「大島優子」の版間の差分

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*小学校6年生の途中で、生地である栃木に引っ越す。父が、伯父の料理店を引き継ぐことになったのが理由だった。父は元々栃木の人間だったが、母親は馴染めなかった。大島父「正直言っちゃえば、来たくて栃木に来た訳じゃなかった」。優子「伯父さんの病気があって、だからね」。父「いろんな思いはあるけど、お父さん、後悔はしてない。人のために栃木に来たけど、自分が選んだ訳だから。人のせいにはしない。お店を10年近くやってた事で、いろんな経験も出来たしね。いろんな人と出会えた」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*小学校6年生の途中で、生地である栃木に引っ越す。父が、伯父の料理店を引き継ぐことになったのが理由だった。父は元々栃木の人間だったが、母親は馴染めなかった。大島父「正直言っちゃえば、来たくて栃木に来た訳じゃなかった」。優子「伯父さんの病気があって、だからね」。父「いろんな思いはあるけど、お父さん、後悔はしてない。人のために栃木に来たけど、自分が選んだ訳だから。人のせいにはしない。お店を10年近くやってた事で、いろんな経験も出来たしね。いろんな人と出会えた」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*引っ越してから半年後に、両親が離婚。<ref name="yuuko">『優子』</ref>「ショックでしたよね。お母さんが出て行ってしばらくは、家にお母さんの物が無いと、なんか必死に探していました。もう何も無いのは知ってたのに…。お父さんにあたろうとは思わなかった。お父さんは別に悪くないと思ってた。でも、お母さんが悪いとも思わなかった。ただ、栃木に引っ越してきたこと、その出来事自体が良くなかったんだって思いました。大変そうだったなママ。初めて来た場所だったし、お父さんは地元だから友達もいるけど、お母さんにはいないし。だからママは可哀想でした。私にも頼って欲しいなって、ずっと思ってた」。両親の仲はどうだったのか。「ケンカで別れた訳じゃないと思う。だってお母さんが今でも、『お父さんは素敵な人だ』って言ってるから」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*引っ越してから半年後に、両親が離婚。<ref name="yuuko">『優子』</ref>「ショックでしたよね。お母さんが出て行ってしばらくは、家にお母さんの物が無いと、なんか必死に探していました。もう何も無いのは知ってたのに…。お父さんにあたろうとは思わなかった。お父さんは別に悪くないと思ってた。でも、お母さんが悪いとも思わなかった。ただ、栃木に引っ越してきたこと、その出来事自体が良くなかったんだって思いました。大変そうだったなママ。初めて来た場所だったし、お父さんは地元だから友達もいるけど、お母さんにはいないし。だからママは可哀想でした。私にも頼って欲しいなって、ずっと思ってた」。両親の仲はどうだったのか。「ケンカで別れた訳じゃないと思う。だってお母さんが今でも、『お父さんは素敵な人だ』って言ってるから」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*とにかく、大島は父親側に引き取られ、以後は父子家庭に育つことになる。当時は、引っ越したばかりだったため、相談できる様な友達もおらず、「母親は逃げた」と思っていた。でもそういう風に思っている自分も嫌だった。この年頃の女の子は難しく、はじめて生理がきたが、こうゆう時に本来相談するべき母親が大島にはおらず、かといって父親に相談できるような事でもなかった。でもどうする事も出来ないため、思い切って父に相談してみた。それで、もっと親子関係がよくなるかもしれないと思ったからだった。そうしたら父親もパニックになってしまい、結局はお婆ちゃんに教えてもらった。でもその様な事がキッカケで、父親には何でも相談できるという親子関係を築くことができた。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*とにかく、大島は父親側に引き取られ、以後は父子家庭に育つことになる。当時は、引っ越したばかりだったため、相談できる様な友達もおらず、「母親は逃げた」と思っていた。でもそういう風に思っている自分も嫌だった。この年頃の女の子は難しく、はじめて生理がきたが、こうゆう時に本来相談するべき母親が大島にはおらず、かといって父親に相談できるような事でもなかった。でもどうする事も出来ないため、思い切って父に相談してみた。それで、もっと親子関係がよくなるかもしれないと思ったからだった。そうしたら父親もパニックになってしまい、結局はお婆ちゃんに教えてもらった。でもその様な事がきっかけで、父親には何でも相談できるという親子関係を築くことができた。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*父「お母さんと別れた時、子供達には家の事で一切、重荷にさせないようにとは、ずっと思ってた」。