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:その後、2014年12月のAKB48劇場9周年公演で[[高橋みなみ]]が、翌年に卒業することを発表し、高橋自身が務める「AKB48グループ総監督」の後継者に横山を指名。2015年12月8日の「[[AKB48劇場10周年特別記念公演]]」において、高橋から総監督の職を譲り受けた。このことから、一部の識者からは「総監督が“エース”を兼ねるのは不可能」<ref>[http://www.oricon.co.jp/special/47509/ たかみなは、なぜAKB48を横山由依に託したのか?] - ORICON STYLE 2014年12月12日</ref>との見方もあり、高橋同様に運営側を兼ねる「プレイング・マネージャー」として、グループ全体を支える立場に変わることとなる。高橋卒業後のAKB48を総監督として牽引してきたこともあり、2017年の第9回総選挙では念願の「[[神7]]」(総選挙での上位7位以内)に初めてランクインしている<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1842005.html 横山由依が初の神7入り「東京ドームでもう1度」] - 日刊スポーツ 2017年6月17日</ref>。
:その後、2014年12月のAKB48劇場9周年公演で[[高橋みなみ]]が、翌年に卒業することを発表し、高橋自身が務める「AKB48グループ総監督」の後継者に横山を指名。2015年12月8日の「[[AKB48劇場10周年特別記念公演]]」において、高橋から総監督の職を譲り受けた。このことから、一部の識者からは「総監督が“エース”を兼ねるのは不可能」<ref>[http://www.oricon.co.jp/special/47509/ たかみなは、なぜAKB48を横山由依に託したのか?] - ORICON STYLE 2014年12月12日</ref>との見方もあり、高橋同様に運営側を兼ねる「プレイング・マネージャー」として、グループ全体を支える立場に変わることとなる。高橋卒業後のAKB48を総監督として牽引してきたこともあり、2017年の第9回総選挙では念願の「[[神7]]」(総選挙での上位7位以内)に初めてランクインしている<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1842005.html 横山由依が初の神7入り「東京ドームでもう1度」] - 日刊スポーツ 2017年6月17日</ref>。
*中堅に差し掛かりつつある9期の中で、いち早く抜け出した横山に続いたのは[[島崎遥香]]で、テレビ東京系連続ドラマ「[[マジすか学園3]]」の主役(次作「[[マジすか学園4]]」も主役格)や[[第3回じゃんけん大会]]優勝でセンターを獲得するなど、いわゆる推され路線に入ったものの、選抜総選挙での選抜入りは[[第5回総選挙]]、[[神7]]入りは[[第6回総選挙]]が初めてであり、横山同様に運営の独断で推され出した傾向や島崎のいわゆる「[[塩対応]]」と呼ばれるキャラクターに対する是非、さらに島崎の体調面から[[握手会]]などのイベントを欠席する機会が多いことなども相まって、一部のネットメディアの記事やアンチからはネット上の掲示板などで、強烈な批判や中傷が起きている状態であった<ref>[http://dailynewsonline.jp/article/1030989/?page=all AKB48島崎遥香「塩対応」が後輩メンバーに伝染…「仕事ナメてるな」と憤慨するファンも] - デイリーニュースオンライン 2015年11月1日</ref>。その後、島崎は2016年内をもってAKB48を卒業した。自身が参加する最後のシングル『[[ハイテンション]]』ではセンターを務めることとなったが、島崎がシングル表題曲の単独センターを務めたのは前述のじゃんけん大会優勝の『[[永遠プレッシャー]]』を除けば、『[[僕たちは戦わない]]』と『ハイテンション』の2曲に留まった(他に複数人センターの『[[さよならクロール]]』も含め、センター経験は4曲)。
