「荒井優希」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
94,096 バイト除去 、 2021年10月31日 (日)
プロレスの記述をサブページに移設
(議論を記事のノートに移動したのでそれに伴う変更。また、一部表記体裁が変だったところを修正。(大幅な加筆はNGだが元々書かれている記事の小さな修正は許容範囲でしょう))
(プロレスの記述をサブページに移設)
359行目: 359行目:


=== 女子プロレスラーとして ===
=== 女子プロレスラーとして ===
{{書きかけ|2021年4月|text=豆腐プロレス関係など加筆ください}}
[[/女子プロレスラーとして#女子プロレスラーとして]]
==== 2018年 ====
*2月23日、「豆腐プロレスThe REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館」(愛知県体育館)と題した、実際のプロレスイベント第2弾に、バブリー荒井としてで参加<ref>[https://proresu-today.com/archives/46765 【豆腐プロレス】2.23(金)『豆腐プロレスThe REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館』全対戦カード決定!大型海外レスラー・グレゴリオ杏奈(アジャ・コング)参戦決定!] - プロレスTODAY 2018年2月2日</ref>。
{{thumbs
|[[ファイル:2018年10月28日_荒井優希_かかと落とし.jpg|200px|サムネイル|伊藤麻希にかかと落としを決める荒井(2018年10月28日)]]
|[[ファイル:2018年10月28日_荒井優希_逃げる.jpg|200px|サムネイル|伊藤麻希から逃げる荒井(2018年10月28日)]]
}}
* 10月10日、SKE48レッスン場で、[[松村香織]]からアイアンマンヘビーメタル級{{注釈|DDTが管理する王座タイトル。リング上の試合として防衛戦が行われる通常のプロレス王座と異なり、レフェリーがいれば場所時間関係なく防衛戦が行われる。直前のタイトル遍歴は、竹下幸之助(DDTプロレス)→[[須田亜香里]]→[[松村香織]]}}タイトル奪取、1329代王者となる<ref>[https://www.ddtpro.com/news/1579 SKE48・松村香織、8日間天下に終わる! 荒井優希がアイアンマンヘビーメタル級王座奪取! 10月28日後楽園大会参戦へ!] - DDTプロレスリング 2021年4月16日</ref>。同月28日に東京・後楽園ホール{{注釈|多目的ホール。東京・文京区の都市型複合施設・東京ドームシティ内の施設の一つ(「東京ドームシティホール」とは別)。ボクシング、格闘技興行やテレビ番組の収録が行われる他、2020年は年間250ものプロレスの興行が開催され<ref>[https://hochi.news/articles/20210417-OHT1T50194.html 格闘技の“聖地”後楽園ホールの60年目の歴史が始まった…“同い年”のプロレス担当に聞く] - スポーツ報知 2021年4月17日</ref>「プロレスの聖地」と言われる<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/2020/021277.html ボクシング&プロレスの聖地「後楽園ホール」、実はダンスホールだった? ] - テレ東プラス 2020年2月21日</ref>。}}で開催された『DDT LIVE! マジ卍 後楽園ホールスペシャル!!』の時間差入場バトルロイヤル戦で、元LinQの[[Wikipedia:伊藤麻希|伊藤麻希]]{{注釈|ミスiD2015ファイナリスト。東京女子プロレスには2017年1月から定期参戦中}}に逆エビ固めで敗れ、同王座陥落<ref>[https://www.tvlife.jp/entame/195820 『DDT LIVE! マジ卍』SKE48・荒井優希が王座陥落…“クビドル”伊藤麻希が新王者に] - TV LIFE 2021年10月28日</ref>。
{{Clear}}
 
==== 2021年 ====
{{#widget:YouTube|id=a5kbWxr_TiM}}
{{#widget:YouTube|id=87NGsYTKMng}}
* 5月から『東京女子プロレス』{{注釈|前述のプロレス団体『DDT』傘下の女子プロレス団体。荒井と対戦経験のある伊藤麻希が定期参戦している}}に選手として月1回のペースで継続参戦を発表。その前に4月17日に開催された、同団体の東京・後楽園ホール大会に来場<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3018176/ SKE48 荒井優希がプロレス本格参戦! 過去にはDDTで戴冠した “逸材”] - 東京スポーツ 2021年4月13日</ref><ref name="tospo3024911">[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3024911/ 【東京女子】SKE48荒井優希が参戦! 高木三四郎社長「かかと落としに華がある」] - 東京スポーツ 2021年4月14日</ref><ref>[https://www.ddtpro.com/news/15739 “現役アイドル”SKE48の荒井優希が東京女子プロレスに本格参戦! 4月17日後楽園ホール大会に来場! 5月4日後楽園ホール大会で第1戦!] - DDTプロレスリング 2021年4月14日</ref>。これにさきがけ、4月14日、東京都内で行われた記者会見で以下のようにコメントした<ref name="tospo3024911" /><ref name="wpb113478">[https://wpb.shueisha.co.jp/news/sports/2021/04/15/113478/ SKE48荒井優希が東京女子プロレス参戦! DDT高木社長が「かかと落としに惚れた」] - 週プレNews 2021年4月15日</ref><ref name="thetv102869">[https://thetv.jp/news/detail/1028629/ SKE48・荒井優希がプロレスに本格参戦「珠理奈さんも観に来るので頑張ります!」] - ザ・テレビジョン 2021年4月14日</ref><ref name="tokyoheadline547478" />。
{{Clear}}
<blockquote>
この度本格的にプロレスをやらせていただくことになりました。前回DDTさんの試合に出させていただいたときに、ファンの皆さま、見に来てくださっている方の優しさをすごく感じたのも今回すごく決め手となりました。ふだんからアイドルとしての私を応援してくださっているファンの皆さまも、すごい優しい方ばかりなので、私が決めたことなら付いてきてくれるんじゃないかなって。皆さんを信じる気持ちもすごくありましたので、今回はあまり迷うことなく即決で決めさせていただきました。SKE48に中学生から入ったので、7年、8年くらい経つんですけど、ライブとか握手会とか、いろんなお仕事をさせていただくなかで、またもう一つファンの方に楽しんでもらうようなことができたらなという強い気持ちで決めたことなので。皆さんにたくさん応援してもらえるようなプロレスラーになれるように、まだまだ未熟なんですけど、もっともっと技を磨いていきたいと思います。私は、数年くらい前から、ちょっとふざけてなんですけど“海外も目指してます”と何回か言ってたことがあって、ファンの方にも“頑張ってね!”って、すごく言ってもらっていたので、今回は英語での実況もあるということなので、ちょっと本格的に頑張っていきたいなという気持ちもあります。まだまだ一番新しい後輩になるので、全然、先輩方にはかなわないと思うんですけど、ゆくゆくは皆さんを倒せるくらいの強いレスラーになることを目標にしています。
 
(SKE48メンバーからの反応を問われ)プロレスといえば、[[松井珠理奈]]さん。今日も珠理奈さんプロデュースのパーカーで来させていただきました。会見前にLINEをしたら、すぐに電話をしてきてくださって、デビュー戦も見に来てくださると言っていたので、頑張ります。ほかに、[[高柳明音]]さんからも頑張ってってメッセージをいただきました。
 
(“おしゆき”の仲間の[[青木詩織]]からは)残念なことに、何も言われていません。
 
(やってみたいプロレス技は)色んな技ができるようになりたいのはもちろんですが、矢野通選手(新日本プロレス)が好きなので、マイクパフォーマンスとか。こういうコなんだってわかってもらえるパフォーマンスで会場を沸かせられたら。
 
(今後の目標を問われ)皆さんにたくさん応援してもらえるプロレスラーになれるように、未熟ですがもっと技を磨いていきたいです。一番下の後輩なので、先輩方には全然かないませんが、ゆくゆくは皆さんを倒せるくらいの強いレスラーになれることを目標にしています。
 
(東京女子のなかで意識する選手を聞かれ)前回対戦させていただいた伊藤麻希さんなんですけど、前回は圧倒的な力の差でベルトを獲られてしまったので“次こそは!”っていう気持ちで、いつの日か戦える日が来るまで技を磨いて力をつけていきたいと思います。
 
まだ時間があるので、まだ何かできるって気持ちはずっとあったので。アイドルで見せる私とプロレスで見せる私とはもう完全な別物として、今見てくださっている方はもちろん、もっとたくさんの方に楽しんでもらえたらなって気持ちと、SKE48を盛り上げたいという気持ちもありますし、東京女子プロレスさんからもすごい熱い気持ちをいただいて。私が出ることによっていろんなところが盛り上がればなっていう気持ちなので、すべての活動に全力でやることは約束します。
 
(アイドルとプロレスの違い)アイドルとして、いろんなステージに立たせてもらってるんですけど。もう8年、9年やってて、壁にぶち当たることがほとんどなくなってしまって。今回プロレスの練習を始めてみて、できないことが本当に多くて、練習も全然足りないって思って家でたくさん練習したりとか。そういう感覚が本当に久しぶりだったので、今はそれを一個ずつクリアしていくことが本当に楽しくて。それでプロレスのリングに上がったときも、あっという間だったんですけど。アイドルでやってるときはいろんなメンバーがいるので、私だけを見てもらえる時間っていうのは本当に少ないと思うので、リングに立つときはみんなが見てるっていう、すごいSKEでは体験できないことが体験できるので。どっちも好きなんですけど、プロレスのリングでは、よりみんなに見られてるっていう自覚を持ってやっていきたいなって思います。
</blockquote>
 
東京女子プロレスを運営するCyberFight{{注釈|AbemaTV、Cygamesなどを運営するサイバーエージェントの100%子会社。「DDT」「プロレスリング・ノア」など複数プロレス団体を運営。プロレス業界の中では、最大手のブシロードグループ(「新日本プロレス」「スターダム」を擁する)に次ぐ2番手に位置する<ref>[https://news.yahoo.co.jp/byline/kiyoshimio/20210503-00235815/ SKE48・荒井優希プロレス本格参戦の仕掛け人、高木三四郎は「プロレス界の秋元康」] - Yahooニュースコラム(三尾圭) 2021年5月3日</ref>。社長の高木自身、DDT所属のプロレスラーでもある}}社長の高木三四郎は、以下のように荒井の参戦までの経緯と彼女への期待を語った<ref name="tokyoheadline547478">[https://www.tokyoheadline.com/547478/ 人気アイドルグループSKE48荒井優希が東京女子プロレス5・4後楽園で本格デビュー] - TOKYO HEADLINE 2021年4月14日</ref><ref name="thetv102869" /><ref name="wpb113478" />。
<blockquote>
以前に荒井さんにアイドルとしてDDTの大会に出ていただいた。豆腐プロレスとかに参戦しているっていうのは知ってはいたんですけど、そのときカカト落としをやったんです。それがものすごい華があったんですよ。“すごいリング映えする方だな”と思いまして。“この子が女子プロレスを本格的にやったら、すごい逸材になるんじゃないかな”と思っていまして。それから2年近く、SKE48さんの運営サイドですとか、いろいろな方面から話を続けておりまして、ようやく本人のなかでOKが出たということで、非常にうれしく思っております。女子プロレス界、すごく盛り上がってきておりますので、そのなかでもひときわ目立つ存在になってもらいたいという気持ちもあります。東京女子プロレスに参戦していただいて、大いに盛り上げていただきたいと思っております。
 