優子「どういうこと?」。父「例えば親が居なくなるにしても、死んじゃったなら、残ったみんなで支え合おうって言える。家事も3等分しようよとかなるけど、離婚は大人たちの勝手でなった事だから。子供に責任なんてまったくない。だから子供に手助けさせようとは思わなかった。洗濯やってよねとか」。優子「うん。一度も言われなかった」。父「精神的な負担は絶対避けられないけど、生活だけはせめてそうしたいと思ったんだ。だから掃除だって、料理だって、全部お父さんがやった。せめてそういうところで、『お母さんがいたらなぁ』って思わせないように、お父さん、そこだけは頑張ろうってさ」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*父「お母さんと別れた時、子供達には家の事で一切、重荷にさせないようにとは、ずっと思ってた」。優子「どういうこと?」。父「例えば親が居なくなるにしても、死んじゃったなら、残ったみんなで支え合おうって言える。家事も3等分しようよとかなるけど、離婚は大人たちの勝手でなった事だから。子供に責任なんてまったくない。だから子供に手助けさせようとは思わなかった。洗濯やってよねとか」。優子「うん。一度も言われなかった」。父「精神的な負担は絶対避けられないけど、生活だけはせめてそうしたいと思ったんだ。だから掃除だって、料理だって、全部お父さんがやった。せめてそういうところで、『お母さんがいたらなぁ』って思わせないように、お父さん、そこだけは頑張ろうってさ」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*中学に進学するも、それほど仕事が忙しかった訳でもなく、部活にはいくつか入ったが、すぐに飽きて辞めてしまった。仲の良い友達がいたが、その子が不良の道へ。初めはその子を不良グループから取り返そうとしていたが、自分も出入りしているうちに、自らも不良の世界へ。刺激的な不良の世界に魅せられたというのもあるが、もう一つの原因が、やはり両親の離婚。「なんで私ばっかりこんな目に遭うんだろう。別にお母さんを責めているんじゃなくて、なんでこんな運命なんだろうって」。やり場のない気持ちの行き先を、夜の街へと求めてしまった。「だけど、周りにも結構いたんですよ。片親の子って。それで、一番自分が不幸だと思っているのがバカらしくなった。私には友達がいっぱい居たし、お父さんのお店のお客さんも優しいし。巡り会う人に、環境に、本当に恵まれていたんですよね。なのに自分をドン底に叩き付けていることが、バカらしくなったんです」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*中学に進学するも、それほど仕事が忙しかった訳でもなく、部活にはいくつか入ったが、すぐに飽きて辞めてしまった。仲の良い友達がいたが、その子が不良の道へ。初めはその子を不良グループから取り返そうとしていたが、自分も出入りしているうちに、自らも不良の世界へ。刺激的な不良の世界に魅せられたというのもあるが、もう一つの原因が、やはり両親の離婚。「なんで私ばっかりこんな目に遭うんだろう。別にお母さんを責めているんじゃなくて、なんでこんな運命なんだろうって」。やり場のない気持ちの行き先を、夜の街へと求めてしまった。「だけど、周りにも結構いたんですよ。片親の子って。それで、一番自分が不幸だと思っているのがバカらしくなった。私には友達がいっぱい居たし、お父さんのお店のお客さんも優しいし。巡り会う人に、環境に、本当に恵まれていたんですよね。なのに自分をドン底に叩き付けていることが、バカらしくなったんです」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
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*2月26日、AKB48の追加メンバー[[オーディション]]の最終審査に合格。「審査員の一人が手元の紙に○ってしたのが見えたんです。これは受かったなと(笑)」。<ref name="yuuko">『優子』</ref>しかしオーディション終了後、[[秋元康]]と夏まゆみが2期生の代表に選んだのは、[[秋元才加]]と[[宮澤佐江]]の2人で、大島ではなかった。[[戸賀崎智信]]も当時の大島について、「それが…まったくオーディションの時の優子はまったく印象にないんです。秋元、宮澤の印象が強すぎたせいですかね」と語っている。<ref name="fsmap">FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref>
*2月26日、AKB48の追加メンバー[[オーディション]]の最終審査に合格。「審査員の一人が手元の紙に○ってしたのが見えたんです。これは受かったなと(笑)」。<ref name="yuuko">『優子』</ref>しかしオーディション終了後、[[秋元康]]と夏まゆみが2期生の代表に選んだのは、[[秋元才加]]と[[宮澤佐江]]の2人で、大島ではなかった。[[戸賀崎智信]]も当時の大島について、「それが…まったくオーディションの時の優子はまったく印象にないんです。秋元、宮澤の印象が強すぎたせいですかね」と語っている。<ref name="fsmap">FLASH SPECIAL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref>
