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前田 敦子(まえだ あつこ、1991年7月10日 - )は、元・[[AKB48]]のメンバーで女優。千葉県出身。太田プロダクション所属。
前田 敦子(まえだ あつこ、1991年7月10日 - )は、元・[[AKB48]]のメンバーで女優。千葉県出身。太田プロダクション所属。


==略歴 ==
== 略歴 ==


===2005年===
=== 2005年 ===
*10月30日、秋葉原48オープニングメンバーオーディションに合格。
*10月30日、秋葉原48オープニングメンバーオーディションに合格。
*12月8日、AKB48劇場グランドオープンでデビュー。
*12月8日、AKB48劇場グランドオープンでデビュー。


===2007年===
=== 2007年 ===
*7月、[[大島優子]]、[[小野恵令奈]]と共に太田プロダクションに移籍。
*7月、[[大島優子]]、[[小野恵令奈]]と共に太田プロダクションに移籍。


===2009年===
=== 2009年 ===
*7月、[[第1回総選挙]]では第1位を獲得。
*7月、[[第1回総選挙]]では第1位を獲得。


===2010年===
=== 2010年 ===
*6月9日、[[第2回総選挙]]では、[[大島優子]]に逆転され2位に終わる。
*6月9日、[[第2回総選挙]]では、[[大島優子]]に逆転され2位に終わる。


===2011年===
=== 2011年 ===
*6月9日、[[第3回総選挙]]では、[[大島優子]]を逆転し1位を奪還。
*6月9日、[[第3回総選挙]]では、[[大島優子]]を逆転し1位を奪還。


===2012年===
=== 2012年 ===
*3月25日、AKB48からの卒業を発表。
*3月25日、AKB48からの卒業を発表。
*8月27日、卒業。
*8月27日、卒業。


==人物 ==
== 人物 ==


===キャラクター ===
=== キャラクター ===
*AKB48&[[チームA]]のエース。これまでに全て([[じゃんけん選抜]]は除く)のシングル曲で選抜メンバーに選ばれており、そのほとんどの曲でセンターポジションを務めることから、“絶対的エース”とも呼ばれる。<ref>http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20100527-634410.html</ref>総選挙では2度の1位を獲得。
*AKB48&[[チームA]]のエース。これまでに全て([[じゃんけん選抜]]は除く)のシングル曲で選抜メンバーに選ばれており、そのほとんどの曲でセンターポジションを務めることから、“絶対的エース”とも呼ばれる。<ref>http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20100527-634410.html</ref>総選挙では2度の1位を獲得。
*キャッチフレーズは無し。無い理由は「思い浮かばなかった」から。それから5年間経ってしまった。<ref name="uchi822">『ウチくる!?』2010年8月22日</ref>と最近は答えているが、本当は恥ずかしかったから。考えようとも思わなかったとか。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*キャッチフレーズは無し。無い理由は「思い浮かばなかった」から。それから5年間経ってしまった。<ref name="uchi822">『ウチくる!?』2010年8月22日</ref>と最近は答えているが、本当は恥ずかしかったから。考えようとも思わなかったとか。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
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*[[秋元康]]「前田敦子というエースは本当に不器用なんです。すぐ顔に出てしまう。心にないことは言えません。だから、すごく誤解されます。やる気がないように見えることもあり、『ぶすっとしている』とバッシングを受けました。でもそれでいいんです。もちろん他のメンバーのように、いつも挨拶できる子も魅力的ですが、でも前田敦子みたいな子がいてもいいと思っています。『秋元さん、前田敦子に注意しなくていいのか』と言われるが、まあいいと思っています」<ref name="N11027">http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111027-00000000-blogos-pol</ref>
*[[秋元康]]「前田敦子というエースは本当に不器用なんです。すぐ顔に出てしまう。心にないことは言えません。だから、すごく誤解されます。やる気がないように見えることもあり、『ぶすっとしている』とバッシングを受けました。でもそれでいいんです。もちろん他のメンバーのように、いつも挨拶できる子も魅力的ですが、でも前田敦子みたいな子がいてもいいと思っています。『秋元さん、前田敦子に注意しなくていいのか』と言われるが、まあいいと思っています」<ref name="N11027">http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111027-00000000-blogos-pol</ref>


====幼少期 ====
==== 幼少期 ====
*1991年7月10日に生まれる。「敦子」という名前の由来は、祖父が「敦」という字を絶対に付けたかったらしく、もし男に生まれていたら、前田敦(あつし)になっていた。<ref name="N0101020">『前田敦子のHEARTSONGS』 2010/10/20</ref>
*1991年7月10日に生まれる。「敦子」という名前の由来は、祖父が「敦」という字を絶対に付けたかったらしく、もし男に生まれていたら、前田敦(あつし)になっていた。<ref name="N0101020">『前田敦子のHEARTSONGS』 2010/10/20</ref>
*幼稚園の時に、『ポンキッキ』や『天才テレビくん』などのテレビを見ていて、同世代の子供たちが出ていると「楽しそうだな」とは思った。うらやましいとも思ったが、「自分も出たい」とかそういう事を言えるような子供ではなかった。
*幼稚園の時に、『ポンキッキ』や『天才テレビくん』などのテレビを見ていて、同世代の子供たちが出ていると「楽しそうだな」とは思った。うらやましいとも思ったが、「自分も出たい」とかそういう事を言えるような子供ではなかった。
*中学生の頃、もともと目立つ事が苦手で、授業中先生に指される事さえ怖かったという、どこにでもいる内気な普通の女の子。<ref>『AKB48総選挙公式ガイドブック』より。</ref>それがいつしか「女優になりたい」という夢を持つようになった。
*中学生の頃、もともと目立つ事が苦手で、授業中先生に指される事さえ怖かったという、どこにでもいる内気な普通の女の子。<ref>『AKB48総選挙公式ガイドブック』より。</ref>それがいつしか「女優になりたい」という夢を持つようになった。


