「前田敦子」の版間の差分

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*2月26日、19人が合格し、新たなAKBのメンバーとなる。「『先輩たちに負けないように、頑張ります!』ってすっごい強い意志を持っている子たちだったんで、そこでみんなすごい刺激を受けたんだと思います。私も負けてられないって。最初は[[チームA]]と[[チームK]]はライバルでした」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*2月26日、19人が合格し、新たなAKBのメンバーとなる。「『先輩たちに負けないように、頑張ります!』ってすっごい強い意志を持っている子たちだったんで、そこでみんなすごい刺激を受けたんだと思います。私も負けてられないって。最初は[[チームA]]と[[チームK]]はライバルでした」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*4月15日、チーム[[A2nd「会いたかった」]][[公演]]が開始。これは前回の1stに比べ、よりメンバーのポジションに格差があるような作りになっている。それはメンバー自体に格差が出来はじめたということ。それまで、なんとか皆でお客さんを増やそうと一致団結して頑張っていた直後。チームAメンバーにとってはこのセットリストが一番辛く、「2nd公演の事は思い出したくない」と言っているという。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*4月15日、チーム[[A2nd「会いたかった」]][[公演]]が開始。これは前回の1stに比べ、よりメンバーのポジションに格差があるような作りになっている。それはメンバー自体に格差が出来はじめたということ。それまで、なんとか皆でお客さんを増やそうと一致団結して頑張っていた直後。チームAメンバーにとってはこのセットリストが一番辛く、「2nd公演の事は思い出したくない」と言っているという。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
:前田はこの公演の『渚のCHERRY』という曲で、初めてソロを担当する事になった。正確には4人のユニット曲だが、実際にはソロとバックダンサー3人という構成であり、明確な差がある(衣装の色も違う)。前田はソロを任されると知ったとき、「一人だけ目立つのはイヤ」「やりたくない」と言って大泣きした。<ref name="N714">『[[AKBINGO!]]』2010年7月14日放送。</ref>「何で私がやらないといけないんですかって思っちゃいましたね。別に歌が上手い訳でもなく、踊りが上手い訳でもなく、喋れる訳でもないので。『なんで?』ってずっと思ってました。自分でも分かってたし、申し訳ないなとしか思えなかったです」。<ref>『中居正広のキンスマスペシャル』 2012年1月6日</ref>目立つのが苦手だったから、嫌だったのもあるが、理由はもう一つ。それは、同年代だった、[[峯岸みなみ]]や[[平嶋夏海]]、[[増山加弥乃]]が自分のバックダンサーを務める事になったからで、前田が直接言われた訳ではないが、彼女たちも負けず嫌いな性格で、「2人が嫌がっている」という話が前田の耳にも届いていたからだった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
:前田はこの公演の『渚のCHERRY』という曲で、初めてソロを担当する事になった。正確には4人のユニット曲だが、実際にはソロとバックダンサー3人という構成であり、明確な差がある(衣装の色も違う)。前田はソロを任されると知ったとき、「一人だけ目立つのはイヤ」「やりたくない」と言って大泣きした。<ref name="N714">『[[AKBINGO!]]』2010年7月14日放送。</ref>「何で私がやらないといけないんですかって思っちゃいましたね。別に歌が上手い訳でもなく、踊りが上手い訳でもなく、喋れる訳でもないので。『なんで?』ってずっと思ってました。自分でも分かってたし、申し訳ないなとしか思えなかったです」。<ref>『中居正広のキンスマスペシャル』 2012年1月6日</ref>目立つのが苦手だったから、嫌だったのもあるが、理由はもう一つ。それは、同年代だった、[[峯岸みなみ]]や[[平嶋夏海]]、[[増山加弥乃]]が自分のバックダンサーを務める事になったからで、前田が直接言われた訳ではないが、彼女たちも負けず嫌いな性格で、「2人が嫌がっている」という話が前田の耳にも届いていたからだった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
:平嶋「3人で事前に仮歌を聴いて、『多分あっちゃんが歌う箇所が多いよね。覚悟しておこう』って」。ところが現実はもっと厳しかった。パート表を見ると、「前田」と「オール」という名前のみ。「センター」と「それ以外」という扱いだった。しかも3人が担当する歌詞は「チェーリチェリガール」と「チェーリチェリボーイ」だけ。つまりただのバックコーラス。平嶋「この曲をステージに出て歌ったら…私の事を応援してくれているファンの人たちはどう感じるんだろう」。悔しさと申し訳なさで胸はいっぱいだったが、スタジオでは涙を見せなかった。だが、「スタジオを出た瞬間、他のレコーディングで来ていた[[戸島花]]ちゃんと会ったんです。その顔を見た瞬間、私とみぃちゃんは、花ちゃんの胸で泣きました。そうしたら『あっちゃんがもうすぐ来るよ。この姿を見せたらダメだよ』ってトイレに連れて行かれて。でもあっちゃんも、そのパート表を見て泣いたんだよって聞かされました。その後も『渚のCHERRY』の練習をやったんですけど、歌のパートの話は4人とも一切しませんでした」。<ref name="AKB48history">『AKB48ヒストリー』</ref>
:平嶋「3人で事前に仮歌を聴いて、『多分あっちゃんが歌う箇所が多いよね。覚悟しておこう』って」。ところが現実はもっと厳しかった。パート表を見ると、「前田」と「オール」という名前のみ。「センター」と「それ以外」という扱いだった。しかも3人が担当する歌詞は「チェーリチェリガール」と「チェーリチェリボーイ」だけ。つまりただのバックコーラス。平嶋「この曲をステージに出て歌ったら…私の事を応援してくれているファンの人たちはどう感じるんだろう」。悔しさと申し訳なさで胸はいっぱいだったが、スタジオでは涙を見せなかった。だが、「スタジオを出た瞬間、他のレコーディングで来ていた[[戸島花]]ちゃんと会ったんです。その顔を見た瞬間、私とみぃちゃんは、花ちゃんの胸で泣きました。そうしたら『あっちゃんがもうすぐ来るよ。この姿を見せたらダメだよ』ってトイレに連れて行かれて。でもあっちゃんも、そのパート表を見て泣いたんだよって聞かされました。その後も『渚のCHERRY』の練習をやったんですけど、歌のパートの話は4人とも一切しませんでした」。<ref name="AKB48history">『AKB48ヒストリー』</ref>
