「48グループにおけるメンバー構成」の版間の差分

→‎AKB48: 「チーム」の経緯を追加(トーク:AKB48#研究生・チームについての質問より流用)
(NGT48チーム結成に伴う諸修正)
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詳細は''[[研究生]]''の記事を参照。
詳細は''[[研究生]]''の記事を参照。


「研究生」は、「正規メンバー」に昇格することを目標とする立場のメンバーである。一部メディアなどでは'''「研修生」と誤記'''<ref>[http://mdpr.jp/music/detail/1250092 AKB48グループ研'''修'''生103人が迫力のパフォーマンス] - モデルプレス 2013年6月6日</ref>されやすいので注意が必要である。一部の例外(後述)を除き、'''48グループに加入した時点での立場は「研究生」となる。'''このため、「研究生」については、「特定のチームに属していない」が、公演などにおいては「チーム研究生」と呼称して、公演活動を行うことがある。
「研究生」は、「正規メンバー」に昇格することを目標とする立場のメンバーである。一部メディアなどでは'''「研修生」と誤記'''<ref>[http://mdpr.jp/music/detail/1250092 AKB48グループ研'''修'''生103人が迫力のパフォーマンス] - モデルプレス 2013年6月6日</ref>されやすいので注意が必要である{{注釈|[[wikipedia:ハロー!プロジェクト|ハロー!プロジェクト]]のレッスン生「ハロプロ研'''修'''生」との混同もあるとみられ、こちらを「ハロプロ研'''究'''生」<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/2035839/full/ ハロプロメンバーが集結~2万人のファンが熱狂] - ORICON STYLE 2014年3月31日</ref>とする誤記も見られる。}}。一部の例外(後述)を除き、'''48グループに加入した時点での立場は「研究生」となる。'''このため、「研究生」については、「特定のチームに属していない」が、公演などにおいては「チーム研究生」と呼称して、公演活動を行うことがある。


また、AKB48では一時期、定期的に技量面や「研究生としての意識、態度」などがチェックされる'''「[[セレクション審査]]」'''が実施されていたことがあった(2015年の時点では事実上廃止)。
また、AKB48では一時期、定期的に技量面や「研究生としての意識、態度」などがチェックされる'''「[[セレクション審査]]」'''が実施されていたことがあった(2015年の時点では事実上廃止)。
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詳細は''[[AKB48のオーディション]]''も参照。
詳細は''[[AKB48のオーディション]]''も参照。


