秋元 才加(あきもと さやか、1988年7月26日 - )は、AKB48および「DIVA」の元メンバー、元AKB48チームKキャプテン(初代・第2代)。フィリピン・マカティ市生まれ、千葉県松戸市出身[1]

AKB48
秋元 才加 あきもと さやか
2013年AKB48プロフィール 秋元才加.jpg
公式ニックネーム

さやか

生年月日

1988年7月26日 (35歳)

出身地

千葉県

血液型

B型

身長

166cm

スリーサイズ

B85 W61 H85

合格期

2期生

選抜回数

14回

略歴

2006年
  • 2月26日、『AKB48第2期追加メンバーオーディション』に合格。
  • 4月1日、新たに創設された(初代)チームKのメンバーとして劇場デビュー。
  • 10月25日、1stシングル『会いたかった』でシングル表題曲選抜メンバーに初めて選ばれる。
2009年
2010年
  • 6月9日、第2回総選挙では17位。
  • 10月15日、「週刊文春」による交際記事を受けて、チームKキャプテンを辞任(詳細)。
2011年
  • 2月27日、キャプテン復帰と、新ユニット「DiVA」の結成を発表。
  • 6月9日、第3回総選挙では17位。
2013年
2020年
  • 6月22日、交際中であったヒップホップアーティスト、PUNPEEと同月20日に結婚したことを自身のツイートで公表した[2][3]
2023年
  • 7月1日、6月30日をもって、フレイヴエンターテインメントとの業務委託契約を、期間満了につき終了したことを、自身のツイートで報告した[4]
  • 10月6日、第一子出産をSNSで報告した[5]

人物

キャラクター

  • キャッチフレーズは、「強く気高く美しく」。
  • ニックネームはなく、ほとんどの者には名前の「さやか」と呼ばれる。倉持明日香からは、「もっさん」と呼ばれている。「才加」という漢字が、カタカナの「オカロ」に似ているため、そう呼ばれる事もある。最初に呼び始めたのは、大島麻衣[6]
  • チームKキャプテン。だが、メンバーをグイグイ引っ張るチームAのキャプテン高橋みなみとはまた違ったタイプ。「私は『やるよー』とかあんまり言わず、それぞれの自主性に任せてます。チームKには優子や佐江みたいな個性派ぞろい。最近、みんなから意見が出るようになってきて、私はそれをまとめる係ですね。特に佐江は最近、リーダーシップが出てきて、演出に興味があるって言ってます。私はそれを一歩引いて見ています」[7]
  • チャームポイントは、鎖骨と口。[8]
  • 父は日本人、母はフィリピン人。ホリの深い顔のためか、メンバーから「彫刻」と呼ばれた事がある。『マジすか学園』の役名が「チョウコク」なのはそのため。
  • ラジオ『明日までもうちょっと。』で、1分間でバナナを2本食べたというギネス記録に挑戦し、秋元は2本半食べギネス記録を上回った。しかし、後日ギネスに申請したところ、既に1分間に3本食べたという記録によって塗り替えられていた為、秋元の記録がギネスに載る事は無かった。その件もあってか、秋元が文化放送に来ると、差し入れにはバナナだったり、バナナのお菓子、バナナジュースなど、バナナで固められていた。秋元が自身のブログで、「AKBメンバーにゴリラと言われたり、新公演でもゴリラ担当だったりして、落ち込んでいる」という書き込みをすると、秋元が次の週に文化放送に来た時には、スタッフがブログを読んでいたのか、生のバナナの差し入れは無くなった。ちなみに秋元は、バナナはそんなに好きではないとか。[9]
  • 最近は選抜に入ったり入らなかったりと、選抜ラインギリギリの所にいるメンバー。「自分の色が強すぎて、歌える曲がかぎられちゃう」。[10]
  • 2018年7月まで所属事務所が同じであった宮澤佐江と合わせて「ツインタワー」という愛称で呼ばれ、宮澤と仕事を共にすることが多かった。ちなみに新チームKでは、新しく加入した松井咲子が一番背が高い。
  • 学生時代は、陸上部とバスケットボール部を掛け持ちしていたほどで、[11]AKBでトップクラスの運動神経の良さ。『週刊AKB』の体力測定では5種目中3種目で1位を取り、総合1位となった。『AKBINGO!』の走り高跳びでもNo1。でも、実はダンスは苦手。チームKでは有名な話だが、他のチームの者は秋元が踊れない事をあまり知らない。『RIVER』では、メンバーで唯一居残り練習をさせられている。[12]
  • 性格は体育会系。とにかく真面目で、何事にも全力投球。男勝りで、『AKB歌劇団』では男役も務めている。一見“兄貴系”と思われがちだが、それはあくまで表向きの顔。小林香菜によると「実は才加が一番乙女っぽい」。[13]『イチハチ』という番組では“AKBイチのぶりっ子”として出演。デート時にわざと鼻にパフェを付けて可愛さや無邪気さをアピールしているというエピソードを語った。高橋みなみによると、メンバーの前での一人称は「私」だが、男性スタッフの前では「さぁ」を使うらしい。[14]
  • 実は、かなり繊細な性格でもある。何か言われると、すぐ気にしてしまう。[11]さらに、本番前や公演前には、鏡に向かって自分を励ますや、終了後も「今日どうだった?」とメンバーに聞いたりしているのを暴露されている。また秋元は「反省ノート」という物をつけている。[15]
  • 筋肉質な体型。筋トレはしてないが、筋肉が付きやすい体質なので日々自分の身体をチェックしている。[11]体脂肪が13%だった時もある。[16]胸にも筋肉がある。[17]秋元によると、「少し鍛えただけで、AKBの制服が着られなくなっちゃう。生写真はCGで腹筋を消されている」[18]
  • 中学生の頃からお金のやりくりをしていた。高校に入ってからアルバイトし、月謝を全部自分で払っていた。高2でAKBに入り、交通費が支給されるようになり、弁当やお菓子も出るため相当楽になった。実はAKBに入った理由の一つは、生活を楽にしたかったから。[10]貧乏エピソードはかなり多いが、代表的なものに、2007年紅白歌合戦に初出場した際、秋元は出された弁当を段ボール2箱分持って帰って、家族で2週間かけて食べたというものがある。[19]

AKB48加入前

  • 1988年7月26日、フィリピン・マカティ市の病院[20]で、日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれる。[21]
  • 兄弟には、「リョータ」という1歳下の弟がいる。[22]
  • 「才加」という名前の由来は、「才能とか、いろいろわるように」という願いを込めて付けられた。ちなみに、名付け親は祖母。[6]
  • 小学校では、生徒会長だった。[22]
  • 小学生時代のあだ名は、「赤木」と「モナリザ」。「赤木」とは、漫画『スラムダンク』の登場人物・赤木剛憲の事で、ゴリラに似ている事から桜木に「ゴリ」と呼ばれているキャラ。『スラムダンク』好きの高橋みなみはこのあだ名を聞いて大爆笑した。[23]
  • 芸能界を目指したキッカケは、「目立ちたがり屋で、小さいころから派手で奇抜なファッションとか、奇抜な発言をするコだったので、目立ちすぎて“あのコ何?”みたいな感じでずっといじめられてたんです。もともと歌も好きだったんですが、芸能人になったら私のこういうところや、好きな格好は許されるんだ、じゃ絶対になる!って。いじめられてたときに、ずーっと“ブス”とか言われていて、でも芸能界に入ったら、そんなことも言えなくなるだろうと、最初はそれをバネにして見返してやろうって思っていましたね」[24]
  • 中学生の頃から芸能界を目指すようになりオーディションを受け始めたが、なかなか受からず。「自分に自信が無かったので、自信をつけたいと思って、月刊デ☆ビューも読んでオーディションに応募していました。未だにそのときの気持ちがあるので、弱気になったり、毎回“大丈夫ですか?”って自信が無い部分が出るんですけど。今は一生このお仕事しかしたくないと思っているので、ひとつひとつに慎重に、一生懸命頑張りたいという糧にはなっています。見返したいという気持ちも、“怒り”とか“憎しみ”みたいなネガティブな感情じゃなくて、転換の方法を変えればエネルギーになるんだなって思いますね」[24]部活が忙しかった事もあり、本格的な活動をはしなかった。[25]
  • 高校生時代は、ちょっとギャル系だった。[17]
  • 高校生の時に、2年間アルバイトをしていたが、よくつまみ食いをして怒られていた。[22]

AKB48として

2006年

  • 高校2年生の時、渋谷を歩いていたらAKB48オーディションのチラシを貰う。しかし、当時のAKB48は1期生が秋葉原の劇場で活動を始めてはいたものの、テレビに出るようなメジャーな存在ではなく、秋元自身もアイドルに特別な興味を持っていた訳ではなかった為、ピンと来るものはなかった。だが、当時のAKBのオーディションは写メを送るだけというだったため、軽い気持ちで応募した。[25]
  • 「1次審査に受かって劇場へ行ってみたら、皆がフリフリのピンクの衣装で踊ってるのを見てビックリ。“これは自分には似合わないかも”と急に消極的になってしまい、思わず支配人の戸賀崎さんに『2次審査は辞退します』って言ってしまいました(笑)。それを両親に話したら『今は嫌かもしれないけど、将来は変わるかもしれないよ』とアドバイスをくれて、結局、最後までオーディションを受けたんです。ウチの家族ってハチャメチャなんですけど、この時だけはいいことを言ってくれたと今も思っています」[7]
  • 第2次審査。それまで受けたオーディションでは、いろいろ対策を練って着るものにも気を遣ったりしたが、この時は特にAKBに受かりたいという気持ちがそれほどなかったため、普段着のジャージで行った。そうしたら二次試験の面接で秋元康に「なんでジャージなんですか?」って聞かれ、秋元は「受かるときは、何を着ていても受かると思うから」と答えた。ちなみに、そのとき着ていたTシャツとジャージは、穴が空いているが捨ててはいない。[25]
  • 2月26日、オーディション最終審査日。ダンスや歌唱審査が行われたが、レッスン時の大島優子の秋元の印象。「ヨレヨレのTシャツの女が一人、変な動きをして周りの子を笑わせてた。『なんだコイツ?』って思ったけど、AKBはアイドルって聞いてたし。まぁこの子が受かる事はなかろうと」[26]オーディション後、秋元康と夏まゆみが2期生の代表に選んだのは、秋元才加宮澤佐江の2人だった。
  • デビュー公演となるチームK 1st Stage「PARTYが始まるよ」公演の『スカート、ひらり』レコーディング時のエピソード。秋元は、小林香菜に対して「ねぇ真面目にやってくれる」とキレた。小林は決して歌が上手ではなかったが、決してふざけていた訳でもないので、「真面目にやってます」と言い返し、ケンカになった。小林の当時の秋元の印象は「勝てない」。歌やダンスの話ではなく、ケンカのこと。結局、小林が泣いて、秋元のカバンを漁るという仕返しをしたとか。その後2人は仲直りし、今ではかなり仲の良い関係になっている。[27]
  • チームKのデビューの前日、小野恵令奈が歌詞カードに落書きをしているのを見た秋元は「ダメなんだよ。そういう事やったら」と注意した。秋元はその当時からリーダーシップを取ろうと努力していたらしい。しかし、そんな秋元の姿を見た大堀が「もう無理」とキレてしまい、「ちょっとそんな言い方ないでしょ」と秋元に詰め寄り大喧嘩となった。野呂佳代が言うには、その前のレッスン中などから、メンバー内には色々と積み重なっていたものがあったらしい。秋元は体育会系に見えて実は繊細な性格であるため、その場は秋元が泣いて謝ったとか。チームKはデビュー前の早い段階からこのような修羅場を経験しているため、他のチーム以上に団結力があるのだと野呂は語っていた。[28]
  • 2期生はチームKとしてデビュー。元々それほど熱意があってAKBメンバーとなった訳ではなかったが、AKB48劇場のステージに立つようになってから、AKBへの加入が大変な決断だと気づいた。[25]
チームKのデビュー初日は、新たに結成されたチームを観てみようと、多くのお客さんが来てくれたが、その後、客数は激減。秋元を始め、チームKのメンバーはできるだけ多くのお客さんを呼びたいと、必死に努力する日々が始まった。そして翌月の5月には、初の満員御礼を達成している。
  • 自分なりのアイドル像に目覚めたのは、2回目に行ったチームKの『青春ガールズ』公演から。「AKB48としても、初めてロック調の曲を手掛ける公演だったんですが、ここで評価されたことはすごい励みになりました。それまでの私は、アイドルというからには、とにかく可愛くしてなきゃいけない、みたいに思っていたんですけど、ここでは部活で鍛えた割れた腹筋や、弾けた演技が役にたったんです。『かわいい』だけじゃなくて、『カッコいい』とか、いろいろなスタイルを持ったアイドルがいてもいいじゃないかということをお客さんに教えてもらったんです」[25]
  • 公演での秋元の生誕祭が行われていた日、秋元の父親も来ていたが、酔っぱらって大騒ぎしたため劇場から追い出され、出入り禁止となった。[19]

