「AKB48のオーディション」の版間の差分

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(一部表記修正(「渡辺志穂」→「渡邊志穂」、「AKB」→「AKB48」、高橋みなみの卒業予定など)、画像挿入(あやなんが完全にネタ画像に…w))
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==1期生==
==1期生==
[[ファイル:10周年記念_チームA.jpg|280px|thumb|「[[AKB48劇場オープン10周年記念祭]]」に来場した1期生(1.5期生の[[篠田麻里子]]も含む)<small>(一部画像加工済)</small>。]]
*'''オーディション'''
*'''オーディション'''
:第一次審査(書類選考):応募総数7,924名
:第一次審査(書類選考):応募総数7,924名
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*合格者
*合格者
:2005年12月8日デビュー
:2005年12月8日デビュー
:20名。[[板野友美]]、[[宇佐美友紀]]、[[浦野一美]]([[SDN48]]へ移籍)、[[大江朝美]]、[[大島麻衣]]、[[折井あゆみ]]、[[川崎希]]、[[小嶋陽菜]]、[[駒谷仁美]](卒業後、SDN48へ加入)、[[佐藤由加理]](SDN48へ移籍)、[[高橋みなみ]]、[[戸島花]](卒業後、SDN48へ加入)、[[中西里菜]]、[[成田梨紗]]、[[平嶋夏海]]、[[星野みちる]]、[[前田敦子]]、[[増山加弥乃]]、[[峯岸みなみ]]、[[渡辺志穂]]
:20名。[[板野友美]]、[[宇佐美友紀]]、[[浦野一美]]([[SDN48]]へ移籍)、[[大江朝美]]、[[大島麻衣]]、[[折井あゆみ]]、[[川崎希]]、[[小嶋陽菜]]、[[駒谷仁美]](卒業後、SDN48へ加入)、[[佐藤由加理]](SDN48へ移籍)、[[高橋みなみ]]、[[戸島花]](卒業後、SDN48へ加入)、[[中西里菜]]、[[成田梨紗]]、[[平嶋夏海]]、[[星野みちる]]、[[前田敦子]]、[[増山加弥乃]]、[[峯岸みなみ]]、[[渡邊志穂]]
*主な不合格者
*主な不合格者
:[[篠田麻里子]](48カフェ店員を経て、2006年1月にサプライズ加入)、[[大堀恵]]、[[柏木由紀]]、[[小林香菜]]、[[宮澤佐江]]
:[[篠田麻里子]](48カフェ店員を経て、2006年1月にサプライズ加入)、[[大堀恵]]、[[柏木由紀]]、[[小林香菜]]、[[宮澤佐江]]
*概説
*概説
:AKB48のオープニングメンバー。デビュー時は平均年齢16.4歳で、当時の最年少は増山の11歳と若いメンバーが多かった。今や国民的アイドルとも呼ばれるAKB48だが、当時のAKB48は人気も知名度もなく、彼女たちもAKB48になりたくて入ったのではなく、「歌手」や「女優」などのそれぞれの夢を持って芸能界へと足を踏み入れた子ばかり<ref>[http://npn.co.jp/article/detail/03847129/ AKB48 主要メンバーが次々と卒業か?] - リアルライブ 2011年1月11日</ref>。現在では「正規メンバー」とも呼ばれ、このメンバーは、後に「初代[[チームA]]」として活動することになったが、当時はあくまで「レッスン生」扱いであり<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10011565302.html 成長] - AKB48オフィシャルブログ 2006年4月20日</ref>、AKB48から卒業し、一人でデビューしてこそ一人前というシステムだった。しかしながら、選抜回数を見れば分かる通り、AKB48の“中核”を担っているメンバーであった。このため、なかなかそれぞれの目指す道へと進めないのも事実であり、{{要出典|範囲=[[秋元康]]は高橋みなみが「[[キャプテン]]」、前田敦子が「[[エース]]」というのがAKB48の図式と明言しており、「卒業はさせない」とまで言われていた。}}2人の代わりを務められる者が現われなければ、それぞれの夢に向かって進む事は出来ない。また後輩の中に、いつまで経ってもこの初期のメンバーを超える逸材が現れないのも、AKB48というグループにとっては深刻な問題とされていた。