*当初は夏まゆみには評価されていたが、[[秋元康]]からはそんなに評価は高くなかった。[[オーディション]]の時は、ほとんど眼中になかったと聞かされた。印象は「ヘルメット」。しかしなぜそんな子をいきなりセンターに抜擢したのか。秋元「『PARTYが始まるよ』公演をやった時に、『AKBは面白いけど、誰が誰だか分からない』という声があったので、スターを作らなきゃと…。“前田スター化計画”の第一歩としてソロ曲にしたんです。そしたら前田が猛烈に泣いて。レコーディングの時に、僕をスタジオに入れてくれなかったくらいでした。ここから前田の葛藤が始まるんですよね」<ref name="AKB48history">『AKB48ヒストリー』</ref>
*当初は夏まゆみには評価されていたが、[[秋元康]]からはそんなに評価は高くなかった。[[オーディション]]の時は、ほとんど眼中になかったと聞かされた。印象は「ヘルメット」。しかしなぜそんな子をいきなりセンターに抜擢したのか。秋元「『PARTYが始まるよ』公演をやった時に、『AKBは面白いけど、誰が誰だか分からない』という声があったので、スターを作らなきゃと…。“前田スター化計画”の第一歩としてソロ曲にしたんです。そしたら前田が猛烈に泣いて。レコーディングの時に、僕をスタジオに入れてくれなかったくらいでした。ここから前田の葛藤が始まるんですよね」<ref name="AKB48history">『AKB48ヒストリー』</ref>
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*1月、ドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』で、南沢奈央とのダブル主演を務める。
*1月、ドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』で、南沢奈央とのダブル主演を務める。
*この年の前半は役者仕事もこなし、AKBから離れている事が多かった。AKBがこの年に出したシングルは、昔インディーズで発売したセルフカバー曲『[[桜の花びらたち2008]]』であり、運営側はなんとかCDの売上を伸ばそうと色々な特典を付けていたが、所属レコード会社からは違法性が高いと指摘され、さらに契約も解除されてしまった。これらはニュースとしても取り上げられ、AKBのアンチからは悪質な「AKB商法」とも言われる様になり、次第にバッシングなども大きくなっていった。
*この年の前半は役者仕事もこなし、AKBから離れている事が多かった。AKBがこの年に出したシングルは、昔インディーズで発売したセルフカバー曲『[[桜の花びらたち2008]]』であり、運営側はなんとかCDの売上を伸ばそうと色々な特典を付けていたが、所属レコード会社からは違法性が高いと指摘され、さらに契約も解除されてしまった。これらはニュースとしても取り上げられ、AKBのアンチからは悪質な「AKB商法」とも言われる様になり、次第にバッシングなども大きくなっていった。
*6月、次にリリースされたシングル『[[Baby! Baby! Baby!]]』は、レコード会社も決まっていなかったため、CD販売はされず、ダウンロード配信のみのシングルとなった。この頃がAKBの低迷期と呼ばれており、「『これからどうしよう』『もうこれ以上、上には行けないのかな』って思ってる時期だったような気がします。自分たちも、スタッフの方たちからよく言われるんですけど、『もうこのまま終わっちゃうんじゃないかな』って。多分それは私たちの意識が薄れてきちゃったからで…」。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*6月、次にリリースされたシングル『[[Baby! Baby! Baby!]]』は、レコード会社も決まっていなかったため、CD販売はされず、ダウンロード配信のみのシングルとなった。この頃がAKBの低迷期と呼ばれており、「『これからどうしよう』『もうこれ以上、上には行けないのかな』って思ってる時期だったような気がします。自分たちも、スタッフの方たちからよく言われるんですけど、『もうこのまま終わっちゃうんじゃないかな』って。多分それは私たちの意識が薄れてきちゃったからで…」。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*7月、フジテレビ系列の月9ドラマ『太陽と海の教室』に、船木真由役で出演。
*7月、フジテレビ系列の月9ドラマ『太陽と海の教室』に、船木真由役で出演。
*10月22日、『[[大声ダイヤモンド]]』をリリース。この曲では、8月に結成されたばかりの[[SKE48]]から[[松井珠理奈]]が選抜メンバーに選ばれている。しかも前田とのダブルセンターでデビューすることになった。珠理奈の存在について。「別に余裕があった訳じゃないんですけど、年齢も違うし、あまり意識はしてなかったんです。でも思った以上にファンの人からすごい言われたというか、比べられていたというか。それを知った時はちょっとビックリして、焦りましたね。私はどうしたらいいんだろう…と思って。秋元さんにもその時期、怒られた事が何度かあったんです。『このままでは松井に抜かされますよ』って言われた事もあったし。『[[大声ダイヤモンド]]』から秋元さんに毎回意識を聞かれるようになりました。『どうしますか? 前田はできますか?』ってメールで聞かれるんですよ。『できます! やりたいです!』って。それまではセンターにいるけど、でも『どうせみんな私の事なんてなんとも思ってないな』っていう気持ちでした。でもこの曲から、自分のいる場所(センター)の意味が少しずつ分かってきた気がします」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*10月22日、『[[大声ダイヤモンド]]』をリリース。この曲では、8月に結成されたばかりの[[SKE48]]から[[松井珠理奈]]が選抜メンバーに選ばれている。しかも前田とのダブルセンターでデビューすることになった。珠理奈の存在について。「別に余裕があった訳じゃないんですけど、年齢も違うし、あまり意識はしてなかったんです。でも思った以上にファンの人からすごい言われたというか、比べられていたというか。それを知った時はちょっとビックリして、焦りましたね。私はどうしたらいいんだろう…と思って。秋元さんにもその時期、怒られた事が何度かあったんです。『このままでは松井に抜かされますよ』って言われた事もあったし。『[[大声ダイヤモンド]]』から秋元さんに毎回意識を聞かれるようになりました。『どうしますか? 前田はできますか?』ってメールで聞かれるんですよ。『できます! やりたいです!』って。それまではセンターにいるけど、でも『どうせみんな私の事なんてなんとも思ってないな』っていう気持ちでした。でもこの曲から、自分のいる場所(センター)の意味が少しずつ分かってきた気がします」<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
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*5月25日、速報が発表。前年の最終と同じ2位前田、1位大島という順位に。今年も追う立場でのスタートとなった。「皆さん!! 速報2位本当にありがとうございます!! やっぱり応援してくれてる皆さんの暖かさを身近に感じる事ができます…。本当にありがとうございます!! 私なりにこれからも頑張っちゃいますよ!!♪」<ref>http://ameblo.jp/atsuko-maeda/entry-10903085873.html</ref>
