「選抜」の版間の差分
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{{書きかけ}} | {{書きかけ}} | ||
48グループ、坂道シリーズにおける「'''選抜'''」(せんばつ)とは、シングル曲やカップリング曲の歌唱や、テレビ・ラジオ・イベント出演、写真集・雑誌のグラビア撮影等などに参加するメンバーが選ばれること、およびそのメンバーを指す。本項では主にシングル曲について記述する。 | |||
== 選抜メンバー == | == 選抜メンバー == | ||
シングルの表題曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい16 - | シングルの表題曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい16 - 20数名ほど(最少は「[[スカート、ひらり]]」「[[青空片想い]]」「[[ごめんね、SUMMER]]」の7名、最多は「[[真夏のSounds good !]]」「[[ラブラドール・レトリバー]]」の36名)。この「選抜入り」というのは、研究生も含めて数百名在籍している48グループのメンバーの中から、1割未満の者しかなれない狭き門である。 | ||
この「選抜」というのはあくまでグループのメンバーとしての立ち位置であり、グループ外の「タレント」としての活動は{{要出典|範囲=所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、選抜メンバー以外もタレントとしてTV出演する事が多い。}} | この「選抜」というのはあくまでグループのメンバーとしての立ち位置であり、グループ外の「タレント」としての活動は{{要出典|範囲=所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、選抜メンバー以外もタレントとしてTV出演する事が多い。}} | ||
=== メディア選抜 === | === メディア選抜 === | ||
選抜メンバーの人数が多い場合、その中の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動する「メディア選抜」が選ばれる場合がある。現在までにメディア選抜が採用されたのは13回で、[[選抜総選挙]]でメンバーが選ばれた「[[言い訳Maybe]]」、「[[ヘビーローテーション]]」、「[[フライングゲット]]」(いずれも選抜メンバー21人中12人)、および[[じゃんけん大会]]でメンバーが選ばれた「[[チャンスの順番]]」(選抜メンバー16人中12人)、「[[真夏のSounds good !]]」(選抜メンバー36人中22人)、「[[さよならクロール]]」(選抜メンバー32人中14人)、「[[ラブラドール・レトリバー]]」(選抜メンバー36人中16人)、「[[希望的リフレイン]]」、「[[僕たちは戦わない]]」、「[[翼はいらない]]」(いずれも選抜メンバー32人中16人)、「[[シュートサイン]]」(選抜メンバー32人中19人)、「[[願いごとの持ち腐れ]]」(選抜メンバー35人中22人)、「[[11月のアンクレット]]」(選抜メンバー28人中17人)である。 | |||
以前はAKB48の「顔」として、冠番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加するのはほとんどがメディア選抜や選抜メンバーであった。しかしこれらのメンバーのソロ活動が活発になると、単独での活動などが優先されることも多くなっている。 | 以前はAKB48の「顔」として、冠番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加するのはほとんどがメディア選抜や選抜メンバーであった。しかしこれらのメンバーのソロ活動が活発になると、単独での活動などが優先されることも多くなっている。 | ||
== カップリング担当ユニット == | == カップリング担当ユニット == | ||
インディーズ1st「[[桜の花びらたち]] | インディーズ1st「[[桜の花びらたち]]」では、当時のメンバー20人全員が表題曲とカップリングを歌唱していたが、インディーズ2nd「[[スカート、ひらり]]」からは歌唱するメンバーが選抜されるようになった。それでも両方の楽曲に参加するメンバーもいたが、13th「[[言い訳Maybe]]」で初めて選抜メンバーとカップリング担当メンバーが完全に分けられ、カップリング担当メンバーは「アンダーガールズ」名義となった。 | ||
その後は同じ名義でもシングルによってその都度メンバーが選抜されており、異なる名義を使用することもある。カップリング曲が複数曲の場合、通常は曲ごとに複数のユニットが結成される。その他、[[ユニット#派生ユニット|派生ユニット]]や[[ユニット#企画ユニット|企画ユニット]]がカップリング曲を歌唱することもある他、グループ名やチーム名名義の曲も収録されることも多くなっている。 | その後は同じ名義でもシングルによってその都度メンバーが選抜されており、異なる名義を使用することもある。カップリング曲が複数曲の場合、通常は曲ごとに複数のユニットが結成される。その他、[[ユニット#派生ユニット|派生ユニット]]や[[ユニット#企画ユニット|企画ユニット]]がカップリング曲を歌唱することもある他、グループ名やチーム名名義の曲も収録されることも多くなっている。 | ||
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* 2曲目を担当 | * 2曲目を担当 | ||
*; アンダーガールズ | *; アンダーガールズ | ||
*: 13th『[[言い訳Maybe]] | *: 13th『[[言い訳Maybe]]』以降、53rd『[[センチメンタルトレイン]]』までに20回結成。 | ||
*; スペシャルガールズ | *; スペシャルガールズ | ||
*: 25th『[[真夏のSounds good !]]』で結成。 | *: 25th『[[真夏のSounds good !]]』で結成。 | ||
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*; かとれあ組 | *; かとれあ組 | ||
*: 38th『[[希望的リフレイン]]』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。このうち劇場盤に収録されているのはばら組のみなので、ばら組が実質アンダーガールズ相当とも言える。ちなみに、以前構想のあったチーム構成の[[ばら組・ゆり組]]とは無関係。 | *: 38th『[[希望的リフレイン]]』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。このうち劇場盤に収録されているのはばら組のみなので、ばら組が実質アンダーガールズ相当とも言える。ちなみに、以前構想のあったチーム構成の[[ばら組・ゆり組]]とは無関係。 | ||