:AKB48のオープニングメンバー。デビュー時は平均年齢16.4歳で、当時の最年少は増山の11歳と若いメンバーが多かった。今や国民的アイドルとも呼ばれるAKB48だが、当時のAKB48は人気も知名度もなく、彼女たちもAKB48になりたくて入ったのではなく、「歌手」や「女優」などのそれぞれの夢を持って芸能界へと足を踏み入れた子ばかり<ref>[http://npn.co.jp/article/detail/03847129/ AKB48 主要メンバーが次々と卒業か?] - リアルライブ 2011年1月11日</ref>。現在では「正規メンバー」とも呼ばれ、このメンバーは、後に「初代[[チームA]]」として活動することになったが、当時はあくまで「レッスン生」扱いであり<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10011565302.html 成長] - AKB48オフィシャルブログ 2006年4月20日</ref>、AKB48から卒業し、一人でデビューしてこそ一人前というシステムだった。しかしながら、選抜回数を見れば分かる通り、AKB48の“中核”を担っているメンバーであった。このため、なかなかそれぞれの目指す道へと進めないのも事実であり、{{要出典|範囲=[[秋元康]]は高橋みなみが「[[キャプテン]]」、前田敦子が「[[エース]]」というのがAKB48の図式と明言しており、「卒業はさせない」とまで言われていた。}}2人の代わりを務められる者が現われなければ、それぞれの夢に向かって進む事は出来ない。また後輩の中に、いつまで経ってもこの初期のメンバーを超える逸材が現れないのも、AKB48というグループにとっては深刻な問題とされていた。
:現実的に、前田、板野、1.5期生として加入した篠田といった選抜常連のメンバーも含めて相次いで卒業し、2015年11月現在で残る現役メンバーは小嶋、高橋、峯岸の3人のみとなった。このうち、峯岸は2012年に一時[[研究生]]へ降格した経験がある。また、高橋は2015年12月8日の劇場10周年を目途に卒業することを発表しており、残りの2人の去就も注目されている。
:現実的に、前田、板野、1.5期生として加入した篠田といった選抜常連のメンバーも含めて相次いで卒業し、2015年11月現在で残る現役メンバーは小嶋、高橋、峯岸の3人のみとなった。このうち、峯岸は2012年に一時[[研究生]]へ降格した経験がある。また、高橋は2015年12月8日の劇場10周年を目途に卒業することを発表しており(12月以降はAKB48としては一線を退き、その後、2016年3月に卒業する予定)、残りの2人の去就も注目されている。


==2期生==
==2期生==
[[ファイル:10周年記念_チームK.jpg|280px|thumb|「[[AKB48劇場オープン10周年記念祭]]」に来場した2期生。]]
*'''オーディション'''
*'''オーディション'''
:第一次審査(書類選考):応募総数11,892名、合格者131名
:第一次審査(書類選考):応募総数11,892名、合格者131名
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==3期生==
==3期生==
[[ファイル:10周年記念_チームB.jpg|280px|thumb|「[[AKB48劇場オープン10周年記念祭]]」に来場した3期生。]]
*'''オーディション'''
*'''オーディション'''
:第一次審査(書類選考):応募総数12,828名、合格者134名<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10020523930.html チームBオーディション] - AKB48オフィシャルブログ 2006年11月25日</ref>