*5月25日、速報が発表。前年の最終と同じ2位前田、1位大島という順位に。今年も追う立場でのスタートとなった。「皆さん!! 速報2位本当にありがとうございます!! やっぱり応援してくれてる皆さんの暖かさを身近に感じる事ができます…。本当にありがとうございます!! 私なりにこれからも頑張っちゃいますよ!!♪」<ref>http://ameblo.jp/atsuko-maeda/entry-10903085873.html</ref>
*今年で3回目を迎えるAKB48総選挙。6月9日に発表される最終結果で、グループ内の人気ランキングが決定する。そんな中、下馬評で1位の当選確実と囁かれているのが前田敦子だ。第1回は1位に選出されたものの、第2回は僅差だが2位に転落。今年は巻き返しが予想されているが、ファンの度肝を抜くニュースが飛び込んできた。「今回の総選挙を花道に、前田が卒業を発表するというのです。6月下旬にはソロデビュー。また、6月4日には主演映画『もしドラ』も全国公開。卒業というサプライズはCDや映画の重要な販促活動に利用されるようだ」(芸能プロ関係者)。さらに卒業のタイミングに合わせて発表されるのが連ドラの主演話。7月放映の連ドラ『イケパラ2』でヒロインに抜擢されたのだ。「正直、現在の前田にしてみればAKBに所属している意味はもうないんです。既にAKBの人気は下降線を辿っており、先は見えている。人気が急落してから卒業すれば、自分の価値も下げてしまう。年内中には女優としてのポジションをしっかりと固めておきたい」(芸能プロ関係者)。<ref name="N10609">『週刊実話』 2011年6月9日 特大号</ref>
*今年で3回目を迎えるAKB48総選挙。6月9日に発表される最終結果で、グループ内の人気ランキングが決定する。そんな中、下馬評で1位の当選確実と囁かれているのが前田敦子だ。第1回は1位に選出されたものの、第2回は僅差だが2位に転落。今年は巻き返しが予想されているが、ファンの度肝を抜くニュースが飛び込んできた。「今回の総選挙を花道に、前田が卒業を発表するというのです。6月下旬にはソロデビュー。また、6月4日には主演映画『もしドラ』も全国公開。卒業というサプライズはCDや映画の重要な販促活動に利用されるようだ」(芸能プロ関係者)。さらに卒業のタイミングに合わせて発表されるのが連ドラの主演話。7月放映の連ドラ『イケパラ2』でヒロインに抜擢されたのだ。「正直、現在の前田にしてみればAKBに所属している意味はもうないんです。既にAKBの人気は下降線を辿っており、先は見えている。人気が急落してから卒業すれば、自分の価値も下げてしまう。年内中には女優としてのポジションをしっかりと固めておきたい」(芸能プロ関係者)。<ref name="N10609">『週刊実話』 2011年6月9日 特大号</ref>
:AKBには様々なコンセプトがあるが、その一つが「夢へのステップ」。AKBというグループがゴールなのではなく、メンバーそれぞれが持つ将来の夢への架け橋となるグループになるのが当初の構想だった。ところがAKBがブレイクし国民的アイドルと呼ばれるようになると、「会いに行けるアイドル」というコンセプトは崩壊。現在オーディションで入ってくる子は、AKB48そのものを目指して入ってきており、現役メンバーも人気ある同グループからの卒業を敬遠するようになった。[[秋元康]]に至っては、前田を含む中心メンバーは「卒業させない」とまで言っているという。<ref>『週刊文春』で、AKB関係者が秋元の言葉として語ったもの。 </ref>こちらのコンセプトも既に無くなりつつある。そんな中、前田本人はAKBブームが終わる事は以前から予想しており、自身の夢である女優という道に向かってソロ活動に積極的。現在“AKB”として番組に出るのは、ゴールデンのレギュラー番組か有名音楽番組などの極一部のみ。かつて最多出演を誇っていたラジオは1年に1回ほど、「[[AKBINGO!]]」も、MCのBBから5月下旬に「あけましておめでとう」と嫌味を言われるほど顔を出していない。<ref name="N10525">『AKBINGO!』 2011年5月25日</ref>実質的には、もうすでに“AKBメンバー”としては、ほとんど活動していない。そして残念なニュースがもう一つ。女優転身と共にグラビア活動も完全NGになるという。「当然、水着写真が見れるのは今年が最後。現在、発売されている写真集は貴重になる」(出版幹部)。<ref name="N10609">『週刊実話』 2011年6月9日 特大号</ref>そこで囁かれているのは、“卒業”というXデーについて。映画、総選挙、ソロデビュー、ドラマ主演と、すでにお膳立ては出来ており、1位に返り咲いてから華々しく女優転身を図りたいのが本人と所属事務所の考え。だが秋元やAKB運営側にとっては、前田の代わりとなるエースが居ない現状で抜けられてしまっては、AKB崩壊をさらに加速させる可能性もある。前田は最近、“世代交代”について考えている事もインタビューでは話しており、裏を返せば、自分の代わりにAKBを引っ張っていってくれる後輩の出現を望んでいるともとれる。浮足立っているのは、他の芸能事務所も一緒で、「ポスト前田と板野のポジションを狙って各プロダクションが争奪戦を展開している。人気が低迷しているとはいえ、そこはAKB48。今の芸能界でAKB48を超える収益率を叩き出せるアーティストはいませんからね」(民放幹部)。前田の夢は果たして叶うのか、6月9日何かが起きる。<ref name="N10609">『週刊実話』 2011年6月9日 特大号</ref>
:AKBには様々なコンセプトがあるが、その一つが「夢へのステップ」。AKBというグループがゴールなのではなく、メンバーそれぞれが持つ将来の夢への架け橋となるグループになるのが当初の構想だった。ところがAKBがブレイクし国民的アイドルと呼ばれるようになると、「会いに行けるアイドル」というコンセプトは崩壊。現在オーディションで入ってくる子は、AKB48そのものを目指して入ってきており、現役メンバーも人気ある同グループからの卒業を敬遠するようになった。[[秋元康]]に至っては、前田を含む中心メンバーは「卒業させない」とまで言っているという。<ref>『週刊文春』で、AKB関係者が秋元の言葉として語ったもの。 </ref>こちらのコンセプトも既に無くなりつつある。そんな中、前田本人はAKBブームが終わる事は以前から予想しており、自身の夢である女優という道に向かってソロ活動に積極的。現在“AKB”として番組に出るのは、ゴールデンのレギュラー番組か有名音楽番組などの極一部のみ。かつて最多出演を誇っていたラジオは1年に1回ほど、「[[AKBINGO!]]」も、MCのBBから5月下旬に「あけましておめでとう」と嫌味を言われるほど顔を出していない。<ref name="N10525">『AKBINGO!』 2011年5月25日</ref>実質的には、もうすでに“AKBメンバー”としては、ほとんど活動していない。そして残念なニュースがもう一つ。女優転身と共にグラビア活動も完全NGになるという。「当然、水着写真が見れるのは今年が最後。現在、発売されている写真集は貴重になる」(出版幹部)。<ref name="N10609">『週刊実話』 2011年6月9日 特大号</ref>そこで囁かれているのは、“卒業”というXデーについて。映画、総選挙、ソロデビュー、ドラマ主演と、すでにお膳立ては出来ており、1位に返り咲いてから華々しく女優転身を図りたいのが本人と所属事務所の考え。だが秋元やAKB運営側にとっては、前田の代わりとなるエースが居ない現状で抜けられてしまっては、AKB崩壊をさらに加速させる可能性もある。前田は最近、“世代交代”について考えている事もインタビューでは話しており、裏を返せば、自分の代わりにAKBを引っ張っていってくれる後輩の出現を望んでいるともとれる。浮足立っているのは、他の芸能事務所も一緒で、「ポスト前田と板野のポジションを狙って各プロダクションが争奪戦を展開している。人気が低迷しているとはいえ、そこはAKB48。今の芸能界でAKB48を超える収益率を叩き出せるアーティストはいませんからね」(民放幹部)。前田の夢は果たして叶うのか、6月9日何かが起きる。<ref name="N10609">『週刊実話』 2011年6月9日 特大号</ref>
