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牧野アンナ

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振付師
牧野 アンナ まきの アンナ
牧野アンナ.jpg
生年月日

1971年12月4日 (45歳)

出身地

東京都

牧野 アンナ(まきの アンナ、1971年12月4日 - )は、振付師、元歌手。AKB48およびSKE48の振付を担当。特定非営利活動法人トイボックス代表理事、エンターテイメントスクール「LOVE JUNX(ラブ ジャンクス)」代表。

人物

  • 東京生まれの沖縄育ち。現在は東京に在住[1]
  • 沖縄アクターズスクール校長・マキノ正幸の娘[2]
  • 元「SUPER MONKEY'S」のリーダーとして、安室奈美恵と一緒だった。「安室には圧倒的なダンス力があり、人を惹きつけるものがあった。どんなにジタバタしたところで超えられないって感じた」。[要出典]
  • 1992年末頃に同グループを脱退し、インストラクターの道へ。そして安室奈美恵、MAX、SPEED、DA PUMPなどを送り出してきた[2]
  • 2002年には、日本ダウン症協会のイベントをきっかけに、ダウン症の子供たちにダンスを教えるのエンターテイメントスクール「LOVE JUNX」を創設。東京、横浜、大阪の3か所で1000人ほどが所属している[1]。のちにTV番組で、AKB48とも共演している。
  • 2008年、振付師として活動を開始。
  • ヴィジョンファクトリーにて、タレントクラスのプロデュース、指導もしている[1]
  • 秋元康とは10代の頃から付き合いで、兄(牧野彰宏)もずっと秋元の手伝いをしていた。AKB48が忙しくなってからは、マネージャーとしてプロジェクトに参加。2015年現在、AKB48プロジェクトのプロデューサーを務める[3]
  • AKB48の立ち上げ時に振り付けを担当していた夏まゆみが辞め、次の振り付け師を探していたため牧野が跡を引き継ぐこととなった[2]
  • AKB48では、10th『大声ダイヤモンド』以降のシングル。公演はA5thの振付を担当。組閣後の新チームによる公演からは関わっていない(弟子が行っている)。今はシングル曲の振り付けのみ[2]
  • SKE48では、1期生のオーディションから審査員の一人として参加。SKE48というグループの方向性に大きく関わった(後述)。振付は、1stシングル『強き者よ』以降のシングル曲。公演は、チームSの2ndと3rdの振付を担当(S1stはAKB48の公演のため)。チームKIIには関わっていない(オーディションの最終審査には参加している)[2]
  • いわゆるスパルタ教育で、メンバーと必要以上に仲良くなる事はない。メールアドレスすら一人も知らないらしい[2]。このことから、特にSKE48のファンの間では、牧野のスパルタ教育方針に対して賛否両論があり、ネット上の掲示板でも批判が起きたことがある[4]
  • 私生活においては、2010年10月1日に入籍[5]。(2015年6月時点)3歳の娘がいる[6]