2008年

  • 1月8日、テレビ東京系列ドラマ「正しい王子のつくり方」(毎週火曜17:30~18:00)に、桐生夏輝役で出演。

2009年

  • 7月8日、第1回総選挙では、速報22位、中間23位と苦戦したが、最終結果で大幅ジャンプアップの12位。メディア選抜入りを果たした。ちなみに選挙のドキュメンタリーDVDでは「長らく選抜を離れていた~」という説明がナレーションで入ったが、10thは選抜、11~12thが選抜落ち、13thで復帰なので、そんなに久しぶりという訳ではない。
  • 8月23日、コンサート『組閣祭り』で、チームシャッフル後の新生チームKのキャプテンに就任することが発表。戸賀崎「誰よりもAKBを愛していて、人の為に泣ける奴」とコメント。[13]その姿勢が評価された。
  • 10月30日 - 11月8日、ミュージカル「AKB歌劇団」(東京ドームシティ シアターGロッソ)に、主役「村雨ルカ」役として、宮澤佐江とダブルキャストで出演[29]。本作品は、「サクラ大戦」でおなじみの広井王子構成・演出による、AKB48初のミュージカル[30]

2010年

  • 6月9日、第2回総選挙では、速報21位、中間21位とまたしても前半は苦戦。最終では17位とランクアップはしたが、前回ほど伸びずにメディア選抜からは落ちた。当選挨拶では「この順位をいただけて本当に光栄です。しかし、まだ私はこの順位に満足していません。私が自分で出来る中で1位になれることを見つけ、いつも努力する事はもちろんなんですけども、もっともっと努力して上を目指していきたいと思います」とコメントした。
  • 7月30日、秋元は絶叫マシーン系やお化け屋敷が大の苦手。絶対に乗らないのでメンバーは知っていたが、スタッフやファンは信じてもらえていなかった。『週刊AKB』で東京ドームシティのアトラクションに乗った時は、苦手な指原や峯岸が泣いている中、秋元はそれ以上に絶叫し、大号泣するという姿が放送された。放送を見た秋元本人も「事件みたいになった」とその凄さを語った。[31]
  • 9月29日、『笑っていいとも!』月曜日のレギュラーに決定。本人が聞かされたのは1週間前だった。[32]「レギュラーに選ばれたと聞いて、初めはまったく信じられませんでした。AKB48でセンターを狙うように、いいとも!でもセンターの位置を狙えるよう頑張ります! 月曜日は私が女性1人なので、周りの皆さんは優しく接してもらえると思いますが…貪欲に、罰ゲームでもなんでもやります!」と意気込みを語った。[33]
  • 10月7日、『AKB歌劇団』でもお世話になった広井王子の新プロジェクト『ダブルヒロイン』に秋元と宮澤佐江が抜擢。この作品はラジオとコミックを中心に今後あらゆるメディアで発信し、最終的には、広井王子プロデュースによるミュージカル化を目指す。そしてその第一歩であるラジオ『秋元才加・宮澤佐江のうっかりチャンネル』がこの日放送開始。最初に、秋元は選ばれた理由について「上層部に認められたんですよ。分かる人には分かるんです」。宮澤「なんで?」。秋元「え?」。宮澤「(笑)」。宮澤「何でウチら認められちゃったの(笑)? どこが良かったんだろうね」。秋元「……いやーやっぱアレじゃないですか……私は…認められている自信がありますよ」。宮澤「おぉ珍しく今日強気」。秋元「ビッグマウスでいきたいと(笑)」。宮澤「(爆笑)」。「まぁでもね、光栄に思いますよ」。宮澤「はい」。秋元「ダメな所は全部カットしていただいて…」。宮澤「(笑)」。[34]
  • 雑誌インタビューで、自分のポジションについて語る。「AKBのなかで私の立場って言うのは“絶妙”というか“微妙”というか。チームKのキャプテンだけど、選抜には入らないときもあるし。でも何も無いというわけじゃなくて、一人でメディアに出させていただくこともたくさんある。そこは秋元康さんも“秋元はアイドルっぽくないから”って分かって下さっていて。こうして外部から呼んでいただけるということは、その一つひとつがちょっと評価していただけているのかなというのが分かって嬉しいですね」
「最初は“アイドルってここまでやるの?”ってところから始まって、“あたしコレできないから才加やって”っていう場面もありつつ、バラエティでは、私は面白くしようとしているつもりはないのに、“じゃあここは才加ね”って結局役割が決まってて。なんで私だけがコレをやんなきゃいけないんだろうとか、“ヨゴレ役”って言われたこともあるんですけど、それがバカにされてるんじゃないかって思ったり、すごく嫌な時期もあったんですけど……。逆に思い切って、“一生懸命やってる私を見て、笑ってもらえるんだったらいいや!”って芸人さんみたいな考えで恐れ多いんですけど(笑)。何を言われても、演技やるときは全力でやるし、ふざけるときは全力でふざけるし、何が悪い!っていうふうに思うようになって。そうした結果『いいとも』の話が来て、自分が一番びっくりしてるんですけど(笑)。私的にはなにも面白いことはできないけど、お昼のバラエティの頂点に抜擢されたってことは、間違いじゃなかったなと」[24]
  • 10月13日、「週刊文春」(10月21日号)に、マルチクリエイター広井王子(56歳)との自宅お泊まりデートという記事が掲載(詳細は/ノートを参照)。
  • 10月15日、『AKB48のオールナイトニッポン』に緊急出演し、騒動の責任を取る形でチームKキャプテンを辞任することを発表。