*; セレクション16 | |||
*: 40thシングル『[[僕たちは戦わない]]』Type-A、B、Cと劇場盤で結成。 | |||
*; ウェイティングサークル | |||
*: 46th『[[ハイテンション]]』で結成。 | |||
*; AKB48次世代選抜 | |||
*: 43rd『[[君はメロディー]]』で結成。 | |||
*; 池の水選抜 | |||
*: 54th『[[NO WAY MAN]]』で結成。 | |||
*; AKB48カップリング選抜 | |||
*: 56th『[[サステナブル]]』Type-Bで結成。 | |||
*; 48グループNEXT12 | |||
*: 56th『[[サステナブル]]』Type-Cで結成。 | |||
*; 1st Campus | |||
*: 57th『[[失恋、ありがとう]]』Type-Bで結成。 | |||
* 3曲目を担当 | * 3曲目を担当 | ||
*; シアターガールズ | *; シアターガールズ | ||
43行目: | 57行目: | ||
*; Baby Elephants | *; Baby Elephants | ||
*; Talking Chimpanzees | *; Talking Chimpanzees | ||
*: 35th『[[前しか向かねえ]]』Type A、B、Cでそれぞれ結成。 | *: 35th『[[前しか向かねえ]]』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。 | ||
*; 次世代選抜 | |||
*: 42nd『[[唇にBe My Baby]]』Type-Aでそれぞれ結成。 | |||
*; チームボーカル | |||
*: 46th『[[ハイテンション]]』劇場盤で結成。 | |||
*; AKB48 U-19選抜 | |||
*: 47th『[[シュートサイン]]』Type-D、Eで結成。 | |||
*; ダンス選抜 | |||
*; U-17選抜 | |||
*; ボーカル選抜 | |||
*: 50th『[[11月のアンクレット]]』Type-D、Eと劇場盤でそれぞれ結成。 | |||
*;AKB48若手選抜 | |||
*: 51st『[[ジャーバージャ]]』Type-D、Eで結成。 | |||
*; PRODUCE48選抜 | |||
*; 大人選抜2018 | |||
*; U-19選抜2018 | |||
*; U-16選抜2018 | |||
*; チームナイスファイト | |||
*: 54th『[[NO WAY MAN]]』Type-A、B、C、Dと劇場盤でそれぞれ結成。 | |||
*; AKB48カップリング選抜 | |||
*: 55th『[[ジワるDAYS]]』Type-Aで結成。 | |||
*; Second Generation | |||
*; First Generation | |||
*: 58th『[[根も葉もRumor]]』Type-Aと劇場盤でそれぞれ結成。 | |||
==== シアターガールズ ==== | ==== シアターガールズ ==== | ||
64行目: | 101行目: | ||
*; 紅組 | *; 紅組 | ||
*; 白組 | *; 白組 | ||
*: 4th『[[1!2!3!4! ヨロシク!]] | *: 4th『[[1!2!3!4! ヨロシク!]]』以降、25th『[[FRUSTRATION]]』までに10回ずつ結成。当初は選抜メンバーも入っていたが、5thからは[[松井珠理奈]]と[[松井玲奈]]以外の表題曲の選抜メンバーが除かれ、さらに9thから松井珠理奈、10thから松井玲奈がそれぞれ除かれて、10th以降は完全に表題曲の選抜に入らなかったメンバーで構成されている。14th以降は前述の通り、カップリング曲が主にチーム名義の曲となったため長い間結成されなかったが、25thで約5年8か月ぶりに結成されることになった。 | ||
* 3曲目を担当 | * 3曲目を担当 | ||
*; シアターガールズ | *; シアターガールズ | ||
70行目: | 107行目: | ||
*; セレクション8 | *; セレクション8 | ||
*SKE48では、2ndシングルではチームB.L.T.がアンダーガールズ相当で、3rdシングルのみアンダーガールズ(AとBで分かれている)シアターガールズが結成されていたが、4thシングル以降はSKE48独自の「白組」「紅組」が結成されている。当初は選抜メンバーも「白組」「紅組」に入っていたが、5thからは[[松井珠理奈]]と[[松井玲奈]]以外の表題曲の選抜メンバーが除かれ、さらに9thから松井珠理奈、10thから松井玲奈がそれぞれ除かれて、10th以降は完全に表題曲の選抜に入らなかったメンバーで構成されている。この「白組」「紅組」は後にNMB48のシングルにも踏襲されている。選抜と同様にメンバーはその都度選ばれ、人数も一定ではない。 | *SKE48では、2ndシングルではチームB.L.T.がアンダーガールズ相当で、3rdシングルのみアンダーガールズ(AとBで分かれている)シアターガールズが結成されていたが、4thシングル以降はSKE48独自の「白組」「紅組」が結成されている。当初は選抜メンバーも「白組」「紅組」に入っていたが、5thからは[[松井珠理奈]]と[[松井玲奈]]以外の表題曲の選抜メンバーが除かれ、さらに9thから松井珠理奈、10thから松井玲奈がそれぞれ除かれて、10th以降は完全に表題曲の選抜に入らなかったメンバーで構成されている。この「白組」「紅組」は後にNMB48のシングルにも踏襲されている。選抜と同様にメンバーはその都度選ばれ、人数も一定ではない。 | ||
* | *また、通常盤が3タイプリリースされるようになった6thシングルからは、選抜よりも少人数の8人で構成される「セレクション8」が結成されている。8thシングルまではほとんど表題曲の選抜メンバーから選ばれていたが、9thは「歌唱力選抜」、12thは週刊プレイボーイのグラビア企画「出口陽セレクション8」、13thは2013年夏に研究生から昇格した8人のメンバーである。しかしながら、2014年以降は結成されなくなった。 | ||
=== NMB48のシングル === | === NMB48のシングル === | ||
*; 紅組 | *; 紅組 | ||
*; 白組 | *; 白組 | ||
*: 1st『[[絶滅黒髪少女]]』から9th『[[高嶺の林檎]] | *: 1st『[[絶滅黒髪少女]]』から9th『[[高嶺の林檎]]』まで、9回ずつ結成。白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。 | ||
*; アンダーガールズ | *; アンダーガールズ | ||
