「NGT48メンバーに対する暴行事件」の版間の差分

(→‎2022年: 文章の訂正)
 
(2人の利用者による、間の3版が非表示)
179行目: 179行目:


=== 2022年 ===
=== 2022年 ===
*12月20日発売の週刊女性2023年1月1日・10日号にて、「〈インタビュー〉荻野由佳(23)「今でも身の潔白を証明する難しさと向き合ってます」」と言う題の記事で元NGT48の荻野由佳が本件に関するインタビューが掲載された。その中で「当初、運営サイドから詳しい説明はなく、数か月たってから話し合いの場が設けられ、事実確認ができた様な状況だった」「でも『話し合いの内容は他言無用』とくぎを刺されていたので、私たちは何も言うことは出来ない。なので当時は"どう振る舞えばいいのか分からなかった"と言うのが本音」と当時の運営の発表と異なる発言をした。また、「ただ、私個人の考えで、被害を受けたメンバーに寄り添えなかったのは本当です。騒動を収めるために取り繕う、という選択もできましたが、私はそれを選びませんでした。今でもその気持ちは変わっていません」と発言し荻野のファン以外の大多数の読者から批判を浴びている<ref>[https://www.jprime.jp/articles/-/26252 荻野由佳が“NGT暴行事件”の真相を激白「ただただ悔しい」命の危険を感じた誹謗中傷と“これから”] - 週刊女性PRIME 2022年12月24日</ref>。
*8月18日に公開された、Youtubeチャンネル「ドリーマーハウス」{{注釈|荻野由佳自身メンバーとして参加している}}の動画にて、荻野由佳がNGT48暴行事件について告白<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=v6dviC-xGK0 【独占告白】荻野由佳がやってきた!初めて語りますSP~前篇] - Youtubeチャンネル・ドリーマーハウス</ref>。
 
*12月20日発売の週刊女性2023年1月1日・10日号にて、「〈インタビュー〉荻野由佳(23)「今でも身の潔白を証明する難しさと向き合ってます」」と言う題の記事で元NGT48の荻野由佳が本件に関するインタビューが掲載された。その中で「当初、運営サイドから詳しい説明はなく、数か月たってから話し合いの場が設けられ、事実確認ができた様な状況だった」「でも『話し合いの内容は他言無用』とくぎを刺されていたので、私たちは何も言うことは出来ない。なので当時は"どう振る舞えばいいのか分からなかった"と言うのが本音」と当時の運営の発表と異なる発言をした。また、「ただ、私個人の考えで、被害を受けたメンバーに寄り添えなかったのは本当です。騒動を収めるために取り繕う、という選択もできましたが、私はそれを選びませんでした。今でもその気持ちは変わっていません」と発言した<ref>[https://www.jprime.jp/articles/-/26252 荻野由佳が“NGT暴行事件”の真相を激白「ただただ悔しい」命の危険を感じた誹謗中傷と“これから”] - 週刊女性PRIME 2022年12月24日</ref>。