2011年

  • 1月2日、『浜ちゃんの大正月SP芸能人(秘)私生活大捜査』に出演。それによると現在は1Kに住んでおり家賃は11万円。所属事務所のoffice48は、歩合ではなく給料制。最前列で踊っている「あるメンバー」とは話が合わないなど、ぶっちゃけトークをした。
  • 1月8日、NHKで放送された『ドキュメンタリー オブ AKB48 ~1ミリ先の未来~』を見て。「本当に沢山の皆様、メンバー、ファンの皆様、沢山…沢山の方に支えられて、舞台の上に立たせてもらってる事を改めて感じる事ができました。メンバーの大切さも。正直後ろ向きになってた時もあったし、投げやりになってた時もありました。でも…もう前を向いて歩き始めてます。腐らずにずっとずっと進んでいきたいと思います」[35]
  • 1月27日、秋元が2月27日に開催される「東京マラソン2011」で、フルマラソンに初挑戦することが分かった。昨秋、知人男性を自宅に泊めてキャプテンを辞任した秋元は、「昨年は本当に心配をおかけしたので、私を支えてくれた仲間やファンのみなさんに、2011年は一からリスタートで頑張る自分をお見せしたいと思った」と挑戦理由を明かした。スポーツは得意だが、長距離走は苦手。ハーフマラソンには大島麻衣の卒業イベントが走った事があるが、フルマラソンは初めての挑戦となる。「つらいことからも逃げずにチャレンジして、苦手なマラソンを乗り越えた先にいる新しい自分に出会いたい」と意気込みを語った。[36]
  • 2月27日、東京マラソン当日、6時間50分6秒で完走。ゴールの後には涙を流し、自身の挑戦をサポートしてくれた方々への感謝を口にした。秋元康からメールも届き、「よく、頑張った。苦しかっただろう。速くはなかったが、一歩一歩、愚直にゴールを目指す秋元の姿に感動した。ずっと悩んでいる秋元を遠くから、見守っていた。声をかけることも、メールもしなかった。秋元自身が、自分で立ち上がるしかないと思ったからだ。そしてついに秋元は、あのつらい日々から立ち上がり、走り出した。これがAKBだと思う。お帰り。秋元、今の君なら、みんながついて来る。チームKのキャプテンに復帰しろ」と告げられた。涙の辞任騒動から4ヶ月で電撃復帰となった。[37]
  • 同日。シアターで行われていた研究生公演にサプライズ出演し、チームKキャプテンへの復帰をファンに報告。さらに、同事務所(office48)所属の梅田彩佳増田有華宮澤佐江と共に、4人組ユニット「DiVA」を結成し、4月にCDデビューする事を発表した。[37]
  • 3月8日、ツイッターを開始。[38]
  • 4月15日、名探偵コナン実写版『工藤新一への挑戦状~怪鳥伝説の謎~』に、鈴木園子役として出演。[39]
  • 4月、「週刊朝日」インタビューより。「私がAKBのオーディションを受けたのは5年前、17歳の時。目的は「家計を支えるため」です。芸能界に入れば、お金が稼げると思いまして…。それと、AKBなら無料でプロの先生からダンスや歌のレッスンが受けられると聞いたから。タダで習えるという話に飛びついたんです。ウチは子供の頃からホントに貧乏だったんですよ。旅行とかスキーに行った事もないですし、習い事なんてしたこともない。趣味はお金がかかるから持たないことにしていました。当時、家計は母がパートで働いたお金でまかなっていましたが、本当に食べていくのが精いっぱい。だから私も焼き肉店とレストランのアルバイトを掛け持ちして、そのお金で高校の学費をすべて払っていたんです。なぜウチは貧乏だったのか? 答えは簡単。父がまったく働いてくれなかったから! すぐにケンカしてやめてきちゃう。「あそこは信用出来ない」とか言って。どうして働こうとしないのかを問いただしたこともあります。なんでも、子どもの頃、学校のガラスが割られた事件があって、何もしていなかったのに無理やり父が犯人にさせられたらしい。「それからグレたんだ。だからお父さんは働かないんだ」と、逆に胸を張られて(笑)。意味がわかりません! おかげでこっちはとんでもない貧乏を背負わされたんですけど、本人はまったく悪びれずに、いつも明るいんです。「お父さんを反面教師にしなさい。アハハハ!」って。どう思います?(笑)。こんなこともありました。夜、弟と2人で留守番をしていたら、電気を止められて、部屋が真っ暗に。そこで、お皿の上にティッシュを丸めて燃やしていたんです。「明るくなったね!」なんて言ってたのもつかの間、そのお皿が熱でパキーンと割れちゃって。すると、そこに父が帰ってきて笑いながら、「バカだなあ。ウチの皿が耐熱皿なわけないだろ?」。そこかよー!? 笑ってないで、電気料金払えってゆーの! そんな父なんです。AKBに入ってうれしかったのは、毎日お弁当が出たことですね。食べ物がいつも目の前にある、ありがたさ…。余りが出ると、家族へのお土産にもしていました。でも、そのうち忙しくなり、持ち帰らない日が続いたんですね。すると父が私に、悲しそうな目で、「お弁当は? みんな楽しみにしているのに…」と。ふざけんなー!(笑)。父は限りなく自由人。一緒に買い物しても、すぐどっかへ行っちゃうし、ペットボトルに移し替えた焼酎を電車の中で飲んだりする。夏には、頭にタオルを巻き、上半身裸で駅まで迎えにきたこともあったんですよ? 昔はそんな父が許せなかった。どうして、他の親のように働いてくれないんだろうって。その気持ちが今はないといえば嘘になりますが、あの貧乏時代があったから、今の環境に対して、私は人一倍感謝出来るし、しあわせを感じることができるように思うんです。当時の経験が、演技やパフォーマンスに生きている気もするし。こうして話のネタにもなりますしね(笑)。先日、父にお小遣いをあげたら、ホームレスの方々にうなぎをご馳走してました。それから、公園にいたヤンキーを集めて説教したあと仲良くなってたことも…。とことん、謎です(笑)」[40]
  • 5月13日、波瀾万丈だったこの1年。今年も総選挙が行われる。予想順位は、去年より2ランクアップの15位。「いけてそのくらいかな。去年も17位って予想して当てたんです。まぁこれくらいかなと思います」。1年前と違うのは知名度だ。笑っていいとも、スキャンダル、涙の辞任、マラソン完走、キャプテン復帰、ユニット結成など、良くも悪くもニュースが多かった。「私がAKBだって知らない方も増えているんです。だから、テレビに一人で出させて頂いた秋元才加と、AKBとしての秋元才加の違いを感じているんです。それでも、最終的に卒業して一人になる時のステップになった1年だったと思っています。去年は17位でしたけど、お仕事は頂いていたので。私は、例え順位が低くても、選抜に入らなくても、何かを持っていればお仕事に繋がるんだっていう事を見せられる唯一のメンバーだと思うんです。こういう人も居るんだって思って貰えるように頑張ります」[41]
  • 5月中旬。20日間にわたり、歴代のセットリストを出来るだけオリジナルに近いメンバーで再現していくというコンサート『「見逃した君たちへ」~AKB48グループ全公演~』を目前に控えた時期のインタビュー。新チームKについて。「良いと思いますよ。旧チームKの時は、誰かしらがぶつかり合っていたり、問題児がいたりしたけど、今のチームはみんな良い子だから、何の問題も無いし…。クオリティは初日を迎えた1年前から少しも下がってない。だから…良いと思います…」。だが言葉とは裏腹に、溜息が漏れた。「どうしてだろう…。今のKには、良い子が多すぎるというか…。昔みたいにぶつかり合ったりはまったく無いです。でもそれって、良い事ですし、無駄にぶつかる必要も無いですから。なのに何かが物足りない」。秋元を思い詰めさせた理由の一つがこのコンサートだった。「リバイバル公演のレッスンで、1年半ぶりに旧チームKが集まったんですけど、私、前日のレッスンを休んでしまったんです。精神的、肉体的な疲労が重なってしまって…。そしたらレッスンの終わりに、佐江が突然、『才加から言うことがあります』と私に振ったんです。自分の中で謝らなきゃというのはあったけど、言えずにレッスンが始まっていたので…。でも佐江がキッカケを作ってくれた。何か気持ちが悪い事があったら、みんなの前で全部言わせる雰囲気とか、まさに当時のチームKそのまんまだったんです」。懐かしさと嬉しさで号泣する秋元と、それを小林がはやし立てて場を和ませる。いつものあの感じ。「その時、思ってはいけないのは分かっていたけど、思ってしまったんです。旧チームKに戻りたいなって…。誤解されたくないんですけど、今のチームが嫌だとか、そういう事ではまったくないんです。なのに、そんな事を思う自分が情けなくて…」。
迎えたリバイバル公演。「何か違っていたんです。一つになっているというか。なぜかは分からなかったけど、すごく心地良かったんですよ。満たされている感じがして。私の中で何かが変わったのか、それとも周りが変わったのか…」。その原因は、板野が教えてくれた。「公演後のMCでともちんが、『一昨日ここでチームAの公演をやって、すごく懐かしい気分でした。今日はチームKで…。チームKは、一つになる大切さを教えてくれたチームです。今日は、みんなで一つのものを作ろうと思って公演しました』って、泣きながら言ってくれたんです。それを聞いた瞬間に、鼻の奥がツンとして涙が出てきて…。ともちん、何も言わなかったけど、そんな事を考えてくれていたんだ。きっと、古巣のメンバーと公演をして、心の中で、改めてチームAにお別れしてきたんじゃないのかって。旧チームKのメンバーと公演をして、それはそれで本当に懐かしくて嬉しかった。でも実感したんです。前のチームは前のチームだし、チームKは今のメンバーで新しく作っていくものだって事を。だから、良い意味で吹っ切れたというか、綺麗に終われた気がしました。ともちんも同じだったんじゃないか。懐かしいチームAに一度戻ったことで、その良さを再確認して、綺麗に終わらせてきた。たぶん、みぃちゃんも…。佐江もそう。いや、他のメンバーもそれぞれ同じ思いだったと確信しています。分かったんです。前のチームは乗り越えるものじゃなくて、あれはあれで大切な思い出として自分の中で認めてあげる。それとは別に、まったく新しい気持ちで、新しいチームを作っていけばいいんだって事を…。ともちんの言葉で自分もすごく納得がいったし、そのことに気付いたら、すごく楽になれました」。そんな秋元に、あえて聞いてみた。戻れるとしたら、昔のチームKに戻りたいですか? 「そんな暇があったら、今のメンバーで全国ツアーのレッスンを頑張りたい!」[42]
  • 6月1日、「笑っていいとも!」で、メンバーを放送に呼ぶという企画を行う。現在AKBは総選挙期間中であり、「いいとも」への出演は格好のアピールにもなるだけに、かなりの人数が集まると思われていた。秋元も「みんなのアピールにもなるから」と自信をのぞかせていた。そして中盤のクイズコーナーで、メンバーの中で1、2を争う人気の前田敦子が登場、スタジオは一気に盛り上がった。ところが、その後のコーナーで「先ほどマネージャーさんから報告あったんですけど、精一杯がんばったんですけども、今日はこれ以上AKBメンバーが来れない。本当すいません、みんなは来たいって言ったんですけどスケジュールが合わなかったんです」と謝罪。しかし観客席からは落胆の声が漏れた。(バラエティ番組関係者)「前田は明らかに公開を控えた主演映画のPRのために登場。前田が来なければゼロという最悪の事態になっていた。秋元はチームKのキャプテンで、4人組新ユニット『DiVA』のメンバーでもあるだけに、なんで前田しかブッキングできなかったか不思議。人望がないのか、と思われても仕方ない」。[43]AKBメンバーはそれぞれ多忙な毎日を送るだけに、この結果は仕方ないかと思いきや、秋元が率いるチームKメンバーの峯岸みなみが同日「お昼休みはウキウキウォッチ」と、明らかに「いいとも」を意識したタイトルでブログを更新投稿。「今日はTDC公演だけだからゆっくり眠れたよ」「今は家でゴロゴロ」と綴っていた。[44]秋元の方もブログで「皆さん期待させてたのにごめんなさい。また機会が合ったらリベンジさせて下さい!」と投稿した。[45]
