「Beginner」の版間の差分

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* [[JKT48]]の12枚目のシングルについては、「[[Beginner (JKT48の曲)]]」を参照、[[BNK48]]の6枚目のシングルについては、「[[Beginner (BNK48の曲)]]」を参照してください。
* [[JKT48]]の12枚目シングルについては、「[[Beginner (JKT48の曲)]]」を参照、[[BNK48]]の6枚目シングルについては、「[[Beginner (BNK48の曲)]]」を参照してください。
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| 通算枚数 = 18
| 通算枚数 = 18
| 区分 = シングル
| 区分 = シングル
| 画像 = [[ファイル:Beginner (+DVD)(Type-A).jpg|250px]]
| 画像 = [[ファイル:Beginner (Type-A) (CD+DVD)(初回生産限定盤).jpg|250px]]
| 発売日 = 2010年10月27日
| 発売日 = 2010年10月27日
| レーベル = キングレコード
| レーベル = キングレコード
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| 次作 = [[チャンスの順番]]
| 次作 = [[チャンスの順番]]
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「'''Beginner'''」(ビギナー)は、2010年10月27日にYou,Be Cool!/KING RECORDSから発売された、[[AKB48]]の18枚目(インディーズを含めると通算20作目)のシングル。
「'''Beginner'''」(ビギナー)は、2010年10月27日にYou,Be Cool!/KING RECORDSから発売された、[[AKB48]]の18枚目(インディーズを含めると通算20枚目)シングル。


== 概要 ==
== 概要 ==
* キャッチコピーは「'''今回のAKBは、かなり、ヤバい!'''」。
* キャッチコピーは「'''今回のAKBは、かなり、ヤバい!'''」。
* Type A、Bそれぞれの初回限定盤と通常盤、および劇場盤の計5種が同時発売され、それぞれジャケット及び収録内容が異なる。
* Type A、Bそれぞれの初回限定盤と通常盤、および劇場盤の計5種が同時発売され、それぞれジャケット及び収録内容が異なる。
* 今作には、チームKの[[横山由依]]と研究生(26人全員)が参加していない。


== 主な記録 ==
== 主な記録 ==
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* すべてのTypeに収録。
* すべてのTypeに収録。
* 総選挙での選抜メンバーが解散し、再び秋元康がメンバーを選出。初選抜及び選抜復帰は無し。
* 総選挙での選抜メンバーが解散し、再び秋元康がメンバーを選出。初選抜及び選抜復帰は無し。
* 選抜メンバーは従来と同じ16名で、前作「[[ヘビーローテーション]]」より5名減少。16名全員が、前作に引き続いての選抜入りとなる。前作の選抜メンバーのうち、[[小野恵令奈]]は9月に卒業し、[[仲川遥香]]、[[秋元才加]]、[[佐藤亜美菜]]、[[宮崎美穂]]の4名が選抜から外れた。
* 選抜メンバーは従来と同じ16名で、前作「[[ヘビーローテーション]]」より5名減少。前作の選抜メンバーのうち、同年9月に卒業した[[小野恵令奈]]のほか、[[秋元才加]]、[[佐藤亜美菜]]、[[仲川遥香]]、[[宮崎美穂]]の4名が選抜から外れた。宮崎は加入以降初めての選抜落ち。指原と松井玲奈は前作でも選抜入りしているが、それは総選挙(ファンによって選ばれた)での選抜入りで、運営選考での選抜入りは12th『[[涙サプライズ!]]』以来、6作ぶりの選抜復帰。
* 16名と減ったためか、宮崎美穂が初めての選抜落ち。[[指原莉乃]]と[[松井玲奈]]は前作でも選抜入りしているが、それは総選挙(ファンによって選ばれた)での選抜入り。運営に選ばれての選抜入りは12th『[[涙サプライズ!]]』以来、6作ぶりの選抜復帰。


