賀崎が語っている。「秋元さん、窪田さん、うちの社長と食事をしている時に、秋元さんが『ショークラブをやったらどうなるか、面白いと思わない? 女の子もたくさん50人ぐらいいてさ』と。社長が48っていう数字がすごく好きなので、『50人にするんだったら、48人にして下さい』っていう事で“秋葉原48”になったと聞いています」[1]
AKB48公式ブログにはこの様な記載もある。
今回のプロジェクトは、株式会社office48の秋葉原48制作委員会が運営しているのですが、「48」という数字には特別な思い入れがあるのです。まずoffice48代表取締役は芝(幸太郎)社長。(4と8の語呂合わせでシーとバー)。社長も僕も48年生まれ。時計をみると48分の時が異常に多い。戸賀崎智信の総画数は48画。などなど挙げだしたら止まらなくなりますが、なんと昨日一日の応募総数がジャスト48通でした![102]
確かに芝を「48」と読めるという内容は書いてあるが、AKB48の「48」が「芝」からきているとは書いていない。あくまで「48」という数字と奇妙な縁があるという一つの例として挙げているだけである。また、本来「AKB48の48の由来」と、「定員の数」というのはまったく別の話のはずだが、混同してしまう人が多い。ではなぜ「48人」になったのか。これには諸説ある。その一つが前述の「芝が好きな数字」説。あるいは「語呂が良いから」や、「適当に決めただけで深い意味は無い」など様々。[要出典]
その後、16名×3チーム=48名を基本としたチーム編成になり、メンバーの卒業などにより正規メンバーに欠員が出ると研究生から昇格するようになった。野呂佳代の例えだと「AKBなんて、ところてん式ですから。どんどん押さなきゃ詰まっちゃう。前に出られない」[103]。しかし、前述のように当初は一軍、二軍それぞれ24人の48名体制を想定していたので、これはデビュー後の後付けの設定。当初は確かに48人定員という設定はあったが、オーディションで優秀な人材が多く集まれば多く獲る事もある上に、少ないからといって才能が無い人を無理やり合格させる訳にもいかない。また揃えたとしても、既存メンバーの卒業なども随時あるため、常に人数ぴったりで運営していく事の方が難しいぐらいである。実際にAKB48は、48名だった事の方が少ないくらいで、そういう意味では定員は無いとも言える。戸賀崎は「最初はグループ名通り、48人揃えるつもりだったんですけど、オーディションをしたら合格しそうな子がその人数に達しなかったんですよ」と後に語っている[1]。
また、秋元康がリクエストアワー終了後の打ち上げで「AKB48のメンバーとして問題のある8名を減らし、再び48人体制にする」と語っていたと、「週刊文春」2011年2月10日号で記事になったことがある(詳細はアンダーメンバー#経緯を参照)[104]。
しかし、2012年の「組閣」(チーム再編成)により1チームが16人より多くなり、AKB48に関しては定員というものが事実上なくなり[105]、そして、2013年11月10日に行われた「第1回ドラフト会議」の概要発表において、戸賀崎が「(ドラフト会議での各チーム)指名上限人数はございません」「AKB48以外のチームも16人体制ではなくなりますので、今後は「16」という定数に捕われず随時、正規メンバーとしてチーム入り昇格をすることが出来ます」[106]と明言し、AKB48グループいずれも各チーム16人、グループ48人という定員の定義が正式になくなることとなった。
「DD」
「誰でも大好き」の頭文字からきたもので、特定の推しメンを持たないファンを指す。よく使われるが、本来はあまり良い意味の言葉ではなかった。言葉を換えると、「全員推している(=全推し)」とも言える。
「出禁」
「できん」。「出入禁止」の略。ルールを破ったファンが課せられる処分のこと。理由はケースバイケースだが、録音・録画、転売行為、メンバーへのストーカー行為などは即出禁となる[16]。
「出べそ」
HKT48劇場にある直径2.8メートルの円形ステージのこと。HKT48#HKT48劇場も参照。
「テレビ電話」
NTT DoCoMoのFOMAのサービスの一つで、当時その利用促進キャンペーンにAKB48がイメージキャラクターとして起用されており、メンバーとテレビ電話で話すことができるというキャンペーンが実施されていた。しかしファン数の増加により非常に繋がりにくなった。また電話に出るか出ないかはメンバーにより差が激しく、いつも電源を切っている(という噂)のメンバーも何人かいた。
この関係もあり、2006年2月19日に実施された2期生オーディションの二次審査では、NTT DoCoMo協力のもと「テレビ電話オーディション」が行われた。これは、書類審査の通過者がいる全国5か所のオーディション会場(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)と、東京の審査会場とをテレビ電話で結び、携帯電話のモニター越しに審査をするという方法であり、テレビ電話を利用したオーディションは世界初とのこと。秋元康は「やってよかった。審査員を目の前にしてしまうと、どうしても緊張してしまい構えてしまう。(テレビ電話では)友達などと話しているような無防備な素の表情を見せてほしかったので、次回は自宅や学校など、その女の子の背景が分かるような場所からやってみたい。」とコメントしていた[107]。
と
「Do the best」
正式名称は、「オフィス Do the best(どぅー ざ べすと)」。2013年2月にoffice48を退職した戸賀崎智信が設立した会社で、自身が代表取締役を務める[108]。業務内容としては、AKB48の個別握手会とそれに付随するイベント(2014年8月に行われた「夏祭り」など)の運営[108]で、各48グループの握手会の情報に特化した握手会友の会サイトも、同社が運営している[109]。
「tgsk」
AKB48グループ・カスタマーセンター長(元AKB48グループ総支配人、AKB48劇場支配人)の戸賀崎智信(とがさき とものぶ、Togasaki)のこと。匿名掲示板などで呼ばれだし、運営側も「戸賀崎殺人事件~tgskイラネ~」などで使用したことがある。第1回総選挙の進行役を務めるなど露出も多く、おそらくAKB48のスタッフで一番有名な人物。かつては、頼りがいのある風貌等から「アニキ」とも呼ばれたことがある。
人物に関しては本人記事を参照。
「戸賀崎殺人事件~tgskイラネ~」
クリスマスイブの会議で秋元康が「こんなのやるぞ」と言って、いきなりスタッフに台本を渡した。ちゃんと製本されたもので、映画やドラマの台本の様な本格的なもの。出演者も「誰が何のために見るんだろう」と思いながら、年末に撮影され、年明けの正月に劇場のファンクラブのイベントで上映された。もちろん演技などやった事のない素人のお芝居だが、それをファンは見させられる事になった。
「トガブロ」
2015年以前は「AKB48 Official Blog」のこと[110]を表していた。名前の由来は、初代AKB48劇場支配人の戸賀崎智信が同ブログを管理していたことから。後述する2015年12月に開設した戸賀崎自身のブログと区別するため「初代トガブロ」と称している[111]。
