AKB48

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AKB48
AKBロゴ.jpg
活動期間

2005年12月8日 -

チーム
レーベル

AKS(2005年 - )
デフスターレコーズ(2006年10月 - 2008年6月)
You Be Cool!/KING RECORDS(2008年8月23日 - )

総合プロデューサー
公式サイト

本項では、秋元康総合プロデュースの女性アイドルグループ『AKB48』(エーケービー フォーティーエイト)について記述する。

また、姉妹グループと呼ばれるSKE48NMB48HKT48や海外拠点のJKT48SNH48を含めてAKB48と称する事もあるが、それらグループの個々の活動については、各ページを参照のこと。

概要

  • コンセプトは「会いに行けるアイドル」[1]。秋葉原に専用劇場を持ち、そこで公演を行っている。これまでのアイドルとは違い、メディアを通した遠い存在だったアイドルを身近に感じる事が出来る。
  • もう一つの特徴は、ほとんどのアイドルがデビュー前から厳しいレッスンを重ね、完璧な状態でデビューするのに対し、AKB48はその成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していくというアイドルプロジェクト。理由は、秋元が数々のスターが誕生していく瞬間を見て、ファンにも見て貰いたいと思ったから。メンバーは、まったく歌やダンスの経験がなくても、1~2ヶ月という短いレッスンでデビューする。既に完成されている場合だと、毎日公演を行うAKB48のようなグループの場合、すぐに飽きられてしまうが、AKBのメンバーは常に成長し、同じ演目であっても毎回違う公演を見せる事ができる。[2]
  • 開始時のプロジェクト名は「秋葉原48(あきはばらフォーティエイト)」。現在のグループ名「AKB」の由来は、秋葉原(Akihabara)から。
  • AKB48では、グループが大人数であること、通常はそれぞれのチームに分かれて公演を行っていることなどから、シングルをリリースする際、または写真集・雑誌のグラビア写真等には一部のメンバーが選抜され、レコーディング、CDジャケット、PV、プロモーション活動には選抜されたメンバーが起用される。
  • ステージ衣装の殆どは、秋元康が教授を務めている京都造形芸術大学の学生がデザインしている[3]

総称としての「AKB48」

「AKB48」には、大きく分けて次の3つの意味がある。2.や3.の用法の場合には、「AKB48グループ」(AKB48G)と呼ばれることも多い。

  1. チームAチームKチームBチーム4とその研究生からなる秋葉原を拠点に活動するグループのみを指す最も狭義の用法。姉妹ユニットと併記されて用いられる場合が多い。
  2. 1.以外に日本国内の姉妹グループ(SKE48NMB48HKT48)もまとめて指す用法。姉妹ユニットからAKB48の選抜メンバーに選ばれることもあり、選抜イベントもこの括りで開催される。
  3. 2.以外の日本国外のJKT48SNH48も含めた全ての姉妹ユニットの総称を指す最も広義の用法。

チーム

正規メンバーは、卒業予定の大島優子菊地あやか佐藤亜美菜野中美郷を除き下記のいずれかのチームに所属している。詳細はそれぞれの項目を参照。

また、正規メンバーではないメンバーは「研究生」と呼ばれている。詳細は研究生を参照。

かつて存在したチーム

一軍、二軍編成

(2005年12月~2006年3月) 一軍、二軍それぞれ24名。2006年1月24日から2月28日まで実際に第1回ファン投票が行われたが、翌3月に制度の見直しを発表。実際にはチーム分けは行われなかった。

カラー分け

(2006年2月~3月) デビューシングル『桜の花びらたち』発売記念イベントで編成された、色によるチーム分け。各チーム毎に全国のCDショップ等でインストアイベント、握手会、ミニライブを行った。本格的な活動はないが、メンバーをチームによって分けるという先駆けとなった。

レッドチーム
川崎希中西里菜大島麻衣増山加弥乃
オレンジチーム
高橋みなみ佐藤由加理渡辺志穂板野友美
ピンクチーム
駒谷仁美成田梨紗浦野一美星野みちる篠田麻里子
グリーンチーム
戸島花小嶋陽菜平嶋夏海宇佐美友紀
ブルーチーム
峯岸みなみ前田敦子折井あゆみ大江朝美

