「恋愛禁止」の版間の差分
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(+akb49:恋愛禁止) |
(過去のスキャンダルを整理(事実の羅列は不要、個人記事やノートを活用すべき。議論の対象でいいかと…)、一部、現況に即した記事を加筆。) |
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{{MSG_WRITERWANTED}} | {{MSG_WRITERWANTED}} | ||
「'''恋愛禁止'''」(れんあいきんし)とは、[[AKB48]] | 「'''恋愛禁止'''」(れんあいきんし)とは、[[AKB48]]プロジェクトが掲げる“メンバーは恋愛をしてはいけない”というルール。TVにゲスト出演した時などに度々この言葉が登場し、マスコミなどでは“鉄の掟”などと紹介される。ある意味、{{要出典|AKBで一番有名なルール}}。 | ||
==概要 == | ==概要 == | ||
*現在、[[AKB48]]とその姉妹グループ([[SKE48]]・[[NMB48]]・[[HKT48]] | *現在、[[AKB48]]とその姉妹グループ([[SKE48]]・[[NMB48]]・[[HKT48]])はすべてこのルールを取り入れている([[SDN48]]はこのルールの制約を受けていない)。 | ||
*ルールをもう少し正確には言うと、「片思いはOKだが、両思いはダメ」というもの(=男性を好きになっても良いが、付き合ってはいけないの様なニュアンスだと思われる)。<ref>『女芸人軍団のXXな質問に30分答え続けたら100万円』</ref>しかし「好きな人が出来たらどうするの?」という質問に[[前田敦子]]は「好きな人は…作ってもいい…?…のかな?」とあやふやで、実はメンバー自身もよく分かっていない。<ref name="sj66">『サンデー・ジャポン』2010年6月6日放送より。</ref> | *ルールをもう少し正確には言うと、「片思いはOKだが、両思いはダメ」というもの(=男性を好きになっても良いが、付き合ってはいけないの様なニュアンスだと思われる)。<ref>『女芸人軍団のXXな質問に30分答え続けたら100万円』</ref>しかし「好きな人が出来たらどうするの?」という質問に[[前田敦子]]は「好きな人は…作ってもいい…?…のかな?」とあやふやで、実はメンバー自身もよく分かっていない。<ref name="sj66">『サンデー・ジャポン』2010年6月6日放送より。</ref> | ||
*元メンバーの[[大江朝美]]はインタビューで、「禁止って言われてたような気がします。なんかその辺あやふやなんですよね。最初の契約で説明されるわけでも、口頭ではっきりと言われるわけでもなく」。さらに秋元康には「恋愛をした方がいい経験にはなる。だからいい恋しろよ」とはっきり言われたと語っている。<ref>http://news.livedoor.com/article/detail/4216914/</ref>[[大島優子]]も秋元から「恋愛しろ」と言われていると語っており、「なので私は片想いはしている」と答えている。<ref>『ズームイン!!SUPER』10/06/23</ref> | *元メンバーの[[大江朝美]]はインタビューで、「禁止って言われてたような気がします。なんかその辺あやふやなんですよね。最初の契約で説明されるわけでも、口頭ではっきりと言われるわけでもなく」。さらに秋元康には「恋愛をした方がいい経験にはなる。だからいい恋しろよ」とはっきり言われたと語っている。<ref>http://news.livedoor.com/article/detail/4216914/</ref>[[大島優子]]も秋元から「恋愛しろ」と言われていると語っており、「なので私は片想いはしている」と答えている。<ref>『ズームイン!!SUPER』10/06/23</ref> | ||
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*マスコミなどは「鉄の掟」などと紹介されているが、疑惑の挙がった総数と、実際に処分を受けた人数を比較して見ると、実際はそこまで厳しいルールではない。‘疑わしきは罰せず’という法律の原則はAKBでも同様で、実は解雇まで至るケースはかなり低い。 | *マスコミなどは「鉄の掟」などと紹介されているが、疑惑の挙がった総数と、実際に処分を受けた人数を比較して見ると、実際はそこまで厳しいルールではない。‘疑わしきは罰せず’という法律の原則はAKBでも同様で、実は解雇まで至るケースはかなり低い。 | ||
*確定ではないが、正規メンバー(特に人気メンバー)は処分を受け難いという特徴はある。その理由の一つが、AKBメンバーは他の芸能プロダクション所属のタレントであるという一面も持っているから(昇格したばかりでまだ移籍先が決まっていないメンバーは除く)。現在、研究生は自社で管理しているが、正規メンバーは他事務所にマネージメントをして貰うのがAKBの基本方針。“AKB48”というグループは「国民的アイドル」とも呼ばれているが、実際、人気や知名度が高いのは上位の一部メンバーだけに過ぎず、大半のメンバーは“AKB48のメンバー”という肩書きを失ってしまうと、タレントとしての価値が下がる。まして「男性スキャンダルでAKB48を解雇された」という汚点が経歴についてしまうと、アイドルとしての商品価値は大幅に下落。そのため、運営側の独断で簡単にメンバーをAKBから解雇する事など出来ないとされている。