:第一次審査(書類選考):応募総数12,828名、合格者134名<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10020523930.html チームBオーディション] - AKB48オフィシャルブログ 2006年11月25日</ref>
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:[[鬼頭桃菜]]、[[惣田紗莉渚]]
:[[鬼頭桃菜]]、[[惣田紗莉渚]]
*概説
*概説
:採用されたメンバーのうち、小原は劇場カフェスタッフとして働いていた経験がある。2007年に研究生として加入し、当時は[[ひまわり組]]公演が行われていたが、レッスンに参加していたのは、宮崎、近野、小原の3人だけだった。劇場デビューが最も早かったのも近野と小原。また近野は研究生時代に所属事務所(イトーカンパニーリセ)が決まり、移籍もしている。メンバーの中で、研究生から正規メンバーへ昇格したのは、2008年に入り宮崎が最速で、北原、指原、仁藤、小原、中塚、近野と続き、翌2010年の[[組閣#2009年|組閣]]後新体制で石田、内田が最後に昇格を果たした。
:採用されたメンバーのうち、小原は劇場カフェスタッフとして働いていた経験がある。2007年に研究生として加入し、当時は[[ひまわり組]]公演が行われていたが、レッスンに参加していたのは、宮崎、近野、小原の3人だけだった。劇場デビューが最も早かったのも近野と小原。また近野は研究生時代に所属事務所(イトーカンパニーリセ)が決まり、移籍もしている。メンバーの中で、研究生から正規メンバーへ昇格したのは、2008年に入り宮崎が最速で、北原、指原、仁藤、小原、中塚、近野と続き、翌2010年の[[組閣#2009年|組閣]]後新体制で石田、内田が最後に正規メンバーへの昇格を果たした。
:当時、選抜回数は4期生に比べ格段に多く3期生に迫る勢いであり、そのため、5期生が”次世代エース”を担う世代とも呼ばれた(''[[エース]]''も参照)。これを象徴する出来事として、2008年に行われた夏のコンサート「[[ライブDVDは出るだろうけど、やっぱり生に限るぜ! AKB48夏祭り|AKB48夏祭り]]」が挙げられる。このコンサートで『ガラスの I LOVE YOU』を担当したのが北原、宮崎、指原、仁藤の5期生。ファンの間では、歴代最強の『ガラス~』と呼ばれ、4人のファン人気があがる。続いて、スターデジオで放送されていた「[[AKB48の全力で聴かなきゃダメじゃん!!]]」の第2期レギュラーに、前述の4人が起用されることは決まり、さらにここから、北原、宮崎、指原がシングル曲の選抜メンバー入りするなど、いわゆる「推され路線」に入ったと思われた。
:当時、選抜回数は4期生に比べ格段に多く3期生に迫る勢いであり、そのため、5期生が”次世代エース”を担う世代とも呼ばれた(''[[エース]]''も参照)。これを象徴する出来事として、2008年に行われた夏のコンサート「[[ライブDVDは出るだろうけど、やっぱり生に限るぜ! AKB48夏祭り|AKB48夏祭り]]」が挙げられる。このコンサートで『ガラスの I LOVE YOU』を担当したのが北原、宮崎、指原、仁藤の5期生。ファンの間では、歴代最強の『ガラス~』と呼ばれ、4人のファン人気があがる。続いて、スターデジオで放送されていた「[[AKB48の全力で聴かなきゃダメじゃん!!]]」の第2期レギュラーに、前述の4人が起用されることは決まり、さらにここから、北原、宮崎、指原がシングル曲の選抜メンバー入りするなど、いわゆる「推され路線」に入ったと思われた。
:しかし、同期の中でも格差が生まれる様になる。2009年に行われた[[第1回総選挙]]では、シングル選抜入りした北原、宮崎に対し、指原はアンダーガールズに留まり、仁藤は圏外。一時的ではあるが、指原はその後のシングル選抜から外れるなど、干されるようになる。翌2010年の[[第2回総選挙]]では、北原、宮崎、指原が選抜入りする。同年春に北原と指原が太田プロダクションへ移籍、これに前後して指原はブログ投稿などを機にブレイクを果たし、北原も単独番組レギュラーやドラマ出演などソロとしての仕事が充実する様になった。その後、指原、北原はそれぞれ姉妹グループへ移籍することとなったが、指原は2回([[第5回総選挙|第5回]]、[[第7回総選挙|第7回]])の総選挙で1位となり、北原は一時低迷したものの、NGT48キャプテンとして移籍したことで、いずれもAKB48グループの中核を担うメンバーとなっている。その一方で宮崎は総選挙でも圏外に陥落するなど、明暗を分ける様になった。