戸賀崎が管理をしていた頃は、劇場オープンまでの軌跡や日々の戸賀崎の雑感、新年の挨拶など幅広い事柄を掲載していた。また、現在はメンバーの名前は氏名(または苗字)のみが記載されているが、かつてはニックネームも併記されていた(例:『「こじはる」こと小嶋陽菜が追試の勉強のためにお休みさせていただきます。』[112]など[注釈 12]。余談であるが、このリリースは休演理由もあってか、当時のAKB48の“緩さ”を表す出来事として、よくネタに使用される。当の本人はAKB48劇場10周年特別記念公演でこの話題が出た際、「みんな休む理由なんて書いてなかったの! それなのに、私だけ“追試のため”とか書かれて。ひどい!」と腹を立てていた[114])。
2014年の「大組閣」で、戸賀崎がAKB48劇場支配人(AKB48グループ総支配人)を退任したことにより、ブログの管理は茅野しのぶに移譲された[110][注釈 13]。現在は、劇場公演、イベント、物販の案内やメンバー卒業発表のリリースといった、インフォメーションに特化された内容になっている。
その後、戸賀崎は2015年12月2日、Amebaブログにトガブロ(戸賀崎曰く「二代目トガブロ」[111])と称したブログを、自身のブログとして開設している。
「ドナドナ」
やんちゃをし過ぎてしまったファンがスタッフに連れて行かれる事。元ネタは童謡の『ドナドナ』で、スタッフに連れられていく姿を、歌詞の中の売られていく子牛に見立てたもの。
「ドラフト会議」
48グループ全体にわたる新たなオーディション形態のひとつ。文字通り、プロ野球(NPB)のドラフト会議を模したもの。2013年11月に第1回、2015年5月に第2回を開催。
詳細は第1回AKB48グループ ドラフト会議、第2回AKB48グループ ドラフト会議を参照。
な
「夏まゆみ」
AKB48結成時の振り付け師(詳細はwikipediaの記事を参照)。オーディションの審査にも参加。自身はメディア露出を避ける傾向にあるらしい。ハードな指導法で知られており、厳しい言葉をレッスン時に浴びせることも少なくないが、実はこれには理由がある。ネットメディア「J-CASTニュース」の記事では、
夏さんは、1962年生まれ。十代のころ、イギリスに語学留学していたときにダンスと出会った。ダンサーとして活躍するとともに、振り付け師としても活動し、長野五輪では公式テーマソング「WAになっておどろう」の振り付けを手がけている。
そんな夏さんを一躍有名にしたのが、モー娘。のプロジェクトだ。98年の結成当初から、振り付け師、ダンスコーチとして関わり、当時その様子を放送していたASAYANでは、夏さんがメンバーを厳しく叱責して泣かすというのがお約束になっていた。
そのため、すっかり「鬼コーチ」として知られている夏さんだが、2012年2月6日発売のアイドル雑誌「TopYell 3月号」(竹書房)で、当時のことを語っている。
レッスンは「厳しいだけでは絶対にダメ」で、遊びの要素を入れたりしながらダンスの楽しさを理解してもらえるよう心がけていたが、数十時間にもなるリハーサルの中で、たまたま夏さんが厳しい口調になった「10秒間」が使われていた。番組の意図があり、スタッフからも厳しくするよう指示されていたので、途中から割り切っていたものの、未だに「スパルタ」などと言われるのは「悲しい限り」だという。
印象的だったのが99年に加入した後藤真希さん。中々泣かず、スタッフも困っていたところ、「泣かせないとマズいのか」と思った夏さんは、初ステージの本番直前、後藤さんの手を握り「そのままやれば大丈夫だから」と励ました。すると、感極まった後藤さんがやっと泣き出し、マネージャーがカメラを呼びに行ったという。
実はメンバーが泣くのは、夏さんが優しくしたときがほとんどなのだそうで、2011年夏に行われたモー娘。10期オーディションの合宿でも同様だった。しかし、テレビで流れるときは、泣いているシーンの前に叱られているシーンを繋げて、夏さんが泣かしたかのように編集されていたという。
そういうこともあり、「正直な話、『ASAYAN』以来、怖くて電車には乗れなくなりました。ファンの人たちが、すごい罵詈雑言を浴びせてくるんですよ。2ちゃんねるとかでもバッシングの嵐ですしね」。かなり辛かったようだ[115]。
夏はしばらく、48グループの仕事からは遠ざかっていたが、2013年2月に行われたリクエストアワーにて久々に登場。以降、時折コンサート会場に姿を見せている。
AKB48でもこの様に見える演出は多く、その後、AKB48やSKE48の振り付けを担当した牧野アンナも同じように、一部ファンからはバッシングを受けている(本人記事参照)。
「7D2」
SKE48に所属する7期生とドラフト2期生のことを総称した言葉で、読み方は特に決まっておらず、ファンの間では「ななでぃーに」「ななでぃーつー」「せぶんでぃーつー」などといった呼び方がある[116]。それぞれ、2015年3月から6月にかけてSKE48に加入しており、ほぼ同時期に加入していることから、こう呼ばれることがある。2015年は、長年にわたりグループを牽引してきた松井玲奈を筆頭にメンバーのグループ卒業が続いたが、それと入れ替わりに加入した彼女たちに期待する声も大きく、同年7月には中断していた研究生公演が再開している。
研究生の中でも、後藤楽々(7期生)はSKE48の18thシングル『前のめり』でシングル選抜メンバー入りし、小畑優奈(7期生)、菅原茉椰(ドラフト2期生)に後藤を加えた3名は、SKE48初の派生ユニットとしてシングル表題曲を歌唱する「ラブ・クレッセンド」に抜擢されている。また、SKE48 7期オーディションのファン投票で1位となり、7期生お披露目イベントでセンターを務めた野島樺乃、第2回ドラフト会議で3チーム競合の末チームKIIに第1巡目で指名された水野愛理など、注目されているメンバーが多い[117]。2015年11月28日には「7D2」のうち、杉山愛佳、野島、小畑、白井琴望、後藤、菅原の6名が正規メンバーへ昇格を果たしており[118]、徐々に個人差が出始めている。
「なんば式写メ会」
「なんば式」とある通り、NMB48のみで行われる写メ会(劇場盤CDのみ)のこと。通常の「握手会」や「大写真会(写メ会)」の方式とは違い、「ツーショット写真が撮れるメンバーがランダムで決まる」という点が、大きく異なる点である。主な概要は以下の通り(詳細は、NMB48のオフィシャルサイトなどを参照のこと)[119]。
- メンバーは所属するチーム毎に分かれての参加(研究生についてはその都度、各チームに振り分けられる)となり、各チームによって参加する部が分かれている。劇場盤CDを購入時に、参加希望のチームと部を指定する。
- 対象の参加券には、「申し込んだ部」「チーム名」に加え、「レーン番号」が記載されている。このレーン番号はランダムで振り分けられるため、購入時に選択することはできない。
- 当日は、各部が始まる前に抽選が行われ、メンバーがくじを引くことで参加するレーンが決定する。レーン割に従い、参加券に指定されたレーンのメンバーとのツーショット写真がスタッフによって撮影される。
