研究生

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研究生」(けんきゅうせい)は、AKB48の正規メンバーになる前の段階のメンバー。

概要

  • AKB48では4期生オーディション以降、合格者は研究生として活動を開始する事となっており、レッスンや公演での経験を積み上げて運営に認められた者が個々に正規チームへ昇格していくシステムとなっている。
  • 昇格するまでの期間はバラバラで、早い者は半年から、遅い者は3年以上研究生の者もいた[1]。また、昇格する事が出来ずにAKB48を去った者も多数いる。
  • 研究生の活動は、研究生公演への出演・正規チーム公演のバックダンサーや前座・アンダー出演など劇場が中心。その為、一般の知名度は低いが、頻繁に行われている研究生公演のおかげで、研ヲタと呼ばれる固定のファンも多い。
    • このような背景から、研究生であるのに正規メンバーよりも運営に推されるという逆転現象も一部で発生している。
  • 現在、全ての姉妹グループが同じ制度を採用しており、AKB48グループの特徴の一つとなっている。
  • 2013年11月に開催されたドラフト会議で新たなオーディション方式と育成メンバー制度が導入されたが、今後も研究生オーディションは開催すると案内されており、二つの制度が共存する事になる。ただし、現時点で次の研究生オーディションの予定は案内されていない。

セレクション審査

  • 不合格者は強制的にグループを卒業となる厳しい審査。AKB48の研究生を対象に定期的に実施されている。
  • 2012年8月に第6回のセレクション審査が実施されて以後、次の実施予定は発表されていない。

詳しくは、「セレクション審査」を参照。

昇格までの道のり

  • 最初の1~3期生オーディションに合格した者は、レッスン後に正規メンバーになる事が出来たが、4期生オーディション以後は「研究生」というポジションが作られ、まずここに所属する様になった。
  • つまり現在行われているAKBのオーディションとは、この「研究生」オーディションだと言える。
  • 研究生となった者は、ダンスや歌のレッスンを受け、そして各チーム公演のバックダンサーを務めたり、正規メンバーが劇場外の仕事などで休演の場合、アンダー(代役)として公演に出演する。時には「チーム研究生」として、研究生だけの公演も行う。
  • その様な活動を続け、レッスンや公演での実力を運営サイドに認められれば、晴れてAKB48の正式なメンバーに昇格し、チームAチームKチームBチーム4の各チームに所属するというシステムになっている。
  • 昇格するまでの期間はバラバラで、早い者は半年ほど、遅い者は3年以上研究生だった者もいる。また、正規メンバーに昇格する事が出来ずにAKBを去った者も多数いる。

チーム研究生

研究生が所属しているチーム。詳細はチーム研究生を参照。

その他

  • 一昔前までの研究生は、やはり劇場公演を中心に活動し、昇格してからメディア出演というのが多かったが、7期生の小森が研究生ながら選抜メンバーに選ばれたり、8~9期生はバラエティ番組『有吉AKB共和国』にレギュラー出演。温泉レポートや、突撃取材なども敢行して話題となり、AKB48劇場に来たことがないファンにも支持され始めている。[2]
  • さらに研究生ユニット「ミニスカート」、「てんとうむChu!」が結成されたり、企業のプロモーション活動に研究生が抜擢されるなど、昔に比べAKBがブレイクした現在は、格段に研究生自身にスポットライトを浴びる機会は増えている。
  • しかし良い事ばかりではなく、不定期に行われることがあるセレクション審査を受けねばならず、さらに研究生は「恋愛禁止ルール」が厳しく、男性とのツーショットプリクラが出てしまっただけで簡単に解雇されてしまう。正規メンバーは人気があるのでほとんど処分される事はなく、運営側や所属事務所が守ってくれるが、研究生の場合はそうもいかない。実質的に恋愛禁止ルールは研究生の為のルールになっている。
  • 研究生はいつ昇格できるのかも分からない状況で、いつ脱退してもおかしくないという綱渡り状態にも置かれている。メンバーはもちろん、応援するファンにとっても極めてスリリングなポジションでもある。実は正規メンバーの卒業より、研究生の卒業の方が圧倒的に多い。特に辞退や解雇となれば、卒業公演など行われる事なく、お別れの挨拶すらできずにあっさりと消えてしまう場合もある。