'''選抜メンバー(センター:変則型のため詳細は[[#センターについて|下記]]を参照。かっこ内は選抜回数)'''
'''選抜メンバー(センター:変則型のため詳細は[[#センターについて|下記]]を参照。かっこ内は選抜回数)'''
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* 衝撃的なストーリー展開を見せるが、その仮想の痛みを現実でも感じることで、“生”の意味を問うという内容。これはゲームに没入し過ぎて、「仮想」と「現実」を区別できない若者が増え、残酷な事件が多発している事に対する、監督からの非常にメッセージ性の強い内容。この「オリジナル版(ゲームVer)」は 19thシングルの選抜メンバーを決める「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」にて初公開され、その様な意図が込められたMVであると説明はあったが、仮想ゲーム内とはいえ、やはりメンバーが次々に殺されていくという内容にショックを受けるファンもいた。野外ライブ「東京秋祭り」でも再公開されたが、やはり反響の大きさを考慮し、DVDへの収録は中止にすると発表された。これはキングレコード側が強く反対したもので、 DVDにはゲーム部分をカットし、ダンスパート部分とメイキング映像を監督自ら再編集した「DVDバージョン」が収められる事になった<ref>キングレコード「Beginner」MUSIC CLIPに関するお知らせ</ref>。
* 衝撃的なストーリー展開を見せるが、その仮想の痛みを現実でも感じることで、“生”の意味を問うという内容。これはゲームに没入し過ぎて、「仮想」と「現実」を区別できない若者が増え、残酷な事件が多発している事に対する、監督からの非常にメッセージ性の強い内容。この「オリジナル版(ゲームVer)」は 19thシングルの選抜メンバーを決める「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」にて初公開され、その様な意図が込められたMVであると説明はあったが、仮想ゲーム内とはいえ、やはりメンバーが次々に殺されていくという内容にショックを受けるファンもいた。野外ライブ「東京秋祭り」でも再公開されたが、やはり反響の大きさを考慮し、DVDへの収録は中止にすると発表された。これはキングレコード側が強く反対したもので、 DVDにはゲーム部分をカットし、ダンスパート部分とメイキング映像を監督自ら再編集した「DVDバージョン」が収められる事になった<ref>キングレコード「Beginner」MUSIC CLIPに関するお知らせ</ref>。
* 歌番組などで『Beginner』のMVがテレビ放映される時などもこの「DVDバージョン」が使用される。オリジナル版はテレビ放映もされず、レコチョクにてCD発売日に515円で有料配信される。秋元康はオリジナル版のMVについて「素晴らしい作品ができたと思いました」としているが、誤解を招いたり不快に思われることを避けるため「キングレコードの判断に従いました」としている<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/10/18/kiji/K20101018Z00001420.html AKB 衝撃の“残虐PV”は有料配信のみ] - スポニチ Sponichi Annex 2010年10月18日</ref>。
* 歌番組などで『Beginner』のMVがテレビ放映される時などもこの「DVDバージョン」が使用される。オリジナル版はテレビ放映もされず、レコチョクにてCD発売日に515円で有料配信される。秋元康はオリジナル版のMVについて「素晴らしい作品ができたと思いました」としているが、誤解を招いたり不快に思われることを避けるため「キングレコードの判断に従いました」としている<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/10/18/kiji/K20101018Z00001420.html AKB 衝撃の“残虐PV”は有料配信のみ] - スポニチ Sponichi Annex 2010年10月18日</ref>。
* その後、オリジナルMVは、2011年6月24日に発売された、ミュージックビデオ集「AKBがいっぱい〜ザ・ベスト・ミュージックビデオ〜」に収録された<ref>[https://tower.jp/article/news/2011/05/26/78498 AKB48、PV集〈AKBがいっぱい〉発売決定&〈総選挙〉序盤は波乱含み!?] - TOWER RECORDS ONLINE 2011年5月26日</ref>。