*6月4日、主演映画「もしドラ」が劇場公開。前田はこの作品のプロモーションのために、多忙な毎日を送る中、テレビ番組は30以上、紙・WEB媒体では100以上(うち表紙を飾ったのは20以上)という、とてつもない数の取材をこなしたという。さらに、東京~大阪間の約1100キロを新幹線で往復し、計3回の“弾丸舞台あいさつ”を実施した。<ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0032833</ref><ref>http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110604-OHT1T00280.htm</ref>
*6月4日、主演映画「もしドラ」が劇場公開。前田はこの作品のプロモーションのために、多忙な毎日を送る中、テレビ番組は30以上、紙・WEB媒体では100以上(うち表紙を飾ったのは20以上)という、とてつもない数の取材をこなしたという。さらに、東京~大阪間の約1100キロを新幹線で往復し、計3回の“弾丸舞台あいさつ”を実施した。<ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0032833</ref><ref>http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110604-OHT1T00280.htm</ref>
*6月9日、総選挙の開票イベントが開催。順位発表は最後の局面に突入し、3年連続大島優子と前田の一騎打ちという構図になった。そして今年、2位で名前を呼ばれたのは大島だった。その瞬間、前田が1位に返り咲いたことが決まった。前田は大島の挨拶中から泣き崩れていたが、「1位」として最後に自分の名前が呼ばれるとなんとか舞台に上がり、深く頭を下げた後「この1年間はいろんなことを考えて毎日を生活してきました。応援してくれる皆さんがいるのに、どこかで孤独と戦いながら過ごしてきました。でも今日、たくさんの方が応援して支えてくれていることを改めて感じることができました」と喜びを現わした。本人、そして応援してきたファンにとって、悲願の1位奪還となったが、もう一人誰よりも喜んでいる者がいた。それは常に前田をAKBのエースの座に置き続けてきた[[秋元康]]。前田が次に「私のことが嫌いな方もいると思います。一つだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」とファンに訴えかけると、思わずメガネをあげ、こぼれ落ちる涙を拭っていた。<ref>『アッコにおまかせ』 2011年6月12日</ref>
*6月9日、総選挙の開票イベントが開催。順位発表は最後の局面に突入し、3年連続大島優子と前田の一騎打ちという構図になった。そして今年、2位で名前を呼ばれたのは大島だった。その瞬間、前田が1位に返り咲いたことが決まった。前田は大島の挨拶中から泣き崩れていたが、「1位」として最後に自分の名前が呼ばれるとなんとか舞台に上がり、深く頭を下げた後「この1年間はいろんなことを考えて毎日を生活してきました。応援してくれる皆さんがいるのに、どこかで孤独と戦いながら過ごしてきました。でも今日、たくさんの方が応援して支えてくれていることを改めて感じることができました」と喜びを現わした。本人、そして応援してきたファンにとって、悲願の1位奪還となったが、もう一人誰よりも喜んでいる者がいた。それは常に前田をAKBのエースの座に置き続けてきた[[秋元康]]。前田が次に「私のことが嫌いな方もいると思います。一つだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」とファンに訴えかけると、思わずメガネをあげ、こぼれ落ちる涙を拭っていた。<ref>『アッコにおまかせ』 2011年6月12日</ref>
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*7月10日、人気ドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演。番組は当初、AKBメンバーの中で誰に密着するかを会議したところ、大多数が前田を推し、さらに[[秋元康]]との話し合いの中も「情熱大陸をやるなら前田だろうな」との見解が導き出されたという。取材陣は、今年の5月から密着を開始。主演映画、ソロデビュー、そして総選挙。アイドルから女優への移行期をカメラが追った。1位に返り咲いた裏側につきまとうアンチの存在を指摘されると、「私ってきっと、嫌われやすいのかな」と認めた上で、「私もただの人間なので、ショック受けることも普通にあるんですけど…。悲しいって気持ちに自分が負けなければいい話じゃないですか。負けず嫌いです私。負けない気持ちは人一倍持ってます」と自身を奮い立たせる。AKB48の中心に立ち続けてきた彼女の芯の強さが伝わってくる。奇しくも放送当日は、彼女の20歳の誕生日。10代最後の日々の記録に、今から注目が集まりそうだ。<ref>http://career.oricon.co.jp/news/89411/full/</ref><ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0033491</ref>
*7月10日、人気ドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演。番組は当初、AKBメンバーの中で誰に密着するかを会議したところ、大多数が前田を推し、さらに[[秋元康]]との話し合いの中も「情熱大陸をやるなら前田だろうな」との見解が導き出されたという。取材陣は、今年の5月から密着を開始。主演映画、ソロデビュー、そして総選挙。アイドルから女優への移行期をカメラが追った。1位に返り咲いた裏側につきまとうアンチの存在を指摘されると、「私ってきっと、嫌われやすいのかな」と認めた上で、「私もただの人間なので、ショック受けることも普通にあるんですけど…。悲しいって気持ちに自分が負けなければいい話じゃないですか。負けず嫌いです私。負けない気持ちは人一倍持ってます」と自身を奮い立たせる。AKB48の中心に立ち続けてきた彼女の芯の強さが伝わってくる。奇しくも放送当日は、彼女の20歳の誕生日。10代最後の日々の記録に、今から注目が集まりそうだ。<ref>http://career.oricon.co.jp/news/89411/full/</ref><ref>http://www.cinematoday.jp/page/N0033491</ref>
