事務所

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2013年9月18日 (水) 22:11時点におけるStaygold (トーク | 投稿記録)による版
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本項では、AKB48のメンバーが所属している事務所について記述する。

概要

結成当初はメンバー全員が、株式会社オフィスフォーティエイトによるマネージメントを受けていたが、マネージメントや露出展開の強化を計るために、また、卒業後も芸能活動が出来るように一部メンバーが他の芸能事務所へ移籍した。新たに研究生として加入したメンバーも最初はAKS所属だが、他の事務所からのオファーがあった場合は移籍するようになっている。現在の運営方針では、全てのメンバーが芸能事務所に所属する予定である。しかしながら、2012年3月25日のコンサート「業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」で15名の事務所移籍が発表されて以降、2013年9月現在、事務所への移籍オファーが発表されたメンバーはいない。逆に2013年にはアトリエ・ダンカンに所属していた片山陽加と佐藤亜美菜が事務所との契約を満了し、AKSへ再移籍する状況となっている。

最近は事務所サイドのパワーバランスが大きく、給料体系なども事務所によって異なるため、どの事務所に所属できるかは、AKBメンバーにとって非常に重要な問題になっている。

現在メンバーが所属している事務所

太田プロダクション

  • 設立:1963年
  • 従業員数:50名
  • 主な所属タレント:山田邦子、片岡鶴太郎、笑福亭笑瓶、ダチョウ倶楽部、有吉弘行、土田晃之など
  • 所属中のAKB48元所属メンバー:野呂佳代前田敦子指原莉乃(現・HKT48)
  • 所属メンバー:大島優子北原里英横山由依入山杏奈
  • 解説:元・絶対的エース前田と、総選挙でそれを破った大島というAKBの両エースが所属する事務所。さらに次世代エースと呼ばれている北原、指原などが所属。少数ではあるが人気メンバーが揃っている。ユニットとして結成された「Not yet」に大島ら4人が所属している。
    お笑い芸人事務所という印象が強く、かつて前田などは太田プロ所属の事を他のメンバーからネタにされる事もあったが、前田によると「所属している部門は違う」[1]。いわゆるお笑い芸人は「バラエティ部」。AKBのメンバーなどは「エンターティメント部」に所属している。他にも「ドラマ部」などがある。
    80年代は人気芸人が多数所属し「泣く子も黙る太田プロ」と呼ばれたが、独立が相次ぎ一時は力を失った事もあった。最近はまたお笑いブームもあり、さらにAKBなどアイドルも所属するなど、かつての力を取り戻しつつあると言われている。またAKBのブレイク以前は、薄給と言われていたメンバー給料面でも、前田敦子はかなりの高給を太田プロから貰っていたとメンバーの親族が週刊誌に暴露している。所属芸人の有吉は、しばしばかなり高い給料を貰っていた事は語っているし、劇団ひとりは、雨上がり決死隊の宮迫(前回の推定年収は1億円)より、給料を貰っている事が判明している[2]。AKBメンバーの給料に関してはしばしば話題になるが、あるサイトが算出したところ、前田が2000万で篠田と共にトップ。続いて大島は1800万程度としており、給料面でもトップクラスとされている[3]。ちなみに有吉によると、ギャラは昔からの慣習で現金で手渡し。また前田と大島に関して、自分には無い専用送迎車がある事なども語っている[4]。かつては「太田プロ」と笑われた事もあったが、現在では太田プロに所属するというのは、完全に「勝ち組」状態。そもそも、AKBの活躍を支えているのは秋元康ではなく、大手広告代理店「電通」のAKB担当部署と、「太田プロ」こそが舵取りの重要な役割を果たしているという。テレビ局関係者「今でこそ『AKBは秋元が育て上げた』というイメージが定着していますが、実質AKBを牛耳っているのは電通と太田プロ。CMは全部電通案件だし、他の代理店は電通の許可なしにAKBを起用できません。また太田プロ・磯野勉社長の娘・磯野久美子氏は大手芸能プロでいの一番にAKBに目をつけました。同社に前田・大島ら人気メンバーがそろっているのもそのためですよ」。AKBが次々と新たな企画や戦略を展開していく裏では、こうしたバックアップがあったのだ。また、前出の関係者は3者の関係をこう解説する。「グループ発足当時、秋元さんは『こんなの売れるわけないよ!』と周囲に漏らしたこともありました。結局現在に至るまで、大きな仕事や方針などを決めるのは電通と太田プロで、AKBプロジェクトの中で秋元さんの力は1~2%程度しかない。言ってしまえば、彼もAKBメンバーの一人みたいなものです」[5]
    ブログはアメブロを使用。メンバーから送信されたのをスタッフがチェックして投稿するが、北原のを前田のブログに投稿したり、前田のを北原、指原のを前田に投稿したりと、単純なミスが非常に多い。またメンバーがスタッフに「○時頃にアップお願いします」と頼んでいた文なども消さずに投稿してしまったり、同じ内容のブログを2~3回投稿するなどのミスも多い。