また一つ東京女子がステップアップするために、彼女(荒井)の参戦というのは、アイドル界で見てきた世界と違うと思うんですね。そういったことが現場の選手にもいい意味で刺激になればいいなと思ってます。私個人としては感無量であります。こういう取り組みから、また何か新しいものが生まれてくるかもしれませんので。
</blockquote>
{{thumbs
|[[ファイル:2021年東京女子プロレスプロフィール_荒井優希.jpg|150px|サムネイル|リングコスチューム(2021年5月1日)]]
|[[ファイル:2021年5月4日_荒井優希_対戦カード.jpg|200px|サムネイル|プロレスデビュー戦対戦カード(2021年5月4日)]]
}}
* 4月21日、YouTube配信<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=NCnjCFsh34U 【LIVE】SKE48荒井優希 デビュー戦に関する記者会見] - YouTube(東京女子プロレスofficial) 2021年4月21日</ref>形式の記者会見が行われ、5月4日に開催される東京女子プロレスの東京・後楽園ホール大会「YES! WONDERLAND 2021〜僕らはまだ夢の途中」の荒井のデビュー戦対戦カードが発表された。試合形式はタッグマッチ。荒井は渡辺未詩{{注釈|name="upga"|『アップアップガールズ(プロレス)』のメンバー}}とタッグを組み、伊藤麻希・遠藤有栖{{注釈|Cheer♡1(活動休止中)出身。2021年1月デビュー}}組と対戦する<ref>[https://thetv.jp/news/detail/1029744/ SKE48・荒井優希、プロレスデビュー戦はアプガ(プロレス)とタッグで元LinQ・伊藤麻希らと対決] - ザ・テレビジョン 2021年4月21日</ref><ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3056393/ 【東京女子】SKE48・荒井優希の再デビュー戦のカード決定 伊藤麻希から一蹴され「すごく悔しい」] - 東京スポーツ 2021年4月21日</ref>。リングコスチュームは、豆腐プロレスやDDTで着ていたトリコロールカラーを入れたいという荒井本人の希望で、赤、白、青を基調にしたものとなった<ref>{https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3115041/ 【東京女子】SKE48・荒井優希のデビュー戦を支えた松井珠理奈の言葉「完璧にできなくても仕方ない」] - 東京スポーツ 2021年5月4日</ref>。なお、新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言発令に伴い、当日の試合は無観客で行われ、AbemaTVなどで配信された<ref>[https://www.ddtpro.com/news/15804 緊急事態宣言発令に伴い後楽園ホール大会は同会場から無観客大会を配信! ほか中止大会に関するお知らせ] - DDTプロレスリング 2021年4月23日</ref>。
{{Clear}}
 
{{#widget:YouTube|id=mpTSVSfqIl0}}
{{#widget:YouTube|id=uQBMJMOkRqg}}
{{thumbs
|[[ファイル:2021年5月4日_荒井優希_かかと落とし.jpg|200px|サムネイル|伊藤麻希にFinally(かかと落とし)を決める荒井(2021年5月4日)]]
|[[ファイル:2021年5月4日_荒井優希_伊藤デラックス.jpg|200px|サムネイル|最後は伊藤デラックスでギブアップ負け(2021年5月4日)]]
}}
* 5月4日、デビュー戦となった試合では、荒井はFinally(かかと落とし){{注釈|技名は試合後の荒井の記者会見で表明。由来はSKE48の8thシングル『[[片想いFinally]]』<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/05/04/kiji/20210504s00041000377000c.html プロレスデビューのSKE48荒井優希 必殺かかと落としを「ファイナリー」と命名] - スポニチ 2021年5月4日</ref>}}を見せたものの、伊藤の「こけし」{{注釈|倒れ込み式ヘッドバット。代表的な技の使い手に本間朋晃}}からの伊藤デラックス(変型テキサス式四つ葉固め)で、試合時間13分12秒で、荒井は伊藤にギブアップ負け<ref name="tospo3115974">[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3115974/ 【東京女子】伊藤麻希がSKE48・荒井優希のデビュー戦を辛口採点「100点満点中…」] - 東京スポーツ 2021年5月4日</ref><ref>[https://news.yahoo.co.jp/byline/kiyoshimio/20210504-00236142/ プロレスラー荒井優希 デビュー戦黒星で悔し涙を流すも、ファンの心は掴む!] - Yahoo!ニュース(個人:三尾圭) 2021年5月4日</ref><ref name="bn70672">[http://battle-news.com/?p=70672 AKB48グループからついにプロレスラーデビュー!先輩アイドルレスラーから「何回でも潰してやる」と頭突きと首絞めの洗礼!] - バトルニュース 2021年5月4日</ref><ref>[https://proresu-today.com/archives/150479 【東京女子】SKE48荒井優希が本格デビューも伊藤麻希の前に惜しくも敗退!6・6さいたま「サイバーフェス」参戦が決定し、「絶対強くなるので見ててください!」] - プロレスToday 2021年5月4日</ref>。
{{Clear}}
 
荒井に勝利した伊藤は試合後のマイクアピールで、次のように厳しい言葉ながらもエールを送った<ref name="bn70672" />。
<blockquote>
おい荒井優希、お前は、弱い!でも、今見てくれてるお客さんは、お前の弱い姿よりも、弱くても戦う姿に勇気をもらってる奴がたくさんいる。お前はSKE48の荒井優希じゃねぇ。プロレスラーの荒井優希だ。プロレスラーはアイドルと同じように勇気を与え続ける。今日の試合で満足するなよ。負けたら絶対次は勝てよ。何年かかってもいいから、伊藤麻希を潰しに来い!伊藤は、何回でもプロレスラー荒井優希を潰してやる。お前のことなんかあんまり興味ないけど、頑張れ。
</blockquote>
 
伊藤は、試合後の記者との会見でも、以下のようにコメントしている<ref name="tospo3115974" /><ref>[https://www.daily.co.jp/gossip/2021/05/04/0014298252.shtml SKE荒井優希プロレスデビュー戦黒星 対戦の伊藤麻希「まだまだだな」] - デイリースポーツ 2021年5月4日</ref><ref name="zest210504">[https://www.zest-corp.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/65427bc877e9ab2babc7801c7d0b3e43.pdf SKE48 荒井優希 プロレスデビュー戦でカカト落とし披露も元 LinQ 伊藤麻希組に敗退「絶対強くなるので見ててください!」 。] - 株式会社ゼスト 2021年5月4日</ref>
<blockquote>
宣言通りちゃんと勝ちました。デビュー戦にしてはよくやった方だとは思いますが、まだまだだなという感想ではあります。(かかと落としを食らい)いいかかと落としでしたね。誰でもできる技じゃない。私(伊藤)はバレエとかのバックボーンがないので足が上がらない。だから誰にでもできる技じゃないと思う。もっと磨いてほしい。今日の試合で伊藤は、荒井優希をプロレスラーとして認めました。認めたからこそ、期待を超えてほしいなと思います。月イチ参戦でどれくらい成⾧できるのかっていうのを楽しみにしていようと思います。私たちは毎週試合して、その分成⾧してるので。楽しみにしてます。(点数は?)100 点満点中、8 点
</blockquote>
 
伊藤のマイクに対して荒井は<ref name="zest210504" />
<blockquote>
今日は負けちゃったけど、絶対強くなるので見ててください。応援よろしくお願いします。
</blockquote>
と涙をにじませ、リングを後にした。記者会見では以下のように語った<ref name="zest210504" />
<blockquote>
昨日まで本当に不安で、楽しめる自信も全然なかったんですけど。今日になって、すごい楽しみな感情が沸いていて。デビューが終わった後も楽しかったなっていう感想が残るくらい。すごい悔しい試合ではあったんですけど、『プロレス楽しいな』っていう気持ちになれたので、本当によかったです。(伊藤とは)やっぱりキャリアの差だったり、経験の差だったりで、すごい力の差を感じました。(得意技のカカト落としを“Finally(ファイナリー)”と命名)SKE48 で、似たような足を上げる振りがある『片想いFinally』という曲があって、そこから取りました。すごくかっこよくて気に入っているので、もっと磨けるように頑張ります。
</blockquote>
{{thumbs
|[[ファイル:2021年6月6日_荒井優希_対戦カード.jpg|200px|サムネイル|プロレス有観客第一戦対戦カード(2021年6月6日)]]
}}
荒井は、6月6日に開催される、東京女子プロレスのほか、DDT、ノア、ガンバレ☆プロレスのCyberFight傘下の4団体による有観客合同興行『CyberFight Festival 2021』{{注釈|以下「サイバーファイトフェスティバル」と略記}}(さいたまスーパーアリーナ)に参戦が決定<ref>[https://www.ddtpro.com/news/15867 6月6日「CyberFight Festival 2021」追加カード決定/高木と拳王が1年ぶりに顔を合わせる! DDTと金剛の全面対抗戦が実現!] - DDTプロレスリング 2021年5月4日</ref>。試合形式は6人タッグマッチ。荒井は瑞希、乃蒼ヒカリ(のあ - ){{注釈|name="upga"}}と組んで、デビュー戦で敗れた伊藤麻希および上福ゆき、小橋マリカ組と対戦する<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3142692/ SKE48荒井優希 有観客の6・6サイバーフェスで “因縁” 伊藤麻希と再激突!] - 東京スポーツ 2021年5月11日</ref>。
 