*中堅に差し掛かりつつある9期の中で、いち早く抜け出した横山に続いたのは[[島崎遥香]]で、テレビ東京系連続ドラマ「[[マジすか学園3]]」の主役(次作「[[マジすか学園4]]」も主役格)や[[第3回じゃんけん大会]]優勝でセンターを獲得するなど、いわゆる推され路線に入ったものの、選抜総選挙での選抜入りは[[第5回総選挙]]、[[神7]]入りは[[第6回総選挙]]が初めてであり、横山同様に運営の独断で推され出した傾向や島崎のいわゆる「[[塩対応]]」と呼ばれるキャラクターに対する是非、さらに島崎の体調面から[[握手会]]などのイベントを欠席する機会が多いことなども相まって、一部のネットメディアの記事やアンチからはネット上の掲示板などで、強烈な批判や中傷が起きている状態であった<ref>[http://dailynewsonline.jp/article/1030989/?page=all AKB48島崎遥香「塩対応」が後輩メンバーに伝染…「仕事ナメてるな」と憤慨するファンも] - デイリーニュースオンライン 2015年11月1日</ref>。その後、島崎は2016年内をもってAKB48を卒業した。自身が参加する最後のシングル『[[ハイテンション]]』ではセンターを務めることとなったが、島崎がシングル表題曲の単独センターを務めたのは前述のじゃんけん大会優勝の『[[永遠プレッシャー]]』を除けば、『[[僕たちは戦わない]]』と『ハイテンション』の2曲に留まった(他に複数人センターの『[[さよならクロール]]』も含め、センター経験は4曲)。
*10期では、[[入山杏奈]]と[[加藤玲奈]]が「選抜常連」のポジションを維持している。入山は後述の[[川栄李奈]]や加藤とともに「アンリレ」の一員として活動するなど、グループの中でも前面に出て活動していたが、2014年5月に起きた「[[全国握手会傷害事件]]」で被害を受け、一時活動を休止。また、第7回総選挙に参加しなかったこともあったが、ドラマやバラエティ出演などでソロ活動が充実、加藤もピザハットのCMに起用されるなど、いずれも活動の幅を広げている。
*10期では、[[入山杏奈]]と[[加藤玲奈]]が「選抜常連」のポジションを維持している。入山は後述の[[川栄李奈]]や加藤とともに「アンリレ」の一員として活動するなど、グループの中でも前面に出て活動していたが、2014年5月に起きた「[[全国握手会傷害事件]]」で被害を受け、一時活動を休止。また、第7回総選挙に参加しなかったこともあったが、ドラマやバラエティ出演などでソロ活動が充実しており、新たにメキシコで放映されるドラマ「LIKE」出演のため1年間の「海外留学」を決めている<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201803110000061.html AKB入山杏奈がメキシコ留学へ「ビッグになる」] - 日刊スポーツ 2018年3月11日</ref>。加藤もピザハットのCMに起用される一方、自らメンバーを選抜し活動する「れなっち選抜」など、いずれも活動の幅を広げている。
:また、同期では[[藤田奈那]]が[[第6回じゃんけん大会]]で優勝し、ソロデビューを果たしている。
:また、同期では[[藤田奈那]]が[[第6回じゃんけん大会]]で優勝し、ソロデビューを果たしている。
*11期では、[[川栄李奈]]が、フジテレビ系「めちゃ×イケてる!! 期末テストSP」の学力テスト(2013年4月20日放送)で最下位となり、「センターバカ」として知名度が上昇。その後、フジテレビ系の昼ワイド番組「バイキング」のレギュラー出演や選抜常連の地位まで上がった。ただ、選抜総選挙での選抜入りは第6回総選挙が初であり、選抜ラインぎりぎりの第16位であった。将来を嘱望されていたが、入山と共に「全国握手会傷害事件」で被害を受け、握手会に参加できないことを心無いネットユーザから誹謗中傷を受けたことで、さらに心身ともに傷付いたことも影響し<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1452441.html 川栄もう限界…AKB卒業 襲撃事件後遺症深かった] - 日刊スポーツ 2015年3月27日</ref>、2015年8月にAKB48としての活動を終了。グループとしては大きな損失となったが、川栄は卒業後は女優としての活動にシフトし、NHKテレビの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』出演や舞台『あずみ』などの出演、さらにはauのCM出演などで脚光を浴びている。
*11期では、[[川栄李奈]]が、フジテレビ系「めちゃ×イケてる!! 期末テストSP」の学力テスト(2013年4月20日放送)で最下位となり、「センターバカ」として知名度が上昇。その後、フジテレビ系の昼ワイド番組「バイキング」のレギュラー出演や選抜常連の地位まで上がった。ただ、選抜総選挙での選抜入りは第6回総選挙が初であり、選抜ラインぎりぎりの第16位であった。将来を嘱望されていたが、入山と共に「全国握手会傷害事件」で被害を受け、握手会に参加できないことを心無いネットユーザから誹謗中傷を受けたことで、さらに心身ともに傷付いたことも影響し<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1452441.html 川栄もう限界…AKB卒業 襲撃事件後遺症深かった] - 日刊スポーツ 2015年3月27日</ref>、2015年8月にAKB48としての活動を終了。グループとしては大きな損失となったが、川栄は卒業後は女優としての活動にシフトし、NHKテレビの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』出演や舞台『あずみ』などの出演、さらにはauのCM出演などで脚光を浴びている。