*: 3rd『[[純情U-19]] | *: 3rd『[[純情U-19]]』、4th『[[ナギイチ]]』、19th『[[僕だって泣いちゃうよ]]』、27th『[[好きだ虫]]』のそれぞれで結成。 | ||
*; NMBセブン | *; NMBセブン | ||
*; 難波鉄砲隊其之壱、難波鉄砲隊其之弐、… | *; 難波鉄砲隊其之壱、難波鉄砲隊其之弐、… | ||
* | *: 5th『[[ヴァージニティー]]』から24th『[[恋なんかNo thank you!]]』まで、9回結成。 | ||
*NMB48では、SKE48のシステムを踏襲した「白組」「紅組」が結成され、白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。表題曲の選抜に入らなかったメンバー全員によるアンダーガールズが結成されていたが、3rdシングルと4thシングルの2回のみで5thシングル以降長い間結成されなかったが、19thシングルで表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成された。 | |||
*なお、「白組」「紅組」は選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部の計12名で結成されており、事実上選抜に準じたメンバー構成となっている。なお、4thシングルまでは選抜メンバーは全員がどちらかに参加していたが、5thシングルからは各4名ずつ、8thシングルからは各2名ずつの参加となっている。 | *なお、「白組」「紅組」は選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部の計12名で結成されており、事実上選抜に準じたメンバー構成となっている。なお、4thシングルまでは選抜メンバーは全員がどちらかに参加していたが、5thシングルからは各4名ずつ、8thシングルからは各2名ずつの参加となっている。 | ||
* | *また、通常盤が3タイプリリースされるようになった2ndシングルから4thシングルまでは、SKE48の「セレクション8」と同様に選抜よりも少人数の7人で構成される「NMBセブン」が結成され、Type-Cのカップリング曲を担当している。5thシングルより「難波鉄砲隊」が結成されており、「白組」「紅組」同様、選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成されており、後ろに「其之○」、と連番を付けられている。「NMBセブン」に代わってType-Cのカップリング曲を担当していたが、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となってからは、11thは限定盤と劇場盤、12thは劇場盤のカップリング曲、22ndは共通カップリング曲と収録形態は異なっている(10th、13thから21stは結成されていない)。 | ||
*AKB48やSKE48と違い、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「白組」「紅組」「難波鉄砲隊」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「[[僕らのユリイカ|さや姉]]」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。 | *AKB48やSKE48と違い、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「白組」「紅組」「難波鉄砲隊」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「[[僕らのユリイカ|さや姉]]」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。 | ||
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*; うまくち姫 | *; うまくち姫 | ||
*: 1st『[[スキ!スキ!スキップ!]]』と2nd『[[メロンジュース]]』で2回ずつ結成。あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。 | *: 1st『[[スキ!スキ!スキップ!]]』と2nd『[[メロンジュース]]』で2回ずつ結成。あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。 | ||
*HKT48では、SKE48やNMB48の「白組」「紅組」の初期体制と同様に、選抜メンバーの約半数と選抜入りしなかったメンバーによって「あまくち姫」「うまくち姫」が結成され、あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE- | *; プラチナガールズ | ||
*; ダイヤモンドガールズ | |||
*: 7th『[[74億分の1の君へ]]』から10th『[[キスは待つしかないのでしょうか?]]』までに3回ずつ結成。プラチナガールズは7th、9thはTYPE-B、10thはTYPE-Aの、ダイヤモンドガールズは7thは劇場盤、9thはTYPE-C、10thはTYPE-Bのカップリング曲を担当している。 | |||
*; 幸せDAパンケーキ | |||
*; やっぱりみたらし団子 | |||
*: 11th『[[早送りカレンダー]]』で結成。 | |||
*; 8% | |||
*; 10% | |||
*: 12th『[[意志]]』で結成。 | |||
*HKT48では、SKE48やNMB48の「白組」「紅組」の初期体制と同様に、選抜メンバーの約半数と選抜入りしなかったメンバーによって「あまくち姫」「うまくち姫」が結成され、あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。3期生が初めてCDに参加した3rdシングル以降は、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となったため結成されなくなった。その後「アンダーガールズ」「シアターガールズ」に相当する「プラチナガールズ」「ダイヤモンドガールズ」が結成されている。 | |||
*NMB48同様、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「あまくち姫」「うまくち姫」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「[[スキ!スキ!スキップ!|キレイごとでもいいじゃないか?]]」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。 | *NMB48同様、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「あまくち姫」「うまくち姫」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「[[スキ!スキ!スキップ!|キレイごとでもいいじゃないか?]]」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。 | ||