:しかし、同期の中でも格差が生まれる様になる。2009年に行われた[[第1回総選挙]]では、シングル選抜入りした北原、宮崎に対し、指原はアンダーガールズに留まり、仁藤は圏外。一時的ではあるが、指原はその後のシングル選抜から外れるなど、干されるようになる。翌2010年の[[第2回総選挙]]では、北原、宮崎、指原が選抜入りする。同年春に北原と指原が太田プロダクションへ移籍、これに前後して指原はブログ投稿などを機にブレイクを果たし、北原も単独番組レギュラーやドラマ出演などソロとしての仕事が充実する様になった。その後、指原、北原はそれぞれ姉妹グループへ移籍することとなったが、指原は2回([[第5回総選挙|第5回]]、[[第7回総選挙|第7回]])の総選挙で1位となり、北原は一時低迷したものの、NGT48キャプテンとして移籍したことで、いずれもAKB48グループの中核を担うメンバーとなっている。その一方で宮崎は総選挙でも圏外に陥落するなど、明暗を分ける様になった。
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:[[石黒莉美]]、[[上遠野瑞穂]]、[[鈴木紫帆里]]、[[鈴木まりや]]、[[中村麻里子]]、[[松井咲子]]
:[[石黒莉美]]、[[上遠野瑞穂]]、[[鈴木紫帆里]]、[[鈴木まりや]]、[[中村麻里子]]、[[松井咲子]]
*概説
*概説
:オーディション合格は4人。その中でも正規メンバーに昇格出来たのは高城と野中の2人と非常に少ない。高城は、公演デビューから昇格までの最速記録も持っている反面、野中が昇格したのは、翌2010年の[[組閣#2009年|組閣]]後新体制によるものである。6期生として選抜に選ばれたのは全て高城であった。しかしその高城も初めて選抜入りしたのは16thシングルの『[[ポニーテールとシュシュ]]』で、2008年12月の昇格からは、かなり時間がかかっている。なお、5期生は昇格から2ヶ月ほどで初選抜となっている。高城は[[第3回総選挙]]での第13位は、4期メンバー以降では当時最高位でもあった。しかし、高城も2012年にJKT48へ移籍。翌2013年4月からはAKB48兼任(大組閣体制以降はAKB48専任)する形となったが、シングル選抜でも外れ、総選挙でも順位を落とす様になった。
:オーディション合格は4人。その中でも正規メンバーへ昇格出来たのは高城と野中の2人と非常に少ない。高城は、公演デビューから昇格までの最速記録も持っている反面、野中が昇格したのは、翌2010年の[[組閣#2009年|組閣]]後新体制によるものである。6期生として選抜に選ばれたのは全て高城であった。しかしその高城も初めて選抜入りしたのは16thシングルの『[[ポニーテールとシュシュ]]』で、2008年12月の昇格からは、かなり時間がかかっている。なお、5期生は昇格から2ヶ月ほどで初選抜となっている。高城は[[第3回総選挙]]での第13位は、4期メンバー以降では当時最高位でもあった。しかし、高城も2012年にJKT48へ移籍。翌2013年4月からはAKB48兼任(大組閣体制以降はAKB48専任)する形となったが、シングル選抜でも外れ、総選挙でも順位を落とす様になった。
:2015年11月現在、現役メンバーは高城のみである。
:2015年11月現在、現役メンバーは高城のみである。


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*概説
*概説
:4期から6期までの研究生と比べ、採用から約半年後の「[[AKB104選抜メンバー組閣祭り]]」で当時の在籍メンバー全員の昇格が発表され、翌2010年に昇格。7期生は短期間で正規メンバーに昇格するなど、岩佐の言葉を借りるなら「非常にラッキーだった」世代と言われる。