*3日後ぐらいからレッスンが始まり、高校が終わった後に東京まで来てレッスンし、終わった後に栃木に帰るということを繰り返していた。送り迎えは父がしてくれて、お弁当なども作ってくれていた。<ref name="note20101013">『スーパーモーニング』2010年10月13日</ref>
*3日後ぐらいからレッスンが始まり、高校が終わった後に東京まで来てレッスンし、終わった後に栃木に帰るということを繰り返していた。送り迎えは父がしてくれて、お弁当なども作ってくれていた。<ref name="note20101013">『スーパーモーニング』2010年10月13日</ref>
*レッスン中からメンバー同士の戦いは始まっており、とにかくダンスを早く覚えた者が勝ちみたいな状況だった。2人1組でペアのレッスンがあったが、大島はダンスの上手かった[[梅田彩佳]]と組み、なんとか盗んでやろうと考えていた。それほど必死だった。「スカート、ひらり」というユニット曲があるが、その5人に選ばれるのは、運営に認められるという事だったので、どうしても自分も入りたいと思った。そして自分も選ばれた時には、親に報告したほどだった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>ちなみに、梅田とは一時期一緒に住んでいた事もあるらしいが、<ref name="note071128">『[[明日までもうちょっと。]]』 07/11/28 </ref>いつからか、彼女とは疎遠になってしまった。「駅まで一緒に歩いて行ったりとか。だけどいつの間にか、梅ちゃんとは別々に帰るようになった。なんでだろう…と思ったけれど、まだ深い話が出来る仲じゃなかったら、そのままになって…」<ref name="yuuko">『優子』</ref>(当時の[[梅田彩佳]]の気持ちは、彼女の項目を参照)。
*レッスン中からメンバー同士の戦いは始まっており、とにかくダンスを早く覚えた者が勝ちみたいな状況だった。2人1組でペアのレッスンがあったが、大島はダンスの上手かった[[梅田彩佳]]と組み、なんとか盗んでやろうと考えていた。それほど必死だった。「スカート、ひらり」というユニット曲があるが、その5人に選ばれるのは、運営に認められるという事だったので、どうしても自分も入りたいと思った。そして自分も選ばれた時には、親に報告したほどだった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>ちなみに、梅田とは一時期一緒に住んでいた事もあるらしいが、<ref name="note071128">『[[明日までもうちょっと。]]』 07/11/28 </ref>いつからか、彼女とは疎遠になってしまった。「駅まで一緒に歩いて行ったりとか。だけどいつの間にか、梅ちゃんとは別々に帰るようになった。なんでだろう…と思ったけれど、まだ深い話が出来る仲じゃなかったら、そのままになって…」<ref name="yuuko">『優子』</ref>(当時の[[梅田彩佳]]の気持ちは、彼女の項目を参照)。
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*4月1日、2期生で結成されたチームKのメンバーとして劇場公演デビュー。初日こそ満員となったが、じょじょに客数は減っていった。デビューのセットリストはチームAが前日まで使用していた物だったため、ファンも複雑な思いがあり素直には受け入れられなかった。むしろ酷評されたとも言っていいほどだった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>「気付いたんです。初日のお客さんはチームAのファンだったんだって。ああ、だから公演中にヤジが飛んでいたのかと。逆に納得したんですよ」。<ref name="yuuko">『優子』</ref>当時はヤジが禁止されてはいなかった。むしろ、メンバーを鍛えるためという名目で、運営側から頼まれていたというファンもいたという。「ただ…お見送りさせて頂く時に、『今日もダメだったね』とか、『もう来ない』なんて言われるのは、さすがにグッサリきましたね…。私は高校3年生でしたから何とか気持ちを強く持つことが出来ましたけど、幼いメンバー達は、みんな楽屋で泣いていました」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*4月1日、2期生で結成されたチームKのメンバーとして劇場公演デビュー。初日こそ満員となったが、じょじょに客数は減っていった。デビューのセットリストはチームAが前日まで使用していた物だったため、ファンも複雑な思いがあり素直には受け入れられなかった。