== 選抜総選挙における区分 == | == 選抜総選挙における区分 == | ||
[[選抜総選挙]]で選ばれたメンバーが参加したシングルでは通常とは異なり、総選挙の順位によって歌唱メンバーが決められる。 | [[選抜総選挙]]で選ばれたメンバーが参加したシングルでは通常とは異なり、総選挙の順位によって歌唱メンバーが決められる。 | ||
{| class="wikitable" | {| class="wikitable" style="font-size:small" | ||
|+ 選抜区分の一覧 | |+ 選抜区分の一覧 | ||
|- | |- | ||
! | ! 年・回 | ||
! シングル | ! シングル | ||
! | ! 選抜<br>メンバー | ||
! | ! アンダー<br>ガールズ | ||
! | ! ネクスト<br>ガールズ | ||
! | ! フューチャー<br>ガールズ | ||
! | ! アップカミング<br>ガールズ | ||
! その他 | ! その他 | ||
|- | |- | ||
! [[第1回総選挙| | ! 2009年([[第1回総選挙|第1回]]) | ||
| [[言い訳Maybe]] | | [[言い訳Maybe]] | ||
| 1 - 21位 || 22 - 30位 || - || - || - | | rowspan="3" | 1 - 21位 || 22 - 30位 || rowspan="3" | - || rowspan="3" | - || rowspan="3" | - | ||
| メディア選抜:1 - 12位 | | rowspan="3" | メディア選抜:1 - 12位 | ||
|- | |- | ||
! [[第2回総選挙| | ! 2010年([[第2回総選挙|第2回]]) | ||
| [[ヘビーローテーション]] | | [[ヘビーローテーション]] | ||
| | | rowspan="2" | 22 - 40位 | ||
|- | |- | ||
! [[第3回総選挙| | ! 2011年([[第3回総選挙|第3回]]) | ||
| [[フライングゲット]] | | [[フライングゲット]] | ||
|- | |- | ||
! [[第4回総選挙| | ! 2012年([[第4回総選挙|第4回]]) | ||
| [[ギンガムチェック]] | | [[ギンガムチェック]] | ||
| 1 - 16位 || 17 - 32位 || 33 - 48位 || 49 - 64位 || - | | rowspan="7" | 1 - 16位 || rowspan="7" | 17 - 32位 || rowspan="7" | 33 - 48位 || rowspan="7" | 49 - 64位 || rowspan="2" | - | ||
| ウェイティングガールズ:圏外メンバー全員 | | ウェイティングガールズ:圏外メンバー全員 | ||
|- | |- | ||
! [[第5回総選挙| | ! 2013年([[第5回総選挙|第5回]]) | ||
| [[恋するフォーチュンクッキー]] | | [[恋するフォーチュンクッキー]] | ||
| | | | ||
|- | |- | ||
! [[第6回総選挙| | ! 2014年([[第6回総選挙|第6回]]) | ||
| [[心のプラカード]] | | [[心のプラカード]] | ||
| | | rowspan="5" | 65 - 80位 | ||
| | | | ||
|- | |- | ||
! [[第7回総選挙| | ! 2015年([[第7回総選挙|第7回]]) | ||
| [[ハロウィン・ナイト]] | | [[ハロウィン・ナイト]] | ||
| | | | ||
| | |- | ||
! 2016年([[第8回総選挙|第8回]]) | |||
| [[LOVE TRIP/しあわせを分けなさい]] | |||
| | |||
|- | |||
! 2017年([[第9回総選挙|第9回]]) | |||
| [[#好きなんだ|#好きなんだ]] | |||
| | |||
|- | |||
! 2018年([[第10回総選挙|第10回]]) | |||
| [[センチメンタルトレイン]] | |||
| 第10回世界選抜総選挙記念枠:81位 - 100位 | |||
|} | |} | ||
== | == 坂道シリーズにおける選抜の扱い == | ||
{{書きかけ}} | |||
シングルの表題曲を歌うメンバーであること、定員数は曲ごとに異なる点については48グループとは変わらない。ただしメンバー選出については、各グループの「運営委員会」が選出する。選出方法については、人気度、実力などを総合的に判断する。選抜メンバーについては各グループの「選抜メンバーの一覧」の項目を参照。 | |||
* [[乃木坂46]]:2012年2月に発売された[[ぐるぐるカーテン|1stシングル]]より選抜制度を導入。独自に「福神」制度がある。 | |||
* [[欅坂46]]:活動期間中の1stシングルより8thシングルまでは全員選抜{{注釈|1stシングルでの「けやき坂46」として加入した[[長濱ねる]]を除く。}}制を取っていた。発売されなかった9thシングルで選抜制度を導入するはずであった{{注釈|2019年9月8日放送の『欅って、書けない』でフォーメーション発表されたが、同年12月8日、発売日の見直しが発表された。2020年になり、メンバーの突然の脱退や卒業、改名して再出発することなどが相次いで発表され、幻のシングルとなった。}}。 | |||
* [[櫻坂46]]:2020年10月に発売された[[Nobody's fault|1stシングル]]より表題曲メンバー(選抜制度ではない)を発表。独自に「櫻エイト」制度がある(5thシングルまで)。7thシングルより選抜制度を導入。 | |||
* [[日向坂46]]:1stシングルより10thシングルまでは全員選抜でフォーメーションを発表していたが、2024年5月発売予定の[[君はハニーデュー|11thシングル]]で選抜制度を導入。アンダーメンバーを『ひなた坂46』と呼称する。 | |||