==== センターについて ====
==== センターについて ====
* センターは7人が担当するというAKB初の変則型。メンバーは、[[大島優子]]、[[篠田麻里子]]、[[松井珠理奈]]、[[渡辺麻友]]、[[前田敦子]]、[[板野友美]]、[[高橋みなみ]]の7人。松井珠理奈・渡辺麻友はダブルセンターなので、全部で6パターンのフォーメーションがある。
* センターは7人が担当するというAKB初の変則型。メンバーは、[[大島優子]]、[[篠田麻里子]]、[[松井珠理奈]]、[[渡辺麻友]]、[[前田敦子]]、[[板野友美]]、[[高橋みなみ]]の7人。松井珠理奈・渡辺麻友はダブルセンターなので、全部で6パターンのフォーメーションがある。
* 通常版付属のDVDには6バージョンがそれぞれ3つずつ収録されている。『[[AKBINGO!]]』では、この特典映像を一つのMVとして編集した、上記の「オリジナル版」「再編集版」とも異なる、特別版が放送された。。
* 通常版付属のDVDには6バージョンがそれぞれ3つずつ収録されている。『[[AKBINGO!]]』では、この特典映像を一つのMVとして編集した、上記の「オリジナル版」「再編集版」とも異なる、特別版が放送された。
* 全てのフォーメーションは一番最初は高橋みなみがセンター(起点)となり、高橋みなみの指示でそれぞれのフォーメーションへと移行する。歌番組やライブでは、誰がセンターを務めるか(どのフォーメーションを使用するか)はその都度異なる<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100926-683203.html AKB48センター7人ローテ初の変則型] - nikkansports.com 2010年9月26日</ref>。
* 全てのフォーメーションは一番最初は高橋みなみがセンター(起点)となり、高橋みなみの指示でそれぞれのフォーメーションへと移行する。歌番組やライブでは、誰がセンターを務めるか(どのフォーメーションを使用するか)はその都度異なる<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100926-683203.html AKB48センター7人ローテ初の変則型] - nikkansports.com 2010年9月26日</ref>。
* ちなみにこれまでに披露されたセンターは、ライブ『[[東京秋祭り]]』で[[松井珠理奈]]・[[渡辺麻友]]ver。テレビ『[[AKBINGO!]]』は[[板野友美]]ver。『MUSIC STATION』『MUSIC JAPAN』は[[前田敦子]]ver。『ハッピーMusic』は[[大島優子]]ver。『MUSIC FAIR』は[[篠田麻里子]]ver。『COUNT DOWN TV』は[[高橋みなみ]]ver。一通り披露し終わった後に同曲を披露する場合は、前田敦子verが使用される事が多い。
* ちなみにこれまでに披露されたセンターは、ライブ『[[東京秋祭り]]』で[[松井珠理奈]]・[[渡辺麻友]]ver。テレビ『[[AKBINGO!]]』は[[板野友美]]ver。『MUSIC STATION』『MUSIC JAPAN』は[[前田敦子]]ver。『ハッピーMusic』は[[大島優子]]ver。『MUSIC FAIR』は[[篠田麻里子]]ver。『COUNT DOWN TV』は[[高橋みなみ]]ver。一通り披露し終わった後に同曲を披露する場合は、前田敦子verが使用される事が多い。
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| 作曲 = 小網準
| 作曲 = 小網準
| 編曲 = 生田真心
| 編曲 = 生田真心
| YouTube = <!--「watch?v=」以降の動画ID-->
| YouTube = B7XbSbTgla0
| MV監督 = 丸山健志(KRK PRODUCE)
| MV監督 = 丸山健志(KRK PRODUCE)
| タイアップ =  
| タイアップ =  
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* すべてのTypeに収録。
* すべてのTypeに収録。
* 選抜メンバーは22名。多田愛佳は、前作「涙のシーソーゲーム」(「[[ヘビーローテーション]]」に収録)に続いてのセンター。初選抜は中塚智実、松井咲子、宮崎美穂、木﨑ゆりあ、石田安奈、向田茉夏の6名。11名が前作に続いての選抜入りとなる。このうち、片山陽加は初めてアンダーガールズが結成された、「飛べないアゲハチョウ」(「[[言い訳Maybe]]」に収録)以来5作連続の選抜入りである。岩佐美咲、前田亜美、菊地あやか、奥真奈美は、「盗まれた唇」(「[[ポニーテールとシュシュ]]」に収録)以来2作ぶり、仲川遥香は、「君のことが好きだから」(「[[RIVER]]」に収録)以来3作ぶりの選抜入り。
* 選抜メンバーは22名。多田は、前作「涙のシーソーゲーム」(「[[ヘビーローテーション]]」に収録)に続いてのセンター。
* 中塚、松井咲子、宮崎、木﨑、石田安奈、向田の6名が初選抜。木﨑、石田安奈、向田はAKB48のシングル初参加。11名が前作に続いての選抜入りとなる。
* このうち、片山は初めてアンダーガールズが結成された、「飛べないアゲハチョウ」(「[[言い訳Maybe]]」に収録)以来5作連続の選抜入りである。岩佐、前田亜美、菊地、奥は、「盗まれた唇」(「[[ポニーテールとシュシュ]]」に収録)以来2作ぶり、仲川は、「君のことが好きだから」(「[[RIVER]]」に収録)以来3作ぶりの選抜入り。