  • 6月9日、今年の結果が発表。速報では23位と選抜落ちラインまで順位を下げていたが、再び最終で大きく票を伸ばし、去年と同じ17位となった。「本当にありがとうございました。沢山の方に支えられて…幸せです。昨年は色々あって…沢山の人や心配や迷惑をかけました。グループに対しても、支えてくれる皆様に対しても。昨年の事で秋元才加の事を応援したくなくなった方も沢山いると思います。嫌いになった人も沢山いると思います。そんな中、それでも変わらず、いやそれ以上に支えてくれたメンバーやスタッフの皆様、そして一番にファンの皆様。沢山の方に支えられてこうして色々な舞台に立たせていただいてる事、痛いほど感じる事が出来た一年でした。マイナスからの17位、昨年の総選挙と同じ順位ですが、凄く重みを感じています。17位から17位。本当にゼロからスタートをきれた気がします。今日まで私の為に、辛い思いをした人、沢山いると思います。総選挙に対して色々思う事があるかもしれません。でもきっといつかしっかり感謝の気持ちを返せるように頑張るから。敦子が言っていたように、私の事を嫌いでもAKBは好きでいて下さい。AKBはいつまでも馬鹿な事に一生懸命でガチなグループだから。毎日が青春で、私はそんなAKBが大好きです」[46]
  • 総選挙の感想。「正直に言うと、昨年はいろいろあったので、今年は選抜に入れないと思ってたんです…」。―選挙前は自信があるように見えましたけど…。「弱気を見せてファンをがっかりさせたくなかっただけで、内心は不安でいっぱいでした。ただ、どんな結果でも、下を向きたくないと思いました」。―名前を呼ばれた瞬間は? 「嬉しいというより、体が軽くなった気がしました。しかも23位から一気に17位まで上がるなんて。ファンの方には、感謝してもしたりないです。私が壇上に立ったときに、一緒に泣いてくれたメンバーにも感謝していますね」。―他に印象に残っている事は? 「敦子が『私の事を嫌いでも~』って言ったこと。私もまったく同じ気持ちだったので、印象的でしたね」[47]
  • 7月3日、TBSラジオにて、千葉県の良さをお届けする『千葉ドリーム!もぎたてラジオ』のコーナーレギュラーを担当。[48]
  • 7月7日、4月に放送された実写版名探偵コナンの連続ドラマ版『名探偵コナン ~工藤新一への挑戦状~』に、鈴木園子役で出演。
  • 9月10・11日、『フライングゲット』の個別握手会が幕張メッセで開催された。AKBにとって握手会とは重要なイベントではあるが、規模が大きくなれば色々な問題点も出てくる。戸賀崎は「握手会を終えて」というエントリーを投稿。「元々は劇場の中で行っていたこの「劇場盤」の握手会も、今や幕張メッセの3つのホールをぶち抜きで、一日約10万人を集める一大イベントに変化しました。イベントとしては色々な問題点が浮上して参りましたが、まずは、本日の握手会においてメンバーが体調不良で不参加になったり、途中で終了してしまったりしてしまい、今日、メンバーと握手をすることを心の底から楽しみにしていたファンの皆様をやりきれない思いにさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」。[49]この2日間で、少なくとも5名が体調不良などで中止や欠席となっていた。個別の場合は文字通り、希望のメンバーを目当てにファンはやってくる。後日、振替などが行われるが、開催場所は東京近郊が多いため、地方や海外から来るファンは交通費や宿泊費などもかかっている場合もあるが、当然それらについては補償されない。あるいは日程の都合などもあり、簡単に「振替に来て下さい」で済む話ではない。だが最近の握手会では、毎回の様に体調不良を訴えるメンバーが続出している。では、なぜそれほどメンバーが倒れてしまうのか。人気メンバーは、それこそ朝から晩まで1日かけての仕事になる。部数制になるので途中で休憩はあるが、それでも肉体的疲労は相当なもの。そしてもう一つが、精神的なものが理由だとされている。
戸賀崎「最近は、今までにないトラブルとして、イベントに参加した人がメンバーに酷いことを言ったり、馬鹿にしたり、おもちゃのゴキブリを持って脅かしたりするという事を聞きます」。[49]事前にメンバーを指名して参加するのが個別だが、来る人、全員がそのメンバーのファンという訳でもない。あえて嫌いなメンバーの所に、嫌がらせのためにわざと参加するというファンもいる(もちろん、度を超えた事をしてしまえばそれなりの処分を受ける)。あるいはメンバーに男性スキャンダルなどが取り沙汰されてしまうと、それまでの愛情が180度反転してしまい、憎悪に変わってしまうというファンもいるかも知れない。メンバーからすれば、今まで応援してくれていたファンに、キツイ言葉を浴びせられればショックは大きい。メンバーに対するイタズラの場合は、もしかしたら悪意ではなく、単純にビックリさせたかっただけなのかも知れない。また、認知(覚えて貰うこと)して貰うために、あえてインパクトに残る事をしたがるファンもいる。悪意はなくても、結果的にそれがメンバーの負担をかけている場合もある。顔と名前を覚えて貰えるのが、当然だと思っているファンもおり、メンバーの苦労は多い。
戸賀崎「皆様にお願いです。メンバーはAKB48として自分の夢を叶える為に、毎日頑張っています。そして、その夢を応援して下さるファンの皆様に御礼をさせて頂く為に握手会を行っております。決して、酷いことを言われても、泣くのを耐えて笑顔を作ったりする為に握手会を行っているわけではありません。AKB48である前に、応援して下さる皆様と同じ、人間です。そして、大半のメンバーは、殆ど社会経験のない中・高生です。大人は冗談だと思って言ったことも、どう解釈して良いのか? わからないことも多いと思います。時には疲れていることもあると思います。それでも、皆様に『応援してます!』『頑張ってください!』と言われると元気になれるから握手会を楽しみに出来るのです。昔、ファンの皆様に『応援することはメンバーの笑顔を守ること』だとお伝えしたことがあると思います。握手会で大切なのは、どうしたらメンバーから認知を貰えるか? ではありません。何を伝えたらメンバーが笑顔になってくれるか? が一番大切なのです。ファンの皆様の笑顔を見て、メンバーが笑顔になる。メンバーの笑顔を見て、ファンの皆様が笑顔になる。こうして、人と人との「絆」を深めるのが握手会です。その「絆」を大切にこれかも握手会を行いたいです。その為には、ファンの皆様からのご協力が必要不可欠です。10万人になっても、劇場で行っていた時のようなアットホームさのある握手会にする為に…」[49]
最近のマナーの悪さは目に余るものがあり、他にも10代の少女達に卑猥な言葉を投げかけたり、セクハラまがいの行為なども行われているという。今年の総選挙で順位が上がったメンバーの何人かは、握手会の対応が評価されて順位が上がったと報じたマスコミもあったが、それは不必要に自分たちのハードルを上げる事にもなってしまった。どんなキツい事やイヤらしい事を言われても笑顔でいなければならず、何かされてもそれに対して上手く対処することが出来なければ、すぐに「対応が悪い」などと言われかねない。今回の握手会では、戸賀崎だけではなく、マナーの悪さについては、何人かのメンバーもそれとなく伝えようとしているメンバーもいた。だが握手会ではファンと直接向き合わなければならないメンバーが、大っぴらにファンに苦言を呈する事はなかなかできない。下手をするとそれらのファンの矛先が、自分に向きかねないという危険性も孕んでおり、わざわざ嫌われ役を自ら買ってまで注意もしづらい。そんな中、秋元もブログで「握手会について」という記事を投稿。
「二日間ありがとう。握手について沢山考えた二日間だったかも。沢山の場所から沢山の人が、それぞれの想いを抱きながら握手しに来てくれるんだ。受験や仕事を頑張りたい! 皆で盛り上がりたい! 相談がしたい! 笑顔が見たい! 大好きなメンバーに会いたい! 他にも沢山あるよね? 沢山チケットを持っている人もいれば、一枚を大切に握りしめてはるばる遠征する人もいる。だから私達は毎回笑顔を届けたい。真剣に真摯にもてなしたい。そう思ってる。来てよかったって思って欲しいし、皆の笑顔が見たい。そりゃ人間だから波がある時もあるけど(なるべく気をつけてるけど出てたらごめんね)、皆の顔を見ると元気になるよ? 純粋に楽しんで欲しいなぁって思う。そして握手会でもチャンスは何処にでも転がっているわけで。何気なく話し掛けた子が握手会に来てくれたり。他のファンの方が来てくれたり。今日は昨日勉強した手話が通じた。[50]嬉しかったな。だから…皆にとっても、私達メンバーにとっても楽しい握手会にしたいよね。AKBの握手は楽しいって。『大丈夫? 疲れてない? 忙しいのにごめんね?』。思いやりは嬉しいけど、そんな事より楽しんで欲しい。ファンの皆にそんな気を使わせちゃうのは、意識が少し足りないうちらのせいかも。ごめんね? 私達は沢山の皆さんと出会いたいし、楽しく握手をしたい。だから来てくれるファンの皆にも言葉やマナーを気をつけて欲しい。アイドルだけど人間だから。何でも有りな訳じゃないよ? 何でも笑顔で許せる訳じゃないよ? 人と人の交流は気持ちだよね? それをもう一回考えて欲しいし、さやかも考えるね? 最初の頃、誰も並んでなくて、でも下は向きたくなくて必死に前だけを見てた当初。横は見ないようにしてた。今は沢山の皆さんが会いに来てくれるんだ。幸せだよ。耳や体が不自由な方も前より沢山来てくれて、心を通わせてくれる。皆が不安の無いそんな握手会にしたいです。同性愛者も性同一性の方ももっと沢山話したいよ? 恥ずかしい事じゃない。何か、つらつら偉そうにごめんね。気持ちは伝えたくて。さえと優子は大丈夫。他にも不調を訴えていたメンバーはいたと思う。皆心配かけてごめんね。でも皆、ファンの皆さんに笑顔になって欲しいっていつも思っています。生の声を聞きたいって思ってます。これからも私達を支えて下さい」[51]
この記事にはいつもの数倍のコメントが寄せられており、もう握手会そのものを止めるべきという意見もある。だがCDの売上と握手会は直結しているとも言って良く、運営側が止めるという選択肢を選ぶ可能性は低い。さらに、いくらマナーが悪いファンが増えたとはいえ、ほとんどのファンはきちんとルールを守り、常識を持って行動している人がほとんど。握手会を楽しみにしているファンは多く、一部のファンのせいでそれが無くなってしまうのも変な話。今後、握手会はどうあるべきなのか、ファン内にも大きな波紋を呼んでいる。
  • 9月22~26日、広井王子プロデュースの舞台「スーパーLIVEショー ダブルヒロイン」(東京・品川プリンスホテル ステラボール)で宮澤佐江とダブル主演。本作は、近未来の東京を舞台に、敏腕刑事(秋元)と新人アンドロイド(宮澤)の活躍が歌とダンスを中心に描かれる。[52]
  • 10月6日、文化放送にてDiVAのラジオ初冠番組『ViVADiVA!』放送開始。
  • 11月22日、チームK 6th Stage「RESET」公演MC中に問題発言があったという。「今日がいい夫婦(1122)の日だ」という話になり、秋元さんがこの日夫婦で来たという人に「いいねいいね。夫婦でAKB48シアターに来ると、すごいですね」と言った後に「よかったですよ、趣味が一緒でよかった。どっちかが好きすぎると絶対に嫌じゃない? もし自分が彼女だったら嫌だもん。(中略)正直もし自分が彼女で彼氏がすごいAKBファンだったら超嫌だ」と発言。他のメンバーが「いやいやいや~そんなことないですよ」とフォローしたという流れだ。観客からは「えぇ~」という冗談交じりの野次が飛んだ。「もし自分の彼氏がすごいAKBファンだったとしたら…」という注釈付きの発言だったのだが、「秋元才加が自分の彼氏がAKBファンだったら嫌だと言った!」という部分だけ切り取られ、「会場に来てる男ファンがかわいそうだな」「キモヲタばかりだから率直な意見だろうな」「これ劇場の夫婦の旦那さん大恥かいただろうな」などの主に批判的な意見が寄せられた。しかし「彼女としてアイドルに嫉妬しちゃうから超嫌だというだけの話だろ」「AKBに妬くって意味で何者も否定してないだろ」といった擁護する意見も見られた。秋元は過去にも「問題」とされる発言をしており、ファンの間では「失言癖がある」「アイドルらしくない誤解されるような発言にヒヤヒヤさせられる」というイメージが定着しているようだ。たとえば観客が女性限定で空席が目立っていた公演に出演した際、ほかのメンバーが最後のあいさつで観客への感謝コメントを言ったのに対し「空席が目立つ状態に満足していない。次は満員にしてみせる」と言って観客が微妙な気持ちになった。自分が出演したラジオに受験生からのメールが届いた際に「AKBのラジオなんか聞かないで勉強しろ」と怒った、などのエピソードがある。[53]