選抜発表については主に各グループの冠番組である『[[乃木坂って、どこ?]]』{{注釈|6thシングルで選出された[[斉藤優里]]については、当日ラジオの生放送があり、TV収録を欠席。番組間での電話のやりとりでフライング発表された(『乃木坂って、どこ?』2013年4月21日放送、および、『The Nutty Radio Show おに魂』2013年4月8日放送。詳細は[[斉藤優里#キャラクター]]の項を参照)。}}、『[[乃木坂工事中]]』、『[[欅って、書けない?]]』、『[[そこ曲がったら、櫻坂?]]』{{注釈|初回放送で櫻坂46の1stシングル「[[Nobody's fault]]」の歌唱メンバーを発表。なお初回放送時は番組タイトルが決定しておらず、番組内でタイトルを発表。}}、『[[ひらがな推し]]』{{注釈|けやき坂46時期で単独シングル発売はなかったが、「[[アンビバレント#ハッピーオーラ|ハッピーオーラ]]」と「[[黒い羊#君に話しておきたいこと|君に話しておきたいこと]]」のフォーメーション発表がある。また日向坂46の1stシングル「[[キュン]]」の選抜発表も当番組で行われた。}}、『[[日向坂で会いましょう]]』で発表されるが、ファンの間には、放送前日などに行われる「握手会」などで発表されることが多い。 | |||
=== 秋元康が語る「乃木坂46の選抜&センターの決め方」 === | |||
秋元康は、2021年1月11日放送の『今日は一日"乃木坂46"三昧』(NHK-FM)に電話で出演し、乃木坂46メンバーから「選抜メンバーやセンターの決め方」の質問をされた際、 | |||
<blockquote> | |||
どういうポジションとか、誰をセンターにとか昔は僕がかなり意見を言ってましたけど(中略)今は全部を見られる訳ではないので、現場のマネージャーであるとかそういうスタッフからの提案で、僕が『良いんじゃないですか』って形の方が多いですね。<ref name="mp2388754">[https://mdpr.jp/news/detail/2388754 乃木坂46、選抜&センターの決め方は?秋元康氏が明かす「見つかってほしいと心から思う」] - モデルプレス 2021年1月12日</ref> | |||
</blockquote> | |||
と明かし、さらに | |||
<blockquote> | |||
ポジションとか、あるいはなんで選抜になれないんだろうっていうのがあると思うんですけど、きっとそれは(オーディションで)選んでくれた人が良いと思った何かがまだ足りてないんじゃないかなって気がしてる。<ref name="mp2388754" /> | |||
</blockquote> | |||
と持論、 | |||
<blockquote> | |||
今は僕は選抜をスタッフに全部任せてるけれども<ref name="mp2388754" />、僕が選抜を決めてたときは選抜会議みたいなのをやった時に(あるメンバーを)推すマネジャーだったり『○○が明るくて』『○○がチームをまとめてるんですよ』とか、そういうプレゼンテーションがあったんですよ。 | |||
それがファンの皆さんと同じ気持ち。『なんで自分の推しの子が選抜に入らないんだろう。ポジションが悪いんだろう』って一生懸命応援してくれる。そばで見てる人もそうだと思うんですよね。<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/01/12/kiji/20210112s00041000219000c.html 秋元康氏 乃木坂の選抜&センター決定法明かす メンバー驚き「そうなんだ!」] - Sponichi Anex 2021年1月12日</ref> | |||
</blockquote> | |||
と語り、過去の選抜メンバーの決め方の詳細を明かした。 | |||
== 「僕が見たかった青空」における選抜の扱い == | |||
{{書きかけ}} | |||
* [[僕が見たかった青空]](通称・僕青)では、2024年1月に発売された[[卒業まで|2ndシングル]]から選抜制が導入された。選抜メンバーを『青空組』、いわゆるアンダーメンバーを『雲組』と呼称する。 | |||
== 脚注 == | |||
=== 注釈 === | |||
<references group="注釈" /> | |||
=== 出典 === | |||
<references /> | <references /> | ||
148行目: | 236行目: | ||
{{DEFAULTSORT:せんはつ}} | {{DEFAULTSORT:せんはつ}} | ||
[[カテゴリ:用語]] | |||
[[akb49:選抜]] | [[akb49:選抜]] | ||
[[stage48:Senbatsu]] | [[stage48:Senbatsu]] | ||
[[akb48wikia:Senbatsu]] | [[akb48wikia:Senbatsu]] |
2024年4月24日 (水) 00:31時点における版
48グループ、坂道シリーズにおける「選抜」(せんばつ)とは、シングル曲やカップリング曲の歌唱や、テレビ・ラジオ・イベント出演、写真集・雑誌のグラビア撮影等などに参加するメンバーが選ばれること、およびそのメンバーを指す。本項では主にシングル曲について記述する。
選抜メンバー
シングルの表題曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい16 - 20数名ほど(最少は「スカート、ひらり」「青空片想い」「ごめんね、SUMMER」の7名、最多は「真夏のSounds good !」「ラブラドール・レトリバー」の36名)。この「選抜入り」というのは、研究生も含めて数百名在籍している48グループのメンバーの中から、1割未満の者しかなれない狭き門である。
この「選抜」というのはあくまでグループのメンバーとしての立ち位置であり、グループ外の「タレント」としての活動は所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、選抜メンバー以外もタレントとしてTV出演する事が多い。[要出典]
メディア選抜
選抜メンバーの人数が多い場合、その中の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動する「メディア選抜」が選ばれる場合がある。現在までにメディア選抜が採用されたのは13回で、選抜総選挙でメンバーが選ばれた「言い訳Maybe」、「ヘビーローテーション」、「フライングゲット」(いずれも選抜メンバー21人中12人)、およびじゃんけん大会でメンバーが選ばれた「チャンスの順番」(選抜メンバー16人中12人)、「真夏のSounds good !」(選抜メンバー36人中22人)、「さよならクロール」(選抜メンバー32人中14人)、「ラブラドール・レトリバー」(選抜メンバー36人中16人)、「希望的リフレイン」、「僕たちは戦わない」、「翼はいらない」(いずれも選抜メンバー32人中16人)、「シュートサイン」(選抜メンバー32人中19人)、「願いごとの持ち腐れ」(選抜メンバー35人中22人)、「11月のアンクレット」(選抜メンバー28人中17人)である。