'''選抜メンバー(「アンダーガールズ」名義。センター:多田愛佳。かっこ内はアンダーガールズにおいての選抜回数)'''
'''選抜メンバー(「アンダーガールズ」名義。センター:多田愛佳。かっこ内はアンダーガールズにおいての選抜回数)'''
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| 作曲 = 青野ゆかり
| 作曲 = 青野ゆかり
| 編曲 = 佐々木裕
| 編曲 = 佐々木裕
| YouTube = <!--「watch?v=」以降の動画ID-->
| YouTube = hOpuFBfc_UA
| MV監督 = 高橋栄樹
| MV監督 = 高橋栄樹
| タイアップ =  
| タイアップ =  
131行目: 134行目:
| 作曲 = 鶴崎輝一
| 作曲 = 鶴崎輝一
| 編曲 = 野中“まさ”雄一
| 編曲 = 野中“まさ”雄一
| YouTube = <!--「watch?v=」以降の動画ID-->
| YouTube = KQttvGyug90
| MV監督 = 斎藤竜也(KRK PRODUCE)
| MV監督 = 斎藤竜也(KRK PRODUCE)
| タイアップ =  
| タイアップ =  
137行目: 140行目:
* Type-Bと劇場盤に収録。
* Type-Bと劇場盤に収録。
* [[DIVA (カップリング担当ユニット)|DIVA]]は本作にて初めて結成されたダンス&ボーカルユニットで、17名が選抜された。
* [[DIVA (カップリング担当ユニット)|DIVA]]は本作にて初めて結成されたダンス&ボーカルユニットで、17名が選抜された。
* ボーカル:秋元才加・梅田彩佳・倉持明日香・佐藤亜美菜・佐藤夏希・近野莉菜・増田有華
* 秋元、梅田彩佳、倉持、佐藤亜美菜、佐藤夏希、近野、増田の7名がボーカル担当で、それ以外はダンス担当。
* ダンサー:大家志津香・中田ちさと・仲谷明香・松原夏海・内田眞由美・田名部生来・野中美郷・小林香菜・鈴木まりや・大矢真那


'''選抜メンバー(「DIVA」名義。センター:秋元才加)'''
'''選抜メンバー(「DIVA」名義。センター:秋元才加。★はボーカル)'''
* チームA:[[大家志津香]][[倉持明日香]]、[[中田ちさと]]、[[仲谷明香]]、[[松原夏海]]
* チームA:[[大家志津香]]、★[[倉持明日香]]、[[中田ちさと]]、[[仲谷明香]]、[[松原夏海]]
* チームK:[[秋元才加]]、[[内田眞由美]][[梅田彩佳]]、[[田名部生来]]、[[野中美郷]]
* チームK:★[[秋元才加]]、[[内田眞由美]]、★[[梅田彩佳]]、[[田名部生来]]、[[野中美郷]]
* チームB:[[小林香菜]][[佐藤亜美菜]][[佐藤夏希]]、[[鈴木まりや]][[近野莉菜]][[増田有華]]
* チームB:[[小林香菜]]、★[[佐藤亜美菜]]、★[[佐藤夏希]]、[[鈴木まりや]]、★[[近野莉菜]]、★[[増田有華]]
* SKE48チームS:[[大矢真那]]
* SKE48チームS:[[大矢真那]]
{{Clear}}
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** [http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIZM-63/ 通常盤Type-A]
** [http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIZM-63/ 通常盤Type-A]
** [http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIZM-65/ 通常盤Type-B]
** [http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIZM-65/ 通常盤Type-B]
* AKB48公式サイト
** [https://www.akb48.co.jp/about/discography/detail_cd/?media_id=27&po=2 通常盤Type-A]
** [https://www.akb48.co.jp/about/discography/detail_cd/?media_id=27&po=4 通常盤Type-B]
** [https://www.akb48.co.jp/about/discography/detail_cd/?media_id=27&po=5 劇場盤]


{{AKB48}}
{{AKB48}}
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