ホリプロ

  • 設立:1960年
  • 従業員数:267名
  • 主な所属タレント:和田アキ子、北大路欣也、榊原郁恵、綾瀬はるか、さまぁ~ず、イジリー岡田など
  • 所属中のAKB48元所属メンバー:大島麻衣板野友美河西智美仁藤萌乃大堀恵(AKB卒業後にAZ-ENTERTAINMENTより移籍)
  • 所属メンバー:宮崎美穂石田晴香佐藤すみれ山内鈴蘭
  • 解説:東証1部(9667)上場企業。超有名芸能事務所。現在、4名が在籍。宮崎が移籍決まった際のメンバーからの「ホリプロに移籍し勝ったと思った?」という質問がすべてを表している[6]。しかし第3回総選挙では、板野をはじめ、全メンバーが順位を落としているなど、精彩を欠いている。
    給料制でありあまりギャラは高くはないらしく、トップの和田アキ子ですら(昔発表されていた)長者番付には載っていなかった。本人も低い事は語っており、「(所属事務所が)ホリプロじゃなかった、日テレくらいのビル10棟ぐらい(買える給料貰っている)」。だが浮き沈みの激しい芸能界においては、安定した収入というのはある意味魅力の一つでもある[2]
    キャスティングは多いがバラエティ番組が多く、得意なメンバーもあまりいないのが、辛いところ。恋愛にも比較的寛容な事務所と言われているが[7]、AKB自体が恋愛禁止なので男性スキャンダルには注意が必要。事務所ユニットには「ナットウエンジェル」があるが、メジャーデビューはしていない。板野友美がAKB48から初のソロデビューを果たした(実際にはもっといるがすべて無かった事にされている[8])。

プロダクション尾木

  • 設立:1978年
  • 主な所属タレント:仲間由紀恵、名高達郎、生稲晃子、城之内早苗、横山ルリカ(アイドリング!!!)、河村唯(アイドリング!!!)など。
  • 所属中のAKB48元所属メンバー:浦野一美平嶋夏海多田愛佳(現・HKT48)、仲川遥香(現・JKT48)、松原夏海
  • 所属メンバー:小嶋陽菜高橋みなみ峯岸みなみ菊地あやか渡辺麻友野中美郷市川美織(NMB48兼任)
  • 解説:メンバー7人が所属するというAKB最大勢力を誇る事務所。派生ユニット「ノースリーブス」、「渡り廊下走り隊」等を抱えている。反面、人数が多いため、事務所内でも序列があり、なかなか推してもらえないメンバーもいる。高橋みなみによると給料制[9]
    社長は尾木徹で、日本芸能界の最大派閥といえる音事協(日本音楽事業者協会)の会長を務めている人物。少女時代、KARAなどのK-POPとも非常に関係が深く、両者はそれぞれSMエンターテインメント、DSPメディアと別の事務所所属だが、日本でのマネジメントに尾木プロが関わっており、番組出演のブッキングなどを担当している。AKBメンバーに、卒業生の浦野を加えて「TeamOgi」というものもあり、「TeamOgi祭」というライブイベントも独自に行っている。尾木プロの力を誇示するように、豪華ゲストが出演するのが特徴。尾木プロは、業界の実力者とのパイプも太く、同イベントにはフジテレビのバラエティー制作センター担当局長の港浩一も招かれていたとか。仲間由紀恵以降、人気タレントを育成できていなかった尾木プロだが、「AKB48とK-POP利権で再起した」とも言われている[10]