それに対し、芸能事務所に所属しておらず、オーディションによって簡単に補充できる研究生には、厳しい処分が下ることが多いとされている。 | *確定ではないが、正規メンバー(特に人気メンバー)は処分を受け難いという特徴はある。その理由の一つが、AKBメンバーは他の芸能プロダクション所属のタレントであるという一面も持っているから(昇格したばかりでまだ移籍先が決まっていないメンバーは除く)。現在、研究生は自社で管理しているが、正規メンバーは他事務所にマネージメントをして貰うのがAKBの基本方針。“AKB48”というグループは「国民的アイドル」とも呼ばれているが、実際、人気や知名度が高いのは上位の一部メンバーだけに過ぎず、大半のメンバーは“AKB48のメンバー”という肩書きを失ってしまうと、タレントとしての価値が下がる。まして「男性スキャンダルでAKB48を解雇された」という汚点が経歴についてしまうと、アイドルとしての商品価値は大幅に下落。そのため、運営側の独断で簡単にメンバーをAKBから解雇する事など出来ないとされている。それに対し、芸能事務所に所属しておらず、オーディションによって簡単に補充できる研究生には、厳しい処分が下ることが多いとされている。 | ||
* | *この「恋愛禁止」ルールをどこまで信じるか・信じないかは人それぞれだが、あくまでAKBグループを売り出していく戦略の一つであり、ファンを安心させるためのリップサービスでしかないと考えているファンもいる。 | ||
*[[SDN48]](活動休止中)においては、「大人のお姉さんたちのグループ」がコンセプトであるため、「恋愛禁止」の対象外となっており、既婚者(二宮悠嘉)も在籍していた。また、2014年の「大人AKBオーディション」では、(期間限定ではあるが)30歳以上の女性既婚者の応募が可能となっており、48グループにおいて「恋愛禁止」ルールが、リップサービスであることの証左ともいえる。 | |||
== | ==主なスキャンダルの例 == | ||
=== | :※新聞や週刊誌などのメディアに報じられたものか、本人、運営、または所属事務所などが正式な回答をしたもののみ。ネット上のウワサ程度のものは除外。 | ||
:※列挙されているものは、事実(報道があった)かどうかであり、あくまでも推測に過ぎないものもある。 | |||
:※いずれも、詳細と出典については、個別の記事、または該当ページのノートを参照。 | |||
:※2011年夏以降は過去の恋愛が解禁となったため、すべて不問となる。 | |||
=== 正式な処分対象となった例 === | |||
:そもそも恋愛禁止ルールが明確に定められていない以上、交際を名目に処分事由とすることはなく、あくまでも「メンバー(研究生)として自覚に欠けた軽率な行動を取った」ことを表向きの事由とする。ただし、直前に全員にスキャンダルが持ち上がっており、その背景をもとに分類する(あくまでも、メディアで公表されたもの)。 | |||
*2008年8月14日 - [[菊地あやか]](解雇) | |||
*2009年7月25日 - [[西川七海]](解雇) | |||
*2011年9月2日 - [[島田玲奈]](謹慎) | |||
*2011年9月2日 - [[大場美奈]](キャプテン辞任・謹慎) | |||
*2012年6月15日 - [[指原莉乃]]([[HKT48]]への移籍) | |||
*2013年2月1日 - [[峯岸みなみ]](研究生降格) | |||
<!--2011年12月12日 - [[若月佑美]](乃木坂46、活動自粛)--> | |||
=== 自ら事実を認め、自粛した例 === | |||
*2010年10月13日 - [[秋元才加]]([[キャプテン]]辞任) | |||
*2012年1月28日 - [[平嶋夏海]]、[[米沢瑠美]](いずれも活動辞退) | |||
*2012年月日 - [[増田有華]](活動辞退) | |||
*2010年10月13日 | |||
*2012年1月28日 | |||
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=== | === 処分事由が相当する可能性が高い例 === | ||
;公式には発表されていないが、後日、メディアが報道、関係者や本人が認めた事例も含む。 | |||
*2009年12月4日 | *2009年12月4日 - [[杉山未来]](セレクション審査不合格)<!--素行不良の可能性も--> | ||
*2009年1月25日 - [[早乙女美樹]](研究生降格) | |||
*2010年6月20日 - [[石黒貴己]]([[セレクション審査]]不合格) | |||
*2010年10月23日 - [[豊田早姫]](活動辞退) | |||
*2010年12月6日 - [[井口栞里]]、[[内山命]]、[[鬼頭桃菜]]、[[斉藤真木子]](研究生降格)<!--正式には降格事由不明--> | |||
*2011年9月2日 - [[森杏奈]](活動辞退)<!--正式には健康上の事由--> | |||
* | *2011年9月4日 - [[吉田朱里]]、[[松田栞]](無期限謹慎)<!--正式には自己の問題による謹慎--> | ||
*2011年9月6日 - [[渡辺美優紀]]、[[近藤里奈]](選抜落ち<!--処分とは言えない-->) | |||
*2012年8月18日 - [[古森結衣]]、[[菅本裕子]]、[[谷口愛理]]、[[江藤彩也香]]、[[仲西彩佳]](活動辞退) | |||
* | *2012年8月24日 - [[宮澤佐江]]([[SNH48]]移籍)、[[高城亜樹]]([[JKT48]]移籍)<!--メディア報道では左遷人事--> | ||