:4期から6期までの研究生と比べ、採用から約半年後の「[[AKB104選抜メンバー組閣祭り]]」で当時の在籍メンバー全員の昇格が発表され、翌2010年に昇格。7期生は短期間で正規メンバーに昇格するなど、岩佐の言葉を借りるなら「非常にラッキーだった」世代と言われる。
:[[研究生]]の時に選抜メンバーに選ばれた小森や、海外公演やメディア露出にも頻繁に呼ばれる前田亜美や佐藤すみれ。元3期生で旧チームBのエース格として活動していた菊地。篠田に次いで、サムデイへAKB48メンバーとしての事務所移籍を果たし、コンサートではソロピアノ演奏を任された松井咲子など、今後のAKBを担っていくであろう素材が揃っていると言われていた。
:[[研究生]]の時に選抜メンバーに選ばれた小森や、海外公演やメディア露出にも頻繁に呼ばれる前田亜美や佐藤すみれ、元3期生で旧チームBのエース格として活動していた菊地、篠田に次いで、サムデイへAKB48メンバーとしての事務所移籍を果たし、コンサートではソロピアノ演奏を任された松井咲子など、今後のAKB48を担っていくであろう素材が揃っていると言われていた。
:その反面、2012年1月23日号の講談社「週刊プレイボーイ」では、当時の7期生全員が集まり「緊急サミット」と銘打った対談企画が行われた。そこでは、本人たちによると「7期生にスポットライトが当たることは少なく、すでに崖っぷちだ」と語った。言い分は「6期以前の研究生みたいに苦労をしていないと思われている」「『組閣祭り』というイベントで早い時期にラッキー昇格したと思われている」「後輩の9期生はデビュー後すぐにテレビ番組のレギュラーを持ち、あっさり自分たちを追い抜いて行った」など、その思いを吐露している。
:その反面、2012年1月23日号の講談社「週刊プレイボーイ」では、当時の7期生全員が集まり「緊急サミット」と銘打った対談企画が行われたが、そこで7期生達からは「7期生にスポットライトが当たることは少なく、すでに崖っぷちだ」と語られている。言い分は「6期以前の研究生みたいに苦労をしていないと思われている」「『組閣祭り』というイベントで早い時期にラッキー昇格したと思われている」「後輩の9期生はデビュー後すぐにテレビ番組のレギュラーを持ち、あっさり自分たちを追い抜いて行った」など、その思いを吐露している。
:そのような状況の中で、鈴木まりやが2012年にSNH48へ移籍。翌2013年4月からはAKB48兼任と形で戻った(大組閣体制以降はAKB48専任)が、海外へ新天地を求める動きもあった。また、岩佐は演歌歌手として、松井もピアノのインストルメンタルアルバムでソロデビューを果たした。
:そのような状況の中で、鈴木まりやが2012年にSNH48へ移籍。翌2013年4月からはAKB48兼任と形で戻った(大組閣体制以降はAKB48専任)が、海外へ新天地を求める動きもあった。また、岩佐は演歌歌手として、松井もピアノのインストルメンタルアルバムでソロデビューを果たした。
:2015年11月現在、現役メンバーは岩佐、鈴木まりや、前田の3名(佐藤はSKE48へ移籍)。
:2015年11月現在、現役メンバーは岩佐、鈴木まりや、前田の3名(佐藤はSKE48へ移籍)。
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:前述の7期生による「緊急サミット」では、9期生について「待遇良すぎ」(佐藤すみれ)「『有吉』が始まったとき、観てられなかった…」(岩佐美咲)と、自身たちの境遇と比べ、恵まれている感想を述べている。また、松井咲子は「誤解して欲しくないのは、9期の子はみんな良い子たちなんですよ。ただ…私達がちょうど谷間だったっていうか、パッとしない存在だったというか…」と9期生をフォローしている。
:前述の7期生による「緊急サミット」では、9期生について「待遇良すぎ」(佐藤すみれ)「『有吉』が始まったとき、観てられなかった…」(岩佐美咲)と、自身たちの境遇と比べ、恵まれている感想を述べている。また、松井咲子は「誤解して欲しくないのは、9期の子はみんな良い子たちなんですよ。ただ…私達がちょうど谷間だったっていうか、パッとしない存在だったというか…」と9期生をフォローしている。