*12期では、[[武藤十夢]]、[[田野優花]]、[[高橋朱里]]らが挙げられる。武藤は研究生当時、初参加となった[[第4回総選挙]]でランクイン入りして以降、常に選抜総選挙ではランクインを続け、第7回総選挙では初めて選抜入りを果たし、第8回総選挙でもさらに順位を上げて選抜入りしている。
*12期では、[[武藤十夢]]、[[田野優花]]、[[高橋朱里]]らが挙げられる。武藤は研究生当時、初参加となった[[第4回総選挙]]でランクイン入りして以降、常に選抜総選挙ではランクインを続け、第7回総選挙では初めて選抜入りを果たし、第8回総選挙でもさらに順位を上げて選抜入りしている。
:田野はバラエティ番組などで活躍する反面、宮本亜門プロデュースのミュージカル「オズの魔法使い」の主役「ドロシー」役をオーディションで射止めるなど、各方面での活躍が目立つ一方で、直近の第8回総選挙では圏外となるなど、AKB48としての立ち位置はやや後退気味である。
:田野はバラエティ番組などで活躍する反面、宮本亜門プロデュースのミュージカル「オズの魔法使い」の主役「ドロシー」役をオーディションで射止めるなど、各方面での活躍が目立つ一方で、直近の第8回総選挙では圏外となるなど、AKB48としての立ち位置はやや後退気味であったが、2018年の「[[組閣#2017年|組閣]]」後新体制に加わらず、AKB48からの卒業を表明している<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201803150000742.html AKB田野優花が卒業発表「組閣発表で決心した」] - 日刊スポーツ 2018年3月15日</ref>。
:高橋は2015年「春の人事異動」でチーム4キャプテンに就任。翌2016年の第8回総選挙では初の選抜入りを果たした。
:高橋は2015年「春の人事異動」でチーム4キャプテンに就任。翌2016年の第8回総選挙では初の選抜入りを果たした。
:いずれも一般の知名度としてはまだ乏しいものの、中堅としてAKB48を担う世代として注目される。
:いずれも一般の知名度としてはまだ乏しいものの、中堅としてAKB48を担う世代として注目される。
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*13期では、「神戸コレクション」に出演経験のあるモデル出身という異例の経歴で加入した[[光宗薫]]が、研究生という立場でありながらTBSテレビのドラマ「ATARU」に出演するなど、加入までの経緯も併せて「スーパー研究生」と呼ばれ、将来を嘱望されていた。しかし、Google+で「野心や責任感が、自分を過大評価していると思われるほど強い事やそれを剥き出しにする事はアイドルとして間違ってますか?」と書き込んだり、イベントなどに出席した際には「AKBという団体に入ることを目標としているわけではない」などといった強気な発言が取り沙汰されることが多く、アンチも少なからず存在した。そうした強い上昇志向のために自分自身を追い込む性格だったがゆえに、“スーパー研究生”というイメージをなかなか払拭できずにいることを思い悩み、それがプレッシャーとなったことで体調面にまで影響が及び、2012年の「組閣」では正規メンバーへの昇格が発表されていたが、結局、同年10月に志半ばでAKB48としての活動を辞退することとなった(その後、女優・モデルとして芸能活動を再開していたが、2017年10月以降休業に入る)<ref>[http://www.rbbtoday.com/article/2012/10/24/96542.html “スーパー研究生”が重荷だった……わずか10ヵ月でグループ去るAKB48光宗薫が謝罪] - RBB TODAY 2012年10月24日</ref>。
