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48グループにおける「'''選抜'''」(せんばつ)とは、シングル曲やカップリング曲の歌唱や、テレビ・ラジオ・イベント出演、写真集・雑誌のグラビア撮影等などに参加するメンバーが選ばれること、およびそのメンバーを指す。本項では主にシングル曲について記述する。
48グループ、坂道シリーズにおける「'''選抜'''」(せんばつ)とは、シングル曲やカップリング曲の歌唱や、テレビ・ラジオ・イベント出演、写真集・雑誌のグラビア撮影等などに参加するメンバーが選ばれること、およびそのメンバーを指す。本項では主にシングル曲について記述する。


== 選抜メンバー ==
== 選抜メンバー ==
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=== メディア選抜 ===
=== メディア選抜 ===
選抜メンバーの人数が多い場合、その中の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動する「メディア選抜」が選ばれる場合がある。現在までにメディア選抜が採用されたのは13回で、[[選抜総選挙]]でメンバーが選ばれた「[[言い訳Maybe]]」「[[ヘビーローテーション]]」「[[フライングゲット]]」(いずれも選抜メンバー21人中12人)、および[[じゃんけん大会]]でメンバーが選ばれた「[[チャンスの順番]]」(選抜メンバー16人中12人)、「[[真夏のSounds good !]]」(選抜メンバー36人中22人)、「[[ラブラドール・レトリバー]]」(選抜メンバー36人中16人)、「[[さよならクロール]]」「[[希望的リフレイン]]」「[[僕たちは戦わない]]」「[[翼はいらない]]」(全て選抜メンバー32人中16人)、「[[シュートサイン]]」(選抜メンバー32人中19人)、「[[願いごとの持ち腐れ]]」(選抜メンバー35人中22人)、「[[11月のアンクレット]]」(選抜メンバー28人中17人)である。
選抜メンバーの人数が多い場合、その中の代表としてTV番組やラジオ、雑誌での宣伝など、積極的にメディアに出演し活動する「メディア選抜」が選ばれる場合がある。現在までにメディア選抜が採用されたのは13回で、[[選抜総選挙]]でメンバーが選ばれた「[[言い訳Maybe]]」、「[[ヘビーローテーション]]」、「[[フライングゲット]]」(いずれも選抜メンバー21人中12人)、および[[じゃんけん大会]]でメンバーが選ばれた「[[チャンスの順番]]」(選抜メンバー16人中12人)、「[[真夏のSounds good !]]」(選抜メンバー36人中22人)、「[[さよならクロール]]」(選抜メンバー32人中14人)、「[[ラブラドール・レトリバー]]」(選抜メンバー36人中16人)、「[[希望的リフレイン]]」、「[[僕たちは戦わない]]」、「[[翼はいらない]]」(いずれも選抜メンバー32人中16人)、「[[シュートサイン]]」(選抜メンバー32人中19人)、「[[願いごとの持ち腐れ]]」(選抜メンバー35人中22人)、「[[11月のアンクレット]]」(選抜メンバー28人中17人)である。


以前はAKB48の「顔」として、冠番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加するのはほとんどがメディア選抜や選抜メンバーであった。しかしこれらのメンバーのソロ活動が活発になると、単独での活動などが優先されることも多くなっている。
以前はAKB48の「顔」として、冠番組ではコーナー参加者としてメインとなって参加するのはほとんどがメディア選抜や選抜メンバーであった。しかしこれらのメンバーのソロ活動が活発になると、単独での活動などが優先されることも多くなっている。
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*; かとれあ組
*; かとれあ組
*: 38th『[[希望的リフレイン]]』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。このうち劇場盤に収録されているのはばら組のみなので、ばら組が実質アンダーガールズ相当とも言える。ちなみに、以前構想のあったチーム構成の[[ばら組・ゆり組]]とは無関係。
*: 38th『[[希望的リフレイン]]』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。このうち劇場盤に収録されているのはばら組のみなので、ばら組が実質アンダーガールズ相当とも言える。ちなみに、以前構想のあったチーム構成の[[ばら組・ゆり組]]とは無関係。
*; セレクション16
*: 40thシングル『[[僕たちは戦わない]]』Type-A、B、Cと劇場盤で結成。
*; ウェイティングサークル
*: 46th『[[ハイテンション]]』で結成。
*; AKB48次世代選抜
*: 43rd『[[君はメロディー]]』で結成。
*; 池の水選抜
*: 54th『[[NO WAY MAN]]』で結成。
*; AKB48カップリング選抜
*: 56th『[[サステナブル]]』Type-Bで結成。
*; 48グループNEXT12
*: 56th『[[サステナブル]]』Type-Cで結成。
*; 1st Campus
*: 57th『[[失恋、ありがとう]]』Type-Bで結成。
* 3曲目を担当
* 3曲目を担当
*; シアターガールズ
*; シアターガールズ
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*; Baby Elephants
*; Baby Elephants
*; Talking Chimpanzees
*; Talking Chimpanzees
*: 35th『[[前しか向かねえ]]』Type A、B、Cでそれぞれ結成。
*: 35th『[[前しか向かねえ]]』Type-A、B、Cでそれぞれ結成。
*; 次世代選抜
*: 42nd『[[唇にBe My Baby]]』Type-Aでそれぞれ結成。
*; チームボーカル
*: 46th『[[ハイテンション]]』劇場盤で結成。
*; AKB48 U-19選抜
*: 47th『[[シュートサイン]]』Type-D、Eで結成。
*; ダンス選抜
*; U-17選抜
*; ボーカル選抜
*: 50th『[[11月のアンクレット]]』Type-D、Eと劇場盤でそれぞれ結成。
*;AKB48若手選抜
*: 51st『[[ジャーバージャ]]』Type-D、Eで結成。
*; PRODUCE48選抜
*; 大人選抜2018
*; U-19選抜2018
*; U-16選抜2018
*; チームナイスファイト
*: 54th『[[NO WAY MAN]]』Type-A、B、C、Dと劇場盤でそれぞれ結成。
*; AKB48カップリング選抜
*: 55th『[[ジワるDAYS]]』Type-Aで結成。
*; Second Generation
*; First Generation
*: 58th『[[根も葉もRumor]]』Type-Aと劇場盤でそれぞれ結成。


