SKE48
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『SKE48』(エスケーイー フォーティエイト)とは、として名古屋市・栄のサンシャインスタジオを拠点に活動する女性アイドルグループ。
概要
- 秋元康が総合プロデューサーを務め、「会いに行けるアイドル」をコンセプトにしている。AKB48プロジェクトの一つであり、AKBの妹グループにあたる。
- 集客が目的のパチンコ機器メーカー京楽産業と、AKB方式のアイドルグループを全国展開させようとしていた秋元康が交渉、名古屋の栄にSKE48を誕生させた。
- メンバーは愛知県出身者が6割で、他も三重県や岐阜県など、東海地方出身者が大半を占める。
- それぞれ16名ずつの「チームS」「チームKII」「チームE」という3つのチームが存在し、正規メンバーが48名いる。各チームにはメンバーをまとめる「リーダー」が一人ずついる(AKBとは違い「キャプテン」という呼称は使用していない)。
- 正規メンバーの下には、昇格を目指す研究生がいる。このあたりの仕組みは、ほぼAKBと同一となっている。
AKB48との違い
所属事務所が分かれているAKBと違い、メンバー全員が同じ所属事務所(ピタゴラス・プロモーション)に所属している。→2011年11月1日よりスタッフ・メンバーとも、AKB48を運営するAKSに移籍。- オーディション合格後は、本契約の前に3ヶ月間の試用期間がある。[1]これはAKBのセレクション審査に近い(合格後研究生候補となり、最初の審査に通過して初めて研究生になる)。
- シングル曲の選抜メンバーは総合プロデューサー秋元康ではなく、SKE運営側が選んでいる(もちろん秋元の意見も取り入れられているが、秋元の独断で決まっている訳ではない)。2ndと3rdは7人と少ないが、これはフレームに収まるバランスが良い、少なければ名前を覚えて貰いやすいなどが理由。またこれは最初のフック(取っ掛かり)の為で、今後増やすと明言されており、[1]実際に4thからは16人選抜となっている。
- ダンス経験者が多いため、「ダンススキルはAKB48よりSKE48の方が上」とも言われている。[2]
- 名古屋はファンは、公演の最初にかかる『overture』でMIXを打たない。[3]
- (2012年)現在、研究生公演ではアンケートをとっており、それをレッスン場に張り出している。[3]
- 権利関係に非常に厳しく、ブログなどに書く場合は、キャラクター名は伏せ字、画像を載せる場合はモザイクなどの処理をしなければならない。同じく商品名なども画像処理される。
- メンバーが語る、AKBやNMBとの違い。[4]木﨑ゆりあ「AKBさんとNMBさんと西武ドームで共演させて頂いたんですけど、楽屋に戻ったら、他のグループの皆さんはすぐに汗を拭いて、お直しに入るんですよ。でもSKE48メンバーは、みんなまず水を飲んでいて(笑)」。高柳明音「もう、とりあえず顔は放置だよね」。須田亜香里「ライブの最後の方はスッピンに近いです。でも逆に、そこを見て下さいっていうくらい体育会系なんです」。平松可奈子「SKEは、どれだけ千切れそうになるくらい踊れるかを重要視しているグループだから、髪が乱れるなんて気にしない」。高柳「輝く力って、顔だけじゃなくて、全身から出るものだと思うんですよ。だから私たちは、水を飲んだら『よし行くぞ!』なんです!」[4]松井珠理奈「SKE48は他の48グループより勝っているのは、“汗の量”だと思うんですね。ダンスの激しさだったり、汗をかいて顔がぐしゃぐしゃになっても気にしないところだったり(笑)。その方向をキープしながら、表現力を磨いたりすることで、全国の方にもっとアピールしたいですね」[5]
- 湯浅洋劇場支配人の考えるSKEの武器。「素朴さと純粋さ。東京の人とは、ちょっと違うと思うんですよ。みんな心が弱いんですよ。折れやすい。でも、逆にそれが武器なんだと思う。みんな優しいんです。だからどこの現場に行っても、『SKEさんって、ホントに素晴らしいね』って言ってくれるんです。僕は謙虚なSKEが大好きなんですよ。真面目にレッスンするし、何事もきちっとやってくれます」。―公演を観てても真面目なのは分かりますよね。統率が取れてますし、手を抜くメンバーはいないし。「正直言うと、今(2011年末)はどこにも負けないアイドルグループだと思ってます。ダンスをもっと上手くする事も出来ますよ。でもダンサーじゃないから、ここで止めてるんです」[6]
SKE用語
SKEハウス
- 地方出身メンバーのために運営が用意したマンション(寮)のこと。二人暮らしが基本で、現在は松村香織、金子栞などが住んでいる。[3]