====2005年 ====
==== 2005年 ====
*母と2人でいた時に「秋葉原48(AKB48)」というアイドルグループのオーディションのチラシを見つける。かなり怪しげなチラシだったが、懐かしのアイドル特集などで「おニャン子クラブ」は知っており、そのプロデューサーだった[[秋元康]]が載っていたので興味を持った。AKBの“それぞれの夢へと巣立っていく場所”というコンセプトに惹かれ、リアルなレッスン場のつもりで、<ref name="N381">http://news.livedoor.com/article/detail/2622381/</ref>このグループに入ってみたいと思ったが、母親にも「オーディションを受けたい」と言える子でもなかった。そんな娘の気持ちを察してくれたらしく、母が「やってみれば?」と言ってくれた。当然これが人生で初めて受けたオーディションで、<ref name="uchi822">『ウチくる!?』2010年8月22日</ref>秋葉原に来たのはAKBになってから。テレビで知っていた程度の知識しかなく、「行きたいとも思っていなかった(笑)」とか。<ref name="N381">http://news.livedoor.com/article/detail/2622381/</ref>
*母と2人でいた時に「秋葉原48(AKB48)」というアイドルグループのオーディションのチラシを見つける。かなり怪しげなチラシだったが、懐かしのアイドル特集などで「おニャン子クラブ」は知っており、そのプロデューサーだった[[秋元康]]が載っていたので興味を持った。AKBの“それぞれの夢へと巣立っていく場所”というコンセプトに惹かれ、リアルなレッスン場のつもりで、<ref name="N381">http://news.livedoor.com/article/detail/2622381/</ref>このグループに入ってみたいと思ったが、母親にも「オーディションを受けたい」と言える子でもなかった。そんな娘の気持ちを察してくれたらしく、母が「やってみれば?」と言ってくれた。当然これが人生で初めて受けたオーディションで、<ref name="uchi822">『ウチくる!?』2010年8月22日</ref>秋葉原に来たのはAKBになってから。テレビで知っていた程度の知識しかなく、「行きたいとも思っていなかった(笑)」とか。<ref name="N381">http://news.livedoor.com/article/detail/2622381/</ref>
*10月、1次、2次と合格し、最終審査日。当日の印象は、年上の人([[小嶋陽菜]]のことらしい)や可愛い人がいて、すごい自分が場違いな感じがした。すでに女の子同士のグループなども出来ていたが、自分は誰とも喋らなかった。まずダンス審査で全然踊れず、それを引きずってしまい歌唱審査もダメだった。絶対に落ちたと思ったら、自分の番号が呼ばれた。でも、母親が喜んでいる姿を見て、ほっとした。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*10月、1次、2次と合格し、最終審査日。当日の印象は、年上の人([[小嶋陽菜]]のことらしい)や可愛い人がいて、すごい自分が場違いな感じがした。すでに女の子同士のグループなども出来ていたが、自分は誰とも喋らなかった。まずダンス審査で全然踊れず、それを引きずってしまい歌唱審査もダメだった。絶対に落ちたと思ったら、自分の番号が呼ばれた。でも、母親が喜んでいる姿を見て、ほっとした。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
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<!--//そして「AKB48=前田敦子」という図式ができあがった。-->
<!--//そして「AKB48=前田敦子」という図式ができあがった。-->


====2006年 ====
==== 2006年 ====
*2月1日、インディーズではあるが『[[桜の花びらたち]]』でCDデビュー。
*2月1日、インディーズではあるが『[[桜の花びらたち]]』でCDデビュー。
*2月8日、初の満員御礼を達成。「初めて満員御礼になって、席が埋め尽くされた時は、すごく嬉しかったです」。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*2月8日、初の満員御礼を達成。「初めて満員御礼になって、席が埋め尽くされた時は、すごく嬉しかったです」。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
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*10月、『[[会いたかった]]』でメジャーデビュー。「ビックリはしなかったです。CDを出すっていうのも、どういう事だかよく分かっていなかったので」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*10月、『[[会いたかった]]』でメジャーデビュー。「ビックリはしなかったです。CDを出すっていうのも、どういう事だかよく分かっていなかったので」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>


====2007年 ====
==== 2007年 ====
*4月、将来の希望は女優で、映画『あしたの私のつくり方』で夢でもあった女優業の活動も開始。準主役の大抜擢だった。その年の第81回キネマ旬報新人女優賞候補にもノミネートされている。実は「すっごく嫌でした。怖くて、自信がなさ過ぎて。実際、現場に入っても『早くAKBに帰りたい』とか、そんな事ばかり言ってました」。夢の女優業だったが、あまりにもどうすればいいかのわからず、それが「嫌だ」という感情に繋がってしまった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*4月、将来の希望は女優で、映画『あしたの私のつくり方』で夢でもあった女優業の活動も開始。準主役の大抜擢だった。その年の第81回キネマ旬報新人女優賞候補にもノミネートされている。実は「すっごく嫌でした。怖くて、自信がなさ過ぎて。実際、現場に入っても『早くAKBに帰りたい』とか、そんな事ばかり言ってました」。夢の女優業だったが、あまりにもどうすればいいかのわからず、それが「嫌だ」という感情に繋がってしまった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*7月、[[大島優子]]、[[小野恵令奈]]と共に太田プロダクションに移籍。
*7月、[[大島優子]]、[[小野恵令奈]]と共に太田プロダクションに移籍。
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*12月、AKB48として『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たす。
*12月、AKB48として『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たす。


