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社会情勢の変化に伴う「恋愛禁止」の是非: 騒動より報道が適切と判断したため修正。
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=== 社会情勢の変化に伴う「恋愛禁止」の是非 ===
=== 社会情勢の変化に伴う「恋愛禁止」の是非 ===
これまで掲げられてきた「恋愛禁止」という概念は、プライバシーや憲法上の「幸福追求権」といった人権侵害にもつながりかねない<ref>[http://www.sumitani-lawoffice.jp/posts/post81.html アイドル恋愛禁止の有効性について] - 角谷法律事務所</ref>と指摘する意見もあり、アイドルグループであっても露骨に「恋愛禁止」を理由とした制裁は見られなくなりつつある。また、新潟を活動拠点とするアイドルグループである[[Wikipedia:Negicco|Negicco]]のメンバー3名全員がいずれも既婚者かつ子供を持ちながら、変わらずアイドルとしての活動を継続しており、さらに、[[Wikipedia:ももいろクローバーZ|ももいろクローバーZ]]のメンバーの一人である[[Wikipedia:高城れに|高城れに]]は、2022年11月にプロ野球・北海道日本ハムファイターズ所属選手の[[Wikipedia:宇佐見真吾|宇佐見真吾]]と交際2年の末に結婚し引き続きグループに所属して活動を続ける<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2255968/full/ ももクロ高城れに、日ハム・宇佐見真吾と結婚生報告 2年間の交際を経てゴールイン「ずっと一緒にいたい」] - ORICON NEWS 2022年11月6日</ref>など「恋愛=グループ脱退」といったネガティヴな印象は薄れつつある。
これまで掲げられてきた「恋愛禁止」という概念は、プライバシーや憲法上の「[[Wikipedia:幸福追求権|幸福追求権]]」{{注釈|日本国憲法第13条「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と明記されている。}}といった人権侵害にもつながりかねない<ref>[http://www.sumitani-lawoffice.jp/posts/post81.html アイドル恋愛禁止の有効性について] - 角谷法律事務所</ref>と指摘する意見もあり、アイドルグループであっても露骨に「恋愛禁止」を理由とした制裁は見られなくなりつつある。また、新潟を活動拠点とするアイドルグループである[[Wikipedia:Negicco|Negicco]]のメンバー3名全員がいずれも既婚者かつ子供を持ちながら、変わらずアイドルとしての活動を継続しており、さらに、[[Wikipedia:ももいろクローバーZ|ももいろクローバーZ]]のメンバーの一人である[[Wikipedia:高城れに|高城れに]]は、2022年11月にプロ野球・北海道日本ハムファイターズ所属選手の[[Wikipedia:宇佐見真吾|宇佐見真吾]]と交際2年の末に結婚し引き続きグループに所属して活動を続ける<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2255968/full/ ももクロ高城れに、日ハム・宇佐見真吾と結婚生報告 2年間の交際を経てゴールイン「ずっと一緒にいたい」] - ORICON NEWS 2022年11月6日</ref>など「恋愛=グループ脱退」といったネガティヴな印象は薄れつつある。


2022年11月20日に『文春オンライン』で報じられた、AKB48の主力である[[岡田奈々]]とミュージカルで共演した俳優との交際報道は、以前のように「恋愛禁止」を標榜するAKB48グループにとって、少なからず岡田を批判する意見がSNSなどで散見された。一方で、岡田の所属事務所側は「プライベートについては本人に任せております」と静観するコメントを出している<ref>[https://bunshun.jp/articles/-/58727 《腕組みスクープ撮》「新居マンションの内見に父親同伴でカレと…」AKB48“圧倒的センター”岡田奈々(25)と2.5次元俳優が親公認の真剣交際] - 文春オンライン 2022年11月20日</ref>。そのような最中、AKB48グループ総監督である[[向井地美音]]は11月20日のTwitterの投稿において、
2022年11月20日に『文春オンライン』で報じられた、AKB48の主力である[[岡田奈々]]とミュージカルで共演した俳優との交際報道は、以前のように「恋愛禁止」を標榜するAKB48グループにとって、少なからず岡田を批判する意見がSNSなどで散見された。一方で、岡田の所属事務所側は「プライベートについては本人に任せております」と静観するコメントを出している<ref>[https://bunshun.jp/articles/-/58727 《腕組みスクープ撮》「新居マンションの内見に父親同伴でカレと…」AKB48“圧倒的センター”岡田奈々(25)と2.5次元俳優が親公認の真剣交際] - 文春オンライン 2022年11月20日</ref>。そのような最中、AKB48グループ総監督である[[向井地美音]]は11月20日のTwitterの投稿において、
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そして、'''今まで曖昧になっていた「恋愛禁止」というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います。'''運営と相談し、どのような形であれ必ず結論を報告させて頂きます。<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/mionnn_48/status/1594181271717957632|by=向井地美音|date=2022-11-20}}</ref>
そして、'''今まで曖昧になっていた「恋愛禁止」というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います。'''運営と相談し、どのような形であれ必ず結論を報告させて頂きます。<ref>{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/mionnn_48/status/1594181271717957632|by=向井地美音|date=2022-11-20}}</ref>
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と投稿しルールの見直しを示唆する発言をしたが、さらにその後の投稿で、
と投稿しルールの見直しを示唆する発言をしたが、さらにその後の投稿(原文ママ)で、
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改めて運営に確認を取ったところ『'''AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている'''』とのことでした。<br/ >
改めて運営に確認を取ったところ『'''AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている'''』とのことでした。<br/ >
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と発言しており、『AKB48グループに恋愛禁止のルールはない』ことを公に認めている。
と発言しており、『AKB48グループに恋愛禁止のルールはない』ことを公に認めている。