- かつての住人に小野晴香、矢方美紀などがいた。出口陽は自宅が遠いため、終電に間に合わない時など、週に何回かは泊まりにくるなど半住人と化している。食費雑費は月額会費制、洗濯は各自、掃除も各自、食事担当は松村(食費は月1,000円)。食器洗いは、金子か出口。[7]
歴史
2008年
- 5月30日、「SKE48」が結成されることが発表。[8]
- 6月1日、第1期生オーディションの募集開始。
- 7月30日、最終オーディションに22名が合格。
- 8月23日、AKB48の野音ライブにて初お披露目。AKB48研究生の中西優香の移籍も発表され、計23名が第1期生となる。
- 10月5日、選抜メンバー16名による 1st Stage「PARTYが始まるよ」公演スタート。
2009年
- 2月14日、SKE初のオリジナル公演S2nd「手をつなぎながら」が開始。
- 3月??日、1期生から選抜された16名にてチームSを結成。
- 3月29日、第2期生オーディションに24名が合格。
- 4月25日、AKB48のコンサート「神公演予定」にて2期生が初お披露目。
- 5月24日、初の単独コンサート「初めての課外授業」開催。
- 5月25日、2期生を中心にチームKIIが結成。
- 6月13日、チームKII1st「会いたかった」公演がスタート。
- 7月8日、第1回総選挙では2人がランクイン。
- 7月30日、SKE48結成1周年記念コンサート「天下を取るぜ!!」開催。
- 8月5日、ランティスより1stシングル『強き者よ』にてメジャーデビュー。
- 10月25日、チームS3rd「制服の芽」公演スタート。
- 11月13日、第3期生オーディションに13名が合格。
- 11月14日、AKB48『RIVER』劇場盤大握手会にて3期生のお披露目。
- 12月6日、チームKII2nd「手をつなぎながら」公演スタート。
- 12月25日、コンサート「名古屋一揆」開催。
2010年
- 2月、公式モバイルサイト「SKE48 Mobile」がオープン。
- 2月16日、研究生公演がスタート。
- 3月24日、2ndシングル『青空片想い』をリリース。
- 4月29日、コンサート「SKE48伝説、始まる」を開催。
- 6月9日、第2回総選挙では5人がランクイン。
- 7月7日、3rdシングル『ごめんね、SUMMER』をリリース。
- 7月31日、『SKE48 リクエストアワーセットリストベスト30 2010』を開催。
- 10月3・5・17日、コンサート「汗の量はハンパじゃない」を開催。5日の愛知公演で4期生を初お披露目。
- 11月17日、4thシングル『1!2!3!4! ヨロシク!』をリリース。
- 11月27日、コンサート「1!2!3!4!ヨロシク!勝負は、これからだ!」を開催。
- 12月6日、チームKIIのメンバー入れ替え(4名降格、4名昇格)、新チームとなる「チームE」の結成(16名昇格)を発表。[9]
- 12月31日、48名がAKB48の応援として「第61回 紅白歌合戦」に出演。
2011年
- 2月26日、チームS 3rd「制服の芽」公演が全国71の映画館にて3D上映。
- 3月9日、5thシングル『バンザイVenus』をリリース。
- 3月11日、東日本大震災により23日まで公演を中止。
- 3月12日、香港の「C3 in HongKong 2011(C3日本同玩博覧2011)」に、12名がライブ出演。
- 3月31日、チームS公演から公演を再開(この日の売上金を寄付するチャリティー公演)。
- 4月29日・5月2日、コンサート「SKE48に、今、できること」を愛知と東京で開催。
- 5月1日、tvkにて『イッテ恋48』放送開始。
- 6月9日、第3回総選挙では6人(チームS4人[10]、チームKII2人[11])がランクイン。
- ランクイン。
- 6月27日~7月10日、初の全国ツアー「真夏の上方修正」を開催。
- 7月27日、6thシングル『パレオはエメラルド』をリリース。またこのシングルからエイベックス・トラックスに移籍。
- 8月13日、a-nationに出演。
- 8月29日、「SKE48 Mail」がスタート。
- 9月20日、第2回じゃんけん大会本戦。桑原みずきが選抜入り。
- 10月1日、チームKII3rd「ラムネの飲み方」公演初日。
- 10月11日、東京初レギュラー冠番組「SKE48のマジカル・ラジオ」放送開始。
- 11月1日、運営会社がAKSに移行。
- 11月9日、7thシングル『オキドキ』をリリース。
- 11月13日、握手会での観客動員が、初めて1万人の大台を突破。
- 11月26・27日、「SKE48 リクエストアワーセットリストベスト50 2011」開催。
2012年
- 1月25日、8thシングル『片想いFinally』をリリース。