:戸賀崎智信は、2012年の[[第4回総選挙]]後のスポーツニッポンの取材に対し「私の個人的な考えでは次期エース候補は9期生以降のメンバーの中にいる。8期生までがAKBのファーストシーズンで、9期生からセカンドシーズンが始まる」と語っていた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/06/07/kiji/K20120607003414210.html 「次期エースは9期生以降にいる」 次の次の新曲のセンターに注目] - スポーツニッポン 2012年6月7日</ref>。
:戸賀崎智信は、2012年の[[第4回総選挙]]後のスポーツニッポンの取材に対し「私の個人的な考えでは次期エース候補は9期生以降のメンバーの中にいる。8期生までがAKBのファーストシーズンで、9期生からセカンドシーズンが始まる」と語っていた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/06/07/kiji/K20120607003414210.html 「次期エースは9期生以降にいる」 次の次の新曲のセンターに注目] - スポーツニッポン 2012年6月7日</ref>。
:正規メンバーへの昇格については、まず、2010年10月に横山の昇格が発表。これは前月に[[小野恵令奈]]が卒業したことによる欠員補充の意味合いもあったが、昇格発表は2010年6月の「AKB104選抜メンバー組閣祭り」以来、1年2ヶ月ぶりであった。その後、同年12月8日の劇場オープン5周年記念公演で、残っていた8名全員の正規メンバーへの昇格が発表されている。
:正規メンバーへの昇格については、まず、2010年10月に横山の昇格が発表される。これは前月に[[小野恵令奈]]が卒業したことによる欠員補充の意味合いもあったが、昇格発表は2010年6月の「AKB104選抜メンバー組閣祭り」以来、1年2ヶ月ぶりであった。その後、同年12月8日の劇場オープン5周年記念公演で、残っていた8名全員の正規メンバーへの昇格が発表されている。
:「恵まれている」と言われていた9期であったが、実態は異なっていた。全員が正規メンバーへの昇格が発表されたが、チームKに配属された横山を除き、劇場オープン5周年記念で発表された8名は、単に「'''昇格'''」とだけ発表されただけで、配属される「チーム」の発表はされなかった。さらに翌2011年1月11日のオフィシャルブログで戸賀崎は「配属先が決まるまでは扱いは、現状通り研究生となります」との見解を出している<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10765331122.html 先日の支配人部屋] - AKB48オフィシャルブログ 2011年1月11日</ref>。つまり「昇格は内定しているが、立場は研究生」という中途半端なポジションに置かれる。8期生の際に問題となった「正規チームに空き枠は無く、研究生は昇格できない」という状況は、まったく解決していなかった。9期生はこの状態を、半年以上も続けることになる。そして2011年6月、運営側が出した苦肉の策は、9期生と10期生の昇格内定2名を合わせた計10名で「[[チーム4]]」を結成するという、新チームの創設発表であった(詳細は''[[アンダーメンバー#経緯]]''を参照)。
:「恵まれている」と言われていた9期であったが、実態は異なっていた。全員が正規メンバーへの昇格が発表されたが、チームKに配属された横山を除き、劇場オープン5周年記念で発表された8名は、単に「'''正規メンバーへ昇格'''」とだけ発表されただけで、配属される「チーム」の発表はされなかった。さらに翌2011年1月11日のオフィシャルブログで戸賀崎は「配属先が決まるまでは扱いは、現状通り研究生となります」との見解を出している<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10765331122.html 先日の支配人部屋] - AKB48オフィシャルブログ 2011年1月11日</ref>。つまり「昇格は内定しているが、立場は研究生」という中途半端なポジションに置かれる。8期生の際に問題となった「正規チームに空き枠は無く、研究生は昇格できない」という状況は、まったく解決していなかった。9期生はこの状態を、半年以上も続けることになる。そして2011年6月、運営側が出した苦肉の策は、9期生と10期生の昇格内定2名を合わせた計10名で「[[チーム4]]」を結成するという、新チームの創設発表であった(詳細は''[[アンダーメンバー#経緯]]''を参照)。