向井地の発言に対して「身内を守るための発言」と取られたり「じゃあなんで、過去に恋愛スキャンダルされたメンバーは卒業(解雇)させられたのか?」と過去の処分との整合性を追及されるなど批判の声も高い<ref>[https://www.chunichi.co.jp/article/586301 AKB総監督・向井地美音『恋愛禁止ルールない』釈明が波紋 「岡田奈々を守るために等しい」「じゃあなんで過去に卒業?」] - 中日スポーツ 2022年11月21日</ref>。その一方で前出のフィフィなどの識者からも改めてアイドルの「恋愛禁止」は「まぁこのご時世、“人権侵害”と言われかねない」とルールの見直しを擁護する意見<ref>[https://news-vision.jp/article/194615/ フィフィ、AKB48の“恋愛禁止ルール”に私見「このご時世、“人権侵害”と言われかねない事だよね」] - New's vision 2022年11月20日</ref>もあるため、今後の見解を巡る動向が注視されている。
向井地の発言に対して「身内を守るための発言」と取られたり「じゃあなんで、過去に恋愛スキャンダルされたメンバーは卒業(解雇)させられたのか?」と過去の処分との整合性を追及されるなど批判の声も高い<ref>[https://www.chunichi.co.jp/article/586301 AKB総監督・向井地美音『恋愛禁止ルールない』釈明が波紋 「岡田奈々を守るために等しい」「じゃあなんで過去に卒業?」] - 中日スポーツ 2022年11月21日</ref>。その一方で前出のフィフィなどの識者からも改めてアイドルの「恋愛禁止」は「まぁこのご時世、“人権侵害”と言われかねない」とルールの見直しを擁護する意見<ref>[https://news-vision.jp/article/194615/ フィフィ、AKB48の“恋愛禁止ルール”に私見「このご時世、“人権侵害”と言われかねない事だよね」] - New's vision 2022年11月20日</ref>もあるため、今後の見解を巡る動向が注視されていた。


なお、今回の報道の当事者である岡田が、同年11月23日にAKB48からの[[卒業]]を発表<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202211230000524.html AKB48岡田奈々、グループ卒業を発表] - 日刊スポーツ 2022年11月23日</ref><ref name="okadanana">{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/okadanana_1107/status/1595301136575045632|by=岡田奈々|date=2022-11-23}}></ref>。
しかし、今回の報道の当事者である岡田が同年11月23日にSNSの投稿において、時期は未定としながらもAKB48からの[[卒業]]を発表した<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202211230000524.html AKB48岡田奈々、グループ卒業を発表] - 日刊スポーツ 2022年11月23日</ref>。投稿においては、
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自分のなりによく考えしっかりとけじめをつけることに決めました。AKB48を卒業します。'''スタッフさんからは卒業の必要は無いと言われましたが''' 何度も話し合い 自分で決断しました。<ref name="okadanana">{{出典 Twitter|url=https://twitter.com/okadanana_1107/status/1595301136575045632|by=岡田奈々|date=2022-11-23}}</ref>
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としており、騒動に対する責任に加え、過去に2017年の[[第9回総選挙]]のスピーチで「結婚宣言」を行って物議を醸した[[須藤凜々花]]を批判する発言をしたこともあり、
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過去に選抜総選挙でスキャンダルを批判し、真っ直ぐに頑張っているメンバーが報われるグループに変えていきたいと風紀委員を名乗り出たのにもかかわらず こうして嘘をつくような形になってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。<ref name="okadanana"/>
</blockquote>
と自身が過去の発言と背反する行動を取った責任も含まれているものとみられている<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/245922 【コメント全文】AKB48岡田奈々が卒業を発表 6度謝罪の言葉つづる] - 東スポWEB 2022年11月23日</ref>。いっぽう、「スタッフさんからは卒業の必要は無いと言われましたが」という言葉が引っかかる一節として注目を集め、「余計な一言」「必要あるかね」「その文面はいらない気がする」とネットでは厳しい声も上がった<ref>[https://www.daily.co.jp/gossip/2022/11/23/0015833601.shtml 卒業発表AKB岡田奈々「スタッフさんから卒業の必要はないと」にネット反応「必要ある?」] - デイリースポーツ 2022年11月23日</ref>。
 
