「事務所」の版間の差分

4,791 バイト追加 、 2014年6月13日 (金)
シングル選抜当選者数と選抜以外を含めた当選者数に分割。解説を加筆。
(→‎プロダクション尾木: 野中美郷の退社を反映(見落としてた…)。)
(シングル選抜当選者数と選抜以外を含めた当選者数に分割。解説を加筆。)
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*事務所所属中の卒業メンバー:[[大島優子]]、[[野呂佳代]]、[[前田敦子]]
*事務所所属中の卒業メンバー:[[大島優子]]、[[野呂佳代]]、[[前田敦子]]
*過去に所属していた卒業メンバー:メンバー:[[小野恵令奈]](AKB48卒業後、無所属を経てレプロエンタテインメントへ入所)
*過去に所属していた卒業メンバー:メンバー:[[小野恵令奈]](AKB48卒業後、無所属を経てレプロエンタテインメントへ入所)
*解説:かつての絶対的エース前田と、総選挙でそれを破った大島、さらにその大島を破った指原が所属する事務所。さらに次世代エースと呼ばれている北原、横山、入山が所属。少数ではあるが人気メンバーが揃っている。ユニットとして結成された「[[Not yet]]」には大島、北原、指原、横山が所属している。
*解説:かつての絶対的エース前田と、総選挙でそれを破った大島、さらにその大島を破った指原が所属する事務所。さらに次世代エースと呼ばれている北原、横山、入山が所属。少数ではあるが人気メンバーが揃っている。ユニットとして結成された「[[Not yet]]」には大島<ref>ただし、AKB48卒業後の同ユニットの去就は明らかになっていない。</ref>、北原、指原、横山が所属している。
*:お笑い芸人事務所という印象が強く、かつて前田などは太田プロ所属の事を他のメンバーからネタにされる事もあったが、前田によると「所属している部門は違う」<ref>『王様のブランチ』[[有吉AKB共和国]]への取材時。</ref>。いわゆるお笑い芸人は「バラエティ部」。48グループのメンバーなどは「エンターティメント部」に所属している。他にも「ドラマ部」などがある。
*:お笑い芸人事務所という印象が強く、かつて前田などは太田プロ所属の事を他のメンバーからネタにされる事もあったが、前田によると「所属している部門は違う」<ref>『王様のブランチ』[[有吉AKB共和国]]への取材時。</ref>。いわゆるお笑い芸人は「バラエティ部」。48グループのメンバーなどは「エンターティメント部」に所属している。他にも「ドラマ部」などがある。
*:80年代は人気芸人が多数所属し「泣く子も黙る太田プロ」と呼ばれたが、独立が相次ぎ一時は力を失った事もあった。最近はまたお笑いブームもあり、さらにAKBなどアイドルも所属するなど、かつての力を取り戻しつつあると言われている。またAKBのブレイク以前は、薄給と言われていたメンバー給料面でも、前田はかなりの高給を太田プロから貰っていたとメンバーの親族が週刊誌に暴露している。所属芸人の有吉は、しばしばかなり高い給料を貰っていた事は語っているし、劇団ひとりは、雨上がり決死隊の宮迫(前回の推定年収は1億円)より、給料を貰っている事が判明している<ref name="N111007">『芸能人のギャラ初公開!ズバリ発表するぞスペシャル第2弾』 2011/10/07</ref>。AKBメンバーの給料に関してはしばしば話題になるが、あるサイトが算出したところ、前田が2000万で篠田と共にトップ。続いて大島は1800万程度としており、給料面でもトップクラスとされている<ref>[http://wjn.jp/article/detail/4294142/ 週刊実話 AKB48板野友美トップ “給料明細”流出にいよいよ分裂危]</ref>。ちなみに有吉によると、ギャラは昔からの慣習で現金で手渡し。また前田と大島に関して、自分には無い専用送迎車がある事なども語っている<ref>http://douga.nikkansports.com/entertainment/entertainment_105322.html</ref>。かつては「太田プロ」と笑われた事もあったが、現在では太田プロに所属するというのは、完全に「勝ち組」状態。そもそも、AKBの活躍を支えているのは[[秋元康]]ではなく、大手広告代理店「電通」のAKB担当部署と、「太田プロ」こそが舵取りの重要な役割を果たしているという。