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=== 9期から12期 ===
=== 9期から12期 ===
*9期のうち、最初に名前が挙がったのが[[横山由依]]。1年2ヶ月ぶりに出た正規メンバーへの昇格者(2010年10月当時)で、昇格から間もなく派生ユニット「[[Not yet]]」への加入、選抜入り、メディアにも頻繁に呼ばれるなど、現在では中心メンバーの一人として活躍。秋元も「AKB期待のエース」と呼んでいる<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/01/21/kiji/K20110121000094300.html 期待の横山由依を大抜てき!AKB新ユニット「Not yet」誕生] - スポーツニッポン  2011年1月21日</ref>。特に[[篠田麻里子]]が横山を買っており、自身卒業後のチームAキャプテンの後継に横山を指名、さらに大組閣体制でのチームKキャプテンとなっている。とは言え、まだ、実力を伴っているとは言い難く、運営の独断で強烈に推され出したため、多くのアンチも抱えている。(2010年当時)アンチが一番多いのは前田敦子であり、それが「エースの宿命である」とも秋元は語っている<ref name="guide2010">講談社「AKB48総選挙公式ガイドブック」P42 秋元康インタビューより。</ref>。つまり、アンチの多さは人気の裏返しだと運営は捉えている。
*9期のうち、最初に名前が挙がったのが[[横山由依]]。1年2ヶ月ぶりに出た正規メンバーへの昇格者(2010年10月当時)で、昇格から間もなく派生ユニット「[[Not yet]]」への加入、選抜入り、メディアにも頻繁に呼ばれるなど、現在では中心メンバーの一人として活躍。秋元も「AKB期待のエース」と呼んでいる<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/01/21/kiji/K20110121000094300.html 期待の横山由依を大抜てき!AKB新ユニット「Not yet」誕生] - スポーツニッポン  2011年1月21日</ref>。特に[[篠田麻里子]]が横山を買っており、自身卒業後のチームAキャプテンの後継に横山を指名、さらに大組閣体制でのチームKキャプテンとなっている。とは言え、まだ、実力を伴っているとは言い難く、運営の独断で強烈に推され出したため、多くのアンチも抱えている。(2010年当時)アンチが一番多いのは前田敦子であり、それが「エースの宿命である」とも秋元は語っている<ref name="guide2010">講談社「AKB48総選挙公式ガイドブック」P42 秋元康インタビューより。</ref>。つまり、アンチの多さは人気の裏返しだと運営は捉えている。
:その後、2014年12月のAKB48劇場9周年公演で[[高橋みなみ]]が、翌年に卒業することを発表し、高橋自身が務める「AKB48グループ総監督」の後継者に横山を指名。2015年12月8日の「[[AKB48劇場10周年特別記念公演]]」において、高橋から総監督の職を譲り受けた。このことから、一部の識者からは「総監督が“エース”を兼ねるのは不可能」<ref>[http://www.oricon.co.jp/special/47509/ たかみなは、なぜAKB48を横山由依に託したのか?] - ORICON STYLE 2014年12月12日</ref>との見方もあり、高橋同様に運営側を兼ねる「プレイング・マネージャー」として、グループ全体を支える立場に変わることとなる。高橋卒業後のAKB48を総監督として牽引してきたこともあり、2017年の第9回総選挙では念願の「[[神7]]」(総選挙での上位7位以内)に初めてランクインしている<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1842005.html 横山由依が初の神7入り「東京ドームでもう1度」] - 日刊スポーツ 2017年6月17日</ref>。横山は2019年3月に総監督を退任([[向井地美音]]へ総監督を移譲)した後も一歩退いたポジションでAKB48に関わる<ref>[https://www.daily.co.jp/gossip/2019/03/19/0012162010.shtml AKB総監督 4月1日から3代目・向井地美音に 横山由依は卒業せず残留] - デイリースポーツ online 2019年3月19日</ref>一方でソロ活動を活発化させていたが、2021年12月をもってAKB48から卒業することとなった<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202109120000641.html AKB48横山由依が卒業発表「夢が具体的に見えてきて一歩踏み出そうと」] - 日刊スポーツ 2021年9月12日</ref>