*7月中旬、西武ドームに向けた全体リハーサル中。AKB研究生と他グループのメンバーが、前田から直接指導を受けたという珍しい一件。その顛末について。[[高橋みなみ|高橋]]「『マジジョテッペンブルース』をやったんですね、百何十人で。私は途中からしか出番が無いから、後ろで見ていたんです。そしたら、ビックリしちゃって…。研究生の子たちなんですけど、踊れてないんですよ。もちろん全員って訳じゃないし、後ろの方だから少し気を抜いていたのかもしれない。でも、一番大切な一生懸命さがほとんど伝わってこないんです。この子たち、これでステージに立つつもり? って思い、血の気が引きました。それで私、声を張り上げて、『今のじゃ人に見せられないから、もう1回、もっと一生懸命やってくれる』と。それでちょっとはマシになったけど、まだまだ振付は出来てないし、歌詞のうろ覚えの子がたくさん居て、そんな状態じゃ、そもそも一生懸命やりたくても出来ないんですよ」。高橋はレッスン後、AKBの正規メンバーを除いた研究生と他グループのメンバー約100人に集合をかけた。「確かにこの曲は、研究生はもちろん、SKEやNMBもほとんどやった事が無いのは分かります。それに前日に始めて振付を教わったから、まだ体に入ってないのも分かるんです。でも、あの西武ドームでやるんだよ? たくさんのお客さんが観に来てくれるんだよ? 自分で練習して来ないと」。スタッフ側にもミスがあった。歌詞を覚えていなかったのは、手違いにより配られていなかったからだった。「スタッフさんに対しても、後輩たちの代わりに抗議もしました。でも、それをあの子たちには言い訳にして欲しくなかったんです。もっともっと大きくなって欲しいから。だから、あえて心を鬼にして叱りました。相当キツイことを…むしろ出ない方がいいとか、こんな状態なら一緒にやりたくない! とまで言ったんです」。あるメンバーは何度もうなずき、あるメンバーは悔し涙を流したという。しかし、この様に高橋が檄を飛ばす場面は、今までに幾度も見られた。この日違っていたのは、前田敦子も高橋の真横に立っていたこと。「練習が終わった時、あっちゃんが私に、『たかみな、これから(後輩達に説教を)言うんでしょ?』と聞いてきたんです。『うん、言おうと思ってるって』。ここまでは、いつも通りなんです。なのに、『私も言っていい?』って言ったんですよ!? 初めてですよ、あっちゃんがそんな事を言うのって」。高橋の説教が終わりかけた時、前田が100人を前に声を張り上げた。「『もっと一生懸命やろうよ! 私たちが居なくなった後に、AKBを背負うのはみんななんだよ!』って。あのあっちゃんが叫んだんです。『私たちは、見本にならないかもしれないけど、悪いところを真似しちゃダメだからね!』みたいな事も言ってました。私、ちょっと感動してしまって…。あっちゃん、変わったなって」。今まで前面には立つ事は無かった前田。何が彼女を変えたのか。「どうした? って聞いたら、ドラマ『花君』の収録で男の子の世界を見てるんだけど、先輩が若手の子に『お前、一生懸命やれよ』とか熱く叱ったり、アドバイスしたり、褒めたり。言いたい事を言い合うのを見て、AKBもそうなりたいと思ったって。自分も見てるだけじゃなくて、言わなきゃいけないって思ったんだよねって」。高橋と前田が去った後、いくつかの輪に分かれ、泣きながら話し合う後輩がいたという。「あとで[[島田晴香|島田]]からメールが来たんですよ。『あんなこと言わせてすみませんでした。あれから研究生で残ってみっちり練習したので、明日は少しはマシになってると思います』って。あぁ、伝わったんだなって、ホッとしました」。将来のAKBを引っ張っていける後輩の出現を、おそらくメンバーの誰よりも待ち望んでいる前田。女優として他の現場で活動しつつ、そこで学んだ事をAKBにもフィードバックさせる。それがAKBを変え、さらに成長させる。<ref name="marutto2">『まるっとAKB48 スペシャル2 with SKE48&NMB48&SDN48&HKT48』</ref>
*7月中旬、西武ドームに向けた全体リハーサル中。AKB研究生と他グループのメンバーが、前田から直接指導を受けたという珍しい一件。その顛末について。[[高橋みなみ|高橋]]「『マジジョテッペンブルース』をやったんですね、百何十人で。私は途中からしか出番が無いから、後ろで見ていたんです。そしたら、ビックリしちゃって…。研究生の子たちなんですけど、踊れてないんですよ。もちろん全員って訳じゃないし、後ろの方だから少し気を抜いていたのかもしれない。でも、一番大切な一生懸命さがほとんど伝わってこないんです。この子たち、これでステージに立つつもり? って思い、血の気が引きました。それで私、声を張り上げて、『今のじゃ人に見せられないから、もう1回、もっと一生懸命やってくれる』と。それでちょっとはマシになったけど、まだまだ振付は出来てないし、歌詞のうろ覚えの子がたくさん居て、そんな状態じゃ、そもそも一生懸命やりたくても出来ないんですよ」。高橋はレッスン後、AKBの正規メンバーを除いた研究生と他グループのメンバー約100人に集合をかけた。「確かにこの曲は、研究生はもちろん、SKEやNMBもほとんどやった事が無いのは分かります。それに前日に始めて振付を教わったから、まだ体に入ってないのも分かるんです。でも、あの西武ドームでやるんだよ? たくさんのお客さんが観に来てくれるんだよ? 自分で練習して来ないと」。スタッフ側にもミスがあった。歌詞を覚えていなかったのは、手違いにより配られていなかったからだった。「スタッフさんに対しても、後輩たちの代わりに抗議もしました。でも、それをあの子たちには言い訳にして欲しくなかったんです。もっともっと大きくなって欲しいから。だから、あえて心を鬼にして叱りました。相当キツイことを…むしろ出ない方がいいとか、こんな状態なら一緒にやりたくない! とまで言ったんです」。あるメンバーは何度もうなずき、あるメンバーは悔し涙を流したという。しかし、この様に高橋が檄を飛ばす場面は、今までに幾度も見られた。この日違っていたのは、前田敦子も高橋の真横に立っていたこと。「練習が終わった時、あっちゃんが私に、『たかみな、これから(後輩達に説教を)言うんでしょ?』と聞いてきたんです。『うん、言おうと思ってるって』。ここまでは、いつも通りなんです。なのに、『私も言っていい?』って言ったんですよ!? 初めてですよ、あっちゃんがそんな事を言うのって」。高橋の説教が終わりかけた時、前田が100人を前に声を張り上げた。「『もっと一生懸命やろうよ! 私たちが居なくなった後に、AKBを背負うのはみんななんだよ!』って。あのあっちゃんが叫んだんです。『私たちは、見本にならないかもしれないけど、悪いところを真似しちゃダメだからね!』みたいな事も言ってました。私、ちょっと感動してしまって…。あっちゃん、変わったなって」。今まで前面には立つ事は無かった前田。何が彼女を変えたのか。「どうした? って聞いたら、ドラマ『花君』の収録で男の子の世界を見てるんだけど、先輩が若手の子に『お前、一生懸命やれよ』とか熱く叱ったり、アドバイスしたり、褒めたり。言いたい事を言い合うのを見て、AKBもそうなりたいと思ったって。自分も見てるだけじゃなくて、言わなきゃいけないって思ったんだよねって」。高橋と前田が去った後、いくつかの輪に分かれ、泣きながら話し合う後輩がいたという。「あとで[[島田晴香|島田]]からメールが来たんですよ。『あんなこと言わせてすみませんでした。あれから研究生で残ってみっちり練習したので、明日は少しはマシになってると思います』って。あぁ、伝わったんだなって、ホッとしました」。将来のAKBを引っ張っていける後輩の出現を、おそらくメンバーの誰よりも待ち望んでいる前田。女優として他の現場で活動しつつ、そこで学んだ事をAKBにもフィードバックさせる。それがAKBを変え、さらに成長させる。<ref name="marutto2">『まるっとAKB48 スペシャル2 with SKE48&NMB48&SDN48&HKT48』</ref>