さらに、6月17日の東京女子プロレス・後楽園ホール大会にも参戦予定<ref>[https://www.ddtpro.com/news/15864 6月17日(木)後楽園ホール大会が緊急開催決定! 東京女子プロレス初の平日開催となる後楽園大会! 荒井優希の参戦が決定!] - DDTプロレスリング 2021年5月4日</ref>。団体代表の高木三四郎は、荒井のパフォーマンスを高く評価し、6日開催のサイバーフェスで初勝利を挙げれば、17日の大会でタイトルマッチ挑戦もあり得るとコメントした<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3121890/ 【東京女子】SKE48荒井優希 デビュー戦敗れるも3戦目にタイトル挑戦プラン] - 東京スポーツ 2021年5月6日</ref>。また、東京女子プロレスで代表コーチを務めるケンドー・カシン{{注釈|アマレス出身の覆面プロレスラー。2021年5月現在はフリーとしてノアに参戦中。}}は「(荒井は)思った以上に動けていた」と評価し「ぜひとも杉浦軍{{注釈|プロレスリング・ノア内のユニット。[[松井珠理奈]]も所属するM's Allianceとは対立関係にある}}に欲しいです。杉浦軍に移籍してほしい」と呼びかけた<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3126588/ SKE48荒井優希にカシンが触手「ぜひとも杉浦軍に欲しい」] - 東京スポーツ 2021年5月7日</ref>。また、6月26日および7月10日の東京・両国KFCホールの2大会、さらに、8月7日、SKE48の地元・名古屋の日本ガイシスポーツプラザ大会への参戦が決定した<ref>[https://www.daily.co.jp/ring/2021/05/12/0014321148.shtml SKE荒井優希 8月に本拠地・名古屋でプロレス凱旋試合決定] - デイリースポーツ 2021年5月12日</ref>。
{{Clear}}
 
{{thumbs
|[[ファイル:2021年6月6日_荒井優希_3人がかり.jpg|200px|サムネイル|3人にいたぶられる荒井(2021年6月6日)]]
|[[ファイル:2021年6月6日_荒井優希_ビッグブーツ.jpg|200px|サムネイル|伊藤にビッグブーツをたたき込む荒井(2021年6月6日)]]
}}
* 6月6日、荒井はこの日開催された「サイバーファイトフェスティバル」の第5試合{{注釈|オープニング前のSTARTING BATTLE3試合を含めると全15試合中8試合目}}に出場。序盤は上福にエルボーをかますも、デコピン攻撃をくらいと劣勢に。伊藤がリングサイトの[[松井珠理奈]]に「後輩がやられてるぞ」と挑発されるなど、3人にいたぶられた。また中盤で再び伊藤と対し、劣勢を強いられるも、反撃し、得意のかかと落とし「Finally」もお見舞い。3カウント寸前まで追い込み、珠理奈も「惜しい! 惜しい!」と連呼。しかし、2度目の「Finally」をかわされスリーパーホールドに捕獲されるなど経験の差に苦しむ。伊藤はくDDTからフライングビッグヘッドを投下。動けなくなった荒井は、最後は膝を背中に落とした逆エビ固め「伊藤パニッシュ」でギブアップ負け<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202106060000542.html SKE荒井優希プロレス2戦目も敗戦 松井珠理奈の前でかかと落とし披露も] - 日刊スポーツ 2021年6月6日</ref><ref name="tospo3262395">[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3262395/ 【サイバーフェス】SKE48荒井優希がデビュー2連敗 次戦は初のシングル戦が決定] - 東京スポーツ 2021年6月6日</ref><ref>[http://battle-news.com/?p=71428 現役SKE48の顔面を殴打!アイドル、グラドル、ギャルモデルがデビュー1ヶ月の後輩へ容赦ない洗礼!] - バトルニュース 2021年6月6日</ref><ref>[https://www.noah.co.jp/schedule/268/ 2021年06月06日 日 CyberFight Festival 2021(試合結果)] - プロレスリング・ノア公式サイト 2021年6月6日</ref>。
{{Clear}}
 
瑞希、乃蒼ヒカリと同席した記者会見で、荒井は試合後以下のようにコメントした<ref>[https://www.ddtpro.com/results/16009 CyberFight Festival 2021(試合結果)] - DDTプロレスリング公式サイト 2021年6月7日</ref>
<blockquote>
デビュー2戦目ということで、まだまだ慣れないことが多くて緊張もしたんですけど、乃蒼さんと瑞希さんがサポートしてくださったり、いろんなことを教えてくださって、東京女子プロレスの関係がすごくいいことだと感じました。今回は初めての有観客で皆様の温かい拍手が凄い届いて、有観客のパワーは凄いなと思いました。皆さんの応援で凄く力がわいたんですけど、勝利にまでは届かなくて、まだだだなと思った部分も多いんですけど、まだ2回目なんで、これからに期待してくださるとうれしいです。
 
(解説席の松井珠理奈について)凄く不思議な気持ちで、でもやっぱり私がすごくつらいときに目の前で珠理ちゃんが『頑張って』とか応援してくれたのが本当にうれしかったし、本当は珠理ちゃんの前で勝てるのが一番よかったんですけど、デビュー戦より少しでも成長したなって思ってもらえてたら、とりあえず一歩かなと思うので。またきっと見に来てくれると思うから、それまでいっぱい練習して強くなりたいと思いました。
 
(どういうレスラーになりたいかと聞かれ)やっぱり、まだまだ先輩方の支えがないと使えるものしか出せなかったり、未熟な部分が多いので、一人でも戦えるぐらい、いろんな技を身につけて、もっとできることを増やして、カカト落としもきれいに決めれるようになりたいなと思います。
 
(6月は3試合参戦することについて)自分が名古屋にいる間に先輩方が試合してるのを見て、やっぱり新人である自分が先輩方の試合を見てると凄く焦る部分が大きくて、練習も試合ももっとやりたいって自分から言って。今回、当初の予定よりも出させていただくことになったので、毎回成長できるように、出るからにはしっかり変化を見せれるように頑張りたいなと思います。
 
</blockquote>
とコメントした。コメント直後、同席していた東京女子プロレス代表・甲田哲也より、6月17日の試合では相手に初のシングル戦を行うことが発表された<ref name="tospo3262395" />。シングル戦が決まったことを聞かされて以下のように続けた。
 
<blockquote>
えぇ? そんな感じ? シングルマッチまだ全然やったことがないのでわからないんですけど、苦しいときにも助けてくれない…。大丈夫かな。凄い心配なんですけど、あと2週間ぐらいかな。結構短いですけど、今のままでは瞬殺でやられてしまうので、やれることを増やします。みてください。
 
(SSAについて)やっぱり緊張が気にならないなって凄く思いました。今まで何度か立たせていただいている会場ではあったので、会場自体への緊張とかは私はあんまりなくて、それはSKEでやらせてもらってた部分が凄く助かったというか、そのことへの緊張はなかったので助かったなというのと、一人で1対1のリングに立つことって、もちろんですけどアイドルではない経験なので、本当に皆さんに助けていただいてるなっていう緊張感が凄くて。それがプロレスの面白いところだなと思うので、またいろんな会場に出てみたいなと思います。
</blockquote>
{{Clear}}
 
{{thumbs
|[[ファイル:2021年6月17日_荒井優希_対戦カード.jpg|200px|サムネイル|初シングル戦対戦カード(2021年6月17日)]]
}}
サイバーファイトフェスの試合翌日の6月7日、次の試合の相手が初代タイガーマスクの〝秘蔵っ子〟舞海魅星(まいうみ・みらい){{注釈|2019年5月デビュー。2021年8月をもって東京女子プロレスを退団。}}となることが明かされた<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3265176/ 【東京女子】SKE48荒井優希 17日に初シングル戦 相手は初代タイガーの“秘蔵っ子”] - 東京スポーツ 2021年6月7日</ref>。6月10日には、東京・神田明神で同月17日開催予定の後楽園ホール大会『Additional attack』開催前の記者会見が行われ<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=J4k6PiBc8DY 【LIVE】6.17後楽園ホール大会に向けた東京女子プロレス調印式] - 東京女子プロレスofficial(YouTube) 2021年6月10日</ref>、荒井は以下のように語った<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2196216/full/ SKE48荒井優希、プロレス3戦目で初シングル「心は絶対に折れないように頑張りたい」] - ORICON NEWS 2021年6月10日</ref><ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3282390/ 【東京女子】初シングルに臨むSKE48荒井優希が独り立ち宣言「成長した姿を見せたい」] - 東京スポーツ 2021年6月10日</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202106100000582.html SKE荒井優希「折れぬメンタル培ってきた」ゆかりの地で初シングル戦会見] - 日刊スポーツ 2021年6月10日</ref><ref>[https://proresu-today.com/archives/153401 【東京女子】SKE48荒井優希、6・17後楽園での舞海魅星との初シングル戦に向け意気込み!「しっかり対策を練って、自分なりにできることをやって楽しめたら」] - プロレスToday 2021年6月10日</ref>。
{{Clear}}
<blockquote>
初めてのシングルマッチとなります。今までタッグマッチしか経験したことがなくて、先輩方に助けてもらっていたので、ひとりは緊張しています。しっかり対策を練って、今自分がどこまでできるのか、自分にもみなさんにもお見せできるように頑張りたいです。自分なりにできることをやって、楽しめたらと思います。新しい技を身に付けるのも大事ですが、受け身とか基礎から重点的に練習したい。
 
(対戦相手の舞海の「荒井さんのファンの皆さん、SKEファンの皆さん、会場に来て、荒井さんと一丸になって、闘いにきてください。それでも自分は折れません。この試合ではプロレスの痛み、苦しみとかだけじゃなく、楽しさとか自分の知ってるプロレスの魅力を荒井さんにも、見に来てる皆さんに伝えたいと思います」という発言を受け)SKE48に入って、8年間くらいただならぬ環境でやってきたと思うので、心は絶対に折れないように頑張りたいです」と笑顔で返答。これまでの2戦を終えての成長ぶりについても「今までアイドルでやらせてきていただいた分、人前に出ることは慣れているので、そこに関しての緊張がなかったことは強みかなと。少しでも先輩との差を縮めていけるように頑張りたいです。
 
緊張する時はずっと緊張するものだからそれは諦めている。その上で、その時間を筋トレなどに充てた方がいい。その切り替えがデビュー戦で気づいたので、今回も早めに切り替える。
 
負けず嫌いの私にとって、先輩のようにうまくできないことが普通のこととは思えない。少しでも早くいろんなことができるようになりたい。その意味では今回のシングルマッチでは、これまでの2戦より成長した姿を見せたい。
 
(記者会見場の神田明神について)前の会見の時は成人式の場所とは気付かなかった。今日やっと気付いた。私が1番願っているのは、試合に出ることによってこれまでプロレスを見てこなかった人にも魅力を伝えること。そこに向けて精いっぱい頑張りたい。
</blockquote>
{{Clear}}
 