- 3月24日、松井珠理奈がチームSとAKB48チームKのメンバーを兼任することが発表。
- 4月14・15日、日本ガイシホールでコンサート「SKE専用劇場は秋までにできるのか?」を開催。
- 5月14日、DMMの劇場公演配信がカメラ3台に増設。
- 5月16日、9thシングル『アイシテラブル!』をリリース。
- 6月6日、第4回総選挙では15人がランクイン。
- 8月24日、石田安奈がチームKIIとAKB48チームBのメンバーを兼任することが発表。
- 8月29日、旧・劇場の最終特別公演を開催。研究生6名が正規チームへ昇格。
- 9月、SUNSHINE STUDIOをSKE48の専用劇場に全面改修へ。
- 9月19日、10thシングル『キスだって左利き』をリリース。
- 10月11・12日、コンサート「SKE48 リクエストアワーセットリストベスト50 2012」を開催。
- 10月22~25日、ダイアモンドホールで出張公演を開催。
オーディション
1期生
- 合格日:2008年7月30日
- 応募人数:2,670名
- 合格者:22名
- 稲垣ほなみ、大矢真那、尾関きはる、小野晴香、桑原みずき、佐藤聖羅、佐藤実絵子、柴木愛子、新海里奈、鈴木きらら、高井つき奈、高田志織、出口陽、平田璃香子、平松可奈子、前川愛佳、松井珠理奈、松井玲奈、松下唯、森紗雪、矢神久美、山下もえ
- 倍率:121倍
- 備考:チームSとして公演デビューを目指す
2期生
- 合格日:2009年3月29日
- 応募人数:3,248名
- 合格者:24名
- 赤枝里々奈、阿比留李帆、井口栞里、石田安奈、磯原杏華、市原佑梨、内山命、大島風薫、加藤智子、加藤るみ、鬼頭桃菜、後藤理沙子、斉藤真木子、佐藤聖羅、齋藤優菜、高柳明音、橋本あゆみ、林星香、古川愛李、前田栄子、松本梨奈、間野春香、向田茉夏、山田澪花、若林倫香、若生純奈
- 倍率:135倍
- 備考:チームKIIとして公演デビューを目指す
3期生
- 合格日(最終審査日):2009年11月1日
- 初お披露目:2009年11月14日(『RIVER』劇場盤握手会@東京ビッグサイト)
- 応募人数:2,396名
- 合格者:13名
- 今出舞、上野圭澄、小木曽汐莉、木﨑ゆりあ、木下有希子、後藤理沙子、須田亜香里、秦佐和子、半田礼音、松村香織、矢方美紀、柳瀬愛子、山田恵里伽
- 倍率:184倍
- 解説:SKEの中でも少し変わった世代。AKBは3期生も3つ目のチームを結成していたが、SKEはここから研究生としてまず加入し、正規メンバーへの昇格を目指していく。オーディションの応募者や合格者が一番少ないという特徴もある。
- AKBは人数が多いため、メンバー間で格差が出来るのは別に珍しい事ではないが、その中でもこのSKE3期生は、格差が特に大きいと言われている(松村香織が先輩から言われた[12])。早い者は数ヶ月で昇格・シングル曲の選抜入りなどを経験しているが、遅い者はその時に劇場公演にすら出ていなかった。湯浅によると3期生は負けず嫌いな性格が多く、その扱いの違いからメンバー同士で気まずくなる事もあったという。[12]一番最初に昇格した小木曽「私が選ばれた分、上がれなかった子もいる。研究生時代、3期生同士でケンカもしましたけど、何でも話し合える仲だからこそ、ぶつかれた」[12]
- また、1・2・4期生が、それぞれチームS・KII・Eの中核になっているのに対し、現在(2011年8月)11人いる3期生は、S所属が3人、KIIが4人、Eが2人、研究生が2人と、グループにバラバラに点在しているのも特徴。小木曽「同期のメンバーがそれぞれのチームにいるんです。本当にバラバラなんですけど、お互いのチームのことを話し合って、アドバイスをし合えるんですよね。そこは同期の強みだと思いますし、そういう部分も活かしていきたいですね」。[13]須田「自分達は研究生だから、絶対に同じチームにはなれない。同じ場所を目指す日は来ないかも知れない。って気づいたときは皆で泣きました。それくらい3期生にとって、3期生の存在はSKE48に入ってから初めて出来た大切な仲間なんです」[14]
- また、アイドル雑誌では3期生四天王などと名付け特集したり、第3回総選挙では2人がランクインするなど、ファン人気が高い注目の世代でもある。
4期生
- 合格日:2010年9月30日
- 初お披露目:2010年10月5日(コンサート「汗の量はハンパじゃない」愛知公演)。
- 応募人数:5,888名
- 合格者:16名
- 犬塚あさな、梅本まどか、金子栞、木本花音、小林亜実、小林絵未梨、酒井萌衣、柴田阿弥、高木由麻奈、竹内舞、都築里佳、中村優花、野々山茉琳、原望奈美、水埜帆乃香、山下ゆかり
- 倍率:368倍