テレビ局関係者「今でこそ『AKBは秋元が育て上げた』というイメージが定着していますが、実質AKBを牛耳っているのは電通と太田プロ。CMは全部電通案件だし、他の代理店は電通の許可なしにAKBを起用できません。また太田プロの社長・磯野勉の娘・久美子は大手芸能プロでいの一番にAKB48に目をつけました。同社に前田・大島ら人気メンバーがそろっているのもそのためですよ」。AKBが次々と新たな企画や戦略を展開していく裏では、こうしたバックアップがあったのだ。また、前出の関係者は3者の関係をこう解説する。「グループ発足当時、秋元さんは『こんなの売れるわけないよ!』と周囲に漏らしたこともありました。結局現在に至るまで、大きな仕事や方針などを決めるのは電通と太田プロで、48プロジェクトの中で秋元さんの力は1~2%程度しかない。言ってしまえば、彼もAKBメンバーの一人みたいなものです」<ref>http://www.cyzowoman.com/2012/02/post_5146.html</ref>
*:80年代は人気芸人が多数所属し「泣く子も黙る太田プロ」と呼ばれたが、独立が相次ぎ一時は力を失った事もあった。最近はまたお笑いブームもあり、さらにAKBなどアイドルも所属するなど、かつての力を取り戻しつつあると言われている。またAKBのブレイク以前は、薄給と言われていたメンバー給料面でも、前田はかなりの高給を太田プロから貰っていたとメンバーの親族が週刊誌に暴露している。所属芸人の有吉は、しばしばかなり高い給料を貰っていた事は語っているし、劇団ひとりは、雨上がり決死隊の宮迫(前回の推定年収は1億円)より、給料を貰っている事が判明している<ref name="N111007">『芸能人のギャラ初公開!ズバリ発表するぞスペシャル第2弾』 2011/10/07</ref>。AKBメンバーの給料に関してはしばしば話題になるが、あるサイトが算出したところ、前田が2000万で篠田と共にトップ。続いて大島は1800万程度としており、給料面でもトップクラスとされている<ref>[http://wjn.jp/article/detail/4294142/ 週刊実話 AKB48板野友美トップ “給料明細”流出にいよいよ分裂危]</ref>。ちなみに有吉によると、ギャラは昔からの慣習で現金で手渡し。また前田と大島に関して、自分には無い専用送迎車がある事なども語っている<ref>http://douga.nikkansports.com/entertainment/entertainment_105322.html</ref>。かつては「太田プロ」と笑われた事もあったが、現在では太田プロに所属するというのは、完全に「勝ち組」状態。そもそも、AKBの活躍を支えているのは[[秋元康]]ではなく、大手広告代理店「電通」のAKB担当部署と、「太田プロ」こそが舵取りの重要な役割を果たしているという。テレビ局関係者「今でこそ『AKBは秋元が育て上げた』というイメージが定着していますが、実質AKBを牛耳っているのは電通と太田プロ。CMは全部電通案件だし、他の代理店は電通の許可なしにAKBを起用できません。また太田プロの社長・磯野勉の娘・久美子は大手芸能プロでいの一番にAKB48に目をつけました。同社に前田・大島ら人気メンバーがそろっているのもそのためですよ」。AKBが次々と新たな企画や戦略を展開していく裏では、こうしたバックアップがあったのだ。また、前出の関係者は3者の関係をこう解説する。「グループ発足当時、秋元さんは『こんなの売れるわけないよ!』と周囲に漏らしたこともありました。結局現在に至るまで、大きな仕事や方針などを決めるのは電通と太田プロで、48プロジェクトの中で秋元さんの力は1~2%程度しかない。言ってしまえば、彼もAKBメンバーの一人みたいなものです」<ref>http://www.cyzowoman.com/2012/02/post_5146.html</ref>
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==総選挙における事務所別当選者数の変遷==
==総選挙における事務所別当選者数の変遷==
当選メンバーを1人以上輩出している事務所のみ記載した。
当選メンバーを1人以上輩出している事務所のみ記載した。
=== シングル選抜当選者数 ===
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
! 名前
! data-sort-type="number" | 第1回<br>2009年
