中西里菜/ノート

AV女優「やまぐち りこ」として

この項目には性的な表現や記述が含まれます。免責事項もお読みください。

本記事においては、「やまぐちりこ」または「やまぐち」と表記する。

主な活動履歴

2010年

• 6月25日、講談社の写真週刊誌「フライデー」（2010年7月9日号）にヘアヌードのグラビアが掲載され、同時に「やまぐち りこ」名義でヘアヌード写真集出版とアダルトビデオへ出演することが明らかになる。その後、写真集を出版する双葉社の実話誌「週刊大衆」でもヘアヌードグラビアが掲載されている。
• 7月1日、出版予定のやまぐちの写真集を巡り、AKSが東京地裁へ出版差し止めを申し立てる（のちに却下）。
• 7月31日、白夜書房の雑誌「BUBKA」（2010年9月号）で、秋元康がやまぐちの一件について触れる。

「ちょっと伺いづらいんですけど、最近元メンバーのAV出演がニュースになってますけど…」。

秋元「僕はホントなのかなって気持ちの方が大きいですかね。本人から『今年のAXに病気で行けなくなっちゃってすいません』ってメールを貰って、『じゃあ、来年は出てね』って返して、『わかりました。来年出ます』って返信を貰っているので。それが最後だからね。AKBでも、そういう相談窓口を作らなきゃいけないんじゃないかなと思うんですよね。卒業してから何か悩み事があってら、運営側に相談できると。何か事情があるのかも知れないし。だから卒業したから縁が切れたわけじゃなくて、もっと相談してくれればいいのになっていうのはありますね」

• 8月27日、アリスJAPANの専属女優として、同日発売の作品でAV女優としてデビュー。発売元公式サイトに掲載されているプロフィールによると、生年月日は1990年12月12日生まれの19歳となっており中西とは異なるが、これはAKBサイドとの契約上の問題と推測されている。

その後、同社専属女優として、作品を5作リリースした。

• 9月、「週刊文春」（9月22日号）で、やまぐちがAV出演後に行方不明になったとの記事が報じられた。

記事によると、最近関係者と音信不通の状態になっているという。仲がよかったAKB48の初期メンバーは、やまぐちが携帯電話の番号を変えてしまったと嘆いており、AVメーカー関係者もやまぐち本人と連絡が取れないという。やまぐちは、デビュー前に6作分を撮影したものの、契約は1年間となっており、年内に連絡がつかないと支障がある、などと報じている。しかし、AVを制作しているプロダクション側は、「連絡が取れないということはありません」と否定している。

AKB48運営側は、やまぐちの活動について、AKBのイメージダウンになるとして、写真集の出版差し止めを求めたが、地裁はそれを認めない決定をしている。（当時）AKB48の顧問をしている弁護士の秋田一恵は、J-CASTニュースのインタビューに対し、

「悪い人たちにつかまったのではないかと思って、ずっと連絡を取ろうとしていました。しかし、彼女は私に連絡してくれないままでした。仮処分申し立て後は、連絡を取ろうとしていませんし、その後のことは、分かりません。しかし、何かおかしかったので、やっぱりねという感じです。彼女の友だちにも当たりましたが、みんな携帯で話しても様子がおかしいと心配していましたよ。本人が分かってやっているのか疑問で、気の毒に感じています」と答えている。

• 11月、マネジメント先の事務所として、BELLTECHに所属。
• 12月1日、専属先をSODクリエイトへ移籍することが発表。
• 12月、実話誌「週刊大衆」（12月27日号）にやまぐちのインタビューが掲載される。インタビューでは、文春が報じた失踪説を否定。AKB48在籍時に二回りくらい年上の業界関係者と男女の関係になっていた事や、今でもソロアーティストになりたいという思いを持っており、AV出演はその為のステップアップの為だと語った。

2011年

• 1月8日、SOD移籍第一弾作品が発売される。

以降、同レーベル専属女優として、作品を9作リリースした。

後に、実妹とされる人物も「やまぐち りく」の名義でAV女優としてデビューし、姉妹共演も果たしている。

• 11月、マネジメント先の提携事務所として、ミントプロダクションに所属。

2012年

• 3月8日、この日発売された作品をもって、AV女優としての活動を引退。