2012年

  • 1月30日、数日前にスキャンダルによりAKB48としての活動を辞退する事になった平嶋夏海米沢瑠美。多くのメンバーは口をつぐんでいるが、秋元はブログで2人にてついて触れている。「どんな人間にだって過ちはある。私だって大きな過ちをおかしてここまできました。あのこの笑顔が凄く眩しくて、なんだか寂しいけれど…正直、私が偉そうに言えるようなことはあまり無い。ただ、言えることは大好きな大切な仲間だということ。言葉や文字にはしづらい。何事も大きくなってしまうから。過ちや失敗を何度したとしても、最後に…人生が過ちだった…なんて自分を終わらせないように。これからも仲間とそれぞれの夢に向かって共に歩んでいけたらと思います。言葉足らずですみません」[54]
  • 2月26日、「東京マラソン2012」に2年連続で挑戦。前回出場タイムを上回ることを目標にしていた秋元は、ピースサインをしながら満面の笑みを浮かべゴール。走破タイムは5時間34分13秒で、「6時間を切る」と宣言した通りの結果となった。昨年は完走後に秋元康から「チームKのキャプテン復帰」という思わぬ“ご褒美”をもらった。今年は、記録を伸ばしたとあって「最近、AKBのソロデビューがはやっているので、ソロでやらせて欲しい」とおねだり。「ロックがいい。ジャニス(・ジョプリン)みたいな歌を歌いたかったので」と歌手の名前を挙げ“本気度”を示した。[55]
  • 3月1日、スーパースポーツゼビオ・ヴィクトリアにて独占販売するadidas「GOLD LINE」のイメージキャラクターに起用される。[56]
  • 3月、レズビアンのためのエンターテイメントWEBマガジン『ガチレズ!』が、「第一回レズビアンで勝手にAKB48総選挙」を実施。栄えある1位に輝いたのは、昨年6月に行なわれた公式の選抜総選挙では17位だった秋元才加。投票者は選出理由について、「可愛いのにブリッてないし、サバサバしてる。でも二人になると甘えてきそうで、そのギャップがたまりません!」(31才/タチ)。「女性らしい華やかさもあり、それでいてなんともいえない凛々しさと力強さもあり、中性的ではなく両性的。体も引き締まっているし、声が落ち着いていて綺麗。長身なのもポイント。非の打ち所なし!抱かれたいです」(OL/ネコ/フェム)。とコメントしている。ちなみに最終集計結果は、以下の通り。1位 秋元才加。2位 大島優子。3位 小嶋陽菜。4位 篠田麻里子。5位 渡辺麻友。6位 松井珠理奈。7位 宮澤佐江。8位 松井玲奈。9位 柏木由紀。10位 板野友美。11位 前田敦子。12位 高城亜樹。13位 高橋みなみ。14位 河西智美。15位 北原里英。16位 小木曽汐莉。17位 光宗薫。18位 指原莉乃。19位 峯岸みなみ。20位 秦佐和子。[57]
  • 3月24日、ウルトラマンシリーズの劇場版最新作「ウルトラマンサーガ」に、リーダーのアンナ役で出演。[58]
  • 3月27・28日、2夜連続放送されるドラマ「朝ドラ殺人事件」で主役のアシスタントプロデューサー・新見美穂を演じる。NHKドラマは初出演で、民放も含めてドラマの主演は今回が初となる。[59]
  • 3月28日、25日のコンサート「業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」で、前田敦子がAKBからの卒業を発表したことについて。「沢山の方々が色々思ったり感じたりしてらっしゃると思いますが…もともと、AKB48はそれぞれの夢を掴むための登竜門。AKBに入る事が最終的な目的だというメンバーは少ないと思います。敦子なりに一歩踏み出す事を決めたんだと思う。敦子はAKBを引っ張ってくれた第一人者。AKBを卒業しても個人、前田敦子として、輝き続ける第一人者となって頑張って欲しい。AKBはまだまだかもしれないけど…それでも当初に比べれば十分すぎるほど知って頂けたと思う。ただ、個人はどうなんだ?一人になったらやっていけるのか?卒業して、独り立ちできるのか? 次の目標はそこになってくると思う。今回の発表はまた新たなAKBの目標のスタートになるんだと思う。敦子が卒業して、ダメになるようなグループじゃダメだよね。皆で死に物狂いで頑張りたい。新しいスター、原石が沢山いるんだ。AKB本体でのお仕事は最近少ない私が出来ることは少ないかもだけど…また新たなセンターが現れるのを楽しみにしたい。そして、センターとして十分頑張ってきた、センター前田敦子の背中を卒業までそっと押しつつ見つめていたい。私もいつかそんな日が来る。だけど、卒業して更に羽ばたける卒業をしたい。新しいメンバーが卒業を怖れるようなそんな卒業の仕方はしていきたくない。希望の光が見える卒業。安心して卒業できるという道を作っていけるように今は個人としても頑張ってます。AKBが大好きだから。そんな秋元才加でした」[60]
  • 4月23日、関西テレビにて放送スタートの新番組『流行りん・モンロー』(毎週月曜日19:00-19:55)のアシスタントとしてレギュラー出演。[61]
  • 4月30日、期間限定でAKB48チームKに加入することが決まっている松井珠理奈について、キャプテンの秋元がブログで気遣う様子を見せた。松井は先月体調不良を訴えていたため、ファンからは兼任に不安の声もあがっているが、秋元は「皆さん、じゅり坊は大事に預かりますので心配しないでね? なんてな、気の弱いキャプテンが言ってみる。笑」と約束している。秋元は、松井とのツーショットを掲載。「チームK公演、早く出たいんです」と松井が意気込んでいることを伝えるとともに、キャプテンらしく、体調についても少し話し合いをしたことを明かした。[62]
  • 5月4日、「見逃した君たちへ2」~AKB48グループ全公演~の2日目終了後、公式ブログにて“ライブでのお願い”が掲載。「「ライブマナー」に関してファンの皆様にお伝えしておきたいことがございます。本日のライブ中、残念ながら、メンバーMCにかぶせて大声を出す人や、静かに聞く曲の時に大騒ぎしている人がおりました。周りのファンの方も迷惑していたようなのでこの場で申し上げたいのは、ライブは「生き物」だということです。その日のライブを最高のライブにするのも、最低のライブにするのいも、会場にいらっしゃるファンの皆様とメンバーが気持ちを一つにすることが出来るかどうか?にかかっています。静かな曲を聞く時やメンバーがMCをしている時に騒ぐのは不粋です。AKBファンたるもの、「粋」にライブを楽しんで頂きたいです」[63]
参加者の感想によると、やはり一部マナーの悪いファンがおり、それを秋元が注意するという出来事があったという。本人のブログ。「AKB48。ファンの皆様あっての私達。観にきてくださる、応援して下さる皆様が居なければステージにも舞台にも上がる事ができません。皆さんには感謝しています。今日はちょっとリバイバル公演にてファンの皆様にお願い事をしちゃったんですが…。私も言葉足らずで気分を悪くしてしまった方もいらっしゃったかもしれません。ごめんなさい。皆AKBが好きだからライブに出向いてくれるんだもん。応援の仕方は人それぞれ。言われなきゃ自分では気づかない事もありますよね。ライブを壊してやろうなんて思って会場に来る方はいないと思う。いないと信じたい笑 ただ、その応援の仕方が危なそうだったり周りの方のご迷惑になりそうだったから…お願いしたんです。ライブは会場の皆で作り上げていくものだから、間違いがあればお互い声を掛け合う。ファンの皆様がパフォーマンス等について私達に声を掛けてくれたりするのと同じです。それは私達もファンの方も同じ。より良いライブにするために。ファンの皆様と私達はそんな関係でいれたら嬉しいなと思います! 今回はたまたま若い方達だったけど…だからといって若いAKBファンの子達を総まとめで責めないで欲しい。問題は年齢じゃないからね。これからもチームKの応援、AKBの応援宜しくお願いします!」[64]
  • 5月、吉田栄作主演の舞台「ローマの休日」で、ヒロイン役のアン王女を演じる。周囲からは「キャラ違い」と言われているが、「アン王女の少女っぽさやチャーミングさを見せたい」と新たな一面を見せるつもりだ。この舞台で、秋元は自身初のキスシーンにも挑戦する。[65]
  • 5月23日、「今回の総選挙が最後になると思う」。衝撃的な一言で切り出した。総選挙のポスター撮影も、白い服で臨んだ。「優子も白シャツにジーンズで撮ってましたよね。着飾らない自分の素材だけで勝負したいという意味だと思う」。将来は…「樹木希林さんみたいな女優になりたい」という。「27、28歳になってからでは遅い」と焦りもある。実家の家計も支えている。人一倍、責任感と危機感がある。女優への明確な道が見え始め、次へのステップを意識し始めた。前田敦子の卒業も…「敦子の卒業でAKB48が終わったら恥ずかしい。逆に一人になって敦子が失敗したらそれも恥ずかしいと思う。敦子自身もそう思っていると思う。お互い新たなスタートです」。獲物を狙う獣のように鋭い視線。覚悟を決めたその言葉は迫力を帯びていた。[66]
  • 5月30日、深夜にブログを更新し、一部ネットメディアで記事となっていた家族の生活保護費受給疑惑を否定した(詳細は/ノートを参照)。
