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「'''[[エース]]'''」とは、[[AKB48]]メンバーのトップに立つ者。「AKB48の顔」となり活動。
「'''[[エース]]'''」とは、[[AKB48]]メンバーのトップに立つ者。「AKB48の顔」となり活動。


格差社会とも呼ばれるほどAKBには厳しいヒエラルキーがあるが、その一番上に立っている者がエース。決めるのは総合プロデューサー[[秋元康]]で、結成初期からそのポジションにいるのは[[前田敦子]]。


*格差社会とも呼ばれるほどAKBには厳しいヒエラルキーがあるが、その一番上に立っている者がエース。決めるのは総合プロデューサー[[秋元康]]で、結成初期からそのポジションにいるのは[[前田敦子]]。
== 「次世代エース」と「世代交代」 ==
== 「次世代エース」と「世代交代」 ==
「次世代エース」というのは、ここ最近頻繁に使われる様になった言葉。AKBは結成初期から前田がエースとして引っ張ってきたが、すでに活動6年目。メンバーの大半が二十歳を超えるようになり、世代交代の先送りも、もう限界だとされている。<br>
「次世代エース」というのは、ここ最近頻繁に使われる様になった言葉。AKBは結成初期から前田がエースとして引っ張ってきたが、すでに活動6年目。メンバーの大半が二十歳を超えるようになり、世代交代の先送りも、もう限界だとされている。<br>
そもそもAKBは「通過点」であり、メンバーは卒業してからそれぞれの夢へと進んでいくというのが基本コンセプトの一つだった。前田本人も当初から、将来は「女優になりたい」とずっと語っており、そこで今のAKBには、前田に代わって引っ張っていく“次のエース”となるメンバーが必要とされている。<br>
そもそもAKBは「通過点」であり、メンバーは卒業してからそれぞれの夢へと進んでいくというのが基本コンセプトの一つだった。前田本人も当初から、将来は「女優になりたい」とずっと語っており、そこで今のAKBには、前田に代わって引っ張っていく“次のエース”となるメンバーが必要とされている。<br>
ちなみに[[第2回総選挙]]では、前田を抑えて[[大島優子]]が1位を獲得し、AKB48センターの座を獲得。当時マスコミなどで「政権交代が起こった」という様な誤った報道がなされてしまった為、混乱しているファンも多いが、<ref name="ex_notetext_1">AKB48新曲のセンターは前田敦子 「総選挙何のためだった」ファンが反発</ref>これはファンが選んだ次の新曲1曲のみの限定的なケースであって、[[秋元康]]が大島をエースと認めた訳ではない。選挙後、秋元は「あれは誤報」とキッチリ否定しており、<ref name="ex_notetext_2">『BUBKA』 2010年9月号</ref>今でも前田の事を「現エース」と呼んでいます。<ref name="ex_notetext_3">『AKB48 じゃんけん大会 総集号』</ref>つまり“世代交代”などは起こっていません。シングルのセンターも既に前田に戻っています。<ref name="ex_notetext_4">選挙の次に当たる18thでは運営も気を遣ったのか、7人が担当。19thはじゃんけんで決めるというイベント用。20th以降はすべて前田に戻っている。</ref><br>
ちなみに[[第2回総選挙]]では、前田を抑えて[[大島優子]]が1位を獲得し、AKB48センターの座を獲得。当時マスコミなどで「政権交代が起こった」という様な誤った報道がなされてしまった為、混乱しているファンも多いが、<ref name="ex_notetext_1">AKB48新曲のセンターは前田敦子 「総選挙何のためだった」ファンが反発</ref>これはファンが選んだ次の新曲1曲のみの限定的なケースであって、[[秋元康]]が大島をエースと認めた訳ではない。選挙後、秋元は「あれは誤報」とキッチリ否定しており、<ref name="ex_notetext_2">『BUBKA』 2010年9月号</ref>今でも前田の事を「現エース」と呼んでいます。<ref name="ex_notetext_3">『AKB48 じゃんけん大会 総集号』</ref>つまり“世代交代”などは起こっていません。シングルのセンターも既に前田に戻っています。<ref name="ex_notetext_4">選挙の次に当たる18thでは運営も気を遣ったのか、7人が担当。19thはじゃんけんで決めるというイベント用。20th以降はすべて前田に戻っている。</ref><br>
そもそも大島と前田はデビューに4ヶ月ほどしか差はなく、さらに年齢も24歳と高く、前田と同じく女優への道を希望しています。次世代のエースとはなり得ないのはないかという意見もあります。では「次世代エース」の候補とされているのは一体誰なのか。
そもそも大島と前田はデビューに4ヶ月ほどしか差はなく、さらに年齢も24歳と高く、前田と同じく女優への道を希望しています。次世代のエースとはなり得ないのはないかという意見もあります。では「次世代エース」の候補とされているのは一体誰なのか。


