「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」の版間の差分

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「'''AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会'''」は、2010年9月21日に東京・日本武道館で行われた[[AKB48]]の19thシングルの選抜メンバーを決める[[じゃんけん大会]]。開催された当時は2回目が行われるか決まっていなかったため「第1回」とは呼んでいなかったが、後に毎年行われる様になったため、便宜的にこの大会を「第1回」として解説する。
「'''AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会'''」は、2010年9月21日に東京・日本武道館で行われた[[AKB48]]の19thシングルの選抜メンバーを決める[[じゃんけん大会]]。開催された当時は2回目が行われるか決まっていなかったため「第1回」とは呼んでいなかったが、後に毎年行われる様になったため、便宜的にこの大会を「第1回」として解説する。


==開催までの経緯==
==概要==
*2011年7月11日、代々木体育館で行われた「[[サプライズはありません]]」終盤、突如VTRが流され、M氏とT氏のイケメンマネジャー二人が裸で一つのベッドにいるときに知ったという"ウホッ!"な設定の悪ノリでメンバーも爆笑。そこに[[秋元康]]からスタッフにメールが送られ、19枚目のシングルの選抜メンバーは、“じゃんけん”で決めるという衝撃の報告を行う。<ref name="N4984">http://www.cyzo.com/2010/07/post_4984.html</ref>
''開催までの経緯は[[じゃんけん大会#開催までの経緯]]を参照''
:続いて、AKB48劇場支配人の[[戸賀崎智信]]がステージに登場。じゃんけんで選抜を決めることについて、「人気、実力、実績関係なし。運だけで決めます!」と発表した。あまりの衝撃に、ステージ上の[[宮澤佐江]]や[[秋元才加]]の選抜常連組はずっこけ、今まで選抜入りのない[[内田眞由美]]は、喜び、跳びはねた。黙っていても選ばれていた選抜固定メンバーには悪夢だが、埋もれていた知名度の低いメンバーには一世一代の大チャンスとなった。
*7月11日、東京・代々木体育館で行われた「[[サプライズはありません]]」において、開催告知。同日にまず予備戦として、研究生20人がじゃんけんをした。そして、勝ち抜いた4人に本戦出場権を与えた。続いて52人で組み合わせ抽選会を開始。続々と対戦相手が決まった。
*このアイデアももちろん、総合プロデューサー・秋元の発案。6月の総選挙では、AKB48エースが[[前田敦子]]から[[大島優子]]に代わるドラマはあったが、選抜メンバー自体は“いつもの顔ぶれ”だった。ファンからは「結局、テレビに露出の多い子が有利。いつもと一緒じゃん…」などの意見が寄せられた。総選挙は、確かに全員にチャンスはあったが、公平な選挙とは言い難く、ファンの不満は解消されていなかった。<ref name="N2413">日刊スポーツ http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100712-652413.html</ref>
:そこで生まれたのがこのアイデア。[[秋元康]]はこの選抜方法を決めた理由について「前回、選抜総選挙を開催したんですが、その時にファンの皆様から『テレビとか雑誌とかメディア組が有利だ』『やっぱり不公平感がある』と。じゃあ今度は48人、そして研究生に、全員にチャンスがあるような選抜方法がいいんじゃないかと。色々考えたんですけど、ジャンケンが一番面白いかなと。多分この選抜は誰も想像つかないと思うんですよ」とインタビューで答えた。<ref>『サンデー・ジャポン』 10/07/18</ref>
*選抜を決めるのに、じゃんけんを行うと聞いて呆然とするメンバーの前で淡々とイベントは進み、まず予備戦として、[[研究生]]20人がじゃんけんをした。そして、勝ち抜いた4人に本戦出場権を与えた。続いて52人で組み合わせ抽選会を開始。続々と対戦相手が決まった。
*ライブ終了後、メンバーはブログなどで、この“じゃんけん選抜”について、「ビックリした」、「もう何が起こっても驚かない」、「おもしろそう」、「チャンス」、「楽しんだもの勝ち」、「昔からスタッフに良く言われてたなぁ~実力、努力と一番大事なのは運だって…」、「運営がやれって言うならやるしかない」などの感想を投稿した。運だけで決まるだけに、どうする事もできないため、{{要出典|[[選抜総選挙]]に比べれば気楽な感じだ|text=誰によって?}}。
*ファンの感想は「これはもうAKB48の人気がピークまで来ていることをわかっていて、『紅白歌合戦』も確実だし、『レコード大賞』もほぼ確定ラインなだけにできる"遊び"だね」。「おふざけが過ぎる」。「これは単なる遊びじゃなくて、実は、AKB48は誰がセンターやっても機能するぐらいメンバー全員に実力があることを証明をしたいんじゃないかな。日々、AKB48劇場で公演を行い、不断の努力を続けているが故に、現在の地位がある。それだけAKB48の層が厚いことが、この企画で一般のファンに浸透すると思うよ」<ref name="N4984">http://www.cyzo.com/2010/07/post_4984.html</ref>