むしろ酷評されたとも言っていいほどだった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>「気付いたんです。初日のお客さんはチームAのファンだったんだって。ああ、だから公演中にヤジが飛んでいたのかと。逆に納得したんですよ」。<ref name="yuuko">『優子』</ref>当時はヤジが禁止されてはいなかった。むしろ、メンバーを鍛えるためという名目で、運営側から頼まれていたというファンもいたという。「ただ…お見送りさせて頂く時に、『今日もダメだったね』とか、『もう来ない』なんて言われるのは、さすがにグッサリきましたね…。私は高校3年生でしたから何とか気持ちを強く持つことが出来ましたけど、幼いメンバー達は、みんな楽屋で泣いていました」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*4月8日、「たかみな降臨事件」。チームKの公演中に、この日誕生日だった[[高橋みなみ]]がサプライズでステージに登場するとスタッフから告げられた。実際に高橋が登場すると、それまでとは段違いの盛り上がりとなり、チームKのメンバーは愕然とさせられる事になった。高橋「あれは申し訳なかった」。優「申し訳ないと思ってたんだ。ふ~ん」。高「思ってる。スタッフさんから『誕生日だから出よう』って言われて、『いや出れないですよ。他のチームですよ?』って。これはブーイング来るなと思ったら、お客さんが優しくて助かっていう…」。優「たかみなコールで、全部持って行きやがった(笑)」。高「言ったも~ん、スタッフさんに。『私これでチームKに嫌われましたよ』って。そしたら、『それでいいんだ』みたいな。全然良くないしと思ってショック」。優「アハハハ。大人達の思惑通り(笑)。あれでみんな負けたくないと思って、一気に団結したから。『高橋みなみ、あいつには負けねぇ』って(笑)」。高「やっぱ嫌われてたんだ~!」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*4月8日、「たかみな降臨事件」。チームKの公演中に、この日誕生日だった[[高橋みなみ]]がサプライズでステージに登場するとスタッフから告げられた。実際に高橋が登場すると、それまでとは段違いの盛り上がりとなり、チームKのメンバーは愕然とさせられる事になった。高橋「あれは申し訳なかった」。優「申し訳ないと思ってたんだ。ふ~ん」。高「思ってる。スタッフさんから『誕生日だから出よう』って言われて、『いや出れないですよ。他のチームですよ?』って。これはブーイング来るなと思ったら、お客さんが優しくて助かっていう…」。優「たかみなコールで、全部持って行きやがった(笑)」。高「言ったも~ん、スタッフさんに。『私これでチームKに嫌われましたよ』って。そしたら、『それでいいんだ』みたいな。全然良くないしと思ってショック」。優「アハハハ。大人達の思惑通り(笑)。あれでみんな負けたくないと思って、一気に団結したから。『高橋みなみ、あいつには負けねぇ』って(笑)」。高「やっぱ嫌われてたんだ~!」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*だがそれが、“チーム”というものを意識する様になったキッカケにもなった。<ref name="yuuko">『優子』</ref>バラバラだったチームKのメンバーは、どうすれば良いかを毎日話し合いをするようになった。それから互いに打ち解け合うようになった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
*だがそれが、“チーム”というものを意識する様になったきっかけにもなった。<ref name="yuuko">『優子』</ref>バラバラだったチームKのメンバーは、どうすれば良いかを毎日話し合いをするようになった。それから互いに打ち解け合うようになった。<ref name="qj87">『QuickJapan』 Vol.87</ref>
:自分たちは、可愛いチームでも、お淑やかなチームでもない。チームKが目指したのは、ダンスとパフォーマンス。そのために個性を消し、個々のダンスの癖も無くし、一糸乱れぬ団結を持つ体育会系のチームへと進んでいった。これまで大島は、ダンスの優等生ではあったが、誰に教える様なことはしてこなかった。だが、それからは気づいた点があれば、相手が望むと、望まざるとに関わらず、注意していった。「手の角度から、しゃがみの高さまで、本当に細かいところまでこだわったんです。すると、ステージの空気感もどんどん良くなっていく。そんな成果が毎日感じられて、すごく充実していました」。チームKが団結していく度、じょじょに「チームKのファン」も増えていった。<ref name="yuuko">『優子』</ref>