:さらに9期の中でも、格差が出始めていた。最初は出番が少なかった横山は、チームKに昇格したあとは、選抜入りやユニットデビュー、総選挙での躍進など華々しい道を登り続け、一時、同期の中で独り勝ちの状態となった。逆に大場は、チーム4のキャプテンに就任したものの、これに前後して過去のプロフ流出騒動により、キャプテンの辞任と活動を謹慎することとなった(その後、活動復帰)。また、大場とほぼ同時期に、過去のプロフ流出騒動が起きていた森も活動を辞退{{注釈|公式発表は「腰痛のため」<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11005822810.html 【お知らせ】] - AKB48オフィシャルブログ 2011年9月20日</ref>であった。}}している。2011年10月、9期が中心となったチーム4が劇場公演を開始。センターは島崎が担当し、これに並行してドラマ・CM・バラエティ番組なども選抜メンバーを一緒にこなすなど、一時期干されていた島崎が推されるようになっていた。その後、2012年8月の[[組閣#2012年|組閣]]ではチーム4が解体され、それぞれA・K・Bの3チームへ再編されており、終始安定した活動を続けている横山を除いて、依然として不安定な立場であった。
:さらに9期の中でも、格差が出始めていた。最初は出番が少なかった横山は、チームKに昇格したあとは、選抜入りやユニットデビュー、総選挙での躍進など華々しい道を登り続け、一時、同期の中で独り勝ちの状態となった。逆に大場は、チーム4のキャプテンに就任したものの、これに前後して過去のプロフ流出騒動により、キャプテンの辞任と活動を謹慎することとなった(その後、活動復帰)。また、大場とほぼ同時期に、過去のプロフ流出騒動が起きていた森も活動を辞退{{注釈|公式発表は「腰痛のため」<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11005822810.html 【お知らせ】] - AKB48オフィシャルブログ 2011年9月20日</ref>であった。}}している。2011年10月、9期が中心となったチーム4が劇場公演を開始。センターは島崎が担当し、これに並行してドラマ・CM・バラエティ番組なども選抜メンバーを一緒にこなすなど、一時期干されていた島崎が推されるようになっていた。その後、2012年8月の[[組閣#2012年|組閣]]ではチーム4が解体され、それぞれA・K・Bの3チームへ再編されており、終始安定した活動を続けている横山を除いて、依然として不安定な立場であった。
:現在はAKB48の中でも中軸を担いつつある世代となっている。横山は篠田卒業後のチームA(大組閣体制後はチームK)キャプテンに就任。さらに卒業を発表した高橋みなみから「AKB48グループ総監督」の後継指名を受けた。島崎は[[第3回じゃんけん大会]]で優勝しセンターを獲得。選抜常連となり、総選挙でも上位にランクインする様になった。また、横山に加え、大場、中村、島田はキャプテン(副キャプテン)に就任し、チームの司令塔として活動。他のメンバーも、バラエティを中心にソロの仕事が増加するなど多方面で露出が増えている。
:現在はAKB48の中でも中軸を担いつつある世代となっている。横山は篠田卒業後のチームA(大組閣体制後はチームK)キャプテンに就任。さらに卒業を発表した高橋みなみから「AKB48グループ総監督」の後継指名を受けた。島崎は[[第3回じゃんけん大会]]で優勝しセンターを獲得。選抜常連となり、総選挙でも上位にランクインする様になった。また、横山に加え、大場、中村、島田はキャプテン(副キャプテン)に就任し、チームの司令塔として活動。他のメンバーも、バラエティを中心にソロの仕事が増加するなど多方面で露出が増えている。