:その後、2014年12月のAKB48劇場9周年公演で[[高橋みなみ]]が、翌年に卒業することを発表し、高橋自身が務める「AKB48グループ総監督」の後継者に横山を指名。2015年12月8日の「[[AKB48劇場10周年特別記念公演]]」において、高橋から総監督の職を譲り受けた。このことから、一部の識者からは「総監督が“エース”を兼ねるのは不可能」<ref>[http://www.oricon.co.jp/special/47509/ たかみなは、なぜAKB48を横山由依に託したのか?] - ORICON STYLE 2014年12月12日</ref>との見方もあり、高橋同様に運営側を兼ねる「プレイング・マネージャー」として、グループ全体を支える立場に変わることとなる。高橋卒業後のAKB48を総監督として牽引してきたこともあり、2017年の第9回総選挙では念願の「[[神7]]」(総選挙での上位7位以内)に初めてランクインしている<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1842005.html 横山由依が初の神7入り「東京ドームでもう1度」] - 日刊スポーツ 2017年6月17日</ref>。横山は2019年3月に総監督を退任([[向井地美音]]へ総監督を移譲)した後も一歩退いたポジションでAKB48に関わる<ref>[https://www.daily.co.jp/gossip/2019/03/19/0012162010.shtml AKB総監督 4月1日から3代目・向井地美音に 横山由依は卒業せず残留] - デイリースポーツ online 2019年3月19日</ref>一方でソロ活動を活発化させていたが、2021年12月をもってAKB48としての活動を終了した<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202109120000641.html AKB48横山由依が卒業発表「夢が具体的に見えてきて一歩踏み出そうと」] - 日刊スポーツ 2021年9月12日</ref>。その後はソロタレントとして幅広く活動していくことが見込まれている。
*中堅に差し掛かりつつある9期の中で、いち早く抜け出した横山に続いたのは[[島崎遥香]]で、テレビ東京系連続ドラマ「[[マジすか学園3]]」の主役(次作「[[マジすか学園4]]」も主役格)や[[第3回じゃんけん大会]]優勝でセンターを獲得するなど、いわゆる推され路線に入ったものの、選抜総選挙での選抜入りは[[第5回総選挙]]、[[神7]]入りは[[第6回総選挙]]が初めてであり、横山同様に運営の独断で推され出した傾向や島崎のいわゆる「[[塩対応]]」と呼ばれるキャラクターに対する是非、さらに島崎の体調面から[[握手会]]などのイベントを欠席する機会が多いことなども相まって、一部のネットメディアの記事やアンチからはネット上の掲示板などで、強烈な批判や中傷が起きている状態であった<ref>[http://dailynewsonline.jp/article/1030989/?page=all AKB48島崎遥香「塩対応」が後輩メンバーに伝染…「仕事ナメてるな」と憤慨するファンも] - デイリーニュースオンライン 2015年11月1日</ref>。その後、島崎は2016年内をもってAKB48を卒業した。自身が参加する最後のシングル『[[ハイテンション]]』ではセンターを務めることとなったが、島崎がシングル表題曲の単独センターを務めたのは前述のじゃんけん大会優勝の『[[永遠プレッシャー]]』を除けば、『[[僕たちは戦わない]]』と『ハイテンション』の2曲に留まった(他に複数人センターの『[[さよならクロール]]』も含め、センター経験は4曲)。