*AKB48においては、1期生から3期生までにおいては「研究生」という概念はなく、各期のオーディション合格者においては「正規メンバー」の「候補生」として採用し、その後、レッスンを経て、各チームの「正規メンバー」としてデビューしている。
*2005年12月8日のAKB48劇場オープン(1期生デビュー日)からの4か月間は、「チーム」という概念はなく、1期生20人(→21人)が'''「AKB48」'''として活動を行っていた<ref>[http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10175338084.html 三周年を迎えて] - AKB48オフィシャルブログ 2008年12月8日</ref>。
**例外的に[[篠田麻里子]]は、「オープニングメンバー(1期生)オーディション」に不合格となり、当時劇場に併設されていたカフェ店員として活動していたが、後に中途加入の形でAKB48のメンバーとして加わっている。篠田は2015年までの時点で「48グループのオーディションに合格しないまま、正規メンバーになった」唯一の事例である([[篠田麻里子#2005年|本人記事]]を参照)。
**「オープニングメンバー(1期生)オーディション」に不合格となった[[篠田麻里子]]は、当時劇場に併設されていたカフェ店員として活動していたが、後に中途加入の形でAKB48のメンバーとして加わっている。篠田は2015年までの時点で「48グループのオーディションに合格しないまま、正規メンバーになった」唯一の事例である([[篠田麻里子#2005年|本人記事]]を参照)。
**また、3期生(「チームB候補生」)は、当初は18人採用されたが、その後、5名が活動を辞退したことにより、当時の'''チーム[[用語#「定員」|「定員」]]'''である'''16名'''を下回ったため、既にチームAとして活動していた3名([[浦野一美]]、[[平嶋夏海]]、[[渡邊志穂]])を異動させて、「チームB」を結成している。
*2006年4月1日に2期生がデビュー。当初案にあった[[AKB48#グループ構成|一軍、二軍編成]]は見送られ、2期生は2期生だけで劇場公演を行うこととなった。このとき、1期生は'''「Aチーム」'''、2期生は'''「Kチーム」'''として区別されるようになった(6月 - 7月頃、「Aチーム」から「チームA」に呼称変更)。2007年4月にデビューした3期生も同様に'''「チームB」'''として劇場公演を開始した。
*4期生以降は「研究生」(当時の呼称は「劇団研究生」)という概念が生まれている。これは、当時のチームおよびグループの'''[[用語#「定員」|「定員」]]'''が'''「1チーム16名×3チーム=48名」'''という原則が設定されていたためで、短期的にはメンバーのメディア出演などによる休演、長期的には正規メンバーの「[[卒業]]」などによるグループ離脱に備えた、バックアップ体制であることが背景にある。
*1期生から3期生までのオーディション合格者においては「正規メンバー」の「候補生」として採用し、その後、レッスンを経て、各チームの「正規メンバー」としてデビューしている。
**3期生(「チームB候補生」)は、当初は18人採用されたが、その後、5名が活動を辞退したことにより、当時の'''チーム[[用語#「定員」|「定員」]]'''である'''16名'''を下回ったため、既にチームAとして活動していた3名([[浦野一美]]、[[平嶋夏海]]、[[渡邊志穂]])を異動させて、「チームB」を結成している。
*4期生以降は'''「研究生」'''(当初の呼称は「劇団研究生」)という概念が生まれている。これは、当時のチームおよびグループの'''[[用語#「定員」|「定員」]]'''が'''「1チーム16名×3チーム=48名」'''という原則が設定されていたためで、短期的にはメンバーのメディア出演などによる休演、長期的には正規メンバーの「[[卒業]]」などによるグループ離脱に備えた、バックアップ体制であることが背景にある。
*4期生、5期生…と研究生の数が増加したが、その反面、AKB48から離れるメンバーも少なくなっていったことで、正規メンバーへの昇格を目指す枠は必然的に狭まることになる。そこで、前述の「セレクション審査」により、技量的に未熟な研究生や素行に問題があるとされる研究生の「リストラ」を行うことで、「正規メンバー」と「研究生」との運用を円滑に行う目論見があったと思われる。
*4期生、5期生…と研究生の数が増加したが、その反面、AKB48から離れるメンバーも少なくなっていったことで、正規メンバーへの昇格を目指す枠は必然的に狭まることになる。そこで、前述の「セレクション審査」により、技量的に未熟な研究生や素行に問題があるとされる研究生の「リストラ」を行うことで、「正規メンバー」と「研究生」との運用を円滑に行う目論見があったと思われる。
*AKB48に所属する「正規メンバー」「研究生」がさらに増加したことにより、それまでの'''「3チーム=正規メンバー48名」という概念を崩し'''、2011年6月6日に4番目のチームとなる'''「[[チーム4]]」'''の結成に至った。
*AKB48に所属する「正規メンバー」「研究生」がさらに増加したことにより、それまでの'''「3チーム=正規メンバー48名」という概念を崩し'''、2011年6月6日に4番目のチームとなる'''「[[チーム4]]」'''の結成に至った。
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この時期になると、拡大方針にさらに拍車がかかり、通常のオーディション以外のルートからも、グループのメンバーとして採用される者が増加することとなり、採用形態も多種多様にわたっている。
この時期になると、拡大方針にさらに拍車がかかり、通常のオーディション以外のルートからも、グループのメンバーとして採用される者が増加することとなり、採用形態も多種多様にわたっている。
*'''チーム8'''メンバーは全員が採用時から'''「正規メンバー」'''として扱われた。
*'''チーム8'''メンバーは全員が採用時から'''「正規メンバー」'''として扱われた。
*2013年11月には、実際に行われている「[[Wikipedia:プロ野球ドラフト会議|'''プロ野球新人選手選択会議(ドラフト会議)''']]」を模した'''「[[第1回AKB48グループ ドラフト会議]]」'''が実施され、同オーディションは48グループを横断する形で採用が行われた。指名された全員(以下、'''「ドラフト1期生」'''と称する)が採用時から、契約を結んだグループの'''「正規メンバー」'''として扱われた。
*2013年11月には、実際に行われている「[[Wikipedia:プロ野球ドラフト会議|プロ野球新人選手選択会議(ドラフト会議)]]」を模した'''「[[第1回AKB48グループ ドラフト会議]]」'''が実施され、同オーディションは48グループを横断する形で採用が行われた。指名された全員(以下、'''「ドラフト1期生」'''と称する)が採用時から、契約を結んだグループの'''「正規メンバー」'''として扱われた。
:なお、2015年5月に行われた'''「[[第2回AKB48グループ ドラフト会議]]」'''では、指名された全員(以下、'''「ドラフト2期生」'''と称する)が採用時から、契約を結んだグループの'''「研究生(ドラフト研究生)」'''として扱われている{{注釈|その後SKE48では、ドラフト2期生のうち2名が正規メンバーへ昇格している。}}。
:なお、2015年5月に行われた'''「[[第2回AKB48グループ ドラフト会議]]」'''では、指名された全員(以下、'''「ドラフト2期生」'''と称する)が採用時から、契約を結んだグループの'''「研究生(ドラフト研究生)」'''として扱われている{{注釈|その後SKE48では、ドラフト2期生のうち2名が正規メンバーへ昇格している。}}。
*2014年に、同年8月までの「期間限定」で採用する'''「[[大人AKB48 オーディション]]」'''に合格した[[塚本まり子]]については、'''「正規メンバー」'''として扱われている。
*2014年に、同年8月までの「期間限定」で採用する'''「[[大人AKB48 オーディション]]」'''に合格した[[塚本まり子]]については、'''「正規メンバー」'''として扱われている。
:その反面、2015年に行われた'''「AKB48台湾オーディション」'''に合格した[[馬嘉伶]]については、'''「研究生」'''として扱われる予定である。
:その反面、2015年に行われた'''「AKB48台湾オーディション」'''に合格した[[馬嘉伶]]については、'''「研究生」'''として扱われ、'''「正規メンバー」へ昇格'''する形で「チームB」へ所属している。
*2014年11月から翌2015年2月まで活動していた'''「[[バイトAKB]]」'''(第1次)は、[[AKS]](AKB48の運営会社)と期間限定の雇用契約を結んでいる形態であるため、「正規メンバー」「研究生」いずれの枠に該当しない所属形態となっていた。
*2014年11月から翌2015年2月まで活動していた'''「[[バイトAKB]]」'''(第1次)は、[[AKS]](AKB48の運営会社)と期間限定の雇用契約を結んでいる形態であるため、「正規メンバー」「研究生」いずれの枠に該当しない所属形態となっていた。
*通常のオーディションからも、時期によっては'''「研究生候補」'''や'''「仮研究生」'''といった形態で採用され、その後「研究生」となるプロセスを経ているメンバーもいる。
*通常のオーディションからも、時期によっては'''「研究生候補」'''や'''「仮研究生」'''といった形態で採用され、その後「研究生」となるプロセスを経ているメンバーもいる。
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