インタビュー

  • 白夜書房「BUBKA」2010年10月号に掲載されたインタビューを抄録。
―SKEのオーディションから2年経って、ここまで来たなっていう達成感はあります?
牧野「そうですね。正直オーディションの審査をしてる時は、全然わからないんですよ。みんなまったく踊れないし。まったくのド素人集団をほぼノートレーニングで出しちゃう経験がないので、『この子たち、大丈夫なの?』みたいな。
―アクターズスクールでは、猛特訓を積んでからのデビューですよね。
「そうですね。精神的な部分も技術的な部分も、ある程度しっかりしてからだったんですよ。SKEの場合、短期間で仕上げなきゃいけないなら、ホント力技でいくしかないっていう」
―レッスンでは、みんな何も出来なくて泣いてましたもんね。
「レッスン以外に苦労がないじゃないですか。それにAKBみたいに、最初はお客さんが数人しかいなくてとか、自分たちでビラ配ってとかいう苦労をする訳じゃないので、ここで苦労させておかないと、そのまま売れちゃったらパッパラパーになっちゃうんで」。
―ダンス技術を教えるというよりも、教育も含めて考えていたんですよね。「そうですね。関わる以上はちゃんとさせなきゃっていう気持ちはありましたね。アクターズスクールは、どんなに短くても2年は叩き込めるんですけど」
―スパルタでも叩き込むしかないですね。
「ホントに全然踊れない子と、ある程度できる子の差があったんです。それを同じ振付でバランス良く見せていくことを考えたら、本人たちに危機意識を持たせるしかないんですよね。できない子は休憩時間も死にもの狂いで付いていかなきゃって思わないと無理なので、危機感を感じさせるために上手くイジメ抜くっていうか。別に私は外す権限も無いんですけど、『お前は絶対出さない!』とか脅して。『合格したから絶対出られる』って浮かれちゃうと、やるべきことをちゃんとやらないんです」
―僕はアクターズスクールも好きだったんで、すごい見てたんですけど、SKEのオーディション映像と、アクターズのレッスン風景が凄く似てるんですよね。
「そうですか(笑)」
―言ってることがほぼ同じだったんですよ。『あんたたちは技術もない。やる気もない。何も無いんだから、せめて一生懸命な表情で勝負しなさい!』みたいな。
「そうですね。たぶん私のこと、すごい怖いと思います(笑)。松井とかは何回か過呼吸起こしたりとかもして」
―玲奈の方ですか?
「そうですね。珠理奈は全然大丈夫なんですけど」
―やっぱり(笑)。
「あと矢神とかもそうですし。叱られて泣いて、過呼吸になっちゃう。あとはできるだけ、自分たちがどうなりたいか全部口で言わせました。『歌って踊れるようになりたい』『AKBには負けたくない』とか、自分の目標をお互いに全部言い合って、じゃあそこに行くために具体的に何が必要なのか考えろって。最初のお披露目で、全部が決まる、と」
―2008年の8月、AKBの野音でのコンサートがデビューでした。
「『こいつらしょうもねえな』って思われるのか、『AKBとはまた全然違う面白さがあるな』って思わせるか。今はネットで全部広がるじゃないですか」
―「あいつら全然気合い入ってねえ」とか一瞬で広がりますからね。つかみは成功したと思いますよ。
―SKEと言えば“自主練”ですけど、アンナ先生の指示ですか?
「そうですね。『休憩!』って言ってホントに休憩してると、『休憩してんじゃねえよ!』とか(笑)。『お弁当食べてる間もダンスのことだけ考えろ。頭の中でイメージトレーニングできるでしょ。それぐらいやらないと間に合わないよ!』って言って」
―考えれば考えるほど、SKEイズムって、アンナ先生イズムなんですね。
「今考えると、ホントに可哀想になるぐらいやってました。酷いしごきでしたね」
―メンバーのブログ読んでると、「公演終わったんで、レッスン場にいます」とか書いてあって、どんだけ練習やってんだよっていう(笑)。
「本人たちが分かってると思うんですよ。AKBにはない自分たちの良さを。本人たちも『同じことをやるならAKBの方が良いに決まってる。じゃあAKBに無いものって一体なんなんだ』って。『アイドルなのに汗だくになってる姿が、唯一SKEがAKBに勝てる道じゃないか』っていう話を最初にしたんです。『ルックスは向こうの方が確実に良いだろ』って(笑)。ましてや向こうは東京にいるわけだし」
―対東京みたいなものは、アンナ先生が叩き込んだんですね。
「そうですね。『やる以上は、勝たなきゃ意味がない。AKBに憧れるようじゃダメだ』と。SKEはみんなが一体感を持って、先輩たちがどうであるかによって、入ってくる後輩は自分たちもちゃんとしなきゃいけないって思うし、先輩が適当だったらSKEが適当なチームになっていくし。だからSKEをどうしたいか常に考えろっていう話は最初の頃にしました」
―確実にその伝統は受け継がれてますね。
「センター張ってる珠理奈が常に一生懸命やってるし。だから他も気を抜けないですよね」
―一番下が一番頑張って、一番リーダーシップがありますよね。珠理奈には、アンナ先生からセンターとしての心構えを説いたんですか?
「言ってないです。彼女は責任感も感じてたし。AKBの中にいきなり放り込まれたじゃないですか。すごい孤独感の中で必死だったと思うんですね。かつSKEのメンバーも『珠理奈だけが選ばれて』っていうのもあったかもしれない。だから最初に、『この中から、たぶんこれから選抜で選ばれる子、選ばれない子が出てくるけど、誰かが選ばれてSKEの名前が出るっていう事は、イコール劇場に他のファンの人たちが足を運んで、例えば珠理奈を観に行ったけど、小野が良かったって人も出てくる訳だから、選ばれた人の足を引っ張るようなことは絶対するな。誰かが行ったら、『SKEの宣伝をしてこい』って応援するぐらいの気持ちが無ければ、SKEはAKBには勝てない。だからくだらないイジメみたいなことは、絶対にしちゃいけない』って言ったんです」
