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「アンダーメンバー」とは、2011年2月に発表された新しいポジション。アンダーメンバーは、上のレギュラーメンバーを目指し活動していくという予定だったが、6月同案の不採用が決定。また一つ、AKBの幻の案が増えた。
「アンダーメンバー」とは、2011年2月に発表された新しいポジション。アンダーメンバーは、上のレギュラーメンバーを目指し活動していくという予定だったが、6月同案の不採用が決定。また一つ、AKBの幻の案が増えた。


== 概要 ==
== 概要 ==
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== メンバー ==
== メンバー ==
8名。
8名。


== 創設されるまでの経緯 ==
== 創設されるまでの経緯 ==
*9月21日に行われた[[じゃんけん選抜]]で秋元康がメンバー全員に対し以下の様な訓示を垂れた。「AKB48みんなのお陰でここまで来てますが、今一番心配するのは、みんなが、各自が、意識がまだまだ低いと。この報告が非常に多い。移動の時タラタラ動いているとか、感謝の気持ちが無いとか。僕はさんざん君たちに、こういう全員が揃う場で言ってますが、それでもまだ出来ない人がいっぱいいる。この AKB48って船を、みんなで漕いでいる訳だから、誰かがちょっと手を緩めただけで、方向が違う所に行っちゃう。今日はじゃんけん選抜…たかがジャンケンかもしれないけど、そこを真剣に、ホントに泣いたり笑ったり、感情を剥き出しにしてファンの皆さんを楽しませる。そして自分も楽しむ。これがAKBの基本だと思います。だから頭で何かを考えるんではなくて、まず行動して下さい」
*9月21日に行われた[[じゃんけん選抜]]で秋元康がメンバー全員に対し以下の様な訓示を垂れた。「AKB48みんなのお陰でここまで来てますが、今一番心配するのは、みんなが、各自が、意識がまだまだ低いと。この報告が非常に多い。移動の時タラタラ動いているとか、感謝の気持ちが無いとか。僕はさんざん君たちに、こういう全員が揃う場で言ってますが、それでもまだ出来ない人がいっぱいいる。この AKB48って船を、みんなで漕いでいる訳だから、誰かがちょっと手を緩めただけで、方向が違う所に行っちゃう。今日はじゃんけん選抜…たかがジャンケンかもしれないけど、そこを真剣に、ホントに泣いたり笑ったり、感情を剥き出しにしてファンの皆さんを楽しませる。そして自分も楽しむ。これがAKBの基本だと思います。だから頭で何かを考えるんではなくて、まず行動して下さい」
*12月8日、AKB48の5周年記念公演にて9[[期生]]8名全員の正規メンバー昇格が発表された。しかし替わりに卒業する者は発表されず、48名に8名がそのままプラスされ56人体制となる事になった(正式には昇格内定の様なもので、配属先も発表されなかった)。<br>
*12月8日、AKB48の5周年記念公演にて9[[期生]]8名全員の正規メンバー昇格が発表された。しかし替わりに卒業する者は発表されず、48名に8名がそのままプラスされ56人体制となる事になった(正式には昇格内定の様なもので、配属先も発表されなかった)。<br>
元メンバーの[[野呂佳代]]は、何度か「AKBはところてん方式」という発言を残していた。つまり下から研究生が昇格すればあぶれた正規メンバーは押し出される事になる。ところがここ1年以上昇格者は出ていなかった(新チームA・K・Bの新公演で昇格した研究生はすべて2009年に発表されていた者。10月に1年2ヶ月ぶりに[[横山由依]]がKに昇格したが、これはその数週間前に[[小野恵令奈]]が卒業しており、押し出したのではなく、穴を埋めるための昇格)。昇格が無かったという事は、押し出されたメンバーもいないという事。それ故、昔のように常に自分のポジション居場所をキープし続けなければ、奪われてしまうかもしれないという危機感や、意識が少なくなっていたメンバーもいたのかもしれない。しかし運営側にも悪い所はあり、選抜メンバーなどほぼ固定され、下の者には努力するチャンスや機会すらなかった。そのため「モチベーションが下がっている」という報告を、現場のスタッフから聞いていたと秋元は話している。そこで秋元は前述の[[じゃんけん選抜]]を行う事にしたと語っていた。<ref name="ex_notetext_1">『AKB48 じゃんけん選抜 公式ガイドブック』</ref>これまでチャンスが無かった者には「チャンス」を。選抜に固定されていた者には、選抜から外れるかも知れないという「危機意識」や、選抜に入りたいという「熱意」を持って欲しかったかもしれない。しかしその目論見は、残念ながら外れてしまったようだ。
:元メンバーの[[野呂佳代]]は、何度か「AKBはところてん方式」という発言を残していた。つまり下から研究生が昇格すればあぶれた正規メンバーは押し出される事になる。ところがここ1年以上昇格者は出ていなかった(新チームA・K・Bの新公演で昇格した研究生はすべて2009年に発表されていた者。10月に1年2ヶ月ぶりに[[横山由依]]がKに昇格したが、これはその数週間前に[[小野恵令奈]]が卒業しており、押し出したのではなく、穴を埋めるための昇格)。昇格が無かったという事は、押し出されたメンバーもいないという事。それ故、昔のように常に自分のポジション居場所をキープし続けなければ、奪われてしまうかもしれないという危機感や、意識が少なくなっていたメンバーもいたのかもしれない。しかし運営側にも悪い所はあり、選抜メンバーなどほぼ固定され、下の者には努力するチャンスや機会すらなかった。そのため「モチベーションが下がっている」という報告を、現場のスタッフから聞いていたと秋元は話している。そこで秋元は前述の[[じゃんけん選抜]]を行う事にしたと語っていた。<ref name="ex_notetext_1">『AKB48 じゃんけん選抜 公式ガイドブック』</ref>これまでチャンスが無かった者には「チャンス」を。選抜に固定されていた者には、選抜から外れるかも知れないという「危機意識」や、選抜に入りたいという「熱意」を持って欲しかったかもしれない。しかしその目論見は、残念ながら外れてしまったようだ。
