上村ひなの

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日向坂46
上村 ひなの （かみむら ひなの）
2020年日向坂46プロフィール 上村ひなの.jpg
所属事務所

ソニー・ミュージックレーベルズ

生年月日

2004年4月12日 （15歳）

出身地

東京都

血液型

AB型

身長

161cm[1]

合格期

3期

選抜回数

3回

サイリウム

赤エメラルドグリーン[2]

オーディション番号

20（坂道合同 SHOWROOM）

表示・トーク・編集・履歴

上村 ひなの（かみむら ひなの、2004年4月12日[3][4] - ）は、日向坂46のメンバー。東京都出身[3][4]。ソニー・ミュージックレーベルズ所属。

略歴

生い立ち

幼少期はAKB48が好きだったが、曲はあまり知らなかった[5]。小学5年生の頃、テレビの音楽番組で見た乃木坂46の「あの日僕は咄嗟に嘘をついた」、「何度目の青空か?」に感動し、アイドルの曲が好きになった[5]。これをきっかけに乃木坂46、特に西野七瀬のファンになり[6]、欅坂46・けやき坂46（現・日向坂46）のことも同様に好きになった[5] [注 1]。その後、これら坂道シリーズの握手会に参加し[7][6]、グッズも集めるようになる。乃木坂46のライブDVDを見たことや[8]、あるアイドルがライブの時の景色を「ペンライトの光が綺麗でまるで空の中にいるよう」と語っていたのを聞いたこと [9]などをきっかけに、中学1年生のときに自身もアイドルになり[10]、坂道シリーズの一員となることを志した[11]。

2018年

春、乃木坂46の4期生、欅坂46の2期生、けやき坂46の3期生を募集する[12]「坂道合同オーディション」が行われることを知り[6]、オーディションに先駆けて開催された応募希望者のためのセミナーに参加[6]。シード権を得て2次審査からオーディションに参加した[11]。オーディション期間中、乃木坂46のライブを見て、アイドルへの憧れが強まった[8]。

8月19日、「坂道合同オーディション」に合格[12]、MEN'S NON-NO賞を受賞した[13]。オーディションでは乃木坂46西野七瀬のソロ曲「もう少しの夢」を歌った。12月6日、けやき坂46に唯一の3期生として加入することが発表された。上村は当時中学2年生の14歳であり[4]、けやき坂46最年少メンバーとなった。12月6日、公式ホームページにプロフィール掲載[14]。

12月10日、 日本武道館で開催された「欅坂46 2期生／けやき坂46 3期生『お見立て会』」にて初お披露目[10]。 「お見立て会」では「誰よりも高く跳べ!」のセンター[15]、「W-KEYAKIZAKAの詩」で欅坂46の2期生・藤吉夏鈴とのWセンター[15]を務めた。翌11日から12月13日まで行われた 「ひらがなくりすます2018」にも登場し[16]、初パフォーマンスから4日続けて武道館のステージに立った。

2019年

1月25日、「PlatinumFLASH vol.8」で初グラビア[6]。2月27日発売の欅坂46の8枚目シングル「黒い羊」では楽曲には参加していないものの、特典映像に出演した。2月11日、けやき坂46が日向坂46に改名[17]。

3月27日、日向坂46のファーストシングル『キュン』でメジャーデビュー。4月19日、テレビ朝日「ミュージックステーション」に初出演[18]。4月24日、 カンコーとストライプインターナショナルが販売するセレクト制服ブランド「earth music&ecology KANKO Label」のビジュアルキャラクターに起用された[19]。7月21日（20日深夜）放送のニッポン放送「日向坂46のオールナイトニッポン0（ZERO）」でラジオ初出演[20]。9月9日、「ゆうがたパラダイス」でラジオ生放送初出演[21]。12月31日、第70回NHK紅白歌合戦に日向坂46の一員として初出場を果たした[22]。

2020年

1月16日（15日深夜）から放送された「DASADA」でテレビドラマ初出演を果たす。1月16日発売の『blt graph. vol.51』で初めて雑誌の単独表紙を飾った[23][24][25]。

人物

キャラクター

愛称は、ひなのなの、ひなの、ひーちゃん、なのちゃん、なのなの、なの、かみむらさん、にまるちゃん[注 2] [26]。 チャームポイントは金魚の形をした目[6][27]と大きな手[27]。幼い頃より母から言われてきたことから、チャームポイントになるのではないかと考えた[6][27]。

