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== 人物 ==
== 人物 ==
=== SKE48として ===
=== SKE48として ===
* 2022年2月15日、SKE48からの卒業を発表。卒業公演・イベントは開催されない。卒業後はソロ活動を目指す<ref name="ske40486" /><ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/igarashi_hayaka/status/1493558509669007371|date=2022-02-15|by=五十嵐早香}}</ref><ref name="nikkan202202150001314" />。
==== 2018年 ====
* 2月15日、SKE48からの卒業を発表。卒業公演・イベントは開催されない。卒業後はソロ活動を目指す<ref name="ske40486" /><ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/igarashi_hayaka/status/1493558509669007371|date=2022-02-15|by=五十嵐早香}}</ref><ref name="nikkan202202150001314" />。
* 2月28日、ツイッターに「あと数時間、みんなと離れたくない」<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/igarashi_hayaka/status/1498208996708130821|date=2022-02-28|by=五十嵐早香}}</ref>と投稿した後、最後のブログを急いで書き上げ<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/igarashi_hayaka/status/1498143270249000962|date=2022-02-28|by=五十嵐早香}}</ref>、最後のSHOWROOM配信<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/igarashi_hayaka/status/1498280133840424960|date=2022-02-28|by=五十嵐早香}}</ref>をもってSKE48としての活動を終えた。
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!最後の、はやかです。 2022.02.28 <ref>[https://ske48.co.jp/blog/detail/76715/ 最後の、はやかです。] - SKE48 OFFICIAL WEB SITE 2022年2月28日</ref>
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|まさか自分の最後を綴る日が来るとは思わなかった。
 
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同期の最後は長々と書いてきたが、自分となると恥ずかしくてお涙頂戴の文章を書く気にはなれないものだ。
 
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取り敢えずこの2年間の最初を振り返ってみよう。
 
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思い出してみよう、オーディションの時から。
 
 
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きっかけはメイド喫茶から始まった。
 
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毎年夏休みの期間には1ヶ月ほど日本に帰国をしていた。
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17の夏休み、せっかくなので人生初めてのアルバイトを私は秋葉原ですることにした。そしてそのバイトがメイド喫茶のメイドだった。
 
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その時期は日本も夏で、肌がジリジリと痛むほどの太陽の下でチラシを配り声をかけ、やっとの事で客を捕まえた。
 
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その客を店内に案内し、ドリンクを提供している時だった。
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客の男はおもむろにヒビの入ったCDを机に置くと、ニコニコした顔で話しだした。
 
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「SKE48って知ってる？」
 
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どうやらこの男はSKE48の熱烈なファンのようだ。
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色々なグッズがカウンターテーブルを埋めていくが、生憎店にはその客しかいなかったので問題なかった。
 
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そしてドリンクを1杯飲み終わる頃に男は言った。
 
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「今さ、SKEのオーディションやってるから応募してみない？」
 
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そう言ってCDのみをテーブルに残し、男はまた炎天下の中に去っていった。
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その時は特に深く考えずにCDを鞄に入れ、仕事に戻った。
 
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家に帰ると昼に貰ったCDが鞄からでてきた。
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その時、フィリピンでアイドル活動の様なものをフィリピン人の女の子たちでやっていたのもあり、改めて考えてみた。
 
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趣味でやっていたものを仕事にしたいか、優柔不断な私にしては決断が早かった。
 
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本気でアイドルになろうと思った瞬間だった。
 
 
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これからたくさんオーディションを受ける覚悟で、取り敢えずSKE48のオーディションを受けてみた。
 
 
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そしたら1発で合格してしまった。
 
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これが間違いだったのかもしれない。
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もっと苦労して合格していれば良かったのかもしれない。
 
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なんて今は思うが、その時は本当に嬉しかった。
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3000人以上の中で私が受かるなんて考えられなかった。
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合格発表されて1週間で荷物をまとめ、ほとんどの物をフィリピンに置いて父親と二人で日本へ来た。
 
<br>
色々と面白いものがありオフィスは少し奇妙だったが、先輩達が出入りするそこは秘密基地のようでワクワクした。
 
 
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日本で暮らせる部屋を探したがなかなか難しく、最初の2ヶ月ぐらいをほとんどカプセルホテルで過ごした。
 
<br>
レッスンはすぐ始まり、はっきり言って地獄のような日々だった。
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だがこれから先に期待と夢を膨らませていた私達にとっては耐えれるものだった。
 