- 解説:研究生として加入しているが、湯浅曰く、「4期生のオーディションはEを作るためだったんですよ」。[15]実際に研究生期間は2ヶ月ほどで、大半のメンバーが12月に「チームE」を結成し、正規メンバーに昇格している。金子栞「私達は研究生公演も出ていなかったし、研究生らしいことはしていないかもしれません」[16]
5期生
- 応募期間:2011年9月5~30日
- 第2次審査:2011年10月12日[17]、84名が合格[18]
- 最終審査:2011年10月16日、16名が仮合格[18]
- 初お披露目:2011年11月26日、「SKE48 リクエストアワーセットリストベスト50 2011」1日目。
- 応募人数:5988名[18]
- 合格者:13名
- 市野成美、岩永亞美、江籠裕奈、大脇有紗、荻野利沙、菅なな子、新土居沙也加、日置実希、藤本美月、二村春香、古畑奈和、宮前杏実、山田みずほ
- 倍率:460倍
- 備考:
6期生
- 応募期間:2012年8月15~9月15日
- 応募資格:
- ・11歳~22歳までの女性。
- ・合格した時点でSKE48と所属契約ができる方。
- ・経験不問
- ・合格後、研究生(レッスン活動の成果により正規メンバーへ昇格となります。)として活動を開始し、日常的にSKE48劇場(SUNSHINE SAKAE 2F)に通い、活動ができる方
- 第1次審査:2012年9月中旬予定[19]
- 第2次審査:2011年9月下旬予定[19]
- 最終審査:2012年10月上旬予定[19]
- 初お披露目:2013年1月1日。2013年2月28日、研究生公演で劇場デビュー。
- 応募人数:6682名
- 合格者:20名
- 青木詩織、東李苑、井田玲音名、伊藤茜、折戸愛彩、鎌田菜月、北川綾巴、北野瑠華、北原侑奈、熊崎晴香、後藤真由子、佐々木柚香、空美夕日、竹内彩姫、野口由芽、日高優月、宮脇理子、矢野杏月、山田樹奈、山本由香
- 倍率:334倍
- 備考:
メンバー
- こちらを参照。
降格者
- 2009年02月14日
- 名前:佐藤実絵子(1期生、チームS所属)
- 備考:1st公演では、チームSの一員として活動していたが、2nd公演で森紗雪と入れ替わる形で研究生に降格。その後、チームKII 1st公演でチームKIIの正規メンバーに昇格した。
- 2010年03月30日
- 2010年12月06日
- 名前:井口栞里・内山命・鬼頭桃菜・斉藤真木子(全員2期生、チームKII所属)
- 備考:4名が同時に降格。発表時は降格理由については公表していなかったが、[22]後に劇場支配人の湯浅洋が、雑誌インタビューで降格した理由について語っている。問題はやはり降格前に話題になっていた『怪文書』騒動で、これには、降格した4名がファンと私的な交際をしているとする内容が記載されていた。湯浅「ただ、僕たちは現場を抑えない限り、事実かどうか分からない」。そして本人たちから直接確認を取ったところ、全てではないが、一部これを認めた。それを考慮した上で「どうする?」と聞いたところ、「私達はチームを乱したくないから、もし残れるなら研究生として頑張らせて貰えないですか」と答えたため、その提案を受け入れ4名は研究生に降格した。湯浅「可哀想なところもあるけど、本人が反省しなきゃいけないところもある」[23]
チーム
チームS
- 公演開始日:2008年10月5日(1期生として)
- 結成日:2009年3月、1期生から選抜された16名で結成。以後欠員が出た場合は、研究生から昇格。
- デビューは2009年3月(1期生としての公演は2008年10月5日から行っている)。
- リーダーは平田璃香子。センターは松井珠理奈が務めている。
- ダンス経験者が多く、激しいパフォーマンスが特徴。
- KIIが長期間停止していたのと同じく、S3rd公演は2011年10月で開始から丸2年が経過。AKBを含めても、最長のロングラン公演となっている。2011年1月のインタビュー。湯浅「AKBもそうですけど、だんだん倍率も上がってきて、公演を観たことがある人が少ない。昔よりもターム(期間)が長くてもいいと思ってますけど、(2011)年内には(S4th)やりたいですよね。夏ぐらいにS(の新公演)が出来たら嬉しいと思います」。[23]しかし、2011年を終えても、チームSの新公演は始まっていない。
- 円陣での掛け声は、「(一つ)、感謝の気持ちを忘れない。(二つ)、いつも全力で。(三つ)、笑顔と元気を届ける。(チームS!)オー!(S!)オー!(S!)オー!(S!)オー! (我らが)S! チームS!!」
- ()内はリーダー平田璃香子の台詞。
チームKII
- 結成日:2009年5月25日、2期生14名と1期研究生2名(同時に昇格)の計16名で結成。以後欠員が出た場合は、研究生から昇格。