*13期では、「神戸コレクション」に出演経験のあるモデル出身という異例の経歴で加入した[[光宗薫]]が、研究生という立場でありながらTBSテレビのドラマ「ATARU」に出演するなど、加入までの経緯も併せて「スーパー研究生」と呼ばれ、将来を嘱望されていた。しかし、Google+で「野心や責任感が、自分を過大評価していると思われるほど強い事やそれを剥き出しにする事はアイドルとして間違ってますか?」と書き込んだり、イベントなどに出席した際には「AKBという団体に入ることを目標としているわけではない」などといった強気な発言が取り沙汰されることが多く、アンチも少なからず存在した。そうした強い上昇志向のために自分自身を追い込む性格だったがゆえに、“スーパー研究生”というイメージをなかなか払拭できずにいることを思い悩み、それがプレッシャーとなったことで体調面にまで影響が及び、2012年の「組閣」では正規メンバーへの昇格が発表されていたが、結局、同年10月に志半ばでAKB48としての活動を辞退することとなった(その後、女優・モデルとして芸能活動を再開していたが、2017年10月以降休業に入る)<ref>[http://www.rbbtoday.com/article/2012/10/24/96542.html “スーパー研究生”が重荷だった……わずか10ヵ月でグループ去るAKB48光宗薫が謝罪] - RBB TODAY 2012年10月24日</ref>。
:13期は光宗の存在が大きかった印象もあり、しばらく「次期エース」と言える存在に乏しかったが、チームB副キャプテンに就任した[[大島涼花]](2017年6月をもってAKB48としての活動を終了)、男装の話題やグラビアなどで露出が増加している[[茂木忍]]などがようやく台頭しつつある状況にあったが<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/2042375/full/ 「じゃんけん大会」から見えたAKB48のさらなる世代交代の波] - ORICON STYLE 2014年9月20日</ref><ref>[http://npn.co.jp/article/detail/30911290/ 芸能ポロリニュースPART114「AKB48選抜総選挙で、13期生がのし上がる?」] - リアルライブ 2014年5月25日</ref>、その中で、[[村山彩希]]は2017年12月に発表された「[[組閣#2017年|組閣]]」(チーム再編成、2018年春新体制移行予定)でチーム4キャプテンに就任することが発表されている。
:13期は光宗の存在が大きかった印象もあり、しばらく「次期エース」と言える存在に乏しかったが、チームB副キャプテンに就任した[[大島涼花]](2017年6月をもってAKB48としての活動を終了)、男装の話題やグラビアなどで露出が増加している[[茂木忍]]などがようやく台頭しつつある状況にあったが<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/2042375/full/ 「じゃんけん大会」から見えたAKB48のさらなる世代交代の波] - ORICON STYLE 2014年9月20日</ref><ref>[http://npn.co.jp/article/detail/30911290/ 芸能ポロリニュースPART114「AKB48選抜総選挙で、13期生がのし上がる?」] - リアルライブ 2014年5月25日</ref>、その中で、[[村山彩希]]は2017年12月に発表された「[[組閣#2017年|組閣]]」(チーム再編成、2018年春新体制移行予定)でチーム4キャプテンに就任することが発表されている。
:村山は劇場公演出演回数がトップクラスで、メンバーやファンからは「劇場の守護神」と称される一方で、近年[[選抜総選挙]]には不参加のスタンスをとり続けている異色の存在である。理由は「『シアターの女神になる』ために劇場公演を軸に活動する」というものであり、一部からは総選挙不参加に対する批判はあるものの意志を貫く姿勢から、劇場公演を支えるエースと言える存在になっている<ref>[https://news.dwango.jp/2017/01/29/120690/idol/ AKB48「夢の紅白選抜」で注目集める村山彩希とは?] - ドワンゴジェイピーnews 2017年1月19日</ref>。2017年には自らプロデュースする研究生公演[[「レッツゴー研究生!」]]もスタートしており、チーム4キャプテン就任で今後が注目される、
:村山は劇場公演出演回数がトップクラスで、メンバーやファンからは「劇場の守護神」と称される一方で、近年[[選抜総選挙]]には不参加のスタンスをとり続けている異色の存在である。理由は「『シアターの女神になる』ために劇場公演を軸に活動する」というものであり、一部からは総選挙不参加に対する批判はあるものの意志を貫く姿勢から、劇場公演を支えるエースと言える存在になっている<ref>[https://news.dwango.jp/2017/01/29/120690/idol/ AKB48「夢の紅白選抜」で注目集める村山彩希とは?] - ドワンゴジェイピーnews 2017年1月19日</ref>。2017年には自らプロデュースする研究生公演[[「レッツゴー研究生!」]]もスタートしており、チーム4キャプテン就任で今後が注目される。