*12月、9月に行われたじゃんけん大会の裏側DVDが発売。編集の仕方にも左右されるため一概には言えないが、明らかに仕事に対する熱意の無い者、不機嫌に振る舞う者、スタッフに横柄な態度を取る者、密着カメラマンを露骨に拒絶する者、ずっと寝ている者、後輩を無視する先輩など、メンバーのイメージダウンに繋がるであろうシーンがかなり収録されていた。DVDのタイトルからして「51のリアル」だが、あまりにもリアルな内容すぎてファンからも賛否両論あったほど。実際に、悪く映っていたメンバーへはバッシングが相次いだ。<ref name="ex_notetext_2">BIGLOBEニュース http://news.biglobe.ne.jp/trend/0114/r25_110114_9429625901.html</ref>AKBは「裏側」を見せる事をコンセプトの一つにはしているとはいえ、あまりにもアイドルのDVDとは思えない出来のDVD。運営側がこのDVDを発売した意図は何だったのか。
*12月、9月に行われたじゃんけん大会の裏側DVDが発売。編集の仕方にも左右されるため一概には言えないが、明らかに仕事に対する熱意の無い者、不機嫌に振る舞う者、スタッフに横柄な態度を取る者、密着カメラマンを露骨に拒絶する者、ずっと寝ている者、後輩を無視する先輩など、メンバーのイメージダウンに繋がるであろうシーンがかなり収録されていた。DVDのタイトルからして「51のリアル」だが、あまりにもリアルな内容すぎてファンからも賛否両論あったほど。実際に、悪く映っていたメンバーへはバッシングが相次いだ。<ref name="ex_notetext_2">BIGLOBEニュース http://news.biglobe.ne.jp/trend/0114/r25_110114_9429625901.html</ref>AKBは「裏側」を見せる事をコンセプトの一つにはしているとはいえ、あまりにもアイドルのDVDとは思えない出来のDVD。運営側がこのDVDを発売した意図は何だったのか。
*1月23日、「<span class="noexists"><font color="#CC2200">リクエストアワーセットリストベスト100</font></span> 2011」最終日。ライブ終了後には、都内で打ち上げが行われた。
*1月23日、「<span class="noexists"><font color="#CC2200">リクエストアワーセットリストベスト100</font></span> 2011」最終日。ライブ終了後には、都内で打ち上げが行われた。
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#レギュラーメンバーを固定にしないことで、今まで以上に切磋琢磨しながら成長させ、「いつでも一生懸命夢に向かって努力する」という姿勢をファンに見せるため。
#レギュラーメンバーを固定にしないことで、今まで以上に切磋琢磨しながら成長させ、「いつでも一生懸命夢に向かって努力する」という姿勢をファンに見せるため。
*人気があがり既に基本コンセプトからズレだしたAKBを元に戻す事。たるんでしまっているメンバーを引き締める事だという。しかしこれを第一報で報じた『週刊文春』は、次の様な事も書いている。<br>
*人気があがり既に基本コンセプトからズレだしたAKBを元に戻す事。たるんでしまっているメンバーを引き締める事だという。しかしこれを第一報で報じた『週刊文春』は、次の様な事も書いている。<br>
「普段ならみんな、ライブの後だから、がっついてますけどね。この日は深刻な顔をして、あまり食べていないメンバーもいましたね。レギュラー番組を持っていたり、ユニットを組んでいるコたちはまだしも、人気が下位のコたちは秋元さんの言葉を重く受け止めていました」。ところがその一方で「卒業とは無縁と思われる選抜メンバーはこの打ち上げを楽しんでいたそうです。[[前田敦子]]さん、[[板野友美]]さん、[[小嶋陽菜]]さん、[[高橋みなみ]]さんなどですね。そして、最近『[[さしこのくせに]]』という冠番組をもった[[指原莉乃]]さんは、秋元さんの隣でしばらく話し込んでいたといいます」。<br>
:「普段ならみんな、ライブの後だから、がっついてますけどね。この日は深刻な顔をして、あまり食べていないメンバーもいましたね。レギュラー番組を持っていたり、ユニットを組んでいるコたちはまだしも、人気が下位のコたちは秋元さんの言葉を重く受け止めていました」。ところがその一方で「卒業とは無縁と思われる選抜メンバーはこの打ち上げを楽しんでいたそうです。[[前田敦子]]さん、[[板野友美]]さん、[[小嶋陽菜]]さん、[[高橋みなみ]]さんなどですね。そして、最近『[[さしこのくせに]]』という冠番組をもった[[指原莉乃]]さんは、秋元さんの隣でしばらく話し込んでいたといいます」。<br>
おそらく上位のメンバーは、はなから自分たちが降格するとは万に一つも無いと思っており、自分たちにはまったく関係の無い話だと思っているのかもしれない。これで本当にメンバーの気を引き締められるのだろうか。
:おそらく上位のメンバーは、はなから自分たちが降格するとは万に一つも無いと思っており、自分たちにはまったく関係の無い話だと思っているのかもしれない。これで本当にメンバーの気を引き締められるのだろうか。
*この再編成がいつ行われるかは発表されなかったが、3月25~27日に横浜アリーナで開催される3daysライブで発表されるのではないかとの見方もある。<ref name="ex_notetext_4">http://www.j-cast.com/2011/02/03087243.html?p=all</ref>
*この再編成がいつ行われるかは発表されなかったが、3月25~27日に横浜アリーナで開催される3daysライブで発表されるのではないかとの見方もある。<ref name="ex_notetext_4">http://www.j-cast.com/2011/02/03087243.html?p=all</ref>
*6月6日、公式ブログにて、「メンバー全員、一生懸命やっていることもあり、一人でも多くのメンバーがステージに立てるように、新たなチーム([[チーム4]])を作ることにしました」として、この案の採用を見送ったことを発表した。<ref name="ex_notetext_6">http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10915712180.html</ref>
*6月6日、公式ブログにて、「メンバー全員、一生懸命やっていることもあり、一人でも多くのメンバーがステージに立てるように、新たなチーム([[チーム4]])を作ることにしました」として、この案の採用を見送ったことを発表した。<ref name="ex_notetext_6">http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10915712180.html</ref>