====2008年 ====
==== 2008年 ====
*1月、ドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』で、南沢奈央とのダブル主演を務める。
*1月、ドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』で、南沢奈央とのダブル主演を務める。
*この年の前半は役者仕事もこなし、AKBから離れている事が多かった。AKBがこの年に出したシングルは、昔インディーズで発売したセルフカバー曲『[[桜の花びらたち2008]]』であり、運営側はなんとかCDの売上を伸ばそうと色々な特典を付けていたが、所属レコード会社からは違法性が高いと指摘され、さらに契約も解除されてしまった。これらはニュースとしても取り上げられ、AKBのアンチからは悪質な「AKB商法」とも言われる様になり、次第にバッシングなども大きくなっていった。
*この年の前半は役者仕事もこなし、AKBから離れている事が多かった。AKBがこの年に出したシングルは、昔インディーズで発売したセルフカバー曲『[[桜の花びらたち2008]]』であり、運営側はなんとかCDの売上を伸ばそうと色々な特典を付けていたが、所属レコード会社からは違法性が高いと指摘され、さらに契約も解除されてしまった。これらはニュースとしても取り上げられ、AKBのアンチからは悪質な「AKB商法」とも言われる様になり、次第にバッシングなども大きくなっていった。
101行目: 101行目:
*秋元「今後、前田がどうなっていくのかっていうのは、これだけセンターになって、自分がセンターなんだと気付いた。色んなドラマが出るようにになった。それで、これからどうなるか? だと思います。でもね、そこでファンの反応で面白いのが、“深読み”するんですよね。PVで珠理奈と前田の方がぶつかったりするところで、あれが新旧交代を意味するんじゃないかとか。そんな事ないのに。あのPVは全部、監督に任せてただけなんですよ。全部を僕がやっていると思われてるけど、そんなに時間ないから(笑)」<ref name="bbk09001">『BUBKA』 2009年1月号</ref>
*秋元「今後、前田がどうなっていくのかっていうのは、これだけセンターになって、自分がセンターなんだと気付いた。色んなドラマが出るようにになった。それで、これからどうなるか? だと思います。でもね、そこでファンの反応で面白いのが、“深読み”するんですよね。PVで珠理奈と前田の方がぶつかったりするところで、あれが新旧交代を意味するんじゃないかとか。そんな事ないのに。あのPVは全部、監督に任せてただけなんですよ。全部を僕がやっていると思われてるけど、そんなに時間ないから(笑)」<ref name="bbk09001">『BUBKA』 2009年1月号</ref>


====2009年 ====
==== 2009年 ====
*3月、アメーバブログにて「前田敦子オフィシャルブログ」をスタートする。毎日平均7回は更新し、総合ランキングでも1位を取るなど、「ブログ女王」とも呼ばれるようになる。
*3月、アメーバブログにて「前田敦子オフィシャルブログ」をスタートする。毎日平均7回は更新し、総合ランキングでも1位を取るなど、「ブログ女王」とも呼ばれるようになる。
*4月26日、ライブ「神公演予定」にて、13枚目のシングルの選抜メンバーはファンの投票によって決めるという[[選抜総選挙]]の開催が告知される。つまり実質的なファンの人気投票が行われる事になる。「センターである事の意味が、自分の中ではっきりしたのはこのあたりからですね。引っ張られるだけじゃなくて、引っ張っていかなきゃって」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*4月26日、ライブ「神公演予定」にて、13枚目のシングルの選抜メンバーはファンの投票によって決めるという[[選抜総選挙]]の開催が告知される。つまり実質的なファンの人気投票が行われる事になる。「センターである事の意味が、自分の中ではっきりしたのはこのあたりからですね。引っ張られるだけじゃなくて、引っ張っていかなきゃって」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
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*8月25日、秋元康インタビュー。―今回についてどんな予想をしてましたか? 「本当に全然分からなかった。みんなは『前田がカタい』って言ってたけど、人間の心理として『あっちゃんが堅いなら、二推し、三推しにいれよう』と思うしね。でも結果は、やっぱり前田が強かった。でも、前田が強いってことは、それだけ新しいお客さんが増えてるってこと。あと篠田もソネットのCMもあったし。この二人が入り口になっていると思うんですよ」-―“選抜”について詳しくお聞きしたいんですけど、毎回どういった基準で選んでいるんですか? 「綺麗事では決してなくて、本当に“その時に一番輝いている子”を選んでいます。これは2種類あって、『もう既にスター性がある!』という子と、『何年後かに必ず輝く』その可能性に期待を込めて選ぶ子がいますね」。―そのスター性というのは、ビジュアルや喋り方なども総合してってことですか? 「いわゆる“華”ですね。オーラです」。―ちなみに“この子にはスター性がある”と思ったのはどなたですか? 「やっぱり前田には不思議な魅力がありました。あと松井珠理奈は、10年に1度の逸材だと思います。アイドルに生まれてきた来たようなメンバーは、渡辺麻友でしょう」。―そんな松井さんを見て、思わず選抜に入れてしまったと。「本来なら、AKBとSKEは別のものですけどね。そのことを忘れるくらいに『珠理奈をセンターに持ってきて、前田とツートップでいこう!』と思いましたね。相当の衝撃でした」<ref name="asms2009">『AKB48総選挙!水着サプライズ発表』</ref>
*8月25日、秋元康インタビュー。―今回についてどんな予想をしてましたか? 「本当に全然分からなかった。みんなは『前田がカタい』って言ってたけど、人間の心理として『あっちゃんが堅いなら、二推し、三推しにいれよう』と思うしね。でも結果は、やっぱり前田が強かった。でも、前田が強いってことは、それだけ新しいお客さんが増えてるってこと。あと篠田もソネットのCMもあったし。この二人が入り口になっていると思うんですよ」-―“選抜”について詳しくお聞きしたいんですけど、毎回どういった基準で選んでいるんですか? 「綺麗事では決してなくて、本当に“その時に一番輝いている子”を選んでいます。これは2種類あって、『もう既にスター性がある!』という子と、『何年後かに必ず輝く』その可能性に期待を込めて選ぶ子がいますね」。―そのスター性というのは、ビジュアルや喋り方なども総合してってことですか? 「いわゆる“華”ですね。オーラです」。―ちなみに“この子にはスター性がある”と思ったのはどなたですか? 「やっぱり前田には不思議な魅力がありました。あと松井珠理奈は、10年に1度の逸材だと思います。アイドルに生まれてきた来たようなメンバーは、渡辺麻友でしょう」。―そんな松井さんを見て、思わず選抜に入れてしまったと。「本来なら、AKBとSKEは別のものですけどね。そのことを忘れるくらいに『珠理奈をセンターに持ってきて、前田とツートップでいこう!』と思いましたね。相当の衝撃でした」<ref name="asms2009">『AKB48総選挙!水着サプライズ発表』</ref>