:自分たちは、可愛いチームでも、お淑やかなチームでもない。チームKが目指したのは、ダンスとパフォーマンス。そのために個性を消し、個々のダンスの癖も無くし、一糸乱れぬ団結を持つ体育会系のチームへと進んでいった。これまで大島は、ダンスの優等生ではあったが、誰に教える様なことはしてこなかった。だが、それからは気づいた点があれば、相手が望むと、望まざるとに関わらず、注意していった。「手の角度から、しゃがみの高さまで、本当に細かいところまでこだわったんです。すると、ステージの空気感もどんどん良くなっていく。そんな成果が毎日感じられて、すごく充実していました」。チームKが団結していく度、じょじょに「チームKのファン」も増えていった。<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*5月25日、[[板野友美]]のアンダーとして、大島がチームAの公演に出演。KのメンバーがAの公演に出演したのは初だった。高橋みなみ「今度は優子がAに代打で出てくれた時、Kのファンが押しかけて、すごい優子コール。あれで凹んだ(笑)」。優子「チームで競ってたもんね」。高橋「ライバル。むしろ敵(笑)」<ref>『HISTORY OF AKB48』 </ref>
*5月25日、[[板野友美]]のアンダーとして、大島がチームAの公演に出演。KのメンバーがAの公演に出演したのは初だった。高橋みなみ「今度は優子がAに代打で出てくれた時、Kのファンが押しかけて、すごい優子コール。あれで凹んだ(笑)」。優子「チームで競ってたもんね」。高橋「ライバル。むしろ敵(笑)」<ref>『HISTORY OF AKB48』 </ref>
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*10月15日、ダンサーとの交際疑惑が浮上した(詳細は[[/ノート]]を参照)。
*10月15日、ダンサーとの交際疑惑が浮上した(詳細は[[/ノート]]を参照)。
*10月17日、写真集発売記念握手会にて交際については否定。友達である事を強調した。運営からの処分も無し。
*10月17日、写真集発売記念握手会にて交際については否定。友達である事を強調した。運営からの処分も無し。
*12月4日、岩崎夏海が小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(略称:もしドラ)」を出版。登場人物の一人で、主人公と同じ野球部マネージャーの宮田夕紀は、大島がモデルになっている。岩崎が秋元の元を卒業し、小説家に転身したキッカケの一つも大島だったという。<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*12月4日、岩崎夏海が小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(略称:もしドラ)」を出版。登場人物の一人で、主人公と同じ野球部マネージャーの宮田夕紀は、大島がモデルになっている。岩崎が秋元の元を卒業し、小説家に転身したきっかけの一つも大島だったという。<ref name="yuuko">『優子』</ref>


====2010年====
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*1月8日、『ドキュメンタリー オブ AKB48 ~1ミリ先の未来~』でコンサート「[[サプライズはありません]]」のリハの模様が放送された。1日目終了後、メンバーの指揮を執っている、高橋みなみが体調不良によりダウン。高橋を戦友だと語る大島は、「(高橋が)役割すべて背負ってたんで、だから倒れたんだなって思って、申し訳ないなと思って」と後悔。2日目、具合悪そうな高橋の隣にいた大島が、誰か([[佐藤由加理]]説が有力)を叱り飛ばすシーンが放送される。一体誰に対して怒っているのか話題になったが、後の2人の対談でもその件が話題になっている。高橋「優子のすごい所は、誰にでも思った事をストレートに言うところだよね。あの時も私のために、バーンって怒ってくれて」。優子「ああ~(笑)」。高橋「マジうれしかった」。優子「そんなんじゃなくって。前日のコンサートたかみな熱中症で倒れたのを見て、何でこうなる前に私が支えてやらなかっただろうって。リハーサルの時、私も他の子と一緒になって浮かれてたから…」。高橋「翌日も体調が戻らなくって。なのに、『みんな聞いて~』って言っても賑やかな子がいて。そしたら優子が『たかみな具合悪いんだから静かにねe&』って」。優子「今、気遣った? この本、嘘無しなので、そのままどうぞ」。高橋「『たかみな具合悪いんだから、ふざけんじゃねーぞ』(笑)」。優子「なんか、あそこだけドキュメンタリーにも出てた(笑)」。高橋「それ見て、思う人がいると思うの。優子がキレてるとか、怖いとか。でもあれは、優子が本当に私の体を心配して言ってくれたので、それをここで弁解したいです。私は」。優子「ありがとう。でも気にしてないよ。私のファンの方からは、あんまり悪評価を受けなかった。『カッコ良かったっす』とか言われたし(笑)。だから大丈夫」。高橋「本当? 良かった」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*1月8日、『ドキュメンタリー オブ AKB48 ~1ミリ先の未来~』でコンサート「[[サプライズはありません]]」のリハの模様が放送された。