 
<br>
毎週火曜日のレッスンの後は1人で近くのネカフェに行き、一人カラオケをした。
 
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オーディションの時に歌った「ジワるdays」を泣きながら歌い終えると、ゴールデンボンバーの「優しくしてね」を熱唱するのだった。
 
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1時間歌い終えると電車に乗り、椅子も机も無い冷たい部屋に帰った。
<br>
毎週行くカプセルホテルが何も無い部屋よりも比べられないほど心地がよく、ご褒美だった。
 
 
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分からない。こんなに苦労して乗り越えて、やっと手に入れたものを自ら手放すなんて想像できなかった。今だって信じられない。
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あんなに流した涙はどこへ行ってしまったのだろうかと思うほどだ。
 
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いつかきっと後悔する瞬間はあるかもしれない。
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それでも自分の決断を否定したくはない。
 
 
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おっと、いつの間にか歌詞みたいになっていた。
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相変わらず気持ち悪い文章を書くものだ。
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それでも最後に残したくなるのは私がわがままだからだろう。
 
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みんなの中の五十嵐早香はせいぜい1ヶ月で消えてしまうだろう。
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ただ私の中のみんなはきっと、私がおばあちゃんになっても存在する。
 
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この2年間を定期的に思い出すのだろう。
 
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家族の名前を忘れてしまうまで、覚えていたい。
 
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書きたいことはまとまっていたのに、こうしてどんどん感情的になって内容がバラバラになってしまうのさえ懐かしい。
 
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初めて奇妙なブログを書いた時もこんな感じだったかもしれない。
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普通のブログを書いていたのにいつの間にか楽しくなってサイコホラーになっていた。
 
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文字を書いている時は大きく感情が動かされる。
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この感覚がもう既に懐かしく感じてしまうのがなんだか悲しい。
 
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今日までのことは昔話になってしまうが、決して夢だったわけではない。
 
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あと数時間だけ、私のことを思い返してほしい。
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その後は消してしまっても構わない。
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あなたの中の私はどんなアイドルだったんだろう。
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あなたに貢献できたことはあるのだろうか。
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少しでも笑わせることがてきたのだろうか。
 
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あの時自分のサイリウムを振ってくれてた人達は今、どんな感情で読んでいるのだろうか。
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明日からどのくらい、私のことを覚えていてくれるのだろうか。
 
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きっと私と比べたら短いかもしれないが、推していた事実は動かない過去だ。
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それだけで私は嬉しい。
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一生に一度しかない瞬間を私に注いでくれた。
 
 
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普通の女の子にならなくてよかった。
 
 
 
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2年間、応援してくれてありがとう。
 
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ずっと覚えてるよ。
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みんなが大好き。
 
 
 
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またどこかで。
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=== キャラクター ===
=== キャラクター ===
*将来の夢は、存在感がある人<ref name="skeprof">[https://ske48.co.jp/feature/igarashi_hayaka SKE48公式プロフィール]</ref>。
*将来の夢は、存在感がある人<ref name="skeprof">[https://ske48.co.jp/feature/igarashi_hayaka SKE48公式プロフィール]</ref>。
51行目: 247行目:
*好きな食べ物は、ラーメン・かつ丼・アドボ・メロンパン<ref name="skeprof"/>。
*好きな食べ物は、ラーメン・かつ丼・アドボ・メロンパン<ref name="skeprof"/>。
*好きな言葉は、ごはん食べ放題<ref name="skeprof"/>。
*好きな言葉は、ごはん食べ放題<ref name="skeprof"/>。
== ギャラリー ==
== ギャラリー ==
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2022年3月3日 (木) 15:06時点における版

元 SKE48
五十嵐 早香 （いがらし はやか）
2021年SKE48プロフィール 五十嵐早香.jpg
公式ニックネーム

はやか

生年月日

2001年9月19日 （22歳）

出身地

埼玉県

血液型

B型

身長

158cm

合格期

10期生

選抜回数

1回

サイリウム

 赤白紫

オーディション番号

66（SKE48 10期）

表示・トーク・編集・履歴

五十嵐 早香（いがらし はやか、2001年9月19日 - ）は、SKE48の元メンバー。埼玉県出身。

略歴

2019年
2020年
  • 7月24日、研究生「青春ガールズ」公演で劇場公演デビュー[1]。
  • 11月23日、SKE48の27thシングル『恋落ちフラグ』（2021年2月3日発売）で、シングル表題曲選抜メンバーに選出されたことが発表される[2]。
  • 12月27日、体調不良によりSKE48としての活動を休止[3]。
2021年
2022年
  • 1月15日、チームKIIとしての活動を開始。
  • 2月15日、SKE48からの卒業を発表[6][7]。
  • 2月28日、22時から行われたSKE48として最後のSHOWROOM配信をもって、SKE48としての活動を終了[6][7][8]。