====2010年 ====
==== 2010年 ====
*1月、AKB総出演ドラマ『[[マジすか学園]]』で初めての単独主演を務める。
*1月、AKB総出演ドラマ『[[マジすか学園]]』で初めての単独主演を務める。
*1月、AKB48メンバー初となるNHK大河ドラマ『龍馬伝』に、龍馬の姪の坂本春猪役で出演する。
*1月、AKB48メンバー初となるNHK大河ドラマ『龍馬伝』に、龍馬の姪の坂本春猪役で出演する。
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*冬、千葉県だと交通にも時間が掛かるため、一家で都内へと引っ越した。<ref>『週刊文春』 2011年6月23日号</ref><ref>『女性セブン』 2011年6月30日号</ref>
*冬、千葉県だと交通にも時間が掛かるため、一家で都内へと引っ越した。<ref>『週刊文春』 2011年6月23日号</ref><ref>『女性セブン』 2011年6月30日号</ref>


====2011年 ====
==== 2011年 ====
*1月17日、『オリ★スタ』の2011年ネクストブレイクランキングの女優部門で1位に選ばれる。「女優という枠に入れてもらえたこと自体が、すごく嬉しいです」。「10年後は女優さんとしてやっていけたらいいなって思います」。また人見知りな前田に珍しく、共演者やスタッフとの仲もすごく良いとか。「AKBとはまた違った仲間を見つける事ができた。AKBじゃない場所で、自分の居場所があるって感じる事ができたのは、初めてかもしれないです」。<ref>『オリ★スタ』2011年1月17日号</ref>
*1月17日、『オリ★スタ』の2011年ネクストブレイクランキングの女優部門で1位に選ばれる。「女優という枠に入れてもらえたこと自体が、すごく嬉しいです」。「10年後は女優さんとしてやっていけたらいいなって思います」。また人見知りな前田に珍しく、共演者やスタッフとの仲もすごく良いとか。「AKBとはまた違った仲間を見つける事ができた。AKBじゃない場所で、自分の居場所があるって感じる事ができたのは、初めてかもしれないです」。<ref>『オリ★スタ』2011年1月17日号</ref>
*AKB結成当初からエースとしてグループを牽引し続けてきたが、「アイドルになりたいと思ったことは一度もなかったんです」と言うように、女優へのあこがれが強かった。「フリを覚えることも悩みだし、MCをどうしようと悩むし、毎日ライブに立っても緊張するんですよ。私、この仕事向いていないんじゃないかなと思うこともありますね」。「たまに焦るんです。グループ活動をしていると、埋もれてしまうような気がして焦っていましたが、AKBでなかったら女優業にもつながっていなかったと思うんです。今AKBの一員でいられる自分に幸せを感じています」とAKBに感謝していることも明かした。<ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0029919</ref>
*AKB結成当初からエースとしてグループを牽引し続けてきたが、「アイドルになりたいと思ったことは一度もなかったんです」と言うように、女優へのあこがれが強かった。「フリを覚えることも悩みだし、MCをどうしようと悩むし、毎日ライブに立っても緊張するんですよ。私、この仕事向いていないんじゃないかなと思うこともありますね」。「たまに焦るんです。グループ活動をしていると、埋もれてしまうような気がして焦っていましたが、AKBでなかったら女優業にもつながっていなかったと思うんです。今AKBの一員でいられる自分に幸せを感じています」とAKBに感謝していることも明かした。<ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0029919</ref>
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*12月8日、AKB48劇場6周年を迎えて。「6周年を迎えて真っ先に思い浮かんだのは、やっぱり初めて劇場に立った時のことです。『緊張していたなぁ』っていうような思い出とはちょっと違うんです。『あれからが、大変な人生の始まりだったんだなぁ』って。今夜、全メンバーがずらっと揃った中にいて考えたことは、『これからのみんなのこと』でした。特に後輩のことです。ちゃんと頑張っていってほしいなぁと。本当にそう思ったので、ステージで『みんなに育っていってほしいねぇ』と口にしたら、他のメンバーから『お局だね~』『お母さんか?』って突っ込まれちゃいましたけど(笑)」<ref name="gas1112">『月刊AKB48グループ新聞』 2011年12月号</ref>
*12月8日、AKB48劇場6周年を迎えて。「6周年を迎えて真っ先に思い浮かんだのは、やっぱり初めて劇場に立った時のことです。『緊張していたなぁ』っていうような思い出とはちょっと違うんです。『あれからが、大変な人生の始まりだったんだなぁ』って。今夜、全メンバーがずらっと揃った中にいて考えたことは、『これからのみんなのこと』でした。特に後輩のことです。ちゃんと頑張っていってほしいなぁと。本当にそう思ったので、ステージで『みんなに育っていってほしいねぇ』と口にしたら、他のメンバーから『お局だね~』『お母さんか?』って突っ込まれちゃいましたけど(笑)」<ref name="gas1112">『月刊AKB48グループ新聞』 2011年12月号</ref>