*7月23日、コンサート「[[よっしゃぁ~行くぞぉ~!in西武ドーム]]」2日目。途中で熱中症でダウンしたが、しばらくしてステージに復帰。次の最終日もフルで出演し、3日間行われたドーム公演を無事完走した。<ref>http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/07/24/0004302365.shtml</ref>
*7月23日、コンサート「[[よっしゃぁ~行くぞぉ~! in 西武ドーム]]」2日目。途中で熱中症でダウンしたが、しばらくしてステージに復帰。次の最終日もフルで出演し、3日間行われたドーム公演を無事完走した。<ref>http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/07/24/0004302365.shtml</ref>
*8月、板野は自身のラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」で、前田と2人でお酒を飲みに行ったことを明かした。さらに「あっちゃんちに行ったの。1人暮らしを始めて茶色と黒のおとなっぽい部屋だった」と前田が1人暮らしている事も明かした。当の本人も「20歳になるので、いつできるかはわからないけど1人で暮らしてみたい」と以前に語っていたこともあり、早速実行したようである。<ref>http://japan.techinsight.jp/2011/08/akb48maeda-hitorigurasi-itano.html</ref>最近はホームシアターで洋画を観るのにハマっている。ちなみに、これまでに[[高橋みなみ]]や[[松井珠理奈]]なども泊まった事がある。<ref name="akbpb2011">『AKB48×プレイボーイ 2011』</ref>
*8月、板野は自身のラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」で、前田と2人でお酒を飲みに行ったことを明かした。さらに「あっちゃんちに行ったの。1人暮らしを始めて茶色と黒のおとなっぽい部屋だった」と前田が1人暮らしている事も明かした。当の本人も「20歳になるので、いつできるかはわからないけど1人で暮らしてみたい」と以前に語っていたこともあり、早速実行したようである。<ref>http://japan.techinsight.jp/2011/08/akb48maeda-hitorigurasi-itano.html</ref>最近はホームシアターで洋画を観るのにハマっている。ちなみに、これまでに[[高橋みなみ]]や[[松井珠理奈]]なども泊まった事がある。<ref name="akbpb2011">『AKB48×プレイボーイ 2011』</ref>
*9月20日、[[第2回じゃんけん大会]]では初戦で[[秋元才加]]に敗北。これまで全てのシングル曲で選抜メンバーに選ばれてきたが、初めて選抜落ちを経験することになった。
*9月20日、[[第2回じゃんけん大会]]では初戦で[[秋元才加]]に敗北。これまで全てのシングル曲で選抜メンバーに選ばれてきたが、初めて選抜落ちを経験することになった。
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*3月2日、都内で行われた「第35回 日本アカデミー賞」授賞式にて、主演した映画『もしドラ』で話題賞(俳優部門)を受賞。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120302-00000064-dal-ent</ref>
*3月2日、都内で行われた「第35回 日本アカデミー賞」授賞式にて、主演した映画『もしドラ』で話題賞(俳優部門)を受賞。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120302-00000064-dal-ent</ref>
*3月16日、5冊目のソロ写真集 となる『不器用』 を発売。全編パリで撮影し、20歳になった大人の魅力を披露している。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120222-00000022-sph-ent</ref>しかし、写真集の中で披露している「手ブラ」ショットに、ファンから賛否両論が出ている。上半身裸、胸元にネックレスをつけた前田が、手を交差させ乳房を抑えている。ファンからは、大胆な写真に喜ぶ意見が多数寄せられているが、ただこれまで前田は、グラビアにせよドラマにせよ、基本的に「清純派」というイメージだった。露出の高いグラビアや、ドラマでの「汚れ役」は[[大島優子]]ら他のメンバーの仕事で、AKBのエースである前田がこうしたことをするのは異例だ。そのため、「あっちゃんはこんなのやらないと信じてたのに ドラマでも意味ない入浴シーンあったし イケパラから流れがおかしくなった」「AKB卒業したらエロオファー益々来そうで辛い」「安売りいやだよ」「康はついに敦子のたたき売りを始めたか」と、困惑気味の声もいくつか挙がっている。さらに、「もう脱がないと売れないのか」「切れるカードを手当たり次第に切りまくってる感じがするんだけど大丈夫?」といった心配する声も。前田は、映画「もしドラ」やドラマ「イケメンパラダイス」がなかなか結果を出せず、次の総選挙では、2011年CM女王に輝くなど最近活躍著しい大島に1位を奪還されるという説も有力。それが多少影響している部分があるのかも知れない。ただ、話題になることもあってか、写真集の売れ行きは極めて好調のようだ。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120312-00000003-jct-ent</ref>