サイリウムカラーはレッドとターコイズ[注 3]、のちレッドとエメラルドグリーン[28][29]。

一人っ子[30]である。

キャッチフレーズは 「いつでもどこでも変化球、ひなのなの」[31][32]。 けやき坂46の2期生がテレビに初出演した際にキャッチフレーズを披露しているのを見て、いつかアイドルになった時のために考えた。 鏡の前で毎日練習していたという[33]。ここでの「変化球」は予測不能な言動を表す比喩であり、野球の用語ではない[29]。なお、上村は野球に詳しくない[29]。また、「ひなのなの」という言葉は語呂合わせで考えたもので、上村が日常生活で語尾に「〜なの」とつけて話しているわけではない[29]。

変わった子[13]、独特の感性を持つ[24]などと評されることが多く、少しは自覚している[13]。また、個性がある方が人として魅力的だと考えている[27]。一方で、自分の性格を心配性で[34]、幼少期から引っ込み思案で恥ずかしがり屋だったとしている[33]。

中学校での部活は美術部。自身が考案したキャラクターに、もちまる子[35][36]、でこまる子[37][36]、タピオカまる子[36]、ハートまる子[36]がいる。オリジナルキン肉超人のぐるぐーるマン[38]がいる。

嗜好

好きな食べ物は赤い色の食べ物[10][39]、冷麺[29]、回鍋肉[30]、マカロン[34]。赤い色の食べ物とは、具体的には苺[4][10][27]や苺味のもの[40]、トマト[27]、明太子[29]、辛いもの[4][10]、肉[26]などを指す。好きなおにぎりの具に明太子[2]、好きな果物にいちご[41]を挙げ、アイスやゼリーもクレープもストロベリー味を好む[2]。オーディションでは「赤いものに好かれている」[42]、「赤い食べ物が大好きで金魚の形の目をしているので赤色に縁があるが、赤色はそんなに好きではない」[6]といった意図不明のアピールをした引用エラー: 無効な <ref> タグです。数が多すぎるなどの理由で名前が無効です。

好きな寿司のネタはサーモン、甘エビ、うに[30]。好きなご飯のお供は深谷ねぎラー油[43]。苦手な食べ物は豚足[29][43]。マイブーム [注 4]はオリーブ・オイルで、納豆にオリーブオイルをかけて食べていた[44]。

花や雑草などの植物に関心があり[29][45]、好きな植物は ヒメオドリコソウ[46]。上村はヒメオドリコソウの魅力にピンク色の花とハート形の葉が可愛いところを挙げている[47]。花好きが高じて小学生の時に栽培委員に2年連続立候補したが、栽培委員になることはできず、それでも諦めきれずに中学校1年生の時に植物係に就任した[45]。

好きな色はターコイズ[28]、エメラルドグリーン[28]のような水色と緑色の中間の色[48]。好きな動物は猫[13]、パンダ[49]。好きなアニメのキャラクターは「アドベンチャー・タイム」のプリンセスバブルガムとキャンディーピープル[30]。

趣味

趣味は読書[29][50]、「相棒」「科捜研の女」などの刑事ドラマや「ドクターX」などの医療ドラマの再放送を見ること[29][50]、音楽を聴くこと[29]、考え事[51]。好きな本のジャンルはミステリー小説で[33]、好きな作家に湊かなえを挙げている[27]。 考え事は、最後には何を考えていたか忘れてしまうためか、落ち込んでも引きずることは少ない[52]。

内向的な性格のため幼少期から一人で遊ぶことが多く、人形やぬいぐるみ、小さなフィギュアを使った人形遊びを幼稚園の頃から中学1年生まで続けていた[5]。また、小学6年生から中学1年生まで、想像の世界で30人ほどのアイドルを育成し、それぞれのアイドルの設定をノートにまとめていた[注 5][5][10]。

いつか叶えたい夢を「夢ノート」に書いている[25]。「夢ノート」には雑誌のソロ表紙を飾ることも書いていたが、2020年1月に実現した[25]。

特技

 特技は早歩き[4][13]、一輪車[30]、坂道シリーズの話をすること[15]。早歩きは、夏の暑い日に早く家に帰ろうととしたところ、速いことに気づいたという[13]。 「ひらがな推し」ではオードリーの春日俊彰と早歩きで対決するが敗北し、特訓してリベンジすることを望んでいる[33]。

一般社団法人日本マナーOJTインストラクター協会が認定するソーシャルマナー3級を保有し、Eテレ『沼にハマってきいてみた』に出演した際には分離礼を披露している[53]。

『日向坂で会いましょう』での大喜利企画で、「人気実力ともに若林（オードリー若林正恭）と同格の有名人は？」というお題に対して「上沼恵美子さん」と 回答するなどの活躍を見せた[54]。MCの若林は上村の持つ大喜利の才能を評価し、「じきに見つかるだろうな」と将来を期待している[54]。