以前はAKB48の「顔」として、冠番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加するのはほとんどがメディア選抜や選抜メンバーであった。しかしこれらのメンバーのソロ活動が活発になると、単独での活動などが優先されることも多くなっている。
カップリング担当ユニット
インディーズ1st「桜の花びらたち」では、当時のメンバー20人全員が表題曲とカップリングを歌唱していたが、インディーズ2nd「スカート、ひらり」からは歌唱するメンバーが選抜されるようになった。それでも両方の楽曲に参加するメンバーもいたが、13th「言い訳Maybe」で初めて選抜メンバーとカップリング担当メンバーが完全に分けられ、カップリング担当メンバーは「アンダーガールズ」名義となった。
その後は同じ名義でもシングルによってその都度メンバーが選抜されており、異なる名義を使用することもある。カップリング曲が複数曲の場合、通常は曲ごとに複数のユニットが結成される。その他、派生ユニットや企画ユニットがカップリング曲を歌唱することもある他、グループ名やチーム名名義の曲も収録されることも多くなっている。
ここでは、現在までに使用されたカップリング曲の名義を記載する。メンバーなどの詳細はシングルの個別記事を参照。
AKB48のシングル
- 2曲目を担当
- アンダーガールズ
- 13th『言い訳Maybe』以降、53rd『センチメンタルトレイン』までに20回結成。
- スペシャルガールズ
- 25th『真夏のSounds good !』で結成。
- Smiling Lions
- 35th『前しか向かねえ』で結成。
- ばら組
- ゆり組
- かとれあ組
- 38th『希望的リフレイン』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。このうち劇場盤に収録されているのはばら組のみなので、ばら組が実質アンダーガールズ相当とも言える。ちなみに、以前構想のあったチーム構成のばら組・ゆり組とは無関係。
- セレクション16
- 40thシングル『僕たちは戦わない』Type-A、B、Cと劇場盤で結成。
- ウェイティングサークル
- 46th『ハイテンション』で結成。
- AKB48次世代選抜
- 43rd『君はメロディー』で結成。
- 池の水選抜
- 54th『NO WAY MAN』で結成。
- AKB48カップリング選抜
- 56th『サステナブル』Type-Bで結成。
- 48グループNEXT12
- 56th『サステナブル』Type-Cで結成。
- 1st Campus
- 57th『失恋、ありがとう』Type-Bで結成。
- 3曲目を担当
- シアターガールズ
- 14th『RIVER』、16th『ポニーテールとシュシュ』のそれぞれで結成。
- DIVA
- 18th『Beginner』Type-B、20th『桜の木になろう』Type-Bのそれぞれで結成。フレイヴ エンターテインメント所属の派生ユニットDIVAとは無関係。
- アンダーガールズ ばら組
- アンダーガールズ ゆり組
- 23rd『風は吹いている』Type-AとBでそれぞれ結成。こちらも以前構想のあったチーム構成のばら組・ゆり組とは無関係。
- Beauty Giraffes
- Baby Elephants
- Talking Chimpanzees
- 35th『前しか向かねえ』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。
- 次世代選抜
- 42nd『唇にBe My Baby』Type-Aでそれぞれ結成。
- チームボーカル
- 46th『ハイテンション』劇場盤で結成。
- AKB48 U-19選抜
- 47th『シュートサイン』Type-D、Eで結成。
- ダンス選抜
- U-17選抜
- ボーカル選抜
- 50th『11月のアンクレット』Type-D、Eと劇場盤でそれぞれ結成。
- AKB48若手選抜
- 51st『ジャーバージャ』Type-D、Eで結成。
- PRODUCE48選抜
- 大人選抜2018
- U-19選抜2018
- U-16選抜2018
- チームナイスファイト
- 54th『NO WAY MAN』Type-A、B、C、Dと劇場盤でそれぞれ結成。
- AKB48カップリング選抜
- 55th『ジワるDAYS』Type-Aで結成。
- Second Generation
- First Generation
- 58th『根も葉もRumor』Type-Aと劇場盤でそれぞれ結成。
シアターガールズ
アンダーガールズ入りする事ができなかったメンバーは、ユニット「シアターガールズ」名義でシングルの3曲目を担当する。シアターガールズができたのは14thシングルからで、「シアター」とはAKB48劇場を指し、つまり劇場公演を中心に活動するメンバーの事。
自分たちのレギュラー番組であっても、収録に呼ばれる事は少なく、メディア露出が少なければ、知名度や人気が上がらず、選挙での順位も伸びない。1回の劇場公演を見ることが出来るお客さんの数は250名と少ないため、AKB48の原点である劇場公演を頑張って支えているメンバーであっても、ファンの人気や知名度という意味では評価に繋がりにくい。さらに現在は劇場公演が少ない時は月1~2回しか行われないなど、活躍する機会はますます少なくなっている。実際に選抜総選挙は、運営や所属事務所がプッシュし、シングル曲を歌っているメンバーや、メディアに頻繁に出演しているメンバーが有利な結果になるなど、「不公平」という批判も多い。
そしてこの様なファンからの不満や、メンバーのモチベーションも下がっているという報告を受けた秋元康が考え出した選抜方法が、「じゃんけん選抜」。秋元「一歩ずつしか進めない訳ですよ。まだ劇場の公演すら経験が少ないメンバーがどんなに頑張っても、総選挙で1位になれる訳がない。(現在シアターガールズにいるメンバーは)アンダーガールズに入って、選抜メンバーに入って、上位に入って、センターを目指す。という段階があります。でも今回だけは、研究生が突然、AKBのセンターに立つ事も十分ありえます」。[1]秋元の言うとおり、実際にじゃんけん大会を制し、センターになったのは、これまでシアターガールズだった内田眞由美であった(詳細は第1回じゃんけん大会を参照)。
また、秋元は「綺麗事かもしれませんが」としながら、「やっぱり48人いてAKB48なんです。音楽番組に出ているメンバーがいて、その時間に劇場公演でステージを見せているメンバーがいる。それがAKBの楽しさ。何をしていれば上だという事はない」と、階級制度の様な説明には否定的な見解を示している。実際にカップリング曲を担当するユニット名は、通称、AKB48においては「DIVA」(派生ユニットとしての「DiVA」とは異なる)、SKE48やSDN48においては「アンダーガールズA・B」「白組・紅組」の様に、上下関係が分かり難い様な名前を使用する事が増えている。
SKE48のシングル
- 2曲目を担当
- チームB.L.T.
