「伊豆田莉奈」の版間の差分

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==略歴 ==
==略歴 ==
'''2010年'''
'''2010年'''
**3月、[[AKB48]][[期生|第10期生]][[オーディション]]に合格。
*3月、[[AKB48]][[期生|第10期生]][[オーディション]]に合格。
**6月12日、[[セレクション審査]]に合格し、[[研究生]]となる。
*6月12日、[[セレクション審査]]に合格し、[[研究生]]となる。


==人物 ==
==人物 ==
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*5月、[[戸賀崎]]「対応能力が高く、ポジションの覚えも早い。いつも笑いの中心にいますが、感情が激しく、泣き虫でもある」<ref name="sog2012">『AKB48総選挙公式ガイドブック2012』</ref>
*5月、[[戸賀崎]]「対応能力が高く、ポジションの覚えも早い。いつも笑いの中心にいますが、感情が激しく、泣き虫でもある」<ref name="sog2012">『AKB48総選挙公式ガイドブック2012』</ref>


*AKB48の歴史は、4期以降は研究生の歴史である。現在、13期までが加入している大所帯であるAKB48。1~3期は順番に加入、それぞれチームA、K、Bとして活動し、4期以降は一旦、研究生として先輩メンバーの休演時のアンダー(代役)を経て、正規メンバーに昇格するというスタイルをとっている。研究生はチームA、K、Bと、現在はチーム4も含め、4チームの公演を覚え、同じチームでも複数のポジションも担当する。さらに公演前の前座やバックダンサーを務めながら、次のスターを夢見て、表現力を磨いている。その中でも、昨年メンバー最多となる200回以上の公演に出演し、全チームで合計12ポジションも習得している10期研究生の“いずりな”こと伊豆田莉奈にスポットを当てる。
*AKB48の歴史は、4期以降は研究生の歴史である。現在、13期までが加入している大所帯であるAKB48。1~3期は順番に加入、それぞれチームA、K、Bとして活動し、4期以降は一旦、研究生として先輩メンバーの休演時のアンダー(代役)を経て、正規メンバーに昇格するというスタイルをとっている。研究生はチームA、K、Bと、現在はチーム4も含め、4チームの公演を覚え、同じチームでも複数のポジションも担当する。さらに公演前の前座やバックダンサーを務めながら、次のスターを夢見て、表現力を磨いている。その中でも、昨年メンバー最多となる200回以上の公演に出演し、全チームで合計12ポジションも習得している10期研究生の“いずりな”こと伊豆田莉奈にスポットを当てる。2010年3月、中学2年生の終わりにオーディションでAKB48『言い訳Maybe』を歌い、10期生として合格した伊豆田。レッスン期間を経て、6月19日に[[市川美織]]、[[仲俣汐里]]ら10期生とともにチームB5th「シアターの女神」公演のアンダーとして公演デビューを果たした。伊豆田が最初に任されたのは、チームBのエースである渡辺麻友のポジション。アンダーは、その研究生の注目度によって決まる傾向があり、渡辺のポジションを担った伊豆田は次第に成長を遂げていく。そこから彼女は、持ち前のダンス習得の早さを発揮し、9月13日には、AKB48の公演で最も難易度が高いとされるチームA6th「目撃者」公演に[[片山陽加]]のアンダーで出演するなど、次々に先輩のポジションをマスターしていった。その後も彼女は公演のポジションを次々に覚え、B5thでは北原里英、宮崎美穂の位置、チームK6th「RESET」公演では[[板野友美]]のポジションと、公演ユニットのメイン的なアンダーを任されるようになる。同じ公演でも狭い範囲でフォーメーションが入れ替わる公演は、覚える数が多いほど、混同する確率が高くなる。だが、彼女はそれを巧みに覚えていくのだった。