{{#widget:YouTube|id=gvMC8Znzbg0}}
{{thumbs
|[[ファイル:2021年6月17日_荒井優希_胴締めスリーパー.jpg|200px|サムネイル|舞海に胴締めスリーパーを決める荒井(2021年6月17日)]]
|[[ファイル:2021年6月17日_荒井優希_ミラマーレ.jpg|150px|サムネイル|最後はミラマーレにギブアップ負け(2021年6月17日)]]
}}
* 6月17日、初シングルに挑んだ荒井は序盤ヘッドロック、アームロックを仕掛けるも、すぐに舞海に切り替えされてしまう。荒井はエルボー連打、ビッグブーツで攻めるが、舞海はレッグロック、変型デスロックで、足を集中的に痛めつける。足攻めから抜け出した荒井は怒涛のエルボー連打、ボディスラム、スリーパー、胴絞めスリーパーとたたみかけるが、舞海はロープエスケープ。舞海は串刺しエルボー、串刺しラリアットを繰り出すも、荒井はビッグブーツ、必殺のFinallyを見舞うがカバーが遅れカウントは2。10分過ぎ、激しいエルボーの打ち合いとなったが、ラリアットをかわした荒井が逆さ押さえ込みにいくも3カウントは取れず。再びFInallyを狙ったが、かわした舞海はラリアットから、強烈な腕がらみ「ミラマーレ」を決めてギブアップを奪った<ref name="pt154088">[https://proresu-today.com/archives/154088 【東京女子】SKE48荒井優希、初シングル戦は舞海魅星に惜敗!「ちょっと強くなれた気がして。今日の試合をやらせてもらって、よかったなと思った」] - プロレスToday 2021年6月18日</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202106170000982.html 初シングル戦SKE荒井優希、得意技炸裂もギブアップ… プロレス3戦目] - 日刊スポーツ 2021年6月17日</ref>。
{{Clear}}
 
舞海は次のように荒井を称えた<ref name="pt154088" />。
<blockquote>
勝つことができたんですけど、危ないところがあってビックリしました。自分も同じなんですけど、荒井さんは発展途上だと思うので。技どうこうじゃなくて、向かってくる目つきとか表情とか感情をぶつけようっていう部分がすごいなって思ったし、ヤバいなって思いました。でも今日は舞海魅星の最大の武器である折れない魂が上回ったんじゃないかと思います。またいつでも闘いたいと思います。そして、皆さんにご報告がありまして、本日MSS48(魅星ストロングスタイル48)に合格者が2名おりまして。上福ゆき選手、荒井優希選手が合格でメンバーが3名になりました。残念ながら、MSS48は本日をもちまして解散になります
</blockquote>
 
荒井のコメントは以下のとおり<ref name="pt154088" /><ref>[https://www.ddtpro.com/results/16074 Additional attack] - DDTプロレスリング 2021年6月17日</ref>。
<blockquote>
とりあえずこれ(MSS48Tシャツ)は貰いました。よく分かんないんですけど、試合終わってひと息つこうと思って、楽屋に帰ったら荷物の上に置いてあって。今回は魅星さんと闘わせてもらったんですけど、ちょっとは認めてもらえたみたいで。ちょっとだけ嬉しいですが、(MSS48は)解散ということで。力強い先輩で、自分がどこまで出来るんだろうって不安がすごい大きかったんですけど、いま出来ることは出来た気がするし。今回の試合に関しては後悔とかなくて、精いっぱい出来たから。今日出せなかったこととかホントにないくらい出せたので、次に向けてまた練習とか頑張りたいなって思う。ホントにすごい自分もワクワク出来た試合になりました。すごく楽しかったです。
 
(シングル戦の感想を聞かれ)私は誰かと一緒の方が心強くて。今日は一人だったので、心細くて。でもちょっと強くなれた気がして。今日の試合をやらせてもらって、よかったなと思いました。
 
(4戦目について)あと1週間ちょっとしかないので。やっぱり私は毎回の試合で成長を見せたいので、1週間っていう短い時間にはなるんですけど、なにかしら成長する姿を見せられたかなと思います。
 
(「どの部分で強くなれたか?」と聞かれ)いままで自分のカカト落としは先輩のサポートなしでは出せなかった技なんですけど、今日シングルマッチで「いまだ」と思って出すことが出来たので。これは自分でも予想外、まさか出来るとは思ってなかったので、すごく嬉しかったし、丸め込みとか出来たのも練習してきてよかったなって思いました。
</blockquote>
 
荒井の試合について、CyberFight社長の高木三四郎は、自身のYouTube配信で、荒井がSKE48で身につけたスタミナと試合度胸を称えた<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Vu74bsecMKk 【大成功のサイバーファイトフェスを語る】高木三四郎&鈴木健.txtがお届け!CyberFightリポート#7] - DDT Pro-Wrestling (YouTubeチャンネル) 2021年6月18日</ref>{{注釈|荒井の試合についての話題は57分45秒から1時間9分50秒にかけて}}。また、翌週の6月23日発売された「週刊プロレス」では、この試合を見開き2ページで取り上げ、取材した記者・石井友樹は「荒井優希という原石が、いま光を放ちはじめた」と評した<ref>週刊プロレス 2021年7月7日号28-29ページ</ref>。
{{Clear}}
 
{{thumbs
|[[ファイル:2021年6月26日_荒井優希_対戦カード.jpg|200px|サムネイル|荒井優希4戦目対戦カード(2021年6月26日)]]
|[[ファイル:2021年6月26日_荒井優希_Finally.jpg|200px|サムネイル|Finallyはガードされる(2021年6月26日)]]
}}
 
* 6月26日、デビュー戦と同じく、渡辺未詩とタッグチームを結成。新テーマ曲で入場し、中島翔子、宮本もか{{注釈|2020年7月デビュー}}組と対戦。序盤、荒井は元プリンセス・オブ・プリンセス王者{{注釈|東京女子プロレスの最上位のシングル戦タイトル。当日は、メインイベントで、荒井の練習相手も務めた、王者・山下実優が、赤井沙希に激似の挑戦者"沙希様"をクラッシュ・ラビットヒートで退けている}}の中島とのグラウンドでの攻防で何とか食らいついていった。中島のトップロープからのライダーキック、バタフライロックなどを耐えた荒井は、中島の619{{注釈|ロープにもたれかかった相手に向かって走り込み、正面から攻撃するのではなく、トップロープとセカンドロープを掴み、くるりと回転して相手を背後から蹴り飛ばす技。代表的な技の使い手は、レイ・ミステリオJr.}}を直前でかわし、バックエルボーを決める。終盤、宮本とのエルボーの打ち合いから、ビッグブーツ。とどめのFinallyを狙ったが、宮本に上段受けで防れる。宮本は、ネックブリーカーから、羅生門(変形コブラツイスト)を決め、荒井はギブアップ負け<ref>[https://thetv.jp/news/detail/1039201/ SKE48・荒井優希、プロレスデビューから4連敗も「先輩に頼らずにシングルで成長した姿を見せられたら」とシングル戦に意欲] - ザ・テレビジョン 2021年6月27日</ref><ref>[https://www.ddtpro.com/results/16143 Stamd Proud] - DDTプロレスリング 2021年6月26日</ref>。
{{Clear}}
 
試合後、荒井は次のように、負けた宮本とのシングル戦を希望した<ref>[https://www.tokyoheadline.com/560015/ SKE48荒井優希、プロレスデビューから4連敗も宮本もかとのシングル戦に意欲【東京女子プロレス】] - Tokyo Headline 2021年6月27日</ref>
<blockquote>
デビュー戦以来の(渡辺)未詩さんとのタッグで、あのときはすべて頼りっぱなしだったんですけど、前よりは自分で動くことができた。すごく楽しめて後悔はないんですけど、(宮本)もかさんという、始めた時期が近い先輩に負けてしまったのは悔しい。いつかもかさんとまた戦えたらいいなって思います。練習して実力をつけられるよう頑張りたい。
 
(次試合でやりたい試合形式を聞かれ)えー、私はタッグでこうやって先輩とこうやるのが凄く好きなんですけど、シングルで成長出来た部分も凄く大きいですし、シングルでも未詩さんがセコンドに付いてくださって、声を掛けてくださったので、そういった面でもそろそろ先輩に頼らずに、シングルで成長した姿を見せられたらいいなって思います。
</blockquote>
 
対する宮本も、荒井との再戦を希望した。
<blockquote>
コロナ禍でデビューが延びて、練習生も長かったし、なかなか勝てなくて。悔しい思いばかりしてきたので、この初勝利はうれしいです。荒井さんは4戦目なのにすごい強くてビックリしました。タッグで初勝利したので、次はシングルで初勝利できるよう頑張ります。荒井さんも言ってたんですけど、いつでも戦う準備はできているので、シングルでも(荒井に)勝ちます。
</blockquote>
 
7月2日、荒井の次の参戦となる7月10日の対戦カードが発表され、荒井は宮本もかとシングル戦を戦うこととなった<ref>[https://www.ddtpro.com/news/16174 7月10日両国KFCホール大会全カード決定/宮本もかvs荒井優希の一騎打ちが決定! 『Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ』に向けて豪華10人タッグマッチ! チケットは全席完売! WRESTLE UNIVERSEで独占生中継!] - DDTプロレスリング 2021年7月2日</ref>。
 
* 7月10日、荒井は宮本と対戦。左手を攻める荒井に対し、宮本はエルボーで反撃。互いにボディスラムを狙ったところから、宮本は前回の勝利パターンのネックブリーカー狙い。荒井はこらえ胴締めスリーパーに。ロープに逃げた宮本はネックブリーカーから羅生門に。ロープに逃げた荒井は逆さ抑えこみ。正拳突きからロープに走った宮本を、ビッグブーツで迎撃した荒井はFinally。前回同様宮本は上段受けで、腕でブロックし、エルボーで反撃。荒井も強烈なエルボーを返すと、ビッグブーツからFinallyを決めて3カウント。荒井は自力初勝利を決めた<ref>[https://www.ddtpro.com/results/16221 Don't miss the signs] - DDTプロレスリング 2021年7月10日</ref><ref name="nikkansports202107100000384">[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202107100000384.html SKE荒井優希「人生で一番濃い時間」初の3カウント奪いプロレス初勝利] - 日刊スポーツ 2021年7月10日</ref>。
{{#widget:YouTube|id=GKuzHWzH9ng}}
{{thumbs
|[[ファイル:2021年7月10日_荒井優希_対戦カード.jpg|200px|サムネイル|荒井優希5戦目対戦カード(2021年7月10日)]]
|[[ファイル:2021年7月10日_荒井優希_エルボー.jpg|200px|サムネイル|荒井の強烈なエルボーが宮本に決まる(2021年7月10日)]]
|[[ファイル:2021年7月10日_荒井優希_ 勝ち名乗り.jpg|150px|サムネイル|初勝利の勝ち名乗り(2021年7月10日)]]
}}
{{Clear}}
 