*3月16日、5冊目のソロ写真集 となる『不器用』 を発売。全編パリで撮影し、20歳になった大人の魅力を披露している。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120222-00000022-sph-ent</ref>しかし、写真集の中で披露している「手ブラ」ショットに、ファンから賛否両論が出ている。上半身裸、胸元にネックレスをつけた前田が、手を交差させ乳房を抑えている。ファンからは、大胆な写真に喜ぶ意見が多数寄せられているが、ただこれまで前田は、グラビアにせよドラマにせよ、基本的に「清純派」というイメージだった。露出の高いグラビアや、ドラマでの「汚れ役」は[[大島優子]]ら他のメンバーの仕事で、AKBのエースである前田がこうしたことをするのは異例だ。そのため、「あっちゃんはこんなのやらないと信じてたのに ドラマでも意味ない入浴シーンあったし イケパラから流れがおかしくなった」「AKB卒業したらエロオファー益々来そうで辛い」「安売りいやだよ」「康はついに敦子のたたき売りを始めたか」と、困惑気味の声もいくつか挙がっている。さらに、「もう脱がないと売れないのか」「切れるカードを手当たり次第に切りまくってる感じがするんだけど大丈夫?」といった心配する声も。前田は、映画「もしドラ」やドラマ「イケメンパラダイス」がなかなか結果を出せず、次の総選挙では、2011年CM女王に輝くなど最近活躍著しい大島に1位を奪還されるという説も有力。それが多少影響している部分があるのかも知れない。ただ、話題になることもあってか、写真集の売れ行きは極めて好調のようだ。<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120312-00000003-jct-ent</ref>
*3月25日、コンサート「[[業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ]]」最終日、ラスト1曲を残し、「私から話があります」と胸に手をあて、静かに目を閉じた。ただならぬ雰囲気にざわつく会場で、胸の内をゆっくりと語り始めた。<ref>http://www.daily.co.jp/gossip/article/2012/03/26/0004915443.shtml</ref>
*3月25日、コンサート「[[業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ]]」最終日、ラスト1曲を残し、「私から話があります」と胸に手をあて、静かに目を閉じた。ただならぬ雰囲気にざわつく会場で、胸の内をゆっくりと語り始めた。<ref>http://www.daily.co.jp/gossip/article/2012/03/26/0004915443.shtml</ref>
:「私は14歳のときにAKB48のオーディションを受け、初期メンバーとして加入させていただきました。それは、私の人生にとって初めての大きな決断でした。そして、きょうここで2回目の大きな決断をさせてください…」。ここまで言うと、前田の瞳に涙があふれ出てきて、言葉を詰まらせる。左隣にいた[[高橋みなみ]]が前田の肩に手を置くと、「私、前田敦子はAKB48を卒業します」と言い切った。「私は昔から感情の起伏がすごく激しくて、メンバーにもたくさん迷惑をかけてしまいました。そして、ファンの皆さんにもたくさん心配をかけてしまったと思います。それでも私なりに頑張ってきた6年半でした。コンサートの1日目のときに東京ドームの発表があって、14歳のころからみんなで一緒に夢を見てきた、その夢がかなったと、とても感動しました。20歳の夢に向かって歩き出さなければいけないと、改めて思うことができました。正直、不安でいっぱいです。どうなるかわかりません。ここにこうしてたくさんいる後輩のためにも私が卒業して、歩き出さなければいけないと、そう思いました。いまは、まだ詳しいことは決まっていません。いますぐ辞めてしまうわけではありません。決まり次第、皆さんの前でご報告したいと思います」
:「私は14歳のときにAKB48のオーディションを受け、初期メンバーとして加入させていただきました。それは、私の人生にとって初めての大きな決断でした。そして、きょうここで2回目の大きな決断をさせてください…」。ここまで言うと、前田の瞳に涙があふれ出てきて、言葉を詰まらせる。左隣にいた[[高橋みなみ]]が前田の肩に手を置くと、「私、前田敦子はAKB48を卒業します」と言い切った。「私は昔から感情の起伏がすごく激しくて、メンバーにもたくさん迷惑をかけてしまいました。そして、ファンの皆さんにもたくさん心配をかけてしまったと思います。それでも私なりに頑張ってきた6年半でした。コンサートの1日目のときに東京ドームの発表があって、14歳のころからみんなで一緒に夢を見てきた、その夢がかなったと、とても感動しました。20歳の夢に向かって歩き出さなければいけないと、改めて思うことができました。正直、不安でいっぱいです。どうなるかわかりません。ここにこうしてたくさんいる後輩のためにも私が卒業して、歩き出さなければいけないと、そう思いました。いまは、まだ詳しいことは決まっていません。いますぐ辞めてしまうわけではありません。決まり次第、皆さんの前でご報告したいと思います」
:最後まで横で聞いていた[[高橋みなみ]]は「私も突然のことでとても驚いています。メンバーも知りませんでした。隣でずっと見てきました。私は、たくさんの涙と笑顔を見てきました。去年、(卒業について)私に打ち明けてくれました。だから、敦子は一時の感情ではないことを分かってあげてください。たくさん考えた上での決断です。AKB48にいることがゴール地点ではありません。皆さんの温かい声がきっと彼女の背中を押してくれます。皆さんがいるから大丈夫です。本当は辞めてほしくはありませんが、私たちに止める権利はありません。だから温かく背中を押してあげてください。よろしくお願いします」<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000368-oric-ent</ref>
:最後まで横で聞いていた[[高橋みなみ]]は「私も突然のことでとても驚いています。メンバーも知りませんでした。隣でずっと見てきました。私は、たくさんの涙と笑顔を見てきました。去年、(卒業について)私に打ち明けてくれました。だから、敦子は一時の感情ではないことを分かってあげてください。たくさん考えた上での決断です。AKB48にいることがゴール地点ではありません。皆さんの温かい声がきっと彼女の背中を押してくれます。皆さんがいるから大丈夫です。本当は辞めてほしくはありませんが、私たちに止める権利はありません。だから温かく背中を押してあげてください。よろしくお願いします」<ref>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000368-oric-ent</ref>
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=== 番組でのエピソード ===
=== 番組でのエピソード ===
*番組で登場した辛さ50倍のスーパーハバネロチキンに口をつけ、あまりの辛さに号泣してダウン。収録は15分ストップしてしまった。結局、前田の代わりを[[秋元才加]]が務める事で収録は再開された。
*番組で登場した辛さ50倍のスーパーハバネロチキンに口をつけ、あまりの辛さに号泣してダウン。収録は15分ストップしてしまった。結局、前田の代わりを[[秋元才加]]が務める事で収録は再開された。
*『[[AKBINGO!]]』のショージキ将棋で「AKBの中で一番演技が上手いと思っている」という質問で針が動き、「気持ちが正直だった…」と、自分でもそう思っている事を認めた。ちなみに「AKBの中で競っている訳じゃないので、ライバルだと思っている子はいない」。
*『[[AKBINGO!]]』のショージキ将棋で「AKBの中で一番演技が上手いと思っている」という質問で針が動き、「気持ちが正直だった…」と、自分でもそう思っている事を認めた。ちなみに「AKBの中で競っている訳じゃないので、ライバルだと思っている子はいない」。