- 公演開始日:2009年6月13日。
- 「チームK」ではなく「チームKII(ケーツー)」なのは、「チームK」が既にAKBにあり、混同しないように「II」が付いている。[24]
- 「Ⅱ」はローマ数字を使用するのが正しい表記だが、これは機種依存文字であり文字化けしてしまう事が多いため、メンバーなどは「K2」と表記する事も多い。
- リーダーは高柳明音。
- 1st公演はAKB48チームAの「会いたかった」。2ndはチームSの「手をつなぎながら」を行った。しかし、「Sの劣化コピー」「Sの足引っ張んないでよ」など、心無い言葉も握手会で言われたという。[25]先輩チームのお下がり公演をしても、評価はどうしてもオリジナルのチームよりは低く見られがち、また「KII」というチーム独自のカラーなども見えてこない。2010年9月、そんな「手つな」公演も千秋楽を迎えたが、しかし期待されている3rdのオリジナル公演は何度も延期され、メンバーのモチベーションは著しく低下。公演を行っていない間に、スキャンダルにより4名の降格者も出しチームの再編が行われるなど、数多くの問題も噴出した。
- 長年放置され続け、AKBプロジェクト全チームの中で最も不遇なチームとも言われているが[26]、それ故、メンバーの団結力も強くなったという。[12]しかしパフォーマンス以外にもMC面でも、石田「KIIはイイ子すぎるって言われるんです、真面目だって。ステージの上に立つと、みんな黙っちゃう。“コレを言っておけば大丈夫”ってことしか言えなくなっちゃうんです」。古川「KIIは若い子がいっぱいですし、色んな個性が集まっているんですけど、そこを巧く出し切れていない部分があります。今の課題にもなっているんですけど…」。小木曽「存在がまだ確立しきれていないんです。仲が良いとは、ファンの方からも言って頂けるんですけど、そこを超えて意見を言い合えるような真の絆を、オリジナル公演に向けて築いていかなければいけないと思っています」。[13]
- 2011年10月、4度目の初日発表と結成2年5ヶ月にして、ついにオリジナルKII3rd「ラムネの飲み方」公演が始まった。
- 円陣での掛け声は、「(私たちは)1人じゃない。(感謝の気持ちを)いつも胸に。(絶対)悔いを残さない。(それゆけ!) SKE48! (突っ走れ!) KII!!」
- ( )内はリーダー高柳明音の台詞。
チームE
- 4期生が中心[23]となり結成(2期生2名、3期生2名、4期生12名)。
- 結成日:2010年12月6日。SKE48の末っ子チーム。[15]
- 公演開始日:2011年1月16日。
- リーダーは梅本まどか。センターは木本花音が務めている。
- 金子栞「最初は2期生、3期生に引っ張ってもらっていました。4期生中心のチームEですが、今は先輩に引っ張ってもらうだけじゃなくて、お互い注意もし合う関係です」[16]
- 現在は、AKB48チームBの「パジャマドライブ」公演を行っている。EはBと同じく、グループの末っ子チームであり、湯浅によると、いくつか候補はあったが、EがチームBのイメージに似ているという事でこのセットリストが選ばれた。[15]
- 結成直後のチームE解散騒動。湯浅「3期生と4期生は、メンバーの誰かに憧れて入ってる。だから甘ちゃんなんですよ。ぬるま湯ですよ。見てるとイライラするんですよ。もっとピシッとしてくれよって。良い時はすごく頑張るけど、そうじゃない時はダラダラして。だからブチ切れて、もうやめると。『解散!』って。チームEやり直し宣言をしたら、次の日から全然変わりましたもんね」[23]
- 実はMNB48のチームNとは、オーディション時期や、チームの結成、劇場公演を開始した時期がほとんど一緒。それゆえNと比較される事もあり、ライバル意識をもっているメンバーもいる。だが向こうは1期生でグループの中核になっているのに対し、4期生が中心のこちらは末っ子チーム。グループ内における立場はまったく違う。オーディション時からテレビで密着され、その後チームNがグループの顔として活躍しているのに対し、先輩の多いチームEは、それほどメディアで目立ったり活躍できる場は少ない。劇場を独り占めできたNに対し、SKEは使用回数自体が少なく、SとKIIも使うためE公演自体も当然少ない。回数で言うとNの半分にも満ず、経験を積むことやアピールする機会も少ない。第3回総選挙ではNからはランクインしたメンバーが出たが、チームEからは一人も選ばれず、ファン人気という点では軍配はチームNに挙がっている。だがあくまで加入時期が近いだけで、立場がだいぶ違うため、比較する相手が違うという意見もある。