! data-sort-type="number" | 第2回<br>2010年
! data-sort-type="number" | 第3回<br>2011年
! data-sort-type="number" | 第4回<br>2012年
! data-sort-type="number" | 第5回<br>2013年
! data-sort-type="number" | 第6回<br>2014年
|-
| 太田プロダクション || 3人 || 5人 || 4人 || 4人 || 3人 || 2人
|-
| プロダクション尾木 || 6人 || 5人 || 4人 || 4人 || 3人 || 3人
|-
| ホリプロ || 3人 || 3人 || 2人 || 2人 || 1人 || 0人
|-
| ワタナベエンターテインメント<ref name="nabepro">ビスケット・エンターティメントの当選者も含む。</ref> || 1人 || 2人 || 3人 || 1人 || 1人 || 1人
|-
| フレイヴ エンターテインメント<ref name="flave">office48の当選者も含む。</ref> || 2人 || 2人 || 3人 || 2人 || 1人 || 1人
|-
| サムデイ  || 1人 || 1人 || 1人 || 1人 || 1人 || 0人
|-
| ビッグアップル || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍<ref name="bigapple">2012年3月にビッグアップルへの移籍打診があった[[島崎遥香]]は、第4回総選挙開催の段階では同社の在籍が公表されておらず(同社の公式サイトが存在しないため、確認不能)、AKB48公式サイトでの移籍公表は同年9月8日となっているため、AKSの所属とする。[[wikipedia:島崎遥香]]の記事を参照。</ref>  || 1人 || 1人
|-
| Grick || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍 || 1人 || 1人
|-
| 乃木坂46合同会社 || 設立前 || 設立前 || 設立前 || 不在籍 || 不在籍 || 1人
|-
| アーティストハウス・ピラミッド || 1人 || 0人 || 0人 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍
|-
| アトリエ・ダンカン || 不在籍 || 1人 || 1人 || 0人 || 不在籍 || 経営破綻
|-
| ピタゴラス・プロモーション || 1人 || 2人 || 2人 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍
|-
| KYORAKU吉本.ホールディングス || 設立前 || 設立前 || 0人 || 0人 || 2人 || 1人
|-
| AKS || 3人 || 0人 || 1人 || 2人 || 2人 || 5人
|}
*シングル当選者数は第1回から第3回までが21名、第4回以降は16名に削減された。
=== シングル選抜以外も含めた当選者数 ===
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
! 名前
! 名前
209行目: 250行目:
| ワタナベエンターテインメント<ref name="nabepro">ビスケット・エンターティメントの当選者も含む。</ref> || 1人 || 3人 || 4人 || 4人 || 3人 || 3人
| ワタナベエンターテインメント<ref name="nabepro">ビスケット・エンターティメントの当選者も含む。</ref> || 1人 || 3人 || 4人 || 4人 || 3人 || 3人
|-
|-
| フレイヴ エンターテインメント<ref name="flave">Office48の当選者も含む。</ref> || 3人 || 4人 || 4人 || 5人 || 2人 || 2人
| フレイヴ エンターテインメント<ref name="flave">office48の当選者も含む。</ref> || 3人 || 4人 || 4人 || 5人 || 2人 || 2人
|-
|-
| サムデイ  || 1人 || 1人 || 2人 || 2人 || 2人 || 0人