== 事件発生の経緯 ==
== 事件発生の経緯 ==
580行目: 582行目:
*2019年7月1日、事件を受けてAKSは人事異動を行い、メディアへの説明会などで稚拙な対応を見せた松村匠取締役・運営担当責任者は取締役退任となり、日韓合同のアイドルプロジェクトである「IZ*ONE」の責任者へ異動となった<ref>[https://hochi.news/articles/20190702-OHT1T50218.html?page=1 NGT会見で炎上のAKS松村匠氏 取締役を退任し、IZ*ONE責任者に異動] - スポーツ報知 2019年7月2日</ref>。さらに2020年1月20日には「経営・運営体制の強化、効率化」を目的として、AKSが運営していたAKB48・HKT48・NGT48の各グループをそれぞれ独立させる形で運営会社を設立、NGT48については2020年3月より新設された「株式会社Flora」の所管となり、NGT48劇場副支配人であった岡田剛が同社代表取締役に就任し、運営の立て直しを図ることとなった。一方、AKSに関しては同年4月より「株式会社Vernalossom」に社名を変更し、国内48グループの運営から撤退、前出の「IZ*ONE」などの海外事業に集中することとなった。なお、AKS社長であった吉成夏子はそのままV社の社長に留まっている<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/akb/1699266/ AKSが国内グループ運営から撤退 AKB・NGT・HKTは独立し新会社設立へ] - 東スポWeb 2020年1月20日</ref>。
*2019年7月1日、事件を受けてAKSは人事異動を行い、メディアへの説明会などで稚拙な対応を見せた松村匠取締役・運営担当責任者は取締役退任となり、日韓合同のアイドルプロジェクトである「IZ*ONE」の責任者へ異動となった<ref>[https://hochi.news/articles/20190702-OHT1T50218.html?page=1 NGT会見で炎上のAKS松村匠氏 取締役を退任し、IZ*ONE責任者に異動] - スポーツ報知 2019年7月2日</ref>。さらに2020年1月20日には「経営・運営体制の強化、効率化」を目的として、AKSが運営していたAKB48・HKT48・NGT48の各グループをそれぞれ独立させる形で運営会社を設立、NGT48については2020年3月より新設された「株式会社Flora」の所管となり、NGT48劇場副支配人であった岡田剛が同社代表取締役に就任し、運営の立て直しを図ることとなった。一方、AKSに関しては同年4月より「株式会社Vernalossom」に社名を変更し、国内48グループの運営から撤退、前出の「IZ*ONE」などの海外事業に集中することとなった。なお、AKS社長であった吉成夏子はそのままV社の社長に留まっている<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/akb/1699266/ AKSが国内グループ運営から撤退 AKB・NGT・HKTは独立し新会社設立へ] - 東スポWeb 2020年1月20日</ref>。
*事件前後はメディアや企業起用からの撤退が相次ぎ、一時はこうした外部の仕事からは途絶状態となっていたが、2021年以降、徐々にメンバーがレギュラー番組に起用され出演する機会が増え始め、グループとしてはテレビ新潟で「ロッチ×NGT48のアイドルってなんだ?」、FM-NIIGATAで「NGT48のえっさこいさRADIO」の番組枠を持つまでに戻っている。また、企業タイアップについても一時の勢いはないものの、地元企業のCMに起用される機会も取り戻しつつある<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202112030000058.html NGT48中村歩加が広報部長 DEKKY401の魅力伝える] - 日刊スポーツ 2021年12月3日</ref>。
*事件前後はメディアや企業起用からの撤退が相次ぎ、一時はこうした外部の仕事からは途絶状態となっていたが、2021年以降、徐々にメンバーがレギュラー番組に起用され出演する機会が増え始め、グループとしてはテレビ新潟で「ロッチ×NGT48のアイドルってなんだ?」、FM-NIIGATAで「NGT48のえっさこいさRADIO」の番組枠を持つまでに戻っている。また、企業タイアップについても一時の勢いはないものの、地元企業のCMに起用される機会も取り戻しつつある<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202112030000058.html NGT48中村歩加が広報部長 DEKKY401の魅力伝える] - 日刊スポーツ 2021年12月3日</ref>。
*新体制移行に前後して、NGT48のレーベルがEMI RECORDS(ユニバーサルミュージック、HKT48と同じ)に移籍。移籍後初となる5thシングル『[[シャーベットピンク]]』では、所属していた全員が選抜メンバーとなった中で、センターはドラフト3期生の[[藤崎未夢]]が務めた。その後、2021年にリリースした6thシングル『[[Awesome]]』、7thシングル『ポンコツな君が好きだ』では、2期生の[[小越春花]]が2作連続でセンターを務めており、2期生・ドラフト3期生を前面に出す姿勢を見せている。事件の渦中にあった1期生は荻野由佳などの卒業が続いており、徐々に在籍者が少なくなりつつあるが、キャプテン経験者の本間日陽や[[中村歩加]](2022年6月末卒業予定)、[[奈良未遥]]、[[西村菜那子]]などが脇を固めている。2022年1月からは3年ぶりに新メンバー募集となる3期生オーディションを実施し、新たな人材の育成に動くなど、事件の払拭に向けて模索を続けている。
*新体制移行に前後して、NGT48のレーベルがEMI RECORDS(ユニバーサルミュージック、HKT48と同じ)に移籍。移籍後初となる5thシングル『[[シャーベットピンク]]』では、所属していた全員が選抜メンバーとなった中で、センターはドラフト3期生の[[藤崎未夢]]が務めた。その後、2021年にリリースした6thシングル『[[Awesome]]』、7thシングル『ポンコツな君が好きだ』では、2期生の[[小越春花]]が2作連続でセンターを務めており、2期生・ドラフト3期生を前面に出す姿勢を見せている。事件の渦中にあった1期生は荻野由佳などの卒業が続いており、徐々に在籍者が少なくなりつつあるが、キャプテン経験者の本間日陽や[[中村歩加]](2022年6月末卒業)、[[奈良未遥]]、[[西村菜那子]]などが脇を固めている。2022年1月からは3年ぶりに新メンバー募集となる3期生オーディションを実施し、新たな人材の育成に動くなど、事件の払拭に向けて模索を続けている。
 


== 注釈 ==
== 注釈 ==
2,232

回編集