==== シアターガールズ ====
==== シアターガールズ ====
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*: 1st『[[絶滅黒髪少女]]』から9th『[[高嶺の林檎]]』まで、9回ずつ結成。白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。
*: 1st『[[絶滅黒髪少女]]』から9th『[[高嶺の林檎]]』まで、9回ずつ結成。白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。
*; アンダーガールズ
*; アンダーガールズ
*: 3rd『[[純情U-19]]』、4th『[[ナギイチ]]』、19th『[[僕だって泣いちゃうよ]]』のそれぞれで結成。
*: 3rd『[[純情U-19]]』、4th『[[ナギイチ]]』、19th『[[僕だって泣いちゃうよ]]』、27th『[[好きだ虫]]』のそれぞれで結成。
*; NMBセブン
*; NMBセブン
*; 難波鉄砲隊其之壱、難波鉄砲隊其之弐、…
*; 難波鉄砲隊其之壱、難波鉄砲隊其之弐、…
*NMB48では、SKE48のシステムを踏襲した「白組」「紅組」が結成され、白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。表題曲の選抜に入らなかったメンバー全員によるアンダーガールズが結成されていたが、3rdシングルと4thシングルの2回のみで5thシングル以降は結成されなくなった。
*: 5th『[[ヴァージニティー]]』から24th『[[恋なんかNo thank you!]]』まで、9回結成。
*NMB48では、SKE48のシステムを踏襲した「白組」「紅組」が結成され、白組はType-Aの、紅組はType-Bのカップリング曲を担当している。表題曲の選抜に入らなかったメンバー全員によるアンダーガールズが結成されていたが、3rdシングルと4thシングルの2回のみで5thシングル以降長い間結成されなかったが、19thシングルで表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成された。
*なお、「白組」「紅組」は選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部の計12名で結成されており、事実上選抜に準じたメンバー構成となっている。なお、4thシングルまでは選抜メンバーは全員がどちらかに参加していたが、5thシングルからは各4名ずつ、8thシングルからは各2名ずつの参加となっている。
*なお、「白組」「紅組」は選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部の計12名で結成されており、事実上選抜に準じたメンバー構成となっている。なお、4thシングルまでは選抜メンバーは全員がどちらかに参加していたが、5thシングルからは各4名ずつ、8thシングルからは各2名ずつの参加となっている。
*また、通常盤が3タイプリリースされるようになった2ndシングルから4thシングルまでは、SKE48の「セレクション8」と同様に選抜よりも少人数の7人で構成される「NMBセブン」が結成され、Type-Cのカップリング曲を担当している。5thシングルより「難波鉄砲隊」が結成されており、「白組」「紅組」同様、選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成されており、後ろに「其之○」、と連番を付けられている。「NMBセブン」に代わってType-Cのカップリング曲を担当していたが、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となってからは、11thは限定盤と劇場盤、12thは劇場盤のカップリング曲と収録形態は異なっている(10th、13th以降は結成されていない)。
*また、通常盤が3タイプリリースされるようになった2ndシングルから4thシングルまでは、SKE48の「セレクション8」と同様に選抜よりも少人数の7人で構成される「NMBセブン」が結成され、Type-Cのカップリング曲を担当している。5thシングルより「難波鉄砲隊」が結成されており、「白組」「紅組」同様、選抜メンバーと表題曲の選抜に入らなかったメンバーの一部で結成されており、後ろに「其之○」、と連番を付けられている。「NMBセブン」に代わってType-Cのカップリング曲を担当していたが、カップリング曲が主にチーム名名義の曲となってからは、11thは限定盤と劇場盤、12thは劇場盤のカップリング曲、22ndは共通カップリング曲と収録形態は異なっている(10th、13thから21stは結成されていない)。
*AKB48やSKE48と違い、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「白組」「紅組」「難波鉄砲隊」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「[[僕らのユリイカ|さや姉]]」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。
*AKB48やSKE48と違い、全メンバーがシングルのいずれかの楽曲に参加しているが、選抜を含め、「白組」「紅組」「難波鉄砲隊」のいずれにも入らなかったメンバーは劇場盤のみに収録されている楽曲(「[[僕らのユリイカ|さや姉]]」など)の参加となっており、シアターガールズ相当の位置づけとなっている。