2010年3月、中学2年生の終わりにオーディションでAKB48『言い訳Maybe』を歌い、10期生として合格した伊豆田。レッスン期間を経て、6月19日に[[市川美織]]、[[仲俣汐里]]ら10期生とともにチームB5th「シアターの女神」公演のアンダーとして公演デビューを果たした。伊豆田が最初に任されたのは、チームBのエースである渡辺麻友のポジション。アンダーは、その研究生の注目度によって決まる傾向があり、渡辺のポジションを担った伊豆田は次第に成長を遂げていく。そこから彼女は、持ち前のダンス習得の早さを発揮し、9月13日には、AKB48の公演で最も難易度が高いとされるチームA6th「目撃者」公演に[[片山陽加]]のアンダーで出演するなど、次々に先輩のポジションをマスターしていった。その後も彼女は公演のポジションを次々に覚え、B5thでは北原里英、宮崎美穂の位置、チームK6th「RESET」公演では[[板野友美]]のポジションと、公演ユニットのメイン的なアンダーを任されるようになる。同じ公演でも狭い範囲でフォーメーションが入れ替わる公演は、覚える数が多いほど、混同する確率が高くなる。だが、彼女はそれを巧みに覚えていくのだった。
2011年のゴールデンウィークには出演が続き、同じく公演出演が多かった[[阿部マリア]]、伊豆田、[[鈴木紫帆里]]と、それぞれの名前の頭の1文字を取って「チームアイス」を名乗り、互いに励ましあう仲となっていった。常に微笑をたたえながら、先輩の話を聞くその姿に、正規メンバーの中にも彼女を認める者が現れ始める。チームB公演で共演することが多かった[[佐藤すみれ]]とは、頻繁に二人で出掛け、互いの家に泊まりに行くなど、「もはや家族」とすみれが語るほど、交友を深める。それは、伊豆田が懸命に努力していることを認めているからだった。
2011年のゴールデンウィークには出演が続き、同じく公演出演が多かった[[阿部マリア]]、伊豆田、[[鈴木紫帆里]]と、それぞれの名前の頭の1文字を取って「チームアイス」を名乗り、互いに励ましあう仲となっていった。常に微笑をたたえながら、先輩の話を聞くその姿に、正規メンバーの中にも彼女を認める者が現れ始める。チームB公演で共演することが多かった[[佐藤すみれ]]とは、頻繁に二人で出掛け、互いの家に泊まりに行くなど、「もはや家族」とすみれが語るほど、交友を深める。それは、伊豆田が懸命に努力していることを認めているからだった。
そんな中、7月22~24日に行われたコンサート「[[よっしゃぁ~行くぞぉ~!in西武ドーム]]」の2日目、23日に、同期の[[阿部マリア]]、[[入山杏奈]]が新たに発足するチーム4へ昇格することが発表される。先に昇格していた仲俣、市川に続いて10期から4人が昇格を果たしたのだった。仲間に先を越される中、9月20日開催の「[[第2回じゃんけん大会]]」には、カッパのコスチュームで参戦。これは『[[有吉AKB共和国]]』の「化け物と化したAKBを救え 超常現象グルメ」という企画に出演した際に彼女が扮したものだったが、じゃんけんでは、[[菊地あやか]]に敗れてしまい、選抜入りはならなかった。だが、このカッパキャラを通して、[[小嶋陽菜]]や[[篠田麻里子]]から慕われることになり、意外な効果を発揮したのだった。
そんな中、7月22~24日に行われたコンサート「[[よっしゃぁ~行くぞぉ~!in西武ドーム]]」の2日目、23日に、同期の[[阿部マリア]]、[[入山杏奈]]が新たに発足するチーム4へ昇格することが発表される。先に昇格していた仲俣、市川に続いて10期から4人が昇格を果たしたのだった。仲間に先を越される中、9月20日開催の「[[第2回じゃんけん大会]]」には、カッパのコスチュームで参戦。これは『[[有吉AKB共和国]]』の「化け物と化したAKBを救え 超常現象グルメ」という企画に出演した際に彼女が扮したものだったが、じゃんけんでは、[[菊地あやか]]に敗れてしまい、選抜入りはならなかった。だが、このカッパキャラを通して、[[小嶋陽菜]]や[[篠田麻里子]]から慕われることになり、意外な効果を発揮したのだった。