*中堅に差し掛かりつつある9期の中で、いち早く抜け出した横山に続いたのは[[島崎遥香]]で、テレビ東京系連続ドラマ「[[マジすか学園3]]」の主役(次作「[[マジすか学園4]]」も主役格)や[[第3回じゃんけん大会]]優勝でセンターを獲得するなど、いわゆる推され路線に入ったものの、選抜総選挙での選抜入りは[[第5回総選挙]]、[[神7]]入りは[[第6回総選挙]]が初めてであり、横山同様に運営の独断で推され出した傾向や島崎のいわゆる「[[塩対応]]」と呼ばれるキャラクターに対する是非、さらに島崎の体調面から[[握手会]]などのイベントを欠席する機会が多いことなども相まって、一部のネットメディアの記事やアンチからはネット上の掲示板などで、強烈な批判や中傷が起きている状態であった<ref>[http://dailynewsonline.jp/article/1030989/?page=all AKB48島崎遥香「塩対応」が後輩メンバーに伝染…「仕事ナメてるな」と憤慨するファンも] - デイリーニュースオンライン 2015年11月1日</ref>。その後、島崎は2016年内をもってAKB48を卒業した。自身が参加する最後のシングル『[[ハイテンション]]』ではセンターを務めることとなったが、島崎がシングル表題曲の単独センターを務めたのは前述のじゃんけん大会優勝の『[[永遠プレッシャー]]』を除けば、『[[僕たちは戦わない]]』と『ハイテンション』の2曲に留まった(他に複数人センターの『[[さよならクロール]]』も含め、センター経験は4曲)。
*10期では、[[入山杏奈]]と[[加藤玲奈]]が一時期に「選抜常連」のポジションを維持していた。入山は後述の[[川栄李奈]]や加藤とともに「アンリレ」の一員として活動するなど、グループの中でも前面に出て活動していたが、2014年5月に起きた「[[全国握手会傷害事件]]」で被害を受け、一時活動を休止。また、第7回総選挙に参加しなかったこともあったが、ドラマやバラエティ出演などでソロ活動が充実しており、新たにメキシコで放映されるドラマ「LIKE」出演のため1年間の「海外留学」を果たした<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201803110000061.html AKB入山杏奈がメキシコ留学へ「ビッグになる」] - 日刊スポーツ 2018年3月11日</ref>が、2020年から新型コロナウイルスの影響で一時帰国、実際にAKB48の活動を復帰している。加藤もピザハットのCMに起用される一方、自らメンバーを選抜し活動する「れなっち選抜」など、いずれも活動の幅を広げているが、どちらもAKB48の活動としては選抜を離れることが続いている。その中で加藤は2021年12月にグループ卒業を発表し、今後は美容・ヘアメイクの世界に進むという。
*9期生は2021年12月に横山とSKE48に移っていた[[山内鈴蘭]]が卒業し、翌2022年4月には山内と同じくSKE48へ移った[[大場美奈]]の卒業も控えており、「黄金世代」とも呼ばれた9期生<ref>[https://entamenext.com/articles/detail/3280 AKB48黄金世代と呼ばれて…山内鈴蘭、9期生を語る「痛いことを言ってくれたのも、救ってくれたのも同期だった」] - ENTAME next 2019年12月6日</ref>は2022年までに全員が48グループを離れることとなった。
*10期では、[[入山杏奈]]と[[加藤玲奈]]が一時期に「選抜常連」のポジションを維持していた。入山は後述の[[川栄李奈]]や加藤とともに「アンリレ」の一員として活動するなど、グループの中でも前面に出て活動していたが、2014年5月に起きた「[[全国握手会傷害事件]]」で被害を受け、一時活動を休止。また、第7回総選挙に参加しなかったこともあったが、ドラマやバラエティ出演などでソロ活動が充実しており、新たにメキシコで放映されるドラマ「LIKE」出演のため1年間の「海外留学」を果たした<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201803110000061.html AKB入山杏奈がメキシコ留学へ「ビッグになる」] - 日刊スポーツ 2018年3月11日</ref>が、2020年から新型コロナウイルスの影響で一時帰国、実際にAKB48の活動を復帰している。加藤もピザハットのCMに起用される一方、自らメンバーを選抜し活動する「れなっち選抜」など、いずれも活動の幅を広げていたが、どちらもAKB48の活動としては選抜を離れることが続いている。その中で加藤は2021年12月にグループ卒業を発表し、今後は芸能活動は継続しつつも、美容・ヘアメイクの世界に進むことを表明している<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202112160000830.html AKB加藤玲奈が卒業発表「今後はメークで人の役に」 芸能活動は継続] - 2021年12月16日</ref>。