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:[[茂木忍]]
:[[茂木忍]]
*概説
*概説
:2010年6月のセレクション審査に通過し、AKB48の[[研究生]]となった世代。最速の昇格となったのが仲俣、続いて市川、入山、阿部、加藤の順に昇格し(旧)チーム4の一員になった。その後、伊豆田、小林茉里奈、藤田が最後に昇格を果たすが、正式にチームに配属されたのは2012年の[[組閣#2012年|組閣]]で、それまでは「チーム未定」とされた(前述の9期とほぼ同様のケース)。
:2010年6月のセレクション審査に通過し、AKB48の[[研究生]]となった世代。最速で正規メンバーへ昇格したのが仲俣、続いて市川、入山、阿部、加藤の順に昇格し(旧)チーム4の一員になった。その後、伊豆田、小林茉里奈、藤田が最後に昇格を果たすが、正式にチームに配属されたのは2012年の[[組閣#2012年|組閣]]で、それまでは「チーム未定」とされた(前述の9期とほぼ同様のケース)。
:この中では、入山、加藤がユニット「アンリレ」の一員に抜擢され、また、市川はバラエティ出演などで知名度を挙げている。また、2015年の[[第6回じゃんけん大会]]では、第1回優勝の内田眞由美と同じく「非選抜メンバー」であった藤田が優勝し、ソロデビュー権利を獲得。もっとも、藤田は舞台出演などソロ仕事は増加しているが、AKB48としての選抜経験がないだけにかつての内田を彷彿とさせる。
:この中では、入山、加藤がユニット「アンリレ」の一員に抜擢され、また、市川はバラエティ出演などで知名度を挙げている。また、2015年の[[第6回じゃんけん大会]]では、第1回優勝の内田眞由美と同じく「非選抜メンバー」であった藤田が優勝し、ソロデビュー権利を獲得。もっとも、藤田は舞台出演などソロ仕事は増加しているが、AKB48としての選抜経験がないだけにかつての内田を彷彿とさせる。
:2015年10月現在、現役メンバーは阿部、藤田、入山、伊豆田、加藤の5名(市川はNMB48へ移籍)。
:2015年10月現在、現役メンバーは阿部、藤田、入山、伊豆田、加藤の5名(市川はNMB48へ移籍)。
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==13期生 ==
==13期生 ==
[[ファイル:10周年記念_13期生.jpg|280px|thumb|「[[AKB48劇場10周年特別記念公演]]」に来場した13期生(この時、現役メンバーの[[篠崎彩奈]]は離席していた)。]]
*'''オーディション'''
*'''オーディション'''
:応募期間:~2011年7月15日
:応募期間:~2011年7月15日
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:[[市川愛美]]、[[大和田南那]]、[[込山榛香]]、[[佐藤妃星]]、[[土保瑞希]]、[[福岡聖菜]]、[[向井地美音]]、[[湯本亜美]]
:[[市川愛美]]、[[大和田南那]]、[[込山榛香]]、[[佐藤妃星]]、[[土保瑞希]]、[[福岡聖菜]]、[[向井地美音]]、[[湯本亜美]]
*仮研究生
*仮研究生
:[[大川莉央]]、[[達家真姫宝]]、[[飯野雅]]、[[谷口めぐ]]、[[荻野由佳]]<ref>[http://7gogo.jp/tatsuya-makiho/9271 達家 真姫宝(AKB)のトーク] - 755 2015年2月28日</ref>
:[[大川莉央]]、[[達家真姫宝]]、[[飯野雅]]、[[谷口めぐ]]、[[荻野由佳]](その後、バイトAKBを経て、[[第2回ドラフト会議]]で[[NGT48]]へ加入)<ref>[http://7gogo.jp/tatsuya-makiho/9271 達家 真姫宝(AKB)のトーク] - 755 2015年2月28日</ref>
*主な不合格者
*主な不合格者
:[[田北香世子]]
:[[田北香世子]]