=== 候補として名前の挙がっているメンバー ===
=== 候補として名前の挙がっているメンバー ===
*まず、完璧なアイドル性から高いファン人気を持つ[[渡辺麻友]]。渡辺は3[[期生]]と古い方だが、まだ年齢は若いため有望視されています。秋元もエース候補の一人であると語っています。<ref name="ex_notetext_3">『AKB48 じゃんけん大会 総集号』</ref>
*まず、完璧なアイドル性から高いファン人気を持つ[[渡辺麻友]]。渡辺は3[[期生]]と古い方だが、まだ年齢は若いため有望視されています。秋元もエース候補の一人であると語っています。<ref name="ex_notetext_3">『AKB48 じゃんけん大会 総集号』</ref>
*次に5期生の中から、北原、宮崎、指原など。[[研究生]]というのは、あまり良い扱いを受けてきませんでしたが、一部のメンバーはかなり優遇されており、運営から期待を受けています。最初に、まず雑誌などで「次世代エース」という様な紹介をされました。指原は特殊な経歴で、最初は推され、次に干され、2010年に再び推され、ついにブレイクしました。メンバーでは唯一冠番組を持っています。秋元も「北原」と「指原」の名前は次期エースの中に入れています。<ref name="ex_notetext_5">『AKB48総選挙 公式ガイドブック2011』</ref>宮崎は、デビュー当時はこの2人より推されていましたが、後に選抜メンバーからも外される様になり、エース候補から外されたという見方が強いです。<br>
*次に5期生の中から、北原、宮崎、指原など。[[研究生]]というのは、あまり良い扱いを受けてきませんでしたが、一部のメンバーはかなり優遇されており、運営から期待を受けています。最初に、まず雑誌などで「次世代エース」という様な紹介をされました。指原は特殊な経歴で、最初は推され、次に干され、2010年に再び推され、ついにブレイクしました。メンバーでは唯一冠番組を持っています。秋元も「北原」と「指原」の名前は次期エースの中に入れています。<ref name="ex_notetext_5">『AKB48総選挙 公式ガイドブック2011』</ref>宮崎は、デビュー当時はこの2人より推されていましたが、後に選抜メンバーからも外される様になり、エース候補から外されたという見方が強いです。<br>
また、秋元とは対照的に、劇場支配人の[[戸賀崎]]は、5期生は選抜に必要なメンバーではあるとしていますが、センターに立つ器では無いと判断している様です。<ref name="ex_notetext_6">FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref>
*また、秋元とは対照的に、劇場支配人の[[戸賀崎]]は、5期生は選抜に必要なメンバーではあるとしていますが、センターに立つ器では無いと判断している様です。<ref name="ex_notetext_6">FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref>
*6期生からは、[[高城亜樹]]。研究生から最速で正規メンバーに昇格したという記録を持っています。秋元も<ref name="ex_notetext_5">『AKB48総選挙 公式ガイドブック2011』</ref>
*6期生からは、[[高城亜樹]]。研究生から最速で正規メンバーに昇格したという記録を持っています。秋元も<ref name="ex_notetext_5">『AKB48総選挙 公式ガイドブック2011』</ref>
*姉妹グループ[[SKE48]]のエース[[松井珠理奈]]。彼女は、[[AKB48]]のセンターを務めた事があります。それ以降のシングルでも選抜メンバーに選ばれており([[じゃんけん選抜]]は除く)、AKB48メンバーとして活動する事も多いですが、あくまで別のグループのメンバー。SKE結成当初から「SKEとしてAKBを超える」ことを目標と語っており、また本人にAKBへの移籍を希望する意志も無いようです。実際に移籍しても、それまで頑張ってきたAKBメンバーや、ファンも多く敵に回す事になってしまい、プラスになるかどうかははっきり言って未知数です。<ref name="ex_notetext_7">http://npn.co.jp/article/detail/80240491/</ref>
*姉妹グループ[[SKE48]]のエース[[松井珠理奈]]。彼女は、[[AKB48]]のセンターを務めた事があります。それ以降のシングルでも選抜メンバーに選ばれており([[じゃんけん選抜]]は除く)、AKB48メンバーとして活動する事も多いですが、あくまで別のグループのメンバー。SKE結成当初から「SKEとしてAKBを超える」ことを目標と語っており、また本人にAKBへの移籍を希望する意志も無いようです。実際に移籍しても、それまで頑張ってきたAKBメンバーや、ファンも多く敵に回す事になってしまい、プラスになるかどうかははっきり言って未知数です。<ref name="ex_notetext_7">http://npn.co.jp/article/detail/80240491/</ref>

2013年6月29日 (土) 21:57時点における版

エース」とは、AKB48メンバーのトップに立つ者。「AKB48の顔」となり活動。

格差社会とも呼ばれるほどAKBには厳しいヒエラルキーがあるが、その一番上に立っている者がエース。決めるのは総合プロデューサー秋元康で、結成初期からそのポジションにいるのは前田敦子