- 2012年5月、『SKE48の世界征服女子』のコーナー「聖羅いぬの犬種当て」にて、佐藤聖羅「チームEのくせに何見てんだよ!」。都築里佳「なに言うんですか。なんでそんなEをなんか…なんでそんな扱いするんですか」。テロップ「※控え室でもぞんざいな扱いをされているteamEの皆さん」。聖羅「負け組Eが!」とバラエティ番組でイジられている。[27]
- 円陣での掛け声は、「一人はみんなのために、みんなは一人のために、感謝・笑顔・礼儀・涙を忘れず、フレッシュパワー全開で、強く・正しく・E感じに、(SKE48!) チームE!!」
- ()内はリーダー梅本まどかの台詞。
ユニット
- アニメ『ケロロ軍曹』の映画PRユニット。
- パチンコKYORAKUのPRユニット
- Xbox 360のゲームシステム「Kinect」PRユニット。
同好会
- 同じ趣味を持つ者同士の集まり。20以上あるとされているが、正確な数はメンバーにも分からない。AKBのメンバーが加入している物もある。以下、代表的な2つを紹介。
- 二次元同好会…アニメやゲームなどの二次元を愛するメンバー。
- 会長(No.12):秦佐和子、前会長:松下唯(卒業生)、副会長:松井玲奈(No.3)、No.1:高井つき奈(卒業生)、No.2:矢神久美、No.4:平松可奈子、No.5:古川愛李、No.6:高柳明音、No.7:松井珠理奈、No.8:井口栞里(研究生)、No.9:森紗雪(卒業生)、No.10:若林倫香、No.11:木﨑ゆりあ、No.-:矢方美紀、仮入部員:平田璃香子
- アイドル研究会
- キャプテン:鬼頭桃菜(研究生)、副キャプテン兼入会処理係・発起人:佐藤実絵子、副キャプテン兼勧誘係:阿比留李帆、No.0:入会してくれたファンの方達、No.1:松本梨奈、No.2:斉藤真木子(研究生)、No.3:赤枝里々奈、No.4:石田安奈、No.5:柏木由紀(AKB48)、No.6:指原莉乃(AKB48)、No.-:今出舞(研究生)、No.-:島崎遥香(AKB48)、仮入部員:大矢真那、秦佐和子・山田澪花
SKE48劇場
- シアターは、パチンコ店などがある商業ビル「サンシャイン栄」の2階にある「SUNSHINE STUDIO(サンシャイン・スタジオ)」を使用。ビルの持ち主は京楽産業で、「Bar&Lounge CANARIA」内に併設されている。最新鋭の音響設備と照明設備を完全装備し、名古屋のエンタメ情報発信基地として、食事を楽しみながら、LIVEからファッションショー、パブリックビューイング、結婚式二次会まで対応可能なマルチコンプレックススタジオ。[28]
- 専用劇場(SKEの公演だけを行う場所)ではないため、AKBやNMBよりも公演を行える回数が少ない。[29]
- 4月14・15日、コンサートタイトル「SKE専用劇場は秋までにできるのか?」を開催。
- 湯浅インタビュー(2012年5月)。「僕は長い間、専用劇場を作って欲しいといろんな形でお願いしてきました。具体的な図面を引いたりもしています。(でも)SUNSHINE SAKAEから動くことは考えていません。あそこはSKE48の聖地ですから」[3]
- 2012年7月27日、9月から「SUNSHINE STUDIO」をSKEの専用劇場にする改修工事を開始すると発表した。[30]
- ステージはAKB48劇場よりさらに横幅が狭く、1人に割り当てられた立ち位置の幅がAKBは90cmなのに対し、SKEは60cmしかない。[15]
- AKB48劇場のロビーに当たる部分はない。地下1階のグランドキャニオン広場には、モニター観戦する事ができる大型スクリーンがある。
- 当選倍率は2010年の春で3~4倍。2011年1月現在は平均10倍程度。[15]
- 最高倍率(2011年1月現在)は、2011年の正月公演。[15]
公演
- チームS
- S1st「PARTYが始まるよ」(2008年10月5日 - 2009年2月8日)
- S2nd「手をつなぎながら」(2009年2月14日 - 2009年10月16日)
- S3rd「制服の芽」(2009年10月25日 - )
- チームKII
- KII1st「会いたかった」(2009年6月13日 - 11月29日)
- KII2nd「手をつなぎながら」(2009年12月6日 - 2010年9月22日、リバイバル2011年4月5日 - )
- KII3rd「ラムネの飲み方」(2011年10月1日 - )
- チームE
- E1st「パジャマドライブ」(2011年1月16日 - 2012年3月28日)
- E2nd「逆上がり」(2012年5月14日 - )
- 研究生
- 「PARTYが始まるよ」(2010年2月16日 - )
- 「会いたかった」(2012年2月27日 - )
ディスコグラフィー
シングル
- 1st 強き者よ (2009年8月5日)