2013年6月29日 (土) 21:54時点における版

「アンダーメンバー」とは、2011年2月に発表された新しいポジション。アンダーメンバーは、上のレギュラーメンバーを目指し活動していくという予定だったが、6月同案の不採用が決定。また一つ、AKBの幻の案が増えた。

概要

  • これまでAKB48には、「正規メンバー」とその下の「研究生」の2つだったが、今回の改革で3つに増やして、チームの再編成を行う。報道で「スーパーサブ」の様なものとされていた立場は、「アンダーメンバー」という名称に。そしてこれまで「正規メンバー」や「正規メンバー」と呼んでいたポジションは「レギュラーメンバー」と呼んでいる。
  • 2011年2月現在、AKBのメンバーは72名(正規48、昇格内定8、研究生16)いるが、全員がこの3つのグループのいずれかに振り分けられる。今回の再編成で、解雇されるメンバーはいない(卒業や移籍については不明)。
  • 「レギュラーメンバー」はAKBの“原点”である劇場公演を中心に活動を行う。各チーム16名ずつが選抜され、計48名がレギュラーメンバーとなる。
  • レギュラーメンバー枠48名に入れなかった者が「アンダーメンバー」となる。「降格」という言葉は使っていないが、やはり実質的には降格に近い。
  • 研究生はそのまま「研究生」として、今後「レギュラーメンバー」入りを目指して日々精進していく。レギュラーメンバーは固定されている訳ではなく、入れ替わる事もある。また、「研究生」から「アンダーチーム」へ昇格する可能性もある。