- レーン割の結果「再抽選」となるレーンが発生することがあり、この場合は参加者自身がくじを引き、改めて選択されたレーンのメンバーとのツーショット写真がスタッフによって撮影される。
- 参加するメンバーの人数と設定されたレーン数によっては、1つのレーンにメンバー2名が割り当てられ、スリーショット写真となる場合がある。
に
「ニックネーム」
メンバー同士やファンは、名前を「ニックネーム」で呼ぶことが多く、公式サイトのプロフィールにも掲載されている。親しみを込めてというのもあるが、48グループでは人数が多い故に苗字や名前が同じメンバーが非常に多いという事情もある。
例えば、最多の「佐藤」姓のメンバーは、AKB48に4名が在籍しており、他のグループも含めると6名が48グループに在籍している。名前に関しては「はるか」が10名も48グループに在籍している。さらに、同姓同名の「よこやま ゆい」が、2名ともAKB48に在籍している(チームAの横山由依とチーム8の横山結衣)。このように、名前が似ているメンバーが他のグループよりもはるかに多いことが原因で、勘違いも数多く発生している[120]。
- 同姓・同名の2位以下のランキングはメンバーに関する記録一覧#名前を参照。
公式サイトに記載されているニックネームが、原則として「公式ニックネーム」となるが、PC版サイトとモバイル版サイトによって記載が異なるメンバー[注釈 14]や、2種類記載しているメンバー[注釈 15]、さらには、ほとんど使用されないニックネームが掲載されたメンバー[注釈 16]、そもそも公式ニックネームを設定していないメンバー[注釈 17]もいる。また、公式ニックネームが何度も変遷しているメンバーもいる[注釈 18]。
また、一緒に活動することが少ないメンバー同士などではニックネームが被っている場合もある。一例として、「まりり」が公式ニックネームである山田麻莉奈(HKT48)が、大人AKBで期間限定加入していた塚本まり子が同じく「まりり」をニックネームにしたことから、区別のために自身が「初代まりり」[121]だと主張したり、ファンやメンバーから「元祖まりり」[122]と呼ばれることもある。
「二本柱の会」
「にほんばしらのかい」。2011年9月30日に終了した旧ファンクラブ「柱の会」に代わり、2011年12月8日から開始されたAKB48のファンクラブの名称。これには、
- 「劇場を支えている二本の柱のように、ファンのみなさんでAKB48を支えて頂きたい」
- 「二本の柱は劇場にとって無くてはならない存在であり、AKB48にとってファンのみなさんも無くてはならない存在である」
という意味合いが込められている。入会金1,000円、年会費480円と、「柱の会」より格安となっている。サービス内容は、AKB48劇場チケット予約枠、各種投票権、各種チケット予約、その他オリジナルコンテンツを提供などが予定されている[123]。
- 詳細は二本柱の会(AKB48オフィシャルサイト内)を参照。
「認知」
握手会などに頻繁に通い、メンバーに顔と名前を覚えて貰うこと。とは言え覚えてくれるかどうかは、メンバー次第。また、覚えてもらおうと必死になり過ぎているファンを「認知厨」とも呼ぶ。
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「練り歩き」
本来は「列になって、ゆっくりと歩く。」[124]という「練り歩く」が名詞化したものであるが、48グループでは、メンバーが握手会や写メ会の空き時間などに、物販ブースなどを見て回ることを指す。複数人でゾロゾロ移動する様子からこう呼ばれたというのが一般的。
の
「ノース・リバー」
2011年5月にAKB48アシスタント・プロデューサーの北川謙二が設立した会社で、自身が代表取締役を務める。ライブコンサートなどのトータルプロデュースや、ロケバスの運行や貨物輸送業務を請け負うほか、乃木坂46の一部楽曲の版権管理も行っているとされる。「北川謙二」の項も参照。
は
「ハイタッチ」
かつて行われていたお見送り方法。公演終演後、ロビーでその日出演したメンバーとハイタッチできた。本来は、節目の公演で行われていたファンへのサプライズだったが、K6thの初日が延期された事に伴い1ヶ月限定で行われ、それが慣例化して全チームで行われていた。しかし、全国握手会傷害事件でメンバーに身体的な危害が与えられたことから、一斉に中止。現在はメンバーが劇場舞台から観客の退場を見送る方法で行われている。なお、ハイタッチの復活については、湯浅洋、戸賀崎ともに755のトークなどで否定している。
「バイトAKB」
- 2014年、ディップ株式会社が運営するアルバイト求人情報サイト「バイトル」とのとタイアップ企画で募集された、期間アルバイトでの雇用形態のメンバーのこと。元正規メンバーであった佐伯美香も採用されている。2015年2月28日をもって全員が雇用契約満了のため、活動終了。なお、第2回ドラフト会議やNGT48の1期生オーディションにおいて、数名のバイトAKB出身者が採用されている。詳細はバイトAKB#バイトAKB(第1期)を参照。
- 2015年11月に発表された、島崎遥香がプロデュースする1.の第2弾のこと。島崎がプロデューサーとして審査に関わることから、「ぱるる選抜」とも呼ばれる。詳細はバイトAKB#バイトAKB(第2期)を参照。
「剥がし」
握手会で人気のあるメンバーにはファンが大勢来るため、一人あたりの握手可能な時間が数秒しかないという事もある。そのためスタッフの中には「剥がし」という役割の人がおり、腕時計またはストップウォッチで時間をチェックして、時間が来たら強引にファンを引っ剥がしていくこと[125]。時間をきっちり計るのは、「さっきの奴は長かったのに、俺の時は短いじゃないか!」と言うようなトラブルが起きないように、公平にするためであるとしているが、実際にはスタッフの対応にもよるため「乱暴な剥がし」に遭うこともあり、苦情が絶えない[125][126]。
このことから、2016年の握手会より、AKB48の握手会のスタッフは「背番号」が付与されたゼッケンを着用することとなり、「剥がし」対応も含めたスタッフの接客の態度について、参加したファンからインフォメーションなどに報告が行き渡るよう、改善がなされている[127]。
また、メンバーに対する危害などが想定される事態に対しては、劇場支配人が剥がし対応に当たることもある[注釈 19]。
「柱」
- AKB48劇場のステージと客席の間にある二本の柱。劇場が入居している建物の耐震構造上どうしても必要な柱であるため、除去できない。この柱のせいで客席からステージ全体を見る事は不可能になっている。観覧の障害となる柱ではあるが「これがあってこそのAKB48劇場」という声もあり、すっかり劇場名物になった。2006年8月に発足したファンクラブの名前も「柱の会」となり、同年11月に行われたAKB48のファーストコンサート「会いたかった ~柱はないぜ!~」の「柱」もこれを表す。この時は舞台上に、わざわざ柱を用意するという演出もされている。本物に近づけるため、レッスン場にもこの柱は再現されている。12月8日のグランドオープン記念日には、毎年この柱にピンクのラインテープが貼られる事になっており、2015年12月で10周年なので、今は10本線が入っている。