*14期では、元々採用人数が少なかったこともあり、[[小嶋真子]]、[[岡田奈々]]、[[西野未姫]]の「三銃士」と呼ばれた3人が前面に出ている状況であった。西野は2017年3月でAKB48としての活動を終了(他事務所へ移籍し芸能活動中)したが、2017年に入ると、小嶋真子が大手芸能事務所であるサンミュージックプロダクションへ移籍しソロ活動を活発化させ<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1803696.html 小嶋真子バラエティー班、お笑いライブにピンで出る] - 日刊スポーツ 2017年4月7日</ref>、前年の第8回総選挙で初の選抜入りを果たした岡田奈々は、新たに結成された[[STU48]]のキャプテンを[[兼任]]することで同グループを牽引する立場となり、第9回総選挙でも2年連続で選抜入りを果たす<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1841978.html 9位岡田奈々「頑張っているメンバー救われるよう」] - 日刊スポーツ 2017年6月17日</ref>など、同期は少数ながらも活動の幅を広げている。
*14期では、元々採用人数が少なかったこともあり、[[小嶋真子]]、[[岡田奈々]]、[[西野未姫]]の「三銃士」と呼ばれた3人が前面に出ている状況であった。西野は2017年3月でAKB48としての活動を終了(他事務所へ移籍し芸能活動中)したが、2017年に入ると、小嶋真子が大手芸能事務所であるサンミュージックプロダクションへ移籍しソロ活動を活発化させ<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1803696.html 小嶋真子バラエティー班、お笑いライブにピンで出る] - 日刊スポーツ 2017年4月7日</ref>、前年の第8回総選挙で初の選抜入りを果たした岡田奈々は、新たに結成された[[STU48]]のキャプテンを[[兼任]]することで同グループを牽引する立場となり、第9回総選挙でも2年連続で選抜入りを果たす<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1841978.html 9位岡田奈々「頑張っているメンバー救われるよう」] - 日刊スポーツ 2017年6月17日</ref>など、同期は少数ながらも活動の幅を広げている。
*「いちごちゃんず」と呼ばれている15期では[[大和田南那]]と[[向井地美音]]が前面に抜き出ていた。
*「いちごちゃんず」と呼ばれている15期では[[大和田南那]]と[[向井地美音]]が前面に抜き出ていた。
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:苦境が続いた中で、次世代エース候補として注目されるようになったのがチームK第2巡目指名の[[久保怜音]]である。久保は正規メンバー昇格前に48thシングル『[[願いごとの持ち腐れ]]』で初めて選抜入りし、第9回総選挙では第47位にランクインしている。2017年8月公演開始の[[あおきー「世界は夢に満ちている」]]公演では後述の小栗有以と「東京五輪が行われる2020年に2人がAKBの顔になってくれるように」とWセンターに選ばれる<ref name="sponichi00041000331000">[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/01/14/kiji/20180113s00041000331000c.html AKB新星Wエースへ期待 まゆゆの道進む小栗有以 久保怜音はゆきりん手本に]
:苦境が続いた中で、次世代エース候補として注目されるようになったのがチームK第2巡目指名の[[久保怜音]]である。久保は正規メンバー昇格前に48thシングル『[[願いごとの持ち腐れ]]』で初めて選抜入りし、第9回総選挙では第47位にランクインしている。2017年8月公演開始の[[あおきー「世界は夢に満ちている」]]公演では後述の小栗有以と「東京五輪が行われる2020年に2人がAKBの顔になってくれるように」とWセンターに選ばれる<ref name="sponichi00041000331000">[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/01/14/kiji/20180113s00041000331000c.html AKB新星Wエースへ期待 まゆゆの道進む小栗有以 久保怜音はゆきりん手本に]