- 2nd 青空片想い (2010年3月24日)
- 3rd ごめんね、SUMMER (2010年7月7日)
- 4th 1!2!3!4! ヨロシク! (2010年11月17日)
- 5th バンザイVenus (2011年3月9日)
- 6th パレオはエメラルド (2011年7月27日)
- 7th オキドキ (2011年11月9日)
- 8th 片想いFinally (2012年1月25日)
- 9th アイシテラブル! (2012年5月16日)
- 10th キスだって左利き (2012年9月19日)
- 11th チョコの奴隷 (2013年1月30日)
選抜メンバーの一覧
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
強 き 者 よ |
青 空 片 想 い |
ご め ん ね S U M M E R |
1! 2! 3! 4! ヨ ロ シ ク ! |
バ ン ザ イ V e n u s |
パ レ オ は エ メ ラ ル ド |
オ キ ド キ |
片 想 い F i n a l l y |
ア イ シ テ ラ ブ ル ! |
キ ス だ っ て 左 利 き |
選 抜 回 数 | |
松井珠理奈 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 10 |
松井玲奈 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 10 |
矢神久美 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 10 |
高柳明音 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 9 | |
木﨑ゆりあ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 8 | ||
大矢真那 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 8 | ||
向田茉夏 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 8 | ||
小木曽汐莉 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 7 | |||
須田亜香里 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 7 | |||
木本花音 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 7 | |||
古川愛李 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 6 | ||||
桑原みずき | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 6 | ||||
平松可奈子 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 6 | ||||
秦佐和子 | ● | ● | ● | ● | ● | 5 | |||||
石田安奈 | ● | ● | ● | ● | ● | 5 | |||||
木下有希子 | ● | ● | ● | ● | 4 | ||||||
中西優香 | ● | ● | ● | 3 | |||||||
金子栞 | ● | ● | ● | 3 | |||||||
松本梨奈 | ● | ● | 2 | ||||||||
小野晴香 | ● | ● | 2 | ||||||||
高田志織 | ● | ● | 2 | ||||||||
平田璃香子 | ● | ● | 2 | ||||||||
矢方美紀 | ● | ● | 2 | ||||||||
松村香織 | ● | 1 | |||||||||
菅なな子 | ● | 1 | |||||||||
山田恵里伽 | ● | 1 | |||||||||
原望奈美 | ● | 1 | |||||||||
出口陽 | ● | 1 | |||||||||
森紗雪 | ● | 1 | |||||||||
松下唯 | ● | 1 | |||||||||
新海里奈 | ● | 1 | |||||||||
山下もえ | ● | 1 | |||||||||
高井つき奈 | ● | 1 | |||||||||
定員数 | 16 | 7 | 7 | 16 | 16 | 16 | 16 | 16 | 16 | 16 |
アルバム