:加藤は卒業発表でのコメントの中で、
<blockquote>
私が入った時のAKB48はもうすでに人気で恵まれた環境でした。<br>
そのことを社会経験もない小学生の私は客観的に考えることなく、目の前の流れについていくことで精一杯でした。<br>
何者でもなかった私がAKB48のメンバーとしてステージに立ち、テレビに出演させていただく中で自分の中身がそれに追いついていないことをかなり後になって気づきました。<br>
ただ言われたことをやる、言われた中で一生懸命やる、それしか方法を知らなかったし、それが正解だと思っていた私は自分で考えて動くことをせず、考えること自体何もかもわからず、ずっと何者にもなれていない自分に焦りつつ諦めながら生きてきました。<br>
今となっては何者になるのかどうかではなく、自分の意思を持てるかどうか、まずそこからでした。(後略)<ref>[https://akb48.blog.fc2.com/blog-entry-34409.html 【速報】AKB48加藤玲奈が卒業発表] - AKB48@メモリスト 2021年12月16日</ref>
</blockquote>
:と、エース候補としての立場に対し、実際にはその活動の中身が伴わなかったことに対する自身の苦悩を告白している。
:また、同期では[[藤田奈那]]が[[第6回じゃんけん大会]]で優勝しソロデビューを果たしているが、2019年1月に卒業し、女優として活動している。
:また、同期では[[藤田奈那]]が[[第6回じゃんけん大会]]で優勝しソロデビューを果たしているが、2019年1月に卒業し、女優として活動している。
*11期では、[[川栄李奈]]が、フジテレビ系「めちゃ×2イケてる!! 期末テストSP」の学力テスト(2013年4月20日放送)で最下位となり、「センターバカ」として知名度が上昇。その後、フジテレビ系の昼ワイド番組「バイキング」のレギュラー出演や選抜常連の地位まで上がった。ただ、選抜総選挙での選抜入りは第6回総選挙が初であり、選抜ラインぎりぎりの第16位であった。将来を嘱望されていたが、入山と共に「全国握手会傷害事件」で被害を受け、握手会に参加できないことを心無いネットユーザから誹謗中傷を受けたことで、さらに心身ともに傷付いたことも影響し<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1452441.html 川栄もう限界…AKB卒業 襲撃事件後遺症深かった] - 日刊スポーツ 2015年3月27日</ref>、2015年8月にAKB48としての活動を終了。グループとしては大きな損失となったが、川栄は卒業後は女優としての活動にシフトし、NHKテレビの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』出演や舞台『あずみ』などの出演、さらにはauのCM出演などで脚光を浴びている。
*11期では、[[川栄李奈]]が、フジテレビ系「めちゃ×2イケてる!! 期末テストSP」の学力テスト(2013年4月20日放送)で最下位となり、「センターバカ」として知名度が上昇。その後、フジテレビ系の昼ワイド番組「バイキング」のレギュラー出演や選抜常連の地位まで上がった。ただ、選抜総選挙での選抜入りは第6回総選挙が初であり、選抜ラインぎりぎりの第16位であった。将来を嘱望されていたが、入山と共に「全国握手会傷害事件」で被害を受け、握手会に参加できないことを心無いネットユーザから誹謗中傷を受けたことで、さらに心身ともに傷付いたことも影響し<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1452441.html 川栄もう限界…AKB卒業 襲撃事件後遺症深かった] - 日刊スポーツ 2015年3月27日</ref>、2015年8月にAKB48としての活動を終了。グループとしては大きな損失となったが、川栄は卒業後は女優としての活動にシフトし、NHKテレビの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』出演や舞台『あずみ』などの出演、さらにはauのCM出演などで脚光を浴びている。
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