  - スポーツニッポン 2018年1月14日</ref>など、将来を嘱望される存在となっている。
  - スポーツニッポン 2018年1月14日</ref>など、将来を嘱望される存在となっている。
*2017年12月に発表された「[[組閣#2017年|組閣]]」(2018年春新体制移行予定)で、一部メンバーが正規メンバーに昇格する16期生の中では、[[山内瑞葵]](やまうち みずき、チーム4所属予定)が注目される。山内は元々は子役出身でミュージカルにも出演経験があり、研究生公演でのパフォーマンスから一部では「史上最強の研究生」とも呼ばれており<ref>[https://smart-flash.jp/akbsp/28913 AKB48 山内瑞葵「HAPPY!LUCKY!ZUKKY!」] - 光文社「Smart FLASH」2017年11月26日</ref>、同じく将来が嘱望されている。
*2017年12月に発表された「[[組閣#2017年|組閣]]」(2018年春新体制移行予定)で、一部メンバーが正規メンバーに昇格する16期生の中では、[[山内瑞葵]](やまうち みずき、チーム4所属予定)が注目される。山内は元々は子役出身でミュージカルにも出演経験があり、研究生公演でのパフォーマンスから一部では「史上最強の研究生」とも呼ばれており<ref>[https://smart-flash.jp/akbsp/28913 AKB48 山内瑞葵「HAPPY!LUCKY!ZUKKY!」] - 光文社「Smart FLASH」2017年11月26日</ref>、52ndシングルに選抜入りするなど、同じく将来が嘱望されている。


=== チーム8 ===
=== チーム8 ===
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*前述の兼任メンバー以外では、[[倉野尾成美]](熊本県代表)はチーム8の新公演でセンターを務め、第8回(34位)・第9回(30位)総選挙とチーム8としてはそれぞれ最高順位でランクインしている。その反面、今までAKB48のシングル選抜入りを果たしたことがないため、今後の課題でもある。
*前述の兼任メンバー以外では、[[倉野尾成美]](熊本県代表)はチーム8の新公演でセンターを務め、第8回(34位)・第9回(30位)総選挙とチーム8としてはそれぞれ最高順位でランクインしている。その反面、今までAKB48のシングル選抜入りを果たしたことがないため、今後の課題でもある。
*その反面、前述の兼任メンバー及び[[小田えりな]](神奈川県代表)、[[大西桃香]](奈良県代表)、[[岡部麟]](茨城県代表)らはAKB48のシングルの表題曲選抜に選出されていたり、CBCラジオの「[[AKB48 今夜は帰らない…|AKB48 チーム8 今夜は帰らない]]」のパーソナリティーに岡部、山田菜々美が抜擢されるなど、メンバー個々の活動に個人差が出始めてきている。
*その反面、前述の兼任メンバー及び[[小田えりな]](神奈川県代表)、[[大西桃香]](奈良県代表)、[[岡部麟]](茨城県代表)らはAKB48のシングルの表題曲選抜に選出されていたり、CBCラジオの「[[AKB48 今夜は帰らない…|AKB48 チーム8 今夜は帰らない]]」のパーソナリティーに岡部、山田菜々美が抜擢されるなど、メンバー個々の活動に個人差が出始めてきている。
*その中で、前述の久保怜音とともに将来を嘱望されているのが、[[小栗有以]](東京都代表)である。小栗は卒業した渡辺麻友から「私なんか目じゃないぐらい天性のアイドル。これからのAKB48の王道アイドル」と事実上の後継指名を受けている<ref name="nikkan0000051"/>
*その中で、前述の久保怜音とともに将来を嘱望されているのが、[[小栗有以]](東京都代表)である。小栗は卒業した渡辺麻友から「私なんか目じゃないぐらい天性のアイドル。これからのAKB48の王道アイドル」と事実上の後継指名を受けている<ref name="nikkan0000051"/>。その小栗は、いわゆる選抜総選挙(第10回総選挙)シングルとなる52ndシングル(曲名未定)で、チーム8メンバーとして初めてセンターポジションを務めることとなった。