- 2nd『青空片想い』で結成。
- アンダーガールズA
- アンダーガールズB
- 3rd『ごめんね、SUMMER』Type-AとBでそれぞれ結成。
- 紅組
- 白組
- 4th『1!2!3!4! ヨロシク!』以降、25th『FRUSTRATION』までに10回ずつ結成。当初は選抜メンバーも入っていたが、5thからは松井珠理奈と松井玲奈以外の表題曲の選抜メンバーが除かれ、さらに9thから松井珠理奈、10thから松井玲奈がそれぞれ除かれて、10th以降は完全に表題曲の選抜に入らなかったメンバーで構成されている。14th以降は前述の通り、カップリング曲が主にチーム名義の曲となったため長い間結成されなかったが、25thで約5年8か月ぶりに結成されることになった。
- 3曲目を担当
- シアターガールズ
- 3rd『ごめんね、SUMMER』で結成。
- セレクション8
- SKE48では、2ndシングルではチームB.L.T.がアンダーガールズ相当で、3rdシングルのみアンダーガールズ(AとBで分かれている)シアターガールズが結成されていたが、4thシングル以降はSKE48独自の「白組」「紅組」が結成されている。当初は選抜メンバーも「白組」「紅組」に入っていたが、5thからは松井珠理奈と松井玲奈以外の表題曲の選抜メンバーが除かれ、さらに9thから松井珠理奈、10thから松井玲奈がそれぞれ除かれて、10th以降は完全に表題曲の選抜に入らなかったメンバーで構成されている。この「白組」「紅組」は後にNMB48のシングルにも踏襲されている。選抜と同様にメンバーはその都度選ばれ、人数も一定ではない。
- また、通常盤が3タイプリリースされるようになった6thシングルからは、選抜よりも少人数の8人で構成される「セレクション8」が結成されている。8thシングルまではほとんど表題曲の選抜メンバーから選ばれていたが、9thは「歌唱力選抜」、12thは週刊プレイボーイのグラビア企画「出口陽セレクション8」、13thは2013年夏に研究生から昇格した8人のメンバーである。しかしながら、2014年以降は結成されなくなった。
NMB48のシングル
- 紅組
- 白組
- 1st『絶滅黒髪少女』から9th『高嶺の林檎』まで、9回ずつ結成。白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。
- アンダーガールズ
- 3rd『純情U-19』、4th『ナギイチ』、19th『僕だって泣いちゃうよ』、27th『好きだ虫』のそれぞれで結成。
- NMBセブン
- 難波鉄砲隊其之壱、難波鉄砲隊其之弐、…
- 5th『ヴァージニティー』から24th『恋なんかNo thank you!』まで、9回結成。
- NMB48では、SKE48のシステムを踏襲した「白組」「紅組」が結成され、白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。表題曲の選抜に入らなかったメンバー全員によるアンダーガールズが結成されていたが、3rdシングルと4thシングルの2回のみで5thシングル以降長い間結成されなかったが、19thシングルで表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成された。
- なお、「白組」「紅組」は選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部の計12名で結成されており、事実上選抜に準じたメンバー構成となっている。なお、4thシングルまでは選抜メンバーは全員がどちらかに参加していたが、5thシングルからは各4名ずつ、8thシングルからは各2名ずつの参加となっている。
- また、通常盤が3タイプリリースされるようになった2ndシングルから4thシングルまでは、SKE48の「セレクション8」と同様に選抜よりも少人数の7人で構成される「NMBセブン」が結成され、Type-Cのカップリング曲を担当している。5thシングルより「難波鉄砲隊」が結成されており、「白組」「紅組」同様、選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成されており、後ろに「其之○」、と連番を付けられている。「NMBセブン」に代わってType-Cのカップリング曲を担当していたが、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となってからは、11thは限定盤と劇場盤、12thは劇場盤のカップリング曲、22ndは共通カップリング曲と収録形態は異なっている(10th、13thから21stは結成されていない)。
- AKB48やSKE48と違い、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「白組」「紅組」「難波鉄砲隊」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「さや姉」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。
HKT48のシングル
- あまくち姫
- うまくち姫
- 1st『スキ!スキ!スキップ!』と2nd『メロンジュース』で2回ずつ結成。あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。
- プラチナガールズ
- ダイヤモンドガールズ
- 7th『74億分の1の君へ』から10th『キスは待つしかないのでしょうか?』までに3回ずつ結成。プラチナガールズは7th、9thはTYPE-B、10thはTYPE-Aの、ダイヤモンドガールズは7thは劇場盤、9thはTYPE-C、10thはTYPE-Bのカップリング曲を担当している。
- 幸せDAパンケーキ
- やっぱりみたらし団子
- 11th『早送りカレンダー』で結成。
- 8%
- 10%
- 12th『意志』で結成。
- HKT48では、SKE48やNMB48の「白組」「紅組」の初期体制と同様に、選抜メンバーの約半数と選抜入りしなかったメンバーによって「あまくち姫」「うまくち姫」が結成され、あまくち姫はTYPE-Aの、うまくち姫はTYPE-Bのカップリング曲を担当している。3期生が初めてCDに参加した3rdシングル以降は、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となったため結成されなくなった。その後「アンダーガールズ」「シアターガールズ」に相当する「プラチナガールズ」「ダイヤモンドガールズ」が結成されている。