メンバー

8名。

創設されるまでの経緯

  • 9月21日に行われたじゃんけん選抜で秋元康がメンバー全員に対し以下の様な訓示を垂れた。「AKB48みんなのお陰でここまで来てますが、今一番心配するのは、みんなが、各自が、意識がまだまだ低いと。この報告が非常に多い。移動の時タラタラ動いているとか、感謝の気持ちが無いとか。僕はさんざん君たちに、こういう全員が揃う場で言ってますが、それでもまだ出来ない人がいっぱいいる。この AKB48って船を、みんなで漕いでいる訳だから、誰かがちょっと手を緩めただけで、方向が違う所に行っちゃう。今日はじゃんけん選抜…たかがジャンケンかもしれないけど、そこを真剣に、ホントに泣いたり笑ったり、感情を剥き出しにしてファンの皆さんを楽しませる。そして自分も楽しむ。これがAKBの基本だと思います。だから頭で何かを考えるんではなくて、まず行動して下さい」
  • 12月8日、AKB48の5周年記念公演にて9期生8名全員の正規メンバー昇格が発表された。しかし替わりに卒業する者は発表されず、48名に8名がそのままプラスされ56人体制となる事になった(正式には昇格内定の様なもので、配属先も発表されなかった)。
元メンバーの野呂佳代は、何度か「AKBはところてん方式」という発言を残していた。つまり下から研究生が昇格すればあぶれた正規メンバーは押し出される事になる。ところがここ1年以上昇格者は出ていなかった(新チームA・K・Bの新公演で昇格した研究生はすべて2009年に発表されていた者。10月に1年2ヶ月ぶりに横山由依がKに昇格したが、これはその数週間前に小野恵令奈が卒業しており、押し出したのではなく、穴を埋めるための昇格)。昇格が無かったという事は、押し出されたメンバーもいないという事。それ故、昔のように常に自分のポジション居場所をキープし続けなければ、奪われてしまうかもしれないという危機感や、意識が少なくなっていたメンバーもいたのかもしれない。しかし運営側にも悪い所はあり、選抜メンバーなどほぼ固定され、下の者には努力するチャンスや機会すらなかった。そのため「モチベーションが下がっている」という報告を、現場のスタッフから聞いていたと秋元は話している。そこで秋元は前述のじゃんけん選抜を行う事にしたと語っていた。[1]これまでチャンスが無かった者には「チャンス」を。選抜に固定されていた者には、選抜から外れるかも知れないという「危機意識」や、選抜に入りたいという「熱意」を持って欲しかったかもしれない。しかしその目論見は、残念ながら外れてしまったようだ。
  • 12月、9月に行われたじゃんけん大会の裏側DVDが発売。編集の仕方にも左右されるため一概には言えないが、明らかに仕事に対する熱意の無い者、不機嫌に振る舞う者、スタッフに横柄な態度を取る者、密着カメラマンを露骨に拒絶する者、ずっと寝ている者、後輩を無視する先輩など、メンバーのイメージダウンに繋がるであろうシーンがかなり収録されていた。DVDのタイトルからして「51のリアル」だが、あまりにもリアルな内容すぎてファンからも賛否両論あったほど。実際に、悪く映っていたメンバーへはバッシングが相次いだ。[2]AKBは「裏側」を見せる事をコンセプトの一つにはしているとはいえ、あまりにもアイドルのDVDとは思えない出来のDVD。運営側がこのDVDを発売した意図は何だったのか。
  • 1月23日、「リクエストアワーセットリストベスト100 2011」最終日。ライブ終了後には、都内で打ち上げが行われた。
  • 1月24日、翌日。メンバーの宮崎美穂藤江れいなが生放送のラジオ番組に出演。パーソナリティは、元AKB48メンバーの野呂。メンバーの体型管理の話などが出た。実はファンの間では、何人かのメンバーがちょっとぽっちゃりし過ぎではないかの様な話は出ていた。やはり運営側も気づいていたらしく、食事制限などメンバーの「体型管理」が行われているという事だった。そして話は、前日に行われていたAXの事へ。しかし野呂が流れでAXの“打ち上げ”の話を訪ねると、宮崎や藤江は「ハッ」と息を呑み、「最終日のね…」「あの~」「いやいや…」「楽しかったよね…」と明らかに不自然な態度をとりだす。そして「…チキンが…出た」「チキン出た!」と、なぜか「チキン」を連呼。何の事か分からない野呂は「チキンに意味があるのか凄い気になりますけど」と流した。聞いているリスナーにもよく分からない展開だったが、今思えば、メンバーは秋元康から爆弾発言(後述)をされたばかり。とても打ち上げを楽しむ雰囲気ではなかったのかも知れない。