====2012年 ====
==== 2012年 ====
*1月12日、ドラマ『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系、毎週木曜21:00~)に、主人公の山下智久の妹・井原晴香役で出演。<ref>http://ameblo.jp/atsuko-maeda/entry-11099519340.html</ref>現在“アイドル”と“役者”の二足のわらじを履いている前田は「AKBをやっているときの自分に自信があるわけじゃないけど、それよりも不安が大きいのはお芝居の方。でも、その不安と闘うのはすごく楽しいです」と胸の内を語った。役者業については「良い意味で、AKBっていうのを引きずってやりたくない」と告白した。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000314-oric-ent</ref>
*1月12日、ドラマ『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系、毎週木曜21:00~)に、主人公の山下智久の妹・井原晴香役で出演。<ref>http://ameblo.jp/atsuko-maeda/entry-11099519340.html</ref>現在“アイドル”と“役者”の二足のわらじを履いている前田は「AKBをやっているときの自分に自信があるわけじゃないけど、それよりも不安が大きいのはお芝居の方。でも、その不安と闘うのはすごく楽しいです」と胸の内を語った。役者業については「良い意味で、AKBっていうのを引きずってやりたくない」と告白した。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000314-oric-ent</ref>
*1月20日、インタビュー。K-POP好きのあっちゃんは、今は2PMですか? 「憧れは、この仕事には大事ですよ。あの人にこんな事して欲しいとか想像するから、自分もファンの方々に、同じようにしようってなる。ファンの方の気持ちが理解できるようになる」。―同姓では? 「満島ひかるさん。伝え聞いたんですけど、昔アイドルだったから両立の難しさを知っていらっしゃって、私を見て『気持ちが分かる』っと言って下さったとか」。「私、女優やるためには、恋愛は本当に必要だと思う! でも本当にまったくな~い。AKBが恋愛禁止だってだけじゃなくても…。だから架空の人。今なら、ジュノかウォン・ビンに恋する」。高橋「いいじゃん架空で」。「いいわけないじゃん。想像じゃきっと学ぶもの少ないよ…。片思いとか、辛い思いもしてみたいのに、それすらないもん。今、成長していく中で、恋愛って必要なはずなのに、私、超さみしい」「AKBってモテないんです。大勢の女性グループだと、男性はすぐに秘密をバラされちゃうと警戒するみたい」<ref name="as201201">『AKB48グループ新聞』 2012年1月号</ref>
*1月20日、インタビュー。K-POP好きのあっちゃんは、今は2PMですか? 「憧れは、この仕事には大事ですよ。あの人にこんな事して欲しいとか想像するから、自分もファンの方々に、同じようにしようってなる。ファンの方の気持ちが理解できるようになる」。―同姓では? 「満島ひかるさん。伝え聞いたんですけど、昔アイドルだったから両立の難しさを知っていらっしゃって、私を見て『気持ちが分かる』っと言って下さったとか」。「私、女優やるためには、恋愛は本当に必要だと思う! でも本当にまったくな~い。AKBが恋愛禁止だってだけじゃなくても…。だから架空の人。今なら、ジュノかウォン・ビンに恋する」。高橋「いいじゃん架空で」。「いいわけないじゃん。想像じゃきっと学ぶもの少ないよ…。片思いとか、辛い思いもしてみたいのに、それすらないもん。今、成長していく中で、恋愛って必要なはずなのに、私、超さみしい」「AKBってモテないんです。大勢の女性グループだと、男性はすぐに秘密をバラされちゃうと警戒するみたい」<ref name="as201201">『AKB48グループ新聞』 2012年1月号</ref>
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*8月27日、卒業公演が行われた。チームAの「目撃者」公演をベースに、旧チームのメンバーや姉妹グループのメンバーも駆けつけ、前田のラストステージを飾った。悲願の東京ドーム公演を終えた翌日、6年8カ月過ごしたAKB48と惜別するときがやってきた。センターを務めるシングルをメドレーで歌い終えると、主要メンバーが前田に送辞を送った。グループを支えてきた不動のエースとのお別れに、メンバーらが次々と涙を流す。前田は一人一人と抱擁した。最後まで泣くまいと決めていたが、こらえきれなかった。苦楽をともにした仲間への感謝を口にしたとき、涙があふれた。「この7年間、すごく大変なこともたくさんあったと思います。みんな『辞めたい』って、それしか言わなかった時期もありました。でも、それを乗り越えてここまで来られたのは、AKBのみんながいたからです。一つの目標に向かって来られたからです」。そして、前田はメンバー全員を見渡しながらこう言った。「今日は笑顔で言えそうです。みんな、今まで本当にありがとう」。深々と頭を下げる前田の姿に、メンバーもファンも感激の涙が止まらなかった。「私はこの劇場が大好きです。そして、この劇場で一緒に踊ってくれたメンバーと、応援してくれた皆さんが大好きです。約7年間、長かったのか短かったのか分かりませんが、最高の7年間でした」。名残惜しそうにあいさつする前田に「あっちゃん」コールが巻き起こった。最後の曲は、「桜の花びらたち」。涙をふいたメンバーたちと笑顔で歌い上げ、完全燃焼した。最後までステージに残った前田は、「これからも頑張っていきます。本当にありがとうございました」と、挨拶をしAKB48のステージを後にした。<ref>http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2012082802000163.html</ref>
*8月27日、卒業公演が行われた。チームAの「目撃者」公演をベースに、旧チームのメンバーや姉妹グループのメンバーも駆けつけ、前田のラストステージを飾った。悲願の東京ドーム公演を終えた翌日、6年8カ月過ごしたAKB48と惜別するときがやってきた。センターを務めるシングルをメドレーで歌い終えると、主要メンバーが前田に送辞を送った。グループを支えてきた不動のエースとのお別れに、メンバーらが次々と涙を流す。前田は一人一人と抱擁した。最後まで泣くまいと決めていたが、こらえきれなかった。苦楽をともにした仲間への感謝を口にしたとき、涙があふれた。「この7年間、すごく大変なこともたくさんあったと思います。みんな『辞めたい』って、それしか言わなかった時期もありました。でも、それを乗り越えてここまで来られたのは、AKBのみんながいたからです。一つの目標に向かって来られたからです」。そして、前田はメンバー全員を見渡しながらこう言った。「今日は笑顔で言えそうです。みんな、今まで本当にありがとう」。深々と頭を下げる前田の姿に、メンバーもファンも感激の涙が止まらなかった。「私はこの劇場が大好きです。そして、この劇場で一緒に踊ってくれたメンバーと、応援してくれた皆さんが大好きです。約7年間、長かったのか短かったのか分かりませんが、最高の7年間でした」。名残惜しそうにあいさつする前田に「あっちゃん」コールが巻き起こった。最後の曲は、「桜の花びらたち」。涙をふいたメンバーたちと笑顔で歌い上げ、完全燃焼した。最後までステージに残った前田は、「これからも頑張っていきます。本当にありがとうございました」と、挨拶をしAKB48のステージを後にした。<ref>http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2012082802000163.html</ref>