| サムデイ  || 1人 || 1人 || 2人 || 2人 || 2人 || 0人
233行目: 274行目:
| アーティストハウス・ピラミッド || 1人 || 1人 || 0人 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍
| アーティストハウス・ピラミッド || 1人 || 1人 || 0人 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍
|-
|-
| アトリエ・ダンカン || 不在籍 || 2人 || 1人 || 2人 || 不在籍 || 経営破綻
| アトリエ・ダンカン || 不在籍 || 2人 || 1人 || 0人 || 不在籍 || 経営破綻
|-
|-
| AZ-ENTERTAINMENT || 1人 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍
| AZ-ENTERTAINMENT || 1人 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍 || 不在籍
245行目: 286行目:
| AKS || 8人 || 3人 || 3人 ||22人<ref name="bigapple">2012年3月にビッグアップルへの移籍打診があった[[島崎遥香]]は、第4回総選挙開催の段階では同社の在籍が公表されておらず(同社の公式サイトが存在しないため、確認不能)、AKB48公式サイトでの移籍公表は同年9月8日となっているため、AKSの所属とする。[[wikipedia:島崎遥香]]の記事を参照。</ref> ||24人 ||43人
| AKS || 8人 || 3人 || 3人 ||22人<ref name="bigapple">2012年3月にビッグアップルへの移籍打診があった[[島崎遥香]]は、第4回総選挙開催の段階では同社の在籍が公表されておらず(同社の公式サイトが存在しないため、確認不能)、AKB48公式サイトでの移籍公表は同年9月8日となっているため、AKSの所属とする。[[wikipedia:島崎遥香]]の記事を参照。</ref> ||24人 ||43人
|}
|}
*全当選者数は第1回・30名、第2~3回・40名、第4~5回・64名、第6回は80名と拡大している。
===解説===
===解説===
*シングル選抜当選者数においては、当初より上位メンバーが在籍する太田プロダクション、プロダクション尾木が強さを発揮している状況で、選抜第1位を輩出しているのはこの2事務所のみである(太田:[[前田敦子]]、[[大島優子]]、[[指原莉乃]]、尾木:[[渡辺麻友]])。
*総選挙第1回から参加している事務所のうち、ホリプロ、サムデイはメンバー([[板野友美]]、[[河西智美]]、[[篠田麻里子]]ら)の卒業が影響してか当選者数が漸減。シングル選抜においては両事務所とも第6回では連続当選が途切れ、唯一の所属メンバーの[[松井咲子]]が圏外となったサムデイはシングル選抜以外も連続当選が途切れた。
*同じく、総選挙第1回から参加しているワタナベエンターテインメント(ビスケット・エンターティメント)、フレイヴエンターテインメント(office48)は、数は少ないものの毎年シングル当選者を輩出している。ただし、ナベプロは[[柏木由紀]]、フレイヴは[[宮澤佐江]]に事実上依存している状態である。
*AKSは、2011年11月に、ピタゴラスプロモーションからSKE48所属メンバーが全員移籍。また、HKT48が参加した2012年以降、全当選者数が大幅に増加している。第2~3回の段階ではメンバーを外部事務所へ移籍させる方針もあって当選者数は少なかったが、前述のSKE48、HKT48の参加や外部事務所への移籍が現状、進捗が滞っていることも理由に挙げられる。
*KYORAKU吉本.ホールディングスは、過去にシングル選抜に当選したメンバーは[[山本彩]]と[[渡辺美優紀]]の2名に留まり、NMB48メンバーの総選挙での不振を象徴している。
*2014年6月現在で、既にメンバーが在籍していない事務所でシングル当選者を輩出したのは、アーティストハウス・ピラミッド([[佐藤由加理]])、アトリエ・ダンカン([[佐藤亜美菜]])の2事務所のみである。


==脚注・出典==
==脚注・出典==
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