試合後の会見で、荒井は、以下のようにコメントし、プロレスラーとして初勝利の喜びを語り、(7月22日から開催予定の)「第8回東京プリンセスカップ」{{注釈|東京女子プロレスが年1回主催する、シングルマッチ形式のトーナメント。優勝者はプリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦権が与えられる。荒井が参戦した2021年の第8回大会は荒井のデビュー戦の相手でもある伊藤麻希が優勝した<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3524536/ 【東京女子】伊藤麻希が涙のトーナメント初優勝 「ハッピーエンドって本当にあるんだな」] - 東京スポーツ 2021年8月15日</ref>。}}出場に意欲を見せた<ref name="nikkansports202107100000384" /><ref>[https://deview.co.jp/News?am_article_id=2199880 SKE48荒井優希、プロレスデビュー5戦目で初勝利「私も東京プリンセスカップに出たい」] - De-View 2021年7月11日</ref> 。
 
<blockquote>
今日はシングルマッチで、自分の力で初めて勝利することができました。まだまだ、まぐれなんじゃないかと思われるかもしれないけど、練習してきたことがしっかり出せたことが本当に嬉しいし、やっぱりどんどん先輩に勝っていかなきゃいけない世界だと思うので、これからも負けずに食らいついて、もっといろんな姿を見せられるように成長したいなと思います。今日はありがとうございました。
 
(東京女子プロレスのシングルトーナメントについて)東京女子プロレスの一員としてやらせていただいているので、是非出られたら出たいと思います。その時は今日よりもいろんな技を出したり、もっといろんな方に挑めたらすごく嬉しいので、是非私も東京プリンセスカップに出たいなと思います。
 
(前回の宮本選手とタッグマッチ後の対策について)前回Finallyを止められてしまって、その時はすごく動揺してしまったんですけど、今日はまたそのもかさんと対戦ということで。今日も1回止められてすごく焦ったんですけど、Fimallyで勝ちたくて、折れない気持ちで今日はやるって決めてたので、2回出せてよかったなと思います。
 
(勝利した瞬間)3カウントとるのが初めてだったので、全然実感がわかなかったんですけど、その瞬間に自分の入場曲が流れて、観てくださっている方の歓声とかもあって、すぐには実感わかなかったけど、初めての感覚だなと思って。これで今日私を応援してくださってる方にも喜んでもらえたのかなと思うとすごく嬉しかったです。
 
(デビューして2ヵ月しての初勝利について)いや……全然何か(苦笑)長いのかな? 不思議な感じで。デビュー戦はめちゃくちゃ前に感じるんですけど、まだ5試合しかしてないと言われたら短いのかもしれないけど、ここ数年で一番濃い時間を過ごしてて。そんなに一瞬には感じなかったです。
</blockquote>
 
7月12日、荒井の「Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ」への出場が発表された<ref>[https://www.ddtpro.com/news/16230 「Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ」エントリー全23選手発表! 新木場4連戦で開幕、後楽園2連戦で準決勝&決勝戦! トーナメント全試合をWRESTLE UNIVERSEで独占生配信が決定!] - DDTプロレスリング 2021年7月12日</ref>。荒井はすでに発表済の8月7日日本ガイシスポーツプラザ第3競技場大会に加え、7月22 - 24日の新木場1stRINGの3大会、7月31日の新宿FACE大会、8月14日および15日の後楽園ホール大会に出場する<ref>[https://www.ddtpro.com/news/16231 荒井優希の今後の参戦スケジュール発表!] - DDTプロレスリング 2021年7月12日</ref><ref>[https://www.ddtpro.com/news/16245 荒井優希が7月22日~24日の新木場大会に追加参戦決定!] - DDTプロレスリング 2021年7月14日</ref>。7月14日、トーナメント組み合わせが発表され、荒井は、7月23日に行われる1回戦で、愛野ユキ{{注釈|東京女子プロレス所属。2018年5月デビュー。リングネームは「愛野美奈子」から}}と対決する<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3419574/ 【東京女子】SKE48・荒井優希のトーナメント初参戦が決定「先輩たちに勝っていくしかない世界」] - 東京スポーツ 2021年7月14日</ref><ref>[https://www.ddtpro.com/news/16244 「Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ」トーナメント組み合わせが決定! 1回戦から山下vs角田、ヒカリvsリカなど好カードが続々実現! 荒井優希の1回戦の相手は愛野ユキ!] - DDTプロレスリング 2021年7月14日</ref>。荒井は「デビューして初めてのトーナメントなので緊張していますが、先輩たちに勝っていくしかない世界だと思っています。成長した姿を見せられるように気合を入れていきたいと思います」と語った。
 
* 7月23日、トーナメント1回戦、荒井は愛野ユキと対戦。先輩の愛野にバックエルボーで攻め込んだ。逆さ押さえ込みで意表をつくも、愛野がショルダータックル、セントーン、フルネルソンと猛攻。愛野がコーナーポストから自爆したところを、スリーパーで絞めあげ、初公開のフルネルソンバスターも決めるなど、果敢に挑んだが、キャリアの差は如何ともしがたく、得意技の「Finally(かかと落とし)」もかわされてしまう。最後はサイドスープレックスから、キャメルクラッチの体勢でのフルネルソン「愛と炎のフルネルソン」で無念のギブアップ<ref>[https://www.tokyoheadline.com/564095/ SKE48荒井優希が「東京プリンセスカップ」1回戦に臨むも愛野ユキに惜敗【東京女子プロレス] - TokyoHeadLine 2021年7月23日</ref><ref>[https://thetv.jp/news/detail/1043271/ SKE48荒井優希が東京女子プロレスのトーナメント戦に初出場「先輩の力強さや壁の厚さをすごく感じました」] - ザ・テレビジョン 2021年7月23日</ref><ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3454575/ 【東京女子】荒井優希 プリンセスカップ1回戦敗退も新技・フルネルソンバスターには手ごたえ] - 東京スポーツ 2021年7月23日</ref>。荒井はトーナメント1回線敗退となった。
 
{{thumbs
|[[ファイル:2021年7月23日_荒井優希_対戦カード.jpg|200px|サムネイル|荒井優希トーナメント1回戦対戦カード(2021年7月23日)]]
|[[ファイル:2021年7月23日_荒井優希_スリーパーホールド.jpg|200px|サムネイル|スリーパーホールドで愛野の体力を奪う(2021年7月23日)]]
|[[ファイル:2021年7月23日_荒井優希_フルネルソンバスター.jpg|120px|サムネイル|フルネルソンバスター初公開(2021年7月23日)]]
|[[ファイル:2021年7月23日_荒井優希_愛と炎のフルネルソン.jpg|200px|サムネイル|最後はギブアップ負け(2021年7月23日)]]
}}
{{Clear}}
 
試合後、荒井は以下のようにコメントした<ref>[https://www.ddtpro.com/results/16299 Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ] - DDTプロレスリング 2021年7月23日</ref>。
<blockquote>
初めてのトーナメント参加ということで、勝ちたい、1回戦突破したいっていう気持ちもすごく強かったんですけど、やっぱり(愛野)ユキさんがすごく強くて。初めてこんなにキャリアが離れた先輩とシングルをしたので、やっぱり先輩の力強さとか壁の厚さをすごく感じました。でもこれからもっと練習したいっていう気持ちにとてもなったので、もういますぐ帰ってでも練習したいって思うくらい、いまは悔しいです! でも応援してくださった皆さんとか、会場に来てくださった皆さんの力で少しは粘ることが出来たと思うので、本当に感謝しています。ありがとうございました。
 
(初公開のフルネルソンバスターの手応えを聞かれて)いままでブーツとかカカト落としとか蹴り技をメインでやらせてもらっていたので、ちょっと新しい荒井優希を見せられたんじゃないかって思っていて。これから蹴りだけじゃなくて、いろんなことを学んで技がいっぱい出来る選手になれたらいいなって思います。
 
(初出場のトーナメントでの今後の課題を聞かれ)やっぱりユキさんと試合をしてみて、力の差はもちろんですし、技の数だったりとかいろんなところで劣っている、すごく力の差を感じて。基礎はもちろんなんですけど、自分らしく個性を出しつつ荒井優希としてもっと強くならないと、先輩たちにはなかなか勝てないなと思いました。
</blockquote>
 
* 7月31日、試合開始前のオープニングに登場。8月7日に愛知・日本ガイシスポーツプラザで開催する「The sky is the limit2021」で初のメインイベントを務めることが発表された。当日は、荒井のコーチ役を務める山下実優{{注釈|東京女子プロレスのエース選手。2021年8月現在、プリンセス・オブ・プリンセス王者。同団体の2013年1月の旗揚げでデビューした生え抜きでもある}}と師弟タッグを結成、愛野ユキ、宮本もか組と対戦する。さらに、この日の配信中継は、[[用語/や行#ユリオカ超特Q|ユリオカ超特Q]]が実況を努める{{注釈|東京女子プロレスの興行は、CyberFIghtが運営する有料配信サービス「Wrestle Universe」から生配信・VOD配信されるが、通常は会場の音声のみで実況解説は入らない}}。荒井が出場するメインイベントの試合実況には、当初、[[青木詩織]]がゲスト解説として参加する予定だった<ref>[https://thetv.jp/news/detail/1044380/ SKE48荒井優希、東京女子プロレスの名古屋大会で初のメインカード出場が決定 山下実優との“師弟タッグ”が実現] - ザ・テレビジョン 2021年7月31日</ref><ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3486187/ 【東京女子】SKE48の荒井優希が本拠地の名古屋で初のメイン出場が決定「初めてのことばかりで緊張します」] - 東京スポーツ 2021年7月31日</ref>が、8月3日に青木が濃厚接触者になったことで<ref>[https://www.ske48.co.jp/news/?id=1627989979 濃厚接触者に関してのご報告] - SKE48公式サイト(NEWS) 2021年8月3日</ref>、ゲスト解説を欠席することとなった<ref>[https://www.ddtpro.com/news/16377 青木詩織(SKE48)ゲスト解説欠席のお知らせ] - DDTプロレスリング 2021年8月4日</ref>。
 