  • 6月6日、第4回総選挙では20位にランクイン。「応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。何位になっても秋元才加が一推しです。一位です、その言葉が凄く嬉しかったです。20位という結果。ありがとうございました。選抜に入れなかった事を気にした方がいいのかもしれないけど…今凄く充実してるし、ローマの休日を終えて自信もついてきてる。知名度やメディア露出と選挙順位が比例してないメンバーということでギャップに色々悩んできた事もあったけど。私の役目は…選抜も大事だと思う…だけど…選抜入り等の機会が少なくても目の前のチャンスをひとつずつ繋げていけば花を少しずつでも咲かせていけるということを体現していく事だと思ってる。後輩メンバーが秋元さんみたいな人もいるし…私も頑張ってみようかな。そんな風に思ってくれるメンバーが一人でもいてくれたら嬉しいと思う。与えられた環境で最大限のチャンスを掴む。だからもっと頑張らなきゃ。しっかり体現出来るように。ファンの皆様頑張ってくれてありがとう。そして、皆おめでとう。 優子、さえ、梅ちゃん、小林、ゆか。数えだしたらきりがないな。梅ちゃん選抜入りおめでとう」[67]
  • 6月25日、何を思ったのか、夜11時頃に「農業に興味あり! 都内でなんかできそうなところないかなぁ…」とGoogle+に書き込んだ。ベランダ菜園から水耕栽培まで、そのイメージは大きく膨らんでいるようで、彼女の本気度が伝わったファンからも、「まずは家庭菜園から」、「プランターから始めたら」、「レンタル農園もあるよ」と真剣なアドバイスが寄せられている。さらに秋元は「まずはベランダからかな?」、「水耕栽培とか気になる! 地元で畑借りるのもいいな」と続けて書き込み、本気度は増すばかりだ。「おぉー本格的」、「本気で考えているやん」と読者もさらに熱くなり、「簡単そうに見えて結構大変だよ」、「水耕栽培は初期費用が」などコメントの内容も真剣度を増している。AKBにはすでに美術部、料理部、演劇部、文芸部など部活動が存在しており、「農業部を始めては?」という声も多く、TOKIOのDASH村のような「AKB村をつくろう」といった壮大な夢も出ている。中にはJAで栽培指導しているという読者から「農業について疑問にお答えします」と頼もしいコメントもあった。一時期に話題となった藤田志穂社長率いる農業ギャル“ノギャル”も活動を続けているようだ。彼女たちにより若い世代が農業を身近に感じた功績は大きい。秋元才加の発想が形となり、AKBが農業に関わるとさらに広い層に影響を与えてくれるだろう。[68]
  • 7月11日、ドラマ「大河ドラマ大作戦」取材会が行われ、出席した秋元と国生さゆりが意気込みを語った。本作は、今月3月に放送された「朝ドラ殺人事件」の続編。秋元は「『朝ドラ殺人事件』は初めて主役でドラマをやらせてもらったんですけど、すぐに続編が決まって。また同じキャスト、スタッフに会える喜びを感じています。今回はアクション部分も加わって、成長した美穂の強さ、カッコ良さが加わっているので、たくさんの人に観ていただけたら」と笑顔でコメント。そんな秋元に「子どもの成長を見るようでうれしいですね」と目を細める国生だったが、突然「今日、秋元ちゃんが『わたし、国生さんに嫌われていると思っていた』って言うので、『え!?  わたしあんたのこと大好きだよ』と答えたことがあったんですよ」と付け加え、周囲を驚かせる。それはどうやら、アイドルとしての多忙なスケジュールの中ドラマに挑む秋元に国生が「あんたのためにスケジュールがなくなって。スタッフさんみんなにどれだけ大変な思いをさせて、迷惑をかけているか知っているの?」とストレートにアドバイスしたことが原因だったようだ。「そういうことを正直に言う人は初めてだったらしくて。それで嫌われたと思ったらしい。でもわたしも(おニャン子クラブで)同じことに苦しんだことがあったから。一言(スタッフに)『すいません』『ありがとうございます』ということで、次に歩きやすくなることがあるんだってことを、知っておいた方がいいじゃないですか」と付け加える国生。真意を知った秋元が「ありがたいことです」としみじみコメントすると、「わたしは秋元ちゃんを応援しているんだよ。嫌いな人にはそんなこと言わないよ」と優しいまなざしでほほ笑んだ。[69]
  • 7月26日、24歳の誕生日を迎え、今の心境をオフィシャルブログにつづった。「やっと大人っていうものに馴れてきた気がします」と明かした秋元にとって、23歳は映画や舞台、そして初主演ドラマに挑戦するなど飛躍の年。「自分で気づいた事。 皆さんに気づかせてもらった事。まだまだ自分がわからない でもいつかちゃんと自分と上手に付き合えるようになりたい」と決意をつづると、「24歳は色々な事やりたい!!AKBで出来る事。AKBで出来ない事」と期待を膨らませた。続けて秋元は、ファン、そしてメンバーに改めて感謝。「皆の笑顔が眩しくて…自分が誰かを笑顔にする、自分の事のように喜んでくれるって本当に幸せだなぁって思えたら泣きそうになった。小学校の時なんかは…誰の心にも私は居なくて忘れられてるんだって思ってたから。だから皆も誰かの為になってるんだって思って欲しい。…君の笑顔で才加が救われたように」とメッセージを送っている。[70]
  • 7月28日、近頃問題になっているイジメについてメッセージ。「AKB48のメンバーにも、いじめられた経験を持つ子がいます。私自身もそうでした。小学生の頃、目立つのが好きでした。芸能人に憧れ、安室ちゃんのような格好をしていました。そのせいか、2、3歳上の男子たちにいじめられました。私の悪口を公園に落書きされたり、教室の机に彫られたり。「なぜ文句を言われるんだろう。どうして私はみんなと違うんだろう」と泣いていました。AKB48に入ってからも、大柄で、正統派アイドルの体つきではない自分が嫌でした。でも、少しでも目立つ要素があれば、人数の多いAKB48の中にいても、ファンの方に顔を覚えてもらえる。このスタイルでも悪くないんだと思えるようになりました。ファンとの握手会で「自分に価値があるのかわからない」と悩みを打ち明けてくれる人もいます。短い時間なので相談には乗れないけど、一歩踏み出して話してくれる勇気がうれしい。独りで悩まず、自分の思いを話してみてほしい。親でも先生でも友達でもいい。そこで考えが合わないこともあるでしょう。でも、意見の対立は悪いことではありません。AKB48のメンバー同士でも公演や舞台で話す内容をめぐって衝突することはあります。私は嫌われるのを恐れ、最近まで黙っていることが多かったけど、それでは意見を持っていないことになると気づきました。より多くのファンの方に応援してもらえるように、今では納得するまで議論します。個人の考えは一人ひとり違う。それでも恐れずに自分の気持ちを伝え、話し合うことが、いじめを脱する一歩になると思います」[71]
  • 8月24日、東京ドームコンサート「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」初日、ラストに戸賀崎が登場し、AKB48全体の大幅な組織変更を発表した。変更点は、まずチーム4をなくし、A、K、Bの3チーム制にする。そして、チームAのキャプテンだった高橋みなみはAKB48の総監督に、チームAのキャプテン篠田麻里子に交代、チームKのキャプテンは秋元才加に代わって大島優子に、チームBのキャプテンは柏木由紀に代わって梅田彩佳になった。[72]
  • 8月25日、ブログで「私達も驚きましたがファンの皆さんも複雑な心境だと思います」とファンを心配し、早く自分の素直な気持ちを伝えたかったとメッセージを送っている。海外移籍組の中でも仲の良かった宮澤が遠くに行くことはとりわけ寂しい。そんな気持ちと共に秋元は「さえをはじめメンバーはそれを可能にしてくれる仲間だと信じてるから背中を押したい、支えたい気持ちでいっぱいです」と彼女たちにエールを送る。「今回の組閣でつぶれるようなメンバーじゃないんだ…」秋元はそう信じているからこそ寂しさをこらえて励ますことができたのだろう。そんな仲間と出会えたことと共に傷つき喜び合えるファンと出会えたことを「奇跡だと思います」と表現していた。新キャプテンの梅田は派手なタイプではないが、ダンスをはじめパフォーマンスに対する真摯な姿勢は誰もが認めるところだ。AKB発のユニットDiVAでも活動を共にする秋元は彼女が努力する姿を見てきた。「努力の蕾がだんだんと開いて咲き乱れてきてる。背中で引っ張ってくれると思います」と梅田彩佳を語れるのは秋元だけだろう。秋元の後を継いでチームKのキャプテンとなる大島優子には「エースとしてそしてキャプテンとしてって大変だと思う」と心配しつつも「でも…大丈夫よ。元キャプテン才加いるから」と励ます。これには秋元才加が「キャプテンという称号はただの目印だとも思ってます」という考え方がベースとなっている。彼女は旧チームKの時に「キャプテンという目印が無くてもついてくる人には人はついていくし、尊敬もする」と学んだという。それが身にしみている秋元はキャプテンではなくなったがチームを思う気持ちは変わらず、大島優子をサポートするつもりだ。そして「優子も言わずともわかってくれてます」とお互いに意思も通じているようだ。彼女はこうして素直な気持ちを伝えたのである。そして「秋元才加はキャプテンでもキャプテンじゃなくても秋元才加なんで」と述べると、ファンにも気持ちを整理して「一緒に進んでくれたら嬉しいです」と呼びかけていた。[73]

