選抜

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選抜」(せんばつ)とは、数あるものの中から選び抜くこと。48グループにおいては、シングル曲やカップリング曲の歌唱や、テレビ・ラジオ・イベント出演、写真集・雑誌のグラビア撮影等などに参加するメンバーが選ばれることを指す。

シングル選抜

シングルでは、収録曲ごとに歌唱メンバーが異なり、秋元康を中心とする運営陣がそのメンバーを決定する。メンバーは毎回多少入れ替わるが、大幅に変更される事は少なく、大抵のメンバーはほぼ固定されている。

ちなみに、これをファンの人気投票によって決めようというのが選抜総選挙。選挙で決まる人数は各回によって変動し、2014年の第6回総選挙では16人ずつ80位までが発表、選抜される。

メディア選抜

第3回総選挙まで存在した呼称。シングル曲の選抜メンバーであるのはもちろん、AKB48の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動するメンバー。第1位から第12位までの上位12名が担当する。第4回総選挙からは、選抜メンバーが16名まで削減される一方で、全員がメディア選抜となったため、呼称廃止となった。

これまではAKB48の「顔」として、AKB48自身の番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加。しかし近年は、このクラスにいる人気メンバーはソロ活動も活発になり、単独でのレギュラー番組やドラマ出演、事務所のユニット活動などが優先されるため、最近は自分たちが出演する番組であっても欠席が場合も多い。

「メディア選抜」というのは、あくまでAKB48としての活動の話なので、歌手以外の「タレント」としての活動は、所属事務所の力も大きく関わってくる。大手芸能プロダクションに所属していれば、メディア選抜ではないメンバーもタレントとしてTV出演する事は多い。[要出典]

選抜メンバー

AKB48としてリリースされるシングル曲を歌うメンバー。定員数は曲ごとに異なるが、だいたい16±6名ほど(最少はスカート、ひらり青空片想いごめんね、SUMMERの7名、最多は真夏のSounds good !ラブラドール・レトリバーの36名)。総選挙では上位16名まで(第1回から第3回までは上位21名まで)に入った者が担当する。この「選抜入り」というのは、研究生も含めて300名以上在籍しているAKB48、SKE48NMB48HKT48、海外グループへの移籍メンバーの中から、上位1割未満の者しかなれない狭き門である。

自分たちの冠番組ではコーナーに参加し、AKB48の中心的メンバーとして活動。一般的な知名度も高い。

アンダーガールズ

選抜入りする事ができなかったメンバーは、アンダーガールズというユニット名義で、シングルのカップリング曲を担当する。アンダーガールズができたのは13thシングルから。「アンダー」とは代役という意味で、選抜メンバーが別の仕事で出演出来ない場合は代わりを務める。シングルによっては、カップリング曲を期間限定のユニットなどが担当する事もあるため、全曲でアンダーガールズやシアターガールズが担当している訳ではない。

このクラスにいるメンバーは、自分たちの番組でもコーナーに参加する事は少なく、いわゆる雛壇を担当する事が多いが、選抜メンバーが別の仕事で揃わない場合は、彼女たちがコーナーに参加する事もある。

選抜総選挙においては、ランクインはしたが、選抜順位に届かなかった次点メンバーによって結成されるユニットを指す。総選挙の回数を重ねる度に対象順位・人数は変動しており、第1回では「22位から30位」の9名、第2回第3回では「22位から40位」の19名、第4回からは「17位から32位」の16名が相当する。米沢瑠美(第1回)、多田愛佳(第2回、現・HKT48)、梅田彩佳(第3回、現・NMB48)、高城亜樹(第4回)、柴田阿弥(第5回、SKE48)、松村香織(第6回、SKE48)がセンターを経験している。

シアターガールズ

第3回総選挙まで存在した大所帯ユニット。アンダーガールズ入りする事ができなかったメンバーは、ユニット「シアターガールズ」名義でシングルの3曲目を担当する。シアターガールズができたのは14thシングルからで、「シアター」とはAKB48劇場を指し、つまり劇場公演を中心に活動するメンバーの事。

自分たちのレギュラー番組であっても、収録に呼ばれる事は少なく、メディア露出が少なければ、知名度や人気が上がらず、選挙での順位も伸びない。1回の劇場公演を見ることが出来るお客さんの数は250名と少ないため、AKB48の原点である劇場公演を頑張って支えているメンバーであっても、ファンの人気や知名度という意味では評価に繋がりにくい。さらに現在は劇場公演が少ない時は月1~2回しか行われないなど、活躍する機会はますます少なくなっている。実際に選抜総選挙は、運営や所属事務所がプッシュし、シングル曲を歌っているメンバーや、メディアに頻繁に出演しているメンバーが有利な結果になるなど、「不公平」という批判も多い。

そしてこの様なファンからの不満や、メンバーのモチベーションも下がっているという報告を受けた秋元康が考え出した選抜方法が、「じゃんけん選抜」。秋元「一歩ずつしか進めない訳ですよ。まだ劇場の公演すら経験が少ないメンバーがどんなに頑張っても、総選挙で1位になれる訳がない。(現在シアターガールズにいるメンバーは)アンダーガールズに入って、選抜メンバーに入って、上位に入って、センターを目指す。という段階があります。でも今回だけは、研究生が突然、AKBのセンターに立つ事も十分ありえます」。[1]秋元の言うとおり、実際にじゃんけん大会を制し、センターになったのは、これまでシアターガールズだった内田眞由美であった(詳細は第1回じゃんけん大会を参照)。

また、秋元は「綺麗事かもしれませんが」としながら、「やっぱり48人いてAKB48なんです。音楽番組に出ているメンバーがいて、その時間に劇場公演でステージを見せているメンバーがいる。それがAKBの楽しさ。何をしていれば上だという事はない」と、階級制度の様な説明には否定的な見解を示している。実際にカップリング曲を担当するユニット名は、通称、AKB48においては「DIVA」(派生ユニットとしての「DiVA」とは異なる)、SKE48やSDN48においては「アンダーガールズA・B」「白組・紅組」の様に、上下関係が分かり難い様な名前を使用する事が増えている。

ネクストガールズ

第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで33位から48位までのメンバー。いずれも第33位となった岩佐美咲(第4回)、佐藤亜美菜(第5回)、藤江れいな(第6回、NMB48)がセンターを経験している。

フューチャーガールズ

第4回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで49位から64位までのメンバー。いずれも第49位となった武藤十夢(第4回)、薮下柊(第5回、NMB48)、岩佐美咲(第6回)がセンターを経験している。

ウェイティングガールズ

第4回総選挙のみの圏外ユニット。シアターガールズと同じ役割。100人以上で「あの日の風鈴」を歌唱。

アップカミングガールズ

第6回総選挙からのユニット。総選挙における曲のみで65位から80位までのメンバー。第65位となった永尾まりや(第6回)がセンターを経験している。

脚注・出典

  1. ^ 『AKB48 じゃんけん選抜 公式ガイドブック』