現在のAKB48研究生

チーム研究生所属。研究生は、AKB48のメンバーとしてカウントされる。 また、15期研究生では「仮研究生」の存在が初めて明らかにされた(現在は研究生へ昇格)。

研究生から正規メンバーへの昇格者

2008年2月3日
佐伯美香(4期生)(初代)チームB昇格。昇格第1号。
2008年3月4日
倉持明日香(4期生)(初代)チームK昇格。
2008年3月24日
成瀬理沙(4期生)(初代)チームK昇格。
2008年3月26日
藤江れいな(4期生)(初代)チームA昇格。最年少記録(14歳54日)。
2008年4月15日
佐藤亜美菜(4期生)(初代)チームA昇格。
2008年7月13日
宮崎美穂(5期生)(初代)チームA昇格。5期生第1号。
2008年7月30日
北原里英(5期生)(初代)チームA昇格。
2008年8月2日
指原莉乃(5期生)(初代)チームB昇格。
2008年8月5日
仁藤萌乃(5期生)(初代)チームB昇格。
2008年10月19日
中田ちさと(4期生)(初代)チームA昇格。
2008年12月29日
高城亜樹(6期生)(初代)チームA昇格。6期生第1号。最速記録。
2009年1月24日
小原春香(5期生)(初代)チームB昇格。最年長昇格(20歳287日)。
2009年1月29日
中塚智実(5期生)(初代)チームB昇格。
2009年3月26日
近野莉菜(5期生)(初代)チームK昇格。
2010年3月12日
内田眞由美(5期生)秋元チームK昇格。発表は2009年8月23日。
菊地あやか(7期生)秋元チームK(再)昇格。同上。元3期生[3]
野中美郷(6期生)秋元チームK昇格。同上。
松井咲子(7期生)秋元チームK昇格。同上。
2010年5月21日
石田晴香(5期生)柏木チームB昇格。発表は2009年8月23日。
小森美果(7期生)柏木チームB昇格。同上。
佐藤すみれ(7期生)柏木チームB昇格。同上。
鈴木まりや(7期生)柏木チームB昇格。同上。
2010年7月27日
大家志津香(4期生)高橋チームA昇格。発表は2009年8月23日。最遅記録。
岩佐美咲(7期生)高橋チームA昇格。同上。
前田亜美(7期生)高橋チームA昇格。同上。
2010年10月10日
横山由依(9期生)秋元チームK昇格。9期生第1号。
2011年5月21日
鈴木紫帆里(11期生)柏木チームB昇格。11期生第1号。元7期生[4]
2011年6月6日
大場美奈(9期生)(大場)チーム4昇格。発表は2010年12月8日[5]
島崎遥香(9期生)(大場)チーム4昇格。同上。
島田晴香(9期生)(大場)チーム4昇格。同上。
竹内美宥(9期生)(大場)チーム4昇格。同上。
永尾まりや(9期生)(大場)チーム4昇格。同上。
中村麻里子(9期生)(大場)チーム4昇格。同上。
森杏奈(9期生)(大場)チーム4昇格。同上。
山内鈴蘭(9期生)(大場)チーム4昇格。同上。。
仲俣汐里(10期生)(大場)チーム4昇格。発表は2011年2月12日。10期生第1号。
市川美織(10期生)(大場)チーム4昇格。発表は2011年5月29日。
2011年7月23日
阿部マリア(10期生)(大場)チーム4昇格。
入山杏奈(10期生)(大場)チーム4昇格。
2012年3月24日
加藤玲奈(10期生)(大場)チーム4昇格。
川栄李奈(11期生)(大場)チーム4昇格。
岩田華怜(12期生)(大場)チーム4昇格。12期生第1号。
田野優花(12期生)(大場)チーム4昇格。同上。
高橋朱里(12期生)(大場)チーム4昇格。同上。
2012年8月24日
伊豆田莉奈(10期生)篠田チームA昇格。昇格発表は2012年6月24日[6]
小林茉里奈(10期生)篠田チームA昇格。同上。
藤田奈那(10期生)大島チームK昇格。同上。
森川彩香(11期生)篠田チームA昇格。同上。
小嶋菜月(11期生)梅田チームB昇格。同上。
名取稚菜(11期生)梅田チームB昇格。同上。
武藤十夢(12期生)大島チームK昇格。
大島涼花(13期生)篠田チームA昇格。13期生第1号。
光宗薫(13期生)大島チームK昇格。同上[7]
2013年8月24日
峯岸みなみ(1期生)(峯岸)チーム4(再)昇格。
相笠萌(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
岩立沙穂(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
梅田綾乃(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
岡田彩花(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
北澤早紀(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
篠崎彩奈(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
髙島祐利奈(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
村山彩希(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
茂木忍(13期生)(峯岸)チーム4昇格。
内山奈月(14期生)(峯岸)チーム4昇格。
岡田奈々(14期生)(峯岸)チーム4昇格。
小嶋真子(14期生)(峯岸)チーム4昇格。
西野未姫(14期生)(峯岸)チーム4昇格。
橋本耀(14期生)(峯岸)チーム4昇格。
前田美月(14期生)(峯岸)チーム4昇格。
  • 期別昇格者数は、4期生:7人、5期生:9人、6期生:2人、7期生:7人、8期生:0人、9期生:9人、10期生:8人、11期生:5人、12期生:4人、13期生:11人、14期生:6人、計68人(1期の峯岸を含めると69人)。
  • 8期生は研究生の時にそれぞれ、セレクション落ちによる卒業、自ら活動辞退、解雇されたために昇格者はいない。