:とにかく、これまで運営にも選ばれず、[[選抜総選挙]](ファン投票)でも選抜に入ることができなかったメンバーにとっては、大きなチャンスが与えられた事になった。<ref>http://natalie.mu/music/news/34582</ref>
*注目点として、全シングルの選抜記録を持つ、[[前田敦子]]と[[渡辺麻友]]、[[大島優子]]と[[高橋みなみ]]のどちらかは必ず選抜から落ちる事になる。また今回は[[SKE48]]のメンバーはエントリーされていないため、[[松井珠理奈]]のAKB48としてのシングル連続選抜記録も自動的に途絶えた。
*注目点として、全シングルの選抜記録を持つ、[[前田敦子]]と[[渡辺麻友]]、[[大島優子]]と[[高橋みなみ]]のどちらかは必ず選抜から落ちる事になる。また今回は[[SKE48]]のメンバーはエントリーされていないため、[[松井珠理奈]]のAKB48としてのシングル連続選抜記録も自動的に途絶えた。
*スポーツ報知が8月24日から「選抜じゃんけん大会」に向けた新連載をスタート。参加メンバー51人にインタビューし、毎日2人ずつ紹介。これまでの人生で幸運だったエピソードや、じゃんけん対策などを語った。メンバーの直筆サイン入りチェキ(インスタントカメラ写真)のプレゼントも行われた。
*スポーツ報知が8月24日から「選抜じゃんけん大会」に向けた新連載をスタート。参加メンバー51人にインタビューし、毎日2人ずつ紹介。これまでの人生で幸運だったエピソードや、じゃんけん対策などを語った。メンバーの直筆サイン入りチェキ(インスタントカメラ写真)のプレゼントも行われた。
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==研究生予備戦・本戦トーナメント抽選==
==研究生予備戦・本戦トーナメント抽選==
* 「[[サプライズはありません]]」のステージにおいて、じゃんけん大会の開催を知らせるVTRが終わり、抽選を行うため、戸賀崎の合図で、各所のステージにチームごとにいたメンバーたちが、メインステージに集まった。また、20人の研究生は、合図以前に既にメインステージにいて、上手に10人、下手に10人に分けられていた。(この分け方や並び順は、運営が研究生予備戦を配慮して意図的に考えられたものかどうかは不明。)<ref name="yobisen">「AKB48 サプライズはありません スペシャルBOX」Disk 4 特典映像より </ref>
* 「[[サプライズはありません]]」のステージにおいて、じゃんけん大会の開催を知らせるVTRが終わり、抽選を行うため、戸賀崎の合図で、各所のステージにチームごとにいたメンバーたちが、メインステージに集まった。また、20人の研究生は、合図以前に既にメインステージにいて、上手に10人、下手に10人に分けられていた。(この分け方や並び順は、運営が研究生予備戦を配慮して意図的に考えられたものかどうかは不明)<ref name="yobisen">「AKB48 サプライズはありません スペシャルBOX」Disk.4 特典映像より </ref>
* 抽選の前に、研究生予備戦が行われた。メインステージにいた研究生は隣にいるメンバーとじゃんけんをし、勝ったメンバーだけが移動せず残り、20人から10人に、さらに、その隣にいる勝ち残ったメンバーとじゃんけんをし、10人から5人に絞られた。最後の5人は、勝ち抜け戦で5人同時にじゃんけんをし、勝ったメンバーから本戦出場が決まっていった。(下記の表の番号は、その抜けた順番で、最後は藤田の1人負けだったため、③が2人いる。)<ref name="yobisen"></ref>
* 抽選の前に、研究生予備戦が行われた。メインステージにいた研究生は隣にいるメンバーとじゃんけんをし、勝ったメンバーだけが移動せず残り、20人から10人に、さらに、その隣にいる勝ち残ったメンバーとじゃんけんをし、10人から5人に絞られた。最後の5人は、勝ち抜け戦で5人同時にじゃんけんをし、勝ったメンバーから本戦出場が決まっていった。(下記の表の番号は、その抜けた順番で、最後は藤田の1人負けだったため、③が2人いる。)<ref name="yobisen"></ref>
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
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:「『先輩後輩に関係なく、ガチでやれ』と指示しています。それに、じゃんけんは気の使いようもない。多分、そういうこと(けん制や遠慮)は一切なく、本当にガチで戦えると思う」
:「『先輩後輩に関係なく、ガチでやれ』と指示しています。それに、じゃんけんは気の使いようもない。多分、そういうこと(けん制や遠慮)は一切なく、本当にガチで戦えると思う」
:―全く無名の子がセンターに立つ可能性もあります。怖さもあるのではないでしょうか?