{{thumbs
|[[ファイル:2021年8月7日 荒井優希 東京女子プロレス 大会バナー.png |200px|サムネイル|東京女子・名古屋大会バナー(2021年8月7日)]]
|[[ファイル:2021年8月7日 荒井優希 対戦カード.jpg|200px|サムネイル|荒井優希出場メインイベント対戦カード(2021年8月7日)]]
}}
{{Clear}}
 
カード発表を受けて、荒井は以下のように語った<ref>[https://popnroll.tv/articles/19235 SKE48 荒井優希、地元愛知プロレス大会メインイベントに初の師弟タッグで出場決定!「勝てるように頑張りたい」] - Pop'n roll 2021年7月31日</ref>。
<blockquote>
いま発表があった通り、私、初めての名古屋大会で、メインに出させていただくのと、いつもお世話になっている山下(実優)さんとのタッグを組ませていただくということで、ものすごく心強いですが、相手は愛野ユキさん、宮本もかさんということで最近負けてしまっているお二人なので、名古屋のファンの皆様に成長した姿をお見せできるように気合いを入れて、練習とかして臨みたいなと思うのでぜひ観に来てくださると嬉しいですし、見に来られないよという方も配信で! 私の仲良しのメンバーの青木詩織さんが実況みたいなお話をしてくれるみたいなので(苦笑)、配信でも楽しんでくれると嬉しいです。皆さんよろしくお願いします!
</blockquote>
 
 
* 8月2日に、8月14日および15日の一部対戦カードが発表された。荒井は「真夏の試練」シングル2番勝負として14日は上福ゆき{{注釈|2017年8月から東京女子プロレスに定期参戦中。前インターナショナル・プリンセス王者。スターレイプロダクションに所属するグラビアアイドルでもある}}、15日は辰巳リカ{{注釈|2013年より東京女子プロレス所属。前プリンセス・オブ・プリンセス王者。リングネームの由来は(元おニャン子クラブの)立見里歌}}とシングル対決する<ref>[https://www.ddtpro.com/news/16347 8月14日後楽園ホール大会全カード決定/トーナメント準決勝! 坂崎ユカAEWから凱旋! ユキオ・サン=ローランとアントーニオ本多も参戦のスペシャル6人タッグ! 荒井優希は試練のシングル2連戦で前インターナショナル・プリンセス王者、上福ゆきと一騎打ち!] - DDTプロレスリング 2021年8月2日</ref><ref>[https://www.ddtpro.com/news/16348 8月15日後楽園ホール大会にアジャコング参戦が決定! 荒井優希は試練のシングル2連戦で前プリンセス・オブ・プリンセス王者、辰巳リカと一騎打ち!] - DDTプロレスリング 2021年8月2日</ref>予定だったが、8月8日、荒井が新型コロナウイルスの濃厚接触者に認定されたことで試合は中止となった<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/tjpw2013/status/1424370432438792192|date=2021-08-08|by=東京女子プロレス}}</ref><ref>[https://www.ddtpro.com/news/16399 荒井優希欠場のお知らせ/対戦カード変更、8月14日にもアジャコング参戦が決定!] - DDTプロレスリング 2021年8月9日</ref>。代替として、8月14、15日の試合を荒井が視聴する「Live reaction」がSHOWROOMで行われることとなった<ref>[https://www.ddtpro.com/news/16406 後楽園ホール大会を欠場する荒井優希がSHOWROOMで「Live reaction」を生配信!] - DDTプロレスリング 2021年8月13日</ref>。
{{thumbs
|[[ファイル:2021年8月14日 荒井優希 対戦カード.jpg|200px|サムネイル|荒井優希シングル2番勝負対戦カード(2021年8月14日)]]
|[[ファイル:2021年8月15日 荒井優希 対戦カード.jpg|200px|サムネイル|荒井優希シングル2番勝負対戦カード(2021年8月15日)]]
}}
{{Clear}}
 
 
* 8月7日、愛知・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場の大会に荒井は山下実優とのタッグでメインで出場。試合では、途中捕まる場面も見られた荒井だったが、山下の檄に応えて自力で応戦。山下が宮本もかへのストマックブロックで反撃を開始すると、試合を託された荒井は、山下のハイキックと自身のビッグブーツの連係技を披露。山下が愛野ユキをスカルキックで排除すると、荒井が宮本にフルネルソンバスターを浴びせ、最後は得意技のFinallyでフォール勝ち。タッグマッチでの荒井のフォール勝ちは初となった<ref>[https://thetv.jp/news/detail/1045376/ SKE48荒井優希、“師匠”山下実優とタッグを組んだメインイベントをフォール勝ちで飾る<東京女子プロレス>] - ザテレビジョン 2021年8月7日</ref>。
{{thumbs
|[[ファイル:2021年8月7日 荒井優希 Finally.jpg  |200px|サムネイル|荒井のFinallyで試合を決めた(2021年8月7日)]]
|[[ファイル:2021年8月7日 荒井優希 山下実優 勝ち名乗り.jpg|200px|サムネイル|荒井&山下勝ち名乗り(2021年8月7日)]]
|[[ファイル:2021年8月7日 荒井優希 山下実優 記者コメント.jpg|200px|サムネイル|荒井&山下バックステージ(2021年8月7日)]]
}}
{{Clear}}
試合後のエンディング{{注釈|現在のプロレスの興行では、メインイベントの勝利チームがマイクを持ち最後の挨拶をするのが通例になっている}}で、荒井は以下のように山下実優との対戦をアピール。
<blockquote>
名古屋大会、そして初めてのメインの試合ということで絶対に名古屋では勝ちたかったので、本当にうれしいです!
 
次は12月に名古屋で大きい大会(名古屋国際会議場大会)があるということで、私も出たいなと思いますし、今日は普段からたくさん教えてくれる山下さんのサポートがあり勝てたんですけど、次はそんな山下さんとシングルマッチがしたーい!
 
(以下の山下のマイク後)今日の恐い山下さんを見て、ビビリ散らかしていますけど、12月までまだ時間があるということで、今日とは違った荒井優希をまたお見せできるように頑張るので、皆さん観に来てくれますかー? いいとも!
</blockquote>
 
これに対して山下は以下のように応じた。
<blockquote>
私も日頃、荒井ちゃんと練習させていただいていますけど、本当に気持ちが強くてアイドルの仕事に対しても、プロレスに対しても同じだけ全力で取り組んでいる姿、すごく刺激をもらっています! そんな荒井ちゃんと私もシングル(マッチ)したいと思っています。ただ、今のままじゃ倒せないし、闘いたいなら倒しにきてほしいなと思います。
</blockquote>
 
バックステージ{{注釈|東京女子プロレスの生配信でバックステージも生配信するのは初<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/t346fire/status/1423881688640147457|by=高木三四郎|date=2021-08-07}}</ref>}}では荒井は以下のようにコメントした<ref>[https://popnroll.tv/articles/19378 SKE48 荒井優希、地元愛知プロレス大会メインイベントで渾身のフォール勝ち! 師匠・山下実優選手とのシングル戦も熱望] - Pop'n Roll 2021年8月7日</ref>
 
<blockquote>
名古屋での初めての大会ということで、どれぐらいの方が来てくれるんだろうとか、みんな興味を持ってくれるのかなとか不安な部分もあったんですけど、本当にたくさんの方が来てくださっていて。そんないつも応援してくださるみなさんの前で、タッグで自分で勝てたのは初めてだったので、すごく嬉しかったし、山下さんの前で少しでも成長した姿が見せられたんじゃないかなって思うので嬉しいです! でもまだまだ続くので、次に向けてこれからも日々頑張っていきたいなって思います。
 
(名古屋の初試合、初メイン)まず家から(会場に)来たのが初めてだったので。いつもホテルでソワソワしながら、前日は過ごすのが普通だったので。落ち着いて過ごせたのが、すごい不思議な感じで。自分がいつもいるところに先輩方が来てくださるのも、すごい不思議な感じだったし、SKE48のファンの方も多分たくさん来てくださったと思うんですけど、そんなみなさんにプロレスの楽しさとかを見せられたんじゃないかなと思うので。また次の大会も決まっているので、みんなに観に来てほしいなって思いました。
 
(山下選手とのシングルマッチ対戦要望)今日一緒にやってみて、やっぱりまだ助けてもらった部分とか、山下さんの声で頑張ろうと思えたところとか、まだまだたくさん支えてもらってばかりだなって。やっぱり一緒にいるうちはたくさん甘えてしまうので、次はシングルで闘って、もっと成長できたらなと思いました。
 
(後楽園ホールシングル2連戦に向けて)シングルマッチを2日連続でやらせていただくので、それは初めてのことなので、すごい緊張とかプレッシャーも大きいんですけど、今日も観てくださった方がたくさんいたし、たくさんの方が応援してくれてるって思ったら頑張れる気がしました。
</blockquote>
 
山下実優の荒井についてのコメントは以下の通り。
 
<blockquote>
今日、名古屋っていう荒井ちゃんにとって特別な場所でこんなに大勢の(観客の)中で一緒に闘えたことは嬉しいですし、結果として荒井ちゃんが(勝ち)取って強い姿を見せられたんじゃないかなと思うので、私もすごく嬉しいです。
 
普段練習をしていて、取り組む姿勢は本当にすごく真剣で。私も教えているっていう感覚はなくて、一緒に強くなっているっていう感覚にしてくれる子なので。しっかり12月のシングル(マッチ)を、まだ決まっていないですけど、希望として聞けたのはすごく嬉しいし、私もそんな荒井{{注釈|シングルマッチの話題では、「荒井ちゃん」でなく「荒井」と呼んだ}}とシングルしたいなと思います。まぁ私も強くなりますし、希望する12月までに荒井がそれだけ強くなっているかっていうのを私的にはすごく楽しみですし、お客さんにも楽しみにしていただきたいなと。シングルが現実になるのか、そこも期待していただいて、荒井の応援も、東京女子の応援もしていただきなと思います。
</blockquote>
 
また、この日解説を務めた小佐野景浩{{注釈|プロレスライター。1994年から1999年まで週刊ゴング(2007年廃刊)編集長を務めた}}は配信エンディングで「(荒井は)アイドルがプロレスをやっているイメージだったが、アイドルでもありプロレスラーでもある、二刀流。プロレスラーとしてプロレスに取り組んでいる」と評した。
 