- NGT48劇場のステージと客席の間にある二本の柱。劇場の上の階が駐車場となっており、AKB48劇場と同じ様に建物の耐震構造上どうしても必要な柱であるため、除去できない。視界が遮られることもあるが、柱の上部にメンバーのアップ映像などが流れるテレビモニターも設置されている。関係者によれば「AKB48劇場を踏襲したわけではなく、柱があるのは構造上の偶然」とのこと[129]。
「花冠」
名前の通り、「花で作った冠(かんむり)」のこと。「花冠」は本来「かかん」と呼ぶが、この場合「一つの花の花びら全体」(「デジタル大辞泉」より)という意味も含まれるため、「はなかんむり」と読むことがある。本項では「はなかんむり」として扱う。
主に結婚式で花嫁が頭に被るヘアアクセサリーとして昨今、注目されているが、別名で「リングブーケ」と呼ばれる花冠は、円を描くような輪は“永遠と幸せ” 花同士が固く結ばれたその様子は“愛と絆”の象徴とされている。古代ギリシャでは、結婚式だけでなく、祝祭など特別な日に花や植物を編んで冠にして、頭にのせる習慣があったとされる[130]。
48グループにおいては、AKB48の楽曲のPV撮影で使用されたこともある(『ヘビーローテーション』『さよならクロール』など)が、「生誕祭」「劇場最終公演(卒業公演)」では、対象となるメンバーにファンから贈られるアイテムとして、主にSKE48では定番化している。ただ、必ずしも「花冠」が贈られるとは限らず、神門沙樹の19歳の生誕祭(2015年)[注釈 20]などでは「花冠」は贈られなかったこともある。造花のものも多いが、松井玲奈が24歳の生誕祭(2015年)を迎えた際には「真っ赤な生花のバラの花冠」が贈られている[131]。また、「花冠」を巡るエピソードとして、松村香織が生誕祭(2015年)の時に贈られた「花冠」をレッスン場で一時紛失する騒動も起きている(その後、すぐに発見されている)[132][133]。
「ぱるる選抜」
「バイトAKB」の第2項を参照。
ひ
「非選抜」
文字の通り、「選抜(シングルまたは総選挙選抜)ではないメンバー」のこと。以前から「干され」という表現があったが、2012年4月、当時選抜選出経験が皆無であったAKB48の仲谷明香が『非選抜アイドル』(小学館)を上梓[134]したことから、48グループ内でも使用されるようになった。同書では主に選抜総選挙での「非選抜」という点で用いられていたが、シングル楽曲の「非選抜」という意味にも拡大的に解釈され、マスコミなどでも使用される用語となっている[135]。2016年に公開された映画『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』では沖田彩華、『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』では上野遥と、いずれもシングル選抜経験のない「非選抜」メンバー(公開当時)に焦点が向けられている。
「ピタゴラス・プロモーション」
京楽産業.の関連会社[136]で、2004年に設立。広告代理業やイベント・セールスプロモーションの企画・運営、タレントのマネージメント事業などを行う[137]。かつて、SKE48の運営を設立から2011年10月31日まで行っていたが、「知名度と認知度のさらなる飛躍を目指すこと」[138]を理由として2011年11月1日をもって、SKE48の事業をAKB48を運営する株式会社AKSへ譲渡、SKE48に所属するメンバー・スタッフもAKSへ転籍している(SKE48、事務所#概要も参照)。
「100発100中権利」「100発98中権利」
「100発100中権利」は、AKB48劇場で行われる全ての公演から1公演分の観覧チケットを抽選なしで購入する事ができる権利。初日・千秋楽公演・生誕祭・卒業公演など応募申し込みが集中して当選しにくい公演でも、チケットを購入できる夢のような権利だが、年始に販売される福袋の抽選特典などでしか入手できない[注釈 21]。
「100発98中権利」は、その名の通り、“ほとんど”の公演を観覧する事が出来る権利。100発100中権とは違い、高倍率となる初日・千秋楽・特別公演などには使用出来ないことがある。福袋の抽選特典として入手できるほか、中止になった公演の振り替えとして使用可能期間の短い100発98中権が贈られる事がある。
「Bダッシュ」
2007年4月のチームB創設時期に良いポジションを確保しようと熱心に劇場に通い出したファンのことをコンピュータゲームの操作に関する用語「Bダッシュ」に例えた用語。2005年12月のチームA、2006年4月のチームKの立ち上げに出遅れたため、新規チームでのTO(トップヲタ)を狙って動いたヲタが多かった(「新規」も参照)。
「ピンチケ」
ピンク色のチケットの略。中高生向けの通常より1,000円安いチケットが、ピンク色をしているため。通常、このチケットを利用するような学生ファン層そのものを「ピンチケ」と呼ぶ。あまり良い意味では使わない。さらに悪いと「ピンカス」とも呼ぶ。
「PD」
「ぽっと出」の頭文字。AKB48の新参ファンを指し、特に以前ハロプロのファンだった人に対する蔑称として使用。類語は「新規」だが、より蔑称の意味合いが強い[16]。いつまで経っても推しのメンバーに覚えてもらえないファンが、自虐的に自分を指して使用する場合もある。
ふ
「部」
メンバーの会話で使われる「部」とは、主に大握手会での出演時間帯の数を指す。1日の日程を1時間半ごとに区切り、第1部から8部までの枠を設ける(時間及び部数は会場により異なる)。握手券が多く売れているメンバーは、出る部の数は多くなり、売れていなければ少ない。部数の少ないメンバーは「部数を増やしたい」と、握手や会話の対応に力を入れ、新規ファンの獲得に努力する。関連事項の握手会への記載は少ないが、実際には多くの若手メンバーは部数獲得に奔走している様子がSNSの発言で見て取れる。
「48's Cafe」
シアターに併設されたいたカフェの名前。ドリンクやソフトクリームを販売。このカフェで働いていた店員は「カフェっ娘」と呼ばれている。元々「カフェっ娘」出身の篠田麻里子が足を負傷して休演となった際「本人から公演を楽しみにしていたファンの皆様に何かしたい」と申し出て、店員としてファンと交流したこともある[139]。
当時はファンアンケートがあり、そこで記入する人も多かったが、テーブルがでこぼこしており、字が非常に書きにくかった。その後テーブルと椅子が別の物に交換された。誰かが「ドリンクの値段が高い」と要望を出したら、値段は本当に下がったが、同時にしっかりと容量も減っていた。2008年をもってこのカフェは終了した。この後継的な存在となったのが、前述の「AKB48 CAFE&SHOP」である。
「48グループ」「AKB48グループ」
AKB48と姉妹グループ(SKE48・NMB48・HKT48・NGT48や海外拠点のJKT48・SNH48・TPE48・MNL48・BNK48)、派生ユニット、及びそれらの卒業メンバー(SDN48)の総称。各々を単独のグループとし、複数のグループに所属して活動する場合、「兼任」するという。ただし同一グループ内の複数チームに所属(兼任)する場合もある。