人物

SKE48として

2018年

  • 2月15日、SKE48からの卒業を発表。卒業公演・イベントは開催されない。卒業後はソロ活動を目指す[6][9][7]。
  • 2月28日、ツイッターに「あと数時間、みんなと離れたくない」[10]と投稿した後、最後のブログを急いで書き上げ[11]、最後のSHOWROOM配信[12]をもってSKE48としての活動を終えた。
最後の、はやかです。 2022.02.28 [13]
まさか自分の最後を綴る日が来るとは思わなかった。


同期の最後は長々と書いてきたが、自分となると恥ずかしくてお涙頂戴の文章を書く気にはなれないものだ。


取り敢えずこの2年間の最初を振り返ってみよう。


思い出してみよう、オーディションの時から。



きっかけはメイド喫茶から始まった。


毎年夏休みの期間には1ヶ月ほど日本に帰国をしていた。
17の夏休み、せっかくなので人生初めてのアルバイトを私は秋葉原ですることにした。そしてそのバイトがメイド喫茶のメイドだった。


その時期は日本も夏で、肌がジリジリと痛むほどの太陽の下でチラシを配り声をかけ、やっとの事で客を捕まえた。


その客を店内に案内し、ドリンクを提供している時だった。
客の男はおもむろにヒビの入ったCDを机に置くと、ニコニコした顔で話しだした。


「SKE48って知ってる？」


どうやらこの男はSKE48の熱烈なファンのようだ。
色々なグッズがカウンターテーブルを埋めていくが、生憎店にはその客しかいなかったので問題なかった。


そしてドリンクを1杯飲み終わる頃に男は言った。


「今さ、SKEのオーディションやってるから応募してみない？」


そう言ってCDのみをテーブルに残し、男はまた炎天下の中に去っていった。
その時は特に深く考えずにCDを鞄に入れ、仕事に戻った。


家に帰ると昼に貰ったCDが鞄からでてきた。
その時、フィリピンでアイドル活動の様なものをフィリピン人の女の子たちでやっていたのもあり、改めて考えてみた。


趣味でやっていたものを仕事にしたいか、優柔不断な私にしては決断が早かった。


本気でアイドルになろうと思った瞬間だった。



これからたくさんオーディションを受ける覚悟で、取り敢えずSKE48のオーディションを受けてみた。



そしたら1発で合格してしまった。


これが間違いだったのかもしれない。
もっと苦労して合格していれば良かったのかもしれない。


なんて今は思うが、その時は本当に嬉しかった。
3000人以上の中で私が受かるなんて考えられなかった。
合格発表されて1週間で荷物をまとめ、ほとんどの物をフィリピンに置いて父親と二人で日本へ来た。


色々と面白いものがありオフィスは少し奇妙だったが、先輩達が出入りするそこは秘密基地のようでワクワクした。



日本で暮らせる部屋を探したがなかなか難しく、最初の2ヶ月ぐらいをほとんどカプセルホテルで過ごした。


レッスンはすぐ始まり、はっきり言って地獄のような日々だった。
だがこれから先に期待と夢を膨らませていた私達にとっては耐えれるものだった。



毎週火曜日のレッスンの後は1人で近くのネカフェに行き、一人カラオケをした。


オーディションの時に歌った「ジワるdays」を泣きながら歌い終えると、ゴールデンボンバーの「優しくしてね」を熱唱するのだった。


1時間歌い終えると電車に乗り、椅子も机も無い冷たい部屋に帰った。
毎週行くカプセルホテルが何も無い部屋よりも比べられないほど心地がよく、ご褒美だった。



分からない。こんなに苦労して乗り越えて、やっと手に入れたものを自ら手放すなんて想像できなかった。今だって信じられない。
あんなに流した涙はどこへ行ってしまったのだろうかと思うほどだ。