- NMB48同様、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「あまくち姫」「うまくち姫」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「キレイごとでもいいじゃないか?」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。
選抜総選挙における区分
選抜総選挙で選ばれたメンバーが参加したシングルでは通常とは異なり、総選挙の順位によって歌唱メンバーが決められる。
年・回 | シングル | 選抜 メンバー |
アンダー ガールズ |
ネクスト ガールズ |
フューチャー ガールズ |
アップカミング ガールズ |
その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2009年(第1回) | 言い訳Maybe | 1 - 21位 | 22 - 30位 | - | - | - | メディア選抜:1 - 12位 |
2010年(第2回) | ヘビーローテーション | 22 - 40位 | |||||
2011年(第3回) | フライングゲット | ||||||
2012年(第4回) | ギンガムチェック | 1 - 16位 | 17 - 32位 | 33 - 48位 | 49 - 64位 | - | ウェイティングガールズ:圏外メンバー全員 |
2013年(第5回) | 恋するフォーチュンクッキー | ||||||
2014年(第6回) | 心のプラカード | 65 - 80位 | |||||
2015年(第7回) | ハロウィン・ナイト | ||||||
2016年(第8回) | LOVE TRIP/しあわせを分けなさい | ||||||
2017年(第9回) | #好きなんだ | ||||||
2018年(第10回) | センチメンタルトレイン | 第10回世界選抜総選挙記念枠:81位 - 100位 |
坂道シリーズにおける選抜の扱い
シングルの表題曲を歌うメンバーであること、定員数は曲ごとに異なる点については48グループとは変わらない。ただしメンバー選出については、各グループの「運営委員会」が選出する。選出方法については、人気度、実力などを総合的に判断する。選抜メンバーについては各グループの「選抜メンバーの一覧」の項目を参照。
- 乃木坂46:2012年2月に発売された1stシングルより選抜制度を導入。独自に「福神」制度がある。
- 欅坂46:活動期間中の1stシングルより8thシングルまでは全員選抜[注釈 1]制を取っていた。発売されなかった9thシングルで選抜制度を導入するはずであった[注釈 2]。
- 櫻坂46:2020年10月に発売された1stシングルより表題曲メンバー(選抜制度ではない)を発表。独自に「櫻エイト」制度がある(5thシングルまで)。7thシングルより選抜制度を導入。
- 日向坂46:1stシングルより10thシングルまでは全員選抜でフォーメーションを発表していたが、2024年5月発売予定の11thシングルで選抜制度を導入。アンダーメンバーを『ひなた坂46』と呼称する。
選抜発表については主に各グループの冠番組である『乃木坂って、どこ?』[注釈 3]、『乃木坂工事中』、『欅って、書けない?』、『そこ曲がったら、櫻坂?』[注釈 4]、『ひらがな推し』[注釈 5]、『日向坂で会いましょう』で発表されるが、ファンの間には、放送前日などに行われる「握手会」などで発表されることが多い。
秋元康が語る「乃木坂46の選抜&センターの決め方」
秋元康は、2021年1月11日放送の『今日は一日"乃木坂46"三昧』(NHK-FM)に電話で出演し、乃木坂46メンバーから「選抜メンバーやセンターの決め方」の質問をされた際、
どういうポジションとか、誰をセンターにとか昔は僕がかなり意見を言ってましたけど(中略)今は全部を見られる訳ではないので、現場のマネージャーであるとかそういうスタッフからの提案で、僕が『良いんじゃないですか』って形の方が多いですね。[2]
と明かし、さらに
ポジションとか、あるいはなんで選抜になれないんだろうっていうのがあると思うんですけど、きっとそれは(オーディションで)選んでくれた人が良いと思った何かがまだ足りてないんじゃないかなって気がしてる。[2]
と持論、
今は僕は選抜をスタッフに全部任せてるけれども[2]、僕が選抜を決めてたときは選抜会議みたいなのをやった時に(あるメンバーを)推すマネジャーだったり『○○が明るくて』『○○がチームをまとめてるんですよ』とか、そういうプレゼンテーションがあったんですよ。
それがファンの皆さんと同じ気持ち。『なんで自分の推しの子が選抜に入らないんだろう。ポジションが悪いんだろう』って一生懸命応援してくれる。そばで見てる人もそうだと思うんですよね。[3]
と語り、過去の選抜メンバーの決め方の詳細を明かした。
「僕が見たかった青空」における選抜の扱い
脚注
注釈
- ^ 1stシングルでの「けやき坂46」として加入した長濱ねるを除く。
- ^ 2019年9月8日放送の『欅って、書けない』でフォーメーション発表されたが、同年12月8日、発売日の見直しが発表された。2020年になり、メンバーの突然の脱退や卒業、改名して再出発することなどが相次いで発表され、幻のシングルとなった。
- ^ 6thシングルで選出された斉藤優里については、当日ラジオの生放送があり、TV収録を欠席。番組間での電話のやりとりでフライング発表された(『乃木坂って、どこ?』2013年4月21日放送、および、『The Nutty Radio Show おに魂』2013年4月8日放送。詳細は斉藤優里#キャラクターの項を参照)。
- ^ 初回放送で櫻坂46の1stシングル「Nobody's fault」の歌唱メンバーを発表。なお初回放送時は番組タイトルが決定しておらず、番組内でタイトルを発表。
- ^ けやき坂46時期で単独シングル発売はなかったが、「ハッピーオーラ」と「君に話しておきたいこと」のフォーメーション発表がある。また日向坂46の1stシングル「キュン」の選抜発表も当番組で行われた。
出典
- ^ 『AKB48 じゃんけん選抜 公式ガイドブック』
- ^ a b c 乃木坂46、選抜&センターの決め方は?秋元康氏が明かす「見つかってほしいと心から思う」 - モデルプレス 2021年1月12日
- ^ 秋元康氏 乃木坂の選抜&センター決定法明かす メンバー驚き「そうなんだ!」 - Sponichi Anex 2021年1月12日
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