「振り入れ」
メンバーが楽曲の振り付けを覚えること。
「フルメン」
フルメンバー。公演にチームのメンバー全員が出演すること。現在は人気メンバーがソロ活動やユニット活動など外部の仕事が多くなり、劇場公演に出演することが減ったため、全員が「奇跡的に」揃った状態をこう呼ぶ。
「文春砲」
文藝春秋が刊行する雑誌「週刊文春」に掲載される、48グループ(いわゆる「坂道」シリーズも含む)メンバーの恋愛ゴシップや運営の不祥事などのスクープ記事のこと。2016年以降は48グループにとどまらず、「週刊文春」に掲載されるスクープ一般を指す用語として定着しつつある[140]。
恋愛禁止#「文春砲」とネットメディア「サイゾー」についても参照。
へ
「ペナントレース」
正式名称は、「AKB48グループペナントレース~AKB48グループは競い合って磨かれる~」。2014年4月22日より同年10月31日まで行われる予定であった、国内48グループチーム対抗(チーム8は除外)で行われるイベントで、各チームごとの劇場公演の倍率などをポイント化し、累計ポイント数を競うもの。ファンからの批判が相次いだことや、公演数が均衡化されないなど問題点も相次いだため、終了を待たずに異例の謝罪を行ったうえで中止となった。なお、中止時点での第1位はHKT48チームKIVであった。詳細はペナントレースを参照。
「ペンライト」
ほ
「干され」
- 選抜に選ばれなかったり、番組にもほとんど出演できなかったりで「運営から干されているのでは?」と思われているメンバーの事。⇔「推され」。ネガティブな意味で使用されることが多いが、逆に自虐的なネタとしてこの言葉を利用するケースもある(『ラブラドール・レトリバー』に収録された映像特典「中村“圏外”麻里子の干されメン講座」など)。同義語に近いものとして「非選抜」があるが、この場合は「シングル楽曲の選抜」または「選抜総選挙の選抜」に入れないことを指す。
- 劇場公演やコンサートなどのチケット抽選に落選し続けている状態。AKB48劇場公演のチケット抽選倍率は非常に高く、なかなか当選しないのが現状である。
- 握手会でメンバーに塩対応されること。メンバーがファンを認知している場合でも、ファンをおいしくするために、わざと“干す”場合もある(古参・常連への対応に多い模様)。
「本店」
全国各地にあるSKE48、NMB48、HKT48などの姉妹グループを指す「支店」に対して、AKB48を指す言葉。元々は姉妹グループを軽視するニュアンスが含まれていたが、ファン・コミュニティ上で便利な表現として広まった事もあり、うっかり「本店」「支店」と発言してしまうメンバーもいる。
ま
「またぎ」「またぎ公演」
メンバーが、他チームの公演に出演すること(いわゆる、他チーム間アンダー)。NMB48のみで用いられる用語[141][142]。
「まとめ出し」
複数枚の握手券を一度にまとめて出すこと。
- 「全国握手会」の場合は基本的にまとめ出しはできない。握手時間は極めて短い。
- 「大握手会・個別握手会の場合は基本的に3枚までまとめ出しができる。握手時間は1枚につき約10秒であるため、最長30秒程度の会話と握手が可能。
どちらも、状況によっては終了時間間際になると枚数制限が緩和されることもある[143]。
み
「MIX」
オタ芸の一種で、曲の前奏や間奏、コンサート前やアンコールなどで使われる掛け声の事。公演やコンサート、観客のいる音楽番組などで、客席のファンが叫んでいる。代表的な掛け声は「タイガー、ファイヤー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー」など。他にも色々とある。詳しくはWikipediaを参照。ちなみにMIXを含むヲタ芸については賛否両論があり、「盛り上がるから良い」「歌をちゃんと聞きたい」「(やり過ぎず)要所要所ならあり」など様々な意見がある。メンバーも、MIXの是非についてラジオやブログで語っている場合もある。
む
「無限回収」
同じ写真を何枚も集めること。
め
「メディア選抜」
「メディア組」とも呼ばれる。2009年の第1回総選挙から2011年の第3回総選挙までのシングル選抜に当選したメンバーのうち、上位12名を指す。当時は、CDやMVに参加できる選抜メンバーは21名であったが、「テレビの歌番組や雑誌グラビアなどの新曲プロモーションに出演できる権利」[144]は、その中の上位12名であることから、この用語が使用されている。ただし、当該メンバーが何らかの事情で欠席する場合は「アンダー」として「メディア選抜」以外のメンバーが入ることもある。2012年の第4回総選挙以降は、シングル選抜当選メンバーが16名に削減されたが、全員がメディアに出演できるようになったため、この用語は用いられない。
も
「モバメ」
メンバーが作成したメールが、自分の携帯に届くという有料サービスのこと。いくつかある同種のサービスの総称である。詳細はモバメを参照。
や
「ヤラカシ」
ジャニーズ用語のひとつ。マナーの悪いジャニーズファンを意味する。ジャニーズのおっかけには厳格なルールがあるらしく、具体的には、
- 出待ち、入待ちをしてはいけない仕事現場に行く
- 駅や自宅、学校などの彼らがプライベートな生活をしている場所へ行く
- ジャニーズと同じ電車に乗る
- 地方ツアーの時に新幹線や空港などで待つ、宿泊先のホテルへ行く
などが挙げられる。ジャニーズ事務所やタレントが「やめて」と言った行為を、言いつけ通り守って自粛するのが「オリキ」、無視するのが「ヤラカシ」。
AKB48にも、ヤラカシ遍歴を持つメンバーが在籍しているらしく、インターネット上には色々な噂が飛び交っている。また、AKB48グループのファンの一部にも同様にマナーの悪い者が存在し、その者のことを女性アイドルファン用語では「STK」(=ストーカー)と呼ばれる。
「ヤングメンバー」
2015年3月から開催されている、AKB48のコンサート「AKB48ヤングメンバー全国ツアー~未来は今から作られる~」に出演するメンバーのこと。AKB48に所属(兼任も含む)する概ね20歳以下のメンバーが対象となっているが、選出の規準や定義については明らかにされておらず、線引きが曖昧となっている。詳細はAKB48ヤングメンバー全国ツアー~未来は今から作られる~#ヤングメンバーを参照。
ゆ
「湯浅」
湯浅という名字の関係者は2人いる。たまに混同している者もいるが、まったくの別人。
- 湯浅順司(ゆあさ じゅんじ)
- AKB48・A&Rチーフプロデューサーで、Sizuk Entertainment株式会社 代表取締役社長。元はキングレコードに在籍していた。派手な髪の毛が特徴だったが、現在は黒髪。AKB48のイベントなどのサプライズ発表で登場することも多い。詳細は湯浅順司を参照。
- 湯浅洋(ゆあさ ひろし)
- SKE48劇場(元AKB48劇場)支配人。中年。恰幅のいい体型と黒ヒゲが特徴で、単に「ひげ(ヒゲ、髭)」と呼ばれることもある[145]。チョイ悪オヤジ風。詳細は湯浅洋を参照。
「UK」
「薄い客」の略称。ずっと通っていながら、いつまで経ってもメンバーに顔を覚えられない存在感の薄いファンのこと。