*2017年12月、AKB48の「[[組閣#2017年|組閣]]」(2018年春新体制移行予定)が発表され、卒業を発表しているメンバーを除きチーム8所属の全メンバーがAKB48のA・K・B・4のいずれかのチームを[[兼任]]することとなり、岡部はチームAキャプテンへ就任、次世代エース候補の小栗はチームA、倉野尾はチームKと新たに兼任することとなった<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201712080000751.html AKB 3年ぶり組閣 宮脇咲良、白間美瑠ら兼任解除] - 日刊スポーツ 2017年12月8日</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201712080000877.html チームA新キャプテン岡部麟のもと個性派集団復活へ] - 日刊スポーツ 2017年12月11日</ref>。チーム8の活動と並行して、AKB48本体の活動も活発化していくこととなる。
*2017年12月、AKB48の「[[組閣#2017年|組閣]]」(2018年春新体制移行予定)が発表され、卒業を発表しているメンバーを除きチーム8所属の全メンバーがAKB48のA・K・B・4のいずれかのチームを[[兼任]]することとなり、岡部はチームAキャプテンへ就任、次世代エース候補の小栗はチームA、倉野尾はチームKと新たに兼任することとなった<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201712080000751.html AKB 3年ぶり組閣 宮脇咲良、白間美瑠ら兼任解除] - 日刊スポーツ 2017年12月8日</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201712080000877.html チームA新キャプテン岡部麟のもと個性派集団復活へ] - 日刊スポーツ 2017年12月11日</ref>。チーム8の活動と並行して、AKB48本体の活動も活発化していくこととなる。


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**宮脇はHKT48の1期生メンバーで、[[第4回総選挙]]で唯一のランクインメンバーであったが、実際HKT48としては2期生の[[田島芽瑠]]や[[朝長美桜]]の後塵を拝することが多かった。しかし、兼任開始以降は[[第6回総選挙]]で第11位となり選抜入り、さらに38th『希望的リフレイン』においては、渡辺麻友とのダブルセンター、日本テレビ連続ドラマ「[[マジすか学園4]]」の主役に抜擢。その後、第7回総選挙で「[[神7]]」入りを果たした。2016年3月に発売された43rdシングル『[[君はメロディー]]』では、大島優子、前田敦子らエース級のOGが参加する中、現役メンバーでは単独でセンターを任される<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1596262.html AKB新曲初披露 初センター宮脇咲良「緊張」] - 日刊スポーツ 2016年1月24日</ref>こととなった。宮脇はその後もAKB48のシングル選抜に連続して選出され、ドラマなどにも出演するなど、AKB48としての活動が目立つようになっている。
**宮脇はHKT48の1期生メンバーで、[[第4回総選挙]]で唯一のランクインメンバーであったが、実際HKT48としては2期生の[[田島芽瑠]]や[[朝長美桜]]の後塵を拝することが多かった。しかし、兼任開始以降は[[第6回総選挙]]で第11位となり選抜入り、さらに38th『希望的リフレイン』においては、渡辺麻友とのダブルセンター、日本テレビ連続ドラマ「[[マジすか学園4]]」の主役に抜擢。その後、第7回総選挙で「[[神7]]」入りを果たした。2016年3月に発売された43rdシングル『[[君はメロディー]]』では、大島優子、前田敦子らエース級のOGが参加する中、現役メンバーでは単独でセンターを任される<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1596262.html AKB新曲初披露 初センター宮脇咲良「緊張」] - 日刊スポーツ 2016年1月24日</ref>こととなった。宮脇はその後もAKB48のシングル選抜に連続して選出され、ドラマなどにも出演するなど、AKB48としての活動が目立つようになっている。
**木﨑はSKE48時代、こちらもW松井(珠理奈・[[松井玲奈|玲奈]])の陰に隠れる存在であったが、SKE48の次期エース候補と目されていた。AKB48への完全移籍により、[[チーム4]]の副キャプテン、さらに[[チームB]]キャプテンに抜擢されたほか、フジテレビ系連続ドラマ「GTO」出演、ラジオでの冠番組開始など、徐々に知名度をあげつつあったが、第8回総選挙では第37位と低迷。