*『[[週刊AKB]]』の「プロデューサーがヅラだったら?」というドッキリで、後藤Pが居なくなった直後の車内で、カメラが回っているのを知らずに「絶対そうだって(笑)」と小嶋と共にカツラの事を話題にしていた。
*『[[週刊AKB]]』の「プロデューサーがヅラだったら?」というドッキリで、後藤Pが居なくなった直後の車内で、カメラが回っているのを知らずに「絶対そうだって(笑)」と小嶋と共にカツラの事を話題にしていた。
*ショージキ将棋にて、採用はされなかったが、高橋の質問に「ぶっちゃけSかMでいうとドSだ」という質問があった。さらに小嶋と対戦した時の質問にも「SかMかでいうと…ドSだ」というのが用意されていた。どうやら親しいメンバーによると前田はドSらしい。<ref>しかし板野との対戦時には「ぶっちゃけSかMでいうとドMだ」という真逆の質問もある。</ref>
*ショージキ将棋にて、採用はされなかったが、高橋の質問に「ぶっちゃけSかMでいうとドSだ」という質問があった。さらに小嶋と対戦した時の質問にも「SかMかでいうと…ドSだ」というのが用意されていた。どうやら親しいメンバーによると前田はドSらしい。<ref>しかし板野との対戦時には「ぶっちゃけSかMでいうとドMだ」という真逆の質問もある。</ref>
*番組で他のメンバーが罰ゲームなどを受ける時は、常に最前列で“楽しそう”にそれを見ているなど、Sらしい一面を見せている。<ref>『[[AKBINGO!]]』 2010/08/11</ref>
*番組で他のメンバーが罰ゲームなどを受ける時は、常に最前列で“楽しそう”にそれを見ているなど、Sらしい一面を見せている。<ref>『[[AKBINGO!]]』 2010/08/11</ref>
*他のメンバーからも「やる気が無い」と言われてしまうぐらいの態度を収録中にとる事がある。<ref>『AKBINGO』ショージキ将棋より。</ref>本人曰く「違いますよ。気持ち的にマイペースなんですよ。マイペースの時は……やる気が無かった」と本人も認めている。画面にはテロップで、スタッフの「やっぱり…」という感想が出された。
*他のメンバーからも「やる気が無い」と言われてしまうぐらいの態度を収録中にとる事がある。<ref>『AKBINGO』ショージキ将棋より。</ref>本人曰く「違いますよ。気持ち的にマイペースなんですよ。マイペースの時は……やる気が無かった」と本人も認めている。画面にはテロップで、スタッフの「やっぱり…」という感想が出された。
*『[[週刊AKB]]』ウルトラクイズで、水中に顔を突っ込んで口で洋梨を取るというコーナーで身体を張り、見事逆転した。それを見ていた他のメンバーから「尊敬する」と言われ、前田は「AKBに入ってから'''初めて'''尊敬された」と答えた。
*『[[週刊AKB]]』ウルトラクイズで、水中に顔を突っ込んで口で洋梨を取るというコーナーで身体を張り、見事逆転した。それを見ていた他のメンバーから「尊敬する」と言われ、前田は「AKBに入ってから'''初めて'''尊敬された」と答えた。
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*性格は、負けず嫌い。人見知り。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*性格は、負けず嫌い。人見知り。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*趣味は映画を見ること。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*趣味は映画を見ること。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*特技は、小さな紙(1cmぐらい)で鶴を折ること。『[[桜の花びらたち]]』の紙ふぶきを公演終了後折ってみたら出来た。<ref name="bingo">『AKBINGO!』</ref>しかしそれ以外は基本的に無い。佐田には「前田が得意なのって鶴折るくらいしか知らない」と言われ「私もそう思います。私なにが出来るんだろう?って」と答えた。<ref>『[[AKBINGO!]]』松井珠理奈炎の10番勝負より。</ref>
*特技は、小さな紙(1cmぐらい)で鶴を折ること。『[[桜の花びらたち]]』の紙ふぶきを公演終了後折ってみたら出来た。<ref name="bingo">『AKBINGO!』</ref>しかしそれ以外は基本的に無い。佐田には「前田が得意なのって鶴折るくらいしか知らない」と言われ「私もそう思います。私なにが出来るんだろう?って」と答えた。<ref>『[[AKBINGO!]]』松井珠理奈炎の10番勝負より。</ref>
*長所はマイペース。短所もマイペース。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*長所はマイペース。短所もマイペース。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*座右の銘は「世界征服」。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
*座右の銘は「世界征服」。<ref name="wad">週刊AKB DVD特典。</ref>
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*2nd [[制服が邪魔をする]]
*2nd [[制服が邪魔をする]]
*3rd [[軽蔑していた愛情]]
*3rd [[軽蔑していた愛情]]
*4th [[BINGO!]]
*4th [[BINGO!]]
*5th [[僕の太陽]]
*5th [[僕の太陽]]
*6th [[夕陽を見ているか?]]
*6th [[夕陽を見ているか?]]
*7th [[ロマンス、イラネ]]
*7th [[ロマンス、イラネ]]
*8th [[桜の花びらたち2008]]
*8th [[桜の花びらたち2008]]
*9th [[Baby! Baby! Baby!]]
*9th [[Baby! Baby! Baby!]]
*10th [[大声ダイヤモンド]]
*10th [[大声ダイヤモンド]]
*11th [[10年桜]]
*11th [[10年桜]]
*12th [[涙サプライズ!]]
*12th [[涙サプライズ!]]
*13th [[言い訳Maybe]]
*13th [[言い訳Maybe]]
*14th [[RIVER]]
*14th [[RIVER]]
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*22nd [[フライングゲット]]
*22nd [[フライングゲット]]
*23rd [[風は吹いている]]
*23rd [[風は吹いている]]
*25th [[GIVE ME FIVE!]]
*25th [[GIVE ME FIVE!]]
*26th [[真夏のSounds good!]]
*26th [[真夏のSounds good !]]


=== ソロシングル ===
=== ソロシングル ===
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