「AKB48のオーディション」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
132行目: 132行目:
:[[矢方美紀]]
:[[矢方美紀]]
*概説
*概説
:9期生は2010年3月に始まった『[[有吉AKB共和国]]』というTV番組でいきなり地上派にレギュラー出演。人気と知名度はを上げ、[[研究生]]でありながら[[第2回総選挙]]では3人がトップ40入りを果たした。これは7期生の2人を超え、得票数もほぼ同数を集めている。9期が入った時期が、丁度AKB48の人気に火が付きだした頃。オリコン1位を取るようになり、TVのレギュラーや、企業とのコラボレーションも増えだした頃。9期生は研究生でありながら、雑誌表紙、CM出演、テレビやラジオのレギュラーなどで大抜擢され、総選挙では、デビューして1年も経っていないにも関わらず、いきなり3人もランクインした。これまでのどの先輩たちと比べても、破格ともいえる恵まれた環境でスタートした。島田晴香「恵まれてますよね。『[[有吉AKB共和国]]』にレギュラー出演してイジって頂いたり、ユニットで活動させて頂けたりもして」。<ref name="UTB205">『UP to boy』 Vol.205</ref>番組では「ゴールデンエイジ」(昔、91年生まれの世代をこう呼んだ)の再来として持ち上げ、AKBの将来を担う新世代になると思われていた。
:9期生は2010年3月に始まった『[[有吉AKB共和国]]』というTV番組でいきなり地上派にレギュラー出演。人気と知名度を上げ、[[研究生]]でありながら[[第2回総選挙]]では3人がトップ40入りを果たした。これは7期生の2人を超え、得票数もほぼ同数を集めている。9期が入った時期が、丁度AKB48の人気に火が付きだした頃。オリコン1位を取るようになり、TVのレギュラーや、企業とのコラボレーションも増えだした頃。9期生は研究生でありながら、雑誌表紙、CM出演、テレビやラジオのレギュラーなどで大抜擢され、総選挙では、デビューして1年も経っていないにも関わらず、いきなり3人もランクインした。これまでのどの先輩たちと比べても、破格ともいえる恵まれた環境でスタートした。島田晴香「恵まれてますよね。『[[有吉AKB共和国]]』にレギュラー出演してイジって頂いたり、ユニットで活動させて頂けたりもして」。<ref name="UTB205">『UP to boy』 Vol.205</ref>番組では「ゴールデンエイジ」(昔、91年生まれの世代をこう呼んだ)の再来として持ち上げ、AKBの将来を担う新世代になると思われていた。
:2010年9月、チームKの[[小野恵令奈]]が卒業し、翌10月に横山の昇格が発表。研究生の昇格発表は『[[組閣祭り]]』以来、1年2ヶ月ぶりだった。そして12月8日、AKB48の5周年記念公演にて、残っていた8名全員の昇格が発表された。これほど一斉に昇格したのも、『[[組閣祭り]]』以来となる。しかし通常、“昇格”とは、A・K・Bのいずれかのチームに所属するということで、同時に配属されるチームも発表される。しかしこの時の昇格発表は、単に「昇格」とだけ発表されただけで、昇格する「チーム」の発表はされなかった。翌1月には、公式ブログで、9期生は「まだ研究生」と発表。昇格は内定しているが、立場は研究生という中途半端なポジションに置かれる。8期生以来、正規チームに空き枠は無く、研究生は昇格できないという問題は、実はまったく解決していなかった。9期生はこの状態を、半年以上も続けることになる。そして2011年6月、運営側が出した苦肉の策は、新チームの創設。9期生と10期生の昇格内定2名を合わせた計10名で、(旧)「[[チーム4]]」を結成すると発表。これには、(最初は)メンバーやファンをおおい失望させた。しかしすぐにメンバーは気持ちを切り替え、新たな目標へと進み出した。
:2010年9月、チームKの[[小野恵令奈]]が卒業し、翌10月に横山の昇格が発表。研究生の昇格発表は『[[組閣祭り]]』以来、1年2ヶ月ぶりだった。そして12月8日、AKB48の5周年記念公演にて、残っていた8名全員の昇格が発表された。これほど一斉に昇格したのも、『[[組閣祭り]]』以来となる。しかし通常、“昇格”とは、A・K・Bのいずれかのチームに所属するということで、同時に配属されるチームも発表される。しかしこの時の昇格発表は、単に「昇格」とだけ発表されただけで、昇格する「チーム」の発表はされなかった。翌1月には、公式ブログで、9期生は「まだ研究生」と発表。昇格は内定しているが、立場は研究生という中途半端なポジションに置かれる。8期生以来、正規チームに空き枠は無く、研究生は昇格できないという問題は、実はまったく解決していなかった。9期生はこの状態を、半年以上も続けることになる。そして2011年6月、運営側が出した苦肉の策は、新チームの創設。9期生と10期生の昇格内定2名を合わせた計10名で、(旧)「[[チーム4]]」を結成すると発表。これには、(最初は)メンバーやファンをおおい失望させた。しかしすぐにメンバーは気持ちを切り替え、新たな目標へと進み出した。
:当初は、非常に恵まれていたと言われた9期であるが、実は明暗はくっきりと分かれた。最初は全然出番の無かった横山は、既存チームに昇格したあとは、選抜入りやユニットデビュー、総選挙での躍進など華々しい道を登り続け、独り勝ちとなった。残された9期生のうち、総選挙でランクインしたのは大場の1名のみ。去年3名がランクインしていた事を考えると、厳しい結果となった。そして9期生には、さらに波乱の展開が待っていた。それが男性スキャンダル。キャプテンに就任したばかりの大場は、活動の謹慎とキャプテン辞任へ。森は卒業へと追い込まれた(表向きは怪我が理由)。運営側は「研究生を引き締めるためにやった」という、8期生の“粛清”。それを目前で見ていたはずの9期生であったが、残念ながらその効果はまったく無かった。
:当初は、非常に恵まれていたと言われた9期であるが、実は明暗はくっきりと分かれた。最初は全然出番の無かった横山は、既存チームに昇格したあとは、選抜入りやユニットデビュー、総選挙での躍進など華々しい道を登り続け、独り勝ちとなった。残された9期生のうち、総選挙でランクインしたのは大場の1名のみ。去年3名がランクインしていた事を考えると、厳しい結果となった。そして9期生には、さらに波乱の展開が待っていた。それが男性スキャンダル。キャプテンに就任したばかりの大場は、活動の謹慎とキャプテン辞任へ。森は卒業へと追い込まれた(表向きは怪我が理由)。運営側は「研究生を引き締めるためにやった」という、8期生の“粛清”。それを目前で見ていたはずの9期生であったが、残念ながらその効果はまったく無かった。
47

回編集