- 1st この日のチャイムを忘れない (2012年9月19日)
売り上げ推移
コンサート
2009年
2010年
2011年
2012年
運営スタッフ
- 総合プロデューサー:秋元康
- AKB48スタッフ
- エグゼクティブプロデューサー:窪田康志(AKS)
- プロデューサー:牧野彰宏(AKS)、藤田浩幸(電通)、磯野久美子(秋元康事務所)
- アシスタントプロデューサー:熊谷隆宏(秋元康事務所)、木島森(電通)
- SKE48オペレーションスタッフ
- エグゼクティブプロデューサー:前田哲治
- プロデューサー:滝澤治、丸山祐司、湯浅洋、内村和樹
- スーパーバイザー:鈴木恒夫(秋元康事務所)
- ジェネラルオペレーション&パブリックリレーションズ:谷口一平、山田真弥
- マネージャー:川瀬直也、井上公心、後藤保弘、井戸直也、光田眞由美、新美昌也、周防寛
- マーチャンダイジング:石和樹、高田諭
- バックオフィス;国元尚美、網代和美、前田友佳、渋谷めぐみ
- ビデオ&フォトプロダクション:山室憲輔、服部将之
- フォトカメラ:成田智広、松田和弘、塚原孝顕
- SKE48シアター&ステージプロダクション
- ジェネラルオペレーション:弓桁将紀、三宅知恵美、平松博、池戸太志、平林美央理、加藤亮、堀内桂介
- コリオグラファー:夏まゆみ、牧野アンナ、NAO
- スタイリスト:茅野しのぶ(Office48)、熊谷和美
- アシスタントスタイリスト;細田真弓(AKS)
- ヘア&メイクアップカンパニーテクノクラート
- SKE48スタジオジェネラルオペレーション:高橋理
- SKE48スタジオダンスインストラクター:NAO、YUCARI
脚注・出典
- ^ a b 『BUBKA』 2010年8月号 「SKE48劇場支配人・湯浅洋が激白」
- ^ オリコン http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/77098/full/
- ^ a b c d 『SKE48×プレイボーイ2012』
- ^ a b 『月刊ENTAME』 2011年10月号
- ^ 『Gザ・テレビジョン』 Vol20
- ^ 『BUBKA』 2012年3月号
- ^ https://plus.google.com/108705263081706477178/posts/EwHQUF96C3A
- ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10101506536.html
- ^ http://www.ske48.co.jp/news/?id=1291641062
- ^ 松井玲奈、松井珠理奈、大矢真那、須田亜香里
- ^ 高柳明音、秦佐和子
- ^ a b c d 『SKE48 COMPLETE BOOK 2010 - 2011』
- ^ a b http://www.hotexpress.co.jp/interview/110309_SKE48/page2.html
- ^ http://sp.ske48.co.jp/blog/detail/id:20120420230532586
- ^ a b c d e f 『BUBKA』 2011年3月号
- ^ a b http://ameblo.jp/ske48official/entry-11100845371.html
- ^ http://www.ske48.co.jp/news/?id=1318419210
- ^ a b c http://www.oricon.co.jp/news/deview/2002782/
- ^ a b c http://www.ske48.co.jp/news/?id=1344742883
- ^ 『AKB48総選挙公式ガイドブック』
- ^ SKE48公式サイト http://www.ske48.co.jp/news/?id=1273310631
- ^ SKE48公式サイト http://www.ske48.co.jp/blog/?id=20101206215813968&writer=secretariat
- ^ a b c d 『BUBKA』 2011年3月号
- ^ 『SKE48の世界征服女子』 2011年12月19日
- ^ 『AKB48×プレイボーイ 2011』
- ^ 『BUBKA』 2011年8月号
- ^ 『SKE48の世界征服女子』 2012年5月16日
- ^ http://www.sunshine-sakae.jp/floor/2f/03.html
- ^ 『AKBとXX!』 2011年9月15日
- ^ http://www.ske48.co.jp/news/?id=1343392355