  • 2月2日に発売された『週刊文春』(2月10日号)が、1月23日に行われたAXの打ち上げでメンバーや関係者約200人の前で乾杯の音頭をとった秋元康が、「AKBがここまで大きくなったのは皆さんのおかげです。ただ、大きくなったことで、 遅刻など生活態度がたるんできているメンバーがいると聞いています」と切り出し、「56人いるメンバーを48人に戻します」と宣言。一応、「卒業とか降格ではなく、控えの組をつくる」ともフォローしたものの、メンバーたち秋元氏の言葉をおもく受け止めて凍りつき、中には後日、秋元氏の“リストラ宣告”のプレッシャーで体調を壊したメンバーもいたという。すでに関係者から「素行の悪いコから順番に落としていくから」、「卒業候補に挙がっているから」などと通告されたメンバーもおり、実質的なリストラが行われるという。[3]
  • 2月3日、翌日AKB関係者が語ったところによると、確かに正規メンバーを48人に減らす旨の発言はあったが、記事の発言とは少し違うという。秋元の言葉は、「8人が卒業させられるかと不安だと思うが、卒業はさせない。ではどうするかというと、野球やサッカーで言う『スーパーサブ』として8人を移す。『卒業』だと言うと戻ってこれないイメージだが、いつでも戻れる」。ちなみに「スーパーサブ」とは、スタメンではないものの、試合の途中で切り札として投入される選手のこと。秋元は「(AKBが)大きくなったことで、遅刻など生活態度がたるんできているメンバーがいると聞いている」と、この構想を立ち上げた理由を明かした。秋元は何度かメンバーに活を入れてきたが、言葉だけではメンバーには伝わらなかったようで、このスーパーサブ設定で、ゆるんできたAKB48全体の引き締めを図りたいようだ。また、降格させるにあたっての選定基準は未定で、文春の記事の 「“卒業候補に挙がっている”などと通告されたメンバーもいた」という箇所は、明確に誤りとしている。[4]
  • 2月6日、劇場支配人戸賀崎がAKB公式ブログで説明を行った。[5]AKBを再編成した理由は、
  1. 「会いに行けるアイドル」への原点回帰。チーム公演がほとんど行われていない。当選倍率が高く、ほとんどのファンは公演を見ることが出来ない。メディア選抜と呼ばれるメンバーが、他のメディア仕事を優先し公演に出ない。などの問題を解消するため。
  2. レギュラーメンバーを固定にしないことで、今まで以上に切磋琢磨しながら成長させ、「いつでも一生懸命夢に向かって努力する」という姿勢をファンに見せるため。
  • 人気があがり既に基本コンセプトからズレだしたAKBを元に戻す事。たるんでしまっているメンバーを引き締める事だという。しかしこれを第一報で報じた『週刊文春』は、次の様な事も書いている。
「普段ならみんな、ライブの後だから、がっついてますけどね。この日は深刻な顔をして、あまり食べていないメンバーもいましたね。レギュラー番組を持っていたり、ユニットを組んでいるコたちはまだしも、人気が下位のコたちは秋元さんの言葉を重く受け止めていました」。ところがその一方で「卒業とは無縁と思われる選抜メンバーはこの打ち上げを楽しんでいたそうです。前田敦子さん、板野友美さん、小嶋陽菜さん、高橋みなみさんなどですね。そして、最近『さしこのくせに』という冠番組をもった指原莉乃さんは、秋元さんの隣でしばらく話し込んでいたといいます」。
おそらく上位のメンバーは、はなから自分たちが降格するとは万に一つも無いと思っており、自分たちにはまったく関係の無い話だと思っているのかもしれない。これで本当にメンバーの気を引き締められるのだろうか。
  • この再編成がいつ行われるかは発表されなかったが、3月25~27日に横浜アリーナで開催される3daysライブで発表されるのではないかとの見方もある。[4]
  • 6月6日、公式ブログにて、「メンバー全員、一生懸命やっていることもあり、一人でも多くのメンバーがステージに立てるように、新たなチーム(チーム4)を作ることにしました」として、この案の採用を見送ったことを発表した。[6]

脚注・出典