苦手なものはスポーツ[13]、自撮り[30]。ダンスを小学2年生から6年生まで4年間学んでいたが[33]、「習っていたとは思えないぐらいヤバイ」と自虐している。

日向坂46

日向坂46にいると「自然と明るく素直になれる」といい、そういった新しい自分に出会わせてくれた人たちに、少しでも恩返しをしていきたいと述べている[55]。 グループ内での自身の立ち位置について、最年少のメンバーであること、1番最後に加入した3期生ということをわきまえた上で自分らしさを出していけたら良いと考えている[56]。先輩は自分にのびのびさせてくれるが、礼儀を忘れてはならず、甘えているだけではいけないとしている[56]。

日向坂46で好きな楽曲は「期待していない自分」[57][27]「ときめき草」[30]。ソロ曲の「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」は、初めて歌詞を読んだとき「私のことみたい」と感激した[58]。

週刊誌「FRIDAY」（講談社）のオフショット連載『日向撮』の中で、金村美玖に「奇妙な動きとかファンタジックな言動とか、すべてが予測不能」、丹生明里に「変化球すぎて、たまに会話のキャッチボールができない」、齊藤京子に「相当な変わり者だと思う」と評されるなど、グループの中でも変人とみなされている。井口眞緒もブログで上村のことを「どんどんAB型の片鱗が見えはじめ、とても面白い子」と上村の独特な感性を表現している。

一方、 小坂菜緒は「意外とすっごいかっこいい声出すんだよね。めっちゃうまい」と上村の歌唱力を評価している。　

けやき坂46加入前から渡邉美穂のファンであり、握手会にも参加していた[7]。

欅坂46

欅坂46の2期生とは坂道合同オーディションの配属が発表されてからずっと一緒に活動していたため、グループは違うが仲間だと思っている[59]。

ファン

上村のファンとして著名な人物に、どきどきキャンプの佐藤満春がいる。佐藤は日向坂46デビューシングル「キュン」ヒット祈願ために「ひらがな推し」で行われた駅伝ロケに同行した際に、1区を走った上村に「とても長かったです」と感情を取り繕うことなく吐露されると、自身の6歳の子供を重ねて号泣した[60]。後日、上村推しなのかと尋ねられた佐藤は、上村に対して涙腺が弱いとしながらも[注 6]、推しメンについての言及を避けている[60]。しかし、 「ひなくり2019 ～17人のサンタクロースと空のクリスマス～」に参加した際にはメンバーの中で特に上村を賞賛し[61]、のちに上村と松田好花推しであることを認めている[62][63]。

ギャラリー

けやき坂46

  • 2018年

    2018年

日向坂46

参加曲

シングルCD選抜曲

日向坂46

出演

テレビドラマ

  • DASADA（2020年1月16日 - 、日本テレビ） - 五反田すみれ役

イベント

  • Rakuten　GirlsAward　2019　SPRING／SUMMER（2019年5月18日）- 幕張メッセ

脚注・出典

  1. ^ 欅坂46、2期生に“元銀行員”加入 坂道最年少13歳は天下取り宣言 - ORICON NEWS 2018年12月11日
  2. ^ a b c 100回目のブログ - 上村ひなの公式ブログ（日向坂46公式サイト） 2019年11月2日
  3. ^ a b テンプレート:Cite web
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  14. ^ けやき坂46三期生、新メンバー公開! - 欅坂46公式HP 2018年12月6日
  15. ^ a b c テンプレート:Cite web
  16. ^ テンプレート:Cite web
  17. ^ けやき坂46が「日向坂（ひなたざか）46」に電撃改名 - 日刊スポーツ 2019年2月11日
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  31. ^ 日向坂46 上村ひなのはアイドルとして逸材だーー初ソロ曲から歌声の魅力を分析 - リアルサウンド 2019年9月12日
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  41. ^ 60,今ね、とても友達が欲しいんです。気を使わずに何でも話せて一緒にどこへでも行けるような友達。そんな友達、欲しいもんだ。 - 上村ひなの公式ブログ（日向坂46公式サイト） 2019年6月30日
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  56. ^ a b テンプレート:Cite web
  57. ^ 日向坂46に改名前に発表された楽曲のため、「けやき坂46」名義である。
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  60. ^ a b テンプレート:Cite web
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  63. ^ テンプレート:Cite web

外部リンク

 
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新聞・雑誌
  1. ^ 欅坂46での推しは長濱ねる、けやき坂46での推しは渡辺美穂。
  2. ^ 坂道合同オーディションの時のshowroom審査での呼称。エントリーナンバー20番にちなむ。
  3. ^ ターコイズブルーのこと。
  4. ^ 2019年時点。
  5. ^ なお、このノートは中学1年生の終わりに「もう恥ずかしいな」と思い、処分している。
  6. ^ メンバーの中で唯一初対面だった上村のことを事前によく調べていたため、感情移入しやすかったという。
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