「ユメモバ!」
ユメモバ!。「AKB48 Mail」、「モバメ」、「AKS Mobile」はメンバーからメールが直接送られてくる有料サービス。返信はできない。詳しくは各項目を参照。
よ
「予定調和」
台本通り何事もなく進行していくことを指す。これを嫌う秋元康がサプライズと称して、例えば、劇場公演を無事に終わらせず、最後の挨拶を中断して、生誕祭の開始、人事異動や卒業の発表などを行なう。あるいはコンサートで突然のチーム異動や移籍の発表をすることなどがある。劇場公演での生誕祭の合図である「ちょっとまった」は多用され過ぎてサプライズ感は薄れ、お見送りの案内が空しく感じられるが、メンバーによる突然の卒業の発表やスタッフからの人事異動の発表は、事を知らされていないメンバーやファンに与えるストレスは大きい。最近では日程の都合か、生誕祭の後に卒業発表がなされるなど、まさに予期せぬ事象も起きている。その中で正規メンバーへの昇格発表は喜ばしいサプライズである。しかしながら、大局的に見て、これらの進行は全体として「予定調和」の範囲内である。ただし、ゴシップ報道はまさに予定調和に無い事である。
ら
「ライダー」
- AKB48黎明期を支えた古参ファンの一人だった、故・福原浩文氏の通称。彼に対するエピソードについては「48現象」(ワニブックス)ならびにネットメディア「日刊サイゾー」が同氏の友人であるY氏へインタビューを行った記事[146]に詳しく書かれている。以下、福原氏を「ライダー」と記載する。
- 「ライダー」は、バイクが好きで、AKB48活動10日目の2005年12月18日から劇場に通い続けていたという。「ライダー」はチケットが並び順だった当時、その列にいつも一番で並び、メンバー全員にまめに手紙を書き、『桜の花びらたち』の全国イベントでは、北海道、金沢、大阪、名古屋などにも遠征していたというほど、AKB48を熱心に応援してきたファンであった。なお、彼の推しメンは駒谷仁美と渡邊志穂(いずれも1期生)であった。
- 2006年6月16日、「ライダー」は大江朝美の生誕祭が行われた当日に、AKB48劇場のトイレの入口で体調を崩し病院へ緊急搬送された。脳内出血の診断で緊急手術を行い、一時は小康状態を保ったが、その後再び脳内出血を起こし重篤な症状となる。「ライダー」の病状は運営側にも伝えられ、当時の劇場支配人であった戸賀崎智信は「ライダー」が亡くなる前日の6月30日に、駒谷と渡邊のお見舞いのメッセージを入れたMDを持参して「ライダー」を見舞ったという。その翌7月1日に「ライダー」は逝去。32歳の若さであった。2日に行われた通夜には、戸賀崎に連れられて駒谷、渡邊も参列したという。
- 前述の「ライダー」に捧げる「レクイエム」という意味で作られた、AKB48のチームA 3rd Stage「誰かのために」の楽曲。
- A 3rd公演のゲネプロで初披露。初日公演では、最前列センターが「ライダー」の席として空席とされた。
- 「ライダー」の没後9年半が経過した2015年12月6日に「AKB48劇場オープン10周年記念祭」が行われたが、古参のファン(「レジェンドファン」)が会場に入場する際にこの曲がBGMとして流され、「ライダー」の席として1席が空席で設けられている[147]。
り
「リーダー」
AKB48に「リーダー」はいないが、実質的なリーダーと呼べるのは以下の通り。
- 48グループ全体をまとめるのは「総監督」の横山由依。2015年12月8日以前は、高橋みなみが総監督を務めていた。
- 各グループのチーム毎にいるのは「キャプテン」。AKB48では2009年8月の「AKB104選抜メンバー組閣祭り」で発表された新体制チームから設置された。他グループの各チームにも、これに倣って「キャプテン」が置かれている。
- ただし、SKE48では「(各チームの)キャプテン」を「リーダー」と呼んでいる。他のチームと「キャプテン」との違いは特にない。
- その反面、SKE48全体をまとめる立場として「SKE48キャプテン」という職もある。初代キャプテンは中西優香が就いていたが、中西の退任後約2年の不在期間を経て、斉藤真木子が2代目の「SKE48キャプテン」に就任している。
- また、NGT48ではチームにキャプテンは今のところ設置されておらず、北原里英がNGT48全体をまとめる立場の「NGT48キャプテン」である。
- 少し意味合いは異なるが、指原莉乃が2013年4月より正規メンバーと「HKT48劇場支配人」を兼任している。
詳細はキャプテンの記事を参照。
「リバイバル公演」
一度千秋楽を迎えた公演を、再上演すること。近年、秋元康による新公演の書き下ろし自体が滞っているため、現状は全チームの公演がリバイバル公演に相当する。ただし、AKB48劇場で行われている「著名人セットリスト」公演など、楽曲を新たに寄せ集めて構成する独自のセットリストを持つ公演もある。なお、2016年2月より上演されているチームA 7th Stage「M.T.に捧ぐ」は、48グループ全体ではチームN 3rd Stage「ここにだって天使はいる」以来、約2年ぶりの新たな書き下ろし公演となる。
る
「ループ」
複数枚の握手券を保持し、握手が終わったら、再度同じメンバーの列に並び握手をすること。何回もメンバーと顔を合わせることにより、メンバーに認知してもらいやすくなるメリットがあるが、長時間待ちの列では極めて効率が悪い。
ある日[いつ?]のSKE48握手会には3000人が集まり、5万回の握手が行われたこともあったという[要出典]。
れ
「レス」
劇場公演やイベントで、ファンの言動に対しメンバーが何かしらの反応を示すこと。
「レス厨」
レスをもらう事のみを目的とし、劇場公演やイベント会場に来る人のこと。公演自体には興味が無い場合も多く、思うように反応がないと、急にそのメンバーを貶すような発言を始めることもある。
「レス乞食」
レス厨の最上級。もっとも、この言葉を口にするときは概ね自虐的、あるいはネタとしてであり、本当のレス乞食の場合は当人に自覚が無い。それゆえ非常に質が悪い。
「レーン」
握手会では、メンバーによってファンが並ぶ列が異なり、それをレーンと呼ぶ。行列の長さが人気メンバーとそうではないメンバーでかなり差があるため、人気のバロメーターとなり、露骨に分かる。運営側も、この行列の長さを、人気の一つの目安にしているという噂もあるが、本人やそのメンバーのファンに残酷なのではという指摘もある。
「恋愛禁止」
AKB48プロジェクトが掲げる“メンバーは恋愛をしてはいけない”というルール。詳細は恋愛禁止を参照。
ろ
「労働基準法」
アイドルを含め多くの芸能人は、契約形態や税法上の取り扱い等から労働基準法上の労働者には該当しないため、労働基準法の適用はない(昭和63年7月30日基収355号、いわゆる「芸能タレント通達」)[注釈 22]。
しかし、15歳の女性を深夜ラジオの生放送に出演させたところ、所属事務所と放送局の関係者が書類送検された事案を契機として、現在は、芸能事務所やテレビ局等の自主規制として、労働基準法の深夜業に関する規定に則った運用がなされているほか、労働基準法の規定よりも厳しい基準を設けている事務所もある。
以下、労働基準法の年少者に関する規定を一部抜粋する(漢数字を算用数字に、促音を小文字に改めた)。