ばら組・ゆり組

(2006年11月)詳細はばら組・ゆり組を参照。

ひまわり組

(2007年7月~2008年4月)詳細はひまわり組を参照。

役割

AKB48はシングルをリリースする毎に、その役割を大きく分けるといくつかのグループに分ける事が出来る。これらはピラミッドの様な構造になっており、上が序列が高く、下にいくほど低くなっている。所属するメンバーはシングル曲を発売する毎に変わり、決めるのはもちろん秋元康を中心とするAKB48運営陣。メンバーは毎回多少入れ替わるが、大幅に変更される事は少なく、大抵のメンバーはほぼ固定されている。

ちなみに、これをファンの人気投票によって決めようというのが選抜総選挙。選挙で決まる人数は各回によって変動し、2014年の第6回総選挙では16人ずつ80位までが発表、選抜される。

メディア選抜
第3回総選挙まで存在した呼称。シングル曲の選抜メンバーであるのはもちろん、AKB48の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動するメンバー。第1位から第12位までの上位12名が担当する(第4回総選挙より、選抜メンバーが16名まで削減される一方で、全員がメディア選抜となったため、呼称廃止)。
これまではAKB48の「顔」として、AKB48自身の番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加。しかし近年は、このクラスにいる人気メンバーはソロ活動も活発になり、単独でのレギュラー番組やドラマ出演、事務所のユニット活動などが優先されるため、最近は自分たちが出演する番組であっても欠席が場合も多い。
「メディア選抜」というのは、あくまでAKB48としての活動の話なので、歌手以外の「タレント」としての活動は、所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、メディア選抜ではないメンバーもタレントとしてTV出演する事は多い。[要出典]
選抜メンバー
AKB48としてリリースされるシングル曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい10~20名ほど。(夏歌を除く)総選挙では上位16名まで(第1回から第3回までは上位21名まで)に入った者が担当する。この「選抜入り」というのは、研究生も含めて200名以上在籍しているAKB48、SKE48NMB48HKT48、海外グループへの移籍メンバーの中から、上位1割未満の者しかなれない狭き門である。
自分たちの冠番組ではコーナーに参加し、AKB48の中心的メンバーとして活動。一般的な知名度も高い。
アンダーガールズ
選抜入りする事ができなかったメンバーは、アンダーガールズというユニット名義で、シングルのカップリング曲を担当する。アンダーガールズができたのは13thシングルから。「アンダー」とは代役という意味で、選抜メンバーが別の仕事で出演出来ない場合は代わりを務める。シングルによっては、カップリング曲を期間限定のユニットなどが担当する事もあるため、全曲でアンダーガールズやシアターガールズが担当している訳ではない。
このクラスにいるメンバーは、自分たちの番組でもコーナーに参加する事は少なく、いわゆる雛壇を担当する事が多いが、選抜メンバーが別の仕事で揃わない場合は、彼女たちがコーナーに参加する事もある。
シアターガールズ
第3回総選挙まで存在した大所帯ユニット。アンダーガールズ入りする事ができなかったメンバーは、ユニット「シアターガールズ」名義でシングルの3曲目を担当する。シアターガールズができたのは14thシングルからで、「シアター」とはAKB48劇場を指し、つまり劇場公演を中心に活動するメンバーの事。
自分たちのレギュラー番組であっても、収録に呼ばれる事は少なく、メディア露出が少なければ、知名度や人気が上がらず、選挙での順位も伸びない。1回の劇場公演を見ることが出来るお客さんの数は250名と少ないため、AKBの原点である劇場公演を頑張って支えているメンバーであっても、ファンの人気や知名度という意味では評価に繋がりにくい。さらに現在は劇場公演が少ない時は月1~2回しか行われないなど、活躍する機会はますます少なくなっている。実際に選抜総選挙は、運営や所属事務所がプッシュし、シングル曲を歌っているメンバーや、メディアに頻繁に出演しているメンバーが有利な結果になるなど、「不公平」という批判も多い。
そしてこの様なファンからの不満や、メンバーのモチベーションも下がっているという報告を受けた秋元康が考え出した選抜方法が、「じゃんけん選抜」。秋元「一歩ずつしか進めない訳ですよ。まだ劇場の公演すら経験が少ないメンバーがどんなに頑張っても、総選挙で1位になれる訳がない。(現在シアターガールズにいるメンバーは)アンダーガールズに入って、選抜メンバーに入って、上位に入って、センターを目指す。という段階があります。でも今回だけは、研究生が突然、AKBのセンターに立つ事も十分ありえます」。[4]秋元の言うとおり、実際にジャンケン大会を制し、センターになったのは、これまでシアターガールズだった内田眞由美であった(詳細は第1回じゃんけん大会を参照)。
また、秋元は「綺麗事かもしれませんが」としながら、「やっぱり48人いてAKB48なんです。音楽番組に出ているメンバーがいて、その時間に劇場公演でステージを見せているメンバーがいる。それがAKBの楽しさ。何をしていれば上だという事はない」と、階級制度の様な説明には否定的な見解を示している。実際にカップリング曲を担当するユニット名は、通称、AKB48においては「DIVA」(派生ユニットとしての「DiVA」とは異なる)、SKE48やSDN48においては「アンダーガールズA・B」「白組・紅組」の様に、上下関係が分かり難い様な名前を使用する事が増えている。
ネクストガールズ
第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみ。いずれも第33位となった岩佐美咲(第4回)、佐藤亜美菜(第5回)がセンターを経験している。
フューチャーガールズ
第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみ。いずれも第49位となった武藤十夢(第4回)、薮下柊(NMB48、第5回)がセンターを経験している。
ウェイティングガールズ
第4回総選挙のみの圏外ユニット。シアターガールズと同じ役割。100人以上で「あの日の風鈴」を歌った。
アップカミングガールズ
第6回総選挙から始まる予定のユニット。総選挙における曲のみ。第65位から第80位までで歌う予定。