2013年

  • 4月7日、自身のブログを更新し、第5回総選挙に立候補しないこととともに、AKB48からの卒業を発表。「選抜総選挙。本日、選抜総選挙立候補が締め切り日となりました。ギリギリまで立候補するか私なりに考えましたが、考えていく中で、同時に私の卒業のタイミングはいつなのだろうか?という考えに至りました。8年間AKB48で沢山の事を学び、感じ、青春しました。秋元先生をはじめ、スタッフの皆様、ファンの皆様、仲間達、家族、数えきれない沢山の支えがあり今の秋元才加がここにいます。本当に感謝しています。しかし、AKB48で学んだ、経験した事をしっかり胸に留めて、新たな世界へステップアップしたい、沢山の経験を積んで、将来の夢、女優を目指していきたいという想いが強くなりました。そこで、考えぬいてこの選抜総選挙の節目で発表させて頂く事を決意しました。私、秋元才加は今回の選抜総選挙には出馬せず、AKB48を卒業します。まだ詳しくは決まってはいませんが…今夏卒業の予定となります。ファンの皆様、驚かせてすみません。いつも沢山の愛情を注いでくれてありがとう。これからも共に歩んでくれたら嬉しいです。また、背中を押して下さい。支えて下さい。これからも宜しくお願いします」[74]
  • 6月8日、第5回総選挙開票。立候補しなかったためライブのみの参加だったが、開票結果を舞台裏で見守った。翌日ブログを更新。「今年も総選挙が終わりましたね。私は、今年の総選挙を辞退しているのでライブだけの参加でした。ライブ終わりすぐ総選挙へ急ぐ皆。スタッフさんに帰りますか?なんて言われたけど皆頑張ってるし帰れるわけねーだろ。…と。皆にはギリギリまで「あ?帰るよー」なんて言ってたけどさ。帰れないよ、仲間だもん。発表を裏で見届けて一足早く帰宅しました。メンバーの皆さん、ファンの皆さん本当にお疲れ様でした。スクラップ&ビルドだね。いよいよ、これが本当の第二章の始まりなのかも。AKB48のメンバーでいながら、立候補者当人、そして第三者的立場で総選挙というものを経験出来たことを貴重な経験として感じています。さて、誰も彼もAKB48グループのメンバーは今日は始まりの日です」[75]
  • 8月22日、『AKB48 2013真夏のドームツアー ~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~』東京ドーム初日公演で、卒業セレモニー。2006年4月の劇場公演デビューから7年4ヶ月。チームK一筋だった秋元を送り出すため、客席はチームKカラーの緑のペンライト一色に。現役でチームK出身の大島優子、梅田彩佳、小林香菜、宮澤佐江に加え、卒業生で元チームKの大堀恵河西智美野呂佳代松原夏海増田有華も駆け付け見守る中、“緑の草原”を見渡した秋元は、一言一言かみしめるように語りかけた。以下は、スピーチ全文。「秋元才加です。(深々一礼)AKB48に入ったころは、こんなに大きな会場で、たくさんの皆さんに見守られながら卒業をお祝いしていただけるなんて思っていませんでした。きょうこうして会場にきていただいた皆さん、そして、ずっと支え続けてくださった皆さん一人ひとりに、ありがとうの気持ちを言いたい気持ちでいっぱいです。(言葉を詰まらせ、客席から声援飛ぶ)今日こうした機会をいただけて、本当にうれしく思っています。そして、さらにうれしいことがありました。秋元先生が、私に卒業曲を書いてくださいました。(割れんばかりの大歓声)このように恵まれた環境、そして皆さんに見守られた中で、ここに立てている私は本当に、幸せ者だと思っています。AKB48を卒業することは後悔していません。恵まれた環境で私を育ててくれたAKB48を私はとても愛しています。(卒業曲『強さよ弱さの間で』披露後)わたしはAKB48を本当に愛しているし、本当にAKB48でいた日々は、すごく幸せな日々でした。これからもAKB48グループと秋元才加の応援よろしくお願いします」[76]
  • 8月28日、AKB48劇場での卒業公演。公演を終えて報道陣との一問一答。
――きょうの公演を振り返ってみて。「すごく幸せで、AKB48でできることは全部やりきったんじゃないかという充実感がある。まだ公演があるんじゃないかという感じで、実感が沸いてないです」
――公演後、メンバーと何を話した?「大島優子ちゃんが『疲れたよ』って言ってたけど、実は公演でもらった(卒業)アルバムをずっと作ってくれていたらしくて。撮影とか忙しい中、私のことを考えて作ってくれて、うれしいなと思いました。公演途中、『作り途中なので返せ』って言われて返しちゃったので、完成形ができるのが楽しみ」
――公演前にお墓参りに行ったみたいですね?「曽祖父の(お墓に)。家族というのは、ルーツというのは自分の中で大事なので、卒業、スタートの日は報告しに行ってて。公演始まる前、秋元(康)さんからメール来てました。弱音を吐かない秋元の気持ちはわかるけど、これからはどんどん弱音を吐いていいんだよって。AKB48の時はあまりかまってあげられなかったけど、AKB48の時できなかった手助けとかができると思う。何か困った事があったら連絡してくださいって。すごく温かい気持ちになりました」
――今後はどんな活動を?「お芝居をどんどん勉強して、樹木希林さんのように。夢はでっかくなんですけど。実力ありつつ、でも、CMで制服着ちゃったりとか、振り幅のある女優さんになりたい。今は刑事役やりたい。拳銃持ったり、いろんな武器持ったりとか、強い女性を演じてみたい」
――恋愛が解禁になりますね。「まずは秋元才加の仕事を軌道に乗せてから。恋愛解禁になったといってもすぐにできるわけじゃないので、まずは自分をピッカピカに磨いてから。情熱的な女性になりたい」
――結婚は何歳までにはしたい?「55歳。“ゴーゴー”行くぜみたいな。自分の中でまだ全然結婚願望ない。メンバーに話したりするけど、もう25歳だし、そろそろかなって。大堀恵ちゃんも結婚したので、身近かなって思うけどまだその感覚はない。まぁ、55歳は言い過ぎかな。仕事が落ち着いて、結婚しても仕事が続けられるかなっていうキャリアになったら」
――きょうの公演のあいさつで「また戻ってくる」って発言があったが。「きょうも2期生(OGメンバー)が劇場に来てくれたみたいに、これで最後ってことはないので、そういう意味で」
――きょうの公演では涙が出た。「(東京)ドーム(の卒業セレモニー)も幸せだったんですけど、劇場公演は人数や大きさ関係なく、私の原点なので、ここでスタートしたんだなと思うと感慨深いものがあった。ドームも劇場も、私にとって大切な卒業セレモニーになりました」
――7年半の活動で1番印象的なことは?「自分の手が思いの外、大きかったって気付いたこと。隣に(渡辺)麻友やともちん(板野友美)がいると、自分、手が大きいんだって。手をこうやる(顔の横で手を振る)ポーズはやめました。でも、一人の時だと、自分のコンプレックスも好きになれたよ、新しい自分に会えたよっていうのをどんどん出していこうかなって思う」
――今後のAKB48に期待することは?「第2章が始まって、新しい若手のメンバーがどんどん出てくるので、個々の個性がどんどん輝いてくれれば。私たちは卒業生として、一人ひとりしっかりキャリアを積むことが後輩の道しるべになるので、今後の私の使命かな」
――代表曲の「虫のバラード」「ウッホウッホホ」は今後誰に歌って欲しい?「私の曲ではないので、この子がいいねってなってくれたら理想。押し付けるのではなくて。『虫のバラード』は私のイメージが強くて、他のグループでやる子は苦戦するみたいなんですけど、曲と向き合って欲しいな。“ウッホ”、誰がやるんでしょうね? やるなら望んでやってほしい。挙手制でもやりますか? 出てこなかったら、その曲は廃盤にします(笑)」
――篠田麻里子や板野友美ら個性的なメンバーが卒業したが、後輩に向けて個性を出すためにメッセージを。「まず、私はデビュー当時から思っていたのは、たくさんの人にまず名前を知ってもらうこと。自分のことを知ってもらうにはどうするのか、どこの角度を攻めれば、自分のキャラが立つのかしっかり考えて欲しい。卒業したから関係ないとかじゃなく、寄り添いながら、一緒に考えられたらいいな。ドームで、アドレスと番号をマネージャーさんやメンバー伝いに教えたので、7年半やってきたことで教えられることはいくつかあるから、それを教えられたら」
――プライベートでしたいことは?「車の免許とバイクの免許取りたい。バイク、ハーレー乗りたい。革ジャン着てハーレー乗りたい。そういう枠を狙っていこうかな。(芸能界の中で)ハマりそうなところを」
――今後もかっこいい女性像を目指す?「いろんなお芝居や経験を通して、こういう面もあるんだってところを(出したい)。大島優子が言ってる変幻自在じゃないけど、変身できたら。カメレオン女優になれたらうれしい」
――卒業アルバムもらっていましたが、内容はえげつない?「お見せできない写真ばっかり散りばめやがって!(笑) 馬鹿馬鹿しいけど、そういう思い出が青春だなと思うので、すごいうれしかった」
――今年の総選挙はOGが参加できるようになったが、来年も同じルールだったら出る?「大いにありますよ。あります、あります。なんか、面白そう。野呂(佳代)さんとか受けたけど、かすりもしなかったから、一瞬考えたけど、ちょっとイケるんじゃないかという自信もあったり、お祭りなので。参加することが青春だったりするので。来年もしあったら、私が得たものをメンバーに返すことできるし、メンバーから得られることもあると思うので」
――最後にファンにメッセージを。「7年半本当にありがとうございました。AKB48で過ごした時間はとても宝物になりました。今後、秋元才加として精進していきます」 [77]

AKB48卒業後

  • 卒業後は、女優としての活動のほか、番組MCなど幅広い分野で活動している。また、2014年11月に解散したDIVAとしての活動も継続した。

2013年

  • 9月11日、来年2月8日から東京・パルコ劇場で再演される三谷幸喜演出の舞台『国民の映画』に起用されたことが明らかになった。同作は2011年に上演され、数々の演劇賞に輝いた三谷の人気舞台。1940年代の独・ベルリンを舞台に、宣伝大臣ゲッベルスと映画人たちとの間で繰り広げられる人間ドラマを描いた物語。秋元は新進女優エルザ役を務める。三谷作品初出演となる秋元は「最初にこのお話を頂いた時、『え、あの三谷幸喜さんの作品ですか?』と驚いてしまいました」と本人もびっくりの様子で、「三谷幸喜さんの作品にこんなに早く出演させて頂けるなんて」と大喜び。さらに、「AKB48を卒業して、最初の舞台が三谷幸喜作品という事でいいスタートを切れる様に精一杯努力していくつもりです!」と意気込んでいる。[78]

2014年

  • 6月20日、東京都内のコンラッド東京アネックスで行われた、フィリピン・ビジネス・ミッション・レセプションの席でフィリピン観光親善大使に任命された。秋元は大勢の参列客に紹介されると、壇上では同国の観光省ラモン・R・ヒメネス長官から辞令を受けた。2006、07年には女優の杏も務めたことのある大使で「私は母がフィリピン人でマニラで生まれました。このたび、(芸能界に入ったときからの)1つの大きな夢がかなって、うれしいです」とあいさつ。「フィリピン人は人柄がとても親しみがあって、すてきなんです」。幼少時から何度も訪問した第2の故郷について「もっと、日本やたくさんの国々の人に魅力を伝えていきたいです」と誓っていた[79]

2022年

  • 10月1日、自身の公式ホームページにおいて、同年9月30日をもってフレイヴ エンターテインメントとの専属契約を終了し、個人として活動することを発表。なお、専属契約終了後もフレイヴ エンターテインメントには業務提携の形で在籍[80]

交友関係

  • 仲の良いメンバーは、小林香菜[8]
  • 宮澤佐江とは相棒として、旧チームKから一緒。
  • 推しメンは、「内田って内田が言ってました」[8]
  • チームKのメンバーに一言。「皆は一人の為に。一人は皆の為に。チームKのKは、絆のKだよ」[8]
  • エスパー伊藤曰く、「エスパー的に『神3』は秋元・高みな・大島」で、1位は秋元才加[81]
  • 清人が番組で結婚を発表する前に、秋元は清人の顔つきの変化から、事前に気づいていたらしい[82]