:―全く無名の子がセンターに立つ可能性もあります。怖さもあるのではないでしょうか?
:「不安や怖さはない。あるのは期待です。AKB48というのは、ドキュメンタリーなんです。すべてさらけ出して、成長を見守ってもらうのが、進化系アイドルのコンセプト。(無名な子がセンターに立つようなら)それはそれで2010年の『じゃんけん選抜メンバー』ということで面白いと思う」<ref>スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100817-OHT1T00012.htm</ref>
:「不安や怖さはない。あるのは期待です。AKB48というのは、ドキュメンタリーなんです。すべてさらけ出して、成長を見守ってもらうのが、進化系アイドルのコンセプト。(無名な子がセンターに立つようなら)それはそれで2010年の『じゃんけん選抜メンバー』ということで面白いと思う」<ref name="hochiOHT1T00012">[http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100817-OHT1T00012.htm] - スポーツ報知(リンク切れ)</ref>
:―センターは華やかなポジションではあるが、バッシングを受けるなど一番辛いポジションでもある。もしセンターになった子が「私はやりたくない」と言った場合はどうするのか?
:―センターは華やかなポジションではあるが、バッシングを受けるなど一番辛いポジションでもある。もしセンターになった子が「私はやりたくない」と言った場合はどうするのか?
:「辞退は無しですね。そういう面でも今回のイベントで、メンバーには成長してくれるかなと期待しているんです。じゃんけんは平等ですが、自分がセンターになる(しなければならない)という可能性も平等にある。たぶん優子も相当なプレッシャーだったと思います。前田もそういうプレッシャーの中で何作もセンターをやってきた訳です。まだセンターに立った事がないメンバーが、優子や前田の苦しさを共有できたら、とても意味のあること」
:「辞退は無しですね。そういう面でも今回のイベントで、メンバーには成長してくれるかなと期待しているんです。じゃんけんは平等ですが、自分がセンターになる(しなければならない)という可能性も平等にある。たぶん優子も相当なプレッシャーだったと思います。前田もそういうプレッシャーの中で何作もセンターをやってきた訳です。まだセンターに立った事がないメンバーが、優子や前田の苦しさを共有できたら、とても意味のあること」
:―19thシングルはどんな曲になるのか?
:―19thシングルはどんな曲になるのか?
:「今、曲の候補を集めていますが、歌うメンバーのヒントがまったく無いので頭が痛いですよ。アイドル曲にして大人っぽいメンバーが集まったら変ですし、逆に大人っぽい曲にして年少メンバーになるかもしれない。今回はさすがに何曲か用意するかも知れません」<ref name="janken">『AKB48 [[じゃんけん選抜]] 公式ガイドブック』</ref>
:「今、曲の候補を集めていますが、歌うメンバーのヒントがまったく無いので頭が痛いですよ。アイドル曲にして大人っぽいメンバーが集まったら変ですし、逆に大人っぽい曲にして年少メンバーになるかもしれない。今回はさすがに何曲か用意するかも知れません」<ref name="jankenguide">光文社「AKB48 じゃんけん選抜公式ガイドブック」秋元康インタビューより。</ref>
*[[指原莉乃]] 「お祭り。ファンの人も『おい!』みたいなマジにならないで欲しい。笑いで終われるようなね」。[[北原里英]] 「イベントとしてですよね」。[[大家志津香]] 「楽しくやりたね」。[[峯岸みなみ]] 「どっちが勝っても『おぉ』ってなって欲しい」。[[河西智美]] 「『えー』とか、そいうのは無し」<ref>[[明日までもうちょっと。]]』2010年9月20日</ref>
*[[指原莉乃]] 「お祭り。ファンの人も『おい!』みたいなマジにならないで欲しい。笑いで終われるようなね」。[[北原里英]] 「イベントとしてですよね」。[[大家志津香]] 「楽しくやりたね」。[[峯岸みなみ]] 「どっちが勝っても『おぉ』ってなって欲しい」。[[河西智美]] 「『えー』とか、そいうのは無し」<ref name="asu20100920">文化放送「[[明日までもうちょっと。]]」2010年9月20日放送分より。</ref>


== 本戦出場メンバー紹介 ==
== 本戦出場メンバー紹介 ==
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