合格期

メンバーは他グループ(SKE48NMB48HKT48JKT48)からの兼任・移籍メンバー、ドラフト生、チーム8、大人AKB48および2人の例外[5]を除き、合格したオーディションによって1期生から15期生まで存在する。姉妹ユニットも含めた合格順についてはオーディションを参照。

コンサート

2006年

(11月3日・4日、日本青年館)

2007年

(3月10日-4月1日、東京厚生年金会館・愛知厚生年金会館・福岡国際会議場・NHK大阪ホール)

2008年

(1月21日-24日、SHIBUYA-AX)
(8月23日、日比谷野外音楽堂)
(11月23日、NHKホール)
(12月20日、JCBホール)

2009年

(1月18日-21日、SHIBUYA-AX)
(4月25日・26日、NHKホール)
(2009年8月11日・12日・15日・22日・23日、なんばHatch・ZeppNagoya・ZeppFukuoka・日本武道館)
(9月13日、サウンドコニファー229)

2010年

(1月21日-24日、SHIBUYA-AX)
(3月24日・25日、横浜アリーナ)
(7月10日・11日、代々木体育館)
(8月17日・18日・19日・23日・25日・27日・30日・31日)
(9月26日、薬師寺)
(10月9日・10日、葛西臨海公園)

2011年

(1月20日-23日、SHIBUYA-AX)
(3月25日・26日・27日、横浜アリーナ)
(5月24日-6月12日、TOKYO DOME CITY HALL)
(7月22・23・24日、西武ドーム)
(8月1~31日)
(12月20日、TOKYO DOME CITY HALL)

2012年

(1月19日 - 22日、TOKYO DOME CITY HALL)
(1月23日、TOKYO DOME CITY HALL)
(3月23 - 25日、さいたまスーパーアリーナ)
(4月6 - )
(5月3日 - 5月24日、TOKYO DOME CITY HALL)
(8月24・25・26日、東京ドーム)
(12月17日、TOKYO DOME CITY HALL)