*2012年9月1日 - [[犬塚あさな]](謹慎)→9月22日、誤送信だったと確認が取れたとして活動再開。 | |||
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*2012年8月18日 | |||
*2012年8月24日 | |||
===処分を受けなかったメンバー === | ===処分を受けなかったメンバー === | ||
: | :(メディア、ネット上の記事を問わず)交際疑惑などが挙がったが、不問となったメンバー。 | ||
<!--あくまで憶測のため事実確認が取れず、処分に相当しない例も含む--> | |||
*[[前田敦子]] | |||
*[[倉持明日香]] | |||
*[[篠田麻里子]] | |||
*[[小嶋陽菜]] | |||
*[[前田敦子]] | *[[大島優子]] | ||
*[[板野友美]] | |||
*[[渡辺麻友]] | |||
*[[倉持明日香]] | *[[河西智美]] | ||
*[[篠田麻里子]] | *[[仁藤萌乃]] | ||
*[[小嶋陽菜]] | *[[松井咲子]] | ||
*[[大島優子]] | *[[柏木由紀]] | ||
*[[板野友美]] | *[[高橋みなみ]] | ||
*[[渡辺麻友]] | *[[仲川遥香]] | ||
*[[河西智美]] | *[[米沢瑠美]] | ||
*[[仁藤萌乃]] | *[[佐藤亜美菜]] | ||
*[[松井咲子]] | *[[近野莉菜]] | ||
*[[柏木由紀]] | *[[小林香菜]] | ||
*[[高橋みなみ]] | *[[高田志織]] | ||
*[[仲川遥香]] | *[[矢神久美]] | ||
*[[米沢瑠美]] | *[[山本彩]] | ||
*[[佐藤亜美菜]] | *[[藤田留奈]] | ||
*[[近野莉菜]] | *[[村上文香]] | ||
*[[肥川彩愛]] | |||
*[[ | *[[谷川愛梨]] | ||
*[[矢神久美]] | <!--乃木坂46 | ||
*[[若月佑実]] | |||
*[[山本彩]] | *[[高山一実]] | ||
*[[斉藤優里]] | |||
*[[藤田留奈]] | *[[橋本奈々未]] | ||
*[[村上文香]] | --> | ||
*[[肥川彩愛]] | |||
*[[谷川愛梨]] | |||
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==時系列でみるルールの変遷 == | ==時系列でみるルールの変遷 == | ||
* | *元々アイドルファンの中には「アイドルは恋愛をするべきではない」という考えを持つファン層が存在するのは事実で、AKBに限った話ではなく、過去のアイドルグループでも男性スキャンダルの持ち上がったメンバーに対し、人気の低迷やバッシングなどは起こっている。アイドルグループが長続きしない理由は複数あるが、{{要出典|グループ内で男性スキャンダルが蔓延しだすのも人気低迷の理由の一つと考える人もいる。}} | ||
===2008年=== | ===2008年=== | ||
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*8月3日、元AKB・SDNの[[浦野一美]]「恋愛したらほぼ失職ってなんか凄いやね。恋愛して 死活問題になるのよ(_)」「海外はさ。オープンだったり、祝福してたり、逆にファンが増えたり、祝福ムード多くない? 風潮なの?」<ref>https://plus.google.com/104239976758048507102/posts/eto1wNBaHoS</ref> | *8月3日、元AKB・SDNの[[浦野一美]]「恋愛したらほぼ失職ってなんか凄いやね。恋愛して 死活問題になるのよ(_)」「海外はさ。オープンだったり、祝福してたり、逆にファンが増えたり、祝福ムード多くない? 風潮なの?」<ref>https://plus.google.com/104239976758048507102/posts/eto1wNBaHoS</ref> | ||
*9月16日、男性スキャンダルで脱退した[[米沢瑠美]]が、「AKB時代も(彼氏が)いたことは全然あるので」とカミングアウト。<ref>http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/38413/</ref> | *9月16日、男性スキャンダルで脱退した[[米沢瑠美]]が、「AKB時代も(彼氏が)いたことは全然あるので」とカミングアウト。<ref>http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/38413/</ref> | ||
===2013年=== | |||
*1月、[[峯岸みなみ]]が「週刊文春」でのスキャンダル報道に際し、Youtubeにおいて、丸坊主姿で事実を認めて謝罪する動画を投稿したことから、国内メディア(NHKも含む)のほか、イギリス・BBCなどの海外メディアまで報道するなど、騒動が波及。運営は2月1日に峯岸の研究生降格を発表したものの、youtubeの動画については即時に削除しなかった。特に女性が丸坊主になって謝罪する行為に際しては衝撃が大きく、「体罰や自傷行為を助長する」などと批判が続出。また、「恋愛禁止」のコンセプトに際しても「人権侵害」などの声も上がるなど、一部議論が過熱した。なお、youtubeの動画に際しては批判が続出したため、運営はその後、動画を削除している。 | |||
==脚注・出典 == | ==脚注・出典 == |