今回の騒動を受けて、AKB48メンバーと共演の機会が多い、2ちゃんねるの創設者であるひろゆきこと[[Wikipedia:西村博之|西村博之]]は自身のTwitter投稿で「アイドルが恋人を作るのは、好きにやればいいとおもってるおいらです」「恋人が居ても、ファンが居て、歌と踊りと活動が出来るというのを証明してくれたほうが、ほかの人達の未来のためにも良いんじゃないかなぁ、、と」と発言している<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/245926 ひろゆき氏がAKB岡田奈々の卒業発表に反応「好きにやればいい」「未来のためにも」] - 東スポWEB 2022年11月23日</ref>。
 
一方で「恋愛禁止」を是認する意見もある。アイドルファン歴が15年を超え、草創期にはAKB48劇場に足を運び、自身も[[吉本坂46]]として活動経験がある、[[Wikipedia:トレンディエンジェル|トレンディエンジェル]]・たかしは。ABEMA TVの番組で、「恋愛禁止どうこうっていう話をしてることがもう、僕はちょっと。こんなことを話さないといけないのか、そんな当たり前のことを、っていう意見ですけどね」と、恋愛禁止はアイドルとして大前提であるという考えを示し、共演者から「アイドルとそれ以外の、タレントとか芸能人の違いは何なんですか?はじめから恋愛禁止ルールにコミットしてるかどうかってことなんですか?」と質問された際には、「僕はそうだと思ってますね。歌って踊って、握手会とかしてくれるようなアイドルを“アイドル”って僕は思ってます」と回答。恋愛禁止ルールを守っていることがアイドルとして重要であると訴えた。さらに「アイドルはどのタイミングからだったら恋愛しても大丈夫な人になるんですか?」と聞かれると、「卒業してからじゃないですか」と返している<ref>[https://sirabee.com/2022/11/22/20162978673/ トレエンたかし、アイドルの恋愛禁止ルールに私見 「当たり前のこと」] - Sirabeeエンタメ 2022年11月22日</ref>。
 
=== 花田藍衣に対する「専属契約解除」事案 ===
岡田の一件以降も、特定ファンとの私的交際などを巡る事案が散発的に起きていたものの、公的には大きな問題に波及することは事はなかった。しかし、2026年6月に発覚した[[花田藍衣]]を巡る特定ファンとの私的交際を巡る問題では、当人と運営との関係が破綻に至り、運営は花田に対しAKB48としては初の措置となる「'''専属契約解除'''」処分を下すこととなった<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2026/06/23/articles/20260623s00041000221000c.html 【記事全文】AKB48激震「契約解除」はグループ初 次期エース候補・花田藍衣 運営側の理由公表は“極めて異例”] - Sponichi Annex 2026年6月23日</ref>。
 
関係決裂に至った過程として、特定ファンとの私的交際が発覚したが復帰を希望する花田が、前述の峯岸みなみの様に実際に自ら髪を坊主頭にしたことに対し、花田側が「暗に運営側が復帰の条件として(丸坊主になることを)要求した」とする解釈の相違や、花田が「自分の悪口を吹聴しているメンバーの処分及び出入禁止となった当該特定ファンの処分解除」など「運営の裁量の範囲内にある事項として直ちに応じることはできない要望」を出したことで話し合いは不調が続き、さらに花田が運営への不信感を強めて態度を硬化させ、花田側の代理人弁護士側を介し運営との意思疎通を図る事を拒否するに至った事から、運営はこれらの事情を勘案したうえで事実上花田側との関係が決裂に至ったとして、花田に対しAKB48としては初の措置となる「専属契約解除」処分を下すこととなった。
 
その後、花田は自身の主張を動画で投稿して反論しており、その内容は運営側との主張と齟齬が見られており、また花田側の代理人弁護士を務める唐澤貴洋も運営に対して徹底抗戦する意思を表すなど、騒動決着へ向けては紆余曲折が想定される<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202606230001563.html AKB48契約解除の花田藍衣、ベリーショート姿で声震わす「坊主にしないと辞めさせられると」] - 日刊スポーツ 2026年6月24日</ref><ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2026/06/24/articles/20260624s00041000104000c.html 【記事全文】AKB契約解除→丸刈り 花田藍衣の代理人弁護士、コメント「オレは闘うぞ」「世界中が敵になっても…」] - Sponichi Annex 2026年6月24日</ref>。


== 写真週刊誌との関係 ==
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