ワタナベエンターテインメント

  • 設立:2000年(渡辺プロダクションとしては1959年設立)
  • 主な所属タレント:中山秀征、松本明子、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、中川翔子、ビビる大木など
  • 所属メンバー:柏木由紀高城亜樹(JKT48兼任)、倉持明日香大家志津香仲俣汐里
  • 解説:柏木らの移籍当初は「ビスケットエンターティメント」の所属であったが、現在はワタナベエンターテインメントへ全員が転籍(ビスケット在籍時も公式サイトでもナベプロになっており、本人達も所属事務所を聞かれると「ナベプロ」と答えていた)。柏木、高城、倉持のユニット「フレンチ・キス」を持つ。AKBメンバーを含め、事務所所属のアイドルで「ワタナベガールズ」として活動する事もある。
    ブログはスタッフに送り、チェック後にアップされるが、大家によると、夜の0時に「仕事終わりました。今帰ってきました」という内容を送ったら、それがブログにアップされたのは深夜3時だった[11]。また、送られてきたブログがある程度たまってからまとめて更新するらしく、ナベプロメンバーのブログは、更新時間がいつも近いのが特徴。

フレイヴ エンターテインメント

  • 設立:2012年
  • 主な所属タレント:DiVA(追加メンバー:粕谷聡子、二見夕貴、井上結菜、福野来夢、古川温子、山上綾加)など
  • 所属中のAKB48元所属メンバー:折井あゆみ秋元才加増田有華宮澤佐江(現・SNH48)
  • 所属メンバー:梅田彩佳小林香菜島田晴香鈴木まりや(SNH48兼任、ドレスコードより移籍)
  • 解説:office48の関連会社であり、設立後間もなく業務委託という形で事実上転籍。現在、office48本体に所属している現役メンバーはいない[12]。所属メンバーは2期生・旧チームK所属中心であった。AKB48発の本格的ユニットである「Chocolove from AKB48」を持っていたが、メンバーの脱退によりその後活動休止。2011年4月、小林を除いた秋元・梅田・増田・宮澤の4人でユニット「DiVA」を結成。秋元によると、歩合ではなく給料制[13]。昔は「1LDK6人暮らし」というブログを6人で共有して使用していたが、今は全員個人のブログとツイッターを運営中。他事務所同様、内容はまずスタッフに送り、チェック(ネタバレ・スポンサーの関係・誹謗中傷などトラブルになりそうなものが含まれていないかなどのチェック)後、投稿されるが、スタッフがやはり間違って他のメンバーのブログに投稿。「メンバー本人が書いていないのでは?」と騒動になり、謝罪するトラブルも起きている。

サムデイ

  • 設立:1995年
  • 主な所属タレント:宇津井健、藤原紀香、細川茂樹、ドン小西、加藤あいなど
  • 所属中のAKB48元所属メンバー:篠田麻里子
  • 所属メンバー:松井咲子
  • 解説:サムデイというと知名度は低いが、実は芸能界最強と言われるバーニングプロダクションのグループ会社。AKBでは2名が所属。事務所の力は篠田のソロ仕事の多さを見れば明らかである。篠田の卒業により、現在、AKB所属は2人目として移籍した松井咲子のみである。
    秋元康「(サムデイの)高橋社長は、彼がとんねるずのマネージャー時代からの盟友」[11]とのこと。

イトーカンパニー

  • 設立:1990年
  • 主な所属タレント:ともさかりえ、蒼井優など
  • 所属メンバー:藤江れいな近野莉菜
  • 解説:当初は二人とも「イトーカンパニーリセ」の所属だったが、現在はイトーカンパニーへ転籍。マザー牧場のイメージガールも務めた。また最近、CSでレギュラー番組も始まっている。藤江によるとブログは一日に2件。緊急時などでも3件までしか更新できない。また未成年者は、恋愛も禁止されているとか(AKBに限らず)。

Mousa

  • 設立:2007年
  • 所属メンバー:中田ちさと田名部生来内田眞由美
  • 解説:公式サイトを見る限り、AKBの3名以外は所属タレントは在籍していない。6月3日は「Mousaの日」、12月6日を「Mousa+Mousaの日」としてイベントを行っている。