いつかきっと後悔する瞬間はあるかもしれない。
それでも自分の決断を否定したくはない。



おっと、いつの間にか歌詞みたいになっていた。
相変わらず気持ち悪い文章を書くものだ。
それでも最後に残したくなるのは私がわがままだからだろう。


みんなの中の五十嵐早香はせいぜい1ヶ月で消えてしまうだろう。
ただ私の中のみんなはきっと、私がおばあちゃんになっても存在する。


この2年間を定期的に思い出すのだろう。


家族の名前を忘れてしまうまで、覚えていたい。


書きたいことはまとまっていたのに、こうしてどんどん感情的になって内容がバラバラになってしまうのさえ懐かしい。


初めて奇妙なブログを書いた時もこんな感じだったかもしれない。
普通のブログを書いていたのにいつの間にか楽しくなってサイコホラーになっていた。


文字を書いている時は大きく感情が動かされる。
この感覚がもう既に懐かしく感じてしまうのがなんだか悲しい。


今日までのことは昔話になってしまうが、決して夢だったわけではない。


あと数時間だけ、私のことを思い返してほしい。
その後は消してしまっても構わない。
あなたの中の私はどんなアイドルだったんだろう。
あなたに貢献できたことはあるのだろうか。
少しでも笑わせることがてきたのだろうか。


あの時自分のサイリウムを振ってくれてた人達は今、どんな感情で読んでいるのだろうか。
明日からどのくらい、私のことを覚えていてくれるのだろうか。


きっと私と比べたら短いかもしれないが、推していた事実は動かない過去だ。
それだけで私は嬉しい。
一生に一度しかない瞬間を私に注いでくれた。



普通の女の子にならなくてよかった。



2年間、応援してくれてありがとう。


ずっと覚えてるよ。
みんなが大好き。



またどこかで。

キャラクター

  • 将来の夢は、存在感がある人[14]。
  • 埼玉県出身ながら、実は12歳から18歳までフィリピンに住んでいた[15]。

交友関係

性格・趣味

  • 趣味は、コスプレ・睡眠・スキューバダイビング[14]。
  • 特技は、英会話[14]。
  • 好きな食べ物は、ラーメン・かつ丼・アドボ・メロンパン[14]。
  • 好きな言葉は、ごはん食べ放題[14]。

ギャラリー

参加曲

シングルCD選抜曲

注釈


出典

  1. ^ SKE10期生が劇場公演デビュー　48グループ最年少11歳・林美澪「全力でできたのでよかったです」 - 東スポ 2020年7月24日
  2. ^ 松井珠理奈卒業記念、SKE48のニューシングルは「恋落ちフラグ」 - 音楽ナタリー 2020年11月23日
  3. ^ SKE48 研究生 五十嵐早香 活動休業のご報告 - SKE48公式サイト 2020年12月26日
  4. ^ SKE48 研究生　五十嵐早香活動に関するお知らせ - SKE48公式サイト 2021年6月15日
  5. ^ メンバー昇格のお知らせ - SKE48オフィシャルサイト 2021年12月19日
  6. ^ a b c SKE48 チームKⅡ 五十嵐早香 卒業のご報告 - SKE48公式サイト 2022年2月15日
  7. ^ a b c SKE五十嵐早香が今月末で卒業「ソロで新しいことに挑戦したい」 - 日刊スポーツ 2022年2月15日
  8. ^ 五十嵐早香 ツイート - Twitter 2022年2月28日 ArKaiBu tw48
  9. ^ 五十嵐早香 ツイート - Twitter 2022年2月15日 ArKaiBu tw48
  10. ^ 五十嵐早香 ツイート - Twitter 2022年2月28日 ArKaiBu tw48
  11. ^ 五十嵐早香 ツイート - Twitter 2022年2月28日 ArKaiBu tw48
  12. ^ 五十嵐早香 ツイート - Twitter 2022年2月28日 ArKaiBu tw48
  13. ^ 最後の、はやかです。 - SKE48 OFFICIAL WEB SITE 2022年2月28日
  14. ^ a b c d e SKE48公式プロフィール
  15. ^ SKE48 青木莉樺・五十嵐早香・石塚美月・澤田奏音・西井美桜・林美澪「青春ガールズ」公演で劇場デビュー！ - OKMUSIC 2020年7月25日

外部リンク

 
表・話・編・歴
SKE48
  • 初期チーム体制
  • 大組閣前体制
  • 大組閣後体制
  • 主な元メンバー
チームS
チームKII
チームE
研究生
 
 
大組閣発表以降に卒業（兼任終了）したメンバー
チームS
チームKII
チームE
研究生
 
 
ディスコグラフィー
シングル
アルバム
派生ユニット
  1. コップの中の木漏れ日
    • ラブ・クレッシェンド
 
 
劇場公演・イベント
劇場公演
チームS
チームKII
チームE
研究生
その他
特別公演
コンサート
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