* 9月11日に東京・両国KFCホールで開催された試合で約1ヶ月ぶりのリング復帰を果たした<ref>[https://www.tokyoheadline.com/571563/ 1カ月ぶりに復帰のSKE48荒井優希が渡辺未詩とのアイドルコンビで快勝。「これからも一緒に2人で頑張れたらって思います」【東京女子プロレス】] - TOKYO HEADLINE 2021年9月11日</ref>。10月9日には東京女子プロレスの年間最大の興行『WRESTLE PRINCESS Ⅱ』東京・大田区総合体育館大会に出場。11月13日は荒井の地元、京都・KBSホールで「地元凱旋試合」に、12月18日は、SKE48の本拠地である愛知・名古屋国際会議場イベントホールでのビッグマッチに出場予定<ref>[https://www.ddtpro.com/news/16578 荒井優希の10月以降の決定分参戦スケジュール/地元の京都大会、年末の名古屋国際会議場大会に出場決定!] - 東京女子プロレス 2021年9月13日</ref>。9月15日の東京・新宿FACEで開催された試合では、自身初の20分フルタイムドローを経験<ref>[https://popnroll.tv/articles/20146 SKE48 荒井優希、復帰2戦目は20分フル参戦もドロー「勝って終わりたかったところではあったんですけど」] - Pop'n Roll 2021年9月16日</ref>。
* 9月18日10時、東京女子プロレスのYouTubeと公式ツイッターが更新され、10月9日開催予定『WRESTLE PRINCESS Ⅱ』の全カード発表。荒井はアジャコング{{注釈|「アジャ様」「アジアのキングコング」と呼ばれるプロレスラー。2021年10月現在、プロレスラーとしてはOZアカデミー所属。タレントとしてはワハハ本舗所属。1986年9月、全日本女子プロレスでデビュー。また、2017年2月23日に愛知県体育館で開催された『豆腐プロレスThe REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館』にはグレゴリオ杏奈として参戦した。}}と初対決することとなった<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=kLurmx7gnfI 【速報】10.9「WRESTLE PRINCESS II」大田区総合体育館 対戦カード発表!] - 東京女子プロレスofficial(YouTube) 2021年9月18日</ref><ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/tjpw2013/status/1439046696818786304|date=2021-09-18|by=東京女子プロレス}}</ref>。荒井はツイッターで「衝撃!!」とコメントした<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/araiyuki57/status/1439049025852899328|by=荒井優希|date=2021-09-18}}</ref>。
{{thumbs
|[[ファイル:2021年10月9日 荒井優希 対戦カード.jpg|200px|サムネイル|荒井優希大田区大会対戦カード(2021年10月9日)]]
}}
{{Clear}}
* 9月29日、東京・明治記念館にて出場選手の記者発表が開催された<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=IQt9weD8jtE 【調印式】10.9 大田区総合体育館「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」タイトルマッチ調印式&直前記者会見] - 東京女子プロレスofficial(YouTube) 2021年9月29日</ref>。対戦相手のアジャコングは、以下のように忖度なしを予告した。
<blockquote>
前回、東京女子さんの(8月の)後楽園に荒井さんの代打として出させてもらって。荒井さんと大田区で対戦できるという、いいごほうびをいただき、ありがとうございます。
 
(荒井について)試合を拝見したことはないので。このカードが発表されてから、ネットとかで前にやった豆腐プロレスの絡みでいろんな期待値があるって。それはそれで素晴らしいものだったと思うんですけど。今回はお互いプロレスラーとして、ホームリングで、SKEの荒井さんではなく、東京女子の荒井選手と闘うということで。豆腐プロレスのグレゴリオ杏奈じゃなく、アジャコングとして闘うということで。豆腐プロレスとは違うのは当然だと思うし、荒井選手もその覚悟で来ると思うので。二足のわらじを履いてる中で、私とプロのリングで対戦する初めての方なので、キャリア差とかいろんなこともあるかと思いますけど。見せ方ということでは彼女はいろんなものをもってると思うので、そこは負けたくない。プロレスラー・アジャコングとして、きちんと対峙したい。今までタレントさんとの試合とかさせていただいて、そことは全然違った意味の、ある意味、普通のプロレスです。そこが一番です。
</blockquote>
これに対して、荒井は以下のように語った<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3682003/ 【東京女子】SKE荒井優希がアジャコング戦へ前のめり「成長した姿を見せられるように頑張ります」] - 東京スポーツ 2021年9月29日</ref><ref>[https://www.bubkaweb.com/2021/09/8469/ SKE48荒井優希、タッグマッチでアジャコングと対戦決定] - BUBKA WEB 2021年9月29日</ref>
<blockquote>
今回初めてアジャコングさんと対戦させていただきます。私が子供の頃から女子プロレスといえば、アジャさんというイメージで。そんなすごい方とまさかプロレスラーとしてリングの上で試合をさせていただくとは本当にびっくりなんですけど、こんな機会は滅多にないと思いますし、私はプロレスデビューからまだ5カ月くらいで経験も浅いんですけど、今まで教えていただいたこととか学んできたことをアジャさんにぶつけて、成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張りたいと思います。
 
(略)
 
SKE48の子がプロレスをやってるという見られ方をすることが多くて。アジャさんにプロレスラーとして相手すると言っていただけて、本当に嬉しいなと思います。自分もそういう気持ちでやっているので、プロレスラーとプロレスラーの闘いだと見ていただけるようにできる限りのことはやりたいし、圧倒的な差はあると思うんですが、気持ちでは絶対に負けないように向かっていきたいと思います。
</blockquote>
 
{{#widget:YouTube|id=IYFUm0YORH8}}
{{thumbs
|[[ファイル:2021年10月9日 荒井優希 アジャコング 逆片エビ固め.jpg|200px|サムネイル|アジャの体重の乗った逆片エビ固め(2021年10月9日)]]
|[[ファイル:2021年10月9日 荒井優希 アジャコング バックドロップ.jpg|200px|サムネイル|ひねりを加えた高速バックドロップが荒井に決まる(2021年10月9日)]]
|[[ファイル:2021年10月9日 荒井優希 アジャコング ダイビング・エルボードロップ.jpg|150px|サムネイル|ダイビング・エルボードロップがフィニッシュ(2021年10月9日)]]
|[[ファイル:2021年10月9日 荒井優希 アジャコング 勝ち名乗り.jpg|150px|サムネイル|アジャは荒井に勝ち誇る(2021年10月9日)]]
}}
{{Clear}}
10月9日に行われた、荒井とアジャコングのタッグマッチ対決の序盤、荒井はエルボーを続けざまに繰り出すも全く効かず、アジャからは「自己紹介だ。おれがアジャコングだ!」と強烈なパンチで洗礼を受ける。キッとアジャを睨み付けた荒井だが、宮本もかがカウンターエルボー。さらにアジャと二人で太鼓の乱れ打ち。荒井は必死にエルボーで向かっていくが、アジャはすべて受け止めた上でエルボー一発でダウンさせると逆片エビ固めへ。渡辺未詩が辛くもカットしたが、アジャはなおも荒井の足を蹴り飛ばす。宮本と対峙すると打ち合い、投げ合いに持ち込めるものの、アジャには全然歯が立たない。それでもスリーパーをかけようと果敢に挑んでいったものの、軽々と持ち上げられ、背中におぶさるような恰好に。
 
中盤には渡辺未詩が宣言どおり、得意技ジャイアントスイングをアジャに仕掛けるも、回すことはできない。さらに荒井はアジャからの一斗缶の洗礼を浴び倒れ込むも、アジャのフォールは渡辺がカット。
 
終盤になり、渡辺との連携でビッグブーツを決めると、その流れでFinallyを成功させ、フォールを奪おうとするが、阻止され断念。荒井は再びアジャに向かっていくが、アジャが張り手からバックドロップを一閃。勝負あったと思われたが、荒井は自力でキックアウト。しかし、アジャのダイビング・エルボードロップを食うとプロレスデビュー初の3カウントフォール負けを喫した<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202110100000077.html SKE荒井優希、アジャから強烈なパンチの洗礼や一斗缶攻撃「記憶ない」] - 日刊スポーツ 2021年10月10日</ref><ref>[https://mdpr.jp/news/detail/2811173 SKE48荒井優希、アジャコングに完敗「一斗缶攻撃は記憶にない。気づいたら倒れていた」] - モデルプレス 2021年10月10日</ref><ref>[https://okmusic.jp/news/441605 SKE48荒井優希 初対戦のアジャコングに完敗 アジャ「どんどん世界に羽ばたいて」とエール。].- OKMUSIC 2021年10月9日</ref><ref>[https://www.tokyoheadline.com/576422/ SKE48荒井優希がアジャコングに玉砕も2022年の継続参戦を熱望。「中途半端は大嫌い。こんな状態でやめられない」【東京女子プロレス】] - TOKYO HEADLINE 2021年10月10日</ref>。
 
試合後、アジャコングは荒井優希の闘志をたたえた{{注釈|アジャコングは翌日10月10日に行われた試合を最後に、右ヒザ手術のため長期欠場することとなった<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3709885/ 【ディアナ】アジャコング生涯現役宣言! 右ヒザ手術後「80、90歳になっても続けますよ」] - 東京スポーツ 2021年10月10日</ref>。}}。
<blockquote>
皆さんが聞きたかったところの荒井選手。最初に言った通り、私は普通にプロレスをしました。リングに上がって初めましてだから自己紹介はしましたけど、普段みんなにやっていることと変わりませんし。彼女だからって特別なことをしたわけじゃないし。普段通りのアジャコング、普段着のままのアジャコングでいきましたし。普段当たっている人よりは体重もあったりパワーもあったりキャリアもあったりするので、プロレス嫌って思ったらそれまでなんですけど、最後、バックドロップを返されると思わなかったし、エルボードロップしたあとも殺してやるぜみたいな顔で立ち上がってきたからね。アイドルやるって並大抵の根性じゃないですよ。プロレスラーやるよりもよっぽど並大抵じゃない根性を持っていると思うので、こっち(心臓)はすごいと思うので、あとは体がどんだけついていけるかによって大化けするだろうし、そのいい例がこの東京女子にはたくさんいるわけだし。。必ずパワーアップして帰ってきます。帰ってくる理由が増えました。荒井選手がどう変化するか、楽しみにしておきます。
</blockquote>
 
いっぽう荒井は、プロレス参戦は2021年いっぱいまでであることを明かし、その上で2022年も継続参戦を希望した。
<blockquote>
初めて東京女子プロレスの先輩以外の方と試合をしました。プロレスラーとしてやると言ってくださっていたので覚悟はしていたんですけど、想像の何倍も力強いし、技のレパートリーもあって、やっぱり自分との差が本当にすごくて。そんな中で自分のできること、Finallyがどうしても決めたかったので未詩さんのサポートもあって、成功させることができて、それは一つよかったことだなと思います。でもやっぱりまだまだ強くなりたいという気持ちが、すごく強くなりました。私は年内参戦という予定ではあったんですが、中途半端なことが大嫌いで、今日もアジャさんにコテンパンにやられて、こんな状態では辞められないなという気持ちがすごくわいてきました。なので、2022年も東京女子プロレスに参戦させていただけたらすごく嬉しいと思いますし、自分の満足のいくまで、やりきるまでプロレスをできたらなと今日改めて思いました。これからもっと成長が見せられるように、アジャさんと今度またあたった時に変わったなと思ってもらえるように頑張りたいと思います。
 