2013年

(1月23日、TOKYO DOME CITY HALL)
(1月24日~27日、TOKYO DOME CITY HALL)
(AKB48単独:4月27日、48グループ総出演:4月28日、日本武道館)
(5月2日~25日、TOKYO DOME CITY HALL)
(6月5日、日本武道館)
(6月8日、日産スタジアム)
(7月20日-8月25日、福岡 ヤフオク!ドーム・札幌ドーム・京セラドーム大阪・ナゴヤドーム・東京ドーム)
(12月17日、TOKYO DOME CITY HALL)

2014年

(1月23日~26日・4月6日、TOKYO DOME CITY HALL・さいたまスーパーアリーナ)
(1月27日、TOKYO DOME CITY HALL)
(3月29日・30日(中止)、国立競技場)
  • コンサートタイトル未定
(6月8日(予定)、味の素スタジアム)

AKB48劇場

  • ドン・キホーテ秋葉原店の8階にある専用シアター「AKB48劇場」をホームグラウンドとして活動している。また5階にはDVDやグッズを販売する「AKB48 SHOP」がある。2009年6月からは東京ドームシティアトラクションズジオポリスシアターGロッソをセカンドグラウンドとして、不定期で公演を行っている。
  • 公演は全てオリジナル曲で、2013年9月現在、姉妹ユニットを含むと1000曲を超えるオリジナル曲が発表されている。全ての作詞を、総合プロデューサーの秋元康が担当し、多数の作曲家により作曲されている。舞台監修と振り付けは、かつてモーニング娘を担当していた夏まゆみ。
  • セットリストは、AKB48公演を参照。

運営スタッフ

現在の48グループスタッフ

2013年4月時点でのAKB48スタッフ

『AKB48総選挙公式ガイドブック2013』に記載されているスタッフは以下の通り。
  • 総合プロデューサー:秋元康
  • エグゼクティブプロデューサー:窪田康志
  • プロデューサー:松村匠、細井孝宏、牧野彰宏、阿比留一彦、藤田浩幸、磯野久美子
  • アシスタントプロデューサー:熊谷隆宏、木島森、松下大亮、北川謙二、宮原健治
  • スケジュールマネージメント:松本伸夫、尼崎玲生、鈴木紀子
  • マネージャー:伊達明子、佐々木慎、赤平琢磨、佐藤学、早川麻依子、箱崎秀夫、寺門朝広、中川ひさ子
  • AKB48ステージスタッフ:野本健、渡辺丈紘、牧野雄飛
  • AKB48シアタースタッフ:吉田竜央、郡司善孝、上條邦幸、熊田大智、片山匡和
  • マーチャンダイジングマネージャー:岡田剛、石和樹、鋤柄孝成、栗原健
  • 広報:西山恭子、眞鍋佑華、菅野康司
  • AKB48劇場支配人:湯浅洋


姉妹グループ

  • SKE48/地域密着型第1弾。名古屋市の栄を拠点に活動。
  • SDN48/姉グループ。2013年3月で活動休止。
  • NMB48/地域密着型第2弾。大阪市の難波を拠点に活動。
  • OJS48/弟グループ。主にイベントでの警備を行う。
  • HKT48/地域密着型第3弾。福岡市の博多を拠点に活動。
  • 乃木坂46/公式ライバルグループ。
  • JKT48/海外進出第1弾。インドネシアのジャカルタを拠点に活動。
  • TPE48/海外進出第2弾。台湾の台北を拠点に活動予定。
  • SNH48/海外進出第3弾。中国の上海を拠点に活動。

TV出演

現在放送中の冠番組

過去のレギュラー番組

Wikipediaを参照。

脚注・出典

  1. ^ 公式サイトのAKB48とは
  2. ^ 『QuickJapan』 Vol.87
  3. ^ http://www.kyoto-art.ac.jp/art/special/akimoto.html
  4. ^ 『AKB48 じゃんけん選抜 公式ガイドブック』
  5. ^ 加入前、AKB48カフェ店員であった篠田麻里子はオーディション合格を経ずに加入した(本人記事を参照)。このため、1期と2期の間に加入していることから、「1.5期」と表記する機会が多い。また、CGキャラクターの江口愛実は「12.5期研究生という扱いとなっていた。

外部リンク