===女優として ===
=== 女優として ===
*前田敦子は“出口”から羽ばたけるか 卒業に込められた2つの意味。今後は主に女優として活動し、第二の人生を花開かせる。「AKBの前田敦子」の真価が問われるのは、実はこれからだ。前田は卒業したが、AKBとの関係性が終わるわけではない。今後、芸能活動を続ける限り「元AKB」の肩書はついて回り、それは「AKB以上の何か」を手に入れるまで続く。前田は卒業発表の際、その理由をこう語った。「後輩のためにも私が卒業して歩きださないといけない」。そこには、後輩のためにいつまでもAKBのトップの座に居座るわけにはいかないということと、後輩のために芸能界で生き抜いていく見本になるということの2つの意味が込められている。AKBの運営関係者は「AKBは、芸能界への“入り口”は確立できたと思う。これからは“出口”も重視していかなければいけない」と話す。つまり、前田は「AKBの出口」から外の世界に初めて出た主要メンバーなのだ。「不動のセンター」と称賛された人材が今後どれだけ羽ばたけるのか? そのスレンダーな体に、実は大変な重圧がかかっている。しかし、最後のステージで見せた意志の強さがあれば大丈夫だと思えてくる。<ref>http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/08/28/kiji/K20120828003991610.html</ref>
*前田敦子は“出口”から羽ばたけるか 卒業に込められた2つの意味。今後は主に女優として活動し、第二の人生を花開かせる。「AKBの前田敦子」の真価が問われるのは、実はこれからだ。前田は卒業したが、AKBとの関係性が終わるわけではない。今後、芸能活動を続ける限り「元AKB」の肩書はついて回り、それは「AKB以上の何か」を手に入れるまで続く。前田は卒業発表の際、その理由をこう語った。「後輩のためにも私が卒業して歩きださないといけない」。そこには、後輩のためにいつまでもAKBのトップの座に居座るわけにはいかないということと、後輩のために芸能界で生き抜いていく見本になるということの2つの意味が込められている。AKBの運営関係者は「AKBは、芸能界への“入り口”は確立できたと思う。これからは“出口”も重視していかなければいけない」と話す。つまり、前田は「AKBの出口」から外の世界に初めて出た主要メンバーなのだ。「不動のセンター」と称賛された人材が今後どれだけ羽ばたけるのか? そのスレンダーな体に、実は大変な重圧がかかっている。しかし、最後のステージで見せた意志の強さがあれば大丈夫だと思えてくる。<ref>http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/08/28/kiji/K20120828003991610.html</ref>
*8月31日、モー娘やAKB48の振付師として有名な「夏先生」こと夏まゆみがブログで、前田に向けてメッセージを綴っている。AKB結成当初から約2年間、振付だけではなく、メンバーのオーデションから秋葉原の専用劇場のステージデザイン、歌のパート割りやステージのMC台本まで携わっていたという夏。「愛する教え子たちII」という題名で31日に更新したブログでは、アイドルにおける「卒業」を、「脱退とか退団といったマイナスのイメージを払拭し、学生時代、誰もが一度は経験したことがあるであろう言葉に置き換えて、前向きかつ成長に欠かせないものとして頻繁に使われるようになり、今ではアイドルユニットにはつきもの」と定義している。AKB48のプロデュースから離れた理由は明らかになっておらず、AKBに関する話を公にしなかった夏さんだが、結成当初から見守ってきた前田敦子の卒業とあって「許されるなら本当に直接伝えたかった」と前置きをしながら、率直な気持ちを吐露している。「前田へ 卒業おめでとう。約7年間お疲れさまでした。さぞ目まぐるしい日々だったろう。センターの重圧を見事に自分の力にかえてよくがんばり続けたね」とこれまでの“AKBの顔”としての活動を労い、「チームAのダンスの基礎レッスンが始まって、少しずつ差が出始めた中で、前田は順調に伸びて行った」と結成当初から前田のダンス能力が高かったことに触れ、「私が前田によく言っていた言葉は、『前を向きなさい、顔をあげなさい』だった。『前田?あとお前がやらなければならないことは一つだけ。前を向くことだょ』」と控えめだった性格の彼女にアドバイスをしていたという。また夏さんは、「ちょっとだけ全国ツアーまだまだだぜAKB48」通し稽古の日、前田が遅刻をしてきたエピソードにも触れている。「マネージャーも連絡がつかないと焦っていたなぁ。やがてやって来た前田の顔を見て私は、センターの重圧や事務所移籍に悩み苦しんだのだと勝手に悟った、その若い年齢でこの細い体で」と当時の前田が抱えていた状況を察して叱ることもせずに、『よく来たな』と褒めて抱きしめると、夏さんの胸の中で、子供のように“えーんえーん”と声を出して泣いたことを明かしている。そんな前田に対して「辛いこともあるだろう。それは選ばれた人間だからこそなのだ」と言い聞かせたという。ブログの最後には「ソロになって、また大変なこともやって来るだろう。でも君なら大丈夫、選ばれた人間だからこそだと分かっているもんね。ファンの皆さん、これからも前田敦子の応援、よろしく頼んだョ!」と女優として次のステージに踏み出した前田へのエールを送っている。<ref>http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/hwchannel_20120831_1701</ref>
*8月31日、モー娘やAKB48の振付師として有名な「夏先生」こと夏まゆみがブログで、前田に向けてメッセージを綴っている。AKB結成当初から約2年間、振付だけではなく、メンバーのオーデションから秋葉原の専用劇場のステージデザイン、歌のパート割りやステージのMC台本まで携わっていたという夏。「愛する教え子たちII」という題名で31日に更新したブログでは、アイドルにおける「卒業」を、「脱退とか退団といったマイナスのイメージを払拭し、学生時代、誰もが一度は経験したことがあるであろう言葉に置き換えて、前向きかつ成長に欠かせないものとして頻繁に使われるようになり、今ではアイドルユニットにはつきもの」と定義している。AKB48のプロデュースから離れた理由は明らかになっておらず、AKBに関する話を公にしなかった夏さんだが、結成当初から見守ってきた前田敦子の卒業とあって「許されるなら本当に直接伝えたかった」と前置きをしながら、率直な気持ちを吐露している。「前田へ 卒業おめでとう。約7年間お疲れさまでした。さぞ目まぐるしい日々だったろう。センターの重圧を見事に自分の力にかえてよくがんばり続けたね」とこれまでの“AKBの顔”としての活動を労い、「チームAのダンスの基礎レッスンが始まって、少しずつ差が出始めた中で、前田は順調に伸びて行った」と結成当初から前田のダンス能力が高かったことに触れ、「私が前田によく言っていた言葉は、『前を向きなさい、顔をあげなさい』だった。『前田?あとお前がやらなければならないことは一つだけ。前を向くことだょ』」と控えめだった性格の彼女にアドバイスをしていたという。また夏さんは、「ちょっとだけ全国ツアーまだまだだぜAKB48」通し稽古の日、前田が遅刻をしてきたエピソードにも触れている。「マネージャーも連絡がつかないと焦っていたなぁ。やがてやって来た前田の顔を見て私は、センターの重圧や事務所移籍に悩み苦しんだのだと勝手に悟った、その若い年齢でこの細い体で」と当時の前田が抱えていた状況を察して叱ることもせずに、『よく来たな』と褒めて抱きしめると、夏さんの胸の中で、子供のように“えーんえーん”と声を出して泣いたことを明かしている。そんな前田に対して「辛いこともあるだろう。それは選ばれた人間だからこそなのだ」と言い聞かせたという。ブログの最後には「ソロになって、また大変なこともやって来るだろう。でも君なら大丈夫、選ばれた人間だからこそだと分かっているもんね。ファンの皆さん、これからも前田敦子の応援、よろしく頼んだョ!」と女優として次のステージに踏み出した前田へのエールを送っている。<ref>http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/hwchannel_20120831_1701</ref>
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*10月1日、渡哲也主演のTBSのドラマ『強行帰国 忘れ去られた花嫁たち』で、卒業後初めてドラマに出演。前田は男性の活動を手伝い、家族のように接する女性役。撮影は卒業直後で、「切り替えができたのかは分からないけれど、もう後ろを振り返るつもりは一切ないので、前を向いてまっすぐ頑張っていこうという気持ちでいっぱいです」と決意を新たにしている。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120918-00000000-spnannex-ent</ref>
*10月1日、渡哲也主演のTBSのドラマ『強行帰国 忘れ去られた花嫁たち』で、卒業後初めてドラマに出演。前田は男性の活動を手伝い、家族のように接する女性役。撮影は卒業直後で、「切り替えができたのかは分からないけれど、もう後ろを振り返るつもりは一切ないので、前を向いてまっすぐ頑張っていこうという気持ちでいっぱいです」と決意を新たにしている。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120918-00000000-spnannex-ent</ref>