- 第56条第1項「使用者は、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならない。」
- 第56条第2項「前項の規定にかかわらず、別表第1号から第5号までに掲げる事業以外の事業に係る職業で、児童の健康及び福祉に有害でなく、かつ、その労働が軽易なものについては、行政官庁の許可を受けて、満13歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる。映画の製作又は演劇の事業については、満13歳に満たない児童についても、同様とする。」
- 第61条第1項「使用者は、満18才に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。(後略)」
- 第61条第2項「厚生労働大臣は、必要であると認める場合においては、前項の時刻を、地域又は期間を限って、午後11時及び午前6時とすることができる。」
- 第61条第5項「第1項及び第2項の時刻は、第56条第2項の規定によって使用する児童については、第1項の時刻は、午後8時及び午前5時とし、第2項の時刻は、午後9時及び午前6時とする。」
この規定に即した自主規制に則り、18歳未満のメンバーは午後10時から午前5時まで、中学生以下のメンバーは午後9時から午前6時まで、番組の収録やイベントには参加できない。そのため、イベントでは中学生以下のメンバーは午後9時になる前に退席する。また、18歳未満のメンバーも「AKB48のオールナイトニッポン」などの番組には出演せず、出演する場合には事前録画・録音の方式が取られる。
毎年12月31日に生放送される「NHK紅白歌合戦」では2007年の初出場以降、比較的出番が早い事が多く、メンバーが総出演することも可能であった。2013年・2014年については、AKB48としての出番が午後10時以降となり、自主規制対象となる18歳未満のメンバーが、出番が早い企画コーナーにしか出演できない事態となった[149][注釈 23]。
「ロマンス」
オタ芸の一種。曲のリズムに合わせて、左右に身体を振りながら両手の人差し指で天を指す動きをすること。かつて指原莉乃が「オタ芸」を披露する時によくやっていた。
を
「ヲタ芸」
注釈
- ^ 例外的に、メンバーがアンコール発動を行うこともある。坂口理子が発動した例[9]など多数あり。
- ^ 視聴できる環境は、基本的にNTTドコモの携帯電話・スマートフォンの対応端末になるが、外部チューナーを利用することにより、auやソフトバンクのスマートフォンでもWi-Fiなどを介して、視聴することは可能である。NOTTVオフィシャルサイトの対応機種を参照。
- ^ 正しくは、フルキャストマーケティング傘下の「株式会社エフプレイン」が運営[17]。
- ^ あくまでも、「AKB48 CAFE&SHOP」の支店的な位置づけであり、カフェでは秋葉原のフードメニューとほぼ同一である。
- ^ 「AKB48 CAFE&SHOP」の支店の位置づけであるが、HKT48の直営ショップがないため、HKT48のグッズも取りそろえる。カフェでは秋葉原のフードメニューと同一であるが、HKT48にちなんだメニューもある。
- ^ 「AKB48 CAFE」とメニューが異なり、SKE48のメンバーにちなんだメニューとなり、グッズもSKE48のものが中心となる(ただし、AKB48のグッズも取りそろえている。
- ^ 茅野は、Office48との二重在籍状態でもある。
- ^ SKE48は、avex traxからリリースされており、avax傘下のネットショップmu-moショップ(音声注意)から販売されているため。avex移籍以前は同サイトから販売されていたこともある。
- ^ 同誌は、48グループに対するバッシングに近いスタンスの記事を掲載する傾向が強いことや、匿名性が強い記事であることに留意されたい。
- ^ AKB48(13名):阿部マリア、入山杏奈、伊豆田莉奈、内山奈月、木﨑ゆりあ、佐々木優佳里、篠崎彩奈、竹内美宥、中西智代梨、名取稚菜、前田亜美、濵松里緒菜、山本亜依、SKE48(6名):内山命、小石公美子、谷真理佳、都築里佳、山下ゆかり、髙畑結希、NMB48(9名):東由樹、沖田彩華、川上礼奈、日下このみ、谷川愛梨、松村芽久未、三田麻央、森田彩花、山尾梨奈、HKT48(1名):穴井千尋、NGT48(3名):西潟茉莉奈、山口真帆、大滝友梨亜。
- ^ ただし、1期生・2期生・3期生と加入期による区分は存在したほか、アンダーメンバーも過去に存在していた。
- ^ 稀に『本日の劇場公演おーいぇは出演いたします。』[113]のように、ニックネームのみ記載されることもあった。
- ^ ただし、戸賀崎退任後にブログ内のプロフィール紹介文が記載されていたのは、AKB48劇場支配人となった湯浅洋のものであった。湯浅が2015年4月にSKE48劇場支配人に異動した後も湯浅のプロフィールが残され、茅野しのぶのプロフィールに変わったのが2015年8月のことであった。
- ^ 代表例として、西山怜那(元AKB48)は、PC版で「れなりん」、モバイル版で「にっすぃー」となっていたことがある。総じて、変更直後に更新のタイミングから起こりやすい。
- ^ 代表例として、大川莉央(AKB48)は「りお」「りおりん」いずれもサイト上で併記している。
- ^ 代表例として、篠田麻里子の「まりりん」などが挙げられる。
- ^ 代表例として、山本彩はNMB48のオフィシャルサイトでは「特になし。」と記載されている。なお、兼任先のAKB48のオフィシャルサイトでは「さやか」である。
- ^ 代表例として、日高優月(SKE48)は加入直後の「ひだかこんぶ」、さらに「ゆづ」を経て、現在は「ゆづき」である。
- ^ 例として、SNS流出騒動でAKB48としての活動を辞退することが発表された平嶋夏海・米沢瑠美が最後に参加した個別握手会[128]などが挙げられる。
- ^ ただし、神門の「劇場最終公演」では「花冠」が贈られている。当該記事を参照。
- ^ 過去には、ガチャガチャの当たりや総選挙やじゃんけん選抜の順位を当てる雑誌の景品として手に入った。
- ^ ただし、働き方の実態次第では労働者に該当することがある[148]。
- ^ AKB48以外の所属メンバーは、午後9時以前の曲順であったため、それぞれのグループで出演可能であった。また、企画コーナーにも併せて出演しているメンバーもいる。
出典
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タグ; name "g+EwHQUF96C3A"が異なる内容で複数回定義されています - ^ 松村香織 投稿 - Google+ 2014年12月24日 ArKaiBu Gugutas
