「選抜総選挙」の版間の差分

選抜総選挙の結果と傾向、「選抜総選挙」と「NHK紅白夢の選抜」項(概説)追加
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(選抜総選挙の結果と傾向、「選抜総選挙」と「NHK紅白夢の選抜」項(概説)追加)
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ちなみに秋元康は、総選挙を「年に1度のお祭り」としながらも、スタッフにも緊張感が生まれることを明かし、単なる人気投票を超えて大きな意味のあるイベントである事を強調している<ref name="sh2">[http://web.archive.org/web/20100524024530/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100522-OHT1T00241.htm 24日付スポーツ報知で秋元康氏が「第2回AKB48総選挙」を語る] - スポーツ報知 2010年5月24日(アーカイブ)</ref>。
ちなみに秋元康は、総選挙を「年に1度のお祭り」としながらも、スタッフにも緊張感が生まれることを明かし、単なる人気投票を超えて大きな意味のあるイベントである事を強調している<ref name="sh2">[http://web.archive.org/web/20100524024530/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100522-OHT1T00241.htm 24日付スポーツ報知で秋元康氏が「第2回AKB48総選挙」を語る] - スポーツ報知 2010年5月24日(アーカイブ)</ref>。
=== 選抜総選挙の結果と傾向 ===
2016年まで過去8回にわたり選抜総選挙が行われてきたが、結果的に上位グループには今までの選抜メンバーが当選する傾向がみられる。過去の総選挙において第1位となっているのは、前田敦子、大島優子、指原莉乃、渡辺麻友の4名のみで、いずれも「選抜常連」と呼ばれ、有力[[事務所]]に所属するメンバーとなっている。その反面、、第1回総選挙ではこれまで選抜経験が皆無であった[[佐藤亜美菜]]が第8位に入賞するなどのサプライズ的な要素も見られることがある。
48グループが相次いで誕生していることから、回を重ねるごとに立候補者数が増加しており、これに合わせて選抜に加えアンダーガールズ以下の当選枠も増加し、2016年(第8回)の段階では80名まで当選枠が拡大している。しかし、この時点で立候補者が272名を数えているため、当選枠に入れるのは立候補者の約3割ほどと狭き門ではある。
また、第1回から第4回までは「グループ卒業」などの理由がない限り、事実上強制エントリーとなっていたが、第5回からはメンバーの「立候補制」が採用されているため「選抜総選挙」に対する価値観の違いから、連続で選挙に立候補しないメンバーも散見される([[木下百花]]、[[村山彩希]]などが代表例)。
各グループでも年を追うに連れて、選抜総選挙での「強さ」「弱さ」が徐々に出始めてきている。選抜総選挙に「強い」とされているのがSKE48で、2015年(第7回)では他グループからの兼任者を除く当選者が26名となり、AKB48の23名{{注釈|他グループからの兼任者を含むと32名となり「第一党」となる(SKE48は27名)。}}を上回る結果となった。その反面、NMB48は選抜総選挙に「弱い」とされており、2015年(第7回)では当選者14名で、HKT48の15名を下回り「第四党」となっている。この傾向は2016年(第8回)ではさらに当選者11名と減少している状況である。NMB48では選抜当選の経験があるのは、[[山本彩]]と[[渡辺美優紀]]の2名のみにとどまっていることも合わせて強調される。
なお、各回の詳細結果については、それぞれの記事を参照されたい。
==== 「選抜総選挙」と「NHK紅白夢の選抜」 ====
一方で「『選抜総選挙』がそのままグループの強弱を表さない」という新たなデータも出てきている。それが、2016年12月31日に行われる「第67回NHK紅白歌合戦」に「AKB48」の出場枠で参加するメンバー48名を、視聴者の投票で行う「[[AKB48 夢の紅白選抜]]」なる投票企画で、それまでの「選抜総選挙」と傾向が異なる結果が現れた。
この投票では、スマートフォンのアプリやデータ放送経由で行われ、事実上「1台につき1票」というものであり、「選抜総選挙」ではCDの大量購入で複数投票権が取得できるものとは異なるため、大量得票が難しいとされている。投票は12月8日から28日にかけて行われ、460,856票の投票総数となっており、直近の選抜総選挙325万票の、約7分の1の規模となっている。当選者48名のうち、AKB48が17人、SKE48が6人、NMB48が11人、HKT48が11人、NGT48が3人で、「選抜総選挙」で「弱い」とされるNMB48が「強い」とされるSKE48を当選者数で逆転する結果が出ている。このことから「『選抜総選挙』では1人が大量に投票していた傾向が読み取れる」との指摘も見られる<ref>[http://www.j-cast.com/2016/12/29287246.html AKB「総選挙」バケの皮はがれる 紅白投票で分かった「本当の人気」] - J-CASTニュース 2016年12月29日</ref>。


=== 開催方式 ===
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