今後の先行きが注目されていたが、2017年4月にAKB48からの卒業を発表。同年9月をもってAKB48としての活動を終了している<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1806759.html AKB木崎ゆりあ卒業発表「おなかいっぱいだなと」] - 日刊スポーツ 2017年4月13日</ref>。
**木﨑はSKE48時代、こちらもW松井(珠理奈・[[松井玲奈|玲奈]])の陰に隠れる存在であったが、SKE48の次期エース候補と目されていた。AKB48への完全移籍により、[[チーム4]]の副キャプテン、さらに[[チームB]]キャプテンに抜擢されたほか、フジテレビ系連続ドラマ「GTO」出演、ラジオでの冠番組開始など、徐々に知名度をあげつつあったが、第8回総選挙では第37位と低迷。今後の先行きが注目されていたが、2017年4月にAKB48からの卒業を発表。同年9月をもってAKB48としての活動を終了している<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1806759.html AKB木崎ゆりあ卒業発表「おなかいっぱいだなと」] - 日刊スポーツ 2017年4月13日</ref>。
*一方、AKB48のライバルグループを標榜している[[乃木坂46]]から「交換留学生」として元センターの[[生駒里奈]]が「大組閣」において、AKB48グループ・乃木坂46双方のファンから波紋を呼んでいる中でのAKB48との兼任になったが、第6回総選挙では第14位、連続して『希望的リフレイン』選抜に入るなど、一定の実績を残している。しかし、あくまでも乃木坂46としての活動が主体であるため、AKB48の次期エースとは言い難い状況であった。結局、生駒は2015年5月にAKB48の兼任を終了することとなった。
*一方、AKB48のライバルグループを標榜している[[乃木坂46]]から「交換留学生」として元センターの[[生駒里奈]]が「大組閣」において、AKB48グループ・乃木坂46双方のファンから波紋を呼んでいる中でのAKB48との兼任になったが、第6回総選挙では第14位、連続して『希望的リフレイン』選抜に入るなど、一定の実績を残している。しかし、あくまでも乃木坂46としての活動が主体であるため、AKB48の次期エースとは言い難い状況であった。結局、生駒は2015年5月にAKB48の兼任を終了することとなった(2018年をもって、乃木坂46としての活動も終了予定)。
*2015年3月の「[[組閣#2015年|春の人事異動]]」では、多くのメンバーの兼任解除が発表される中、前述の珠理奈(後に兼任終了)、山本(後に兼任終了)、宮脇の兼任は継続され、新たに[[北川綾巴]]、[[白間美瑠]]、[[矢吹奈子]]といった各グループの将来を嘱望されるメンバーも兼任メンバーに加わったが、上記の移籍・兼任メンバーはAKB48を応援する一部ファンからは外様としての見方が強く、AKB48の次期エースとして目されることは、抵抗感が大きいのも事実であり、特に兼任メンバーに対しては、一部のネット掲示板においてはアンチによる誹謗中傷が数多くあるのも現状である。
*2015年3月の「[[組閣#2015年|春の人事異動]]」では、多くのメンバーの兼任解除が発表される中、前述の珠理奈(後に兼任終了)、山本(後に兼任終了)、宮脇の兼任は継続され、新たに[[北川綾巴]]、[[白間美瑠]]、[[矢吹奈子]]といった各グループの将来を嘱望されるメンバーも兼任メンバーに加わったが、上記の移籍・兼任メンバーはAKB48を応援する一部ファンからは外様としての見方が強く、AKB48の次期エースとして目されることは、抵抗感が大きいのも事実であり、特に兼任メンバーに対しては、一部のネット掲示板においてはアンチによる誹謗中傷が数多くあるのも現状である。
*2017年12月に再び発表された「[[組閣#2017年|組閣]]」(2018年春新体制移行予定)では、宮脇、白間らを含めた他グループからの兼任がすべて解除されることとなった。ただし、珠理奈や山本がAKB48のシングル選抜として活動していることと同様に、宮脇や白間についても引き続き兼任時と同様の活動を継続していくものと思われる。
*2017年12月に再び発表された「[[組閣#2017年|組閣]]」(2018年春新体制移行予定)では、宮脇、白間らを含めた他グループからの兼任がすべて解除されることとなった。ただし、珠理奈や山本がAKB48のシングル選抜として活動していることと同様に、宮脇や白間についても引き続き兼任時と同様の活動を継続していくものと思われる。
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