―アンナ先生から見た珠理奈のすごい部分ってどういうところですか?
「すごくスマートなんですよね。頭が良い子。ちゃんと自分に与えられた役割を分かってるし。そんなに珠理奈に口うるさく言ったことがないんですよ。自分がセンターであること、自分がSKEを引っ張ってること、どうすべきかを必要以上に感じてる。そういうのって、できない子はできないんですよね。最初からリーダーとしての才能を持って生まれた子だと思いますね」
―レッスンの映像を観てたら、『あんたたち、今この中で一瞬たりとも気を抜かずに頑張ったって胸を張って言える人いるの?』って言ったら、珠理奈だけが『はい』って手を挙げるんですよね。
「『ああ、お前はそうだな』っていう感じでしたね(笑)」
―あの場面で、普通は手を挙がられないですよね。気も強いんだなって思いましたね。
「気は強いですね。負けず嫌いだし。振付の確認をしてる時、『こないだはこう言ってましたけど』って指摘されることはよくあります。私、よく振りを忘れちゃうんで、『いや、これは右足からです』って」
―すごいなぁ(笑)。アンナ先生は若い才能をたくさん見てきたと思うんですけど、安室さんとかSPEEDとかと比較すると、珠理奈はどうですか?
「性格的なことでみんな共通する部分があります。まず負けず嫌いであること。あとは努力するっていうこと。それって結局、持って生まれた性格なんです。安室も死ぬほど負けず嫌いだし、死ぬほどナルシストだし。だからすごい努力をするんですね。オーディションとかで会って、見た目が良いなとか、歌えそうだなと思って選んでも、努力できない子って結局ダメなんですよね。そういう子は死ぬほどいっぱい見てるので、スターになるために必要なものを彼女は持ってると思います」
―第一印象はどうでしたか? 秋元さんは思わず立ち上がったていう話ですけど。
「私は全然思いませんでした(笑)。誰一人何とも思わなかったですね」
―じゃあ秋元さんだけなんですね。
「そうですね。私も兄も『え?この子?』みたいな感じだったので」
―僕らはいつも、「SKEイズムとは、アンナイズムだ」って話してるんです。SKEの根本にあるものって、どういうものだと思いますか?
「目の前にあることに対して、常に全力で挑む。雑誌の取材であろうが、握手会だろうが、歌とダンスに限らず、仕事を与えられることはやっぱりすごいことだし、なおかつその1個ずつを毎回毎回勝ちに行くっていうこと。取材相手に『取材して良かったな』って思わせたら勝ちだし、『こんなヤツか』って思わせたら負けだし。毎回勝っていって味方を付けていって、1つずつの勝ちを繋げることによって最終的に大きな勝ちに繋がるわけだから、1回ずつ『よし、勝負してくる』、『よし、今日は勝った』っていうことを考える。負けたらなんで負けたのかを反省して、次に勝つ。やっぱり闘いに行けっていう」
―思った通りです! SKEは戦闘集団だって僕らも思ってるんで。
「闘いなんですよね。アクターズスクールでも、『歌とダンスは闘いだ』って言ってましたから。『闘え!』って後ろから怒鳴り散らしてたので」
―SKEの振付に関しては、2ndから手がけるようになったんですよね?
「そうですね。1stはAKBがやってた公演でしたから」
―『手をつなぎながら』公演になって、激変しましたよね。メチャクチャ動く振りが多くて、AKBとの違いにビックリしたんですよ。
「AKBではできないことをやろうっていう気持ちはありましたね。あと、その頃は練習時間も取れたので。本人たちも、どんなにハードでも死にもの狂いで付いてくるので仕上げられるんです。AKBのA5thの時は、とにかく時間がなくて、すぐ覚えられる振付を入れて終わりっていう。仕上げが出来ないんですよね。あとは劇場の違いですね。秋葉原は、後ろが鏡張りにになったり回転したりとか、セリがあったりとか、ステージで変化を見せられるけど、SKEは振付だけで変化を見せないといけないんですよね、セリが無いんだったら、自分たちでセリになるぐらいの気持ちで」
―まだそんなに踊れなかったSを、『手つな』(『手をつなぎながら』)で徹底的に仕込んで、ダンス集団に作り上げたってことなんですね?
「私は初日まではイジメ抜いてやるんですけど、そこから先は自分たちでちゃんとこだわって作り込んでいる部分もあるので。だから半年後ぐらいに観に行ったりすると、それなりに進化しているので、本人たちの意識が大きいですね」
―『制服の芽』の最初の4曲とかもの凄く激しくて。1回出来上がったのに、秋元さんが振りをどんどん追加したって聞いたんですけど。
「3rdで秋元さんから言われたのは、珠理奈メインの曲(『思い出以上』)ですね。最初は小道具を使ってたんですけど、『SKEのメインは、ダンスだけで勝負して欲しい』って。それが本番の前日かなんかで(笑)」

担当曲

シングル曲

AKB48

SKE48

SDN48

  • GAGAGA

劇場公演

脚注・出典

  1. ^ a b c 代表のご挨拶
  2. ^ a b c d e f 白夜書房「BUBKA」2010年11月号「振付師・牧野アンナが初めて語る SKE血風録」より
  3. ^ 講談社「AKB48総選挙公式ガイドブック2015」P162より。
  4. ^ 牧野アンナってそんなに厳しかったの? - 2ちゃんねる 地下アイドル(AKB48)板など
  5. ^ 結婚 - LOVEJUNX代表 牧野アンナのブログ 2010年10月9日投稿
  6. ^ 3歳バースデー - LOVEJUNX代表 牧野アンナのブログ 2015年6月26日投稿

外部リンク




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