===バッシング ===
=== バッシング ===
:バッシング記事は[[ノート:/前田敦子#bashing|こちら]]を参照。
:バッシング記事は[[ノート:/前田敦子#bashing|こちら]]を参照。


===番組でのエピソード ===
=== 番組でのエピソード ===
*番組で登場した辛さ50倍のスーパーハバネロチキンに口をつけ、あまりの辛さに号泣してダウン。収録は15分ストップしてしまった。結局、前田の代わりを[[秋元才加]]が務める事で収録は再開された。
*番組で登場した辛さ50倍のスーパーハバネロチキンに口をつけ、あまりの辛さに号泣してダウン。収録は15分ストップしてしまった。結局、前田の代わりを[[秋元才加]]が務める事で収録は再開された。
*『[[AKBINGO!]]』のショージキ将棋で「AKBの中で一番演技が上手いと思っている」という質問で針が動き、「気持ちが正直だった…」と、自分でもそう思っている事を認めた。ちなみに「AKBの中で競っている訳じゃないので、ライバルだと思っている子はいない」。
*『[[AKBINGO!]]』のショージキ将棋で「AKBの中で一番演技が上手いと思っている」という質問で針が動き、「気持ちが正直だった…」と、自分でもそう思っている事を認めた。ちなみに「AKBの中で競っている訳じゃないので、ライバルだと思っている子はいない」。
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*[[秋元康]]曰く、チームAの影番(キャプテン以外で仕切ってくれる人物)は[[篠田麻里子|篠田]]と[[前田敦子|前田]]。<ref name="N625"> 『AKB48のオールナイトニッポン』 10/06/25</ref>
*[[秋元康]]曰く、チームAの影番(キャプテン以外で仕切ってくれる人物)は[[篠田麻里子|篠田]]と[[前田敦子|前田]]。<ref name="N625"> 『AKB48のオールナイトニッポン』 10/06/25</ref>