1日目終了後、メンバーの指揮を執っている、高橋みなみが体調不良によりダウン。高橋を戦友だと語る大島は、「(高橋が)役割すべて背負ってたんで、だから倒れたんだなって思って、申し訳ないなと思って」と後悔。2日目、具合悪そうな高橋の隣にいた大島が、誰か([[佐藤由加理]]説が有力)を叱り飛ばすシーンが放送される。一体誰に対して怒っているのか話題になったが、後の2人の対談でもその件が話題になっている。高橋「優子のすごい所は、誰にでも思った事をストレートに言うところだよね。あの時も私のために、バーンって怒ってくれて」。優子「ああ~(笑)」。高橋「マジうれしかった」。優子「そんなんじゃなくって。前日のコンサートたかみな熱中症で倒れたのを見て、何でこうなる前に私が支えてやらなかっただろうって。リハーサルの時、私も他の子と一緒になって浮かれてたから…」。高橋「翌日も体調が戻らなくって。なのに、『みんな聞いて~』って言っても賑やかな子がいて。そしたら優子が『たかみな具合悪いんだから静かにねe&』って」。優子「今、気遣った? この本、嘘無しなので、そのままどうぞ」。高橋「『たかみな具合悪いんだから、ふざけんじゃねーぞ』(笑)」。優子「なんか、あそこだけドキュメンタリーにも出てた(笑)」。高橋「それ見て、思う人がいると思うの。優子がキレてるとか、怖いとか。でもあれは、優子が本当に私の体を心配して言ってくれたので、それをここで弁解したいです。私は」。優子「ありがとう。でも気にしてないよ。私のファンの方からは、あんまり悪評価を受けなかった。『カッコ良かったっす』とか言われたし(笑)。だから大丈夫」。高橋「本当? 良かった」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*1月21日、「[[リクエストアワーセットリストベスト100 2011]]」2日目。新ユニット「[[Not yet]]」の結成をファンに発表。「最初ユニット結成を聞いたときは、正直、不安のほうが強かったのですが、自分もまた新しい可能性を見つけることができるんじゃないかなと思いました。今は楽しみな気持ちでいっぱいです」。<ref>http://natalie.mu/music/news/43834</ref>「秋元さんには、『ユニットをやっといて損はない』と言われました。当面の目標は単独ライブ。ミニライブでもいいからやってみたいです」<ref name="fsmap">FLASH SPECAIL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref>
*1月21日、「[[リクエストアワーセットリストベスト100 2011]]」2日目。新ユニット「[[Not yet]]」の結成をファンに発表。「最初ユニット結成を聞いたときは、正直、不安のほうが強かったのですが、自分もまた新しい可能性を見つけることができるんじゃないかなと思いました。今は楽しみな気持ちでいっぱいです」。<ref>http://natalie.mu/music/news/43834</ref>「秋元さんには、『ユニットをやっといて損はない』と言われました。当面の目標は単独ライブ。ミニライブでもいいからやってみたいです」<ref name="fsmap">FLASH SPECIAL 2011年5月1日増刊号『まるっとAKB48スペシャル』</ref>
*ユニットお披露目後、梅島夏代のメンバーにも報告。「みんな、『頑張りなよ!』って言ってくれて。ありがとねって…」。その次にNot yetのメンバーの元にも。「今までのこと全て話しました。今までごめんね。私、頑張ろうと思ってるから。だから、あらためてよろしくお願いしますって…」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*ユニットお披露目後、梅島夏代のメンバーにも報告。「みんな、『頑張りなよ!』って言ってくれて。ありがとねって…」。その次にNot yetのメンバーの元にも。「今までのこと全て話しました。今までごめんね。私、頑張ろうと思ってるから。だから、あらためてよろしくお願いしますって…」<ref name="yuuko">『優子』</ref>
*1月23日、AX最終日。全384曲の中から第1位に選ばれたのは、大島が初めてセンターを担当した『[[ヘビーローテーション]]』だった。「すごく嬉しかったです。『優子がセンターだからって選んだわけじゃないし』って思ってる人だっているだろうけど、すいません、喜ばせてください」と喜びを報告した。<ref>http://ameblo.jp/oshima-y/entry-10777822821.html</ref>
*1月23日、AX最終日。全384曲の中から第1位に選ばれたのは、大島が初めてセンターを担当した『[[ヘビーローテーション]]』だった。「すごく嬉しかったです。『優子がセンターだからって選んだわけじゃないし』って思ってる人だっているだろうけど、すいません、喜ばせてください」と喜びを報告した。<ref>http://ameblo.jp/oshima-y/entry-10777822821.html</ref>