(一斗缶攻撃を受けて)未詩さんが助けてくれなかったら、3カウントとられてたかもと思うくらい(衝撃がすごくて)記憶がないくらい。初めてのことだったので、気付いたら倒れてました。
 
(最後アジャからリング上で何と言われたか?という質問に)「ようこそ」と言っていただけました。プロレスラーとして認めていただけたのかなって。負けちゃったんですがメチャ嬉しかったです。
</blockquote>
 
荒井とアジャコングの試合を受け、東京女子を運営するサイバーファイト社長の高木三四郎は、2022年の継続参戦、来年3月の東京女子プロレス・両国国技館大会でのタイトル戦、さらには、アメリカ遠征などの可能性についてコメントした<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3710827/ アジャ戦〝クリア〟したSKE48・荒井優希に両国でタイトル取り&米国進出の期待] - 東京スポーツ 2021年10月11日</ref>。


=== 交友関係 ===
=== 交友関係 ===
969行目: 636行目:


== プロレス戦績 ==
== プロレス戦績 ==
{| class="wikitable"
[[/女子プロレスラーとして#プロレス戦績]]
! colspan="3" style="text-align:left; | 日時・会場・大会名
|-
! colspan="3" style="text-align:left; | 試合順・試合名
|-
!  style="text-align:left; |赤コーナー<!-- タイトルマッチの場合、王者はこちらに。荒井のみ'''で太字に -->
!  style="text-align:left; |試合時間・フィニッシュ
!  style="text-align:left; |青コーナー<!-- タイトルマッチの場合、挑戦者はこちらに。荒井のみ'''で太字に -->
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2018年10月10日:愛知・SKE48事務所レッスン場
|-
| colspan="3" |  アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
|-
| style="text-align:right; |<王者><br>●[[松村香織]]
| style="text-align:center;"| 11時6分{{注釈|name="ironman"|アイアンマンヘビーメタル級選手権試合は試合時間でなく試合が決着した時刻が記録される}}<br>バブリーかかと落とし<br>→体固め
| style="text-align:left; |<挑戦者><br>'''荒井優希'''○
|-
| colspan="3" | ※松村が防衛に失敗、荒井が第1329王者となる。
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2018年10月28日:東京・後楽園ホール『DDT LIVE! マジ卍 後楽園ホールスペシャル!!』(全8試合)
|-
| colspan="3" |  第五試合:アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場女子バトルロイヤル(時間無制限一本勝負)
|-
| style="text-align:right; |<王者><br>●'''荒井優希'''
| style="text-align:center;"|  11分39秒<br>逆エビ固め
| style="text-align:left; |<挑戦者><br>伊藤麻希○
|-
| colspan="3" | ※荒井が防衛に失敗、伊藤が第1330王者となる。<br>その他参加選手は、上福ゆき、赤井沙希、瑞希、チェリー、さくらえみ(退場順)
|-
| colspan="3" |  延長戦:アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
|-
| style="text-align:right; |<王者><br>○伊藤麻希
| style="text-align:center;"|  12時46分{{注釈|name="ironman"}}<br>横入りエビ固めを返す
| style="text-align:left; |<挑戦者><br>'''荒井優希'''●
|-
| colspan="3" | ※第1330代王者が防衛に成功。
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年5月5日:東京・後楽園ホール:東京女子プロレス『YES! WONDERLAND 2021~僕らはまだ夢の途中~』(全7試合)
|-
| colspan="3" |  第三試合:荒井優希デビュー戦(タッグマッチ・20分一本勝負)
|-
| style="text-align:right; |渡辺未詩<br>●'''荒井優希'''
| style="text-align:center;"|  13分12秒<br>伊藤デラックス
| style="text-align:left; |伊藤麻希○<br>遠藤有栖
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年6月6日:埼玉・さいたまスーパーアリーナ『CyberFight Festival 2021』(全12試合+STARTING BATTLE3試合)
|-
| colspan="3" |  第五試合:東京女子プロレス提供試合(6人タッグマッチ・20分一本勝負)
|-
| style="text-align:right; |乃蒼ヒカリ<br>瑞希   <br>●'''荒井優希''' 
| style="text-align:center;"|  13分2秒<br>伊藤パニッシュ
| style="text-align:left; |伊藤麻希○<br>上福ゆき<br>小橋マリカ
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年6月17日:東京・後楽園ホール:東京女子プロレス『Additional attack』(全7試合)
|-
| colspan="3" |  第四試合:シングルマッチ・15分一本勝負
|-
| style="text-align:right; |○舞海魅星
| style="text-align:center;"|  12分41秒<br>ミラマーレ
| style="text-align:left; |'''荒井優希'''●
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年6月26日:東京・両国KFCホール:東京女子プロレス『Stand proud』(全6試合)
|-
| colspan="3" |  第三試合:タッグマッチ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; | 中島翔子<br>○宮本もか
| style="text-align:center;"|10分15秒<br>羅生門
| style="text-align:left; |渡辺未詩<br>'''荒井優希'''●
|-
| colspan="3" | ※宮本は2020年7月デビュー以来、自力初勝利
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年7月10日:東京・両国KFCホール:東京女子プロレス『Don't miss the signs』 (全5試合)
|-
| colspan="3" |    第三試合:シングルマッチ・15分一本勝負
|-
| style="text-align:right; |●宮本もか
| style="text-align:center;"|7分26秒<br>Finally→片エビ固め
| style="text-align:left; |'''荒井優希'''○
|-
| colspan="3" | ※荒井は2021年5月デビュー以来、自力初勝利
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年7月22日:東京・新木場1stRING:東京女子プロレス『Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ』(全6試合)
|-
| colspan="3" |    第二試合:8人タッグマッチ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; | ○乃蒼ヒカリ<br>瑞希   <br>渡辺未詩 <br>'''荒井優希''' 
| style="text-align:center;"|13分23秒<br>ブリザード・スープレックス・ホールド
| style="text-align:left; |伊藤麻希<br>上福ゆき<br>小橋マリカ<br>鳥喰かや●
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年7月23日:東京・新木場1stRING:東京女子プロレス『Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ』(全7試合)
|-
| colspan="3" |    第五試合:トーナメント1回戦・シングルマッチ・時間無制限一本勝負
|-
| style="text-align:right; | ○愛野ユキ
| style="text-align:center;"|8分26秒<br>愛と炎のフルネルソン
| style="text-align:left; |'''荒井優希'''●
|-
| colspan="3" | ※荒井はトーナメント1回戦敗退。愛野が2回戦進出。
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年7月24日:東京・新木場1stRING:東京女子プロレス『Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ』(全6試合)
|-
| colspan="3" |    第三試合:6人タッグマッチ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; | 中島翔子 <br>  天満のどか<br>○宮本もか 
| style="text-align:center;"|15分12秒<br>羅生門
| style="text-align:left; |辰巳リカ<br>渡辺未詩<br>'''荒井優希'''●
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年7月31日:東京・新宿FACE:東京女子プロレス『Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ』(全7試合)
|-
| colspan="3" |    第三試合:6人タッグマッチ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; | ○乃蒼ヒカリ<br>らく   <br>'''荒井優希''' 
| style="text-align:center;"|11分11秒<br>ブリザード・スープレックス・ホールド
| style="text-align:left; |角田奈穂<br>小橋マリカ<br>遠藤有栖●
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年8月7日:愛知・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場:東京女子プロレス『The sky is the limit 2021』(全6試合)
|-
| colspan="3" |    メインイベント:タッグマッチ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; | 山下実優<br>○'''荒井優希'''
| style="text-align:center;"|11分12秒<br>Finally→体固め
| style="text-align:left; |愛野ユキ<br>宮本もか●
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年8月14日:東京・後楽園ホール:東京女子プロレス『Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ』<!-- (全7試合) -->
|-
| colspan="3" |  (中止)<s>荒井優希「真夏の試練」シングル2番勝負:シングルマッチ</s><!-- ・15分一本勝負 -->
|-
| style="text-align:right; |上福ゆき
| style="text-align:center;"|  (試合中止)
| style="text-align:left; |'''荒井優希'''
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年8月15日:東京・後楽園ホール:東京女子プロレス『Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ決勝戦』<!-- (全7試合) -->
|-
| colspan="3" |  (中止)<s>荒井優希「真夏の試練」シングル2番勝負:シングルマッチ</s><!-- ・15分一本勝負 -->
|-
| style="text-align:right; |辰巳リカ
| style="text-align:center;"|  (試合中止)
| style="text-align:left; |'''荒井優希'''
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年9月11日:東京・両国KFCホール:東京女子プロレス『Live with your time』(全7試合)
|-
| colspan="3" |    第三試合: タッグマッチ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; | 中島翔子<br>●遠藤有栖
| style="text-align:center;"|11分12秒<br>ティアドロップ→片エビ固め
| style="text-align:left; |渡辺未詩○<br>'''荒井優希'''
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年9月15日:東京・新宿FACE:東京女子プロレス『TOKYO JOSHI 2021 秋~花鳥月露~』(全5試合)
|-
| colspan="3" |  メインイベント:6人タッグマッチ ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; |△山下実優<br>渡辺未詩<br>'''荒井優希'''
| style="text-align:center;"|  時間切れ引き分け
| style="text-align:left; |伊藤麻希△<br>中島翔子<br>宮本もか
|-
! colspan="3" style="text-align:left;"| 2021年10月9日:東京・大田区総合体育館:東京女子プロレス『WRESTLE PRINCESS II』(全8試合)
|-
| colspan="3" |  第五試合:スペシャルタッグマッチ・20分一本勝負
|-
| style="text-align:right; |○アジャコング<br>  宮本もか
| style="text-align:center;"|16分3秒<br>ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め
| style="text-align:left; |渡辺未詩<br>'''荒井優希'''●
|}


== 注釈 ==
<!-- == 注釈 ==
<small><references group="注釈" /></small>
<small><references group="注釈" /></small> -->
== 出典 ==
== 出典 ==
<small><references /></small>
<small><references /></small>
管理者、user-upload
31,996

回編集

案内メニュー