===交友関係 ===
=== 交友関係 ===
*推しメンは、[[高橋みなみ]]。<ref name="vb2010">『AKB48 VISUAL BOOK 2010』</ref>[[山本彩]]([[NMB48]])。「おっぱいが好きなんですよ。彼女のおっぱいを触った時に、恥ずかしがらずにほほ笑んでくれて。さすがNMBのエースと思って」<ref>http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/11/23/0004638100.shtml</ref>
*推しメンは、[[高橋みなみ]]。<ref name="vb2010">『AKB48 VISUAL BOOK 2010』</ref>[[山本彩]]([[NMB48]])。「おっぱいが好きなんですよ。彼女のおっぱいを触った時に、恥ずかしがらずにほほ笑んでくれて。さすがNMBのエースと思って」<ref>http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/11/23/0004638100.shtml</ref>
*仲の良いメンバーは初期メン(1[[期生]])。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>ブログでプライベートな話の時によく登場するのは、[[板野友美]]、[[小嶋陽菜]]、[[篠田麻里子]]、[[高橋みなみ]]、[[佐藤由加理]](元1期生、現[[SDN48]])など、やはり1期生が多い。
*仲の良いメンバーは初期メン(1[[期生]])。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>ブログでプライベートな話の時によく登場するのは、[[板野友美]]、[[小嶋陽菜]]、[[篠田麻里子]]、[[高橋みなみ]]、[[佐藤由加理]](元1期生、現[[SDN48]])など、やはり1期生が多い。
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*[[秋元康]]曰く「前田は全然メールの返信をしない」。前田から質問をされたので秋元が返信をしたら、返事やお礼はなくそこで途切れてしまう事が多いとか。<ref name="N400">『AKB5400sec.』</ref>
*[[秋元康]]曰く「前田は全然メールの返信をしない」。前田から質問をされたので秋元が返信をしたら、返事やお礼はなくそこで途切れてしまう事が多いとか。<ref name="N400">『AKB5400sec.』</ref>


===性格・趣味 ===
=== 性格・趣味 ===
*性格は、負けず嫌い。人見知り。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*性格は、負けず嫌い。人見知り。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*趣味は映画を見ること。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*趣味は映画を見ること。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
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*自分の顔で一番気になる部分は「強いて言うならエラが張っているとこ」。<ref>『めちゃ2イケてるッ』2010年5月29日。</ref>
*自分の顔で一番気になる部分は「強いて言うならエラが張っているとこ」。<ref>『めちゃ2イケてるッ』2010年5月29日。</ref>


==参加曲 ==
== 参加曲 ==


===シングルCD選抜曲 ===
=== シングルCD選抜曲 ===


====インディーズ ====
==== インディーズ ====
*1st [[桜の花びらたち]]
*1st [[桜の花びらたち]]
*2nd [[スカート、ひらり]]
*2nd [[スカート、ひらり]]


====メジャー ====
==== メジャー ====
*1st [[会いたかった]]
*1st [[会いたかった]]
*2nd [[制服が邪魔をする]]
*2nd [[制服が邪魔をする]]
346行目: 346行目:
*26th [[真夏のSounds good!]]
*26th [[真夏のSounds good!]]


===ソロシングル ===
=== ソロシングル ===
*1st Flower
*1st Flower
:(2011年6月22日発売、週間最高:1位、年間:33位、売上枚数:17.7万枚)<ref>http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/89266/full/</ref>
:(2011年6月22日発売、週間最高:1位、年間:33位、売上枚数:17.7万枚)<ref>http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/89266/full/</ref>
352行目: 352行目:
:(2012年6月20日発売、週間最高:2位、年間:位、売上枚数:13.6万枚)
:(2012年6月20日発売、週間最高:2位、年間:位、売上枚数:13.6万枚)


==出演番組 ==
== 出演番組 ==
[[Wikipedia:前田敦子#.E5.87.BA.E6.BC.94|Wikipedia]]を参照。
[[Wikipedia:前田敦子#.E5.87.BA.E6.BC.94|Wikipedia]]を参照。


==脚注・出典 ==
== 脚注・出典 ==
<references />
<references />


==外部リンク ==
== 外部リンク ==
*<del>[http://www.akb48.co.jp/about/members/detail.php?name=maeda_atsuko AKB48公式プロフィール]</del> (リンク切れ)
* [http://www.atsuko-maeda.com/ 前田敦子公式サイト]
*[http://www.ohtapro.co.jp/ohta_pro/profile/MaedaAtsuko/index.html 太田プロダクション公式プロフィール]
* [http://www.atsuko-maeda.com/fanclub/ 前田敦子公式ファンクラブ]
*[http://ameblo.jp/atsuko-maeda 前田敦子オフィシャルブログ]
* [http://www.ohtapro.co.jp/talent/MaedaAtsuko/ 太田プロダクション公式プロフィール]
* [https://plus.google.com/116582420246242769167 Google+アカウント]
* [http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=41775 キングレコード - 前田敦子]
* [http://web.archive.org/web/20121102000831/http://ameblo.jp/atsuko-maeda/ 前田敦子 オフィシャルブログ Powered by Ameba](2009年3月26日 - 2012年10月19日)(2012年11月2日時点のアーカイブ)
* [http://twitter.com/Atsuko_100 ツイッターアカウント]


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