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== 脚注・出典 ==
== 坂道シリーズにおける選抜発表の扱い ==
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シングルの表題曲を歌うメンバーであること、定員数は曲ごとに異なる点については48グループとは変わらない。ただしメンバー選出については、各グループの「運営委員会」が選出する。選出方法については、人気度、実力などを総合的に判断する。選抜メンバーについては各グループの「選抜メンバーの一覧」の項目を参照。
* [[乃木坂46]]:1stシングルより選抜制度を導入。独自に「福神」制度がある。
* [[欅坂46]]:1stシングルより8thシングルまでは全員選抜{{注釈|1stシングルでの「けやき坂46」として加入した[[長濱ねる]]を除く。}}でフォーメーションを発表していたが、9thシングルで選抜制度を導入{{注釈|2019年9月8日放送の『欅って、書けない』で発表されたが、同年12月8日、発売日の見直しが発表された。2020年になり、メンバーの突然の脱退や卒業、改名して再出発することなどが相次いで発表され、幻のシングルとなった。}}。
* [[櫻坂46]]:1stシングルより表題曲メンバー(選抜制度ではない)を発表。独自に「櫻エイト」制度がある(5thシングルまで)。7thシングルより選抜制度を導入。
* [[日向坂46]]:1stシングルより10thシングルまでは全員選抜でフォーメーションを発表していたが、11thシングルで選抜制度を導入。
選抜発表については主に各グループの冠番組である『[[乃木坂って、どこ?]]』{{注釈|6thシングルで選出された[[斉藤優里]]については、当日ラジオの生放送があり、TV収録を欠席。番組間での電話のやりとりでフライング発表された(『乃木坂って、どこ?』2013年4月21日放送、および、『The Nutty Radio Show おに魂』2013年4月8日放送。詳細は[[斉藤優里#キャラクター]]の項を参照)。}}、『[[乃木坂工事中]]』、『[[欅って、書けない?]]』、『[[そこ曲がったら、櫻坂?]]』{{注釈|初回放送で櫻坂46の1stシングル「[[Nobody's fault]]」の歌唱メンバーを発表。なお初回放送時は番組タイトルが決定しておらず、番組内でタイトルを発表。}}、『[[ひらがな推し]]』{{注釈|けやき坂46時期で単独シングル発売はなかったが、「[[アンビバレント#ハッピーオーラ|ハッピーオーラ]]」と「[[黒い羊#君に話しておきたいこと|君に話しておきたいこと]]」のフォーメーション発表がある。また日向坂46の1stシングル「[[キュン]]」の選抜発表も当番組で行われた。}}、『[[日向坂で会いましょう]]』で発表されるが、ファンの間には、放送前日などに行われる「握手会」などで発表されることが多い。
 
=== 秋元康が語る「乃木坂46の選抜&センターの決め方」 ===
秋元康は、2021年1月11日放送の『今日は一日"乃木坂46"三昧』(NHK-FM)に電話で出演し、乃木坂46メンバーから「選抜メンバーやセンターの決め方」の質問をされた際、
<blockquote>
どういうポジションとか、誰をセンターにとか昔は僕がかなり意見を言ってましたけど(中略)今は全部を見られる訳ではないので、現場のマネージャーであるとかそういうスタッフからの提案で、僕が『良いんじゃないですか』って形の方が多いですね。<ref name="mp2388754">[https://mdpr.jp/news/detail/2388754 乃木坂46、選抜&センターの決め方は?秋元康氏が明かす「見つかってほしいと心から思う」] - モデルプレス 2021年1月12日</ref>
</blockquote>
と明かし、さらに
<blockquote>
ポジションとか、あるいはなんで選抜になれないんだろうっていうのがあると思うんですけど、きっとそれは(オーディションで)選んでくれた人が良いと思った何かがまだ足りてないんじゃないかなって気がしてる。<ref name="mp2388754" />
</blockquote>
と持論、
<blockquote>
今は僕は選抜をスタッフに全部任せてるけれども<ref name="mp2388754" />、僕が選抜を決めてたときは選抜会議みたいなのをやった時に(あるメンバーを)推すマネジャーだったり『○○が明るくて』『○○がチームをまとめてるんですよ』とか、そういうプレゼンテーションがあったんですよ。
 
それがファンの皆さんと同じ気持ち。『なんで自分の推しの子が選抜に入らないんだろう。ポジションが悪いんだろう』って一生懸命応援してくれる。そばで見てる人もそうだと思うんですよね。<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/01/12/kiji/20210112s00041000219000c.html 秋元康氏 乃木坂の選抜&センター決定法明かす メンバー驚き「そうなんだ!」] - Sponichi Anex 2021年1月12日</ref>
</blockquote>
と語り、過去の選抜メンバーの決め方の詳細を明かした。
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
<references group="注釈" />
 
=== 出典 ===
<references />
<references />


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