趣味・嗜好

  • 性格は、典型的なB型。変なとこが抜けてる。[8]
  • 長所は、納得するまでやる。人に流されない。[10]
  • 短所は、「すぐ怒る(笑)」。[10]
  • 趣味は、お風呂。[10]読書。[8]
  • 合気道2段。[83]
  • 英会話が得意である為英検準2級を持っている。
  • 私服のファッションセンスが悪いと言われ、『AKBINGO!』では2回とも「おブス」判定をもらった。ショージキ将棋で高橋みなみが前田敦子に対して「正直、秋元の私服はダサいと思う」という質問をしたら、針が動いてしまった。さらに前田には「私に聞かなくても(誰に聞いてもみんな一本に)なるんじゃないでしょうか」と言われた。
  • カップラーメンを食べようと思った時に、箸が無かったため手で食べたというエピソードがあり、それが柏木由紀のツボだったとか。[84]
  • 公演前に秋元がメイクをしているのを倉持が見かけたが、よく見ると秋元は、眉毛をHBの鉛筆で書いていた。[85]
  • へそピアスをしている。アンダーガールズの『盗まれた唇』PV撮影では、炎の中で撮影した為、ピアスが熱くなり死にそうになった。[86]
  • 好きな歌手は、マイケル・ジャクソンや、尾崎豊。尾崎豊の一番好きな曲は「Forget-me-not」。[87]『AKBINGO!』のDANSO甲子園ではマイケル・ジャクソンの男装をしたが不評だった。
  • 家は、マライヤ・キャリーとか、クイーンといった洋楽が朝から晩まで流れているような家だった。小さい頃から、自然と歌ったり踊ったりしていた。特にマイケル・ジャクソンは特別なヒーローで、親の前で『スリラー』のダンスを自己流でコピーして盛り上がったりしていた。[25]
  • 気になる人がいると、良い女ぶる。好きな子が出来たので追いかけ回したら、イジメられた。[17]
  • 好きな男性のタイプは、「才加の事をいつも可愛いって言ってくれる人」。「毎日連絡をとってくれる人」。「ヤギ」。ヤギとは、優しい人。草食系の人。[12]
  • 本人はAKB48に入るまでは、「自分は可愛い」と思っていた。[17]
  • 好きな男性のタイプは、「私の話を聞いてくれて、毎日“好き”と気持ちを伝えてくれる人」[8]
  • 「コパさん」というウーパールーパーを飼っていた。名前の由来は、小林香菜とウーパーでコパ。[88]ところが飼育が上手くいかなかったのか、わずか数日後には死んでしまった。[89]
  • 将来の夢は、女優。[8]

ギャラリー

AKB48

DiVA

参加曲

シングルCD選抜曲

AKB48

SKE48

  • チキンLINE」に収録
    • 旅の途中 - 宮澤佐江と仲間たち名義

派生ユニットシングル曲

Chocolove from AKB48

DIVA

  • 月の裏側
    • Fade out
    • インフォメーション
    • Blue rose -DiVA ver.-
    • 月の裏側 -RoyalMirrorball Mix-
  • Cry
    • No way out
    • 地下水道
    • MARIA -DiVA ver.-
    • MARIA -Original Track Cover-
  • Lost the way
    • 悲しみのMirage
    • 君はペガサス -DiVA Ver.-
    • 君はペガサス -Original Track Cover-
  • DISCOVERY
    • Believe in myself
    • Surrender
    • WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~

チームZ

  • 恋のお縄
    • 私の彼氏は銭形平次
    • 会いたかった ~お江戸 Ver.~
    • 銭形平次 ~TEAM-Z Ver.~

アルバムCD選抜曲

AKB48

  • 神曲たち」に収録
    • Baby! Baby! Baby! Baby!
    • 君と虹と太陽と
  • ここにいたこと」に収録
    • 僕にできること - Team K名義
    • イイカゲンのススメ
    • ここにいたこと -AKB48+SKE48+SDN48+NMB48名義
  • 1830m」に収録
    • 家出の夜 - Team K名義
    • 青空よ 寂しくないか? - AKB48+SKE48+NMB48+HKT48名義
  • 次の足跡」に収録
    • 強さと弱さの間で(センター)

Chocolove from AKB48

  • Dessert」に収録
    • チョコレート(sayaka-solo)
    • 彼のキッチン(sayaka-solo)
    • Waves
    • Waves(sayaka-solo)

DIVA

  • DIVA」に収録
    • DIVA!
    • 一人想い
    • You should know it… - 秋元才加・増田有華名義
    • For tenderness

その他の参加楽曲

  • Enjoy your life !
    河西智美の2ndシングル「Mine」のカップリング曲として収録された。

出演番組

Wikipediaを参照。

脚注・出典

  1. ^ 松戸市観光協会「松戸市について」松戸市出身の有名人
  2. ^ 秋元才加 ツイート - Twitter 2020年6月21日 ArKaiBu tw48
  3. ^ 秋元才加が交際中の人気ラッパー、PUNPEEと天赦日+一粒万倍日の6・20に結婚 - SANSPO.COM 2020年6月22日
  4. ^ 秋元才加 ツイート - Twitter 2023年7月1日 ArKaiBu tw48
  5. ^ 元AKB48秋元才加、第1子出産「母として、女性として、変化が楽しみ」夫はラッパーのPUNPEE - スポーツ報知 2023年10月6日
  6. ^ a b AKB48のオールナイトニッポン』 2011年8月26日
  7. ^ a b http://gendai.net/articles/view/geino/132729
  8. ^ a b c d e f g h 『AKB48 VISUAL BOOK 2010』
  9. ^ 『明日までもうちょっと。』 10/05/10
  10. ^ a b c d e 『AKB48 じゃんけん選抜 公式ガイドブック』
  11. ^ a b c 『AKBINGO!』
  12. ^ a b 今夜は帰らない…』 09/10/19
  13. ^ a b 『AKB48総選挙公式ガイドブック』
  14. ^ 『イチハチ 女性芸能人16人のプライベートを徹底調査!その全てを浜田が大暴露SP!』 10/09/08
  15. ^ ラジオ『明日までもうちょっと。』より。
  16. ^ http://ameblo.jp/akimoto100323/entry-10884714213.html
  17. ^ a b c d 『明日までもうちょっと。』 10/06/05
  18. ^ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000015-eiga-movi
  19. ^ a b AKBINGO!』2010年7月14日放送。
  20. ^ フジテレビ「浸り旅」(2013年11月23日)より
  21. ^ 『AKB48新聞』 2012年2月
  22. ^ a b c 『AKB600sec.』 10/07/19
  23. ^ 今夜は帰らない…』 09/10/12
  24. ^ a b c http://www.oricon.co.jp/news/deview/81096/
  25. ^ a b c d e f 演劇ライフ http://interview.engekilife.com/109/
  26. ^ 『優子』
  27. ^ 週刊AKB』DVD特典の対談より。
  28. ^ 『オールナイトニッポン』 10/06/18
  29. ^ AKB48メンバー同士の本気のキスで「好きになりかけた」 AKB歌劇団が本格ミュージカルに挑戦 - ORICON NEWS 2009年10月30日
  30. ^ AKB歌劇団「∞・Infinity」出演メンバー&一般チケット発売日決定 - AKB48オフィシャルブログ 2009年10月5日
  31. ^ 『AKB48のオールナイトニッポン』2010/07/30
  32. ^ http://www.deview.co.jp/interview/
  33. ^ http://dogatch.jp/blog/news/cx/10290911031.html
  34. ^ 『AKB48秋元才加・宮澤佐江のうっかりチャンネル』 2010/10/07
  35. ^ http://ameblo.jp/akimoto100323/entry-10768001160.html
  36. ^ http://www.sanspo.com/geino/news/110127/gnj1101270505009-n1.htm
  37. ^ a b http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10815590689.html
  38. ^ http://ameblo.jp/akimoto100323/entry-10824891482.html
  39. ^ http://ameblo.jp/akimoto100323/entry-10850209318.html
  40. ^ 『週刊朝日』 2011年4月15日号
  41. ^ 『AKB48総選挙 公式ガイドブック2011』
  42. ^ 『まるっとAKB48 スペシャル2 with SKE48&NMB48&SDN48&HKT48』
  43. ^ http://npn.co.jp/article/detail/77422059/
  44. ^ http://blog.oricon.co.jp/no3b/archive/3031/0
  45. ^ http://ameblo.jp/akimoto100323/entry-10910484584.html
  46. ^ http://ameblo.jp/akimoto100323/entry-10918501166.html
  47. ^ 『AKB48総選挙!水着サプライズ発表2011』
  48. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-10939083528.html
  49. ^ a b c http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11015245682.html
  50. ^ ※参照 http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11014182247.html
  51. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11015030068.html
  52. ^ http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/06/22/0004195566.shtml
  53. ^ http://www.j-cast.com/2011/11/25114297.html?p=1
  54. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11150751026.html
  55. ^ http://www.daily.co.jp/newsflash/2012/02/27/0004843766.shtml
  56. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11181282138.html
  57. ^ http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0320&f=national_0320_047.shtml
  58. ^ http://eiga.com/news/20111122/2/
  59. ^ http://mantan-web.jp/2012/02/07/20120207dog00m200048000c.html
  60. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11205686917.html
  61. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11193632706.html
  62. ^ http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/story.html?q=cinematoday_N0041725
  63. ^ http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11241585122.html
  64. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11241760104.html
  65. ^ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00000067-spnannex-ent
  66. ^ 『日刊スポーツ』 2012年5月23日
  67. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11270946664.html
  68. ^ http://japan.techinsight.jp/2012/06/akimotoayaka-nougyou-gugu20120625.html
  69. ^ http://www.cinematoday.jp/page/N0043916
  70. ^ http://topics.jp.msn.com/entertainment/movie/article.aspx?articleid=1236061
  71. ^ http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY201207280470.html
  72. ^ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120824-00200035-mantan-ent
  73. ^ http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/techinsight/2012/08/akb-104.html
  74. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11506523873.html
  75. ^ http://ameblo.jp/akimotoo0726/entry-11548468887.html
  76. ^ http://www.oricon.co.jp/news/2027881/full/?from_al
  77. ^ http://www.oricon.co.jp/news/2028082/full/
  78. ^ http://www.oricon.co.jp/news/2028566/full/
  79. ^ 元AKB秋元才加がフィリピン親善大使に 日刊スポーツ 2014年6月20日
  80. ^ 秋元才加からの報告 - 秋元才加公式ホームページ 2022年10月1日
  81. ^ http://japan.techinsight.jp/2011/08/esparitou-akb48-kamiosi3.html
  82. ^ 『AKBINGO!オフィシャルBOOK』
  83. ^ めちゃ×2イケてるッ!」1月9日放送分より
  84. ^ 週刊AKB DVD Vol5 柏木由紀談。
  85. ^ 『今夜は帰らない…』 090307
  86. ^ 今夜は帰らない…』 10/05/24
  87. ^ 『AKBINGO!』1月20日放送より。
  88. ^ http://ameblo.jp/akimoto100323/entry-10920949808.html
  89. ^ https://twitter.com/#!/akimotooo726/status/81371806711283712

外部リンク

先代:
(役職新設)
(空席)
AKB48チームKキャプテン
2010年3月 - 2010年10月
2011年2月 - 2012年10月
次代:
(空席)
大島優子