「次世代エース」と「世代交代」

「次世代エース」というのは、ここ最近頻繁に使われる様になった言葉。AKBは結成初期から前田がエースとして引っ張ってきたが、すでに活動6年目。メンバーの大半が二十歳を超えるようになり、世代交代の先送りも、もう限界だとされている。
そもそもAKBは「通過点」であり、メンバーは卒業してからそれぞれの夢へと進んでいくというのが基本コンセプトの一つだった。前田本人も当初から、将来は「女優になりたい」とずっと語っており、そこで今のAKBには、前田に代わって引っ張っていく“次のエース”となるメンバーが必要とされている。
ちなみに第2回総選挙では、前田を抑えて大島優子が1位を獲得し、AKB48センターの座を獲得。当時マスコミなどで「政権交代が起こった」という様な誤った報道がなされてしまった為、混乱しているファンも多いが、[1]これはファンが選んだ次の新曲1曲のみの限定的なケースであって、秋元康が大島をエースと認めた訳ではない。選挙後、秋元は「あれは誤報」とキッチリ否定しており、[2]今でも前田の事を「現エース」と呼んでいます。[3]つまり“世代交代”などは起こっていません。シングルのセンターも既に前田に戻っています。[4]
そもそも大島と前田はデビューに4ヶ月ほどしか差はなく、さらに年齢も24歳と高く、前田と同じく女優への道を希望しています。次世代のエースとはなり得ないのはないかという意見もあります。では「次世代エース」の候補とされているのは一体誰なのか。

候補として名前の挙がっているメンバー

  • まず、完璧なアイドル性から高いファン人気を持つ渡辺麻友。渡辺は3期生と古い方だが、まだ年齢は若いため有望視されています。秋元もエース候補の一人であると語っています。[3]
  • 次に5期生の中から、北原、宮崎、指原など。研究生というのは、あまり良い扱いを受けてきませんでしたが、一部のメンバーはかなり優遇されており、運営から期待を受けています。最初に、まず雑誌などで「次世代エース」という様な紹介をされました。指原は特殊な経歴で、最初は推され、次に干され、2010年に再び推され、ついにブレイクしました。メンバーでは唯一冠番組を持っています。秋元も「北原」と「指原」の名前は次期エースの中に入れています。[5]宮崎は、デビュー当時はこの2人より推されていましたが、後に選抜メンバーからも外される様になり、エース候補から外されたという見方が強いです。
  • また、秋元とは対照的に、劇場支配人の戸賀崎は、5期生は選抜に必要なメンバーではあるとしていますが、センターに立つ器では無いと判断している様です。[6]
  • 6期生からは、高城亜樹。研究生から最速で正規メンバーに昇格したという記録を持っています。秋元も[5]
  • 姉妹グループSKE48のエース松井珠理奈。彼女は、AKB48のセンターを務めた事があります。それ以降のシングルでも選抜メンバーに選ばれており(じゃんけん選抜は除く)、AKB48メンバーとして活動する事も多いですが、あくまで別のグループのメンバー。SKE結成当初から「SKEとしてAKBを超える」ことを目標と語っており、また本人にAKBへの移籍を希望する意志も無いようです。実際に移籍しても、それまで頑張ってきたAKBメンバーや、ファンも多く敵に回す事になってしまい、プラスになるかどうかははっきり言って未知数です。[7]
  • そしてつい最近名前が挙がったのが、9期生横山由依。1年2ヶ月ぶりに出た昇格者で、いきなりユニットへの加入、選抜入り、メディアにも頻繁に呼ばれるなど、現在では中心メンバーの一人として活躍。秋元も「AKB期待のエース」と呼んでいます。[8]とは言え、まだ実力を伴っているとは言い難く、運営の独断で強烈に推され出したため、多くのアンチも抱えています。しかし、今現在アンチが一番多いのは前田敦子であり、それが「エースの宿命である」とも秋元は語っています。[9]つまり、アンチの多さは人気の裏返しだと運営は捉えています。

脚注・出典

  1. ^ AKB48新曲のセンターは前田敦子 「総選挙何のためだった」ファンが反発
  2. ^ 『BUBKA』 2010年9月号
  3. ^ a b 『AKB48 じゃんけん大会 総集号』
  4. ^ 選挙の次に当たる18thでは運営も気を遣ったのか、7人が担当。19thはじゃんけんで決めるというイベント用。20th以降はすべて前田に戻っている。
  5. ^ a b 『AKB48総選挙 公式ガイドブック2011』
  6. ^ FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』
  7. ^ http://npn.co.jp/article/detail/80240491/
  8. ^ http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/01/21/kiji/K20110121000094300.html
  9. ^ 『AKB48総選挙公式ガイドブック』