正規メンバーから研究生への降格者

  • 正規メンバーに昇格したとしても、何らかの事由により研究生へ降格となり、再度、昇格へ向けて公演などで研鑽を積まなければならない場合もある。過去に行われた、研究生への降格の事由としては「スキャンダル・不祥事に対する処分の一環」「学業に専念するため」といったものもあるが、事由が明確にされず降格になる場合もある。
  • 過去の降格例については、国内各グループにおいては2013年11月現在でAKB48で2名、SKE48で7名の事例が発生している。NMB48HKT48では発生事例がない。

過去の研究生降格例(国内各グループ)

降格日 氏名 所属グループ 所属チーム(当時) 降格事由 その後
2009年1月25日 早乙女美樹 AKB48 チームB
(初代)
AKB48のメンバーとして自覚に欠けていた為。[8] 2009年4月18日、卒業。
2009年2月14日 佐藤実絵子 SKE48 選抜メンバー
チームSの前身)
降格事由不明。
(2nd公演で森紗雪と入れ替え)
2009年5月25日、チームKII発足に伴い昇格。
2010年3月30日 新海里奈
森紗雪
SKE48 チームS 学業専念のため[9] 2010年5月8日、いずれも卒業。
2010年12月6日 井口栞里
内山命
鬼頭桃菜
斉藤真木子
SKE48 チームKII 降格事由不明。
(ファンとの私的交際が原因などと噂される)
2012年8月29日、全員が昇格。
鬼頭:チームS
井口:チームKII
内山、斉藤:チームE
2013年2月1日 峯岸みなみ AKB48 梅田チームB 『週刊文春』に掲載されたスキャンダル報道。[10] 2013年8月24日、チーム4発足に伴い昇格。

脚注・出典

  1. ^ AKB48での最短は高城亜樹、最長は大家志津香である。グループ全体では松村香織が最長記録を更新中である
  2. ^ オリコン www.oricon.co.jp/news/entertainment/77098/full/
  3. ^ 元(初代)チームB。
  4. ^ 2009年8月23日に柏木チームBへの昇格が発表されていたが、新体制稼働前に活動辞退。
  5. ^ 大場、島崎、島田、竹内、永尾、中村、森、山内は、同日に発表の段階ではチーム4発足前のため「昇格先チーム未定」とされた。
  6. ^ 伊豆田、小林、藤田、森川、小嶋、名取は「昇格先チーム未定」とされた。
  7. ^ 新体制稼働前に活動辞退。
  8. ^ 本人と話をした結果、「AKBに合格した頃の気持ちに戻る為に研究生として頑張りたい」として研究生に降格。http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10197984209.html
  9. ^ http://natalie.mu/music/news/29809
  10. ^ 「ファンの皆さまに多大なるご迷惑をかけた」ことに対して研究生へ降格。 http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11460663404.html