フロスツゥー

  • 主な所属タレント:矢野未希子など
  • 所属メンバー:前田亜美
  • 解説:所属タレントは、モデルから子役まで幅広い。

長良プロダクション

  • 主な所属タレント:中村玉緒、ささきいさお、グッチ裕三、山川豊、氷川きよしなど(グループ会社含む)
  • 所属メンバー:岩佐美咲(プロダクション尾木から移籍)
  • 解説:創設者は芸能界の重鎮的存在であった長良じゅん(故人)。演歌歌手を中心に所属。岩佐の夢である演歌歌手の道へと進むため、プロダクション尾木から移籍となった。

ジャパン・ミュージックエンターテイメント

  • 設立:1998年
  • 従業員数:30名
  • 主な所属タレント:鈴木雅之、坂本龍一、谷原章介、鈴木杏樹、篠原涼子、上地雄輔など(グループ会社含む)
  • 所属メンバー:阿部マリア大場美奈(SKE48兼任)。

アービング

  • 設立:1997年
  • 主な所属タレント:村野武範、ラモス瑠偉、仁科仁美、河西里音(河西智美の実姉)など
  • 所属メンバー:永尾まりや
  • 解説:海外(主に韓国人)アーティストや元スポーツ選手などのマネジメントも手掛ける。

ビッグアップル

  • 主な所属タレント:中山美穂など
  • 所属メンバー:島崎遥香
  • 解説:バーニングプロダクションの関連会社である[14]

オー・エンタープライズ

  • 設立:1973年
  • 主な所属タレント:井上順、稲垣潤一、伊豆田洋之など
  • 所属メンバー:竹内美宥

シンエイV(ファイブ)

  • 主な所属タレント:さくらまや
  • 所属メンバー:中村麻里子
  • 解説:老舗の芸能プロダクションである新栄プロダクション(1958年設立)を母体とする。

KYORAKU吉本.ホールディングス

  • 設立:2009年
  • 所属メンバー:渡辺美優紀(NMB48兼任)、矢倉楓子(NMB48兼任)
  • 解説:NMB48の運営会社。詳しくはNMB48の項を参照。

JKT48 Project

  • 所属メンバー:野澤玲奈(JKT48兼任)
  • 解説:JKT48の運営母体。詳しくはJKT48の項を参照。

AKS

  • 所属メンバー:片山陽加(アトリエ・ダンカンから再移籍)、佐藤亜美菜(アトリエ・ダンカンから再移籍)、鈴木紫帆里ほか上記事務所所属以外の正規メンバー・研究生全員
  • 解説:AKBの運営会社であるが、直轄の所属事務所という一面もある。現在、AKBのオーディションに合格するとまずここに所属、それから各芸能プロダクションからオファーがあると移籍していくというシステム[15]。2011年10月、SKE48のメンバー、スタッフが「ピタゴラス・プロモーション」より全員移籍。同年に稼働したHKT48も含め、AKB・SKE・HKTの運営もそれぞれ行っている。

備考

以前は「アトリエ・ダンカン」(片山陽加佐藤亜美菜)、「ドレスコード」(小原春香鈴木まりや中塚智実)などにも所属メンバーがいたが、現在は移籍、卒業に伴い在籍メンバーはいない。

脚注・出典

  1. ^ 『王様のブランチ』有吉AKB共和国への取材時。
  2. ^ a b 『芸能人のギャラ初公開!ズバリ発表するぞスペシャル第2弾』 2011/10/07
  3. ^ 週刊実話 AKB48板野友美トップ “給料明細”流出にいよいよ分裂危
  4. ^ http://douga.nikkansports.com/entertainment/entertainment_105322.html
  5. ^ http://www.cyzowoman.com/2012/02/post_5146.html
  6. ^ AKBINGO!』ショージキ将棋より。
  7. ^ 『BUBKA』 2010年6月号
  8. ^ 大堀恵(大堀めしべ名義)、増田有華奥真奈美(おぐまなみ名義)
  9. ^ 『逃走中』 2010/10/10
  10. ^ http://www.cyzo.com/2011/11/post_9179.html
  11. ^ a b AKB48のオールナイトニッポン』 10/09/18 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "N0918"が異なる内容で複数回定義されています
  12. ^ office48
  13. ^ 『浜ちゃんの大正月SP芸能人(秘)私生活大捜査』
  14. ^ [1]
  15. ^ 研究生のままで他事務所に所属した例もあった(近野莉菜、小原春香)。