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- ^ 実際に公演を見ているとよく分かる。またSNSで比喩を用いている例として「明日は、久しぶりの田原公演です!そして、二人のメンバーの素敵な日😊楽しめたらいいな💓」飯野雅 投稿 - Google+ 2016年3月5日 ArKaiBu Gugutas(3月6日 昼:篠崎彩奈、夜:田北香世子の生誕祭を指している)。「1公演目は『チャイルドがいっぱい公演』で2公演目も何とは言わないけど。。。どっちもイベントがある公演だからすーっごく楽しみです(,,> <,,)♡」北澤早紀 投稿 - Google+ 2015年6月21日 ArKaiBu Gugutas(「2公演目も何とも言わない」は村山彩希 生誕祭を指している)などがある。
- ^ AKBとSKEとNMBとHKTで生誕祭の流儀が全部違う件
- ^ 「でも、あのオレンジのサイリウムが爆発するのはなんなの?原因はあるのかな?まわりの人たちがかわいそうでかわいそうで。。このままじゃ公式サイリウム以外持ち込み禁止になりかねないよー」指原莉乃のツイートより。
- ^ 応援グッズの持ち込みについて - AKB48オフィシャルブログ 2014年12月21日
- ^ 『前しか向かねえ』全国握手会 北海道エリア 握手会の流れと注意事項について - AKB48オフィシャルブログ 2014年7月10日
- ^ 2014年7月5日(土)東京ビッグサイト 劇場盤発売記念 大握手会の流れと注意事項 - AKB48オフィシャルブログ 2014年7月3日
- ^ NMB48 2012年正月公演セットリスト&フォトレポート - スクランブルエッグ 2012年1月6日
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タグ; name "ameba10011481922"が異なる内容で複数回定義されています - ^ Kyoko Nishiyama 投稿 - Google+ 2015年11月6日 ArKaiBu Gugutas
- ^ 小嶋真子、西野未姫、岡田奈々「三銃士」がAKBに変革をもたらす! - ドワンゴドットエイピーnews 2013年11月23日
- ^ なまこ姫 - 755
- ^ フジテレビ系「めちゃ2イケてるッ!冬も食べすぎ働きすぎ涙の2時間スペシャル」2012年12月1日放送分
- ^ 妖怪の仕業?ぱるる 塩対応だニャン!、乃木坂46、ロッチの「LINE教えて」に“塩対応”など、いずれも握手会以外の場所での対応に用いられている。
- ^ 握手会友の会「目安箱」回答 - 2014年10月3日分より。
- ^ 戸賀崎智信 投稿 - Google+ 2013年11月2日 ArKaiBu Gugutas
- ^ お願い - SKE48公式サイト
- ^ SKE48運営が異例の「ストーカー禁止」声明発表 アイドルと″STK″の現実 - サイゾー 2009年12月22日
- ^ 「世界大百科事典」第2版より
- ^ しのぶのトーク(茅野しのぶ) - 755 2016年1月11日
- ^ 2016年1月12日、SKE48チームKII公演レポート『AKB成人式は強制でした』 - AKB48@メモリスト 2016年1月27日
- ^ AKB48グループ、過去最多32人が成人式【全員コメント】 - 2016年1月11日
- ^ 乃木坂46“華の94年組”が成人式で誓い「引っ張っていきます!」 音楽ナタリー 2015年1月10日
- ^ SSA3日目④ - AKB48オフィシャルブログ 2012年4月27日
- ^ 1830mから - AKB48オフィシャルブログ 2012年8月30日
- ^ 秋元康氏 横山由依に総監督任期は5年 - デイリースポーツ 2015年1月10日
- ^ 秋元康氏、横山由依の総監督5年否定…本人本気もスタッフの冗談 - スポニチアネックス 2015年1月11日
- ^ AKB48「継承式」で横山由依が新たな総監督に - 音楽ナタリー 2015年12月8日
- ^ 秋元康 投稿 - Google+ 2012年3月24日 ArKaiBu Gugutas
- ^ 門脇佳奈子 投稿 - Google+ 2015年5月13日 ArKaiBu Gugutas
- ^ 加藤るみ 投稿 - Google+ 2015年6月15日 ArKaiBu Gugutas
- ^ 【須田山内渡辺】天才釣り師三つ巴対決【天下三分】 - 2ちゃんねる(地下アイドル板)など
- ^ AKB48ヲタがまた逮捕 ファンを狂信的に駆り立てるAKB48の魅力とは? - 日刊サイゾー 2010年2月4日
- ^ TBSテレビ系「サンデー・ジャポン」2010年6月6日放送より。
- ^ 講談社「AKB48総選挙公式ガイドブック2014」P44より
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- ^ 「AKB48の全力で聴かなきゃダメじゃん!!」[いつ?]
- ^ AKB48、「慢心すれば降格」 8人を「スーパーサブ」へ - JCASTニュース 2011年2月3日
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- ^ アイドルグループ「AKB48」、追加メンバーをテレビ電話でオーディション - ITmedia Mobile 2006年2月20日
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- ^ こじはる、追試休演伝説に赤面「ひどい!」 - ORICON STYLE 2015年12月9日
- ^ モー娘。AKBの「鬼」振り付け師 夏まゆみの「ASAYAN」裏話が話題に - JCASTニュース 2011年2月7日
- ^ 7D2って何て読むの? - 2ちゃんねるSC
- ^ 【7D2って何だ?】松井玲奈卒業したのにSKE界隈がヒジョーに騒がしいゾ!!7D2メンバーまとめ - NAVERまとめ
- ^ SKE48研究生の杉山ら6人が正規メンバー昇格 - 日刊スポーツ 2015年11月28日
- ^ NMB48 なんば式写メ会の流れと参加方法(個人サイト)
- ^ AKB48島崎遥香、同期・島田の体重ネタが思わぬ飛び火…誤解ツイートが広まる - シネマトゥデイ 2014年3月20日 など
- ^ 山田麻莉奈 投稿 - Google+ 2014年5月12日 ArKaiBu Gugutas
- ^ 都築里佳 投稿 - Google+ 2014年5月17日 ArKaiBu Gugutas
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- ^ 湯浅自身、Google+の投稿を「ひげぐぐ」と呼んでいる。湯浅洋 投稿 - Google+ 2015年8月24日 ArKaiBu Gugutas
- ^ AKB48黎明期を支えたファンの"夭逝" NMB48が歌い継ぐ「ライダー」誕生秘話 - 日刊サイゾー 2010年12月30日
- ^ AKB10年祭 OG前田敦子ら懐かしファンに感激 - 日刊スポーツ 2015年12月6日
- ^ 多忙を極めるAKB48は労働基準法で守られるか - 弁護士ドットコム 2012年4月17日
- ^ 向井地美音 投稿 - Google+ 2014年12月31日 ArKaiBu Gugutas。向井地は当時、16歳のため、18歳以上に限られたAKB48『心のプラカード』に出演できなかった。